JPS6132104B2 - - Google Patents
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- JPS6132104B2 JPS6132104B2 JP57173370A JP17337082A JPS6132104B2 JP S6132104 B2 JPS6132104 B2 JP S6132104B2 JP 57173370 A JP57173370 A JP 57173370A JP 17337082 A JP17337082 A JP 17337082A JP S6132104 B2 JPS6132104 B2 JP S6132104B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/04—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into open-ended moulds
- B22D11/05—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into open-ended moulds into moulds having adjustable walls
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/04—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into open-ended moulds
- B22D11/045—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into open-ended moulds for horizontal casting
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
- Actuator (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ストランド断面を成型する第1の鋳
型部分と、ストランド貫通方向で第1の鋳型部分
の後方に配置される少なくとも1つの第2の鋳型
部分を有し、第2の鋳型部分が、ストランド表面
を支持しかつそれと接触している壁部分を具備
し、この壁部分が、調整装置によつてストランド
表面に対して押圧可能である連続鋳造鋳型、例え
ば多ストランド鋳型装置用水平鋼連続鋳造鋳型に
関するのである。
型部分と、ストランド貫通方向で第1の鋳型部分
の後方に配置される少なくとも1つの第2の鋳型
部分を有し、第2の鋳型部分が、ストランド表面
を支持しかつそれと接触している壁部分を具備
し、この壁部分が、調整装置によつてストランド
表面に対して押圧可能である連続鋳造鋳型、例え
ば多ストランド鋳型装置用水平鋼連続鋳造鋳型に
関するのである。
この種の鋳型は、例えばドイツ特許公告第
2758514号公報、またはヘルマン著「連続鋳造便
覧(Handbuchdes Stranggiessens)」図面43
0から公知である。第2の鋳型部分の、いわゆる
アフタークーラーの、ストランド表面に押圧可能
な壁部分は、この公知の鋳型では、コイルばねま
たは流体圧力シリンダーを介してストランド表面
に対して動かされる。その際、コイルばねもしく
は流体圧力シリンダーの縦軸線が、ストランド表
面に対してほぼ垂直に方向づけられて配置され、
そして壁部分ごとに少なくとも2つのばねもしく
は流体圧力シリンダーが設けられている。その
際、それぞれ少なくとも1つのばねもしくは流体
圧力シリンダーが、各壁部分の流入及び流出部に
係合している。ばねの利点は場所をとらないこと
であるが、反面壁部分の摩耗が増すと、調整力が
変化し、その結果壁部分が、あるときは比較的高
い調整力によつて、またあるときは低い調整力に
よつて鋳造中にストランド表面に接するという欠
点をもつている。
2758514号公報、またはヘルマン著「連続鋳造便
覧(Handbuchdes Stranggiessens)」図面43
0から公知である。第2の鋳型部分の、いわゆる
アフタークーラーの、ストランド表面に押圧可能
な壁部分は、この公知の鋳型では、コイルばねま
たは流体圧力シリンダーを介してストランド表面
に対して動かされる。その際、コイルばねもしく
