JPH0271045A - 給湯器の制御装置 - Google Patents

給湯器の制御装置

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JPH0271045A
JPH0271045A JP22268688A JP22268688A JPH0271045A JP H0271045 A JPH0271045 A JP H0271045A JP 22268688 A JP22268688 A JP 22268688A JP 22268688 A JP22268688 A JP 22268688A JP H0271045 A JPH0271045 A JP H0271045A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、出湯温度と設定温度との偏差量を比例制御を
用いて補市する給湯器の制御装置に関する。
[従来の技術] 給湯器には、加熱量(例えば燃焼、11)を制御装置に
よって制御するものがある。制御装置による燃焼量の制
御は、水量、設定温度、入水温度などによって燃焼量を
決定するフィードフォワード制御と、結果から燃焼量を
補正するフィードバック制御とを組み合わせて行うもの
が渇えられる。
このフィードバック制御には、設定温度と出湯温度との
偏差量を、その偏差量に比例した値によって補正する比
例制御が考えられる。
この比例制御は、偏差量に比例した値となるため、小さ
な偏差量でも比較的大きな比例補jE量となり、偏差を
素早く修正する。
[発明が解決しようとする課題1 一方、入水温度が変化したり、入水量が変化したり、設
定温度が変化したりして、燃焼量が変化する際(過渡期
)は、設定温度と出湯温度との偏差量が大きくなる。
比例制御は、小さな偏差量でも比較的大きな比例補正量
となるため、過渡期は大変大きな比例順正量となってし
まう。つまり、過渡期は比例補正量が誤信号となって、
適切なフィードバック制御か行えない問題点を備えてい
た。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
は、比例制御による比例補正量が、過渡期に誤信号とな
ることを防ぎ、加熱量に応じた適正な値とすることので
きる給湯器の制御装置の提供にある。
[課題を解決す−るための手段] 本発明は上記目的を達成するため、第1図に示すように
、加熱手段1と、該加熱手段1の発生する熱と水とを熱
交換する熱交換器2と、前記加熱手段1の加熱制御を行
う制御装;び3とを備えた給湯器において、前記制御装
置3は、出湯温度と設定温度との偏差量を、該偏差1に
比例した比例補正量によって補正する比例制御手段4を
備え、該比例制御手段4による比例補14itの上限お
よび下限を、前記加熱手段1の加熱量に比例しな制限値
で規制したことを技術的手段とする。
[作用コ 本発明は、比例制御手段による比例補市1比に上限およ
び下限を設けるとともに、その上限および下限を加熱量
に比例させた。これにより、過渡期に(扁差量が犬きく
なっても、比例Mi正散が誤信号となるのを防ぐととも
に、過渡期の比例補Effiを、加熱量に応じた適切な
値に規制することができる。
[発明の効果] 本発明によれば、過渡期に比例補iE道が、加熱量に応
じた適切な値に規制されるため、設定温度や、入水温度
、入水呈の変化等により燃焼量が変化する際、比例側御
手段によって、素片く出湯温度を設定温度とすることが
できる。
[実施例] 次に、本発明をバイパスミキシング式給湯器に適用した
実施例を図面を用いて説明する。
第2図にバイパスミキシング式のガス給湯器の概略図を
示す。
このガス給湯器は、大別し゛C燃料の燃焼を行う燃焼部
10と、ガス供給配管20と、水配管30と、制御装’
1740とから構成されている。
燃焼部10は、本発明の加熱手段で、セラミック製の表
面燃焼式バーナ11を内部に配設した燃焼ケース12と
、この燃焼ケース12内に燃焼用の空気を供給する送風
機13とからなり、送風機13によって燃焼ケース12
内に導かれた燃焼用の空気は、燃焼後、燃焼ガスとして
図示しない排気口より排出される。
ガス供給配管20は、送風機13の遠心式ファン14の
内周に開口するノズル21へ、燃料のガスを供給するも
ので、上流側より元電磁弁22、主電磁弁23、比例弁
24がl1li次設けられている。比例弁24の1・流
は2つに分岐され、一方には切替用電磁弁25、他方に
はオリフィス26が設けられている。なお、元電磁弁2
2、主電磁弁23および切替用電磁弁25は、通電制御
によってガス供給配管20を開閉するもので、比例弁2
4は通電展に応じて開口比が変化し、ノズル21に供給
されるガス量を調節するものである。
水配管30は、一方が水の供給源に接続され、他方が給
湯口に接続されるもので、バーナ11のガスの燃焼によ
って発生する熱と内部を流れる水と含熱交換し、内部を
通過する水を加熱する熱交換器31と、この熱交換器3
1をバイパスするバイパス水路32とを備える。
