JPS6132577Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6132577Y2 JPS6132577Y2 JP8756782U JP8756782U JPS6132577Y2 JP S6132577 Y2 JPS6132577 Y2 JP S6132577Y2 JP 8756782 U JP8756782 U JP 8756782U JP 8756782 U JP8756782 U JP 8756782U JP S6132577 Y2 JPS6132577 Y2 JP S6132577Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- pressure
- lever
- internal pressure
- handle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 claims description 6
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 2
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000013022 venting Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cookers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、蓋体を取る際に内圧が安全な圧力
にまで低下することが出来ぬ圧力鍋の安全装置に
関する。
にまで低下することが出来ぬ圧力鍋の安全装置に
関する。
圧力鍋の安全装置は、鍋を保護するための高圧
で作動する安全弁と、圧力制御弁とが取り付けて
ある外に、高圧の時には蓋体の取り外しを阻止す
る安全装置などが設けてある。そして蓋体を取り
去る時には、圧力制御弁を開放して内圧を抜き取
つてから行なうようになつており、仮りに内圧を
抜き取ることなく蓋体を取り外ずそうとしても前
記安全装置により阻止されるようになつている。
しかし、一度内圧を抜き再び蓋体を単に被せて置
く間に、内容物が冷えている時には問題がない
が、内容物が高温であると鍋内の圧力が再び高く
なるが、この時蓋体を外すと蒸気が一挙に噴出し
甚だ危険であると共に火傷することもあつた。
で作動する安全弁と、圧力制御弁とが取り付けて
ある外に、高圧の時には蓋体の取り外しを阻止す
る安全装置などが設けてある。そして蓋体を取り
去る時には、圧力制御弁を開放して内圧を抜き取
つてから行なうようになつており、仮りに内圧を
抜き取ることなく蓋体を取り外ずそうとしても前
記安全装置により阻止されるようになつている。
しかし、一度内圧を抜き再び蓋体を単に被せて置
く間に、内容物が冷えている時には問題がない
が、内容物が高温であると鍋内の圧力が再び高く
なるが、この時蓋体を外すと蒸気が一挙に噴出し
甚だ危険であると共に火傷することもあつた。
この考案は以上の誤つた操作で蓋体を外しても
安全が確保されると共に、通常の操作で蓋体をあ
ける時にも、蓋体をあけても安全である内圧にま
で低下したことを確認することが出来る安全装置
を開発したもので、蓋体に従来の各安全装置に加
えて、内圧表示ピンを蓋体をあける機構内に設
け、内圧の高低により作動されると共に、蓋体を
あける操作中に連動するように設けたものであ
る。
安全が確保されると共に、通常の操作で蓋体をあ
ける時にも、蓋体をあけても安全である内圧にま
で低下したことを確認することが出来る安全装置
を開発したもので、蓋体に従来の各安全装置に加
えて、内圧表示ピンを蓋体をあける機構内に設
け、内圧の高低により作動されると共に、蓋体を
あける操作中に連動するように設けたものであ
る。
以下、この考案を実施例によつて説明する。図
面に明示する如く、鍋本体１の側壁に一対の持手
２，２を対称位置に配して設け、各持手２，２に
対応して耳片３，３が突設してある。この鍋本体
１に被せる蓋体４の外周縁にシール５が嵌め込ん
であり、蓋体４の中心部より突出した螺子杆６に
把手７が螺合してあり、把手７には前記の両耳片
３，３に係合し得る弓形のレバー８が回転自在に
取付けてあつて、蓋体４を施こす場合には、レバ
ー８の両端部を耳片３，３に係合して鍋本体１上
に被せ、把手７を蓋体４より緩める方向に回転
（把手７が上昇）することによりレバー８を耳片
３，３に圧接して、蓋体４をシール５を介して鍋
本体１に密着するものであり、把手７を締め付け
るように回転すれば、レバー８が把手７と共に降
下し、レバー８の耳片３，３に対する圧接力が除
かれて蓋体４を取り外すことが出来るものであ
る。
