JPS6131507Y2 - - Google Patents

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JPS6131507Y2
JPS6131507Y2 JP14982483U JP14982483U JPS6131507Y2 JP S6131507 Y2 JPS6131507 Y2 JP S6131507Y2 JP 14982483 U JP14982483 U JP 14982483U JP 14982483 U JP14982483 U JP 14982483U JP S6131507 Y2 JPS6131507 Y2 JP S6131507Y2
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JP
Japan
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holder
coil support
hole
case
main body
Prior art date
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JP14982483U
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JPS6057093U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は誘導加熱調理器に係り、詳しくは被加
熱物温度検出用の温度検出器を装備したホルダー
の取付け構造に関する。
(ロ) 従来技術 第7図の従来例について説明すると、トツプブ
レート1の下方の位置する加熱コイル2を載置す
るためのコイル支持台3の中央部に貫通穴4を設
け、該貫通穴4の垂下筒部5の底面に孔6を設
け、この孔6に貫設した垂杆7aを有するアルミ
ニウム製ののホルダー7の取付孔8内に温度検出
器としてのサーミスタ9を介挿して取付け、垂杆
7aの外周に巻装したコイルスプリング10にて
ホルダー7の上面を前記トツプブレート1の下面
に圧接するようにしていた。しかしながら、上述
せる従来装置のものではトツプブレート1にホル
ダー7の上面が当接していないと、ホルダー7が
コイルスプリング10の弾性力にて抜け出てしま
う。即ち、トツプブレート1は通常上ケースに装
着され、一方コイル支持台3は下ケースに固定さ
れているため、外装ケースの結合作業時に、上ケ
ースを作業台上に載せ且つ下ケースを反転して下
ケース側からビス止めを行なう関係上、作業者が
ホルダー7を手で支えて上ケースに下ケースを連
結しなければならず、作業性が悪いという欠点が
あつた。
(ハ) 考案の目的 本考案は以上の従来構造の欠点に鑑みて改良し
たものであり、コイル支持台に対してホルダーの
取付が簡単に行なえると共に組立作業性の向上を
目的としたものである。
(ニ) 考案の構成 本考案は上記せる目的を達成するために、トツ
プブレートを有する上ケースにコイル支持台を装
設せる下ケースを結合して外装ケースを構成する
と共に、前記コイル支持台に温度検出器を装備し
たホルダーを取付けてなる誘導加熱調理器に於
て、前記コイル支持台に切欠構部を有する貫通穴
を開設すると共に、該貫通穴の周縁部に垂下筒部
を一体に垂設し、該垂下縁部の下端には前記切欠
溝部と離間して係止溝を形設し、一方前記ホルダ
ーは前記貫通穴に貫挿せる筒状主体の上部に外向
きのフランジ部を形設し、且つ筒状主体の下部外
周面には前記係止溝に係合する係合突片を設け、
更にフランジ部とコイル支持台間の筒状主体の外
周部にはコイルスプリングを介装して構成したも
のである。
(ホ) 実施例 本考案の実施例を第1図〜第6図に基づいて説
明する。図中、11は誘導加熱調理器の外装ケー
スで、トツプブレート12を装着した上ケース1
1aに下ケース11bを嵌合し、上ケース11a
の垂下ボス部13,13に下ケース11bの外周
縁部14をビス15,15にて連結することで構
成されている。16は前記下ケース11bの底壁
部17の一側に形設せる吸気孔、18は吸気孔1
7より吸引せる冷却用外気を他側の排気孔19か
ら排出する送風機で、該送風機18はモータ18
aを下ケース11bに支持している。20はトツ
プブレート12の下方に所定の間隔を存して位置
させた加熱コイルで、下ケース11bの底壁部1
7より一体に立設せる固定ボス部21,21にビ
ス22,22にて止着したコイル支持台23の上
面に載置され且つ接着時にて固定されている。2
4はトツプブレート12と加熱コイル20との間
隔に介挿されると共に加熱コイル20の上面に接
着された断熱材で、リング状のグラスウールにて
なつている。
前記コイル支持台23は加熱コイル20の中央
開口に嵌入して該加熱コイル20の横方向の移動
及び位置ずれを阻止する環状の起立部25が中央
部に形設されてなると共に、該起立部25よりも
内側の中心部分には後述するホルダー30の貫通
穴26が開設してある。又、該貫通穴26は円形
状となさされると共に貫通穴26と連続し且つ互
いに対向する位置に一対の切欠溝部26′,2
6′が形成してある。27は前記貫通穴26の周
縁部全周で且つコイル支持台23の下面側に一体
に垂設せる垂下縁部で、該垂下縁部27の下端部
には前記切欠溝部26′,26′と直交する対向位
置に一対の係止溝28,28が形成してある。
29はトツプブレート12を介して被加熱物
(図示せず)の温度を検出する温度検知器として
のサーミスタで、このサーミスタ29はトツプブ
レート12の下面に接触した状態でホルダー30
に取付けてある。
次に、前記ホルダー30について詳述する。ホ
ルダー30は前記コイル支持台23と同様にガラ
ス繊維等の強化剤を含ませたポリエチレンテレフ
タレート、ポリフエニレンオキシド等の耐熱性及
び絶縁性を有する合成樹脂にて成形している。
又、前記ホルダー30は前記コイル支持台23の
貫通穴26及び加熱コイル20の中央部を貫通す
る円筒状の筒状主体30aの上端部外周縁に、ト
ツプブレート12の下面に圧接されるフランジ部
30bが形設され、該フランジ部30bの相対向
する部位には切除溝31,31が形成してあり、
該切除溝31,31の直下位置の筒状主体30a
の下端部には外方へ突出する係止突片30c,3
0cが一体に突設してある。30dは前記筒状主
