JPS6133231A - 保水剤 - Google Patents
保水剤Info
- Publication number
- JPS6133231A JPS6133231A JP15118684A JP15118684A JPS6133231A JP S6133231 A JPS6133231 A JP S6133231A JP 15118684 A JP15118684 A JP 15118684A JP 15118684 A JP15118684 A JP 15118684A JP S6133231 A JPS6133231 A JP S6133231A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- hydrogen peroxide
- retaining agent
- absorbing resin
- starch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は吸水性樹脂と過酸化水素とからなる保水剤に関
するものである、 （従来の技術） 近年、自重の数十〜数百倍もの水を吸収する吸水性樹脂
が開発され、生理用品、使い捨て紙台むつ等の衛生用吸
収剤として、或いは、農林、園芸、緑化用の保水剤、汚
泥の凝固剤、建材の結露防止岸１．乾燥剤などとして用
途開発が進められている。
するものである、 （従来の技術） 近年、自重の数十〜数百倍もの水を吸収する吸水性樹脂
が開発され、生理用品、使い捨て紙台むつ等の衛生用吸
収剤として、或いは、農林、園芸、緑化用の保水剤、汚
泥の凝固剤、建材の結露防止岸１．乾燥剤などとして用
途開発が進められている。
このような吸水性樹脂として例えば、デンプン−アクリ
ロニトリルグラフト共重合体の加水分解物（特公昭４９
−４３３９５号）、デンプン−アクリル酸グラフト重合
・体、の：・中・和１物（特公昭５３−４６１９９号−
特公昭５５−２１０４１号）。
ロニトリルグラフト共重合体の加水分解物（特公昭４９
−４３３９５号）、デンプン−アクリル酸グラフト重合
・体、の：・中・和１物（特公昭５３−４６１９９号−
特公昭５５−２１０４１号）。
アクリル酸エステル−酢酸ビニル共重合体のケン化物Ｃ
％公昭５３−１３４９５号、特公昭５５−１９２４３号
’）、ｉ橋ポリビニルアルコール変性物（特開昭５４−
２００９３号）１部分中和ポリアクリル＃ｌ塩架橋体Ｃ
特開昭５５〜８４３０４号。
％公昭５３−１３４９５号、特公昭５５−１９２４３号
’）、ｉ橋ポリビニルアルコール変性物（特開昭５４−
２００９３号）１部分中和ポリアクリル＃ｌ塩架橋体Ｃ
特開昭５５〜８４３０４号。
特開昭５６−９３７１６号、特開昭５６−１６１４０８
号、特開昭５８−７１９０７号）、架橋イソブチレン−
無水マレイン酸共重合体（特開昭５６−３６５０４号）
等が知られている。
号、特開昭５８−７１９０７号）、架橋イソブチレン−
無水マレイン酸共重合体（特開昭５６−３６５０４号）
等が知られている。
こうした吸水性樹脂を農林、園芸、緑化用の保水剤とし
て用いた場合、蒸発や流失等による水の損失が少なくな
シ、濯水された水の利用率が高するため、植物への潅水
回数を減らすことができ、省力化がはかれる。ところが
、吸水性納脂を土壌と混合して農林、園苺、縁化用の保
水剤として利用する場合、潅水した時に吸水性樹脂が膨
潤Ｉ−て土墳粒団の間隙部分を占め、土地の通気性を低
下させる結果、植物の発芽や生理に悪影響を及ばず場合
があるということが判って１ｂ 一般に土地の通気性が悪（なると、土壌が還元状態にな
り、植物の根は酸素欠乏に陥る。そのため根の養分吸収
能等の活性が低下し、植物の健全な生育が行わ力、なく
なる。更にひどい場合には。
て用いた場合、蒸発や流失等による水の損失が少なくな
シ、濯水された水の利用率が高するため、植物への潅水
回数を減らすことができ、省力化がはかれる。ところが
、吸水性納脂を土壌と混合して農林、園苺、縁化用の保
水剤として利用する場合、潅水した時に吸水性樹脂が膨
潤Ｉ−て土墳粒団の間隙部分を占め、土地の通気性を低
下させる結果、植物の発芽や生理に悪影響を及ばず場合
があるということが判って１ｂ 一般に土地の通気性が悪（なると、土壌が還元状態にな
り、植物の根は酸素欠乏に陥る。そのため根の養分吸収
能等の活性が低下し、植物の健全な生育が行わ力、なく
なる。更にひどい場合には。
根が窒息して死んでしまい、根腐れを起こしたシするこ
ともある、 （発明が解決しようとする問題点） 本発明者らは吸水性樹脂を保水剤として用いる場合の上
