JPS6133254Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6133254Y2 JPS6133254Y2 JP1978114908U JP11490878U JPS6133254Y2 JP S6133254 Y2 JPS6133254 Y2 JP S6133254Y2 JP 1978114908 U JP1978114908 U JP 1978114908U JP 11490878 U JP11490878 U JP 11490878U JP S6133254 Y2 JPS6133254 Y2 JP S6133254Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- starter
- front bracket
- groove
- water
- motor section
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007858 starting material Substances 0.000 claims description 18
- 229910001018 Cast iron Inorganic materials 0.000 claims description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 12
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 238000006424 Flood reaction Methods 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は機関駆動用のスタータに関するもの
で、特にスタータ内部に浸入した水の排出構造の
改良に関するものである。
で、特にスタータ内部に浸入した水の排出構造の
改良に関するものである。
一般に、車輌のミツシヨンケースは密閉されて
いるが、車輌が深い水の中を走行したり、ミツシ
ヨンケースの密閉が不完全であつたりすると、車
輌の走行中にミツシヨンケースの内側、即ちリン
グギア側に浸水し、その水をリングキアがかき上
げ、スタータ内部に溜る。このため、スタータの
ヨーク、ブラケツトの錆付き、或いはスタータ内
部に溜つた水のため湿気が高くなり、電機子コイ
ル、界磁コイル、界磁鉄心をも錆付かせ、スター
タの動作不良を招く不具合を生じさせていた。
いるが、車輌が深い水の中を走行したり、ミツシ
ヨンケースの密閉が不完全であつたりすると、車
輌の走行中にミツシヨンケースの内側、即ちリン
グギア側に浸水し、その水をリングキアがかき上
げ、スタータ内部に溜る。このため、スタータの
ヨーク、ブラケツトの錆付き、或いはスタータ内
部に溜つた水のため湿気が高くなり、電機子コイ
ル、界磁コイル、界磁鉄心をも錆付かせ、スター
タの動作不良を招く不具合を生じさせていた。
そこで、従来では、上記の不具合を解消するも
のとして第１図、第２図に示すものがあつた。
のとして第１図、第２図に示すものがあつた。
即ち、第１図、第２図において、１は図示しな
いエンジンハウジングに取り付けられる鋳物製の
フロントブラケツトで大径の一方の筒状開口部１
ａとこの筒状開口部１ａより小径の他方の筒状開
口部１ｂと、図示しない機関リングギアが嵌入す
る切欠き開口部１ｃとが形成されている。２は上
記フロントブラケツト１の一方の筒状開口部１ａ
に嵌着されたモータ部、３は上記フロントブラケ
ツト１の他方の筒状開口部１ｂに嵌着されたソレ
ノイドスイツチ、４は上記フロントブラケツト１
の筒状開口部１ｂ端面に形成された溝で、内周か
ら外周に対し直線的に形成されており、上記モー
タ部２の開口端との間で排水口を構成している。
いエンジンハウジングに取り付けられる鋳物製の
フロントブラケツトで大径の一方の筒状開口部１
ａとこの筒状開口部１ａより小径の他方の筒状開
口部１ｂと、図示しない機関リングギアが嵌入す
る切欠き開口部１ｃとが形成されている。２は上
記フロントブラケツト１の一方の筒状開口部１ａ
に嵌着されたモータ部、３は上記フロントブラケ
ツト１の他方の筒状開口部１ｂに嵌着されたソレ
ノイドスイツチ、４は上記フロントブラケツト１
の筒状開口部１ｂ端面に形成された溝で、内周か
ら外周に対し直線的に形成されており、上記モー
タ部２の開口端との間で排水口を構成している。
即ち、この従来装置にあつては、フロントブラ
ケツト１のモータ部２との嵌合部において、その
円周上の１箇所を内周から外周にかけて、直線状
の溝４を形成し、この溝４とモータ部２の開口端
面との間に水抜き穴を形成するようにしている。
従つて、フロントブラケツト１の開口部１ｃ等か
ら浸水した水は、上述した水抜き穴を介して外部
へ排出される。
ケツト１のモータ部２との嵌合部において、その
円周上の１箇所を内周から外周にかけて、直線状
の溝４を形成し、この溝４とモータ部２の開口端
面との間に水抜き穴を形成するようにしている。
従つて、フロントブラケツト１の開口部１ｃ等か
ら浸水した水は、上述した水抜き穴を介して外部
へ排出される。
しかし、この水抜き穴は径方向に直線的に貴通
されているので、スタータを装着した車両の走行
中において、外部からの水、塵等が水抜き穴を介
してスタータ内部に侵入し、そのためスタータの
各部の錆付き、或いは塵等の付着による異常摩耗
を生じさせ、スタータを故障に到らしめる不具合
が生じていた。
されているので、スタータを装着した車両の走行
中において、外部からの水、塵等が水抜き穴を介
してスタータ内部に侵入し、そのためスタータの
各部の錆付き、或いは塵等の付着による異常摩耗
を生じさせ、スタータを故障に到らしめる不具合
が生じていた。
この考案は上記の欠点を解消する優れたスター
