JPS6133979B2 - - Google Patents

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JPS6133979B2
JPS6133979B2 JP54133720A JP13372079A JPS6133979B2 JP S6133979 B2 JPS6133979 B2 JP S6133979B2 JP 54133720 A JP54133720 A JP 54133720A JP 13372079 A JP13372079 A JP 13372079A JP S6133979 B2 JPS6133979 B2 JP S6133979B2
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JP
Japan
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valve
intake
intake valve
negative pressure
passage
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JP54133720A
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Tadahiko Ito
Yasufumi Tsunetomi
Akira Takahashi
Katsuo Akishino
Katsuyuki Tsuji
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Publication of JPS5656941A publication Critical patent/JPS5656941A/ja
Publication of JPS6133979B2 publication Critical patent/JPS6133979B2/ja
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は弁作動停止機構を有したエンジンに関
するものである。
一般に、吸気通路に設けられた絞りにより燃焼
室内に供給される混合気の量を調節して出力を制
御するエンジンにおいては、混合気流量の少ない
低速低負荷運転時には燃焼室内に生じる比較的強
力な渦流によつて、燃焼速度が増大し、安定した
燃焼を得、このため、排気ガス中未燃焼成分が低
減するとともに燃費が向上傾向を有している。
しかしながら、上記渦流を得るために吸気ポー
トを螺旋形状とし、又は吸気弁にシユラウドを設
け、若しくは燃焼室内に吸気弁開口部を一部覆う
遮蔽部材を設けた構造によれば、混合気流量の多
い高速高負荷運転時に吸気抵抗を生じ混合気流量
を制限するため、エンジンの最高出力を低下せし
め、燃料費を悪化せしめる不具合が生じる。
本発明は上記に鑑み提案されたもので、エンジ
ンの燃焼室に開口し、同燃焼室に吸気を供給する
とともに、上記開口を介して上記燃焼室内に流入
した吸気が同燃焼室内で渦流を形成するように設
けられた第1吸気ポート、上記燃焼室に開口し、
同燃焼室に吸気を供給するとともに、上記第1吸
気ポートより大径に形成された第2吸気ポート、
上気第1吸気ポートを開閉する第1吸気弁、上気
第2吸気ポートを開閉する第2吸気弁、上記第1
吸気弁を常時開閉作動する第1吸気弁駆動装置、
上記第2吸気弁を開閉作動する第2吸気弁駆動装
置、同第2吸気弁駆動装置に設けられて上記第2
吸気弁の開閉を停止する弁作動停止機構、及び低
速低負荷運転時と低速高負荷運転時を検出して上
記弁作動停止機構を作動せしめ上記第2吸気弁を
閉じた状態に保持せしめるとともに、低速中負荷
運転時と高速運転時を検出して上記弁作動停止機
構を不作動となし上記第2吸気弁を開閉せしめる
制御装置を備えたことを特徴とする弁作動停止機
構を有したエンジンを要旨とするものである。
本発明によれば、運転状態を検出した弁作動停
止機構を作動し、低速低負荷運転時の燃焼を安定
せしめ、低速高負荷運転時の最大トルクを向上せ
しめ、特に燃費を著しく改良するとともに、高速
運転時の出力を向上する効果を奏する。
以下本発明の第1実施例を第1図〜第10図に
沿つて説明する。
2はシリンダヘツド4とシリンダブロツク6を
有しピストン8が配設された燃焼室10が形成さ
れたエンジンである。同燃焼室10には互いに独
立した小径の第1吸気ポート12と大径の第2吸
気ポート14が連通され、それぞれ第1吸気弁1
6と第2吸気弁18とにより開閉されるよう形成
されている。
20は排気弁22を有した排気ポートで、排気
マニホルド24を介して図示しない排気管に連通
され、燃焼室10の排気ガスを排出する。
26は1次通路28と2次通路30を有した気
化器で、それぞれの通路が、吸気マニホルド32
の1次通路34と2次通路36を介して第1吸気
ポート12と第2吸気ポート14に連通されてい
る。上記気化器の1次通路28には小ベンチユリ
38,大ベンチユリ40,スロツトル弁42が設