記欠点を改良すべく鋭意研究を重ねた結果１本発明を完
成させるに至った。
ともある、 （発明が解決しようとする問題点） 本発明者らは吸水性樹脂を保水剤として用いる場合の上
記欠点を改良すべく鋭意研究を重ねた結果１本発明を完
成させるに至った。
従って本発明の目的は、植物の発芽、生育に良好な保水
剤を提供することりこある。
剤を提供することりこある。
ｃ問題を解決するための手段および作用）即ち、本発明
は吸水性樹脂と過酸化水素とからなる保水剤に関するも
のである。
は吸水性樹脂と過酸化水素とからなる保水剤に関するも
のである。
本発明に使用される吸水性樹脂とは、従来公知の水不溶
性の吸水性樹脂で例えば、上記デンプン−アクリロニト
リルグラフト共重合体の加水分解物、デンプン−アクリ
ル酸グラフト重合体の中和物、アクリル酸エステル−酢
酸ビニル共重合体のケン化物、架橋ポリビニルアルコー
ル変性物、部分中和ポリアクリル酸塩架橋体、架橋イン
ブチレン−無水マレイン酸共重合体等が芋げられる。そ
して１例えば特開昭５８−１８０２３３号、特開昭５８
−１１７２２２号、特開昭５８−４２６０２号に開示さ
れてｂるような表面架橋化処理を７０ｊ１−たものでも
良く、過酸化水素と反応しな（八限り特１こ限定はされ
ない。
性の吸水性樹脂で例えば、上記デンプン−アクリロニト
リルグラフト共重合体の加水分解物、デンプン−アクリ
ル酸グラフト重合体の中和物、アクリル酸エステル−酢
酸ビニル共重合体のケン化物、架橋ポリビニルアルコー
ル変性物、部分中和ポリアクリル酸塩架橋体、架橋イン
ブチレン−無水マレイン酸共重合体等が芋げられる。そ
して１例えば特開昭５８−１８０２３３号、特開昭５８
−１１７２２２号、特開昭５８−４２６０２号に開示さ
れてｂるような表面架橋化処理を７０ｊ１−たものでも
良く、過酸化水素と反応しな（八限り特１こ限定はされ
ない。
これらの吸水性樹脂の中でも、保水能が高く。
土地の塩基置換能を高める部分中和ポリアクリル酸塩架
橋体が好ましい。更に中でも、塩類集積がなく、塩基部
分が肥料になる部分中和ポリアクリル酸アンモニウム架
橋体１部分中和ポリアクリル酸カリウム架橋体、部分中
和ポリアクリル酸アンモニウム・カリウム架橋体、或い
はそれらの混合物が特に好ましい。
橋体が好ましい。更に中でも、塩類集積がなく、塩基部
分が肥料になる部分中和ポリアクリル酸アンモニウム架
橋体１部分中和ポリアクリル酸カリウム架橋体、部分中
和ポリアクリル酸アンモニウム・カリウム架橋体、或い
はそれらの混合物が特に好ましい。
本発明の吸水性樹脂は、過酸化水素を水と共に樹脂中に
保持することにより、過酸化水素を安定化１−１且つ長
時間に亘って過酸化水素を徐放する作用を有するもので
ある。
保持することにより、過酸化水素を安定化１−１且つ長
時間に亘って過酸化水素を徐放する作用を有するもので
ある。
本発明の過酸化水素は、植物の根に酸素を供給し、更に
は植物の根の成長を促進する作用を有し。
は植物の根の成長を促進する作用を有し。
例えば３〜９０重量係の過酸化水素水を過酸化水素源と
して用いることができる。
して用いることができる。
本発明の保水剤の過酸化水素の含有量は、０．０１〜５
０重ｊｊ（％が好ましい。過酸化水素の含有量が０、Ｏ
１重ｆ％未満では、過酸化水素の添加効果が認められな
い、、また、過酸化水素の含有量が５０重量係を越える
址では、農林、園芸、緑化用の保水剤として用いた場合
、土壌に対する保水剤の使用量が多かったシ、植物の根
に直接保水剤が接触したりした時には、植物の根を傷め
る場合がある、吸水性樹脂と過酸化水素とから本発明の
保水剤を得るには、例えば次のような方法がある。
０重ｊｊ（％が好ましい。過酸化水素の含有量が０、Ｏ
１重ｆ％未満では、過酸化水素の添加効果が認められな
い、、また、過酸化水素の含有量が５０重量係を越える
址では、農林、園芸、緑化用の保水剤として用いた場合
、土壌に対する保水剤の使用量が多かったシ、植物の根
に直接保水剤が接触したりした時には、植物の根を傷め
る場合がある、吸水性樹脂と過酸化水素とから本発明の
保水剤を得るには、例えば次のような方法がある。
（１）吸水性樹脂に過酸化水素水を直接混合する方法。
（２）過酸化水素と反応しない溶媒中に吸水性樹脂と過
酸化水素水とを添加し、撹拌混合後溶媒を除去する方法
。
酸化水素水とを添加し、撹拌混合後溶媒を除去する方法
。
これらの方法で保水剤を得ることができるが。
もちろんこれらの方法によシ本発明が制限されるもので
はな−。
はな−。
本発明の保水剤は、吸水性樹脂と過酸化水素の曝
