JPS6133808Y2 - - Google Patents

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JPS6133808Y2
JPS6133808Y2 JP2072880U JP2072880U JPS6133808Y2 JP S6133808 Y2 JPS6133808 Y2 JP S6133808Y2 JP 2072880 U JP2072880 U JP 2072880U JP 2072880 U JP2072880 U JP 2072880U JP S6133808 Y2 JPS6133808 Y2 JP S6133808Y2
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door
door body
groove
stile
attached
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JP2072880U
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  • Extensible Doors And Revolving Doors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は例えば浴室あるいは勝手口等の出入
口に装着する折戸に関し、その目的はその開閉操
作を円滑に行うことのできる折戸を提供すること
にある。
次に、本考案の一実施例を図にしたがつて説明
すると、図中Dは浴室の開口部Wに装着した折戸
であつて、水平断面図にあつては図示上側が浴室
下側が室内、また縦断面図では図示左側が浴室、
右側が室内となつている。
1は開口部Wに装着したサツシ枠体であつて、
摺動溝2Aおよび戸当片2Bを有する上枠部材
と、突状レール3Aが条設され戸当片3Bを有す
る下枠部材3と、戸当片4Aを有する左右の縦枠
部材4とからなり、これら4つの枠部材はその両
端部が相互に強固されて方形状の枠組体に形成さ
れて、その取付片2C,3C,4Bおよび係止片
2D,3Dを介して開口部Wに装備され、このサ
ツシ枠体1には折戸Dが装着されている。
この折戸Dは2枚の扉体5,5′がヒンジ部6
を介して折たたみ可能に連結され、この扉体5,
5′はともに同じ断面形状の上框7、下框8およ
び左右の縦框9,10と中桟11とにより方形状
に框組みされ、この両扉体5,5′は対称に連結
されているので図示左側の扉体5について説明す
る。
7は扉体5の上框で、その断面において、7
A,7Bは側片であつて、ウエブ7Cを介して平
行状に対設されて断面略H型状に形成され、ウエ
ブ7Cの下面側にはガラス板12を嵌着する溝部
7Dが形成されている。また、両側片7A,7B
の上端部には断面略かぎ型状の突片7E,7Fが
それぞれ一体に形成されて幅広の溝部7Gが形成
されている。なお、7Hは上框7の長手方向に沿
つて形成したビス受けである。
8は扉体5の下框であつて、この下框8は上記
した上框7と対称に断面形状に形成されているの
で番号8の同部位の符号A〜Hを附してその説明
は省略する。
9は扉体5の図示左側の縦框で、鉛直状のウエ
ブ9Aと円弧状の側片9Bと外縁9Cおよび内縁
9Dとにより中空部9Eを一体に形成する断面略
密封箱型状に形成され、ウエブ9Aには断面略か
ぎ型状の2つの突片9Fが図示右側へ突設されて
ガラス板12を嵌着する溝部9Gが形成されてい
る。
10は扉体5の図示右側の縦框であつて、この
縦框10は雌部材25を介して扉体5′と連結さ
れるもので、その断面において、10Aは左側の
縦框9のウエブ9Aと対応するウエブで、同ウエ
ブ10Aの図示左側面には縦框9の突片9F,9
Fと対向する断面略かぎ型状の突片10B,10
Bが突設されて、ガラス板12を嵌着する溝部1
0Cが形成されている。また、ウエブ10Aの浴
室側端部には図示右側へ向いかつ室内側へ湾曲す
る円弧状のガイド片10Dが形成され、また、ウ
エブ10Aの室内側端部には雌部材25と雌雄結
合するため図示右側に向つて先端部に断面略C型
状の結合体10Fを有する雄部体10Eが形成さ
れている。なお、この雄部体10Eは雌部材25
とによりヒンジ部6を構成する。
このようにして形成された上框7、下框8およ
び左右の縦框9,10はその両端部がビス受け7
H,8Hを介してビスにより相互に結合されて方
形状の筐組体に形成されるとともに左右の縦框
9,10間には引手部11Aを一体に形成した中
桟11が横架されて上下に区画され、同上下の区
