JPS6132501B2 - - Google Patents
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- JPS6132501B2 JPS6132501B2 JP53087138A JP8713878A JPS6132501B2 JP S6132501 B2 JPS6132501 B2 JP S6132501B2 JP 53087138 A JP53087138 A JP 53087138A JP 8713878 A JP8713878 A JP 8713878A JP S6132501 B2 JPS6132501 B2 JP S6132501B2
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- Japan
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- signal
- ignition
- engine
- coil
- voltage
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P9/00—Electric spark ignition control, not otherwise provided for
- F02P9/002—Control of spark intensity, intensifying, lengthening, suppression
- F02P9/005—Control of spark intensity, intensifying, lengthening, suppression by weakening or suppression of sparks to limit the engine speed
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、過回転防止装置を備えた内燃機関用
点火装置に関するものである。
点火装置に関するものである。
従来、内燃機関の過回転を防止する装置とし
て、設定回転速度以上になつたときに点火用火花
を消すようにした方式のもの、点火用火花を間引
く方式のもの、及び点火位置を遅らせる方式のも
のが用いられている。しかしながら、設定回転速
度以上で点火用火花を消滅させる方式によると、
未燃焼ガスがマフラに入つて異常音が発生する上
に機関の回転特性にヒステリシス現象が生じ、ま
た回転むらが大きくなる欠点があつた。また設定
回転速度以上で点火用火花を間引く方式では、そ
の回路構成が著しく複雑になる上に回転速度の制
御範囲が狭く、また間引く回数を増加させると点
火用火花を消滅させる方法と同様に未燃焼ガスの
ためマフラ内で異常音が発生する欠点があつた。
設定回転速度以上で点火位置を遅らせる方式は、
回転むらが少なく、比較的良好な動作を行なう
が、回転速度が設定値以下に下るまでに時間を要
する難点があり、また回路構成も複雑になる欠点
があつた。更にこの方式では、点火位置を遅らせ
ているためにいわゆる「バツクフアイア」が起
り、マフラで高熱が発生してマフラが赤熱してし
まう欠点があつた。
て、設定回転速度以上になつたときに点火用火花
を消すようにした方式のもの、点火用火花を間引
く方式のもの、及び点火位置を遅らせる方式のも
のが用いられている。しかしながら、設定回転速
度以上で点火用火花を消滅させる方式によると、
未燃焼ガスがマフラに入つて異常音が発生する上
に機関の回転特性にヒステリシス現象が生じ、ま
た回転むらが大きくなる欠点があつた。また設定
回転速度以上で点火用火花を間引く方式では、そ
の回路構成が著しく複雑になる上に回転速度の制
御範囲が狭く、また間引く回数を増加させると点
火用火花を消滅させる方法と同様に未燃焼ガスの
ためマフラ内で異常音が発生する欠点があつた。
設定回転速度以上で点火位置を遅らせる方式は、
回転むらが少なく、比較的良好な動作を行なう
が、回転速度が設定値以下に下るまでに時間を要
する難点があり、また回路構成も複雑になる欠点
があつた。更にこの方式では、点火位置を遅らせ
ているためにいわゆる「バツクフアイア」が起
り、マフラで高熱が発生してマフラが赤熱してし
まう欠点があつた。
また、例えば特公昭46―4683号公報に示される
ように、点火時期を進角させることにより、内燃
機関の過回転を防止できることも知られている。
なお上記公報には、点火時期を進角させるための
具体的な構成は何等示されていないが、点火時期
を進角させる方式としては、例えば点火信号を発
生する信号発電子の出力を用いて点火時期を進角
させる方式や、進角用の信号を発生させるために
進角専用の信号発電子を別に設ける方式がある。
信号発電子の出力を利用する方式は、機関の回転
の上昇に応じて信号発電子から出力される信号の
信号幅とが波高値とが大きくなり、信号発電子の
出力信号が所定レベルに達する位置が進角するこ
とを利用するものである。しかしながらこの方式