他に、シリカ、カーボンブラック等の充晴材；粉砕パル
プ、バガス等の稙維状物質等各ｉ添加４１を含んで−て
もよ−が、水での吸水倍率が１０倍以上であることが好
ましい。吸水倍高が１０倍未満であると、農林、園芸、
緑化用の保水剤として用い′ｆｃ場合に、効果を発揮す
るためには多葉の保水剤を用いることが必要になシ、経
済的に好ましぐない。寸た。各種添加剤の配合は、吸水
性樹脂と過酸化水素水との混合前に吸水性樹脂或いは過
酸化水素水に対して行うこともできるが、前記した如く
吸水性樹脂の有する過酸化水素の安定化、徐放作用を最
大限発揮させるためには、吸水性樹脂と過酸化水素水の
混合物に行うのが好ましい。
プ、バガス等の稙維状物質等各ｉ添加４１を含んで−て
もよ−が、水での吸水倍率が１０倍以上であることが好
ましい。吸水倍高が１０倍未満であると、農林、園芸、
緑化用の保水剤として用い′ｆｃ場合に、効果を発揮す
るためには多葉の保水剤を用いることが必要になシ、経
済的に好ましぐない。寸た。各種添加剤の配合は、吸水
性樹脂と過酸化水素水との混合前に吸水性樹脂或いは過
酸化水素水に対して行うこともできるが、前記した如く
吸水性樹脂の有する過酸化水素の安定化、徐放作用を最
大限発揮させるためには、吸水性樹脂と過酸化水素水の
混合物に行うのが好ましい。
（発明の効果）
このようにして得られた本発明の保水剤は、従来公知の
保水剤にな−優れた特徴を有しており。
保水剤にな−優れた特徴を有しており。
広い用途に用いることができる。例えば、植物の根が酸
素欠乏に陥らず、植物の発芽、生育が良好で、根腐れ等
も起こさな込農林、園芸、緑化用の保水剤と１．て用い
ることができる。また１本発明の保水剤は殺菌、・静菌
作用があるので、創傷の消毒等に用いることができる。
素欠乏に陥らず、植物の発芽、生育が良好で、根腐れ等
も起こさな込農林、園芸、緑化用の保水剤と１．て用い
ることができる。また１本発明の保水剤は殺菌、・静菌
作用があるので、創傷の消毒等に用いることができる。
さらに殺菌・静菌・脱臭作用のある汚泥凝固剤としても
用いることができる。
用いることができる。
さらに１本発明の保水剤は、過酸化水紫の安定性が良好
で、長期保存しても性能の劣化は認められ７．ｉ″ｔｘ
、そして、農林、園芸、緑化用の保水剤として土壌に混
合して用いても、長期間その効果が持続する。
で、長期保存しても性能の劣化は認められ７．ｉ″ｔｘ
、そして、農林、園芸、緑化用の保水剤として土壌に混
合して用いても、長期間その効果が持続する。
以下実施例によシ本発明の詳細な説明するが、本発明の
範囲がこれらの実施例にのみ限定されるものではなり０
尚、 ｆｉｔ中特に断シのない限り、チは＊ｆ！：ｓを
１部は重量部をそれぞれ表すものとする。
範囲がこれらの実施例にのみ限定されるものではなり０
尚、 ｆｉｔ中特に断シのない限り、チは＊ｆ！：ｓを
１部は重量部をそれぞれ表すものとする。
実施例１
部分中和ポリアクリル酸塩架橋体を主成分とする吸水性
樹脂粉末（１）（商品名アクアリックＣＡ日本触媒化学
工業株式会社製） １００部に、３５チ過酸化水素水２
５部を噴霧混合して顆粒状の本発明の保水剤（１）を得
た。
樹脂粉末（１）（商品名アクアリックＣＡ日本触媒化学
工業株式会社製） １００部に、３５チ過酸化水素水２
５部を噴霧混合して顆粒状の本発明の保水剤（１）を得
た。
実施例２
実施例１で得られた保水剤（１１０，５部を砂土１００
部に添加混合して、試料土壌（１）を得た。実施例１で
用いた吸水性樹脂粉末（１） ０．５部を砂土１０・・
部に添加混合して試料土壌（２）を得た。吸水性樹脂粉
末（１） ０．４部を砂土１００部に添加混合した徒、
３５チ過酸化水素水０．１部を９を霧混合して、試料土
壌（３）を得た。そして、砂土に何も糸加しなかったも
のを試料土壌（４）とし友。
部に添加混合して、試料土壌（１）を得た。実施例１で
用いた吸水性樹脂粉末（１） ０．５部を砂土１０・・
部に添加混合して試料土壌（２）を得た。吸水性樹脂粉
末（１） ０．４部を砂土１００部に添加混合した徒、
３５チ過酸化水素水０．１部を９を霧混合して、試料土
壌（３）を得た。そして、砂土に何も糸加しなかったも
のを試料土壌（４）とし友。
各錘の土壌容積を同一にした後、コリウス鉢土表面が乾
燥色になった鉢が全体の２７３以上になった時に、全部
の鉢に鉢底から水が流出するまで十分に潅水した以外は
手を加えず、３ケ月後収穫して、その生育状態を調べた
。
燥色になった鉢が全体の２７３以上になった時に、全部
の鉢に鉢底から水が流出するまで十分に潅水した以外は