けられ、又、2次通路30にも同様に小ベンチユ
リ44、大ベンチユリ46、スロツトル弁48が
設けられており、1次通路28は小径で小流量の
混合気形成に都合良く、2次通路30は大径で大
流量の混合気形成に都合良く構成され、さらにス
ロツトル弁48は周知の手段によりスロツトル弁
42開作動後に開作動するよう構成されている。
又、両小ベンチユリ38、44及びスロツトル弁
42の上流端縁50近傍上下には、周知の手段に
より燃料又は空気と燃料の混合物が供給されてい
る。
52は第1吸気弁16を開閉作動する第1吸気
弁駆動装置で、カム軸54に設けられた第1カム
55によりロツカ軸56を中心に揺動される第1
ロツカアーム58を有し、同第1ロツカアーム5
8の揺動端60に設けられたアジヤストスクリユ
ウ62によつて、第1吸気弁16の弁棒端64を
押圧し、スプリング66の付勢力に抗した該第1
吸気弁16を開閉作動する。
68は第2吸気弁18を開閉作動する第2吸気
弁駆動装置で、カム軸54に設けられた第2カム
70によりロツカ軸56を中心に揺動される第2
ロツカアーム72を有し、同第2ロツカアーム7
2の揺動端74に設けられた弁作動停止機構76
のプランジヤ8によつて、第2吸気弁18の弁棒
端80を押圧し、スプリング82の付勢力に抗し
て吸気弁18を開閉作動し、又は閉位置に保持す
る。
上気第1吸気弁駆動装置52は、第1吸気弁1
6を低速低負荷運転に適したように、弁リフトを
小さく、弁開期間を短かく且つ排気弁22の弁開
期間とのオーバーラツプを少なくするように開閉
作動し、これに対し第2吸気弁駆動装置68は第
2吸気弁18を高速高負荷運転に適したように、
弁リフトを大きく、弁開期間を長く且つ排気弁2
2の弁開期間とのオーバーラツプを大きくするよ
うに開閉作動する。
又、第1吸気ポート14は、低負荷低速運転時
のように混合気流量が少ないときに燃焼室10内
に強力なスワールを生じるように螺旋形に形成さ
れ、且つ、燃焼室10の周壁に沿つた接線方向に
指向して形成され、さらには第1吸気弁16が開
作動したときに一方の開口部分を塞ぐように半環
状の突起17が燃焼室10内に形成されている。
一方、第2吸気ポート16は大量の混合気を燃焼
室10内に効率良く供給するように直線的に、且
つ、燃焼室10の中央方向に指向して形成され
る。
上記弁作動停止機構76は、第2ロツカーアー
ム72の揺動端74に設けられて上記プランジヤ
78が嵌装された油圧室84、同油圧室84に孔
86を介して連通するボール弁室88、同ボール
弁室88に内装されたボール弁90及び同ボール
弁90を付勢するスプリング92、上記ボール弁
室88の弁座94を形成するとともに同弁座94
に連通する孔96が設けられて第2ロツカアーム
72に螺合された弁座部材98、上流ボール弁室
88に孔100を介した連通する大気室102、
同大気室102と切換弁104を介して隔絶され
るとともに同切換弁104に開閉される孔106
によつて上記孔96と連通する油圧供給室10
8、同油圧供給室108を形成するとともに上記
切換弁104のストツパ部材110を有して第2
ロツカアーム72に螺合された蓋部材112、上
記切換弁104をストツパ部材110方向に付勢
するスプリング114の受座116及びリテーナ
118、及び上記油圧供給室108をロツカ軸5
6の油孔120に連通する油通路122を有して
いる。
130は上記弁作動停止機構76の作動装置
で、ロツカ軸56に油圧を供給制御するもので、
ハウジング132間に嵌装されたバルブ134、
同バルブ134の摺動によつて連通制御される油
圧孔136、大気孔138、及び供給孔140を
有している。油圧孔136は油圧源である潤滑油
の供給ポンプ142に連通し、大気孔138は大
気開放され、すなわちエンジン2の図示しないオ
イルパンに連通し、供給孔140はロツカ軸56
に形成された通路144に連通する。バルブ13
4はロツド146を介してソレノイド148に付
勢される駆動部材150に連結され、スプリング
152によつて供給孔140の大気孔138と連
通するように付勢されている。
上記作動装置130のソレノイド148はエン
ジン2の運転状態に応じて各種排気ガス浄化装置
とともに作動されるが以下排気ガス浄化装置を含
む制御装置154について説明する。
156は上記ソレイド148への通電装置で、
電源158、エンジン2のキースイツチと連動す
るスイツチ160、ソレノイド148、及びエン
ジン2の潤滑油温度が所定値以上で閉成される油
温スイツチ162が直列に接続された第1出力回
路164と、後述する点火時期制御装置166に
接続されて回転速度を検出する入力回路168の
信号により、エンジン2の回転速度が所定の値例
えば1700rpm以上のときに回転速度検出装置170
によつて上記ソレノイド148に通電する第2出
力回路172とを有している。174は回転速度
検出装置170と電源158とを接続する電源回
路である。
176は第1出力回路164に介装され、エン
ジン2の中負荷運転領域に第1出力路164を閉