では、信号幅の大きな信号を出力できる特別な構
成の信号発電子を用いなければ、十分大きな進角
幅を得ることができないという問題がある。
ように、点火時期を進角させることにより、内燃
機関の過回転を防止できることも知られている。
なお上記公報には、点火時期を進角させるための
具体的な構成は何等示されていないが、点火時期
を進角させる方式としては、例えば点火信号を発
生する信号発電子の出力を用いて点火時期を進角
させる方式や、進角用の信号を発生させるために
進角専用の信号発電子を別に設ける方式がある。
信号発電子の出力を利用する方式は、機関の回転
の上昇に応じて信号発電子から出力される信号の
信号幅とが波高値とが大きくなり、信号発電子の
出力信号が所定レベルに達する位置が進角するこ
とを利用するものである。しかしながらこの方式
では、信号幅の大きな信号を出力できる特別な構
成の信号発電子を用いなければ、十分大きな進角
幅を得ることができないという問題がある。
また進角専用の信号発電子を別に設ける方式で
は、信号発電子の数が増えるため発電機の構成が
複雑になるという問題がある。
は、信号発電子の数が増えるため発電機の構成が
複雑になるという問題がある。
本発明の目的は、エキサイタコイルの出力を利
用して簡単な構成で点火時期を進角させることに
より、上記問題点を解決した過回転防止装置付内
燃機関用点火装置を提供することにある。
用して簡単な構成で点火時期を進角させることに
より、上記問題点を解決した過回転防止装置付内
燃機関用点火装置を提供することにある。
本発明は、上記問題点を解決するため、内燃機
関と同期して電圧を誘起するエキサイタコイルの
出力で充電されたコンデンサの電荷を点火位置で
信号源から与えられる信号により導通する半導体
スイツチと点火コイルの1次コイルとを通して放
電させるコンデンサ充放電式の内燃機関用点火装
置において、エキサイタコイルの両端電圧を分圧
回路により分圧して機関の回転速度が設定回転速
度以上になつたときに、半導体スイツチの制御端
子に導通信号を与える過回転防止用信号回路を設
けた。そして過回転防止用信号回路が与える導通
信号を設定回転速度における機関の正規の点火位
置よりも位相が進んだ位置で発生するように設定
している。
関と同期して電圧を誘起するエキサイタコイルの
出力で充電されたコンデンサの電荷を点火位置で
信号源から与えられる信号により導通する半導体
スイツチと点火コイルの1次コイルとを通して放
電させるコンデンサ充放電式の内燃機関用点火装
置において、エキサイタコイルの両端電圧を分圧
回路により分圧して機関の回転速度が設定回転速
度以上になつたときに、半導体スイツチの制御端
子に導通信号を与える過回転防止用信号回路を設
けた。そして過回転防止用信号回路が与える導通
信号を設定回転速度における機関の正規の点火位
置よりも位相が進んだ位置で発生するように設定
している。
以下図示の実施例により本発明の装置を詳細に
説明する。
説明する。
第1図は本発明の一実施例の回路構成を示した
もので、同図においては1は1次コイル1a及び
2次コイル1bを有する点火コイル、2は2次コ
イル1bに接続され機関のシリンダに取付けられ
た点火プラグである。1次コイル1aの一端はコ
ンデンサ3を介してサイリスタ4のアノードに接
続され、サイリスタ4のカソードは1次コイル1
aの他端(接地側端子)に接続されている。サイ
リスタ4のアノードとコンデンサ3との接続点に
はエキサイタコイル5の一端がダイオード6を介
して接続され、エキサイタコイル5の他端はサイ
リスタ4のカソードと1次コイル1aの他端との
接続点に接続されている。サイリスタ4のゲート
カソード間にはダイオード7を介して機関の正規
の点火位置を定める信号を発生する信号源として
の信号コイル8が並列接続され、以上の各部によ
りコンデンサ充放電式の点火回路が構成されてい
る。
もので、同図においては1は1次コイル1a及び
2次コイル1bを有する点火コイル、2は2次コ
イル1bに接続され機関のシリンダに取付けられ
た点火プラグである。1次コイル1aの一端はコ
ンデンサ3を介してサイリスタ4のアノードに接
続され、サイリスタ4のカソードは1次コイル1
aの他端(接地側端子)に接続されている。サイ
リスタ4のアノードとコンデンサ3との接続点に
はエキサイタコイル5の一端がダイオード6を介
して接続され、エキサイタコイル5の他端はサイ
リスタ4のカソードと1次コイル1aの他端との
接続点に接続されている。サイリスタ4のゲート
カソード間にはダイオード7を介して機関の正規
の点火位置を定める信号を発生する信号源として
の信号コイル8が並列接続され、以上の各部によ
りコンデンサ充放電式の点火回路が構成されてい
る。
本発明の点火装置においては、機関の過回転を
防止するため、過回転防止用信号回路9が設けら
れている。この信号回路は、エキサイタコイル5
とダイオード6との接続点にアノードが接続され
たダイオード10と、互いに直列に接続された抵
抗11及び12からなつていて上記ダイオード1