は流体圧力シリンダーの縦軸線が、ストランド表
面に対してほぼ垂直に方向づけられて配置され、
そして壁部分ごとに少なくとも2つのばねもしく
は流体圧力シリンダーが設けられている。その
際、それぞれ少なくとも1つのばねもしくは流体
圧力シリンダーが、各壁部分の流入及び流出部に
係合している。ばねの利点は場所をとらないこと
であるが、反面壁部分の摩耗が増すと、調整力が
変化し、その結果壁部分が、あるときは比較的高
い調整力によつて、またあるときは低い調整力に
よつて鋳造中にストランド表面に接するという欠
点をもつている。
さらに、ばねを使用すれば、例えばダミーバー
を鋳型内へ挿入する際に合目的である壁部分の通
気が不可能であり、そのために、固有の通気装置
を設けねばならない。不均一に調整されたばね
は、壁部分を不均一に摩耗させる。
を鋳型内へ挿入する際に合目的である壁部分の通
気が不可能であり、そのために、固有の通気装置
を設けねばならない。不均一に調整されたばね
は、壁部分を不均一に摩耗させる。
圧力流体シリンダーは、アフタークーラーの壁
部分の容易な通気を可能にするが、アフタークー
ラーの各壁部分の後方に大きな空間を必要とし、
そのことは鋳型における空間が狭くなるため不都
合である。特に、各ストランドが互いに密接して
並んでいる多ストランド鋳造装置に対しては、流
体圧力シリンダーは装着不可能である。
部分の容易な通気を可能にするが、アフタークー
ラーの各壁部分の後方に大きな空間を必要とし、
そのことは鋳型における空間が狭くなるため不都
合である。特に、各ストランドが互いに密接して
並んでいる多ストランド鋳造装置に対しては、流
体圧力シリンダーは装着不可能である。
本発明は、上記の欠点や難点を回避することを
目的とし、そしてあまり場所をとらず、調整力が
壁部分の摩耗に依存せず、壁部分の長さ全体にわ
たつて完全に均等な調整力が作用し、従つて常に
同等の摩耗が生じるような、冒頭で説明した種類
の連続鋳造鋳型を作り出すことを課題とするもの
である。
目的とし、そしてあまり場所をとらず、調整力が
壁部分の摩耗に依存せず、壁部分の長さ全体にわ
たつて完全に均等な調整力が作用し、従つて常に
同等の摩耗が生じるような、冒頭で説明した種類
の連続鋳造鋳型を作り出すことを課題とするもの
である。
上記の課題は、本発明によれば調整装置が、そ
の縦軸線によつて、ストランド縦軸線に対して平
行に配置されていることと、各調整装置は、スト
ランド縦軸線に対して平行に方向づけられている
調整装置の運動方向をストランド縦軸線に対して
ほぼ垂直な方向に転換する装置によつて、1つの
壁部分の流入及び流出部と接続されていることと
により解決される。
の縦軸線によつて、ストランド縦軸線に対して平
行に配置されていることと、各調整装置は、スト
ランド縦軸線に対して平行に方向づけられている
調整装置の運動方向をストランド縦軸線に対して
ほぼ垂直な方向に転換する装置によつて、1つの
壁部分の流入及び流出部と接続されていることと
により解決される。
各壁部分ごとにただ1つの調整装置を設けるの
が合目的である。
が合目的である。
1つの有利な実施例では、運動方向を転換する
装置は、一方で第1のレバーアームによつて調整
装置に、他方で第2のレバーアームによつてスト
ランド表面に押圧可能な壁部分に枢着されている
ベルクランクとして形成されている。その際ベル
クランクは、鋳型に相対する固定軸線のまわりに
旋回可能である。
装置は、一方で第1のレバーアームによつて調整
装置に、他方で第2のレバーアームによつてスト
ランド表面に押圧可能な壁部分に枢着されている
ベルクランクとして形成されている。その際ベル
クランクは、鋳型に相対する固定軸線のまわりに
旋回可能である。
その際、第2のレバーアームがピンによつて壁
部分に枢着結合され、ピンは、該ピンを支持する
壁部分の穴に対して遊隙をもつているのが有利で
ある。
部分に枢着結合され、ピンは、該ピンを支持する
壁部分の穴に対して遊隙をもつているのが有利で
ある。
壁部分の精確な位置を保証するために、ストラ
ンド表面に対して押圧可能な各壁部分は、鋳型の
固定台架部分で1つの案内部によつてストランド
縦軸線に対して垂直に案内され、その際壁部分を
ストランド表面により好都合に適合させるために
ストランド表面に対して押圧可能な各壁部分は、
鋳型の固定台架部分で玉継手によつて支持されて
いる。
ンド表面に対して押圧可能な各壁部分は、鋳型の