成するスイツチ178を有した中負荷検出装置
で、気化器26の1次通路28に設けられた第1
負圧孔180の負圧が負圧通路182を介して供
給される負圧室184、同負圧室184の負圧に
応動するダイヤフラム186、同ダイヤフラム1
86とスイツチ178とを連結するロツド18
8、及び負圧室184に配設されスイツチ178
を開方向に付勢するスプリング190を有してお
り、上記第1負圧孔180はスロツトル弁42全
閉位置における該スロツトル弁42の上流端縁5
0上流側近傍に配設されている。
192は排気ガスの還流装置で、還流通路19
4に設けられた第1制御装置196、第2制御装
置198及び第3制御装置200を有している。
第1制御装置196は、気化器26の1次通路
28に設けられた第2負圧孔202の負圧が負圧
通路204を介して供給される負圧室206、同
負圧室206の負圧に応動するダイヤフラム20
8、同ダイヤフラム208に連結されて還流通路
194を開閉するように配設された比較的細径の
第1バルブ212、負圧室206内に配設され第
1バルブ212を閉方向に付勢するスプリング2
14を有している。
第2制御装置198は、気化器26の1次通路
28に設けられた第3負圧孔216の負圧が負圧
通路218を介して供給される負圧室220、同
負圧室220の負圧に応動するダイヤフラム22
2、同ダイヤフラム222に連結されて還流通路
194を開閉するように配設された比較的大径の
第2バルブ224、負圧室220内に配設され第
2バルブ224を閉方向に付勢するスプリング2
26を有している。上記第1バルブ212と第2
バルブ224は還流通路194に並列に配設され
る。
上記第2負圧孔202及び第3負圧孔216
は、スロツトル弁42全閉位置における該スロツ
トル弁42上流端縁50上流側近傍に配設され、
上述の第1負圧孔180とともにスロツトル弁4
2が全閉時及び全開時には実質的に大気圧を発生
し、且つ部分的に開作動したときに最大負圧を発
生するように設けられている。第3制御装置20
0は、スロツトル弁42と一体に設けられたレバ
ー230に、ロツド232を介して連結された第
3バルブ234を有し、同第3バルブ234はス
ロツトル弁42の開動に伴つて摺動作動し、還流
通路194を開作動する。
236は、負圧通路218に連通された大気通
路237を大気開放することにより第2制御装置
198を閉作動する作動装置で、回転速度検出装
置170の第2出力回路172から分岐した第3
出力回路238により通電制御されるソレノイド
240、同ソレノイド240に付勢されるバルブ
部材242、同バルブ部材242を大気通路23
7閉方向に付勢するスプリング244、及びバル
ブ部材242が大気通路237を開放したときに
同大気開放通路237を大気に連通するフイルタ
246を有している。
次に点火時期制御装置166について説明す
る。点火時期制御装置166は、デイストリビユ
ータ250、同デイストリビユータ250の点火
時期を制御する負圧モータ252、同負圧モータ
252の負圧室を負圧通路218に連通する負圧
通路254、デイストリビユータ250の点火信
号を増巾す増巾コイル256、同増巾コイル25
6の高電圧によつて点火作動する点火プラグ25
8を有している。
260はデイストリビユータ250に設けられ
た遅角回路で、回転速度検出装置170の第4出
力回路262により回転速度検出信号例えば回転
速度が1700rpm以下のときに発生する信号によつ
て作動し、デイストリビユータ250の発生する
点火信号を所定期間、例えばクランク角度で10度
遅角せしめ、イグナイタ264を介し増巾コイル
256に該遅角された点火信号を伝達する。
266は第4出力回路262に介装され、エン
ジンの高負荷運転領域に該第4出力回路262を
閉成するスイツチ268を有した高負荷検出装置
で、気化器26の1次通路28に設けられた第4
負圧孔270の負圧が負圧通路272を介して供
給される負圧室274、同負圧室274の負圧に
応動するダイヤフラム276、同ダイヤフラム2
76とスイツチ268を連結するロツド278、
及び負圧室274に配設されスイツチ268を閉
方向に付勢するスプリング280を有しており、
上記第4負圧孔270はスロツトル弁42の下流
側に配設されている。
以下上記構成による本実施例の作用について説
明する。
先ずエンジン2の弁作動停止機構76を含む第
1、第2吸気弁駆動装置52,68の作動につい
て説明する。
ソレノイド148を含む作動機構130が、バ
ルブ134を第3図に示すように供給孔140を
大気孔138に連結するように制御しているとき
には、第2ロツカアーム72の油通路122、及
び油圧供給室108の油圧は実質的に大気圧であ
り、切換弁104は第5図に示すように、スプリ
ング114によつて孔106を閉じ且つ孔100
を大気室102と連通する。このため、第2ロツ
カアーム72の揺動端74に形成された油圧室8
4は、孔86、ボール弁室88、孔100、及び
大気室102を介して大気開放される。