0を介してエキサイタコイル5に対して並列接続
された分圧回路と、抵抗12の両端に並列接続さ
れたコンデンサ13とを備えており、分圧回路の
分圧点がツエナーダイオード14とダイオード1
5とを介してサイリスタ4のゲートに接続されて
いる。
防止するため、過回転防止用信号回路9が設けら
れている。この信号回路は、エキサイタコイル5
とダイオード6との接続点にアノードが接続され
たダイオード10と、互いに直列に接続された抵
抗11及び12からなつていて上記ダイオード1
0を介してエキサイタコイル5に対して並列接続
された分圧回路と、抵抗12の両端に並列接続さ
れたコンデンサ13とを備えており、分圧回路の
分圧点がツエナーダイオード14とダイオード1
5とを介してサイリスタ4のゲートに接続されて
いる。
上記点火装置においてエキサイタコイル5は及
び信号コイル8は第2図に示す発電機に設けられ
る。第2図において20は鉄製椀状のフライホイ
ールで、このフライホイールの底壁部20Aの中
央には回転軸取付用のボス部20Bが設けられて
いる。フライホイール20の内周面には3個の弧
状の永久磁石22a,22b及び22cと弧状の
鉄片からなる1個の模擬磁鋼23とがフライホイ
ールの周方向に等間隔で配列され、永久磁石22
a〜22cの内周面にはそれぞれ磁極片24a〜
24cが配置されている。磁石22a〜22c及
び磁極片24a〜24cは各磁極片及び磁石を貫
通するビスまたはリベツトによりフライホイール
20に固定され、同様に模擬磁鋼23もビスまた
はリベツトによりフライホイール20に固定され
ている。尚これらの固定は接着によつて行なつて
もよい。1個の磁石22cの磁極面に固定された
磁極片24cの一部が延長されて延長磁極25が
形成され、この延長磁極25の先端はフライホイ
ール20の径方向の外側に折曲げられている。一
方フライホイール20の周壁には貫通孔26が設
けられてこの貫通孔内に非磁性スペーサ33が嵌
着され、この非磁性スペーサを貫通して設けた孔
内に上記延長磁極25の先端が挿入されている。
延長磁極25の先端面25Aはフライホイール2
0の外周面と略同一の面上に露呈されており、こ
の延長磁極25の先端面25Aに磁石22cの内
周面側の磁極が導出されている。そしてフライホ
イール20,永久磁石22a〜22c,磁極片2
4a〜24c及び模擬磁鋼23により4極のフラ
イホイール磁石回転子が構成され、延長磁極25
の先端面25Aと貫通孔26の周辺部26Aによ
り信号用回転子磁極が構成されている。図示の例
では磁石22bの内周側がS極に、また磁石22
a及び22cの内周側がN極になるようにこれら
の磁石が着磁されている。したがつて延長磁極2
5の先端面25AはN極になつており、また貫通
孔26の周辺部26AはS極になつている。
び信号コイル8は第2図に示す発電機に設けられ
る。第2図において20は鉄製椀状のフライホイ
ールで、このフライホイールの底壁部20Aの中
央には回転軸取付用のボス部20Bが設けられて
いる。フライホイール20の内周面には3個の弧
状の永久磁石22a,22b及び22cと弧状の
鉄片からなる1個の模擬磁鋼23とがフライホイ
ールの周方向に等間隔で配列され、永久磁石22
a〜22cの内周面にはそれぞれ磁極片24a〜
24cが配置されている。磁石22a〜22c及
び磁極片24a〜24cは各磁極片及び磁石を貫
通するビスまたはリベツトによりフライホイール
20に固定され、同様に模擬磁鋼23もビスまた
はリベツトによりフライホイール20に固定され
ている。尚これらの固定は接着によつて行なつて
もよい。1個の磁石22cの磁極面に固定された
磁極片24cの一部が延長されて延長磁極25が
形成され、この延長磁極25の先端はフライホイ
ール20の径方向の外側に折曲げられている。一
方フライホイール20の周壁には貫通孔26が設
けられてこの貫通孔内に非磁性スペーサ33が嵌
着され、この非磁性スペーサを貫通して設けた孔
内に上記延長磁極25の先端が挿入されている。
延長磁極25の先端面25Aはフライホイール2
0の外周面と略同一の面上に露呈されており、こ
の延長磁極25の先端面25Aに磁石22cの内
周面側の磁極が導出されている。そしてフライホ
イール20,永久磁石22a〜22c,磁極片2
4a〜24c及び模擬磁鋼23により4極のフラ
イホイール磁石回転子が構成され、延長磁極25
の先端面25Aと貫通孔26の周辺部26Aによ
り信号用回転子磁極が構成されている。図示の例
では磁石22bの内周側がS極に、また磁石22
a及び22cの内周側がN極になるようにこれら
の磁石が着磁されている。したがつて延長磁極2
5の先端面25AはN極になつており、また貫通
孔26の周辺部26AはS極になつている。
フライホイール20の内側には、回転子の磁極
と対向する磁極部27A,27Aを両端に有する
鉄心27にエキサイタコイル5を巻回した電機子
28が配置され、またフライホイール20の外側
には、延長磁極25の先端面25Aと貫通孔26
