JPS6134230Y2 - - Google Patents

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JPS6134230Y2
JPS6134230Y2 JP14030581U JP14030581U JPS6134230Y2 JP S6134230 Y2 JPS6134230 Y2 JP S6134230Y2 JP 14030581 U JP14030581 U JP 14030581U JP 14030581 U JP14030581 U JP 14030581U JP S6134230 Y2 JPS6134230 Y2 JP S6134230Y2
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JP
Japan
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low light
light
low
reflector
headlamp
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JP14030581U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自転車の走行により被動されるダイ
ナモを電源とする自転車用ライトに関し、更に詳
しくは、ハイ、ロー用ライトの2灯を一体化せし
めてなるライトを、前車輪を挾んで左右別々に取
付けるところの4灯式の前照灯に係るものであ
る。この種前照灯はハイ、ロー、全灯の3段段切
換えスイツチを備えているものであり、また通常
の前照灯と同様、一般には車両と一体に取付けら
れている為、夜間走行中右または左に走行方向を
変更するとき車両の向いた方向にしか照射するこ
とができず、この為に曲ろうとする方向と前照灯
の照射方向とにズレが生じ、したがつて、乗車者
は方向変更のときにあつては常に暗い方向に進ま
ざるを得ずこのため非常に危険であつた。斯る危
険を除去するが為に方向変更の際、当該変更側に
前照灯を廻動して車両の進行方向に偏光せんとし
たもの等が提供されてきたは既知の通りである。
然し乍ら、方向変更の際、即ちカーブを曲る時に
は通常走行速度を落す関係上、必然的に前照灯の
照度が低下して暗くなり安全性において問題があ
る等の難点を有していた。
そこで本考案は斯様なことに鑑み、進行方向変
更のとき同時に前照灯本体におけるローライトの
照射位置を自転車の進行方向に偏光し得ると共に
当該照射位置の移動と同時に該ローライトの照度
を低下させることなく明るくせんとした4灯式の
自転車用前照灯を提供せんとするを目的としてな
されたものである。以下図面に就いて本考案実施
例の1例態様を説明する。図において1は自転車
のハンドル前方部等において所要間隔を介して左
右別々に取付けられるところの前照灯本体であ
り、これら前照灯本体は共にそのボデー11内に
ハイ及びロー用ライトの2灯を組込んでなるもの
で、ハイ用ライト12は内側、即ち中央側に、ま
たロー用ライト13は外側に位置して構成されて
いる。14はロー用ライト13において上下周縁
14A,14Bを支軸15A,15Bにてケーシ
ング16に取付け該ケーシングに内装した反射鏡
であり、支軸15A,15Bを支点として右もし
くは左側の何れかの一方向に回転することができ
るようにしたものである。17はロー用ライトの
反射鏡14の裏面14C一側において支軸から横
方向に適当距離を隔てた個所に取付けた回転自在
の取手であり、該取手にはその後方より挿入され
ているプツシプルケーブル18の一端が連結され
ている。しかして当該ケーブルを牽引することに
より反射鏡14が支軸15A,15Bを支点とし
て右もしくは左側の何れかの一方向に回転するこ
とができるように構成したものであり、具体的に
は右側に存在する前照灯本体におけるロー用ライ
トのものは右方向に、また左側に存在する前照灯
本体におけるロー用ライトのものは左方向に回転
するものである。尚、19は豆電球、19Aは豆