面に明示する如く、鍋本体１の側壁に一対の持手
２，２を対称位置に配して設け、各持手２，２に
対応して耳片３，３が突設してある。この鍋本体
１に被せる蓋体４の外周縁にシール５が嵌め込ん
であり、蓋体４の中心部より突出した螺子杆６に
把手７が螺合してあり、把手７には前記の両耳片
３，３に係合し得る弓形のレバー８が回転自在に
取付けてあつて、蓋体４を施こす場合には、レバ
ー８の両端部を耳片３，３に係合して鍋本体１上
に被せ、把手７を蓋体４より緩める方向に回転
（把手７が上昇）することによりレバー８を耳片
３，３に圧接して、蓋体４をシール５を介して鍋
本体１に密着するものであり、把手７を締め付け
るように回転すれば、レバー８が把手７と共に降
下し、レバー８の耳片３，３に対する圧接力が除
かれて蓋体４を取り外すことが出来るものであ
る。
この考案による安全装置は上記構成を持つた圧
力鍋に摘要されるもので、該鍋の蓋体４には従
来、高圧で作動する安全弁９と圧力制御弁１０の
外に、把手７にクリツク装置１１が設けてあつ
て、把手７に所定以上の荷重が加わつた時には把
手７が空廻りするように成つている。そして圧力
制御弁１０は、蓋体４に弁本体１２を貫通して設
け、弁本体１２に流出孔１３を有し、弁本体１２
の上端に覆い被せたキヤツプ１４に流出孔１３を
塞ぐ弁棒１５が突出してあつて、キヤツプ１４は
適当な重量を有するが、具体的には内圧１Kg／cm2
前後でキヤツプ１４が浮上するようになつてお
り、このキヤツプ１４を傾けることにより内圧を
放出することが出来るものである。
力鍋に摘要されるもので、該鍋の蓋体４には従
来、高圧で作動する安全弁９と圧力制御弁１０の
外に、把手７にクリツク装置１１が設けてあつ
て、把手７に所定以上の荷重が加わつた時には把
手７が空廻りするように成つている。そして圧力
制御弁１０は、蓋体４に弁本体１２を貫通して設
け、弁本体１２に流出孔１３を有し、弁本体１２
の上端に覆い被せたキヤツプ１４に流出孔１３を
塞ぐ弁棒１５が突出してあつて、キヤツプ１４は
適当な重量を有するが、具体的には内圧１Kg／cm2
前後でキヤツプ１４が浮上するようになつてお
り、このキヤツプ１４を傾けることにより内圧を
放出することが出来るものである。
この考案は以上の圧力制御弁１０に加えて、蓋
体４の中心部近くでレバー８の下方部位置に内圧
表示ピン１６を貫通して設けてある。この内圧表
示ピン１６は、丸棒の上下端に鍔１７，１８を有
し、蓋体４にあけた貫通孔１９に上下動自在に嵌
めてあり、下端の鍔１８の上面にパツキング２０
が付着してある。また、内圧表示ピン１６は、具
体的には内圧0.02Kg／cm2で上昇する程度の重さに
形成してある。
体４の中心部近くでレバー８の下方部位置に内圧
表示ピン１６を貫通して設けてある。この内圧表
示ピン１６は、丸棒の上下端に鍔１７，１８を有
し、蓋体４にあけた貫通孔１９に上下動自在に嵌
めてあり、下端の鍔１８の上面にパツキング２０
が付着してある。また、内圧表示ピン１６は、具
体的には内圧0.02Kg／cm2で上昇する程度の重さに
形成してある。
この考案は以上の構造であつて、鍋本体１に蓋
体４を密封して煮炊きすると、内圧が順次高まり
内圧表示ピン１６が第３図図示の如く内圧によつ
て上昇し続け、更に内圧が高まると圧力制御弁１
０のキヤツプ１４が振れ動いて、圧力制御弁１０
の上部より蒸気が噴出する。煮炊きが終了して蓋
体４を取に外す時には、まず圧力制御弁１０のキ
ヤツプ１４を傾けて流出孔１３を開放し、蒸気を
噴出して内圧を低下する。こうして低下を続ける
間に上昇していた圧力表示ピン１６が下降する
が、その下降した状態が蓋体４をあけても安全な
内圧となつていることを指示する。そこで蓋体を
取り外せば良い。しかし屡々内容物に高温を保つ
ている間に再び蓋体４を被せると、高温によつて
再が内圧が高まつて来るが、この時には内圧表示
ピン１６が再び上昇する。ところがそのピン１６
の上昇に気が付かず、蒸気抜きも行なわないで蓋
体４を外すと、その時には把手７と共にレバー８
が降下され、レバー８の降下に伴ない内圧表示ピ
ン１６も強制的に降下されるので、降下に伴なつ
て貫通孔１９より蒸気が抜かれ、蓋体４を取る時
には殆んど内圧がなく安全に処理できるものであ
る。
体４を密封して煮炊きすると、内圧が順次高まり
内圧表示ピン１６が第３図図示の如く内圧によつ
て上昇し続け、更に内圧が高まると圧力制御弁１
０のキヤツプ１４が振れ動いて、圧力制御弁１０
の上部より蒸気が噴出する。煮炊きが終了して蓋
体４を取に外す時には、まず圧力制御弁１０のキ
ヤツプ１４を傾けて流出孔１３を開放し、蒸気を
噴出して内圧を低下する。こうして低下を続ける
間に上昇していた圧力表示ピン１６が下降する
が、その下降した状態が蓋体４をあけても安全な