の周辺部26Aとに対向し得る一対の磁極部を両
端に備えたコの字形鉄心29に信号コイル8を巻
回してなる信号発電子30が配置されている。尚
エキサイタコイル5の外にヘツドランプ等を負荷
とする他の発電コイルを設けることができるのは
勿論である。
と対向する磁極部27A,27Aを両端に有する
鉄心27にエキサイタコイル5を巻回した電機子
28が配置され、またフライホイール20の外側
には、延長磁極25の先端面25Aと貫通孔26
の周辺部26Aとに対向し得る一対の磁極部を両
端に備えたコの字形鉄心29に信号コイル8を巻
回してなる信号発電子30が配置されている。尚
エキサイタコイル5の外にヘツドランプ等を負荷
とする他の発電コイルを設けることができるのは
勿論である。
上記の発電機において、フライホイール20は
通常機関の出力軸(レシプロ機関の場合はクラン
ク軸)に直接取付けられ、また電機子28及び信
号発電子30は機関のケースに固定された台板や
機関のカバー等に固定される。
通常機関の出力軸(レシプロ機関の場合はクラン
ク軸)に直接取付けられ、また電機子28及び信
号発電子30は機関のケースに固定された台板や
機関のカバー等に固定される。
次に第3図を参照して上記実施例の動作を説明
する。機関の出力軸を回転させると、第2図の電
機子28の鉄心27中には出力軸の回転角θに対
して第3図Aに破線で示したような磁束φの変化
が生じる。第2図の発電機においては、磁石回転
子の4個の磁極のうち1個の磁極が模擬磁鋼から
なつているため、磁束φの波形は、波高値が低い
磁束変化と波高値が高い磁束変化とが交互に1サ
イクルずつ反復される波形となる。したがつてエ
キサイタコイル5に誘起する電圧V5の波形も第
3図Aに示したように波高値が低いサイクルと波
高値の高いサイクルとが交互に反復される波形と
なる。一方信号コイル8には、信号用回転子磁極
が信号発電子30の位置を通過する毎に、第3図
Bに示すようなパルス状の信号電圧V8が誘起す
る。エキサイタコイル5に第1図の矢印方向の半
サイクル(正の半サイクル)の電圧が誘起する毎
にエキサイタコイル5からダイオード6及び1次
コイル1aを通してコンデンサ3が図示の極性に
充電される。したがつてコンデンサ3の端子電圧
V3は第3図Aに示すように上昇する。そして正
規の点火位置θiにおいて信号コイル8に誘起す
る第1図の矢印方向の半サイクルの信号電圧V8
がサイリスタ4のゲートトリガレベルegに達す
るとサイリスタ4が導通するためコンデンサ3の
電荷がサイリスタ4及び1次コイル1aを通して
放電する。この放電による1次電流の急変により
2次コイル1bに高電圧が誘起し、点火プラグ2
に火花が飛んで機関の点火が行なわれる。
する。機関の出力軸を回転させると、第2図の電
機子28の鉄心27中には出力軸の回転角θに対
して第3図Aに破線で示したような磁束φの変化
が生じる。第2図の発電機においては、磁石回転
子の4個の磁極のうち1個の磁極が模擬磁鋼から
なつているため、磁束φの波形は、波高値が低い
磁束変化と波高値が高い磁束変化とが交互に1サ
イクルずつ反復される波形となる。したがつてエ
キサイタコイル5に誘起する電圧V5の波形も第
3図Aに示したように波高値が低いサイクルと波
高値の高いサイクルとが交互に反復される波形と
なる。一方信号コイル8には、信号用回転子磁極
が信号発電子30の位置を通過する毎に、第3図
Bに示すようなパルス状の信号電圧V8が誘起す
る。エキサイタコイル5に第1図の矢印方向の半
サイクル(正の半サイクル)の電圧が誘起する毎
にエキサイタコイル5からダイオード6及び1次
コイル1aを通してコンデンサ3が図示の極性に
充電される。したがつてコンデンサ3の端子電圧
V3は第3図Aに示すように上昇する。そして正
規の点火位置θiにおいて信号コイル8に誘起す
る第1図の矢印方向の半サイクルの信号電圧V8
がサイリスタ4のゲートトリガレベルegに達す
るとサイリスタ4が導通するためコンデンサ3の
電荷がサイリスタ4及び1次コイル1aを通して
放電する。この放電による1次電流の急変により
2次コイル1bに高電圧が誘起し、点火プラグ2
に火花が飛んで機関の点火が行なわれる。
一方エキサイタコイル5の出力は抵抗11及び
12からなる分圧回路で分圧され、コンデンサ1
3に印加される。エキサイタコイル5の出力電圧
V5の正の半サイクルがピークに達するまでの期
間はコンデンサ13がダイオード10及び抵抗1
1を通して充電されるが、電圧V5の正の半サイ
クルがピーク値を過ぎた後電圧V5が再び正の半
サイクルに立上るまでの期間はコンデンサ13の
電荷が抵抗12を通して放電する。したがつてコ
ンデンサ13の両端電圧V13は第3図Dに示すよ
うにエキサイタコイルの出力電圧V5の波高値に
相応して波高値の低い三角波V13aと波高値の高
い三角波V13bとが交互に反復される波形とな
る。上記装置においては、機関の回転速度が設定
回転速度未満の場合に三角波V13bの波高値がツ
エナーダイオード14のツエナー電圧に達しない