タを提供するものである。
タを提供するものである。
以下、この考案の一実施例を第３図について説
明する。
明する。
第３図において、５は上記フロントブラケツト
１の筒状開口部１ａに形成された溝で、径方向に
対し２ケ所で屈折して形成されており、上記モー
タ部２との間で排水口を構成する。
１の筒状開口部１ａに形成された溝で、径方向に
対し２ケ所で屈折して形成されており、上記モー
タ部２との間で排水口を構成する。
又、このように構成されたスタータは、車両に
装着した状態において、上述の排水口が下部に位
置する如く配設される。
装着した状態において、上述の排水口が下部に位
置する如く配設される。
即ち、上述の如く構成すれば、スタータのモー
タ部２内部に浸入した水は下方に落下して屈折し
た排水口から容易に排出される。又、外部からの
水、塵等は排水口の屈折部に当接し、スタータ内
部へ侵入する量は少なくなる。しかも、排水口を
構成する溝５はフロントブラケツト１の成型時に
同時に形成することができるので何ら手数を要し
ない。
タ部２内部に浸入した水は下方に落下して屈折し
た排水口から容易に排出される。又、外部からの
水、塵等は排水口の屈折部に当接し、スタータ内
部へ侵入する量は少なくなる。しかも、排水口を
構成する溝５はフロントブラケツト１の成型時に
同時に形成することができるので何ら手数を要し
ない。
以上の様にこの考案は鋳物製のフロントブラケ
ツトにおけるモータ部との嵌合側面に曲折した排
水溝を設け、この排水溝を通してスタータのモー
タ部を貴通するようにしているので、スタータ外
部からの排水溝への水、塵等の侵入を防止でき、
しかも、曲折した排出溝はフロントブラケツトの
成形時に容易に形成し得、従つて容易に信頼性の
高いスタータを提供することができる。
ツトにおけるモータ部との嵌合側面に曲折した排
水溝を設け、この排水溝を通してスタータのモー
タ部を貴通するようにしているので、スタータ外
部からの排水溝への水、塵等の侵入を防止でき、
しかも、曲折した排出溝はフロントブラケツトの
成形時に容易に形成し得、従つて容易に信頼性の
高いスタータを提供することができる。
しかも、この考案によれば、排水溝はフロント
ブラケツトにおけるモータ部との嵌合面に形成さ
れているので、水の浸入箇所であるフロントブラ
ケツトの切欠き開口部１ｃに近接して排水溝が構
成され、モータ内部に充分浸水する前にモータ外
に水を排出できるという効果がある。
ブラケツトにおけるモータ部との嵌合面に形成さ
れているので、水の浸入箇所であるフロントブラ
ケツトの切欠き開口部１ｃに近接して排水溝が構
成され、モータ内部に充分浸水する前にモータ外
に水を排出できるという効果がある。
第１図は従来装置を示す正面図、第２図は第１
図の−線断面図、第３図はこの考案の一実施
例の要部を示す断面図である。 図中、１はフロントブラケツト、１ａ，１ｂは
筒状開口部、１ｃは切欠き開口部、２はモータ
部、３はソレノイドスイツチ、４，５は溝であ
る。尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示
す。
図の−線断面図、第３図はこの考案の一実施
例の要部を示す断面図である。 図中、１はフロントブラケツト、１ａ，１ｂは
筒状開口部、１ｃは切欠き開口部、２はモータ
部、３はソレノイドスイツチ、４，５は溝であ
る。尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示
す。
Claims (1)
- エンジンハウジングに取り付けられる鋳物製の
フロントブラケツトと、このフロントブラケツト
に各々一体的に取り付けられるソレノイドスイツ
チと、モータ部とを有するものにおいて、上記フ
ロントブラケツトの上記モータ部との嵌合側面に
２ヶ所で曲折した排水溝を設け、この溝を介して
上記モータ部の内外部を連通したことを特徴とす
るスタータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978114908U JPS6133254Y2 (ja) | 1978-08-21 | 1978-08-21 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978114908U JPS6133254Y2 (ja) | 1978-08-21 | 1978-08-21 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5530978U JPS5530978U (ja) | 1980-02-28 |
| JPS6133254Y2 true JPS6133254Y2 (ja) | 1986-09-29 |
Family
ID=29066069
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978114908U Expired JPS6133254Y2 (ja) | 1978-08-21 | 1978-08-21 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6133254Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5154206U (ja) * | 1974-10-23 | 1976-04-24 |
-
1978
- 1978-08-21 JP JP1978114908U patent/JPS6133254Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5530978U (ja) | 1980-02-28 |
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