JPS6053787B2 - スタ−タの排水機構 - Google Patents
スタ−タの排水機構Info
- Publication number
- JPS6053787B2 JPS6053787B2 JP14338179A JP14338179A JPS6053787B2 JP S6053787 B2 JPS6053787 B2 JP S6053787B2 JP 14338179 A JP14338179 A JP 14338179A JP 14338179 A JP14338179 A JP 14338179A JP S6053787 B2 JPS6053787 B2 JP S6053787B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- starter
- drain
- bush
- outside
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動車等に使用されるスタータの排水機構に
関する。
関する。
自動車のエンジンルーム内に設置されるスタータには
従来よりリヤカバーに排水穴が設けられている。
従来よりリヤカバーに排水穴が設けられている。
従来のスタータの排水機構としては、リヤカバーに排水
穴が設けられただけのものや、排水穴から外部へゴムパ
イプ等を接続したものや、略L字状のパイプを排水穴に
取付けたもの等があつた。しかし、前者はスタータ周辺
で飛散した水が、排水穴より内部へ逆に進入することが
あり、後者は外部から飛散する水滴の進入を防止するこ
とはできるが、スタータの外部へゴムパイプ等が出張る
為、取付上、スペース上の制約が出て来るというそれぞ
れの欠点を有していた。 本発明の目的は、スタータ外
部に大きな突出部を形成することなく、外部からの飛散
水滴を十分防滴できるスタータの排水機構を提供するに
ある。
穴が設けられただけのものや、排水穴から外部へゴムパ
イプ等を接続したものや、略L字状のパイプを排水穴に
取付けたもの等があつた。しかし、前者はスタータ周辺
で飛散した水が、排水穴より内部へ逆に進入することが
あり、後者は外部から飛散する水滴の進入を防止するこ
とはできるが、スタータの外部へゴムパイプ等が出張る
為、取付上、スペース上の制約が出て来るというそれぞ
れの欠点を有していた。 本発明の目的は、スタータ外
部に大きな突出部を形成することなく、外部からの飛散
水滴を十分防滴できるスタータの排水機構を提供するに
ある。
本発明はスタータのリヤカバーに設けられる排水穴に
、有底筒状で側面に排水穴を備え樹脂等の弾性部材にて
成形されるドレーンブッシュを開口部を外方にして外部
より挿着することにより、内部に溜つたドレーンは側面
の排水穴から開口部を通り外部へ排水されるが、外部よ
り飛散して来る水滴はドレーンブッシュの底部にてしや
へいすることにより内部への進入を防止しようとするも
のである。
、有底筒状で側面に排水穴を備え樹脂等の弾性部材にて
成形されるドレーンブッシュを開口部を外方にして外部
より挿着することにより、内部に溜つたドレーンは側面
の排水穴から開口部を通り外部へ排水されるが、外部よ
り飛散して来る水滴はドレーンブッシュの底部にてしや
へいすることにより内部への進入を防止しようとするも
のである。
以下、本発明を図面に基づいて詳述する。
第1図は従来の排水機構を備えたスタータ断面図であ
る。 スタータ1はモータ2とソレノイド3とから構成
されており、モータ2の中心部にはアーマチャ4が設け
られている。
る。 スタータ1はモータ2とソレノイド3とから構成
されており、モータ2の中心部にはアーマチャ4が設け
られている。
アーマチャ4の出力軸先端にはピニオン5が取り付けら
れ、反対側端部近傍にはコンミテータ6が取り付けられ
ている。 アーマチャ4の外周部には所定間隔を持つて
ヨーク7が設けられ、又、アーマチャ4のコンミテータ
側端部はリヤカバー8にて囲繞され、リヤカバー8はヨ
ーク7の端面に固定されている。リヤカバー8にはブラ
シホルダ9がコンミテータ6に対応して取り付けられて
いる。又、リヤカバー8の円周面上の下面には排水穴1
0が設けられている。 通常、スタータ内部に溜つたド
レーンは、この排水穴10から外部へ排出される。
れ、反対側端部近傍にはコンミテータ6が取り付けられ
ている。 アーマチャ4の外周部には所定間隔を持つて
ヨーク7が設けられ、又、アーマチャ4のコンミテータ
側端部はリヤカバー8にて囲繞され、リヤカバー8はヨ
ーク7の端面に固定されている。リヤカバー8にはブラ
シホルダ9がコンミテータ6に対応して取り付けられて
いる。又、リヤカバー8の円周面上の下面には排水穴1
