JP4719447B2 - デバイス管理システム及びその制御方法 - Google Patents

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Description

技術分野は、複数の端末装置から複数種・複数台のデバイス装置を管理する技術に関し、特に金融デバイスの管理システムに関する。
金融営業店システムとは、金融機関の営業店でテラー等によって利用され、勘定取引等を実行するシステムである(特許文献1参照)。
近年、金融営業店システムの分野では、テラーを顧客との相談業務に多く割り当てる等、或る種の業務に特化する特化型店舗等のような店舗形態の個別化・多様化への対応が求められている。それに対し、比較的高価な金融機関向けデバイス装置(現金入出金機や通帳プリンタ等)を共同利用することで、コストを抑えつつそのような要求に応える動きがある。
また、特許文献2には、一つの端末から要求された複数の通帳発行装置に対する複数の発行待ちキューを管理する技術が開示されている。
特開平5−204585号公報 特開平3−246653号公報
特許文献2は、複数種のデバイスを管理することを考慮していない。また、複数の取引端末から複数のデバイスへ取引要求がされることを考慮していない。
このため、金融営業店システムにおいて、金融向けデバイスを共同利用しようとした場合、例えば以下のような課題がある。
すなわち、複数種・複数台のデバイス装置を共同で利用するシステムにおいては、どのオペレータの処理により、どのデバイス装置から、どの媒体に出力するかを特定する改善が求められる。なぜなら、例えば、あるオペレータによる出金処理を別のオペレータが受け取ってしまったり、ある通帳に記帳すべき内容を別の通帳に記帳してしまったりといったミスを防ぐためである。
また、金融機関での取引の特殊な事情として、一取引に対応して通帳プリンタによる通帳印字と現金機による現金出金とのように、複数のデバイス装置による複数の処理が複合している場合がある。これらを比較的それぞれ近くにまとまっている複数の金融デバイスでまとめて処理する改善が求められる。なぜなら、それぞれ場所の離れたデバイスで出力されてしまうと、その分、テラーの立ち歩きが多くなり過ぎ業務効率を著しく下げてしまうためである。
また、一取引に複数の処理が複合している場合、その処理順序や処理実行を管理する改善が求められる。なぜなら、例えば、大量の取引内容を通帳に記帳する際に順番を間違えてしまったり、入金したけれど通帳が発行されなかったりしては不完全な取引となってしまうためである。
また、端末からの処理要求に対し、金融デバイスがその処理を実行可否/予定時間等を使用状況や障害状況等により予めチェックする改善が求められる。特許文献2のように、端末からの処理要求を特定のデバイス装置のキューに追加する方式では、そのデバイス装置が混雑していた等の理由で処理が遅れた場合に、端末から処理要求をキャンセルして別の端末に要求しなおす等の必要があり、処理時間の遅延を招きかねないためである。
上記求められている改善のいくつかは例えば、以下の手段によって達成される。
複数のデバイスを用いる取引処理の要求を受信する通信部と、通信部で受信した取引処理の要求に対応する複数のデバイスがそれぞれ使用可か判断する制御部とを有するデバイス管理システム。
複数のデバイスと接続するデバイス管理システムで実行する制御方法であって、オペレータの識別情報の入力を受けるステップと、入力したオペレータの識別情報を送信して、当該識別情報に対応する取引処理の要求を受信するステップと、接続しているデバイスのうち、受信した取引処理に対応するデバイスが待機中かを順次に判断するステップと、待機中でないと判断されたデバイスがあるとき、入力した識別情報に対応する取引処理を実行できないことを出力するステップとを有する。
複数のデバイスの状況を管理するデバイス管理システムで実行する制御方法であって、複数のデバイスを用いる取引処理の要求を受信するステップと、所定のグループに属するデバイスについて、受信した取引処理に対応するデバイス種が使用不可かを順次に判断するステップと、使用不可と判断されたデバイス種があるとき、別のグループに属するデバイスについて、受信した取引処理に対応するデバイス種が使用不可かを順次に判断するステップとを有する。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明を実施するための形態の欄、及び図面により明らかにされる。
