JPS6133398Y2 - - Google Patents

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JPS6133398Y2
JPS6133398Y2 JP1982088026U JP8802682U JPS6133398Y2 JP S6133398 Y2 JPS6133398 Y2 JP S6133398Y2 JP 1982088026 U JP1982088026 U JP 1982088026U JP 8802682 U JP8802682 U JP 8802682U JP S6133398 Y2 JPS6133398 Y2 JP S6133398Y2
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blower
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JP1982088026U
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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、湯沸器等の燃焼装置で、詳しくは、
回転数変更機構を備えていて、この機構による回
転数変更によりバーナへの空気供給量を調整可能
な送風機と、空気供給量の調整に応じてガス供給
量を自動調整するゼロガバナ、及び、空気、ガス
夫々の供給路通過面積の変更より、空気、ガスの
供給量を複数段に切替可能な機構とを設けてある
強制燃焼装置に関する。
かかる強制燃焼装置においては、供給量切替機
構を、小インプツト時には小供給量状態に、か
つ、大インプツト時には大供給量状態に夫々切替
えることによつて、インプツトの調整範囲を広く
とり、かつ、最大インプツトでの圧損を少なくし
て送風機の小型化を図れ乍らも、最小インプツト
付近でのゼロガバナに対するロード圧を十分に確
保してゼロガバナ動作の確実化、安定化を図るこ
とができる利点があるが、従来装置のように、検
出湯温等のインプツト制御信号のみに基づいて送
風機の回転数を制御するときは、湯沸器への適用
に際して次のような不都合があつた。
つまり、第6図イ,ハに示すように、設定温度
Taをt1からt2に上げることによつて供給量切替機
構が小供給量状態aから大供給量状態bに切替動
作した場合及び、設定温度Taをt2からt1に下げる
ことによつて供給量切替機構が大供給量状態bか
ら小供給量状態aに切替動作した場合のいずれに
おいても、切替直後の送風機の回転数と切替直前
の送風機の回転数とが同じであることにより、第
3図、第4図に示すように、aからbへの切替動
作にはインプツトIPがIP1からIP1′に不連続的に
増大し、bからaへの切替動作時にはインプツト
IPがIP2からIP2′に不連続的に減少し、熱交換器
の応答性の悪さにより、第6図ロ中点線で示すよ
うに、前者切替時にはIP1側への送風機の回転数
制御が遅れて、湯温Tが大きくオーバーシユート
し、後者切替時には、IP2への送風機回転数制御
が遅れて、湯温Tが大きくアンダーシユートす
る。特に、オーバーシユートの場合は、危険であ
る。
本考案は、かかる実情に鑑み、供給量切替機構
の切替えに起因したインプツトの不連続的な変動
を抑制しようとする点に目的を有する。
本考案による強制燃焼装置は、前記供給量切替
機構の切替後作に連動して、切替直後の空気供給
量が切替直前の空気供給量と同一又はほぼ同一と
なるように前記送風機回転数変更機構を自動調整
する制御機構を設けてある事と特徴とする。
即ち、供給量切替機構の切替動作に連動して、
インプツト調整のために本来的にその回転数を変
更できるように構成されている送風機の回転数を
変更することにより、供給量切替機構の切替動作
に伴なうインプツトの変動を補正すべく構成し
た。
従つて、このような本考案特徴構成によれば、
後述実施例からも明らかになるように、従来の送
風機回転数制御回路に対する簡単な構造改良によ
つて、供給量切替機構の切替えに起因したインプ
ツトの不連続的な変動巾を非常に小さくできる。
又は、変動をなくすことができ、インプツト調整
範囲の全域においてインプツトを連続的に変化さ
せることができる。これによつて、湯沸器に適用
した場合には、後述実施例で詳述するように、設
定温度の変更に基づく供給量切替機構の切替動作
に伴なう湯温のオーバーシユート及びアンダーシ
ユートを実用ならびに安全上、支障のない範囲内
に抑えて、湯温制御精度を向上できるようになつ
た。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
1は、給湯用熱交換器2を加熱するためのバー
ナ3に空気を強制的に供給可能な送風機であり、
これは、回転数変更機構1Aを備え、これによる
回転数変更により空気供給量を変更可能なもので
あ。4は、空気オリフイス5とガスオリフイス6
により空気供給に伴なつて空気供給路7内にガス
を吸引混合させる空気ガス混合装置であり、8
は、空気供給量の調整に伴ない変動するロード圧
PLを介して、空気供給量の調整、つまり、イン
プツトIPの調整に応じてガス供給量を空燃比が設
定値となるように自動調整するゼロガバナであ
る。9は湯温検出用のサーミスタ、10は給湯栓
11の開動に伴なつて水流が発生したときONす