このときカム軸54の第2カム70によつて、
第2ロツカアーム72が揺動されると、揺動端7
4の油圧室84に設けられたプランジヤ78が第
2吸気弁18の弁頭80に当接し、スプリング8
2の付勢力によつて該プランジヤ78が油圧室8
4内に収納されるため、第2ロツカアーム72の
揺動にも拘らず第2吸気弁18は閉位置に保持さ
れる。プランジヤ78が油圧室84内に収納され
るとき、油圧室84に溜つた潤滑油はボール弁室
88、孔100、大気室102を介して吐出され
る。
次に、作動機構130がバルブ134を、ソレ
ノイド148によつ第3図破線で示す如く供給孔
140を油圧孔136に連通するように制御して
いるときには、潤滑油の供給ポンプ142の油圧
がロツカ軸56の通路144、油孔120、油通
路122を介して油圧供給量108に供給され、
切換弁104を第6図に示すようにスプリング1
14の付勢力に抗して作動せしめ、孔106を開
放し、且つ孔100を閉じる。このため、上記油
圧は孔96からボール弁90を介しボール弁室8
8,孔86を介し油圧室84に供給され、プラン
ジヤ78を第4図に示すように突出させる。
このとき、カム軸54の第2カム70によつ
て、第2ロツカアーム72が揺動すると油圧室8
4内に潤滑油が充満され、且つ、密閉されている
ためにプランジヤ78は揺動端74と一体に作動
し、第2吸気弁18をスプリング82の付力に抗
して開作動し、又第2カム70及びスプリング8
2の付勢力によつて閉作動される。
一方、第1吸気弁16は、周知の弁駆動装置と
同様の第1吸気弁駆動装置52により、カム軸5
4と同期して開閉作動される。
次に、作動装置130及び排気ガス浄化装置を
作動する制御装置154の作動について以下回転
速度―出力又はトルク特性図(第7図〜第10
図)に沿つて説明する。
作動装置130のソレノイド148は、通電装
置156により通電制御されるが、互いに並列に
設けられた第1出力回路164と、第2出力回路
172とにより通電制御される。第1出力回路1
64には中負荷検出装置176が配設されてお
り、第1負圧孔180の負圧によつて、第7図A
で示す特性に従いスイツチ178を開閉する。さ
らに第1出力回路164には、エンジン2のキー
スイツチと連動するスイツチ160及び油温スイ
ツチ162が設けられており、エンジン2の始動
前又は潤滑油温度が低いときには第1出力回路1
64は開放されている。
第2出力回路172は回転速度検出装置170
の信号により第7図B(1700rpm)に示す特性に
従いソレノイド148に通電制御する。
上述の如く、第1、第2出力回路164,17
2によつて、第7図斜線で示す領域においてはソ
レノイド148に通電せず、エンジン2は第1吸
気弁16のみを介し燃焼室10内に混合気を吸引
し、第7図のその他の領域においてはソレノイド
148に通電することによつて第1吸気弁16及
び第2吸気弁18を介し燃焼室10内に混合気を
吸引する。
すなわち、エンジン回転速度が低速で、負荷が
低く又は高いときには燃焼室10内に、第1吸気
弁16のみを介し混合気が高速で且つ強いスワー
ルを伴つて供給される。又、エンジン回転速度が
高速時、又は低速であつても中負荷運転時には第
1吸気弁16及び第2吸気弁18を介して混合気
が大量に供給される。
上記作動を第8図に沿つて説明すると、実線C
は第1吸気弁16のみを介して混合気が供給され
る場合の最大トルク特性、破線Dは第1吸気弁1
6と第2吸気弁18を介して混合気が供給される
場合の最大トルク特性、二点鎖線Eは従来の単
一、又は同時に開閉作動される吸気弁により混合
気が供給される場合の最大トルク特性である。
すなわち、従来の特性Eによれば、エンジン回
転速度の上昇に伴ない混合気の充填効率が向上し
てトルクが増加する特性を有しており、吸気弁開
期間を大きくする程この傾向は大きい。しかしな
がら吸気弁開期間を大きくすると低速運転時の充
填効率が著しく低下するために、全運転範囲に恒
つて安定したトルクを発生するように吸気弁開期
間、弁リフト等が設定され特性Eが得られる。
これに対して第1吸気弁16のみによると、吸
気弁開期間を比較的小さく、弁リフトも少なく設
定することができ、実線Cで示すように低速運転
時にトルクが大である特性を有し、さらに、第1
吸気弁16及び第2吸気弁18によると、第2吸
気弁18が吸気弁開期間を充分に大きく、弁リフ
トも大きく設定することができ、破線Dに示すよ
うに高速運転時にトルクが大である特性を有して
いる。
又、特に吸気行程時のポンプ損失の影響が大き
い中負荷運転時には第1,第2両吸気弁16,1
8を開作動し該ポンプ損失を低減する。
排気ガス還流装置192は第1〜第3制御装置
196,198,200及び作動装置236を有
し、排気ガスを燃焼室10に還流するもので、以
下排気ガス還流装置192の作動を第9図につい
て説明する。
第1制御装置196は、実線Fに示す第2負圧
孔202の負圧特性に従つて開閉作動され、図示
斜線領域Foで排気ガスを還流する。すなわち、
