JPS5926848B2 - ガス湯沸器 - Google Patents
ガス湯沸器Info
- Publication number
- JPS5926848B2 JPS5926848B2 JP15048376A JP15048376A JPS5926848B2 JP S5926848 B2 JPS5926848 B2 JP S5926848B2 JP 15048376 A JP15048376 A JP 15048376A JP 15048376 A JP15048376 A JP 15048376A JP S5926848 B2 JPS5926848 B2 JP S5926848B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- gas
- hot water
- solenoid valve
- amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Control Of Combustion (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、例えば本体内に混合管、ゼロガバナ、強制給
排気用ファンモータ等により構成するガス量制御手段を
有するガス湯沸器に関する。
排気用ファンモータ等により構成するガス量制御手段を
有するガス湯沸器に関する。
従来この種ガス湯沸器は、ゼロガバナにより混合管内の
ノズルに発生する給気量に応じた圧力差をとりだしガス
流量を制(財)するもので、給気量とガス流量とを一定
の関係に保つことができ、空気過剰率を一定に保つこと
ができ、全一次空気式ガスバーナの有効な燃焼量制御法
として採用されてきた。
ノズルに発生する給気量に応じた圧力差をとりだしガス
流量を制(財)するもので、給気量とガス流量とを一定
の関係に保つことができ、空気過剰率を一定に保つこと
ができ、全一次空気式ガスバーナの有効な燃焼量制御法
として採用されてきた。
このようなガスバーナで出湯温度を制御するにあたって
、出湯温度に応じてファンモータの回転数を比例的に制
御し、燃焼量を制御していた。
、出湯温度に応じてファンモータの回転数を比例的に制
御し、燃焼量を制御していた。
しかるに単純な比例制御のみでは、広範な負荷量変動に
わたって安定な性能を得ることははなはだ困難であった
。
わたって安定な性能を得ることははなはだ困難であった
。
すなわち、給湯流量に依存してプロセスのむだ時間、遅
れ時間が変゛化するとともに、プロセスゲインまでが変
動してしまうからである。
れ時間が変゛化するとともに、プロセスゲインまでが変
動してしまうからである。
このようなプロセスを比例制(財)するには、通常コン
トローラのゲインを低くして発振をおさえるものである
が、しかしゲインが低いため、設定温度に対し実際の出
湯温度は大きな残留偏差をもち、さらに流量によりプロ
セスゲインが変化するから、流量によってその残留偏差
が異なる。
トローラのゲインを低くして発振をおさえるものである
が、しかしゲインが低いため、設定温度に対し実際の出
湯温度は大きな残留偏差をもち、さらに流量によりプロ
セスゲインが変化するから、流量によってその残留偏差
が異なる。
またファンモータそのものの慣性のため遅れ時間が長く
、したがって整定時間が比較的長いという過渡応答をも
たらす。
、したがって整定時間が比較的長いという過渡応答をも
たらす。
本発明はこのような従来の欠点を除去したもので、以下
その実施例を添付図面とともに説明する。
その実施例を添付図面とともに説明する。
第1図において、本体1内に全一次空気式ガスバーナ2
、混合管4、この混合管4内に設けたノズルに発生する
給気量に応じた圧力差に応じて弁開度を制御するゼロガ
バナ3、熱交換器7、電磁弁12を具備している。
、混合管4、この混合管4内に設けたノズルに発生する
給気量に応じた圧力差に応じて弁開度を制御するゼロガ
バナ3、熱交換器7、電磁弁12を具備している。
ガスGは電磁弁12、ゼロガバナ3を経て混合管4に導
入され、空気Aは給気路5を経て混合管4に導入され、
これら空気とガスは混合されてバーナ2へ導入される。
入され、空気Aは給気路5を経て混合管4に導入され、
これら空気とガスは混合されてバーナ2へ導入される。
水Wは給水路6を通して熱交換器7へ導入され、熱交換
後場Hとして出湯路8を通して導出される。
後場Hとして出湯路8を通して導出される。
排気は排気路9からファンモータ10を介してEのよう
に強制的に排出される。
に強制的に排出される。
出湯温度は感温抵抗体13により検出され、速度制御器
11に入力され、ファンモータ10の回転速度を制御す
ると同時に、電磁弁12をオンオフ制御して燃焼量制御
を行なう。
11に入力され、ファンモータ10の回転速度を制御す
ると同時に、電磁弁12をオンオフ制御して燃焼量制御
を行なう。
すなわちゼロガバナ3、ファンモータ10、混合管4で
構成するガス量制四」手段と、速度制御器11によりガ
ス量制御機構を構成する。
構成するガス量制四」手段と、速度制御器11によりガ
ス量制御機構を構成する。
第2図に上記速度制御器11の具体回路を示し、感温抵
抗体13としてサーミスタを用い、これと抵抗29を並
列接続し、これに温度設定用可変抵抗28とコンデンサ
30の並列接続をブリッジの一辺とし、他の辺を抵抗2