ようになつているため、機関の回転速度が設定回
転速度に達するまでの間はコンデンサ13の両端
電圧でサイリスタ4に点弧信号が与えられること
はなく、したがつて機関は信号コイル8の出力で
定められた正規の点火位置θiで点火される。
12からなる分圧回路で分圧され、コンデンサ1
3に印加される。エキサイタコイル5の出力電圧
V5の正の半サイクルがピークに達するまでの期
間はコンデンサ13がダイオード10及び抵抗1
1を通して充電されるが、電圧V5の正の半サイ
クルがピーク値を過ぎた後電圧V5が再び正の半
サイクルに立上るまでの期間はコンデンサ13の
電荷が抵抗12を通して放電する。したがつてコ
ンデンサ13の両端電圧V13は第3図Dに示すよ
うにエキサイタコイルの出力電圧V5の波高値に
相応して波高値の低い三角波V13aと波高値の高
い三角波V13bとが交互に反復される波形とな
る。上記装置においては、機関の回転速度が設定
回転速度未満の場合に三角波V13bの波高値がツ
エナーダイオード14のツエナー電圧に達しない
ようになつているため、機関の回転速度が設定回
転速度に達するまでの間はコンデンサ13の両端
電圧でサイリスタ4に点弧信号が与えられること
はなく、したがつて機関は信号コイル8の出力で
定められた正規の点火位置θiで点火される。
機関の回転速度が上昇し、設定回転速度Ns
(rpm)に達すると、波高値が高い方の三角波V1
3bがツエナーダイオード14のツエナー電圧ezに
達するためこのツエナーダイオードがブレークダ
ウンしてサイリスタ4に点弧信号が与えられる。
したがつてサイリスタ4は正規の点火位置θiよ
りも角度αだけ位相が進んだ位置θi′で導通し、
この位置θi′で点火が行なわれる。この進み角α
を適当に設定しておくことにより機関の出力を急
速に低下させて過回転を防止することができる。
この実施例における進角度A(ピストンの上死点
から点火位置までの角度)の回転速度Nに対する
特性は例えば第4図に示すようになる。
(rpm)に達すると、波高値が高い方の三角波V1
3bがツエナーダイオード14のツエナー電圧ezに
達するためこのツエナーダイオードがブレークダ
ウンしてサイリスタ4に点弧信号が与えられる。
したがつてサイリスタ4は正規の点火位置θiよ
りも角度αだけ位相が進んだ位置θi′で導通し、
この位置θi′で点火が行なわれる。この進み角α
を適当に設定しておくことにより機関の出力を急
速に低下させて過回転を防止することができる。
この実施例における進角度A(ピストンの上死点
から点火位置までの角度)の回転速度Nに対する
特性は例えば第4図に示すようになる。
過回転防止時における点火位置θi′は、機関の
圧縮行程内において設定回転速度Nsにおける正
規の点火位置(ノツキングを生じさせることなく
機関を運転できる点火位置)よりも更に進角させ
た位置である。4サイクル機関において高速回転
時の進角度は通常25゜〜35゜であるが、この場合
は設定回転速度において例えば35゜〜45゜以上、
180゜以下の範囲で進角させることにより過回転
防止効果を得ることができる。また2サイクル機
関においては高速回転時における進角度が18゜〜
25゜程度であるので、設定回転速度において28゜
〜35゜程度以上進角させることにより過回転防止
効果を得ることができる。尚2サイクル機関では
上死点前120゜程度で圧縮行程に入るので、過回
転防止時における進角度を120゜以上にすること
はできない。
圧縮行程内において設定回転速度Nsにおける正
規の点火位置(ノツキングを生じさせることなく
機関を運転できる点火位置)よりも更に進角させ
た位置である。4サイクル機関において高速回転
時の進角度は通常25゜〜35゜であるが、この場合
は設定回転速度において例えば35゜〜45゜以上、
180゜以下の範囲で進角させることにより過回転
防止効果を得ることができる。また2サイクル機
関においては高速回転時における進角度が18゜〜
25゜程度であるので、設定回転速度において28゜
〜35゜程度以上進角させることにより過回転防止
効果を得ることができる。尚2サイクル機関では
上死点前120゜程度で圧縮行程に入るので、過回
転防止時における進角度を120゜以上にすること
はできない。
尚過回転防止時における進角量によつてはノツ
キングが生じることがあるが、このノツキングが
生じるのは短時間であるので特に支障はない。ノ
ツキングを防止または軽減するためには、過回転
防止時における進角量をできるだけ大きくして圧
縮行程に入つた後早い時期にシリンダ内の燃料を
燃焼させてしまうようにすればよい。
キングが生じることがあるが、このノツキングが
生じるのは短時間であるので特に支障はない。ノ
ツキングを防止または軽減するためには、過回転
防止時における進角量をできるだけ大きくして圧
縮行程に入つた後早い時期にシリンダ内の燃料を
燃焼させてしまうようにすればよい。
上記の実施例のように分圧回路の抵抗12にコ
ンデンサ13を並列接続するコンデンサ13の両
端電圧を機関の回転速度に対応させることができ
