JPS6132809A - レンズ鏡胴 - Google Patents

レンズ鏡胴

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JPS6132809A
JPS6132809A JP15574084A JP15574084A JPS6132809A JP S6132809 A JPS6132809 A JP S6132809A JP 15574084 A JP15574084 A JP 15574084A JP 15574084 A JP15574084 A JP 15574084A JP S6132809 A JPS6132809 A JP S6132809A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens barrel
optical axis
resin
axis direction
ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP15574084A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamotsu Nii
仁居 保
Ruriko Ishii
石井 ルリ子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
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Publication of JPS6132809A publication Critical patent/JPS6132809A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカメラ等の光学機器に使用されるレンズ鏡胴に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来レンズ鏡胴を構成する各部材は主として軽合金材料
を切削加工することによって形づくられていて、その精
密な加工性と安定した精度とによって高い光学性能と円
滑な機能が保たれていた。
しかるに最近特に多量生産がなされる小型カメラにおい
てはその重量の軽減と製作コストの節約の目的で、前述
した部材の内、特に大型でかつ加工度の高い固定鏡胴に
関しては金属材料に替って合成樹脂材料の使用が望まれ
ている。
か\る目的に使用される合成樹脂材料としては従来24
%程度のガラス繊維を含んだABS材あるいはポリカー
ボネート材による成形材が適当とされているが何れも金
属材料に比しても大きな#!膨張係数を有しているため
台他の金属製部材に対し精密な嵌合状態を維持する仁と
が困難とされている0 すなわち、第5図に示す如くポリカーボネート製固定鏡
胴11に対し1例として外径38IlOI11長さ30
゜2閣のアルミ製カム筒12を内嵌し、気温20℃にて
径方向、軸方向にそれぞれ0.02tMのクリアランス
を設定した場合について見ると、気温が−20’Cに低
下した時クリアランスが軸方向では未だ0.013簡を
保っているが径方向では−0,041wっまシヵム筒1
2が固定鏡胴11の収縮による締付けを受けて回転作動
が不可能となることが確認されている。
このような合成樹脂材料によって構成されるレンズ鏡胴
では線膨張による部材の大きな変形を考慮して設計がな
されねばならず常に正常な機能を得るためには従来望ま
しいとされている0、02m未満のクリアランスでは不
充分でその数倍にも達するクリアランスを設ける必要が
あった。
従って合成樹脂材料を使用したレンズ鏡胴は、大口径レ
ンズやズームレンズ等の高度の光学性能と作動機能を前
提とするレンズには利用されず専ら安価な普及型レンズ
に利用される範囲に止まりていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、合成樹脂材料を使用したレンズ鏡胴において
、その金属拐料との間に生じた線膨張係数の差がレンズ
の光学的性能やその作動機能に影響を及ばずのを防止し
、それによって前記レンズ鏡胴に高性能レンズの装着を
可能とすることを目的としたものである。
〔問題点を解決するだめの手段〕
本発明は、光軸方向に繊維状充填剤を含有する樹脂製の
筒に対し一対のリングを内嵌して固設し、該リングによ
シ金属筒を嵌合支持することによって構成するもので、
リングと金属筒が接触面をもって接するようにしたレン
ズ鏡胴において、前記リングを前記樹脂筒に圧入または
インサート成形するようにし、前記接触面に該リングが
幽接すると共に、光軸方向に前記繊維状充填剤が配向す
るようにしたことを特徴とするレンズ鏡胴によって達成
される。
上記リングを構成する材料としては、上記金属筒と近似
の線膨張係数を有するものが選ばれ、アルミ等の金属が
用いられる。
〔実施例〕
本発明の1実施例を第1図ないし第4図に示す。
一般に合成樹脂材料に混入されるガラス繊維は短い線状
を呈しているものであるが、成形された樹脂部材は射出
時のガラス繊維の配向によってその流れ方向と直角方向
とで線膨張係数に著しい差を生ずるものである。
すなわち1例として成形されたポリカーボネート樹脂の
ガラス含有重刷の線膨張係数(X 10  cm/cm
℃)は、次表(第1衣)の通シでその含有率が多くなる
に従いガラス繊維の流れ方向での値が著しく減少し、ア
ルミニウム合金の線膨張係数2.4×10 ”cm/c
m ℃に近い値となることが確認され七い本発明はこの
点に着目してなされたもので、例えば樹脂製の固定鏡胴
とアルミ製のカム筒の妖合保持機構を第1図に示す如く
構成するものである。
図はズームレンズ用鏡胴の要部で・あって、鎖線にて示
した移動レンズLlおよびL2は、それぞれに取付けた
ガイドピン(図示せず)がカム筒2の局面のカム穴を嵌
通してさらに固定鏡胴1の内面に設けた光軸方向の直進
溝に嵌入している。
従って前記ズームレンズ鏡胴は前記カム筒2を回転する
ことによシ前記移動レンズL1およびL2を光軸方向に
それぞれ移動して像倍率を変更するようになっている。
このよう、な前記固定鏡胴IKついては、射出成形特混
入するガラス繊維の配向を光軸方向にとシ軸方向の線膨
張係数をアルミニウムのそれと著しく近似せしめている
一方光軸に直角方向の線膨張係数は前夫に示した通シガ