アイドル運転を含むスロツトル弁42全閉状態、
及び全開状態においては排気ガスの還流を停止
し、スロツトル弁42の部分開時には細径の第1
バルブ212によつて排気ガスの還流を行なう。
第2制御装置198は、破線Gに示す第3負圧
孔216の負圧特性に従つて開閉作動され、図示
斜線領域Goで排気ガスを還流する。すなわち、
上記第1制御装置196と同様の領域で且つやや
高負荷領域で、太径の第2バルブ224によつて
排気ガスの還流を行なう。さらに、第2制御装置
198は、通電装置156の回転速度検出装置1
70の第3の出力回路238により作動する作動
装置236によつて作動され、該作動装置236
は、特性B(1700rpm)以上のとき、第3出力回
路238を介し、又、特性A以上のときに第1出
力回路164、第2出力回路172、及び第3出
力回路238を介してソレノイド240に通電さ
れ、該ソレノイド240によりバルブ部材242
をスプリング244の付勢力に抗して第3図図示
左方へ移動し、大気通路237を大気開放し、負
圧通路218を大気開放するため、第2制御装置
198は特性B以上で第2バルブ224を閉状態
に保持する。
上記の如く第1制御装置196によつて広い範
囲Foで比較的少流量の排気ガスを還流し、第2
制御装置198によつて低速中高負荷運転範囲
Goで比較的大流量の排気ガスを還流するように
制御しており、さらにスロツトル弁42の開閉に
伴つて摺動作動する第3制御装置200の第3バ
ルブ234により制御される。
次に点火時期制御装置166の作動について説
明する。
デイストリビユータ250は周知の構成で、エ
ンジン2のカム軸54と同期して作動し、点火信
号を発生してイグナイタ264を介して増巾コイ
ル256に該点火信号を伝達し、増巾された高圧
電流をデイストリビユータ250に戻して各気筒
の点火プラグ258に配電し、点火作動せしめ
る。該デイストリビユータ250は、排気ガス還
流装置192の第1制御装置196に供給される
負圧と同一負圧を負圧通路254を介して伝達さ
れる負圧モータ252と、図示しない周知の遠心
進角装置とにより点火時期を制御する。
さらに、上記イグナイタ264には遅角回路2
60が設けられている。同遅角回路230は、高
負荷検出装置266によつて閉成されるスイツチ
268を有した第4出力回路262の信号により
作動し、すなわち、第10図に示すように、特性
B(1700rpm)以下で、且つ、第4負圧孔270
の負圧が所定の負圧を示す特性H(80〜
120mmHg)以下である低速且つ高負荷運転時に
作動し、イグナイタ264の発生する点火信号を
クランク角度で10度遅角させて増巾コイル256
に供給する。
該作動によつて、燃焼室10内の燃焼速度が増
大しているときに、ノツキングを生じることなく
適正な点火時期を得るものである。
上述の如く第1実施例によれば低速運転領域に
は第7図斜線で示す運転範囲で第1吸気弁16の
みを介して第1吸気ポート12により高速で且つ
強力なスワールを伴なつて混合気が供給されると
ともに、第1吸気弁16は低速運転に適した弁リ
フト、吸気弁開期間に設定されているため、燃焼
速度が向上して燃費、最高出力ともに著しく向上
し、さらに排気ガス中の未燃焼成分を有効に低減
する効果を奏し、低速運転領域でも斜線で示す運
転範囲以外の中負荷運転領域においては第1吸気
弁16及び第2吸気弁18を介し大量の混合気が
抵抗少なく供給されるため、吸気ポンプ損失を低
減し、熱効率が向上して燃費が改善される効果を
奏する。
又、高速運転領域には、第1吸気弁16及び第
2吸気弁18を介し第1吸気ポート12及び第2
吸気ポート14から大量の混合気が供給されると
ともに、第2吸気弁18は高速運転に適した弁リ
フト、吸気弁開期間に設定されているため充填効
率が向上して出力、燃費ともに向上する効果を奏
する。
さらに第1実施例においては、第9図Foで示
す領域で第1制御装置196により比較的小流量
の排気ガスを還流し、又、Goで示す領域ではさ
らに第2制御装置198により比較的大流量の排
気ガスを還流しているため、低速低負荷運転領域
から高速高負荷運転領域まで適切な還流制御を行
なう効果を奏する。
又、第2制御装置198は、特性A、又はB以
上のときに作動を停止し、排気ガスの還流を停止
するが、このとき、第1吸気弁16及び第2吸気
弁18が開閉作動されており、特に第2吸気弁1
8は吸気弁開期間が長く該第2吸気弁18の開閉
に伴う排気ガスの吹き返しにより、いわゆる内部
排気ガス還流が生じており、上記第2制御装置1
98の作動を停止することによつて燃焼室10内
に供給される排気ガス量を低減せしめ、その結果
出力、燃費の悪化及びドライバビリテイの悪化を
防止する効果を奏する。
さらに上記第2制御装置198の作動によつ
て、特に第1吸気弁16のみが開閉作動されてい
る燃焼速度の速い範囲においては、排気ガスの還
流量を増大することにより効果的にNOxを低減
せしめるものである。
次に第1実施例においては、第10図に示す第
2負圧孔202の等負圧特性に沿つて点火時期制