画部にはガラス板12がガラス押え13を介して
それぞれ嵌着されて扉体5が形成されている。こ
の扉体5の図示左側の縦框9の上下の端部側には
摺動子14および溝戸車20がそれぞれ装着され
ている。
この摺動子14は滑り子15と軸部材16との
二部材より形成され、滑り子15は合成樹脂等よ
りなり上枠部材2の摺動溝2Aに摺動可能に嵌挿
する小径体15Aと大径体15Bとが一体に形成
され、滑り子15の中心部には段部16Aを有す
る軸部材16が固着されている。この摺動子14
は縦框9の上端に取付けられたコ字形状の支持部
材17の貫通孔17A,17Aにその軸部材16
が挿通されるとともにばね18が附設され、摺動
子14はばね18を介して上下動可能にかつ回動
自在に装着されている。なお、19は軸部材16
に取付けた抜止部材である。
20は溝戸車であつて、溝車21と同車21を
回転可能に軸支する筐体22と軸部材23とより
構成され、この筐体22の左右の側片22Aの一
側にはその下部より突出する延長部22Bがそれ
ぞれ設けられ、さらに同部22Bの先端には取付
片22Cがそれぞれ形成され、この取付片22C
には案内部材24が取付けられている。
24は上記した案内部材であつて、合成樹脂等
によりブロツク状に形成され、その下面24Aに
は下枠部材3の突状レール3Aと係合摺接する案
内溝24Bが凹設されている。
このように案内部材24を取付けた溝戸車20
は摺動子14と同様に縦框9の下端部に取付けた
支持部材17の貫通孔17A,17Aに挿通され
るとともにばね18が附設され、同ばね18を介
して上下動可能にかつ回動自在に装着されてい
る。なお、図示右側の扉体5′も上記した扉体5
と同様に構成され、その図示右側の縦框9の上下
の端部には摺動子14および溝戸車20がそれぞ
れ装着されている。この左右の扉体5,5′はそ
の縦框10,10に形成した雄部体10E,10
E間に雌部材25が附設されて折りたたみ可能に
相互に連結されて折戸Dが形成されている。
25は上記した雌部材であつて、例えば合成樹
脂等より形成され、その断面において、25Aは
ガイドカバーであつて断面略円弧状に形成されて
いる。25Bは雌部体であつて、雄部体10E,
10Eと嵌合する嵌合溝25C,25Cが一体に
形成され、ガイドカバー25Aと雌部体25Bと
は接続片25D,25Dを介して一体に形成され
ている。
このようにして形成された折戸Dはその図示左
側の扉体5に取付けた摺動子14および溝戸車2
0がサツシ枠体1の上枠部材2および下枠部材3
の図示左端部に附設した固定ブロツク26,27
(第5図および第6図参照)によりその移動が制
止されるとともに軸部材16,23を介して回動
可能に軸支され、また、扉体5′側の摺動子14
および溝戸車20は上枠部材2の摺動溝2Aおよ
び下枠のレール3Aにそれぞれ摺動可能に嵌挿さ
れるとともに溝戸車20に取付けた案内部材24
の案内溝24Bもレール3Aと係合され、折戸D
はサツシ枠体1の図示左側に折りたたみ状に片寄
せ可能に装着されている。
なお、図中28は戸当片2B,3B,4Aの長
手方向に嵌着した気密部材である。
次に上記のように構成された本実施例の作用お
よび効果について説明する。
さて、本例折戸Dは一対の扉体5,5′を折た
たみ可能に連結し、その一側端を開口部Wの一側
に回転可能に枢着し、かつ他端を開口部Wの上下
の枠部材2,3の摺動溝2Aおよび突状レール3
Aに沿つて摺動可能に係合した折戸Dであつて、
摺動側となる扉体5′の側端部下方の摺動子を下
枠部材3に設けた突状レール3A上を転動する溝
戸車20となし、同溝戸車20の筐体22は扉体
5′の縦框9の下端内において水平回転可能に枢
着し、しかも筐体22には扉体5′の下端よりも
下方に位置し、かつ扉体5′の見込み幅外に水平
回動可能な延長部22Bを設けて同延長部22B
に突状レール3Aを摺動する案内部材24を附設
する構成としたものである。したがつて、本例溝
戸車20の筐体22は扉体5′の縦框9の下端内
において水平回転可能に枢着し、しかも筐体22
には扉体5′の下端よりも下方に位置し、かつ扉
体5′の見込み幅外に水平回動可能な延長部22
Bを設け同延長部22Bに突状レール3Aを摺動
する案内部材24を附設する構成としたものであ
るから、溝戸車20は突状レール3Aに対し溝車
21と案内部材24との2部材、すなわち、2点
係合摺動するものであるから、従来の戸車のよう
に溝車のみの1点摺動のように開閉摺動の際、突
状レール3Aより離脱することがなく、しかも、
溝戸車20を常に転動方向へ指向することができ