手を加えず、３ケ月後収穫して、その生育状態を調べた
。
生育結果を第１表に示した。数値は各１０鉢の平均値で
ある。
ある。
な
第１表よシ明らかのように本発明の保水剤は優れた性能
を有している。
を有している。
第１表
Claims (1)
- １、吸水性樹脂と過酸化水素とからなる保水剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15118684A JPS6133231A (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | 保水剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15118684A JPS6133231A (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | 保水剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6133231A true JPS6133231A (ja) | 1986-02-17 |
Family
ID=15513158
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15118684A Pending JPS6133231A (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | 保水剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6133231A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62197146A (ja) * | 1986-02-26 | 1987-08-31 | Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd | 吸湿反応性を調節された組成物 |
| JP2008150234A (ja) * | 2006-12-15 | 2008-07-03 | Central Res Inst Of Electric Power Ind | 酸素供給方法及び装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55144465A (en) * | 1979-04-16 | 1980-11-11 | Agritec | Aggregate bonding method and composition |
| JPS58224607A (ja) * | 1982-06-19 | 1983-12-27 | 住友化学工業株式会社 | 種籾の直播方法 |
| JPS59143524A (ja) * | 1983-02-03 | 1984-08-17 | 住友化学工業株式会社 | きのこ栽培用培養基 |
-
1984
- 1984-07-23 JP JP15118684A patent/JPS6133231A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55144465A (en) * | 1979-04-16 | 1980-11-11 | Agritec | Aggregate bonding method and composition |
| JPS58224607A (ja) * | 1982-06-19 | 1983-12-27 | 住友化学工業株式会社 | 種籾の直播方法 |
| JPS59143524A (ja) * | 1983-02-03 | 1984-08-17 | 住友化学工業株式会社 | きのこ栽培用培養基 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62197146A (ja) * | 1986-02-26 | 1987-08-31 | Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd | 吸湿反応性を調節された組成物 |
| JP2008150234A (ja) * | 2006-12-15 | 2008-07-03 | Central Res Inst Of Electric Power Ind | 酸素供給方法及び装置 |
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