御装置166の負圧モータ252により、及び図
示しない遠心進角装置により点火時期が制御され
るが、上記遅角回路260によつて遅角制御され
ている。
このため、特に充填効率が高く燃焼速度の速い
高負荷運転時のノツキング及びNOx発生等を有
効に防止する効果を奏する。
又、上記第1実施例においては、弁作動停止機
構76の作動装置130は、ソレノイド148の
通電装置156にエンジン2のキースイツチと連
動するスイツチ160が設けられ、エンジン停止
時には弁作動停止機構76を非作動状態とするた
め、エンジンの再始動時に弁作動停止機構76の
油圧室84内の油圧が大気開放されているので、
エンジン再始動時のプランジヤ78と第2吸気弁
18の弁棒80との衝突による騒音発生を防止す
るとともに、第2吸気弁18の開閉作動を停止し
て始動性を向上する効果を奏する。
さらに又、第1実施例においては、弁作動停止
機構76の作動装置130は、ソレノイド148
の通電装置156に油温の上昇によつて閉成され
る油温スイツチ162が設けられているため、油
温が低く粘性が高いときには弁作動停止機構76
の油圧室84は大気開放されており、粘性が高い
ことによる作動遅延によつて生じるプランジヤ7
8と弁棒80との衝突による騒音発生及び作動不
良を防止する効果を奏する。
次に本発明の他の実施例を説明する。以下各実
施例において上記第1実施例と同一又は実質的に
同一要素には同一符号を付して説明を省略する。
先ず本発明の弁作動停止機構に関し、以下第1
1図及び第12図に沿つて第2実施例を説明す
る。
280は第2ロツカアーム72の揺動端74に
設けられた弁作動停止機構で、上記揺動端74に
設けられた油圧室282、同油圧室282に嵌装
されたプランジヤ284、上記油圧室282とロ
ツカ軸56の油孔120とを連通する油通路28
6、油圧室282内に配設されて油通路286を
閉じる方向にスプリング288で付勢されたボー
ル弁290、同ボール弁290を支持するキヤツ
プ292、同キヤツプ292に形成された油穴2
94、油通路286と油孔296を介して連通す
る切換弁油圧室298、同切換弁油圧室298と
ダイヤフラム300を介して隔絶された大気室3
02、同大気室302と油圧室282を連通する
連通孔304、ダイヤフラム300の作動によつ
て同連通孔304を開閉するボール弁306、ダ
イヤフラム300に固着されてボール弁306を
保持する保持具308上記大気室302を大気開
放する大気開放通路310を備えている。
上記構成により、ロツカ軸56の通路144に
油圧が作用すると、該油圧が油通路286、ボー
ル弁290を介して油圧室282に供給され、プ
ランジヤ284を突出せしめる。このとき、上記
油圧は切換弁油圧室298にも供給されダイヤフ
ラム300を第12図右方へ付勢し、ボール弁3
06を連通孔304閉方向に付勢する。このため
油圧室282から油圧が洩れることなく上記プラ
ンジヤ284を突出状態に保持する。
又、ロツカ軸54の通路144の油圧が大気圧
になると、切換弁油圧室298も大気圧となり、
ダイヤフラム300に対する図示右方向への付勢
力がなくなる。このとき、第2カムの作用により
第2ロツカアーム72は時計回り方向に回動され
てプランジヤ284が第2吸気弁の弁棒に当接
し、該プランジヤ284の油圧室282内へ押圧
され、該油圧室282に発生した油圧は連通孔3
04からボール弁306を図示方向に付勢する付
勢力を生じ、該ボール弁306を開作動し、この
ため油圧室282内の潤滑油は、連通孔304、
大気室302、大気開放通路310を介して大気
中に放出され、プランジヤ284は油圧室282
内へ収納される。
従つて、本実施例による弁作動停止機構280
によつても上記第1実施例における弁作動停止機
構76同様に、第2吸気弁の作動を停止し、又は
作動することができる効果を奏する。
次に本発明の制御装置の、作動装置に設けられ
たソレノイドに対する通電装置に関し、以下第1
3図及び第14図に沿つて第3実施例を説明す
る。
320は作動装置130のソレノイド148に
対する通電装置156に設けられた第5出力回路
で、キースイツチ160とソレノイド148を接
続している。322は、第5出力回路320に介
装された吸気流量検出装置で、気化器26の1次
通路28の大ベンチユリ40に連通した負圧通路
324を介して負圧が供給される負圧室326、
同負圧室326の負圧に応動するダイヤフラム3
28、同ダイヤフラム328に連結され上記第5
出力回路320を開閉するスイツチ330、上記
ダイヤフラム328をスイツチ330開方向に付
勢するスプリング332を有している。
上記構成によつて、燃焼室10に供給される吸
気流量が増大すると、大ベンチユリ40の負圧が
増大し、第14図に示す特性Iに沿つて、ダイヤ
フラム328を介してスイツチ330を作動して
第5出力回路320を閉成する。
このため、弁作動停止機構76を介して開閉作
動される第2吸気弁18は、第14図斜線で示す
領域において開閉作動されず、燃焼室10には第
