JPS6132261B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6132261B2
JPS6132261B2 JP55104802A JP10480280A JPS6132261B2 JP S6132261 B2 JPS6132261 B2 JP S6132261B2 JP 55104802 A JP55104802 A JP 55104802A JP 10480280 A JP10480280 A JP 10480280A JP S6132261 B2 JPS6132261 B2 JP S6132261B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mouth
mold
parison
plunger
molding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55104802A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5734030A (en
Inventor
Toshio Matsumoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishizuka Glass Co Ltd
Original Assignee
Ishizuka Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishizuka Glass Co Ltd filed Critical Ishizuka Glass Co Ltd
Priority to JP10480280A priority Critical patent/JPS5734030A/ja
Publication of JPS5734030A publication Critical patent/JPS5734030A/ja
Publication of JPS6132261B2 publication Critical patent/JPS6132261B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、口部全体が非円形形状に変形したガ
ラス容器を自動成形する方法に関するものであ
る。
例えば第1図及び第2図に示されるような、口
部及び胴部の横断面が花弁状のガラス器は、従来
においては人工成形法もしくは二次加工を行なう
ことによつて製造されていた。ところがいずれの
場合にも製造コストが高く、安定した品質の製品
を安価に生産することはできなかつた。
本発明は上記の如き変形した口部を有するガラ
ス容器を自動機により成形する方法を提供するた
めになされたものである。
ところで、本出願人の出願に係る実公昭45−
7669号公報には、変形した口頂部を有するガラス
器を自動成形する技術が開示されている。これは
ガラス器の口頂部を成形する口型とガイドリング
とをピンを用いて位置合せすることにより、ガラ
ス器の口頂部の所定の位置にガイドリングで凹凸
を成形する技術を示したものであるが、ガイドリ
ングによつて成形される口頂部のみを変形させる
ことができるにとどまり、口部全体及びその下方
に続く首部や胴部の形状は円形に限られるもので
あつた。
従つて、本発明の目的は、口部全体あるいはそ
の下方に続く部分までが花弁状もしくはその他の
凹凸状に変形したガラス器を自動成形する方法を
提供することである。そしてこの目的を達成する
ためになされた本発明の要旨とするところは、首
部の内面形状が凹凸状をした粗型を、これに対応
する凹凸状の内面形状を持ち、かつ複数個のピン
によつてガイドリングを位置規制している口型の
まわりに、両者の凹凸状が一致し、かつ両者の凹
凸状がなだらかな連続面となるように閉じてパリ
ソン成形用キヤビテイを形成し、このキヤビテイ
内部に溶融ガラス塊を投入した後、上記凹凸に対
応する凹凸が外面に形成されたプランジヤを、該
プランジヤ下部に設けられたキイをプランジヤー
ブツシング内のキイ溝で位置規制することによ
り、その凹凸を粗型の凹凸に一致させながらキヤ
ビテイ内に進入させてパリソンを成形し、かくし
て得られたパリソンを仕上型内においてブロー成
形することを特徴とする変形した口部を有するガ
ラス器の製造方法に存する。以下に本発明を実施
例により、更に詳細に説明する。
図面に示した実施例は、第1図及び第2図に示
される、口部全体と胴部分とが花弁状をなしたガ
ラス器を、当業者間に周知のハートフオード1S
機により自動成形する方法を示したものである。
1S機においては、プランジヤーブツシング1の
上面に口型2が接し、口型2のまわりに粗型3が
閉じることによつて成形工程が開始する。口型2
は図示を略した口型ホルダに保持されて開閉が可
能であり、その内部に、開閉時に口型を案内する
とともにガラス器の口頂部を成形するためのガイ
ドリング4が設けられている。第3図のD−D断
面図である第9図から明らかなように、本実施例
の口型2の内面形状は花弁状の凹凸を有し、A−
A断面を示す第6図から明らかなように、ガイド
リング4の内面形状もまた花弁状の凹凸をなして
いる。そしてこれらの口型2とガイドリング4と
が互いに回転しないように、ガイドリング4には
2ケ所にピン5が設けられており、口型2の合せ
目部分に設けられた溝6がこのピン5を受入れて
いる。従つて、口型2が開いた場合にガイドリン
グ4が多少回転することがあつても、口型2が閉
じればガイドリング4は常に正しい位置に来る。
上記の口型2とガイドリング4とによつて花弁
状に変形した口部外周が成形されるのであるが、
ガラス器は口部とその下に続く首部あるいは胴部
とが連続的になだらかに接続しているのがふつう
であるから、パリソンの首以下の部分を成形する
粗型3も、少なくともその首部7は口型2に対応
した凹凸状の内面形状としなければならない。こ
の粗型3の内面形状は第4図のC−C断面図であ
る第8図に示されている。このような粗型3を口
型2のまわりに閉じると第3図に示されるよう
な、粗型内面の凹凸状と口型内面の凹凸状とが一
致し、かつ両者の凹凸状がなだらかな連続面とな
つたパリソン成形用キヤビテイ8が形成される。
このキヤビテイ内部に所定重量の溶融ガラス塊
を投入した後、プランジヤ9を上昇させて溶融ガ
ラス塊をプレスする。このプランジヤ9の外周面
には、口型、ガイドリング、粗型の各内面に形成
された凹凸に対応する凹凸が形成されており、プ
ランジヤ9の凹凸を第8図に示すように粗型3等
の凹凸と一致させながらプランジヤ9を上昇させ
る必要がある。このため、プランジヤ9がスプリ
ツトリング10によつて取付けられているプラン
ジヤアダプタ11にはキイ12が固設されてお
り、このキイ12はプランジヤブツシング1の内
面に形成されたキイ溝13に嵌つている。この状
態は第3図のB−B断面図である第7図に示され
ている。ピストンロツド14によつてプランジヤ
9が上昇するとき、このキイ12によつてプラン
ジヤ9の回転は防止され、プランジヤ9の凹凸は
粗型3等の凹凸と常に一致する。なお第3図及び
第4図に示されるように、口型2にもキイ溝15
が形成されている。以上の構成により、プランジ
ヤ9は所定の方向を保ちつつ第4図のように前述
のパリソン成形用キヤビテイ8内に進入し、溶融
ガラス塊をプレスして、口部全体及びそれに続く
部分が花弁状に変形したパリソン16を成形す
る。このとき、粗型3の上端はバツフル17によ
つて閉鎖される。
かくして得られたパリソン16は周知の機構に
よつて仕上型18へ移送され、ブローヘツド19
のノズル20から圧縮空気が吹出して最終形状に
ブロー成形されて完成品21となる。
以上に説明した実施例は、本発明をハートフオ
ード1S機により実施した場合を示すものである
が、本発明の方法は、その他のガラス成形機によ
つても容易に実施することが可能であり、また成
形しうるガラス器の形状も花弁状の凹凸を有する
ものに限定されないことは勿論である。
以上に述べたとおり、本発明の方法によれば、
首部の内面形状が凹凸状をした粗型を、これに対
応する凹凸状の内面形状を持つ口型のまわりに閉
じてパリソン成形用キヤビテイを形成し、この内
部に溶融ガラス塊を投入後、上記凹凸に対応する
凹凸が外面に形成されたプランジヤをその凹凸を
粗型の凹凸と一致させながらこのキヤビテイ内に
進入させてパリソンを成形するので、パリソンの
口部からそれに続く首部、胴部を正しく凹凸状に
成形することができる。パリソンの口部はそのま
ま完成品の口部となるので、このパリソンを仕上
型でブロー成形すれば口部全体あるいはそれに続
く部分までもが凹凸状に変形したガラス器が自動
成形されることとなる。
この結果、従来は人工成形法によるか、または
二次加工法によつてしか生産することができなか
つたこの種のガラス器を安価に自動成形すること
が可能となり、ガラス業界のみならず一般消費者
に対しても、いささかの貢献をなしうるものと確
信する次第である。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本発明の実施例に関するもので
あり、第1図はガラス器の正面図、第2図はその
平面図、第3図はパリソンが成形される前の状態
を示す要部の中央縦断面図、第4図はパリソンが
成形された状態を示す要部の中央縦断面図、第5
図はパリソンが仕上型でブロー成形された状態を
示す仕上型内部の中央縦断面図、第6図はA−A
断面図、第7図はB−B断面図、第8図はC−C
断面図、第9図はD−D断面図である。 2−口型、3−粗型、4−ガイドリング、7−
粗型の首部、8−パリソン成形用キヤビテイ、9
−プランジヤ、16−パリソン、18−仕上型、
21−完成品たるガラス器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 首部の内面形状が凹凸状をした粗型を、これ
    に対応する凹凸状の内面形状を持ち、かつ複数個
    のピンによつてガイドリングを位置規制している
    口型のまわりに、両者の凹凸状が一致し、かつ両
    者の凹凸状がなだらかな連続面となるように閉じ
    てパリソン成形用キヤビテイを形成し、このキヤ
    ビテイ内部に溶融ガラス塊を投入した後、上記凹
    凸に対応する凹凸が外面に形成されたプランジヤ
    を、該プランジヤ下部に設けられたキイをプラン
    ジヤーブツシング内のキイ溝で位置規制すること
    により、その凹凸を粗型の凹凸と対応させながら
    このキヤビテイ内に進入させてパリソンを成形
    し、かくして得られたパリソンを仕上型内におい
    てブロー成形することを特徴とする変形した口部
    を有するガラス器の製造方法。
JP10480280A 1980-07-30 1980-07-30 Preparation of glassware having opening with irregular shape Granted JPS5734030A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10480280A JPS5734030A (en) 1980-07-30 1980-07-30 Preparation of glassware having opening with irregular shape

