JPS6132009Y2 - - Google Patents

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JPS6132009Y2
JPS6132009Y2 JP15565380U JP15565380U JPS6132009Y2 JP S6132009 Y2 JPS6132009 Y2 JP S6132009Y2 JP 15565380 U JP15565380 U JP 15565380U JP 15565380 U JP15565380 U JP 15565380U JP S6132009 Y2 JPS6132009 Y2 JP S6132009Y2
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JP
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absorbing
sound
ear plate
heat
opposing
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JP15565380U
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JPS5777510U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、断面コの字形又はほぼコの字形で、
少なくとも両側の対向耳板部を高密度に圧縮成形
してなる無機フアイバーマツト製の吸音断熱材の
複数個を、前記の高密度対向耳板部が壁面側に突
出する姿勢で、かつ、隣接する吸音断熱材の対向
耳板部同志を互いに重合させた状態で壁面に沿つ
て並置固定することにより構成される吸音断熱壁
の構造に関する。
従来のかかる吸音断熱壁の構造においては、第
11図に示すように、壁面3に固着した金具5′
に吸音断熱材1における繋ぎ板部4の両端近くを
ビスa…を介して止付けることにより、吸音断熱
材1を壁面3に沿つて並置固定させていたが、こ
れによるときは、ビスの頭部が吸音断熱材の表面
に露出又は突出して、吸音断熱材の表面仕上げを
不良なものにするのみならず、吸音断熱材を金具
にビス止めする際、吸音断熱材への穴明け加工及
びドライバー等に工具を必要とすることも相俟つ
て、施工性が非常に悪かつた。
本考案は、かかる点に鑑み、高密度対向耳板部
が十分な剛性を有している点に着目して、作業性
良く、しかも、吸音断熱材の表面仕上が良好な状
態で吸音断熱材を取付け得るようにする点に目的
を有する。
本考案による吸音断熱壁の構造は、弾性材料か
らほぼコの字形に構成された取付金具を壁面に固
定するとともに、この取付金具の対向片間に、前
記隣接する吸音断熱材の重合耳板部を、対向片で
弾性的に挾持されるように差込んで、吸音断熱材
を壁面に固定してあることを特徴とし、それ故、
次のような利点がある。
つまり、壁面に固定した取付金具の対向片間に
隣接吸音断熱材の重合耳板部を差込むことによ
り、対向片で重合耳板部を弾性的に挾持させて、
吸音断熱材を壁面に取付けるのであつて、吸音断
熱材の取付金具への固定形式がビス等が不要な差
込み形式である故に、吸音断熱材を壁面に取付け
た状態においてビス等が吸音断熱材の表面に露出
あるいは突出することがなく、かつ、ビスを回す
ドライバー等の工具が不要で、吸音断熱材を取付
金具に取付けるための手数が差込み手数の一つで
済み、加えて、差込み量を調整することにより、
並置する吸音断熱材の表面を容易、かつ、正確に
面一に揃えることができる。しかも、高密度に圧
縮成形されている関係上、十分な剛性を有してい
て、対向片による挾持力が少々強くても、その対
向片間への差込みに際して屈曲することがない耳
板部を、対向片間に対する差込み対象物とする故
に、対向片による挾持力を強くして十分な取付け
強度を確保しながらも、対向片間への差込みをス
ムーズに行なえる。従つて、全体として、作業性
良く、しかも、仕上りの良い状態に吸音断熱材を
壁面に確実に取付けることができるようになつ
た。
特に、後述実施例で示すように、取付金具にお
ける対向片の間隙を先端部分において狭める場合
には、差込み後において耳板部の先端側がその弾
性で膨張し、この耳板部の膨張先端側部分と対向
片の先端部分との係合により、耳板部を対向片間
に対して抜止めすることができるから、取付け強
度を増大することができる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
ると、第1図に示すように、断面コの字形で、64
Kg/m3〜500Kg/m3、好ましくは、84Kg/m3〜200
Kg/m3程度の高密度に圧縮成形されたグラスウー
ルマツト製の吸音断熱材1の複数個を、その両側
の対向耳板部2,2′が壁面3側に突出してその
繋ぎ板部4と壁面3との間に間隙を形成する姿勢
で、かつ、隣接する吸音断熱材1,1…の対向耳
板部2,2′…同志が互いに密着重合する状態で
壁面3に沿つて並置固定することにより構成され
る吸音断熱壁の構造であつて、前記各吸音断熱材
1…を次のような構成をもつて壁面3に取付けて
ある。
第2図に示すように、各吸音断熱材1…におけ
る対向耳板部2,2′…の先端部分2a,2a′…
を、基端側部分2b,2b′よりもややつまり、前
記の高密度の2/3程度の低密度でかつ、前記基端
側部分2b,2b′…に対して対向方向にのみ突出
する状態で厚肉に構成する一方、並置する各吸音
断熱材1…の重合耳板部2,2′に相当する壁面