固定台架部分で1つの案内部によつてストランド
縦軸線に対して垂直に案内され、その際壁部分を
ストランド表面により好都合に適合させるために
ストランド表面に対して押圧可能な各壁部分は、
鋳型の固定台架部分で玉継手によつて支持されて
いる。
1つの有利な実施例は、調整装置が複動式流体
圧力シリンダーとして形成されていることを特徴
としている。
圧力シリンダーとして形成されていることを特徴
としている。
他の有利な実施例では、運動方向を転換する装
置が、四分円以上に円弧状の案内部内で移動可能
な、かつ互いに枢着される部材から成るチエーン
によつて形成され、このチエーンは、一方で壁部
分に他方で調整装置に固定されている。
置が、四分円以上に円弧状の案内部内で移動可能
な、かつ互いに枢着される部材から成るチエーン
によつて形成され、このチエーンは、一方で壁部
分に他方で調整装置に固定されている。
次に、本発明を添付の図面を用いて詳細に説明
する。
する。
案内レール上を水平に走行可能な中間容器1に
は、その注出開口部2の領域に、連続鋳造鋳型3
が密に固定されている。連続鋳造鋳型3は、公知
のように、鋳型中空部4を成し冷却されている銅
外壁5を有している。
は、その注出開口部2の領域に、連続鋳造鋳型3
が密に固定されている。連続鋳造鋳型3は、公知
のように、鋳型中空部4を成し冷却されている銅
外壁5を有している。
ストランド貫通方向に見ると、銅外壁5の、鋳
型中空部4を成している第1の鋳型部分6の後方
に別の2つの鋳型部分と7と8が配置されてい
る。この鋳型部分7と8は、ストランド表面を支
持しかつストランド表面と接触している壁部分9
をそれぞれ具備している。
型中空部4を成している第1の鋳型部分6の後方
に別の2つの鋳型部分と7と8が配置されてい
る。この鋳型部分7と8は、ストランド表面を支
持しかつストランド表面と接触している壁部分9
をそれぞれ具備している。
以下ではアフタークーラーとして表記されてい
るこの両鋳型部分7,8は、フランジ付板体10
によつて第1の鋳型部分6に固定され、そして第
1の鋳型部分6と共に水平連続鋳造鋳型3を形成
している。アフタークーラー7,8を設ける目的
は、ストランドの集中冷却によつてストランド表
皮を強化し、そしてストランド内部で自由になつ
ている結晶熱によつてストランド表皮の再溶融を
阻止するためである。各アフタークーラー7,8
は、以下では冷却板として表記する4つの壁部分
9をそれぞれ有している。冷却板は冷却水によつ
て貫流される。各冷却板9の中空部11に冷却水
を貫流させるために、中空部11は、差込み管1
2として形成される継ぎ部材を用いて、冷却水に
よつて貫流されるアクタークーラーの中空フレー
ム13に接続されている。差込み管12とフレー
ム13の間には、冷却板9の運動を補整すること
を可能にする補整装置14が設けられている。
るこの両鋳型部分7,8は、フランジ付板体10
によつて第1の鋳型部分6に固定され、そして第
1の鋳型部分6と共に水平連続鋳造鋳型3を形成
している。アフタークーラー7,8を設ける目的
は、ストランドの集中冷却によつてストランド表
皮を強化し、そしてストランド内部で自由になつ
ている結晶熱によつてストランド表皮の再溶融を
阻止するためである。各アフタークーラー7,8
は、以下では冷却板として表記する4つの壁部分
9をそれぞれ有している。冷却板は冷却水によつ
て貫流される。各冷却板9の中空部11に冷却水
を貫流させるために、中空部11は、差込み管1
2として形成される継ぎ部材を用いて、冷却水に
よつて貫流されるアクタークーラーの中空フレー
ム13に接続されている。差込み管12とフレー
ム13の間には、冷却板9の運動を補整すること
を可能にする補整装置14が設けられている。
冷却板9の、ストランド表面に対して向けられ
る側面には、それぞれ黒鉛板15が装着されてい
る。黒鉛板15は、そのすぐれた熱伝導率によつ
てストランドからの最適な熱搬出を保証してい
る。この黒鉛板15は摩耗板を意味し、ストラン
ドとの小さなすべり摩擦によつてストランドに対
する摩擦抵抗を小さくし、従つてストランドの引
抜力をも小さくすることを可能にする。各冷却板
9を保持するために、冷却板ごとに支承体16が
アフタークーラーの堅牢な横桁17に設けられて
いる。横桁17は、自在継手(玉継手)18を担
持し、その外部レースに案内リング19が固着し
ている。この案内リング19は、冷却板9に取付