0が設けられている。 通常、スタータ内部に溜つたド
レーンは、この排水穴10から外部へ排出される。
第2図は第1図のリヤカバー8に設けられた排水穴10
部分の詳細図である。
部分の詳細図である。
排水穴10はモータ2内部のドレーンによりブラシホル
ダ9やコンミテータ6が発錆し動作不良となるのを防ぐ
ためのものであるから、第1図および第2図のごとき従
来の排水機構では、エンジンへの取付状態によつては逆
に排水穴10より飛水が侵入してブラシホルダ9やコン
ミテータ6に付着して発錆に至らすという危険性がある
。
ダ9やコンミテータ6が発錆し動作不良となるのを防ぐ
ためのものであるから、第1図および第2図のごとき従
来の排水機構では、エンジンへの取付状態によつては逆
に排水穴10より飛水が侵入してブラシホルダ9やコン
ミテータ6に付着して発錆に至らすという危険性がある
。
そこで、この排水穴10にゴムホース等を接続する構造
も考えられているが、前述したごとくゴムホース等が出
張つているとスタータ1の取り付けにじやまとなり好ま
しくない。本発明によるスタータの排水機構を第3図に
より説明する。
も考えられているが、前述したごとくゴムホース等が出
張つているとスタータ1の取り付けにじやまとなり好ま
しくない。本発明によるスタータの排水機構を第3図に
より説明する。
なお、ここにおいて前述従来例と同一構成部分は同一符
号を用いるものとし説明を簡略化する。
号を用いるものとし説明を簡略化する。
リヤカバー11にはやや大き目の円形のブッシュ取付穴
12が設けられており、このブッシュ取付穴12には樹
脂成形されたドレーンブッシュ13が挿着係止されてい
る。このドレーンブッシュ13は有底筒状で、側面には
排水穴14が、開口部15にはつば16が設けられてい
る。
12が設けられており、このブッシュ取付穴12には樹
脂成形されたドレーンブッシュ13が挿着係止されてい
る。このドレーンブッシュ13は有底筒状で、側面には
排水穴14が、開口部15にはつば16が設けられてい
る。
さらに、底部18より開口部15へ向つてしきり板17
が立設されている。この様な構造のドレーンブッシュは
弾性のある樹脂にて一体成形されたものである。前記リ
ヤカバー11のブッシュ取付穴12へ、このドレーンブ
ッシュ13が、開口部15を下方ζへ向けてリヤカバー
11の外側より圧入され、つば16にて位置決めされて
いる。
が立設されている。この様な構造のドレーンブッシュは
弾性のある樹脂にて一体成形されたものである。前記リ
ヤカバー11のブッシュ取付穴12へ、このドレーンブ
ッシュ13が、開口部15を下方ζへ向けてリヤカバー
11の外側より圧入され、つば16にて位置決めされて
いる。
この様な構造からスタータの排水機構ではスタータ内部
のドレーンは、ドレーンブッシュ13の側面に設けられ
た排水穴14を通り開口部15より外部へ排出される。
のドレーンは、ドレーンブッシュ13の側面に設けられ
た排水穴14を通り開口部15より外部へ排出される。
また、外部からの飛散水滴はドレーンブッシュ13の底
部18か、しきり板17に当り、直接内部へ侵入するこ
とはない。本実施例によればリヤカバー11の外部へ余
分な出張りを作ることなく、外部からの飛散水を防滴で
き、取り付けも外部から簡単に行なえる。外部へ出張つ
ているのはつば16のみで、スタ・一タ取り付けの際ス
ペース的に非常に効果的である。なお、本実施例ではド
レーンブッシュ13の底部18にしきり板17を立設し
たが、このしきり板17は防滴効果をよソー層高めるた
めであり、無くとも従来の排水穴だけに比べれば防滴効
果は十分である。
部18か、しきり板17に当り、直接内部へ侵入するこ
とはない。本実施例によればリヤカバー11の外部へ余
分な出張りを作ることなく、外部からの飛散水を防滴で
き、取り付けも外部から簡単に行なえる。外部へ出張つ
ているのはつば16のみで、スタ・一タ取り付けの際ス
ペース的に非常に効果的である。なお、本実施例ではド
レーンブッシュ13の底部18にしきり板17を立設し
たが、このしきり板17は防滴効果をよソー層高めるた
めであり、無くとも従来の排水穴だけに比べれば防滴効
果は十分である。
本発明は、スタータの排水機構において、側面に排水穴
を有する有底筒状のドレーンブッシュをリヤカバーに挿
着する構成としたので、スタータ外部に大きな突出部を
形成することなく、外部からの飛散水滴の侵入を防ぎ、
内部のドレーンは完全に外部へ排出されるスタータの排
水機構を提供できるという効果を有する。
を有する有底筒状のドレーンブッシュをリヤカバーに挿
着する構成としたので、スタータ外部に大きな突出部を
形成することなく、外部からの飛散水滴の侵入を防ぎ、