箇所で、かつ、耳板部2,2′長手方向に適宜間
隔を隔てた複数位置夫々に、0.5mm〜1.6mm程度の
鉄板又はバネ板の折曲げ加工品で、前記重合耳板
部2,2′を壁面3に向う方向から弾性的に差込
み可能なほぼコの字形の弾性取付け金具5…を、
その繋ぎ片6に固着したねじ込みボルト7を介し
て固着する。
前記の金具5は、その対向片8,8′の弾性変
位と前記先端部分2a,2a′に弾性変形とによつ
て、その対向片8,8′間への重合耳板部2,2
の差込みを許容すべく構成されているとともに、
一定差込み状態において、互いに平行姿勢に位置
する対向片先端側部分8a,8a′で前記重合基端
側部分2b,2bを重合方向から挾持し、かつ、
基端側ほど互いに相手側から遠ざかる傾斜姿勢に
位置する対向片基端側部分8b,8b′で重合先端
部分2a,2a′に弾性係合して、重合耳板部2,
2′を固定保持すべく構成され、又、対向片8,
8′の先端には、前記吸音断熱材1における繋ぎ
板部4の両端近くに接当して前記の差込みを規制
する規制片8c,8c′が折曲げ連設されている。
尚、本考案は、次のように実施しても良い。
第4図、第5図に示すように厚肉先端部分2
aを基端側部分2bに対して実施例とは反対方
向に突出させる状態の形状に構成する。
厚肉先端部分2aを第6図乃至第8図に示す
ような形状に構成する。
第9図に示すように、重合耳板部2,2′間
にスペーサー9を介在させる。これによるとき
は、両耳板部2,2′を金具5に差込んだのち
に、スペーサー9を圧入する作業形態を採用す
ることにより、スペーサー9肉厚分だけ金具5
と耳板部2,2′との間に余裕があつて、耳板
部2,2′の金具5への差込みを非常に容易に
行なえ、しかも、それでいながら、スペーサー
9の差込みで両耳板部2,2′を金具5に強固
に差込み固定保持させることができる。
第10図に示すように、金具5の対向片先端
側部分7a,7aの対向面に重合耳板部2,2
の差込みは許容するが重合耳板部2,2′に喰
込んでこの重合耳板部2,2′を抜止めする突
片10,10′…を、打出し等によつて付設す
る。
吸音断熱材1の繋ぎ板部4を低密度に圧縮成
形する。
吸音断熱材1の繋ぎ板部4と壁面3との間
に、低密度の吸音断熱材を充填する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は実施例を示し、第1図は
吸音断熱壁の正面図、第2図は横断平面図、第3
図は要部の拡大横断平面図である。第4図乃至第
10図は夫々、別の実施例を示し、第4図乃至第
9図は要部の拡大横断平面図、第10図は要部
(金具)の拡大平面図、第11図は、従来構造を
示す要部の横断平面図である。 2,2′……対向耳板部、1……吸音断熱材、
2a,2a′……先端部分、5……金具、2b,2
b′……基端側部分、4……繋ぎ板部、8,8′…
…対向片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 断面コの字形又はほぼコの字形で、少なくと
    も両側の対向耳板部2,2′を高密度に圧縮成
    形してなる無機フアイバーマツト製の吸音断熱
    材1の複数個を、前記の高密度対向耳板部2,
    2′が壁面3側に突出する姿勢で、かつ、隣接
    する吸音断熱材1,1……の対向耳板部2,
    2′……同志を互いに重合させた状態で壁面3
    に沿つて並置固定することにより構成される吸
    音断熱壁の構造であつて、弾性材料からほぼコ
    の字形に構成された取付金具5を壁面3に固定
    するとともに、この取付金具5の対向片8,
    8′間に、前記隣接する吸音断熱材1,1の重
    合耳板部2,2′を、対向片8,8′で弾性的に
    挾持されるように差込んで、吸音断熱材1,1
    を壁面3に固定してある吸音断熱壁の構造。 前記吸音断熱材1の繋ぎ板部4が、前記対向
    耳板部2,2′と同様に高密度に圧縮成形され
    ている実用新案登録請求の範囲第項に記載の
    吸音断熱壁の構造。 及び前記重合耳板部2,2′間にはスペーサ
    ー9が介在されている実用新案登録請求の範囲
    第項又は第項に記載の吸音断熱壁の構造。
JP15565380U 1980-10-28 1980-10-28 Expired JPS6132009Y2 (ja)

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JP15565380U JPS6132009Y2 (ja) 1980-10-28 1980-10-28

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JP15565380U JPS6132009Y2 (ja) 1980-10-28 1980-10-28

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Publication Number Publication Date
JPS5777510U JPS5777510U (ja) 1982-05-13
JPS6132009Y2 true JPS6132009Y2 (ja) 1986-09-18

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JPS5777510U (ja) 1982-05-13

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