けられる軸受ブシユの、支承台16の軸線20方
向へのすべりを可能にし、その際支承体16の軸
線20は、冷却板の面に対してほぼ垂直に方向づ
けられている。このような構造により、各冷却板
の位置をストランド表面に対して自動的に調整す
ることができ、従つてストランド表面での黒鉛板
15の全面にわたる支承が保証されている。
る側面には、それぞれ黒鉛板15が装着されてい
る。黒鉛板15は、そのすぐれた熱伝導率によつ
てストランドからの最適な熱搬出を保証してい
る。この黒鉛板15は摩耗板を意味し、ストラン
ドとの小さなすべり摩擦によつてストランドに対
する摩擦抵抗を小さくし、従つてストランドの引
抜力をも小さくすることを可能にする。各冷却板
9を保持するために、冷却板ごとに支承体16が
アフタークーラーの堅牢な横桁17に設けられて
いる。横桁17は、自在継手(玉継手)18を担
持し、その外部レースに案内リング19が固着し
ている。この案内リング19は、冷却板9に取付
けられる軸受ブシユの、支承台16の軸線20方
向へのすべりを可能にし、その際支承体16の軸
線20は、冷却板の面に対してほぼ垂直に方向づ
けられている。このような構造により、各冷却板
の位置をストランド表面に対して自動的に調整す
ることができ、従つてストランド表面での黒鉛板
15の全面にわたる支承が保証されている。
各冷却板9は、調整装置21によつてストラン
ド表面に対して垂直な方向に動かされ、従つてス
トランド表面に接近することもまたストランド表
面から遠ざかることも可能である。調整装置21
は、その縦軸線22がストランド軸線23に対し
て平行に配置される複動式液圧シリンダーとして
形成されている。そして、この複動式液体シリン
ダーは、シリンダーに配置されるシヤツクルトグ
ルジヨイント24によつてもまたピストンに設け
られるシヤツクルトグルジヨイント25によつて
も、ピン26によつてそれぞれベルクランク28
のより長いアーム27と枢着されている。各ベル
クランク28は、固定ピン29によつてアフター
クーラーに旋回可能に支持されている。各ベルク
ランク28の短いアーム30は、冷却板9に締結
されるブラケツト31と枢着され、その際接続の
ためには同様にピン32を使用する。しかしピン
32は、ブラケツト31に設けられ該ピン32を
支持する穴に対して対して遊隙33を有し、それ
によつてベルクランク28の有利な運動性が保証
されている。冷却板9のストランド表面への接近
運動は、アフタークーラーのフランジ付板体10
にそれぞれ設けられている止め部34によつて制
限される。各止め部34は、その都度ベルクラン
ク28と協働する。冷却板9の通気の際、同様に
冷却板後面の止め部がベルクランク28と接触
し、その結果冷却板9の運動も、ストランドから
遠ざかる方向で制限されている。
ド表面に対して垂直な方向に動かされ、従つてス
トランド表面に接近することもまたストランド表
面から遠ざかることも可能である。調整装置21
は、その縦軸線22がストランド軸線23に対し
て平行に配置される複動式液圧シリンダーとして
形成されている。そして、この複動式液体シリン
ダーは、シリンダーに配置されるシヤツクルトグ
ルジヨイント24によつてもまたピストンに設け
られるシヤツクルトグルジヨイント25によつて
も、ピン26によつてそれぞれベルクランク28
のより長いアーム27と枢着されている。各ベル
クランク28は、固定ピン29によつてアフター
クーラーに旋回可能に支持されている。各ベルク
ランク28の短いアーム30は、冷却板9に締結
されるブラケツト31と枢着され、その際接続の
ためには同様にピン32を使用する。しかしピン
32は、ブラケツト31に設けられ該ピン32を
支持する穴に対して対して遊隙33を有し、それ
によつてベルクランク28の有利な運動性が保証
されている。冷却板9のストランド表面への接近
運動は、アフタークーラーのフランジ付板体10
にそれぞれ設けられている止め部34によつて制
限される。各止め部34は、その都度ベルクラン
ク28と協働する。冷却板9の通気の際、同様に
冷却板後面の止め部がベルクランク28と接触
し、その結果冷却板9の運動も、ストランドから
遠ざかる方向で制限されている。
本発明による装置の機能は以下の通りである。
各壁部分に対しては、即ち各冷却板9に対して
は、固有のただ1つの調整装置21が設けられて
いる。調整装置21は、ストランド縦軸線23に