熱交換器31とバイパス水路32どの分岐路の上流の水
配管30には、熱交換器31とバイパス水路32とに流
入する水圧が変化しても、流入する水量を一定に保つガ
バナ弁の機能と、水量を調節する水量調節弁の機能とが
組み合わされた電動水量制御装置33が設けられている
。また、バイパス水路32には、バイパス水路32を通
過する水量を調節するとともに、バイパス水路32を開
閉可能な絞り弁34が設けられている。
なお、電動水量制御装置33の絞り比は、熱交換器31
およびバイパス水路32へ流入する水の総量を規制する
ため、絞り弁34と同じか、絞り弁34より小さく設け
られている。また、電動水量制御装置33と絞り弁34
は、水量を調節する手段として、水路を開閉可能な弁体
をキアドモータを用いて駆動している。
制御装置40は、第3図に示すように、マイクロコンビ
、1−夕41、リレー回路42および駆動回路43から
構成されるもので、使用者によっ゛ζ操作されるコント
ローラ44や各種センナの出力に応じて、バーナ11に
着火を行うスパーカ45、元電磁弁22、主電磁弁23
、比例弁24、切替用電磁弁25、電動水量制御装置3
3、絞り弁34を通電制御するものである。
制御装置40の各種センサは、バーナ11の炎の検出お
よび空燃比を検出するためのフレームロッド46および
サーモカップル47、電動水量制御装置33および絞り
弁34の弁体に連動し、開度を検出するポテンショメー
タ48.49、送風J!1113の風量を回転速度によ
って検出する風量検出センサ50、熱交換器31および
バイパス水路32に流入する水温を検出する大水温セン
サ51、熱交換器31を通過した湯温を検出する湯温セ
ンサ52、熱交換器31およびバイパス水路32を通過
し、混合された湯温を検出する出湯温センサ53、熱交
換器31およびバイパス水路32に流入する水量を検出
する水量検出センサ54を備える。
なお、風量検出センサ50は、送風機13のモータに連
動する回転体を備え、この回転体の回転に応じたパルス
信号を発生ずる。また、水量検出センサ54は、水の流
れによって回転する回転体を備え、この回転体の回転に
応じたパルス信号を発生ずる。
そして、コンピュータ41は、風量検出センサ50およ
び水量検出センサ54の発生ずるパルス信号の間隔より
、送風機13の回転速度や、回転体の回転速度を検出し
、風量や水量を検出する。
次に、コンピュータ41による燃焼制御、および水量制
御について簡単に工明する。
使用者が給湯口に接続されたカランを繰作し、水配管3
0に水流が生じる。すると、水量検出センサ54内の回
転体が回転し、燃焼が開始される。燃焼開始後の燃焼量
は、コントローラ44によっ゛C設定された設定温度が
得られるように、各種センサによって得られた水量、入
水温度、熱交換器31を通過した湯温、ミキシング湯温
く出湯温度)等より決定され、送風機13は決定された
燃焼量に応じた風量をバーナ11に供給するように電圧
が制御される。つまり、燃焼量イコール送風機13の送
風量とされる。そして、送風機13の回転速度やバーナ
11の炎の温度に応じたカス」1が得られるように、比
例弁24および切替用電磁弁25が通電制御される。
°なお、燃焼量は、熱交tfA器31を通過した湯温が
、燃焼によって発生した水(ドレン水)が熱交換器31
に1寸着しない温度(例えば60℃)以」−に維持され
るように設定される。
絞り弁34は、入水温度、設定温度、熱交換器31を通
過した湯温、出湯温度より算出された適切な開度で固定
される。なお、この固定は、バイパス水路32を流れる
水量が、熱交換器31を流れる水量の2倍となるように
設定されている。つまり、バイパス水路32と熱交換器
31との流通抵抗の比は、絞り弁34により約2;1と
される。また、絞り弁34の開度の固定は、入水量が少
ない場合や、出湯温度を低下させる場合に解除され、入
水量、出湯温度に応じて算出された開度となるように絞
り弁34が通電制御される。
また、電動水量制御装置33は、出湯温度が得られるの
に必要な最大流量を越えないように通電制御される。
次に、制御装置40による燃焼量の算出について詳述す
る。なお、本発明の比例油止手段は、マイクロコンピュ
ータ41内にプログラムされている。
制御装置40によって求められる燃焼量Qは、フィード
フォワードJtFFと、熱交容量補正iKと、空燃比補
正量]゛と、比例補正量Pと、積分Xi止成Iとを加算
したもので、 Q=F[+に+T+P+Iの式で茂される。
このように、燃焼iQをFN−K)T)−P、)Iとす
ることにより、使用者の設定した出湯温度を、常に安定
して供給することができる。
フィードフォワード景F「は、コントローラ44で設定
された設定温度1Sと入水温センサ51によつ゛C検出
された入水温度TiとのX−と、水量検出センサ54に
よっ°C検出された水量Wと、熱交換器31の熱交換効
率1/errとによって算出される。
これは、FI’=(Ts−Ti) W/eff (7)
式で表される。