例えば、デバイスの共用を可能としつつオペレータの立ち歩きの負荷を軽減することができる。また例えば、オペレータによる通帳等の媒体の受取ミスを防止できる。
図1は、金融機関の営業店の窓口でテラー等のオペレータが操作する取引端末300と、センタに設置され、各営業店の金融デバイスを管理するデバイス管理サーバ400と、営業店に設置され、接続された複数の金融デバイスを管理するデバイス管理端末と、勘定系取引等を処理するホストを含むシステムの構成例を示すブロック図である。ホストは既に設置されていることも多いため、これとは別にデバイスを用いる取引を管理するデバイス管理サーバを用意し、個々デバイスの制御の効率を考慮してデバイス管理装置を営業店に設置した例としている。デバイス装置管理システムは、複数種・複数台のデバイス装置を共有して使用するシステムであり、取引端末と、デバイス管理サーバと、デバイス管理端末の少なくとも一つを含むものとする。
取引端末300は、半導体回路等でプログラムによりデータ処理等を実行するCPU310、情報を記憶するメモリ320、勘定系取引を実行する勘定系プログラム332やブラウザ等を記憶するハードディスク330、取引内容を表示する液晶等のディスプレイ350、オペレータからの入力を受け付けるキーボード等の入力部360、ホスト100との通信を行うインタフェース等の通信部340を有する端末装置である。勘定系プログラム332を取引端末300に置かず、デバイス管理サーバ200等のサーバに置いてブラウザを通じて情報の入出力をする形態でも良い。
ホスト100は、CPU110、メモリ120、取引端末による取引を集中管理するホストプログラム132等を記憶するハードディスク130、取引端末300やデバイス管理サーバ200との通信を行うインタフェース等の通信部140を有するサーバ装置である。
デバイス管理サーバ200は、CPU210、メモリ220、デバイス装置による取引処理実行の要求を格納するデバイス取引DB234とそれを操作するDBプログラム232とホスト100からの電文を解析する電文解析部(プログラム)233とを記憶するハードディスク230、ホスト100やデバイス管理端末400との通信を行うインタフェース等の通信部240を有するサーバ装置である。
デバイス管理端末400は、複数種のデバイス470や480と有線/無線回線を介して接続し、CPU410、メモリ420、接続されたデバイスの動作状況を格納するデバイス構成情報DB433とデバイスを制御するデバイス制御プログラム432を記憶するハードディスク430、デバイス処理内容を表示するディスプレイ450、オペレータからタッチパネル等で入力を受ける入力部460、デバイス管理サーバ200との通信を行う通信部440を有する端末装置である。
CPU110、CPU210、CPU410のいずれかを含むものとして制御部ともいう。メモリ120、ハードディスク130、メモリ220、ハードディスク230、メモリ420、ハードディスク430のいずれかを含むものとして記憶部ともいう。
図4は、デバイス管理サーバ200のデバイス取引DB234のデータテーブル(取引リスト)の例を示す。取引通番項目600は、取引端末300から処理要求された取引の通番を示し、若い番号ほど先に申し込まれたことを示す。取引通番が同じ取引処理のグループを特に取引処理グループとも言う。処理が完了すると当該通番が削除され、その通番より後の通番が繰り上がる(例:3番→2番)ようにしてもよい。処理順序項目610は、同じ取引通番を持つ処理の順序を示す。例えば、取引通番‘4’の「通帳有り出金 入出金装置」と「通帳有り出金 通帳プリンタ」とは処理順序の番号が小さい前者を先に実行する。取引種別項目620は、取引の種別を示し、例えば、通帳に印字する「記帳」、現金を繰り出す「出金」、現金を繰り出してその結果を通帳に印字する「通帳有り出金」、新たな口座を開設する「新規口座開設」がある。オペレータ項目630は、処理を実行するオペレータの識別情報(ID)又はオペレータが操作している端末のIDを示す。口座番号項目640は、取引の対象となる口座番号を示す。顧客番号(CIF)であっても良く、取引対象番号とも総称する。デバイス項目650は、処理を実行するデバイス名を示し、例えば、通帳を搬送して印字し頁捲りを実行する「通帳プリンタ」、現金を繰り出す・取り込む「入出金装置」、カードに磁気データやエンボス印字をして発行する「カード発行機」がある。