内部のドレーンは完全に外部へ排出されるスタータの排
水機構を提供できるという効果を有する。
第1図は従来の排水機構を有するスタータの正面断面図
、第2図は第1図の排水穴部分を示す部分断面図、第3
図は本発明のスタータの排水機構を示す断面図、第4図
は第3図のドレーンブッシュの下面図である。 11・・・・・・リヤカバー、12・・・・・・ブッシ
ュ取付穴、13・・・・・・ドレーンブッシュ、14・
・・・・・排水穴、15・・・・・・開口部、17・・
・・・化きり板、18・・・・・底部。
、第2図は第1図の排水穴部分を示す部分断面図、第3
図は本発明のスタータの排水機構を示す断面図、第4図
は第3図のドレーンブッシュの下面図である。 11・・・・・・リヤカバー、12・・・・・・ブッシ
ュ取付穴、13・・・・・・ドレーンブッシュ、14・
・・・・・排水穴、15・・・・・・開口部、17・・
・・・化きり板、18・・・・・底部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 側面に排水穴を備え、弾性部材からなる有底筒状体
と、該筒状体の開口部に形成されたつば部とからなるド
レーンブッシュを、リヤカバー周面に設けられたブッシ
ュ取付穴に開口部を外方にして嵌合固定した事を特徴と
するスタータの排水機構。 2 特許請求の範囲第1項において、有底筒状のドレー
ンブッシュは、底部中央に底部より開口部に向けて立設
されるしきり板を一体に形成している事を特徴とするス
タータの排水機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14338179A JPS6053787B2 (ja) | 1979-11-07 | 1979-11-07 | スタ−タの排水機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14338179A JPS6053787B2 (ja) | 1979-11-07 | 1979-11-07 | スタ−タの排水機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5669457A JPS5669457A (en) | 1981-06-10 |
JPS6053787B2 true JPS6053787B2 (ja) | 1985-11-27 |
Family
ID=15337446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14338179A Expired JPS6053787B2 (ja) | 1979-11-07 | 1979-11-07 | スタ−タの排水機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6053787B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0717244Y2 (ja) * | 1987-12-23 | 1995-04-19 | 株式会社三ツ葉電機製作所 | ファンモータの水抜き装置 |
FR2717962B1 (fr) * | 1994-03-25 | 1996-05-15 | Valeo Equip Electr Moteur | Elément de carter de machine comportant un orifice d'évacuation de liquide obturé par un bouchon troué formant chicane, bouchon et démarreur de véhicule automobile. |
FR2855670B1 (fr) * | 2003-05-30 | 2005-08-19 | Valeo Equip Electr Moteur | Moteur electrique de demarreur ayant une culasse equipee de moyens d'evacuation d'eau vers l'exterieur |
EP3916211B1 (en) * | 2019-03-22 | 2022-10-19 | Honda Motor Co., Ltd. | Work machine |
-
1979
- 1979-11-07 JP JP14338179A patent/JPS6053787B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5669457A (en) | 1981-06-10 |
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