JPS613274A

JPS613274A - 取引処理方式

Info

Publication number: JPS613274A
Application number: JP59121710A
Authority: JP
Inventors: Tsuyoshi Hamaguchi; 強浜口; Takeshi Omoto; 尾本　健; Takashi Nakamura; 中村　昂; Yasuo Okuma; 大熊　康雄
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1984-06-15
Filing date: 1984-06-15
Publication date: 1986-01-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野〕本発明は、取引処理方式に関し、特に複数の端木様と中
実装置間を伝送路で結合した取引処理システムにおいて
、取引データおよび帳票発行の取引処理方式に関するも
のである。

〔発明の背景〕

従来より取引処理システムでは、金銭に関する取引を不
特定多数の大衆が利用するという特殊性から、安全で正
確に、そして迅速な処理を行うため、単一端末機におけ
る取引処理方式に、操作者−人で行わせるもの、および
操作者と取引監査者の複数人で行わせるものがある。ま
た、複数の端末機を使用する場合として、ある端末機で
入力された取引の基本データに対する承認を、特定化さ
れていない別の端末機からの入力で行う方式がある。し
かしながら、いずれも取引の安全性および処理の正確さ
について満足された状態ではない。

また、通帳、証書などの帳票発行は、利用者が利用の毎
に発行端末機を指定して行わせるか、あるいは、全ての
場合に対する発行端末機をあらかじめ定めたソフトテー
ブルにより判定させて行わせているが、利用者の操作が
煩雑２発行端末機の判定ロジックが複雑、待ち時間の長
い場合があるなどの欠点がある。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、このような従来の欠点を除去し、特別
な処理装置を設けることなく、簡単がっ安価な方法によ
り、取引処理を安全で正確に、また取引帳票の発行を迅
速に実行することができる取引処理方式を提供すること
にある。

〔発明の概要〕

上記目的を達成するため、本発明の取引処理方式は、取
引処理を制御するＣＰＵと、利用者間で取引データの入
出力を制御する複数の端末装置とを伝送線路で接続した
取引処理システムにおいて、上記のＣＰＵに、テーブル
格納用のメモリと、該メモリの検索・照合を行うファイ
ル処理手段とを備え、上記端末装置からの取引データの
受信で、上記ファイル処理手段を起動して、取引処理を
行うことに特徴がある。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の実施例を図面により説明する。

第１図は１本発明の一実施例を示す取引処理システムの
構成図である。

第１図において、１は大型処理装置、２，３は端末装置
、４，５は伝送路、９は外部記憶装置（以下、ファイル
と呼ぶ）、１０はＣＰＵ、１１は取引処理を制御する制
御装置、１２はファイル処理装置、１３は取引処理装置
、１４は通信処理ｉｔ、１５は補完端末テーブルを格納
する顧客口座情報ファイル、１６は取引データを一時保
管する実行中取引ファイル、１７は帳票発行端末テーブ
ル、１８はインターフェース部（Ｉ−Ｆ）、２１．３１
は利用者への各種表示を行うＣ，ＲＴディスプレイ、２
２．３２は利用者が取引データを入力するキーボード、
２３．３３は帳票を発行するプリンタ、２４．３４はイ
ンターフェース部（■・Ｆ）である。なお、■・Ｆ１８
，２４゜３４および伝送路４，５で接続された大型処理
装置１と端末装置２，３間のデータ伝送には、電話回線
や光ループなどを使用し、モデムや音響カプラを利用し
ているが、データ転送機能を保有する分散処理装置を使
用して行ってもよい。また、大型処理装置１、および端
末装置２，３には、情報転送機能を保有するパソコンの
ような分散処理装置で代替させることもできる。

始めに、取引データの完成・実行について第１図〜第３
図により説明する。

今、端末装置２（以下、初期入力端末と呼ぶ）のキーボ
ード２２から入力された取引データは、■・Ｆ２４．伝
送路４を通して、大型処理装置１に送出される（ステッ
プ１０１，１０２）。大型処理装置１のＣＰＵｌ０では
、通信処理装置１４が入力した取引データの受信処理を
行い（ステップ１０３）、ファイル処理装ｆ［１２が、
入力した取引データに関する顧客口座情報を顧客口座情
報ファイル（補完端末テーブル）１５の中から検索する
（ステップ１０４）。

この補完端末テーブル１５は、第３図に示すように、初
期入力端末（顧客コード）に対する補完入力端末コード
と補完端末入力条件の対応表である。

これにより、上記の検索によって得た゛′補完入力端末
コード″の端末（例えば、端末装置３）に対し、通信処
理装置１４から取引に関する補完・承認データの返送を
要求する（ステップ１０５゜１０６．１０９）。ただし
、上記の端末装置３が停電のために稼動していない、あ
るいは別の処理を実行中である場合には、取引データを
実行中取引ファイル１６に一時保管し、処理の続行が可
能になるまで待期する（ステップ１０５〜１０８）。