るので折戸Dの開閉操作を円滑に行うことができ
る。また、開閉操作が円滑であるから折戸Dの要
部であるヒンジ部6への無理な外力が作用しない
ので好都合である等多くの特長がある。
さて、本考案は一対の扉体を折たたみ可能に連
結し、その一側端を開口部の一側に回転可能に枢
着し、かつ他端を前記開口部の上下の枠材の摺動
部に沿つて摺動可能に係合した折戸であつて、前
記摺動側となる扉体の側端部下方の摺動子を前記
下枠材に設けた突状レール上を転動する溝戸車と
なし、同溝戸車の筐体は前記扉体の縦框の下端内
において水平回転可能に枢着し、しかも前記筐体
には扉体の下端よりも下方に位置し、かつ扉体の
見込み幅外に水平回動可能な延長部を設けて同延
長部に前記突状レールを摺動する案内部材を附設
する構成としたことにより、溝戸車は突状レール
に対し溝車と案内部材との2部材、すなわち、2
点係合摺動するものであるから、従来の戸車のよ
うに溝車のみの1点摺動のように開閉摺動の際、
突状レールより離脱することがなく、しかも、溝
戸車を常に転動方向へ指向することができるので
折戸の開閉操作を円滑に行うことができる。ま
た、開閉操作が円滑であるから折戸の要部である
ヒンジ部への無理な外力が作用しないので、折戸
として極めて実用性に優れた考案である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図は水平断
面図、第2図は縦断面図、第3図は摺動子取付部
の一部抽出縦断面図、第4図は溝戸車取付部の一
部抽出縦断面図、第5図は折戸上部固定部の一部
抽出縦断面図、第6図は折戸下部固定部の一部抽
出縦断面図、第7図は溝戸車の正面図、第8図は
同側面図、第9図は同平面図である。 2……上枠部材、3……下枠部材、2A……摺
動溝、3A……突状レール、5,5′……扉体、
20……溝戸車、22……筐体、22B……延長
部、24……案内部材、D……折戸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対の扉体を折たたみ可能に連結し、その一側
    端を開口部の一側に回転可能に枢着し、かつ他端
    を前記開口部の上下の枠材の摺動部に沿つて摺動
    可能に係合した折戸であつて、前記摺動側となる
    扉体の側端部下方の摺動子を前記下枠材に設けた
    突状レール上を転動する溝戸車となし、同溝戸車
    の筐体は前記扉体の縦框の下端内において水平回
    転可能に枢着し、しかも前記筐体には扉体の下端
    よりも下方に位置し、かつ扉体の見込み幅外に水
    平回動可能な延長部を設けて同延長部に前記突状
    レールを摺動する案内部材を附設する構成とした
    ことを特徴とする折戸。
JP2072880U 1980-02-19 1980-02-19 Expired JPS6133808Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2072880U JPS6133808Y2 (ja) 1980-02-19 1980-02-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2072880U JPS6133808Y2 (ja) 1980-02-19 1980-02-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56121861U JPS56121861U (ja) 1981-09-17
JPS6133808Y2 true JPS6133808Y2 (ja) 1986-10-02

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ID=29616916

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JP2072880U Expired JPS6133808Y2 (ja) 1980-02-19 1980-02-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS593971U (ja) * 1982-06-30 1984-01-11 松下電工株式会社 折畳み戸の蝶着構造

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JPS56121861U (ja) 1981-09-17

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