電球のソケツトである。2はハンドル等手元に取
付けた前照灯本体の可動操作機構であり、基鈑2
1に軸22にて廻動自在に支承した2本の操作レ
バー23及び後述する前照灯本体の電気回路のマ
イクロスイツチ24並びに当該スイツチとは別に
ハイ、ロー、全灯の切換えをなす3段切換えスイ
ツチ25を具有している。操作レバー23には一
端を、前照灯本体におけるロー用ライトの反射鏡
取手17と連結したプツシプルケーブルの他端が
結着されており、またマイクロスイツチは操作レ
バーの取付基端26下部に配設されている。そし
てこのマイクロスイツチのスイツチ部凸起27は
それぞれ操作レバーの取付基端26と接触して位
置し該レバーの廻動により出没するように設けた
ものであり、本実施例のものにあつては第5図実
線に示すように何れも操作レバー23が直立状態
にあるときには露出しており、またこれを前記プ
ツシプルケーブルを牽引すべくして右側に廻動し
たときには取付基端26により下部に押し込まれ
るように構成したものである。また第7図は前照
灯本体及びその可動操作機構並びにダイナモ3等
の相互関係を示した配線図であり、左右前照灯本
体のハイ用ライトの回路、左側前照灯本体のロー
用ライトの回路及び右側前照灯本体のロー用ライ
トの回路の3回路とし、3段切換えスイツチ25
は3回路3接点スイツチで、また操作レバーの下
部に配してなるマイクロスイツチ24は共に2回
路2接点スイツチとしたものである。そして3段
切換えスイツチがハイ、ロー、全灯の如何なる位
置においても左右何れかの操作レバーを作動する
と必ず作動側のロー用ライトと左右ハイ用ライト
が点灯し、被作動側のロー用ライトが消灯してそ
の出力を前記作動側のロー用ライトにふりむけら
れるような配線構造にしたものであり、図におい
て24Aは左側前照灯本体のロー用ライト13A
の反射鏡を可動せる操作レバー23Aと連動する
マイクロスイツチ、24Bは右側前照灯本体のロ
ー用ライト13Bの反射鏡を可動せる操作レバー
23Bと連動するマイクロスイツチ、28Aは3
段切換えスイツチにおけるロー用ライトのスイツ
チ接点、28Bは同じくハイ用ライトのスイツチ
接点、28Cは同じく全灯用のスイツチ接点であ
る。
以上のように構成した前照灯本体及びその可動
操作機構並びに配線構造を具有する本考案のもの
に於いては、進行方向変更の際、可動操作機構の
操作レバーを作動することにより曲がらんとせる
側に存在する前照灯本体のロー用ライトを、その
照射効度を低下させることなく車輛の進行方向に
偏光し得るようにしたものであつて、次にその動
作を説明する。夜間車輛が直進走行しているとき
にあつては左右照灯本体のハイ用ライト12は勿
論のこと、ロー用ライト13A,13Bもその反
射鏡が第3図実線に示す如くケーシング16に対
し真正面を向いて位置し、前方を照射するように
なつているものであり、反射鏡と緊張せるプツシ
プルケーブル18を介して連結した可動操作機構
の操作レバーは何れも第5図実線に示す如く直立
状態に位置して存在し、これら操作レバーの取付
基端26と接触しているマイクロスイツチのスイ
ツチ部凸起27は何れもスイツチ外部に露出して
いる状態にある。そして配線図に示すようにマイ
クロスイツチとは関係なく3段切換えスイツチ2
5によりハイ、ロー、若しくは全灯の点灯切換え
が適宣なされるものである。しかしてこの状態に
あつて方向変更、即ちカーブを曲る場合にはその
方向に応じて可動操作機構における2本の操作レ
バーのうちその何れかのレバーを廻動するもので
あつて、今例えば全灯が点灯状態(第7図ロ参
照)にあつて右方向に曲るときには操作レバー2
3Bを第5図鎖線に示す如くプツシプルケーブル
18を牽引すべく方向に廻動すれば、プツシプル
ケーブルが牽引され該ケーブルの一端と取手17
を介して接続している右側前照灯本体におけるロ
ー用ライト13Bの反射鏡が前記牽引動作の伝達
により後方に引かれ第3図ロの実線状態から支軸
15A,15Bを支点として右方向に回転し同ラ
イトの照射位置が同方向に移動する、と同時に前
記操作レバー23Bの廻動によりその取付基端2