端末装置３での取引データに対する補完ないし承認操作
により返送される補完・承認データを受信後、取引処理
装置１３は、揃えられた取引処理に必要な全データを基
に、取引に関連する計算や手続などの処理を実行する（
ステップ１１０゜１１２）。ただし、返送された補完・
承認データが端末コードエラーなどの場合には、初期入
力端末に取引処理の不許可を報告する（ステップ１１１
）。

第４図は、Ａ銀行に大型処理装置１を設置した場合の取
引処理システムの構成例を示す図であり、同図により、
前述の処理内容を具体的に述べる。

東京地区の支店ａには、ａ□ｔ　ａＩ２ｔ　Ｃ３・・・
・・・ａゎの端末装置および自動機が、企業すには、ｂ
、、ｂＱ、ｂ３・・・・・・ｂ□の端末装置が、家庭Ｃ
には、Ｃ１の端末装置がそれぞれ設置されている。

今、企業すの事務員イが支店ａの自動機ａ、に来て、企
業すの預金口座から２０万円を引出す取引操作を行った
。ファイル処理装置１２は、上記の操作で送られた取引
データにより、第３図に示すような補完端末テーブル１
５の中がら、補完入力端末コードおよび補完端末六方条
件（取引金額１０万円以上、または、初期入力端末が東
京地区以外である場合には、端末装置ｂ１またはｂＱの
補完入力端末の承認を必要とする）を検索する。

したがって、この事務員イの取引金額は２０万円である
ため、端末装置ｂ１またはｂ２がらの承認情報を受信後
、取引処理装置１３によって取引が実行される。しかし
、このとき企業すの端末装置す、、ｂＱ・・・が常に稼
動できるとは限らないので、実行中取引ファイル１６に
取引データを一時保管したまま、取引処理が中断される
ケースがある。

この場合には、実行中取引ファイル１６に初期入力端末
からの取引データと、補完端末テーブル１５の補完入力
端末コードとを収録しておくことで、事務員イとの取引
終了後に、端末装置ｂ□。

ｂ２・・・の承認操作時に返送される端末コードと上記
実行中取引ファイル１６の補完入力端末コードとを照合
し、一致した場合にのみ取引を完成、実行することによ
って、取引の安全かつ正確な処理を行うことができる。

上述の具体例において、支店ａの自動機ａ、で初期入力
した場合に、補完入力端末が同支店ａの別の端末装置Ｅ
ａ１２ｗａ３・・・・・・あるいは家庭Ｃの端末装置Ｃ
８となることもありうる。このように、ある取引の処理
に複数の端末装置を利用し、初期入力端末あるいは取引
データの種類などから補完入力端末を選定し、上記補完
入力端末からの補完・承認データを受信して、取引を完
成、実行することにより、取引の安全かつ正確な処理が
行える。

次に、取引に関連する帳票発行について、第１図、第４
図〜第６図により説明する。

今、端末装置２（以下データ入力端末と呼ぶ）のキーボ
ード２２からの入力された取引データは、前述と同様、
ｌ−Ｆ２４、伝送路４を通して、大型処理装置１に送出
される（ステップ２０１゜２０２）。ＣＰＵｌ０は通信
処理装置１４が入力した取引データの受信処理を行い（
ステップ２ｏ３）、取引処理装置１３が取引データの処
理を行う（ステップ２０４）と同時に、ファイル処理装
置１２が入力した取引データにより帳票を発行する端末
装置を帳票発行端末テーブル１７の中から検索する（ス
テップ２０５）、この帳票発行端末テーブル１７は、第
６図に示すように、帳票発行の条件と端末コード（帳票
発行端末）の対応表である。

これにより、上記の検索によって得た端末コードの端末
（例えば、端末装置１３）に対し、通信処理装置１４か
ら帳票発行に必要なデータを送信し、帳票を発行させる
（ステップ２０７）、Ｌ、がし、上記の検索で端末コー
ドが得られない場合には、データ入力端末自身が帳票の
発行を行う（ステップ２０８）。なお、ここで発行する
帳票とは、単票、連続帳票１通帳、証書などである。

第４図に示す帳票発行端末テーブル１７の中に記載した
帳票発行の条件例について、以下に述べる。

この例では、銀行支店での顧客待時間の短縮、および自
動機の効率的な運用を狙いとし、比較的長い処理時間と
なる新規通帳発行やその他の帳票発行を伴う取引につい
ては、別端末で帳票の発行を行う旨が記載されている。