るので、設定回転速度の設定を適確に行なうこと
ができる。しかし本発明はこのようにコンデンサ
13を接続する場合に限定されるものではなく、
単に抵抗11と12からなる分圧回路のみを用い
て、エキサイタコイル5の出力が回転速度の上昇
に応じて増大することを利用するようにしてもよ
い。
ンデンサ13を並列接続するコンデンサ13の両
端電圧を機関の回転速度に対応させることができ
るので、設定回転速度の設定を適確に行なうこと
ができる。しかし本発明はこのようにコンデンサ
13を接続する場合に限定されるものではなく、
単に抵抗11と12からなる分圧回路のみを用い
て、エキサイタコイル5の出力が回転速度の上昇
に応じて増大することを利用するようにしてもよ
い。
上記の実施例では発電機の回転子磁極の一部を
模擬磁鋼としてエキサイタコイル5の出力に波高
値の低い波形と波高値の高い波形とが交互に現わ
れるようにしたが、1回転当り複数の点火動作を
許容でき且つ設定回転速度における点火位置を第
3図Dの三角波V13aのピークで定めてもよい場
合には、エキサイタコイル5の出力波形をすべて
半サイクルの波高値が等しい波形にすることがで
き、その場合は4個の磁石を用いた通常の磁石発
電機を用いることができる。
模擬磁鋼としてエキサイタコイル5の出力に波高
値の低い波形と波高値の高い波形とが交互に現わ
れるようにしたが、1回転当り複数の点火動作を
許容でき且つ設定回転速度における点火位置を第
3図Dの三角波V13aのピークで定めてもよい場
合には、エキサイタコイル5の出力波形をすべて
半サイクルの波高値が等しい波形にすることがで
き、その場合は4個の磁石を用いた通常の磁石発
電機を用いることができる。
上記実施例のように、エキサイタコイル5の出
力に波高値の低い波形と波高値の高い波形とが現
われるようにするためには、模擬磁鋼を用いる代
りに磁石を用いてこの磁石の着磁量を他の磁石の
着磁量よりも少なくするようにしてもよい。また
模擬磁鋼を他の磁石と着磁量が略等しい磁石で置
き換えてこの磁石と電機子の磁極との間のギヤツ
プを他の磁石と電機子の磁極との間のギヤツプよ
りも大きくするようにしてもよい。更に、複数の
弧状磁石に代えてフライホイールの内周に嵌合す
るリング状磁石を用いる場合には、このリング状
磁石の着磁の仕方によつてエキサイタコイルに上
記実施例と同様の波形を得ることができる。また
磁石発電機は4極に限られるものではなく、例え
ば6極の磁石発電機を用いる場合にも本発明を実
施できる。
力に波高値の低い波形と波高値の高い波形とが現
われるようにするためには、模擬磁鋼を用いる代
りに磁石を用いてこの磁石の着磁量を他の磁石の
着磁量よりも少なくするようにしてもよい。また
模擬磁鋼を他の磁石と着磁量が略等しい磁石で置
き換えてこの磁石と電機子の磁極との間のギヤツ
プを他の磁石と電機子の磁極との間のギヤツプよ
りも大きくするようにしてもよい。更に、複数の
弧状磁石に代えてフライホイールの内周に嵌合す
るリング状磁石を用いる場合には、このリング状
磁石の着磁の仕方によつてエキサイタコイルに上
記実施例と同様の波形を得ることができる。また
磁石発電機は4極に限られるものではなく、例え
ば6極の磁石発電機を用いる場合にも本発明を実
施できる。
第5図は6極の磁石発電機を用いてエキサイタ
コイルの出力に低い波高値と高い波高値とを生じ
させるようにした例を示したもので、20はフラ
イホイール、31はフライホイール20の内周面
に嵌着されたリング状の磁石であり、このリング
状磁石の領域31A乃至31Fがそれぞれ径方向
に着磁されて6極の磁石回転子32が構成されて
いる。そして着磁領域のうち隣接する領域31A
及び31Bの着磁量を他の領域31C乃至31F
の着磁量よりも大きくしてある。尚この場合信号
コイル8が図示されてないが、信号コイル8は磁
石発電機とは別個に設けた信号発電機内に設けて
もよく、またフライホイール20の外周部に磁石
の小片を固着してこの磁石に第2図と同様な信号
発電子を対向させるようにしてもよい。
コイルの出力に低い波高値と高い波高値とを生じ
させるようにした例を示したもので、20はフラ
イホイール、31はフライホイール20の内周面
に嵌着されたリング状の磁石であり、このリング
状磁石の領域31A乃至31Fがそれぞれ径方向
に着磁されて6極の磁石回転子32が構成されて
いる。そして着磁領域のうち隣接する領域31A
及び31Bの着磁量を他の領域31C乃至31F
の着磁量よりも大きくしてある。尚この場合信号
コイル8が図示されてないが、信号コイル8は磁
石発電機とは別個に設けた信号発電機内に設けて
もよく、またフライホイール20の外周部に磁石
の小片を固着してこの磁石に第2図と同様な信号
発電子を対向させるようにしてもよい。
第5図の磁石発電機を用いた場合にエキサイタ
コイル5に鎖交する磁束φの波形は第6図に示す
通りであり、この磁束の変化によりエキサイタコ
イル5に電圧V5が誘起する。即ちこの場合は回
転子が1回転する間に電圧V5の半サイクルにお