対して平行に方向づけられているこの調整装置2
1の運動方向22をストランド縦軸線23に対し
てほぼ垂直な方向へ転換する装置28を介して、
壁部分9の流入部35及び流出部36と連結され
ている。このような構成により、一様な調整力が
壁部分の全長にわたつて強制される。それによつ
て、黒鉛板15の一様な摩耗も壁部分9の全長に
わたつて保証されている。
各壁部分に対しては、即ち各冷却板9に対して
は、固有のただ1つの調整装置21が設けられて
いる。調整装置21は、ストランド縦軸線23に
対して平行に方向づけられているこの調整装置2
1の運動方向22をストランド縦軸線23に対し
てほぼ垂直な方向へ転換する装置28を介して、
壁部分9の流入部35及び流出部36と連結され
ている。このような構成により、一様な調整力が
壁部分の全長にわたつて強制される。それによつ
て、黒鉛板15の一様な摩耗も壁部分9の全長に
わたつて保証されている。
下部冷却板のシリンダー21内の液圧をより高
く調整することによつて、ストランド及び冷却板
9の自重を補整することができる。それによつ
て、ストランドの一様な支持が達成されることが
できる。液圧を変化させる代わりに、シリンダー
21内にまたはレバー機構28に配置されるばね
を作動させることも可能である。
く調整することによつて、ストランド及び冷却板
9の自重を補整することができる。それによつ
て、ストランドの一様な支持が達成されることが
できる。液圧を変化させる代わりに、シリンダー
21内にまたはレバー機構28に配置されるばね
を作動させることも可能である。
シリンダー21内の圧力は、ストランドだめ内
のフエロスタテイツク圧(ferrostatischer
Druck)及びストランドの引き抜き速度や振動行
程などの他の鋳造パラメータに対応して最適な値
に自動的に調整され、その結果冷却板9の支持作
用及び冷却作用が、摩擦ができるだけ小さい場合
に行なわれるのが合目的である。
のフエロスタテイツク圧(ferrostatischer
Druck)及びストランドの引き抜き速度や振動行
程などの他の鋳造パラメータに対応して最適な値
に自動的に調整され、その結果冷却板9の支持作
用及び冷却作用が、摩擦ができるだけ小さい場合
に行なわれるのが合目的である。
液圧シリンダー21がストラド縦軸線23に対
して平行に配置されているため、極めて好都合な
場所状況が得られ、そして本発明による連続鋳造
鋳型3を多ストランド鋳造装置に対しても使用す
ることが可能である。その際、ストランドは密に
隣接して案内されることができる。
して平行に配置されているため、極めて好都合な
場所状況が得られ、そして本発明による連続鋳造
鋳型3を多ストランド鋳造装置に対しても使用す
ることが可能である。その際、ストランドは密に
隣接して案内されることができる。
本発明による装置によつて、冷却板9をストラ
ンドから取り外ずすこと(通気すること)が可能
である。そのことは、ダミーバーを鋳型内へ挿入
する際に有利である。それによつて、敏感な黒鉛
板はこの過程において損傷から守られる。
ンドから取り外ずすこと(通気すること)が可能
である。そのことは、ダミーバーを鋳型内へ挿入
する際に有利である。それによつて、敏感な黒鉛
板はこの過程において損傷から守られる。
第4図はは他の実施例が図示されている。この
実施例では、シリンダーの運動方向を転換させる
装置は、ほぼ90゜の中心角のまわりに延びアフタ
ークーラーに堅牢に取付けられる円弧状の湾曲案
内部37によつて形成され、湾曲案内部37内に
は、互いに制御される継ぎ板38から形成される
チエーン39が案内されている。複動式シリンダ
ー21は、一方でそのシリンダーによつて、他方
でそのピストンによつてこのようなチエーン39
に枢着されている。チエーン39の端部には、ア
フタークーラーの各壁部分9の流入部35または
流出部36に固定される支持部材40が枢着され
ている。
実施例では、シリンダーの運動方向を転換させる
装置は、ほぼ90゜の中心角のまわりに延びアフタ
ークーラーに堅牢に取付けられる円弧状の湾曲案
内部37によつて形成され、湾曲案内部37内に
は、互いに制御される継ぎ板38から形成される
チエーン39が案内されている。複動式シリンダ
ー21は、一方でそのシリンダーによつて、他方
でそのピストンによつてこのようなチエーン39
に枢着されている。チエーン39の端部には、ア