1吸気弁16のみを介して混合気が供給される。
すなわち、第1実施例における第1出力回路1
64に設けられた中負荷検出装置176による特
性Aと、第2出力回路172の回転速度検出回路
170による特性Bに加え、上記第2出力回路3
20の吸気流量検出装置322による特性Iによ
つて、より運転状態に適した混合気を燃焼室10
内に供給するものである。
従つて、本実施例によれば上記第1実施例同様
の作用効果を奏するとともに、吸気流量の増大に
伴ない弁作動停止機構76を介して第2吸気弁1
8を開閉作動することによつてより大量の混合気
が効率良く燃焼室10内に供給される効果を奏す
る。さらに、本発明の制御装置の、作動装置に設
けられたソレノイドに対する通電装置に関し、以
下第15図及び第16図に沿つて第4実施例を説
明する。
340は、作動装置130のソレノイド148
に対する通電装置156に設けられた第6出力回
路で、キースイツチ160とソレノイド148を
接続している。342は第6出力回路340に介
装された中負荷検出装置で、気化器26の1次通
路28のスロツトル弁42下流側に連通した負圧
通路344を介して吸気マニホルド負圧が供給さ
れる負圧室346、同負圧室346の負圧に応動
するダイヤフラム348、同ダイヤフラム348
に連結された可動接点350と同可動接点に接触
する固定接点352とにより形成され第6出力回
路340を開閉するスイツチ354、上記負圧室
346内に配設されたスプリング356を有して
いる。
さらに、本実施例の通電装置156には、上記
第3実施例と同様の吸気流量検出装置322を有
した第5出力回路320が設けられている。
上記構成による第4実施例による作用を以下説
明する。
弁作動停止機構76を介して開閉作動される第
2吸気弁18は、第2出力回路172によつて回
転速度検出装置170の出力信号により第16図
特性Bに示すように所定の回転速度以上で開閉作
動され、又、吸気流量検出装置322を有した第
5出力回路320により特性Iで示すように所定
の吸気量を示すベンチユリ負圧以上で開閉作動さ
れる。
さらに、上記第6出力回路340の中負荷検出
装置342により、吸気マニホルド負圧が所定値
以下、例えば特性jで示すような100〜150mmHg
以上で、且つ、吸気マニホルド負圧が特性Kで示
すような250〜300mmHg以下の中負荷のときに、
スイツチ354が閉成され弁作動停止機構76を
介して第2吸気弁18を開閉作動する。
従つて、上記以外の、第16図斜線で示す領域
でのみ第2吸気弁18は開閉作動されず燃焼室1
0には第1吸気弁16のみを介して混合気が供給
される。
従つて本実施例によれば上記第1実施例同様の
作用効果を奏するとともに、特性J、とKを独立
に設定することができ、エンジンの種類、車両重
量等に対してより広い範囲の適用性を有してい
る。
次に、本発明の制御装置における排気ガス還流
装置に関し、以下第17図及び第18図に沿つて
第5実施例を説明する。
360は排気ガス還流装置で、上記第1実施例
同様に第2制御装置198と第3制御装置200
を有し、さらに第4制御装置362を有してい
る。
第4制御装置362は、第2負圧孔202の負
圧が負圧通路204を介して供給される負圧室3
64、同負圧室364の負圧に応動するダイヤフ
ラム366、同ダイヤフラム366に連結された
エアバルブ368、上記負圧室364に配設され
たスプリング369を有し、同エアバルブ368
を排気ガスの還流通路194に並列に設けられた
エア通路370に配設して形成されている。
上記エア通路370は、還流通路194に並列
に配設され第2制御装置198の第2バルブ22
4と、第4制御装置370のエアバルブ368と
の少なくとも一方が、還流通路194又はエア通
路370を閉じるよう切換手段372によつて制
御されている。
切換手段372は、ケース374内に配設され
たソレノイド376同ソレノイド376に付勢さ
れるバルブ部材378、同バルブ部材378の両
端に形成された第1バルブ380及び第2バルブ
382、第1バルブ380によつて開閉される第
1孔384、第2バルブ382によつて開閉され
る第2孔386、同第1孔384又は第2孔38
6と連通する大気孔388に設けられたフイルタ
390、バルブ部材378を第1孔384閉方向
に付勢するスプリング392を有している。
第1孔384は第2制御装置198を作動する
負圧通路218に分岐通路394を介して連通
し、第2孔386は第4制御装置362を作動す
る負圧通路204に分岐通路396を介して連通
している。398は負圧通路218に設けられた
オリフイス、400は負圧通路204に設けられ
たオリフイスである。
上記第5実施例の作動について以下説明する。
弁作動停止機構76を介して作動する第2吸気
弁18は、上記第1実施例同様に第18図に示す
特性A又はB以上で開閉作動され、特性A以下、
且つ特性B以下の領域では作動が停止されてい
る。
排気ガス還流装置360は、第3出力回路23