熱交容1i(tr正呈には、コントローラ44で設定さ
れた設定温度丁sと出湯温センサ53によって検出され
た出湯温度10との差(偏差ff1)と、使用される熱
交換器31に応じて予め設定された熱容iMと、熱交換
器31とバイパス水路32とのバイパス比に応じた定数
aとから算出される。
これは、K = a (Ts−To) Mの式で表され
る。
空燃比補正量]゛は、空燃比補正により増減されるガス
、BHB、補正するもので、空燃比補正による補正hl
、Nのm号を反転さぜなものである。
こ?+は、T=−Nの式で表される。
積分浦”iJ:M、Iは、コントローラ4ノ1で設定さ
れた設定温度ISと出湯温センサ53によって検出した
出湯温度10との差(偏差量)を積分制御によって補正
するもので、積分補正i1の変化量が水1Wに比例する
暉うに、積分定数をbxwとする。また、積分補正量I
が燃焼量(加熱1)の変化に応じて変化するように、フ
ィードフォワード量[[の変化比の積とする。そして、
この積分補正縫Iの算出は、 I 、 = 1 ++−1+bw、  (Ts−To)
 Fr、、/FT、、−1の式で表される。
なお、■、は今回の算出する積分補正量、■11は前回
の算出した積分補正量、FF、、は今回算出されたフィ
ードフォワード量、F F 、、−、は前回の算出した
フィードフォワード量を示す。
比例補正MPは、コントローラ44で設定された設定温
度Tsと出湯温センサ53によって検出した出湯温度■
0との差(11m差M)を、この偏差量に比例した比P
A浦正量によって補正するもので、比例′f甫正呈Pの
変化量が水量Wに比例するように、水量検出センサ54
によって検出された水量Wと、比例定数Eとを用いて算
出される。
これは、P=E (Ts−To) Wの式で−1:とさ
れる。
なお本実施例ではE=0.8前後が適正である。
また、比例補正量Pは、本発明により」、限および下限
が規制される。この上限と下限との規制は、フィードフ
ォワード量「[(フィードフォワード量は燃焼量とほぼ
比例関係にあるため、本実施例ではフィードフォワード
量を加熱量とみなす)に比例した規制値よって行われる
。この比例補正量Pの規制値は、「1.、×Cで、比例
補市ff1pはP≦1TXclの式を満足させるものと
される。なお、Cは定数を示す。
このように、比例補正ff1Pに、フィードフォワード
量FFに比例しな規制値を設けることにより、出湯中に
設定温度1Sが変化した場合や、入水温度11が変化し
た場合、水量Wが変化した場合など、燃焼iQが変化す
る過渡期に、設定温度]Sと出湯温度Toとの隔差量が
大きくなっても、比例補正量Pが誤信号となることが防
がれるとともに、その過渡期に、燃焼量Qに応じた値の
比例補正量Pとされる。つまり、過渡期においても、比
例補IEffiPが素?く出湯温度[0を設定温度rs
とするように偏差量を補正する。
(変形例) 本発明を微分制御を用いたPID制御の比例制御に適用
したり、積分制御や微分制御を用いない比例制御に本発
明を適用しても良い。
バイパス水路を備えた給湯器を例に示したが、バイパス
水路を有しない給湯器に本発明を適用しても良い。
また、燃料にガスを用いた例を示したが、灯油など、他
の燃料を用いても良い。
さらに、加熱手段として燃料の燃焼によって熱を得る燃
焼部を用いたが、電気ヒータなど他の発熱手段を用い、
その通電量を本発明を用いて制御しても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図、第2図はバイ
パスミキシング式のガス給湯器の機略構成図、第3図は
制御装置の概略プロ・7り図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)加熱手段と、該加熱手段の発生する熱と水とを熱交
    換する熱交換器と、前記加熱手段の加熱制御を行う制御
    装置とを備えた給湯器において、前記制御装置は、 出湯温度と設定温度との偏差量を、該偏差量に比例した
    比例補正量によって補正する比例制御手段を備え、 該比例制御手段による比例補正量の上限および下限を、
    前記加熱手段の加熱量に比例した制限値で規制した ことを特徴とする給湯器の制御装置。
JP63222686A 1988-09-06 1988-09-06 給湯器の制御装置 Expired - Fee Related JPH0718588B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0622856U (ja) * 1992-04-08 1994-03-25 株式会社長府製作所 給湯器等の制御装置
US7144060B2 (en) 2003-11-19 2006-12-05 Hyundai Mobis Co., Ltd. Damper assembly for a glove box

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