図5は、デバイス管理端末400のデバイス構成情報DB433のデータテーブル例である。デバイス項目660は、デバイス管理端末400が管理するデバイス装置を示し、デバイスの種類(デバイス種)や機番を含む。各デバイスは、複数のデバイス管理端末400毎にグループ化されて属している。状態項目670は、デバイス装置の状態を示し、例えば、処理可能を示す「待機中」、装置障害により処理不能(不可)を示す「障害」がある。
図2は、取引端末300、デバイス管理サーバ200、ホスト100、デバイス管理端末400が実行する処理手順の例を示すフローチャートである。
取引端末300は、オペレータから入力部360により入力された情報を用いてオペレータの認証を行い(ステップ500)、勘定系プログラム332を起動して取引を開始する(ステップ502)。オペレータにより取引情報を入力されたら、通信部340は取引情報を示す電文をホスト100に送信して取引処理を要求する(ステップ504)。オペレータ認証は、例えばオペレータカードを読み取り暗証番号を入力させて一致チェックを行う等によって実行する。ここではオペレータID(識別情報)‘1’が認証されたとする。暗証番号の入力を不要とすることや、カードに代えて指紋等の生体情報で認証することや、オペレータ自身ではなくオペレータが操作している取引端末のIDを送信することでもよい。
ホスト100は、取引情報を示す電文を受信すると、ホストプログラム132を用いて電文を解析し、取引情報に取引通番を付して、ホスト処理結果と要求された取引処理に用いるデバイス種を決定し、デバイス装置による実行命令を含むホスト電文を作成し、通信部140を用いてデバイス管理サーバ200にホスト電文を送信する(ステップ506)。
デバイス管理サーバ200は、ホスト電文を受信すると、電文解析プログラム233を用いて電文を解析し、デバイス装置の必要な処理要求を取り出す。取引通番が同じ処理要求がある場合は、デバイス取引DBに格納されている取引順序を参照して取引順序を付加し、DBプログラム232を用いてデバイス取引DB234に格納する(ステップ508)。
取引情報を入力したオペレータは、デバイス管理端末400へ移動する。デバイス管理端末400のCPU410は、オペレータから入力部460により入力された情報を用いてオペレータの認証を行い(ステップ510)、通信部440を用いてオペレータ情報をデバイス管理サーバ200に送信する。ここでもオペレータID‘1’が認証されたとする。
デバイス管理サーバ200は、デバイス取引DB234からオペレータ項630をキーとして当該オペレータの処理を検索して当該オペレータについてのオペレータ対応取引リスト6000を作成する。例えば図6は、オペレータID‘1’に対応するオペレータ対応取引リスト6000の例を示す。各項目は、図4で説明した取引リストと同様である。作成した取引リストを通信部240によってデバイス管理端末400に送信する(ステップ512)。このとき作成する取引リストの実行可否項目717の初期値は不可、状態項目718の初期値は未済であるとする。このとき、オペレータIDに対応する取引処理のうち、最も数の小さい取引通番に対応する取引処理だけを送信するようにしても良い。
デバイス管理端末400のCPU410は、ステップ510で認証したオペレータIDに対応する処理を含む取引リストを受信したかどうか判断する(ステップ514)。デバイス管理サーバ200から受信した取引リストにステップ510で認証したオペレータIDに対応する処理が存在するかどうかチェックすることでも良い。該当する取引処理がない場合はディスプレイ450に該当する取引処理がないことを表示して終了する(ステップ516)。
該当する取引処理がある場合は、図5のデバイス構成情報DB434から状態項目670を取得する(ステップ518)。取引処理に用いるデバイス種に対応するデバイス項目660の状態項目670が「待機中」であれば(ステップ520)、オペレータ対応取引リスト6000において、当該デバイス種に対応する実行可否項目717を実行可能に変更する(ステップ522)。取引処理に用いるデバイス種に対応する状態項目670が障害や処理中等使用不可の状態であれば(ステップ520)、オペレータ対応取引リスト6000において、当該デバイス種に対応する実行可否項目717を実行不可のままとする(ステップ524)。オペレータ対応取引リスト6000についてステップ522によって更新されたものを、デバイス状態反映取引リスト7000と呼ぶ。例えば図7は、図6のオペレータ対応取引リスト6000を図5のデバイス構成情報DB433によってチェックした結果を示す。ステップ520では「待機中」であるか否かを判断するとしているが、可/不可を判断する等してもよい。