今、顧客コードが１００番である企業すの事務員イが支
店ａの自動預払機ａ２に来て、企業すの預金のための取
引操作を行った。上記の操作で送られた取引データによ
り、ファイル処理装置１２は帳票発行端末テーブル１７
を検索し、別端末にて帳票発行する条件を満すところの
端末コード二ＢＢ（この端末は、顧客企業す内に設置さ
れているものとする）を得る。上記ＢＢの端末装置に帳
票発行に必要なデータを送り、発行させる。

このように、事務員イは、始めの取引操作で、帳票発行
の端末指定をしなくとも、企業す内の端末装置に直接、
帳票を発行できるので便利になり、また、その処理の経
過を知ることで安心できる。

上記例の他に、取引に新規通帳発行が伴う場合には、高
速で処理を行う端末コード：ＡＡに、また、企業端末コ
ードがあって１４時と１５時の間の取引には、比較的に
軽負荷である端末コード二〇〇に帳票発行処理を行わせ
るように記載した。

このように利用者は、取引データを入力した以外の端末
装置に帳票発行させるため、上記端末装置の端末コード
とその発行条件を登録することにより、利用の毎に帳票
発行の端末を指定することなく、都合の良い場所から帳
票の発行を指示することができる。このことにより、利
用者の操作を簡単にするとともに、人間および機器の効
率的な運用が可能となる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、特別な処理装置
を設けることなく、簡単かつ安価な方法により、安全で
正確な取引処理および迅速な帳票発行処理ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す取引処理システムの構
成図、第２図は第１図の補完端末テーブルを用いたとき
の取引処理フローチャート、第３図は第１図の補完端末
テーブルを説明するための図、第４図は本発明を具体例
で説明するための引取処理システム構成図、第５図は第
１図の帳票発行端末テーブルを用いたときの帳票発行フ
ローチャート、第６図は第１図の帳票発行端末テーブル
を説明するための図である。１・・・大型処理装置、２，３・・・端末装置、４，５
・・・伝送路、９・・・外部記憶装置、１０・・・Ｃ，
ＰＵ、１１・・・制御装置、１２・・・ファイル処理装
置、１３・・・取引処理装置、１４・・・通信処理装置
、１５・・・顧客口座情報ファイル、１６・・・実行中
取引ファイル、１７・・・帳票発行端末テーブル、１８
，２４．３４・・・インターフェース部、２１．３１・
・ＣＲＴディスプレイ、２２．３２・・・キーボード、
２３．３３・・・プリンタ。不　１　　関第　２　図（＃期入汐糧ネリ　　　　〔尺型幻１里装置＋］　　　
（７由°定入力鳴４〕￥Ｊ　３　図￥：Ｊ　乙　　図第　５　　図

Claims

【特許請求の範囲】１、取引処理を制御するＣＰＵと、利用者間で取引デー
タの入出力を制御する複数の端末装置とを伝送線路で接
続した取引処理システムにおいて、上記のＣＰＵに、テ
ーブル格納用のメモリと、該メモリの検索・照合を行う
ファイル処理手段とを備え、上記端末装置からの取引デ
ータの受信で、上記ファイル処理手段を起動して、取引
処理を行うことを特徴とする取引処理方式。２、取引処理を制御するＣＰＵと、利用者間で取引デー
タの入出力を制御する複数の端末装置とを伝送線路で接
続した取引処理システムにおいて、上記のＣＰＵに、テ
ーブル格納用のメモリと、該メモリの検索・照合を行う
ファイル処理手段と、上記メモリに格納し、取引データ
の種別に対応して、補完、承認を行う上記端末装置を指
定する補完端末テーブルとを備え、上記端末装置からの
取引データの受信で、上記ファイル処理手段が検索した
上記補完端末テーブルで指定する端末装置の補完・承認
によって、取引の完成、実行を行うことを特徴とする取
引処理方式。３、取引処理を制御するＣＰＵと、利用者間で取引デー
タの入出力を制御する複数の端末装置とを伝送線路で接
続した取引処理システムにおいて、上記のＣＰＵに、テ
ーブル格納用のメモリと、該メモリの検索・照合を行う
ファイル処理手段と、上記メモリに格納し、各種の帳票
を発行するための条件に対応して、帳票発行の端末装置
を指定する帳票発行端末テーブルと備え、上記端末装置
に帳票発行を行うプリント手段を備え、上記端末装置か
らの取引データの受信で、上記ファイル処理手段が検索
した上記帳票発行端末テーブルで指定する端末装置に、
帳票を発行させることを特徴とする取引処理方式。