る水流検知スイツチ、12はイグナイター、13
はフレームロツド、14はガス供給路15に介在
させたメイン電磁弁、16は混合オリフイースで
ある。17は、空気、ガス夫々の供給路通過面積
の変更により空気、ガスの供給量を大小2段の切
替可能な機構であり、19は、送風機1の回転に
伴なつて発生した圧力を検知する圧力スイツチで
あり、20は燃焼制御器である。
前記供給量切替機構17の空気供給量切替部
は、空気供給路7を全開する姿勢を絞る姿勢とに
揺動切替自在なダンパー17Aと、通電によりこ
のダンパー17Aを可逆的に絞り姿勢に切替える
ソレノイド17Bとから構成され、ガス供給量切
替部は、ガス供給路15に接続させたオリフイス
18C付きバイパス路18Aに、通電によりこの
バイパス路18Aを可逆的に閉塞可能な電磁弁1
8Bを介在させて構成されている。
前記燃焼制御器20は、第2図に示すように、
シーケンス制御回路Aと検出湯温に基づいて湯温
が設定温度に維持されるように前記回転数変更機
構1Aと供給量切替機構17とを制御する回路B
及び、前記供給量切替機構17の切替動作に連動
して、切替直後の空気供給量が切替直前の空気供
給量と同一となるように前記回転数変更機構1A
を自動調整する制御回路Cとを備えている。
前記シーケンス制御回路Aは、運転スイツチS1
がONし、水流検知スイツチ10がONしたとき、
リレーXFを励磁させて送風機1を回転させ、こ
の送風機1の回転による一定時間に亘るプレパー
ジ終了後、リレーXPを励磁させてメイン電磁弁
14を開動させ、かつ、リレーXIを励磁させて
イグナイター12を動作させる、つまり、点火さ
せるものである。
前記前者制御回路Bは、フレームロツド13に
より点火が確認された状態において、サーミスタ
9、湯温設定用可変抵抗VR、抵抗R1,R2から構
成されるブリツジにより検出された偏差に基づい
て演算し、その結果を反転して出力するPID回路
21と、抵抗R3,R4,R5で構成されるヒステリ
シスを有していて、第4図に示すように、前記供
給量切替機構17が小供給量状態aに切替わつて
いる状態においてインプツトIPが第1設定値IP1
にまで上昇したとき、つまり、前記PID回路21
の出力(以下、PID出力と称する。)が第1設定
値V1にまで下降したとき、トランジスタTr1を介
してリレーXを励磁させて前記ソレノイド17B
及び電磁弁18Bへの通電を断ち、かつ、前記供
給量切替機構17が大供給量状態6に切替わつて
いる状態においてインプツトIPが第2設定値IP2
にまで下降したとき、つまり、PID出力が第2設
定値V2にまで上昇したとき、ソレノイド17B
及び電磁弁18Bに通電させるコンパレータOP1
とを備えてる。
前記回転数変更機構1Aは、前記PID出力に応
じてパルストランストライアツクを介て回転数を
制御する位相制御回路である。
前記後者制御回路Cは、第5図に示すように、
前記PID出力が第2設定値V2にまで上昇して前記
コンパレータOP1の出力がロウに切替わつたと
き、その出力をロウに切替えて前記位相制御回路
1Aに入力させるPID出力を第2設定値V2から抵
抗R6で分圧された値V2′に下降させ、かつ、前記
PID出力が第1設定値V1にまで下降して前記コン
パレータOP1の出力がハイに切替わつたとき、そ
の出力をハイに切替えてPID出力を第1設定値V1
から抵抗R6で分圧されない値V1′に上昇させるコ
ンパレータOP2を設けて、構成されている。前記
抵抗R6によるPID出力の変化分が、切替直後のイ
ンプツトと切替直前のインプツトとの差に相当す
る。
上記実施例構成によれば、第3図乃至第5図に
示すように、供給量切替機構7が小供給量状態a
に切替わつている状態においてインプツトIPが第
1設定値IP1にまで上昇したときには、供給量切
替機構17が大供給量状態bに切替わる一方、
PID出力が第1設定値V1から値V1′に切替わるこ
とにより、位相制御回路1Aに入力されるPID出
力で決定される送風機1の静圧−風量特性(以
下、P−Q特性と称する。)がイからロに変わつ
て送風機1の回転数が低下し、これにより、イン
プツトIPが第1設定値IP1に維持される。かつ、
供給量切替機構17が大供給量状態bに切替わつ
ている状態においてインプツトIPが第2設定値
IP2にまで下降したときには、供給量切替機構1
7が小供給量状態aに切替わる一方、PID出力が
第2設定値V2から値V2′に切替わることによりP
−Q特性がハからニに変わつて送風機1の回転数
が増加し、これにより、インプツトIPが第2設定
値IP2に維持される。
従つて、第6図イ,ハに示すように、給湯状態
において設定温度Taをt1からt2に上げた場合に
は、供給量切替機構17が、小供給量状態aから
大供給量状態bに切替わり、かつ、t2からT1に下
げた場合には、供給量切替機構17が大供給量状
態bから小供給量状態aに切替わり、この供給量
切替機構17の切替時、送風機1の回転数制御に
よりインプツトIPが補正されるため、第6図ロに
示すように、点線で示す従来の場合に比較して、
オーバーシユート、アンダーシユートを招来する
ことなく湯温Tを早期にt1からt2、t2からt1にする
ことができる。
本考案は、制御機構、つまり、実施例でいう後
者制御回路Cを次のように構成して実施しても良
い。
つまり、抵抗R6の値を調整すること等によつ
て、供給量切替機構17の小供給量状態から大供
