JPS6132548B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6132548B2
JPS6132548B2 JP53008686A JP868678A JPS6132548B2 JP S6132548 B2 JPS6132548 B2 JP S6132548B2 JP 53008686 A JP53008686 A JP 53008686A JP 868678 A JP868678 A JP 868678A JP S6132548 B2 JPS6132548 B2 JP S6132548B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
pipe joint
gas pipe
parts
rubber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53008686A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54101514A (en
Inventor
Ayao Yamaguchi
Kenji Ishihara
Kikuo Yonekura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toho Gas Co Ltd
Original Assignee
Toho Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toho Gas Co Ltd filed Critical Toho Gas Co Ltd
Priority to JP868678A priority Critical patent/JPS54101514A/ja
Publication of JPS54101514A publication Critical patent/JPS54101514A/ja
Publication of JPS6132548B2 publication Critical patent/JPS6132548B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Pipe Accessories (AREA)
  • Temperature-Responsive Valves (AREA)
  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は加熱した際にガス流路が自己閉塞す
る自己閉塞性のガス管継手に関し、その目的は加
熱によつてガス流路を自己閉塞するガス管継手を
提供し、火災の際、この継手部分においてガスの
流通を断ち、ガス漏れを防止することにある。
また、本発明の他の目的は製作し易く、かつ金
属製のガス引込み管の適宜個所に取り付けること
ができるガス管継手を提供することにある。
一般に、火災時におけるガス漏れは二次災害を
生じ易いため、火災時に自動的にガスを遮断する
自己閉塞性のガス漏れ防止手段が要望されてい
た。本発明者は研究の結果、火災時の高温により
ガス流通路を自己閉塞する良好なガス管継手を完
成し、本発明をなし得たものである。なお、本発
明のガス管継手に係わる従来技術としては、管路
内を流れる流通ガス(流体)の温度変化により流
体の流通を自己閉塞する型式の感熱制御体なる管
継手(特公昭第46―38864号)がある。しかしこ
の従来管継手の自己閉塞手段は継手の管内に、合
成ゴム等の導熱可撓性内壁(膜)を介して収納さ
れたワツクスが固態から液態に体積膨張すること
を利用し、反復使用し得るようにされたものであ
り、その使用温度は当然にワツクスの体積膨張可
能な低温域であり、たとえば800℃等の火災時の
外部からの高温に対しては可撓性内壁(膜)及び
ワツクス自体が燃焼、焼却し流体(ガス)の遮断
が望めない欠点があるが、本発明は火災時の高温
において流通ガスを確実に遮断し得るものであ
る。
次に、本発明を実施例により図面を参照して説
明する。第1図は本例のガス管継手1を形成する
各部材を示すもので、2は金属質の本体、5はゴ
ム系材質よりなる閉塞体、6はパツキン、7は金
属質の蓋体である。前記本体2は円筒状の大径部
3の一端側(図示右方側)に、大径部3の径より
小径の筒状をなす接続部4が取り付けられてな
り、大径部3の口部3A側の外周面にはねじ部3
Bが設けられている。閉塞体5は中央にガス流通
孔5Aを有する肉厚な円筒状のもので、その外径
及び長さは本体2の大径部3内に収納し得るよう
に前記大径部3の内径l及び深さmとほぼ等しく
なるようにされている。閉塞体5の材質は加熱し
た場合に膨張し炭化して強固に固化する性質のゴ
ム系材料が用いられる。すなわち、本例の閉塞体
5は、熱膨張性の黒鉛の微粉末(200メツシユ)
を20%(重量)含ませたブタジエンゴムにて形成
されていて、200℃に加熱すると体積が約300倍に
膨張し炭化固化し硬質体となるものである。前記
パツキン6は中央にガス流通孔6Aを有し、肉薄
の円板状のものであつて、その外径は前記大径部
3の口部3Aの外径Lに等しくされている。な
お、パツキン6は耐熱性のゴム材により形成され
ている。蓋体7は前記大径部3の口部3Aの外周
に嵌合可能な径の嵌合部7Aと、この中央に小径
で筒状の接続部8が取り付けられ、嵌合部7Aの
内周面7Bには前記本体2大径部3のねじ部3B
と螺合するねじ部7Cが付されている。なお、接
続部4,8には所定の各ガス管9,10に接続す
るためのねじ部4A,8Aが付されている。
しかして、本例のガス管継手1は本体2の大径
部3内に閉塞体5を挿入し、大径部3の口部3A
にパツキン6をあてがつた後、蓋体7の嵌合部7
Aを大径部3に充分に螺合させパツキン6を締め
付けることにより形成される。
かくして形成された本例のガス管継手1は、各
接続部4,8のねじ部4A,8Aにそれぞれ所定
の金属製のガス管9,10を螺合させることによ
り、通常の接続操作と同要領にて両ガス管9,1
0を接続しガスを流通させることができる。
さて、配設したガス管継手1が、いま火災によ
り所定温度(200℃)以上に加熱された場合に
は、ガス管継手1の大径部3内に挿入された閉塞
体5はガス流通孔5A内のガス圧に抗して膨張し
始め(第3図参照)、終にはガス流通孔5A,6A
を全部塞いだ状態になり、炭化固化して硬質体と
なりガスの流通を阻止する(第4図参照)。な
お、閉塞体5は体積膨張が大きいので、その硬質
体は高密度の炭化固化物となり、ガスの流通阻止
に都合がよい。
本例のガス管継手1をガスバーナにより直接加
熱した実験によれば、加熱して1分50秒後に継手
内面が200℃になり、加熱して3分後に閉塞体5
は熱膨張しガス管継手1内のガス流通孔5A,6
Aが閉塞された。
