JPS6132338Y2 - - Google Patents

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JPS6132338Y2
JPS6132338Y2 JP15178381U JP15178381U JPS6132338Y2 JP S6132338 Y2 JPS6132338 Y2 JP S6132338Y2 JP 15178381 U JP15178381 U JP 15178381U JP 15178381 U JP15178381 U JP 15178381U JP S6132338 Y2 JPS6132338 Y2 JP S6132338Y2
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JP
Japan
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thin plate
metal support
metal
pyroelectric thin
pyroelectric
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JP15178381U
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JPS5856935U (ja
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Radiation Pyrometers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
本考案は金属支持台上面に電気的、機械的に焦
電性薄板を固着した赤外線センサに関する。 この種センサの構造は、その金属支持台を焦電
性薄板に対する一方の電極リードとして使用で
き、又センサの製造時に、脆弱な焦電性薄板の取
扱いホルダとして利用できる点で優れたものであ
る。 しかし、出力電圧や応答性等センサの特性を高
めるためには焦電性薄板からの熱放散の少ないこ
とが必要であるが、上記金属支持台は斯る熱放散
媒体となり好ましくない。 従つて本考案の目的は、上記金属支持台の有利
さを失うことなく熱放散の軽減化を図ることにあ
る。 第1図は本考案実施例を示し、1は金属支持
台、2は該支持台上面に導電性接着剤3により電
気的、機械的に固着された焦電性薄板で、該薄板
はその表裏面に夫々表面電極4及び裏面電極5を
備えている。6,6…は金属支持台1の上面に複
数設けられた凹所、7,7…は該凹所内に充填さ
れ金属支持台1の上面を平坦になす熱的絶縁材で
ある。 上記金属支持台1の材質としては、リン青銅や
ステンレスが知られているが、その他モネメタル
(又はモネル)や洋白(又は洋銀)も好適であ
り、これらは低熱伝導率、高導電率といつた支持
台にとつて好ましい性質を有する。下表にこれら
各種材料の組成と熱伝導率を示す。
【表】 焦電性薄板2としては、PbTiO3、PzTに代表
されるセラミツク系、LiNbO3、LiTaO3に代表さ
れる単結晶系及びPVF2(ポリ弗化ビニリデン)
に代表される高分子系の各焦電体が挙げられ、そ
の厚みはセラミツク系や単結晶系では50μm〜60
μm、高分子系では10μm程度である。表面電極
4は、Cr及びAuの薄膜を順次蒸着積層し、又裏
面電極5はニクロムを蒸着して形成され、斯る裏
面電極と金属支持台1上面との間に介挿される導
電性接着剤3には銀ペーストが用いられる。 金属支持台1上面の凹所6に充填される熱的絶
縁材7としてはエポキシ系樹脂が好適である。こ
の様に金属支持台の上面に熱的絶縁材を充填した
凹所が分散配置されていることは、金属支持台1
と焦電性薄板2との間の電気的結合を保つたまゝ
これらの間の熱的絶縁度を高め、従つて焦電効果
を向上せしめる。しかも、凹所6を熱的絶縁材7
で充填して金属支持台1上面を平坦面となすこと
により、脆弱な焦電体薄板2は支持台1全面に密
着するため、センサの製造時などに際して薄板2
が破壊することもない。 第2図乃至第7図は上記実施例センサの製造工
程を示す。 第2図は第1の工程を示し、この工程では、金
属板1aの表面全面にダイシングマシーンにより
微細間隔の切溝6bを多数設ける。金属板1aは
後に適当大きさに切断分割されて、金属支持台1
となるもので、従つて既述の金属材料のうち切溝
6bの形成容易な洋白やモネメタルのものが好ま
しい。又切溝6bは最終的に凹所6となるもの
で、その形成には、その他化学エツチング、サン
ドブラスト等の各手法も用い得る。 第3図に示す第2の工程で、金属板1a上に熱
的絶縁材7が被着される。このとき、紛体静電塗
布法等により切溝6b内まで熱的絶縁材7を充填
することが必要である。 第4図は第3工程を示し、熱的絶縁材7表面よ
り金属板1aが露出するまで研磨をなす。従つて
結果的に、金属板1aの表面の切溝6bが熱的絶
縁材7で充填され、斯る金属板表面は平坦とな
る。 第5図に示す第4の工程で、別途裏面電極5を
設けた大面積かつ大厚みの焦電性薄板2が金属板
1a上に導電性接着材により固着され、続く第6
図に示す第5の工程で焦電性薄板2が所定厚みま
で研磨する。 第7図は最終工程を示し、焦電性薄板2上に表
面電極4を被着した後、焦電性薄板2が金属板1
aと共に所定大きさに分割切断されて、第1図の
センサが得られる。 かくして本考案によれば金属支持台上面に電気
的、機械的に焦電性薄板を固着した赤外線センサ
において、上記支持台による焦電性薄板に対する
電極リード及び取り扱いホルダの両役目を残した
まゝ、支持台からの熱放散を軽減させて、センサ
の特性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の側面図、第2図乃至第
7図は上記実施例の製造工程を示し、第2図A、
第3図、第4図A及び第5図乃至第7図は斜視
図、第2図B及び第4図Bは一部拡大斜視図であ
る。 1……金属支持台、2……焦電性薄板、6……
凹所、7……熱的絶縁材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属支持台上面に電気的、機械的に焦電性薄板
    を固着した赤外線センサにおいて、上記金属支持
    台上面に凹所を設けると共に該凹所内に熱的絶縁
    材を充填して上記上面を平坦になしたことを特徴
    とする赤外線センサ。
JP15178381U 1981-10-12 1981-10-12 赤外線センサ Granted JPS5856935U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15178381U JPS5856935U (ja) 1981-10-12 1981-10-12 赤外線センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15178381U JPS5856935U (ja) 1981-10-12 1981-10-12 赤外線センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5856935U JPS5856935U (ja) 1983-04-18
JPS6132338Y2 true JPS6132338Y2 (ja) 1986-09-20

Family

ID=29944466

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15178381U Granted JPS5856935U (ja) 1981-10-12 1981-10-12 赤外線センサ

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JPS5856935U (ja) 1983-04-18

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