給量状態への切替動作に連動して、切替直後の空
気供給量(インプツト)が切替直前の空気供給量
よりもやや小なる値IP3となるように回転数変更
機構1A(位相制御回路)を自動調整するものに
構成する。この場合、送風機1の慣性による追従
性の悪さに起因した供給量変更の遅れを抑制し
て、より一層迅速に湯温を設定温度にすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は湯沸器の概念図、第2図は制御回路
図、第3図はP−Q特性を示すグラフ、第4図は
インプツトとロード圧との関係を示すグラフ、第
5図はPID出力とOP1出力との関係を示すグラ
フ、第6図イ,ロ,ハは設定温度変更とそれに対
応する出湯温度の変化及び設定温度変更に伴なう
供給量の変更との相関を示すグラフである。 1A……回転数変更機構、1……送風機、3…
…バーナ、8……ゼロガバナ、17……供給量切
替機構、C……制御機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 回転数変更機構1Aを備えていて、この機構
    1Aによる回転数変更によりバーナ3への空気
    供給量を調整可能な送風機1と、空気供給量の
    調整に応じてガス供給量を自動調整するゼロガ
    バナ8、及び、空気、ガス夫々の供給路通過面
    積の変更により空気、ガスの供給量を複数段に
    切替可能な機構17とを設けてある強制燃焼装
    置において、前記供給量切替機構17の切替動
    作に連動して、切替直後の空気供給量が切替直
    前の空気供給量と同一又はほぼ同一となるよう
    に前記送風機回転数変更機構1Aを自動調整す
    る制御機構Cを設けてある事を特徴とする強制
    燃焼装置。 前記制御機構Cが、前記供給量切替機構17
    の小供給量状態から大供給量状態への切替動作
    に連動して、切替直後の空気供給量が切替直前
    の空気供給量よりもやや小となるように送風機
    回転数変更機構1Aを自動調整するものである
    実用新案登録請求の範囲第項に記載の強制燃
    焼装置。
JP8802682U 1982-06-11 1982-06-11 強制燃焼装置 Granted JPS58189454U (ja)

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JP8802682U JPS58189454U (ja) 1982-06-11 1982-06-11 強制燃焼装置

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JP8802682U JPS58189454U (ja) 1982-06-11 1982-06-11 強制燃焼装置

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JPS58189454U JPS58189454U (ja) 1983-12-16
JPS6133398Y2 true JPS6133398Y2 (ja) 1986-09-30

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ID=30096717

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JP8802682U Granted JPS58189454U (ja) 1982-06-11 1982-06-11 強制燃焼装置

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JP (1) JPS58189454U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5215457A (en) * 1975-07-25 1977-02-05 Puschner Peter Arc welding process and device thereof
JPS5454943A (en) * 1977-10-11 1979-05-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd Control unit for groove copying in automatic tig welder

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5215457A (en) * 1975-07-25 1977-02-05 Puschner Peter Arc welding process and device thereof
JPS5454943A (en) * 1977-10-11 1979-05-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd Control unit for groove copying in automatic tig welder

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JPS58189454U (ja) 1983-12-16

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