JPH0138881Y2 - - Google Patents

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JPH0138881Y2
JPH0138881Y2 JP9120282U JP9120282U JPH0138881Y2 JP H0138881 Y2 JPH0138881 Y2 JP H0138881Y2 JP 9120282 U JP9120282 U JP 9120282U JP 9120282 U JP9120282 U JP 9120282U JP H0138881 Y2 JPH0138881 Y2 JP H0138881Y2
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thermistor
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conductive paste
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JP9120282U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はサーミスタに関する。
フレーク型サーミスタ素子片でサーミスタを形
成する場合、ガラス等の電気絶縁材からなる保持
体の一端面とリード線接続用電極膜が形成された
サーミスタ素子片の面とを対面せしめ、保持体を
貫通して設けられたリード線の一端とリード線接
続用電極膜との間に導電性ペーストを配置して焼
き付け、リード線の一端とリード線接続用電極膜
とを電気的に接続せんとすると、導電性ペースト
の量、リード線の一端の保持体からの突出量及び
リード線接続用電極膜のばりの程度等の相異によ
りサーミスタ素子片と保持体との接合状態が個々
のサーミスタにおいて異なることとなり、熱時定
数等のサーミスタの特性がばらつく虞れがある。
本考案は前記諸点に鑑みなされたものであり、
その目的とするところは、均一な特性を有したサ
ーミスタを提供することにある。
次に本考案による好ましい一具体例を図面に基
づいて説明する。
第1図及び第2図において、ガラス等の電気絶
縁材からなる円柱状保持体1の一方の端面2には
サーミスタ素子片3が配置されている。素子片3
の一方の面4には一対のリード線接続用電極膜5
及び6が形成されている。電極膜5及び6を有す
る素子片3は、第3図に示すように、大面積のサ
ーミスタ素子7の一方の面にPt,Ag又はAu材か
らなる導電性ペーストを符号8で示す如く線状に
塗布して焼き付け、その後位置9及び10の夫々
でもつて素子7及び焼き付けられた導電ペースト
を切断することによつて形成される。このように
すると多数の素子片3を一度に形成し得る。焼き
付けられた導電性ペーストは夫々素子片3の電極
膜5及び6となる。保持体1を貫通して設けられ
たPt材等からなるリード線11及び12の夫々
の端面13及び14と電極膜5及び6との間には
夫々、Pt,Ag又はAu材等からなる導電性ペース
トが塗布されて焼き付けられて形成された接続部
15及び16が設けられており、接続部15によ
り電極膜5がリード線11に、接続部16により
電極膜6がリード線12に夫々電気的に接続され
ている。接続部15及び16の形成は、面4に対
向する素子片3の他方の面17を保持体1の面2
に密着せしめて行い、接続部15及び16の形成
後は、素子片3は接続部15及び16により保持
体1に固定される。素子片3、接続部15及び1
6を覆つて保持体1の面2にはガラス等の電気絶
縁材からなる保護膜18が溶着されて形成されて
いる。保護膜18の厚みは、熱応答性の観点から
は、できるだけ薄い方がよい。保持体1のまわり
には金属ケース19が設けられている。
このように構成されるサーミスタ20は次のよ
うに製造される。ケース19内にリード線11及
び12を配置し、ケース19内に、溶融されたガ
ラスを流し込み保持体1を形成する。その後、面
2を研磨して平面仕上げすると共に、リード線1
1及び12の面2からの突出分を除去する。次に
素子片3を面2上に配置し、接続部15及び16
が形成されるように導電ペーストをリード線11
及び12と電極膜5及び6との間に塗布して焼成
する。最後に素子片3、電極膜5,6及び接続部
15,16が完全に被覆されるように溶融ガラス
を面2上に塗布して保護膜18を形成する。
ところでこのように形成されたサーミスタ20
では、面2と17との間には導電性ペーストを適
用しなくてもよいため、導電性ペーストの量の多
少による面2と17との接合状態の差異が生ぜ
ず、また、端面13及び14が面17に対面する
ようにリード線11及び12を配置する必要がな
いため、面2からのリード線11及び12の突出
量の差異による面2と17との接合状態の差異が
生じない。また第3図に示すようにして素子片3
を形成すると、切断時に電極膜5及び6の端面に
ばりが発生するが、サーミスタ20のように、電
極膜5及び6を有した面4に対面する面17を面
2側に配置することによつてこのばりによる素子
片3と保持体1との接合状態の差異をなくし得
る。
前記の如く、本考案によれば、サーミスタ素子
片を保持体に密着し得るため、ほぼ均一な特性を
有したサーミスタを提供し得、また、電極膜によ
りサーミスタ素子片が保持体から浮き上がつた状
態とならないため、外力に対してサーミスタ素子
片が損傷されやすい等の不都合をなくし得、加え
て、第3図に示すようにして形成されたフレーク
型サーミスタ素子片を用いる場合には、特にばり
を除去する工程を省き得る。その上、接続部15
及び16を形成するための導電性ペーストの塗布
が容易となり、サーミスタの製造が極めて容易と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による好ましい一具体例の断面
図、第2図は第1図に示す具体例の平面図、第3
図は第1図に示すサーミスタ素子片の製造方法の
説明図である。 1……保持体、3……サーミスタ素子片、5,
6……リード線接続用電極膜、11,12……リ
ード線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方の面にリード線接続用電極膜が形成された
    サーミスタ素子片を、該一方の面に対向する他方
    の面で保持体に密着させ、保持体を貫通したリー
    ド線とリード線接続用電極膜とを電気的に接続し
    てなるサーミスタ。
JP9120282U 1982-06-18 1982-06-18 サ−ミスタ Granted JPS58193602U (ja)

Priority Applications (1)

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JP9120282U JPS58193602U (ja) 1982-06-18 1982-06-18 サ−ミスタ

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JP9120282U JPS58193602U (ja) 1982-06-18 1982-06-18 サ−ミスタ

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Publication Number Publication Date
JPS58193602U JPS58193602U (ja) 1983-12-23
JPH0138881Y2 true JPH0138881Y2 (ja) 1989-11-21

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JP5938191B2 (ja) * 2011-11-08 2016-06-22 本田技研工業株式会社 ガラス封止型サーミスタとその製造方法

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JPS58193602U (ja) 1983-12-23

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