0,2L27で構成している。
抗体13としてサーミスタを用い、これと抵抗29を並
列接続し、これに温度設定用可変抵抗28とコンデンサ
30の並列接続をブリッジの一辺とし、他の辺を抵抗2
0,2L27で構成している。
ブリッジ出力は2個のトランジスタ25.26と3個の
抵抗22,23,24で構成した差動増幅器に入力され
、前記差動増幅器の出力はトランジスタ31、抵抗32
,33,34で構成される増幅器に入力される。
抵抗22,23,24で構成した差動増幅器に入力され
、前記差動増幅器の出力はトランジスタ31、抵抗32
,33,34で構成される増幅器に入力される。
ブリッジ、差動増幅器、増幅器の直流電源は、電源端子
L1. L2を介して接続した商用電源をトランス14
でステップダウンし、これをダイオードブリッジ15で
全波整流し、さらにタイオード16、コンデンサ17で
平滑して得た直流電圧を抵抗18、ゼナーダイオード1
9の直列回路に印加して得られるゼナー電圧である。
L1. L2を介して接続した商用電源をトランス14
でステップダウンし、これをダイオードブリッジ15で
全波整流し、さらにタイオード16、コンデンサ17で
平滑して得た直流電圧を抵抗18、ゼナーダイオード1
9の直列回路に印加して得られるゼナー電圧である。
増幅器を構成する抵抗32.33は負帰還路を形成し、
全体のゲインを安定化している。
全体のゲインを安定化している。
増幅器の出力は抵抗36,39,41,42、ダイオー
ド37、コンデンサ38、トランジスタ35、PUT4
0、パルストランス49、トライアック50で構成した
位相側(財)回路に入力される。
ド37、コンデンサ38、トランジスタ35、PUT4
0、パルストランス49、トライアック50で構成した
位相側(財)回路に入力される。
電源位相と位相制御回路との同期をとるため、抵抗43
,44,46,47、トランジスタ45゜48で構成す
るゼロボルトスイッチを用いている。
,44,46,47、トランジスタ45゜48で構成す
るゼロボルトスイッチを用いている。
このような構成で、もしも出湯温度が出湯量変動のため
、高くなろうとすると、サーミスタ13の抵抗値が下が
ろうとする。
、高くなろうとすると、サーミスタ13の抵抗値が下が
ろうとする。
その時間微分はコンデンサ30を介して差動増幅器に入
力され、その出力電圧は実際の温度変動時の出力よりも
増幅される。
力され、その出力電圧は実際の温度変動時の出力よりも
増幅される。
すなわち、上述のブリッジ回路は測定微分先行型となっ
ている。
ている。
したがって差動増幅器出力は実際のサーミスタ13の変
化の微分値と抵抗値に応じて小さくなる。
化の微分値と抵抗値に応じて小さくなる。
これよりコンデンサ38に初期充電される電圧は実際の
温度変化時より、より小さくなり、トライアック導通角
もより小となってファンモータ10の回転速度もより小
となり、燃焼量もより小となり、出湯温度を非常に速く
一定に保つ動作を行なう。
温度変化時より、より小さくなり、トライアック導通角
もより小となってファンモータ10の回転速度もより小
となり、燃焼量もより小となり、出湯温度を非常に速く
一定に保つ動作を行なう。
すなわち、本速度制御器11は、測定微分先行型の制御
器となっていて、応登速度が極めて速く、系全体の応答
速度が速い。
器となっていて、応登速度が極めて速く、系全体の応答
速度が速い。
また、微分制御を採用することによって系の安定性が増
すので、制御器ゲインを上げることができ、よって残留
偏差を小さくできる。
すので、制御器ゲインを上げることができ、よって残留
偏差を小さくできる。
すなわちガス量制御機構は、サーミスタ13により検出
する出湯温度が、温度設定用可変抵抗で設定される設定
温度と等しくなるようにガス流量を制■する。
する出湯温度が、温度設定用可変抵抗で設定される設定
温度と等しくなるようにガス流量を制■する。
第3図は電磁弁12をサーミスタ13の抵抗値の微分値
の大きさ及び極性に応じてオンオフする制御回路の一実
施例である。
の大きさ及び極性に応じてオンオフする制御回路の一実
施例である。
前記差動増幅器の出力をコンデンサ106、抵抗113
,114の微分回路に入力し、これを電圧比較器109
の負入力端に印加する。
,114の微分回路に入力し、これを電圧比較器109
の負入力端に印加する。
一方電圧比較器109の正入力端にはゼナー電圧を抵抗
107,108で分割した電圧を印加する。
107,108で分割した電圧を印加する。
差動増幅器の出力電圧は出湯温度が高すぎるとサーミス
タ13の抵抗値が低下し、入力電圧が低下するため上昇
する。
タ13の抵抗値が低下し、入力電圧が低下するため上昇
する。
上昇速度はサーミスタ13で検出している出湯温度の微
分値に応じている。
分値に応じている。
もしも上昇速度が充分速くその大きさが、抵抗107,
108で設定される所定の値よりも大きければ、その電
圧変化はコンデンサ106を通して電圧比較器109に
入力され、比較器109出力は低下し、この信号はオフ
信号となってトランジスタ111をオフしてリレー11
2を解磁し、電磁弁12をオフする。
108で設定される所定の値よりも大きければ、その電
圧変化はコンデンサ106を通して電圧比較器109に
入力され、比較器109出力は低下し、この信号はオフ
信号となってトランジスタ111をオフしてリレー11