いて波高値の高い1つの山と波高値の低い2つの
山とが現われる。第5図の発電機を第1図の回路
に対して用いた場合、エキサイタコイル5の出力
により充電されるコンデンサ3の端子電圧V3は
第6図Bに示す通りで、角度θiにおいて信号コ
イル8の出力V8がサイリスタ4のトリガレベル
egに達するとサイリスタ4が導通してコンデン
サ3が放電し、点火が行なわれる。またコンデン
サ13の端子電圧V13は第6図Dに示す波形にな
り、設定回転速度に達すると波高値の高い三角波
V13bがツエナーダイオード14のツエナー電圧
に達して点火位置がθi′まで進む。θi―θi′の大
きさを適当に設定しておくことにより過回転を防
止することができる。
コイル5に鎖交する磁束φの波形は第6図に示す
通りであり、この磁束の変化によりエキサイタコ
イル5に電圧V5が誘起する。即ちこの場合は回
転子が1回転する間に電圧V5の半サイクルにお
いて波高値の高い1つの山と波高値の低い2つの
山とが現われる。第5図の発電機を第1図の回路
に対して用いた場合、エキサイタコイル5の出力
により充電されるコンデンサ3の端子電圧V3は
第6図Bに示す通りで、角度θiにおいて信号コ
イル8の出力V8がサイリスタ4のトリガレベル
egに達するとサイリスタ4が導通してコンデン
サ3が放電し、点火が行なわれる。またコンデン
サ13の端子電圧V13は第6図Dに示す波形にな
り、設定回転速度に達すると波高値の高い三角波
V13bがツエナーダイオード14のツエナー電圧
に達して点火位置がθi′まで進む。θi―θi′の大
きさを適当に設定しておくことにより過回転を防
止することができる。
第1図の実施例においては、コンデンサ3が1
次コイル1aに対して直列に接続され、コンデン
サ3と1次コイル1aとの直列回路にサイリスタ
4が並列接続されているが、コンデンサ充放電式
の点火装置は、エキサイタコイルにより一方の極
性に充電されたコンデンサをサイリスタの如き半
導体スイツチを通して1次コイル1aに放電させ
る構成であればよく、例えば第1図においてコン
デンサ3とサイリスタ4の位置を入れ換えても上
記と同様の動作を行なわせることができる。
次コイル1aに対して直列に接続され、コンデン
サ3と1次コイル1aとの直列回路にサイリスタ
4が並列接続されているが、コンデンサ充放電式
の点火装置は、エキサイタコイルにより一方の極
性に充電されたコンデンサをサイリスタの如き半
導体スイツチを通して1次コイル1aに放電させ
る構成であればよく、例えば第1図においてコン
デンサ3とサイリスタ4の位置を入れ換えても上
記と同様の動作を行なわせることができる。
第1図の実施例においては、過回転防止用信号
回路9にツエナーダイオード14を設けている
が、ツエナーダイオード14を設けることなく、
設定回転速度において分圧回路の出力がサイリス
タのトリガレベルに達するように設定してもよ
い。
回路9にツエナーダイオード14を設けている
が、ツエナーダイオード14を設けることなく、
設定回転速度において分圧回路の出力がサイリス
タのトリガレベルに達するように設定してもよ
い。
以上のように、本発明によれば、エキサイタコ
イルの両端出力を分圧回路により分圧して機関の
回転速度が設定回転速度以上になつたときに半導
体スイツチの制御端子に導通信号を与える過回転
防止用信号回路を設けたので、信号幅の大きな信
号を出力できる特別な信号発電子や進角専用の信
号発電子を設けずに、エキサイタコイルの出力を
用いて簡単な構成で機関の回転速度が設定回転速
度以上になつたときに、点火位置を大幅に進め
て、迅速に回転速度を押えることができる。また
過回転防止時に未燃焼ガスが生じないのでマフラ
内の異音の発生を防止できる。更に過回転防止時
にバツクフアイアが生じないのでマフラが過熱さ
れるのを防ぐことができる。このように本発明に
よれば、従来の過回転防止付点火装置が有してい
た欠点をすべて解消できるので工業的実益が大で
ある。
イルの両端出力を分圧回路により分圧して機関の
回転速度が設定回転速度以上になつたときに半導
体スイツチの制御端子に導通信号を与える過回転
防止用信号回路を設けたので、信号幅の大きな信
号を出力できる特別な信号発電子や進角専用の信
号発電子を設けずに、エキサイタコイルの出力を
用いて簡単な構成で機関の回転速度が設定回転速
度以上になつたときに、点火位置を大幅に進め
て、迅速に回転速度を押えることができる。また
過回転防止時に未燃焼ガスが生じないのでマフラ
内の異音の発生を防止できる。更に過回転防止時
にバツクフアイアが生じないのでマフラが過熱さ
れるのを防ぐことができる。このように本発明に
よれば、従来の過回転防止付点火装置が有してい
た欠点をすべて解消できるので工業的実益が大で
ある。
第1図は本発明の実施例を示す接続図、第2図
は本発明で用いる発電機の一例を一部断面して示
す概略構成図、第3図A乃至Dは第1図の実施例
に対して第2図の発電機を用いた場合の各部の波
形を示す線図、第4図は本発明の点火装置の進角