図3は、図2の処理に引き続くデバイス管理端末400が実行する処理手順の例を示すフローチャートである。デバイス管理端末400のCPU410は、デバイス状態反映取引リスト7000の実行可否項目727が実行不可となっている取引処理を検索し(ステップ530)、その取引通番項目721と同じ取引通番の取引処理の実行可否項目727を実行不可とする(ステップ532)。例えば、図7のデバイス状態反映取引リスト7000においては、取引通番‘5’処理順序‘3’のカード発行機による処理が実行不可であるため、同じく取引通番が5である入出金装置及び通帳プリンタによる処理を実行不可とする。デバイス状態反映取引リスト7000について、ステップ532によって更新されたものを通番チェック反映取引リスト8000と呼ぶ。例えば図8は、図7のデバイス状態反映取引リスト7000を上記のようにチェックした結果を示す。
ステップ512からステップ532により実行可能な処理を検索した結果、実行可能な処理がなければ、ディスプレイ450に実行不可である処理の件数や必要なデバイスを表示して終了する(ステップ536)。図9は、画面表示例を示し、実行不可の取引処理を網掛けで表示している。実行可能な処理があれば、ディスプレイ450に実行可能な処理を表示し、オペレータに実行する取引処理を選択させる(ステップ538)。このように実行不可の取引も区別して表示することにより、処理を実行するだけでなく実行不可の処理をオペレータに認識させることができる。
オペレータにより処理が選択されると、取引通番項目741が同じ処理のうち、処理順序項目742が‘1’である処理を実行する(ステップ540)。通帳等の媒体を伴う処理の場合は、媒体が不正な媒体でないかチェックし(ステップ542)、OKならば処理を継続し、正常終了した場合は該当処理の状態項目748を完了とする(ステップ552)。媒体が不正な場合はリトライを促し(ステップ544)、リトライしない場合は、媒体不正のエラーをディスプレイ450に表示し(ステップ546)、オペレータによりリカバリ処理を行った後(ステップ550)、該当処理の状態748を完了とする(ステップ552)。処理が正常終了しなかった場合も、オペレータによりリカバリ処理を行った後(ステップ550)、該当処理の状態項目748を完了とする(ステップ552)。取引通番項目741が同じ処理で状態項目748が未済の処理がないかチェックし(ステップ554)、未済の処理があれば、処理順序に従いすべての処理を同様に実行する。例えば、図9の取引通番‘4’処理順序‘1’の処理を実行した結果の取引リストは図10となり、同じく取引通番‘4’の処理順序‘2’の処理の状態項目758が未済であるため、その処理を実行する。これにより、複数の処理を伴う取引において処理の欠落を防止する(トランザクションを保証する)。
一つの取引に伴う処理が全て終了すると、デバイス管理端末400のCPU410は、通信部440を用いて完了した取引情報をデバイス管理サーバ200に通知する。デバイス管理サーバ200は完了した処理をデバイス構成情報DBから削除して(又は済として)取引を完了する(ステップ556)。
これまで金融機関における一般的な取引に基づき、ホスト100を経由してデバイス管理サーバ200にデバイス処理要求を送信するシステムについて説明したが、ホスト100を経由せず、取引端末300から直接デバイス管理サーバ200へデバイス処理要求を送信することも可能である。この場合取引通番はデバイス管理サーバ200が付与する。
また、以上では、デバイス構成情報DB433を各デバイス管理端末400に保持するシステムについて説明したが、全てのデバイス管理端末のデバイス構成情報をデバイス管理サーバ200に保持することでデバイス管理端末の集中管理も可能であり、デバイス管理サーバ200の機能をホスト100とデバイス管理端末400で分担することも可能であるというように、機能の割振変更や取捨選択は適宜適用して実施できる。
また、ステップ510でオペレータ認証を実行した後に、そのオペレータの担当取引を当該デバイス管理端末で実行できるかをステップ514からステップ534で判断したが、取引端末300からの取引要求がデバイス管理サーバ200に伝達されたとき、ステップ508において、所定のデバイス管理端末400(に属するデバイス)で取引処理を実行できるかを判断するようにしても良い。この場合、取引端末300に処理を実行する又は処理を実行可能なデバイス管理端末を通知する。これによりオペレータがデバイス管理端末400まで行った後にステップ536等で取引不可とされてしまうことを防止できる。所定のデバイス管理端末400で取引処理を実行できないと判断したときには、別のデバイス管理端末(グループ)のデバイスについて調べる。所定のデバイス管理端末については、取引端末300の配置やオペレータ毎に予め優先順位をつけて定めておいても良いし、取引端末300からの取引要求とともに処理を希望するデバイス管理端末400の番号等を送信するようにしても良い。この場合にも、デバイス管理端末400でオペレータ認証を実施した後に処理を実行するようにすることで、異なるオペレータが通帳等を誤って取得してしまうことを防ぐこともできる。