内圧となつていることを指示する。そこで蓋体を
取り外せば良い。しかし屡々内容物に高温を保つ
ている間に再び蓋体４を被せると、高温によつて
再が内圧が高まつて来るが、この時には内圧表示
ピン１６が再び上昇する。ところがそのピン１６
の上昇に気が付かず、蒸気抜きも行なわないで蓋
体４を外すと、その時には把手７と共にレバー８
が降下され、レバー８の降下に伴ない内圧表示ピ
ン１６も強制的に降下されるので、降下に伴なつ
て貫通孔１９より蒸気が抜かれ、蓋体４を取る時
には殆んど内圧がなく安全に処理できるものであ
る。
以上のように、この考案による圧力鍋の安全装
置は、蓋体に螺合した把手に、鍋本体の耳片に係
合するレバーを設けた形態の圧力鍋を対象とし、
蓋体に設けた圧力制御弁に加えて、圧力表示ピン
を蓋体のレバーと相対向する位置に貫通して上下
動可能に設けたもので、この圧力表示ピンで減圧
状態が感知され、且つ誤つて蓋体を取る操作を行
なつても、これに連動して圧力表示ピンが降下し
て蒸気を抜くことが出来るので、従来のものに比
し更に一段と安全性が高まり、たとえ誤つても危
険性がなくなり、また構造が簡単であり長期に亘
り確実な作動が得られるものである。
置は、蓋体に螺合した把手に、鍋本体の耳片に係
合するレバーを設けた形態の圧力鍋を対象とし、
蓋体に設けた圧力制御弁に加えて、圧力表示ピン
を蓋体のレバーと相対向する位置に貫通して上下
動可能に設けたもので、この圧力表示ピンで減圧
状態が感知され、且つ誤つて蓋体を取る操作を行
なつても、これに連動して圧力表示ピンが降下し
て蒸気を抜くことが出来るので、従来のものに比
し更に一段と安全性が高まり、たとえ誤つても危
険性がなくなり、また構造が簡単であり長期に亘
り確実な作動が得られるものである。
第１図はこの考案による安全装置を設けた圧力
鍋を示す斜視図、第２図は要部を切欠して示す圧
力鍋の正面図、第３図は煮焚中の状態を要部切欠
して示す正面図である。 １……鍋本体、３……耳片、４……蓋体、７…
…把手、８……レバー、９……安全弁、１０……
圧力制御弁、１６……圧力表示ピン、１９……貫
通孔。
鍋を示す斜視図、第２図は要部を切欠して示す圧
力鍋の正面図、第３図は煮焚中の状態を要部切欠
して示す正面図である。 １……鍋本体、３……耳片、４……蓋体、７…
…把手、８……レバー、９……安全弁、１０……
圧力制御弁、１６……圧力表示ピン、１９……貫
通孔。
Claims (1)
- 鍋本体１に一対の耳片３，３を有し、蓋体４に
弓形レバー８を備えた把手７が螺合してあり、把
手７を蓋体４より緩めることによりレバー８の両
端部が各耳片３，３に圧接して蓋体４を密着する
圧力鍋であつて、その蓋体４に設けた圧力制御弁
１０に加えて、内圧表示ピン１６を蓋体４のレバ
ー８と相対向する位置に貫通して設け、把手７と
共に降下するレバー８で内圧表示ピン１６を降下
して、内圧表示ピン１６を通す貫通孔１９により
内圧を放出可能に形成してあることを特徴とする
圧力鍋の安全装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8756782U JPS58190928U (ja) | 1982-06-12 | 1982-06-12 | 圧力鍋の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8756782U JPS58190928U (ja) | 1982-06-12 | 1982-06-12 | 圧力鍋の安全装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58190928U JPS58190928U (ja) | 1983-12-19 |
| JPS6132577Y2 true JPS6132577Y2 (ja) | 1986-09-22 |
Family
ID=30096274
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8756782U Granted JPS58190928U (ja) | 1982-06-12 | 1982-06-12 | 圧力鍋の安全装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58190928U (ja) |
-
1982
- 1982-06-12 JP JP8756782U patent/JPS58190928U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58190928U (ja) | 1983-12-19 |
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