体30a内の上端部分に前記サーミスタ29を介
装する小間隔tを設けて略水平状に形成した設置
面部、30eは該設置面部30dの下方の筒状主
体30a内に縦方向に一体に形成した仕切壁で、
筒状主体30aの内部空間を二室に仕切ると共に
補強壁としても作用している。又、32,32は
互いに離間して前記設置面部30dに形成した2
個の端子導出孔で、該端子導出孔32,32の
夫々は仕切壁30eにて仕切られた室の夫々に対
応して設けてあり、設置面部30dの上面に載置
した前記サーミスタ29の左右リード端子33を
夫々挿通せしめて下方へ導くようになつている。
34は前記フランジ部30b下面とコイル支持台
23上面との間に介在させるとともに筒状主体3
0aの外周部に巻装せるコイルスプリングで、ホ
ルダー30をトツプブレート12側へ弾附勢させ
ている。又、35はリード線である。
而して、リード端子33の夫々を端子導出孔3
2,32に挿通し、その下端をホルダー30の設
置面部30d下方へ臨ませてサーミスタ29を設
置面部30d上に載置固定し、リード端子33に
リード線35を結線する。次に、ホルダー30の
筒状主体30aの外周部にコイルスプリング34
を巻装した後、ホルダー30をコイル支持台23
に取付ける。該コイル支持台23へのホルダー3
0の取付けは、係止突片30c,30cを切欠溝
部26′,26′に合わせて筒状主体30aを貫通
穴26に嵌挿し、係止突片30c,30cを垂下
縁部27の下端より下方へ臨ませた状態でホルダ
ー30を略90度の角だけ回動させる。この略90度
の回動によつて係止突片30c,30cが係止溝
28,28に係合し、ホルダー30は抜け止めさ
れた状態でコイル支持台23の貫通穴26部分に
簡単に取付けることができる。
又、上ケース11aと下ケース11bとを結合
する場合は、トツプブレート12の下面側を上に
向けて上ケース11aを作業台上等に置き、次に
下ケース11bを反転して加熱コイル20が下向
きとなるようにして上ケース11aに嵌合し、ビ
ス15を上方より上ケース11aの垂下ボス部1
3に締着して結合を終了する。即ち、ビス15の
締付作業は上ケース11aと下ケース11bを逆
にして行う方が作業性が良い。この時、下ケース
11bの反転にてホルダー30を手で支えてやら
なければ従来のものではホルダーが抜け出てしま
うが、本考案では係止突片30c,30cが係止
溝28,28に夫々係合すると共にコイルスプリ
ング24に弾附勢されているので、ホルダー30
を確実に抜け止めでき、外装ケース11の結合組
立作業が大変楽になり、組立作業性の向上が図れ
る。
(ヘ) 考案の効果 以上の実施例から明らかなように、本考案は下
記の効果を奏する。
加熱コイル支持するコイル支持台を利用し
て、このコイル支持台に温度検出器を装備した
ホルダーを簡単な作業で取付けができると共に
ホルダーの抜け止めができる。
ホルダーを確実にコイル支持台に抜け止め装
着することができるので、下ケースと上ケース
とを結合する外装ケースの組立作業性を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す誘導加熱調理器
の要部切欠断面図、第2図は同要部拡大断面図、
第3図はホルダーをコイル支持台に取付ける前の
状態を示す分解斜視図、第4図はホルダーの平面
図、第5図は第4図のA−A′断面図、第6図は
貫通穴を設明するコイル支持台の要部分底面図、
第7図は従来例の要部断面図である。 11……外装ケース、11a……上ケース、1
1b……下ケース、12……トツプブレート、2
3……コイル支持台、26……貫通穴、26′…
…切欠溝部、27……垂下縁部、28……係止
溝、29……サーミスタ(温度検出器)、30…
…ホルダー、30a……筒状主体、30b……フ
ランジ部、30c……係止突片、34……コイル
スプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トツプブレートを有する上ケースにコイル支持
    台を装設せる下ケースを結合して外装ケースを構
    成すると共に、前記コイル支持台に温度検出器を
    装備したホルダーを取付けてなる誘導加熱調理器
    に於て、前記コイル支持台に切欠溝部を有する貫
    通穴を開設すると共に、該貫通穴の周縁部に垂下
    縁部を一体に垂設し、該垂下縁部の下端には前記
    切欠溝部と離間して係止溝を形設し、一方前記ホ
    ルダーは前記貫通穴に貫挿せる筒状主体の上部に
    外向きのフランジ部を形設し、且つ筒状主体の下
    部外周面には前記係止溝に係合する係止突片を設
    け、更にフランジ部とコイル支持台間の筒状主体
    の外周部にはコイルスプリングを介装したことを
    特徴とする誘導加熱調理器。
JP14982483U 1983-09-27 1983-09-27 誘導加熱調理器 Granted JPS6057093U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14982483U JPS6057093U (ja) 1983-09-27 1983-09-27 誘導加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14982483U JPS6057093U (ja) 1983-09-27 1983-09-27 誘導加熱調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6057093U JPS6057093U (ja) 1985-04-20
JPS6131507Y2 true JPS6131507Y2 (ja) 1986-09-12

Family

ID=30332477

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JP14982483U Granted JPS6057093U (ja) 1983-09-27 1983-09-27 誘導加熱調理器

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JPS6057093U (ja) 1985-04-20

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