6がマイクロスイツチ24Bのスイツチ部凸起2
7を露出状態から強制的に下方へ押動する。この
スイツチの押動によりマイクロスイツチ24Bに
おいてはその作動板29が共に常時(被作動時)
の接点から離反して作動時の接点と接触して左側
前照灯本体におけるロー用ライト13Aの電路が
閉じられ消灯する(第7図ハ参照)。該左側ロー
用ライト13Aの消灯によりダイナモ3からの出
力が点灯回路を形成している右側ロー用ライト1
3Bにふりむけられ電圧が上昇してその照度を増
すものである。尚、この場合においては前述した
ように走行方向変更のとき制動をかけ自転車の走
行速度を直進走行速度より若干ゆるめる関係上、
ダイナモの出力電圧が若干低下するものである
が、左側ロー用ライトを消灯してその出力を右側
ロー用ライトにふりむけるものであるから、した
がつて、ダイナモの出力電圧が低下しても前記右
側ロー用ライト13Bは直進走行状態と同時、ま
たはそれ以上の照度が得られるものである。次に
この状態から直進走行状態に至つたときには先の
操作レバー23Bを廻動して以前の状態に戻すこ
とによりプツシプルケーブル18による反射鏡の
牽引状態が解かれ反射鏡は回転して原状の状態に
復して正面前方を照射する位置に帰るものであ
り、と同時にマイクロスイツチ24Bにおける作
動板29も共に作動時の接点と離反して常時の接
点と接触して左側ロー用ライト13Aの電路が開
かれて点灯するものである。しかしてこのような
ロー用ライトの反射鏡の回転及び電路の開閉は自
転車の進行方向を直進走行から左方向に変更した
ときにもなされるものであり、即ち左側前照灯本
体におけるロー用ライト13Aの反射鏡が左方向
に回転すると共に、マイクロスイツチ24Aにあ
つてはその作動板29が共に常時接点から離反し
て作動時接点と接触して右側ロー用ライト13B
の電路を閉じて該ライトを消灯するものである。
しかしてまたこのようなことは全灯を点灯してい
る場合だけでなく、3段切換えスイツチ25によ
るハイ若しくはロー用ライトのみを点灯している
場合でも同様になされるは勿論のこと、これらの
場合には前述したように操作レバーの作動時にあ
つては必ず左右のハイ用ライトも点灯するもので
あり、今例えばロー用ライトのみを点灯している
状態(第7図イ参照)において右方向に曲るべく
して操作レバー23Bを廻動すれば右側ロー用ラ
イト13Bの反射鏡が右方向に回転すると共に左
側ロー用ライト13Aの電路が閉じられ消灯する
と同時にマイクロスイツチ24Bの作動板29の
接触接点変更により左右ハイ用ライトの電路が開
かれてこれらライトは点灯するものである(第7
図ニ参照)。尚、本実施例のものにあつてはロー
用ライトの反射鏡と操作レバーとはプツシプルケ
ーブルにより連結したものであるが、これをワイ
ヤーケーブルに代えて用いてもよく、この場合に
は支軸15A,15Bの個所にネジリバネを捲装
する。また、マイクロスイツチは操作レバーの動
作を直接受けて作動するよう可動操作機構2に内
蔵したものであるが、これを第6図に示す如くそ
れぞれロー用ライトのケーシング内にセツトし反
射鏡の回転に伴つて動作を行なわしめるようにし
てもよい。
斯様に本考案のものは実施例で説明したように
夜間走行中直進走行状態から左右に方向を変更し
ようとするとき、曲がらんとせる側に存在する前
照灯本体におけるロー用ライトの反射鏡を同方向
に回転させてライトの照射位置を移動せしめると
同時に、回転せるロー用ライトの照度を低下させ
ることなく直進走行状態と同等またはそれ以上に
明るくせしめると共に、前照灯本体の点灯状態が
ハイ、ロー、全灯の如何なる場合にあつても前記
操作レバーの作動時には必ず左右のハイ用ライト
が点灯するようにしたものであるから、横方向を
照射するロー用ライトと前方を照射する左右のハ
イ用ライトが存在することとなり、したがつて、
曲がらんとする方向と前照灯本体の照射方向とに
ズレが生じることなくその進行方向をよく照ら
す。よつて安全に走行することができる等、自転
車の前照灯として交通安全上極めて有益なもので
ある。また本考案のものはその構成及び配線構造