ラス繊維の流れ方向のはX:2倍にも及ぶものであるが
アルミ製のリング3および4をインサートあるいは成形
後圧入することによって取付け、その温度変化に伴う収
縮応力を前記リング3および4によって支えるよう構成
している。
かくすることによシ固定鋭胴1における前記リング3お
よび4のそれぞれの内径寸法は云う迄もなくそれ等によ
って形成される光軸方向での間隔寸法すなわち前記カム
筒2を嵌合かつ規制する寸法諸元は、該カム筒2と同等
の線膨張係数を与えられること\なる。
従って常温にて前記リング3および4と前記カム筒2と
のクリアランスC1およびC2を適切に設定ずれは、大
きく温度変化した環境に置かれてもはソ常温での嵌合状
態を維持出来るのでレンズ鏡胴は常に最良の光学的性能
を保ち、その操作機能にも支障が生じることがない。
第2、第3図は固定鏡胴1a、 lbに対し前述した如
くガラス繊維を光軸方向すなわち矢示方向に配向するた
めの射出成形におけるゲートの接続・設定方法を示した
もので、第2図の例では固定鏡胴1aが円筒底面部を備
えているので樹脂材の流れがスプルー5aから直接ゲー
)7aを径て円筒底面部を放射状に拡散し、円筒周面部
を矢示方向に流れるよう構成したものであシ、また第3
図の例では固定鏡胴1bが円筒部のみで形成されている
ので樹脂材はスプルー5bから一旦ランナー6に&[さ
れたあとゲート7bから直接円筒部に入シ、同様矢示方
向に流れるよう構成したものである。
また第4図に示す如き長溝8を備えている固定鏡胴1c
の場合には、該長溝8の要所に光軸方向すなわち矢示方
向の補助ゲート9を設け、k+JIi;Nの流れが前記
長溝8に沿って迂回せず矢示方向(光軸方向)に直進し
て流れるようにすれは良い。
なお前記補助ゲート9は成形後容易に除去出来るのでそ
の接続点を図示の如く凹部に設ければ除去後前記長溝9
のスペースを有効に利用し得る0以上の説明に明らかな
如く本発明によればガラス繊維の配向を考慮した射出成
形方法に加うるに一対の金属製リングを併用することに
よシ極めて嵌合精度の高い合成樹脂製のレンズ鏡胴を完
成することが可能となった。
〔発明の効果〕
本発明は、環境温度によって嵌合精度が変動することの
ない合成樹脂製のレンズ鏡胴を実現することになシその
結果高性能レンズの装着が可能な量産に適すると共に軽
量かつ安価なレンズ鏡胴が提供されること\なりた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のレンズ鏡胴の要部断面図。 第2ないし第4図は前記レンズ鏡胴における固定鏡胴の
射出成形方法を示す外観斜視図。第5図は従来の樹脂製
レンズ鏡胴の狭部断面図。 1、la、  lb、  lc−固定鏡胴2・・・カム
筒     3.4・・・リング5a、 5b・・・ス
プルー 6・・・ランナー7a、7b・・・ゲート  
 8・・・長溝9・・・補助ゲートC1、C2・・・ク
リアランス代理人 弁理士   野 1)義 親 手続補正書 昭和60年10月11 日 1、事件の表示 昭和59年特許願第155740号 2、発明の名称 レンズ鏡胴 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所  東京都新宿区西新宿1丁目26番2号連絡先 〒191 東京都日野市さくら町1番地 小西六写真工業株式会社(電話0425−83−152
1 )5、補正の対象 明細書のtV許請求の範囲」の欄および「発明の詳細な
説明」の欄 6、補正の内容 i)特許請求の範囲を別紙の通り補正する。 ii)明細書第4頁第10行目から19行目の[本発明
は・・・達成される。]を以下の通り補正する。 [本発明は、光軸方向に繊維状充填剤を含有する樹脂製
の簡に対し一対のリングを嵌合して固設し、該リングに
より金属筒な嵌合支持することによって構成するもので
、樹脂筒と金属筒が遊動嵌合する構造を有するレンズ鏡
胴において、前記金属筒を構成する金属材料と近似の線
膨張係数を有したリングを前記樹脂筒に嵌合・固定して
、前゛配合風筒と前記リングが遊動嵌合するようになす
と共に、前記樹脂筒を繊維状充填剤が混入した成形樹脂
とし、光軸方向に前記繊維状充填剤を配向するようにし
たことを特徴とするレンズ鏡胴によって達成される。」 (別 紙) 特許請求の範囲 (1)樹脂筒と金、風筒が遊動嵌合する構造を有するレ
ンズ鏡胴において、前記金属筒を構成する金属材料と近
似の線膨張係数を有した1)ングを1乱切flH21杯
」民j!周」1」−ニー、前記金属筒と前記1)ングが
遊動嵌合するようになすと八番こ、前記卵(薄筒を繊維
状充填剤が混入した成形樹脂とし、光軸方向に前記繊維
状充填剤を配向するよう番こしたことを特徴とするレン
ズ鏡胴。 (2)前記樹脂筒はゲート位置を光軸と直交する平面上
に設けて形成したことを特徴とする特許B青水の範囲第
1項記載のレンズ鏡胴。 (3)前記樹脂筒側面に形成された空洞部1こ、光軸と
平行になる様に位置された補助ゲートを8ζすたことを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載のレンズ鏡胴。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)樹脂筒と金属筒が遊動嵌合する構造を有するレン
    ズ鏡胴において、前記金属筒を構成する金属材料と近似
    の線膨張係数を有したリングを樹脂に圧入またはインサ
    ート成形することによって、前記樹脂筒を構成して、前
    記金属筒と前記リングが遊動嵌合するようになすと共に
    、前記樹脂筒を繊維状充填剤が混入した成形樹脂とし、
    光軸方向に前記繊維状充填剤を配向するようにしたこと
    を特徴とするレンズ鏡胴。
  2. (2)前記樹脂筒はゲート位置を光軸と直交する平面上
    に設けて成形したことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のレンズ鏡胴。
  3. (3)前記樹脂筒側面に形成された空洞部に、光軸と平
    行になる様に配置された補助ゲートを設けたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のレンズ鏡胴。
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