なお、ガス流通孔5Aが閉塞されたガス管継手
1は、適宜手段にて取り外し、別に用意した本例
のガス管継手1に取り替えられる。
閉塞体5の材質は、前記した実施例においては
熱膨張性の黒鉛粉末を含ませたブタジエンゴムを
用いたが、閉塞体5に適する材質はブタジエンゴ
ムに限らず次のようにして作ることができる。す
なわち、まず黒鉛の粉末を(イ)発煙硝酸(20〜30
℃)にて30〜60分酸化するか、(ロ)濃硝酸、過塩素
酸、過マンガン酸カリ、クロム酸塩等の強酸化剤
と濃硝酸との混合液(20〜30℃)中で30〜60分酸
化し、酸化後の黒鉛を水洗、乾燥することにより
熱膨張性の黒鉛となす。そしてこの熱膨張性の黒
鉛をゴム原料100部(重量部)に対し2〜30部加
え、さらに硫黄及び加硫促進剤を加えて通常のゴ
ム製造方法にしたがつて処理すれば、閉塞体5に
適した熱膨張性のゴムを得ることができる。この
閉塞体5は約180〜260℃の加熱温度にて約10〜
500倍に体積膨張し炭化固化し硬質体となるもの
である。
ガス管継手の形状は本例のものの他にL型ある
いはT型等のものが採用できる。すなわち、L型
のガス管継手11の場合は、一端を約45゜の斜状
に形成した円筒状の閉塞体15,15を、第5図
に示すように金属製の本体(筒体)12の孔部1
2A,12A内にそれぞれ挿入し、挿入した斜状
部分12B,12Bを合致させることにより形成
される。なお、閉塞体15,15の挿入に際し、
閉塞体15,15の外面に接着剤を塗布してお
き、挿入した閉塞体15,15を本体12の孔部
12A,12Aに接着させてもよい。また、T型
のガス管継手21の場合は第6図に示すように、
本体22の横方向の孔部22A内に、中央部にえ
ぐり孔25Aを設けた円筒状の閉塞体25を挿入
し、次いで縦方向の孔部22Bに、前記閉塞体2
5のえぐり孔25Aの形状に合致する端部26A
形状を有する円筒状の閉塞体26を挿入し、前記
閉塞体25のえぐり孔25Aに閉塞体26の端部
26Aを合致させることにより形成される。
なお、前記閉塞体15,15、及び25,26
はいずれも酸化、水洗、乾燥処理した熱膨張性の
黒鉛の粉末をゴム原料100部に対し約2〜30重量
部含有し、約180〜260℃において約10〜500倍に
体積膨張し硬質体となるゴム質にて形成されてい
る。
以上説明したように本発明は、金属製のガス管
に分装される金属製の管継手であつて、該管継手
内には酸化、水洗、乾燥処理した熱膨張性の黒鉛
の粉末をゴム原料100部に対し約2〜30部含有せ
しめ、約180〜260℃において約10〜500倍に体積
膨張し炭化硬質体となるゴム質よりなり、ガス流
通孔を有する未加熱の閉塞体が収納されてなるガ
ス管継手であるから、約180〜260℃、あるいはそ
れ以上の800℃等の高温に加熱されると閉塞体の
炭化膨出した硬質体によりガス管継手内のガス流
通孔を自己閉塞させることができる。したがつ
て、本発明のガス管継手をガスの金属製の引込み
管の一部に用いて配管すれば、火災に際して当該
管継手の部分にてガスの流通路が遮断され、漏洩
ガスによる二次災害を防止することができる。ま
た、本発明のガス管継手は複雑な構造のものでは
ないので、製作し易く、かつ適宜形状のものが採
用できるので金属製のガス引込み管の適宜個所に
取り付け得る利点がある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すもので、第1図はガ
ス管継手の分解斜視図、第2図はガス管継手の断
面図、第3図は封入された閉塞体が膨張を始めた
状態を示すガス管継手の説明図、第4図は閉塞体
によりガス流通孔が閉じられた状態を示すガス管
継手の説明図、第5図はL型状のガス管継手の断
面図、第6図はT型状のガス管継手の断面図であ
る。 1,11,21……ガス管継手、4,8……接
続部、5,15,25,26……閉塞体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 金属性のガス管に介装される金属製の管継手
    であつて、該管継手内には酸化、水洗、乾燥処理
    した熱膨張性の黒鉛の粉末をゴム原料100重量部
    に対し約2〜30重量部含有せしめ、約180〜260℃
    において約10〜500倍に体積膨張し炭化硬質体と
    なるゴム質よりなりかつガス流通孔を有する未加
    熱の閉塞体が収納されてなることを特徴としたガ
    ス管継手。
JP868678A 1978-01-27 1978-01-27 Selffclosing gas pipe joint Granted JPS54101514A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP868678A JPS54101514A (en) 1978-01-27 1978-01-27 Selffclosing gas pipe joint

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JP868678A JPS54101514A (en) 1978-01-27 1978-01-27 Selffclosing gas pipe joint

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Publication Number Publication Date
JPS54101514A JPS54101514A (en) 1979-08-10
JPS6132548B2 true JPS6132548B2 (ja) 1986-07-28

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ID=11699795

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013114838A (ja) * 2011-11-28 2013-06-10 Konica Minolta Inc 燃料電池システム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58125791U (ja) * 1982-02-20 1983-08-26 アロン化成株式会社 管路被覆材
JPS61181171U (ja) * 1985-05-01 1986-11-12
JPS6234266U (ja) * 1985-08-14 1987-02-28
JPS6320586U (ja) * 1986-07-24 1988-02-10
JPH0627903Y2 (ja) * 1986-08-01 1994-07-27 ニベックス株式会社 流量制御器

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