フタークーラーの各壁部分9の流入部35または
流出部36に固定される支持部材40が枢着され
ている。
第1図は部分的に断面で示した水平連続鋳造装
置の側面図、第2図は部分的に縦断面で示した連
続鋳造鋳型のアフタークーラーの拡大図、第3図
は第2図の矢印方向に見た正面図または第2図
の線―に見た断面図、第4図は他の実施例を
部分的に示した図である。 3……鋳型、6……第1の鋳型部分、7,8…
…第2の鋳型部分、9……壁部分、17……鋳型
の固定台架部分、18……玉継手(自在継手)、
21……調整装置、28……ベルクランク、33
……遊隙、39……チエーン。
置の側面図、第2図は部分的に縦断面で示した連
続鋳造鋳型のアフタークーラーの拡大図、第3図
は第2図の矢印方向に見た正面図または第2図
の線―に見た断面図、第4図は他の実施例を
部分的に示した図である。 3……鋳型、6……第1の鋳型部分、7,8…
…第2の鋳型部分、9……壁部分、17……鋳型
の固定台架部分、18……玉継手(自在継手)、
21……調整装置、28……ベルクランク、33
……遊隙、39……チエーン。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ストランド断面を形成する第1の鋳型部分6
と、ストランド貫通方向で第1の鋳型部分の後に
配置される少なくとも1つの第2の鋳型部分7,
8を有し、第2の鋳型部分が、ストランド表面を
支持しかつストランド表面と接触している壁部分
9を具備し、そして壁部分が、調整装置21によ
つてストランド表面に対して押圧可能である連続
鋳造鋳型において、調整装置21が、その縦軸線
22によつて、ストランド縦軸線23に対して平
行に配置されていることと、各調整装置21が、
ストランド縦軸線23対して平行に方向づけられ
ている調整装置21の運動方向22をストランド
縦軸線23に対してほぼ垂直な方向に転換する装
置28;37,39によつて、1つの壁部分9の
流入部35及び流出部36と接続されていること
を特徴とする連続鋳造鋳型。 2 各壁部分9ごとに、ただ1つの調整装置21
が設けられていることを特徴とする、特許請求の
範囲第1項に記載の鋳型。 3 運動方向を転換する装置がベルクランク28
として形成され、このベルクランク28が一方で
第1のレバーアーム27によつて調整装置21
に、他方で第2のレバーアーム30によつてスト
ランド表面に対して押圧可能な壁部分9に枢着さ
れ、その際ベルクランク28が、鋳型に相対する
固定軸線29のまわりに旋回可能であることを特
徴とする、特許請求の範囲第1項または第2項に
記載の鋳型。 4 第2のレバーアーム30がピン32によつて
壁部分9に枢着結合され、ピン32は、該ピンを
支持する壁部分9の穴に対して遊隙33をもつて
いることを特徴とする、特許請求の範囲第3項に
記載の鋳型。 5 ストランド表面に対して押圧可能な各壁部分
9が、鋳型3の固定台架部分17で、案内部16
によつてストランド縦軸線23に対して垂直に案
内されていることを特徴とする、特許請求の範囲
第4項に記載の鋳型。 6 ストランド表面に対して押圧可能な各壁部分
9が、鋳型3の固定台架部分17で自在継手18
によつて支承されていることを特徴とする、特許
請求の範囲第4項または第5項に記載の鋳型。 7 調整装置21が、複動式流体圧カシリンダー
として形成されていることを特徴とする、特許請
求の範囲第1項ないし第6項の何れかに記載の鋳
型。 8 運動方向を転換する装置が、四分円以上に円
弧状の案内部37内で運動可能な、かつ互いに枢
着される部材38からなるチエーン39によつて
形成され、このチエーン39が、一方で壁部分9
に他方で調整装置21に固定されていることを特
徴とする、特許請求の範囲第1項または第2項、
或は第5項ないし第7項の何れかに記載の鋳型。
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- 1982-09-24 US US06/423,009 patent/US4541478A/en not_active Expired - Fee Related
- 1982-10-04 JP JP57173370A patent/JPS5870945A/ja active Granted
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