等からして両方の操作レバーを同時に作動した場
合には左右のロー用ライトがそれぞれの方向に偏
光し且つ全灯が点灯するので、ライト全体の照射
範囲を乗車者の自由に横方向に広げることもでき
至便である。更に又、本考案のものは上述したよ
うにその構造が比較的簡単で、また前照灯本体に
おけるロー用ライトの反射鏡の回転と電気回路の
電路切換え動作が共に可動操作機構の操作レバー
により直接または間接的になし得るものであるか
ら、その取扱い操作が容易である等の効果を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の1実施例を示すものであり、第
1図は本案の取付状態を表わす原理的線図、第2
図は前照灯本体におけるロー用ライトの横断面
図、第3図は1部欠切した前照灯本体の平面図
で、イは左側前照灯本体、ロは右側前照灯本体、
第4図は本考案を構成する前照灯可動操作機構の
平面図、第5図は同じく正面図、第6図は本考案
による他の実施例に係る前照灯本体で、1部欠切
した平面図、第7図イ,ロ,ハ,ニは本案の各作
動状態における電気回路を示す配線図である。 1……前照灯本体、12……前照灯本体のハイ
用ライト、13……前照灯本体のロー用ライト、
14……ロー用ライトの反射鏡、15A,15B
……反射鏡の支軸、16……ロー用ライトのケー
シング、17……回転取手、18……プツシプル
ケーブル、2……前照灯本体の可動操作機構、2
3……操作レバー、24……マイクロスイツチ、
25……3段切換えスイツチ、28A……ロー用
接点、28B……ハイ用接点、28C……全灯用
接点、3……ダイナモ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボデー内にハイ及びロー用ライトの2灯を組込
    んで且つハイ、ロー、全灯の3段切換えスイツチ
    を有してなる前照灯本体を、所要間隔を介して左
    右別々に取付けるようになしたダイナモを電源と
    する4灯式の自転車用前照灯に於いて、前照灯本
    体におけるロー用ライトの反射鏡を、ロー用ライ
    トのケーシング内に反射鏡の上下周縁を支軸によ
    り支承して右または左側に回転することができる
    ように支承し、この反射鏡の裏面一側部に回転自
    在の取手を設けてこの取手と、ハンドル等手元に
    取付けられる前照灯本体の可動操作機構に設けた
    左右何れかの操作レバーとを緊張ケーブルを介し
    て接続すると共に、前記3段切換えスイツチとは
    別に操作レバーの廻動動作と連動してロー用ライ
    トの電路を開閉せるマイクロスイツチを可動操作
    機構或いはロー用ライト内に設置して前照灯本体
    の電気回路を前記3段切換えスイツチがハイ、ロ
    ー、全灯の如何なる位置になつても左右何れかの
    操作レバーを可動すると必ず可動側のロー用ライ
    トと左右ハイ用ライトが点灯し被可動側のロー用
    ライトが消灯してその出力を可動側のロー用ライ
    トにふりむけるようにした配線構造となし、以つ
    て操作レバーを可動することにより前照灯本体の
    ロー用ライトにおける反射鏡の廻動操作と点灯回
    路の開閉操作を同時になし得るようにしたことを
    特徴とする自転車用前照灯。
JP14030581U 1981-09-21 1981-09-21 自転車用前照灯 Granted JPS5845183U (ja)

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JP14030581U JPS5845183U (ja) 1981-09-21 1981-09-21 自転車用前照灯

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JPS5845183U JPS5845183U (ja) 1983-03-26
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