本実施例は、以下の形態も含む。
(1)取引を実行する取引端末と、種々のデバイスに対する処理要求を格納するデバイス取引DBを備え、取引端末からのデバイス処理要求を管理するデバイス管理サーバと、接続されたデバイスの種類と状態を格納するデバイス構成情報DBを備え、複数種のデバイスを接続するデバイス管理端末とを有するデバイス装置共有システム。
(2)取引を集中制御するホストと、デバイス管理サーバに、取引端末から要求された取引を示すホスト電文を解析してデバイス取引DBに格納する電文解析部を備えることを特徴とするデバイス装置共有システム。
(3)取引端末からのデバイス処理要求をデバイス管理サーバのデバイス取引DBに格納し、デバイス管理端末のデバイス構成情報と認証したオペレータ情報をもとにデバイス取引DBから実行可能な処理を検索して一覧表示し、一覧表示された処理から選択された処理を実行することを特徴とするデバイス装置共有方式。
(4)取引端末からのデバイス処理要求に取引通番と処理順序を付加してデバイス管理サーバのデバイス取引DBに格納し、デバイス管理端末のデバイス構成情報と認証したオペレータ情報をもとにデバイス取引DBから実行可能な処理を検索して一覧表示し、一覧表示された処理から選択された処理を同一通番の処理は処理順序に従って実行することを特徴とするデバイス装置共有方式。
(5)電文解析部で取引端末から要求された取引を示すホスト電文を解析してデバイス取引DBに格納し、デバイス管理端末のデバイス構成情報と認証したオペレータ情報をもとにデバイス取引DBから実行可能な処理を検索して一覧表示し、一覧表示された処理から選択された処理を実行することを特徴とするデバイス装置共有方式。
(6)複数種・複数台のデバイス装置を共有するシステムにおいて、どのオペレータの処理により、どのデバイス装置から、どの媒体に出力するかを特定し、取引に対するデバイス処理の順序やトランザクションを保証することができる。これにより、複数のデバイス装置のうち任意のデバイス装置で処理を実行し、かつオペレーションのミスを防止することができる。よって、店舗カウンター内にデバイス装置を設置し、カウンター外の離れた取引端末で取引を実行する等、システム構成が利用形態に応じて変更されるような状況に柔軟に対応し、また高価なデバイスの導入コストを低減できる。
以上、一実施形態を具体的に説明したが、この具体例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
システム構成を示すブロック図の例。 フローチャートの例(1)。 フローチャートの例(2)。 デバイス取引DBのデータテーブル(取引リスト)の例。 デバイス構成情報DBのデータテーブルの例。 図4のデータテーブルに対し、ステップ512としてオペレータ‘1’で検索を実行した結果の取引リスト(オペレータ対応取引リスト)の例。 図6の取引リストに対し、ステップ518から528により図5のデータテーブルでチェックした結果の取引リスト(デバイス状態反映取引リスト)の例。 図7の取引リストに対し、ステップ530を実行した結果の取引リスト(通番チェック反映取引リスト)の例。 図8の取引リストに対し、ステップ536としてディスプレイ450に表示した画面例。 図9の画面で取引通番4の処理を選択し、処理順序‘1’の処理を実行した後の取引リストの例。
符号の説明
100 ホスト
200 デバイス管理サーバ
234 デバイス取引DB
300 取引端末
400 デバイス管理端末
433 デバイス構成情報DB

Claims (6)

  1. デバイス管理サーバと、デバイス管理端末とから構成され、各々がネットワークに接続されたデバイス管理システムであって、
    前記デバイス管理サーバは、少なくとも取引内容と前記取引に使用する複数の種類のデバイスとを示した電文を取引入力端末から受信するサーバ通信部と、取引処理に使用する複数の種類のデバイスの処理順序が格納されているデバイス取引データベースを記憶するサーバ記憶部と、前記サーバ通信部とサーバ記憶部とを制御するサーバ制御部を有し、
