JPH0325013Y2 - - Google Patents

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JPH0325013Y2
JPH0325013Y2 JP1985028714U JP2871485U JPH0325013Y2 JP H0325013 Y2 JPH0325013 Y2 JP H0325013Y2 JP 1985028714 U JP1985028714 U JP 1985028714U JP 2871485 U JP2871485 U JP 2871485U JP H0325013 Y2 JPH0325013 Y2 JP H0325013Y2
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valve
gas
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governor
burner
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Description

【考案の詳細な説明】 (利用分野) 本考案は、ガス比例弁を用いたガス供給装置に
関し、特に、ガバナ付比例弁を組み込む形式のガ
ス給湯器等に有効に利用できる。
(従来技術及びその問題点) この種ガス供給装置を用いた給湯器は第4図、
第5図の如く構成され、このものでは、運転中に
熱交換器2の出力側の温水回路21の湯温を検知
し、制御部30で設定温度とこの出湯温度を比較
し、この比較結果に見合つた出力を弁装置31に
印加させ、この比例制御弁の出力によりバーナ2
2へのガス供給量をコントロールして出湯温度を
設定温度に維持する。
最近のこの種給湯器では、第5図の如く、比例
制御弁3としてガス圧調整機能をもつたガバナを
組みんだ形式のもの(実公昭59−18216号)が採
用され、これが、同図の如く、強制排気用の送風
器4、及び主弁1としての電磁弁と関連せしめら
れている。
この従来のものでは、電源投入スイツチとして
も機能する操作スイツチ11が入ると、制御弁3
0の回路が導通状態となり、比例制御弁3の弁装
置31が前記制御部からの出力に見合つた開度状
態に設定される。同時に、送風器4が動作状態と
なり、これを風圧スイツチ41が検知してタイマ
ー12を動作させ、このタイマー設定時間経過時
にその出力接点12aがONとなり主弁1となる
電磁弁が開弁するとともに、点火装置(図示せ
ず)が一定時間動作状態となつてバーナ22に着
火する。
ところが、上記従来のものでは、主弁1の開弁
時に一時的に過大なガスがバーナ22に供給さ
れ、点火不良が生じたり、爆発的点火をひき起こ
すことがある。
この不都合は、ガバナ式の比例制御弁の弁装置
31が第5図の如く、一次側の圧力に応動するダ
イヤフラム32と一体的に動作する弁体33を具
備するものであること、及び、前記ダイヤフラム
32に連設したロツド34に加わる電磁付勢力
を、制御部30からの出力信号に応じて変化させ
ることによりバーナ22へのガス供給量を制御す
るものであることにその原因があり、さらに、主
弁1が開弁する以前に上記弁装置31に制御部3
0からの出力が印加されていることによるもので
ある。
すなわち、前記比例制御弁では、制御部30か
らの出力によつてその励磁コイル35に所定の電
圧が印加されると、励磁コイル35の電磁力によ
つてロツド34に弁体33を開弁させる方向の推
力が作用し、一次側回路にガス圧が作用していな
い場合には、この推力によつて弁体33が全開状
態となる。この状態で主弁1が開弁すると、ダイ
ヤフラム32が調圧状態となるまでのあいだ弁体
33の二次側の圧力が一時的に過大となり、バー
ナ22側には第6図の経過(ガス量変化)でガス
供給され、一時的に過大なガスが供給され、上記
した不都合が生じることとなる。
(技術的課題) 本考案は、このような、一次圧のガス圧変化に
応動するダイヤフラム32及び弁体33を具備す
るガバナ式の比例制御弁3をバーナ22へのガス
回路に挿入し且その上流側に主弁1としての電磁
弁を挿入し、この主弁の開弁によつてバーナが動
作状態となるものにおいて、主弁開弁時における
爆発点火や燃焼不良が生じないようにするため
に、主弁1の開弁時にバーナ22から過大量のガ
スが流出しないようにすることをその課題とす
る。
(手段) 上記課題を解決するための本考案の技術的手段
は、主弁1の上流側ガス回路にガバナ5を挿入し
たことである。
(作 用) 器具が不使用状態にあり主弁1が閉弁している
ときには、その上流側のガバナ5には一次圧が作
用し、該ガバナ5が最も絞られた状態になつてい
る。従つて、主弁1を開けて器具を使用状態にし
たときには、ガバナ5が前記最絞り状態から次第
に開放して流量を調節するから、たとえ最下流部
の比例制御弁3が全開状態になつていても、上記
ガバナ5の流量調節作用によつてバーナ22の動
作初期にこれから一時的に過大量のガスが流出す
ることはない。又、主弁1の開弁後にその下流の
比例制御弁3を開ける場合には、主弁1の開弁と
同時にガバナ式の比例制御弁3のダイヤフラム3
2に一次圧が作用してこれが最絞り状態になり、
その後、該比例制御弁3が次第に開弁し、該弁へ
の印加電流とガス圧とのバランスを保つた開度と
なる。従つて、この場合にも、バーナ22の作動
初期にこれから過大量のガスが流出する心配が勿
論ない。
このように、本考案によれば、比例弁3の開放
時期が主弁1の開弁時の前後に関係なく、常にバ
ーナ22から過大量のガスが流出する心配がな
い。
(効 果) 本考案は上記構成であるから、次の特有の効果
を有する。
比例弁3の開弁時期に関わらず、バーナ22の
動作開始時において過大量のガスが流出しないか
ら、このときに爆発点火したり、燃焼不良が生じ
る心配がない。
(実施例) 第1図に示す第1実施例では、主弁1の上流側