Applications Claiming Priority (1)

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JP10480280A JPS5734030A (en) 1980-07-30 1980-07-30 Preparation of glassware having opening with irregular shape

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5734030A JPS5734030A (en) 1982-02-24
JPS6132261B2 true JPS6132261B2 (ja) 1986-07-25

Family

ID=14390558

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10480280A Granted JPS5734030A (en) 1980-07-30 1980-07-30 Preparation of glassware having opening with irregular shape

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5734030A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB877547A (en) * 1959-09-04 1961-09-13 I V O Societa Anonima Italiana Improvements in and relating to the manufacture of glass containers
JPS457669Y1 (ja) * 1966-10-19 1970-04-13
JPS4839212A (ja) * 1971-09-21 1973-06-09
JPS5239348A (en) * 1975-09-19 1977-03-26 Philips Nv Surface acoustic wave device and electric filter therewith
JPS5556021A (en) * 1978-10-16 1980-04-24 Nippon Glass Kk Glass bottle and production thereof
JPH023629A (ja) * 1988-02-24 1990-01-09 F Hoffmann La Roche Ag 新規なスチルベン誘導体

Patent Citations (6)

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JPH023629A (ja) * 1988-02-24 1990-01-09 F Hoffmann La Roche Ag 新規なスチルベン誘導体

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JPS5734030A (en) 1982-02-24

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