2を解磁し、電磁弁12をオフする。
したがって、出湯温度は急速に予定の温度に近ずく。
予定の温度に近ずけば、出湯温度の変化速度が遅くなり
、その微分値は小となり、比較器109負入力も小とな
り、比較器出力は犬となり、これにより抵抗110を介
してトランジスタ111にベース電流が流れ、トランジ
スタ111がオンし、リレー112がオンし、電磁弁1
2がオンして正常動作に復帰する。
、その微分値は小となり、比較器109負入力も小とな
り、比較器出力は犬となり、これにより抵抗110を介
してトランジスタ111にベース電流が流れ、トランジ
スタ111がオンし、リレー112がオンし、電磁弁1
2がオンして正常動作に復帰する。
すなわち、この制御回路はファンモータ10の遅れ時間
を補うためのものであって、燃焼量を急速に低下しなけ
ればならない場合、ファンモータ10の遅れ時間が比較
的長いため、このファンモータ10、上吊ガバナ3系の
みでは急速に低下し得ないため、過度のオーバシュート
や長い整定時間が発生することを防ぐために特に、出湯
温度が予定の温度よりも高いときに有効に動作するよう
になっている。
を補うためのものであって、燃焼量を急速に低下しなけ
ればならない場合、ファンモータ10の遅れ時間が比較
的長いため、このファンモータ10、上吊ガバナ3系の
みでは急速に低下し得ないため、過度のオーバシュート
や長い整定時間が発生することを防ぐために特に、出湯
温度が予定の温度よりも高いときに有効に動作するよう
になっている。
以上詳述したように、本発明によれば、比較的遅いガス
量制御機構にさらに、出湯得温の微分値に応動する電磁
弁を付加しているので、たとえば、出湯量の急激な変化
によって生ずる出湯温度の大きなオーバシュートや、長
い整定時間を大巾に加養できる。
量制御機構にさらに、出湯得温の微分値に応動する電磁
弁を付加しているので、たとえば、出湯量の急激な変化
によって生ずる出湯温度の大きなオーバシュートや、長
い整定時間を大巾に加養できる。
第1図は本発明の実施例を示すガス湯沸器の概略構成図
、第2図はファンモータの速度側(財)用回路図、第3
図は電磁弁制御回路図である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・全一次空気式ガス
バーナ、3・・・・・・ゼロガバナ、4・・・・・・混
合管、7・・・・・・熱交換器、10・・・・・・ファ
ンモータ、11・・・・・・速度制御器、12・・・・
・・電磁弁、13・・・・・・感温抵抗素子(サーミス
タ)。
、第2図はファンモータの速度側(財)用回路図、第3
図は電磁弁制御回路図である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・全一次空気式ガス
バーナ、3・・・・・・ゼロガバナ、4・・・・・・混
合管、7・・・・・・熱交換器、10・・・・・・ファ
ンモータ、11・・・・・・速度制御器、12・・・・
・・電磁弁、13・・・・・・感温抵抗素子(サーミス
タ)。
Claims (1)
- 1 供給されるガスを燃焼させるバーナと、熱交換器と
、出湯側に設けられ出湯温度を検出する感温抵抗体と、
前記感温抵抗体によって検出される出湯温度が所定の温
度になるよう前記バーナへのガス供給量を制御すること
により燃焼量を制御するガス量制御機構とを備え、前記
ガス量制御機構は、前記感温抵抗体で検出する出湯温度
が上昇するときの微分値が、所定値よりも太きいときに
オフ信号を出力する電圧比較器と、ガス回路中に設けら
れ前記電圧比較器のオフ信号によりオフする電磁弁とを
具備するガス湯沸器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15048376A JPS5926848B2 (ja) | 1976-12-14 | 1976-12-14 | ガス湯沸器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15048376A JPS5926848B2 (ja) | 1976-12-14 | 1976-12-14 | ガス湯沸器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5373641A JPS5373641A (en) | 1978-06-30 |
JPS5926848B2 true JPS5926848B2 (ja) | 1984-07-02 |
Family
ID=15497854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15048376A Expired JPS5926848B2 (ja) | 1976-12-14 | 1976-12-14 | ガス湯沸器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5926848B2 (ja) |
-
1976
- 1976-12-14 JP JP15048376A patent/JPS5926848B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5373641A (en) | 1978-06-30 |
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