    前記サーバ制御部は、前記電文に記載されている取引に使用する複数の種類のデバイスの処理順序を前記デバイス取引データベースによって決定し、
    前記取引内容と前記取引に使用する複数の種類のデバイスと前記複数の種類のデバイスの処理順序とを取引リストとして前記デバイス取引データベースに格納する制御を行い、
    前記デバイス管理端末は、複数の種類のデバイスと、前記デバイス管理サーバから前記取引リストを受信する端末通信部と、前記取引リストを表示する端末表示部と、前記取引リストを選択する端末入力部と、前記端末通信部と端末表示部と端末入力部とを制御する端末制御部を有し、
    前記端末制御部は、受信した前記取引リストにある複数の種類のデバイスが使用できるか否かを判定し、
    前記入力部より選択された取引を前記処理順序に従い処理を実行する制御を行うこと、を特徴とするデバイス管理システム。
  2. 請求項1に記載のデバイス管理システムであって、
    前記電文にはさらに前記取引を行う所定の係員を示す識別情報があり、
    前記デバイス管理サーバは、前記識別情報を前記取引リストに格納し、
    前記デバイス管理端末は、受信した前記取引リストに格納されている識別情報と、前記入力部より入力された識別情報とが一致した場合、前記所定の係員が行う取引に該当する前記取引リストを前記表示部に表示すること、を特徴とするデバイス管理システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載のデバイス管理システムを1つの管理グループとし、当該管理グループを複数有するデバイス管理システムであって、
    前記各々の管理グループは、前記各々の管理グループに属している複数の種類のデバイスを共有すること、を特徴とするデバイス管理システム。
  4. 請求項3に記載のデバイス管理システムであって、
    所定の管理グループに属している前記デバイス管理端末は、前記所定の管理グループに属してる前記複数の種類のデバイスのいづれかが所定の取引に使用できるか否かを判定し、
    使用できないと判定した場合、前記所定の取引を他の管理グループで実行させることを特徴とするデバイス管理システム。
  5. デバイス管理サーバと、デバイス管理端末とから構成され、各々がネットワークに接続されたデバイス管理システムを制御する制御方法あって、
    前記デバイス管理サーバが実行する処理は、少なくとも取引内容と前記取引に使用する複数の種類のデバイスとを示した電文を取引入力端末から受信するステップと、取引処理に使用する複数の種類のデバイスの処理順序が格納されているデバイス取引データベースを呼び出すステップと、前記電文に記載されている取引に使用する複数の種類のデバイスの処理順序を前記デバイス取引データベースによって決定するステップと、前記取引内容と前記取引に使用する複数の種類のデバイスと前記複数の種類のデバイスの処理順序とを取引リストとして前記デバイス取引データベースに格納するステップとからなり、
    前記デバイス管理端末が実行する処理は、前記デバイス管理サーバから前記取引リストを受信するステップと、受信した前記取引リストにある接続された複数の種類のデバイスが使用できるか否かを判定するステップと、前記取引リストを表示部に表示するステップと、入力部より前記リストに表示された取引を入力するステップと、入力された取引を前記処理順序に従い処理を実行するステップとからなること、を特徴とする制御方法。
  6. 請求項5に記載のデバイス管理システムを制御する制御方法であって、
    前記デバイス管理サーバが実行する処理は、少なくとも取引内容と前記取引に使用する複数の種類のデバイスと前記取引を行う所定の係員を示す識別番号を示した電文を取引入力端末から受信するステップと、前記取引内容と前記取引に使用する複数の種類のデバイスと前記複数の種類のデバイスの処理順序と前記識別番号とを取引リストとして前記デバイス取引データベースに格納するステップとからなり、
    前記デバイス管理端末が実行する処理は、受信した前記取引リストに格納されている識別情報と前記入力部より入力された識別情報が一致するか否かを判定するステップと、前記識別情報が一致する場合、所定の係員に該当する前記取引リストを前記表示部に表示するステップとからなること、を特徴とする制御方法。
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