特性の一例を示す線図、第5図は本発明で用いる
発電機の他の例を示す概略構成図、第6図A乃至
Dは第1図の実施例に対して第5図の発電機を用
いた場合の各部の波形を示す線図である。 1…点火コイル、2…点火プラグ、3…コンデ
ンサ、4…サイリスタ、5…エキサイタコイル、
6,7,10,15…ダイオード、8…信号コイ
ル、11,12…抵抗、13…コンデンサ。
は本発明で用いる発電機の一例を一部断面して示
す概略構成図、第3図A乃至Dは第1図の実施例
に対して第2図の発電機を用いた場合の各部の波
形を示す線図、第4図は本発明の点火装置の進角
特性の一例を示す線図、第5図は本発明で用いる
発電機の他の例を示す概略構成図、第6図A乃至
Dは第1図の実施例に対して第5図の発電機を用
いた場合の各部の波形を示す線図である。 1…点火コイル、2…点火プラグ、3…コンデ
ンサ、4…サイリスタ、5…エキサイタコイル、
6,7,10,15…ダイオード、8…信号コイ
ル、11,12…抵抗、13…コンデンサ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 内燃機関と同期して電圧を誘起するエキサイ
タコイルの出力で充電されたコンデンサの電荷を
点火位置で信号源から与えられる信号により導通
する半導体スイツチと点火コイルの1次コイルと
を通して放電させるコンデンサ充放電式の内燃機
関用点火装置において、 前記エキサイタコイルの両端電圧を分圧回路に
より分圧して機関の回転速度が設定回転速度以上
になつたときに前記半導体スイツチの制御端子に
導通信号を与える過回転防止用信号回路が設けら
れてなり、 前記過回転防止用信号回路が与える導通信号は
前記設定回転速度における機関の正規の点火位置
よりも位相が進んだ位置で発生するように設定さ
れていることを特徴とする過回転防止装置付内燃
機関用点火装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8713878A JPS5514931A (en) | 1978-07-19 | 1978-07-19 | Ignition device for internal combustion engine with over-rotation preventing device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8713878A JPS5514931A (en) | 1978-07-19 | 1978-07-19 | Ignition device for internal combustion engine with over-rotation preventing device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5514931A JPS5514931A (en) | 1980-02-01 |
JPS6132501B2 true JPS6132501B2 (ja) | 1986-07-28 |
Family
ID=13906599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8713878A Granted JPS5514931A (en) | 1978-07-19 | 1978-07-19 | Ignition device for internal combustion engine with over-rotation preventing device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5514931A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5958160A (ja) * | 1982-09-27 | 1984-04-03 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 火花点火式内燃機関の回転停止装置 |
JPS60188874U (ja) * | 1984-05-25 | 1985-12-14 | 本田技研工業株式会社 | 点火装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3686456A (en) * | 1970-04-09 | 1972-08-22 | Gen Electric | Contact structure for an electric circuit breaker |
-
1978
- 1978-07-19 JP JP8713878A patent/JPS5514931A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5514931A (en) | 1980-02-01 |
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