8を介して通電制御されるソレノイド376を有
した切換手段372によつて作動されるが、第3
負圧孔216に第2制御装置198を作動する負
圧が発生している特性G以上で、且つ、ソレノイ
ド376に通電されバルブ部材378の第1バル
ブ部材378の第1バルブ380が分岐通路39
4を閉じている領域、すなわち図示Goで示す領
域で、第2制御装置198によつて排気ガスが還
流される。
このときには、第2バルブ380が分岐通路3
94を大気孔388と連通し、第4制御装置36
2は非作動状態である。又、点火時期制御装置1
66の負圧モータ252には、負圧通路254を
介して第2負圧孔202の負圧が作動が作用して
通常の作動を行なう。
一方、弁作動停止機構76を介して第2吸気弁
18が開閉作動する領域、すなわち特性A又は特
性B以上で、且つ、第4制御装置362を作動す
る負圧が発生している特性F以上の領域Fo′で
は、ソレノイド376に通電が停止され第2バル
ブ382が分岐通路396をスプリング392の
付勢力により閉じているために、第4制御装置3
62がエアバルブ368を開閉作動し、エア通路
370及び還流通路194を介して空気が供給さ
れる。
すなわち、本実施例によれば、上記第1実施例
同様の作用効果を奏するとともに第1吸気弁16
のみを介して混合気が供給されており、且つ、
NOxの発生し易い領域では排気ガスを還流する
ことによつてNOxを低減し、一方、第2吸気弁
18が開閉作動される領域では該第2吸気弁18
の開閉による内部EGRの増加に対応して排気ガ
スの還流を停止し、且つ、混合気をエア通路37
0を介して供給される空気により希釈してNOx
の発生を低減するとともに燃費を向上せしめる効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に適用するエンジ
ン全体を示す説明図、第2図は第1図によるエン
ジンの燃焼室形状を示す説明図、第3図は本発明
の第1実施例を示す概略説明図、第4図は第3図
における第2ロツカアームの拡大説明図、第5図
は第4図のV―V断面説明図、第6図は第4図の
―断面説明図、第7図は第1実施例の弁作動
停止機構の作動特性図、第8図は吸気弁を変えた
場合の回転速度に対する発生トルクの特性図、第
9図は排気ガス還流装置の作動特性図、第10図
は点火時期制御装置の作動特性図、第11図は本
発明の第2実施例を示す説明図、第12図は第1
1図のXII―XII断面説明図、第13図は本発明の第
3実施例の示す概略説明図、第14図は第3実施
例における弁作動停止機構の作動特性図、第15
図は本発明の第4実施例を示す概略説明図、第1
6図は第4実施例における弁作動停止機構の作動
特性図、第17図は本発明の第5実施例を示す概
略説明図、第18図は第5実施例の作動特性図で
ある。 2:エンジン、10:燃焼室、12:第1吸気
ポート、14:第2吸気ポート、16:第1吸気
弁、18:第2吸気弁、26:気化器、28:1
次通路、30:2次通路、42,48:スロツト
ル弁、52:第1吸気弁駆動装置、68:第2吸
気弁駆動装置、72:第2ロツカアーム、76:
弁作動停止機構、78:プランジヤ、84:油圧
室、90:ボール弁、104:切換弁、122:
油通路、130:作動装置、134:バルブ、1
48:ソレノイド、154:制御装置、156:
通電装置、164:第1出力回路、166:点火
時期制御装置、172:第2出力回路、176:
中負荷検出装置、192:排気ガス還流装置、2
38:第3出力回路、262:第4出力回路、2
64:高負荷検出装置、320:第5出力回路、
322:吸気流量検出装置、340:第6出力回
路、342:中負荷検出装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 エンジンの燃焼室に開口し、同燃焼室に吸気
    を供給するとともに、上記開口を介して上記燃焼
    室内に流入した吸気が同燃焼室内で渦流を形成す
    るように設けられた第1吸気ポート、上記燃焼室
    に開口し、同燃焼室に吸気を供給するとともに、
    上記第1吸気ポートより大径に形成された第2吸
    気ポート、上記第1吸気ポートを開閉する第1吸
    気弁、上気第2吸気ポートを開閉する第2吸気
    弁、上記第1吸気弁を常時開閉作動する第1吸気
    弁駆動装置、上記第2吸気弁を開閉作動する第2
    吸気弁駆動装置、同第2吸気弁駆動装置に設けら
    れて上記第2吸気弁の開閉を停止する弁作動停止
    機構、及び低速低負荷運転時と低速高負荷運転時
    を検出して上記弁作動停止機構を作動せしめ上記
    第2吸気弁を閉じた状態に保持せしめるととも
    に、低速中負荷運転時と高速運転時を検出して上
    記弁作動停止機構を不作動となし上記第2吸気弁
    を開閉せしめる制御装置を備えたことを特徴とす
    る弁作動停止機構を有したエンジン。
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