に、第2図に示すものと同一の構成のガバナ5を
挿入してあると共に、既述の従来例の主弁1と比
例制御弁3とを同期的に導通状態にするために比
例制御弁の制御部30と主弁1とを並列接続し
て、この並列回路をタイマー12の出力接点12
aとを直列接続した構成としたもので、操作スイ
ツチ11を閉成させると、送風器4が動作して風
圧スイツチ41がONとなり、送風器4がタイマ
ー12による設定時間持続すると、出力接点12
aが閉成されて主弁1が開弁するとともに弁装置
31の励磁コイル35への印加電圧が所定の設定
電圧にセツトされることとなる。
この実施例のものでは、主弁1が開弁する前に
は、ガバナ5に一次圧が作用してこれが最絞り状
態になつており、この状態で主弁1が開弁する
と、上記ガバナ5が最絞り状態から次第に開いて
行き、バーナ22へのガス量は、第3図のAのよ
うな流量変化をする。
次に、第2図に示す実施例は、第1図に示す第
1実施例のガバナ5の上流側に該ガバナ5を保護
するための元弁6を付加し、比例制御弁3の弁装
置31にオリフイス36を挿入したバイパス回路
37を付加したものである。
このものでは、器具不使用時には元弁6を閉じ
ておくことにより、ガバナ5のダイヤフラムに一
次圧が掛らないようにして、該ダイヤフラムやこ
れに付勢力を与えるバネが経時的に疲労するのを
抑えている。又、弁装置31の弁体33が初期状
態において閉弁していてもバイパス回路37を介
してバーナ22にガス供給され、しかも、この供
給ガス圧はガバナ5によつて一定に保たれるか
ら、比例制御弁3による制御範囲が広くなる。
尚、この場合には、主弁1に先立つて元弁6が開
弁状態にあることが必要である。これにより、ガ
バナ5の弁体が主弁1の開弁時には全閉状態にあ
ることから、主弁1の開弁と同時又はそれ以後に
弁装置がONとなると、上記したと同じ作用で、
ガス供給開始時に低ガス量域から設定ガス量状態
に移行する。
尚、この実施例によれば、バイパス回路37に
挿入したオリフイス36によつて供給最少ガス量
が一定に保たれることから、主弁1の開弁後に弁
装置31がONとなる場合には、ガス量変化は第
3図のBのようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の説明図、第2図
は第2実施例のガス回路の説明図、第3図はこれ
らの場合のガス供給開始時からのガス量変化の説
明図、第4図は従来例の説明図、第5図はこれに
採用されるガバナ式比例制御弁の弁装置の説明
図、第6図はこの場合のガス供給時のガス量変化
を示す図面であり、図中、1……主弁、3……比
例制御弁、31……弁装置、32……ダイヤフラ
ム、33……弁体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一次圧のガス圧変化に応動するダイヤフラム3
    2及び弁体33を具備するガバナ式の比例制御弁
    3を、バーナ22へのガス回路に挿入し且つその
    上流側に主弁1としての電磁弁を挿入し、この主
    弁1の開弁によつてバーナ22が動作状態になる
    ものにおいて、主弁1の上流側ガス回路にガバナ
    5を挿入した比例制御式のガス供給装置。
JP1985028714U 1985-02-27 1985-02-27 Expired JPH0325013Y2 (ja)

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JP1985028714U JPH0325013Y2 (ja) 1985-02-27 1985-02-27

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JP1985028714U JPH0325013Y2 (ja) 1985-02-27 1985-02-27

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JPS61144344U JPS61144344U (ja) 1986-09-05
JPH0325013Y2 true JPH0325013Y2 (ja) 1991-05-30

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ID=30526851

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5523858A (en) * 1978-08-07 1980-02-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd Gas burner
JPS5668724A (en) * 1979-11-07 1981-06-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd Combustion controlling apparatus

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5523858A (en) * 1978-08-07 1980-02-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd Gas burner
JPS5668724A (en) * 1979-11-07 1981-06-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd Combustion controlling apparatus

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JPS61144344U (ja) 1986-09-05

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