JPH0521189Y2 - - Google Patents

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JPH0521189Y2
JPH0521189Y2 JP14149685U JP14149685U JPH0521189Y2 JP H0521189 Y2 JPH0521189 Y2 JP H0521189Y2 JP 14149685 U JP14149685 U JP 14149685U JP 14149685 U JP14149685 U JP 14149685U JP H0521189 Y2 JPH0521189 Y2 JP H0521189Y2
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terminal
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mounting plate
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、所定の監視区域内における放射エ
ネルギ源(例えば、熱源)の動静を検知するため
等の検知器に関し、特に、検知器内に形成された
接続端子の取付構造に関するものである。
(従来の技術) 所定の監視区域内への侵入(入室)者を検出す
るための手段として、従来から放射エネルギ検知
器が実用されていて、この種の検知器の内部構造
中には、検知器の基部を成す別体の取付板と検知
器本体との両構成品を、着脱可能に機械的かつ電
気的に結合、分離させるための接続端子が形成さ
れている。
しかしてこの接続端子の従来の取付構造におい
ては、電極をなす端子板の基部を固定する端子ね
じに、配線用リード線のYチツプを自由に差込み
得るように形成されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、このような従来の接続端子において
は、Yチツプを自由に端子ねじに差込み得ること
から、同Yチツプの差込み高さを誤つて、端子板
の電気接触を妨げ易いという問題点があつた。
そこで本考案は、リード線のYチツプの差込み
高さの誤操作を防止して、端子板の電気導通を確
保し得るようにした検知器の接続端子の取付構造
を提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段) その目的を達成するため、本考案においては、
建造物の壁面側に取り付け固定される取付板1と
該取付板1に着脱自在に取り付け固定される検知
器本体2とを有し、取付板1に形成された端子台
10上には、挟み側接続端子14を形成する上下
2枚の両端子板12,13の基部が重合して保持
されると共に、該両端子板12,13の基部は、
同端子台10のねじ孔26に螺合する端子ねじ1
1により重積締着され、検知器本体2に設けられ
ている差込み側接続端子21を形成する端子板1
9が前記挟み側接続端子14を形成する両端子板
12,13の先端部間に挿入脱却されることによ
り、検知器本体2が取付板1に機械的かつ電気的
に着脱自在に取り付けられる検知器の接続端子の
取付構造において、 前記端子台10が形成される取付板1の一部に
おける端子台10の側傍位置には、挟み側接続端
子14を形成する両端子板12,13の外側壁部
分を覆う邪魔板24と、同両端子板12,13の
基部と先端部の中間部分が通挿される開口25a
を有する枠板25とが固定して形成されているこ
とを特徴としている。
(作用) このような構成から、挟み側接続端子14を形
成する両端子板12,13の端子台10からの浮
き上りが枠板25の開口25aによつて抑止され
ることと、端子台10の側傍空域の上記両端子板
12,13間の外側壁部分の隙間が邪魔板24に
より塞がれていることとの相乗作用に基づき、Y
チツプの差込み操作時には、Yチツプが、両端子
板の外面とワツシヤ27の間の正規の高さに確実
に案内される。
(実施例) 以下、第1図ないし第8図に示す一実施例に基
づき、本考案の構成を具体的に述べる。
はじめに、実施例の取付構造が装備された放射
エネルギ検知器の構成の概要につき述べる。
先ず、この検知器は、検知器の基部を成す別体
の取付板1と、検知器本体2とにより構成されて
いて、かつその検知器本体2は、シヤーシ3と、
同シヤーシ3の下面に嵌着されたグローブ状また
はわん(椀)形の保護カバー4とにより形成され
ていて、以下、上記各構成品ごとにその形成態様
を説明する。
(a) 取付板1 この取付板1は、ほぼ伏せ皿形を成していて、
その形成態様は、大径の裾板5と、小径の周板6
と、同周板6の上端寄りに張られた上板7とによ
り形成されている。
しかして、その上板7には、心穴7aが開けら
れると共に、その中間径の周線上には、ほぼ4半
弧度の長さを有する4つの取付溝、すなわち2つ
の取付溝7bと2つの取付溝7cとが開けられて
いて、かつ2つの取付溝7bの夫々の中間には、
各取付溝7bに連通する仮止め孔7dが開けられ
ており、なお、心穴7a、各取付溝7b,7c、
および各仮止め孔7dの上面の開口周辺は、周板
6と同じ高さまで立上つており、更に、仮止め孔
7dを除く上記開口周辺と、周板6の頂面および
外周面と、上板7の下面の各取付溝7b,7cの
開口周辺には、平目ローレツト状の表面凹凸が成
形されている。
また、上板7の上面には、複数箇所の放射方向
にリブ8,9が突設されていて、リブ8,9の高
さは、周板6の頂部より若干低い高さに及んでお
り、そのほか、裾板5の外周面の1箇所には、シ
ヤーシ3の内周面の突出15a(詳細後述)に嵌
合する凹入5aが切落とされている。
次に、上板7の下面の外周寄りの複数箇所(図
示では、4箇所)には、第7図に示すように、端
子台10上に2本の端子ねじ11で取付けられた
上、下2枚の端子板12,13より成る挟み側の
接続端子14が形成されている。
(b) シヤーシ3 このシヤーシ3は、輪形の周板15の内空の中
間高さに仕切板16が張られたものであつて、同
周板15の外周面の1箇所には、上述した取付板
1の凹入5aに嵌入する突出15aが張出してい
る。
しかして仕切板16の下面の中央部分には、集
光反射板、エネルギセンサ、プリント基板17、
電池、等より成る光学機構18が取付けられてい
る。
更に、仕切板16の上面の外周寄りの複数箇所
で、取付板1の各挟み側接続端子14に対向する
位置には、端子板19が端子台10に埋込まれて
成る差込み側接続端子21が形成されている。
ここで、以上のように形成された各構成部の組
付けについて述べる。
先ず、検知器本体2は、保護カバー4の上端
が、シヤーシ3の仕切板16の下面に達する深さ
まで周板15の内周面に圧入嵌着された上で、図
示しない押ねじによつてシヤーシ3に組付けら
れ、これにより本体2としてあらかじめ一体化さ
れる。
次に、取付板1を固定面W(図示では、天井)
に取付けるには、はじめに、1本の締着ねじ22
を固定面Wの所要箇所に適当な寸法だけ螺入して
おき、次で、第3図右方の仮止め孔7dを締着ね
じ22の直下に対向させた状態で、取付板1の上
端面を固定面Wまで押上げ、その後、取付板1
を、第3図左方に摺動させた上で、更に反時計方
向に旋回させ、取付溝7bで警戒方向に合せて締
着ねじ22aを仮止めする。
次に締着ねじ22aと対向溝7cに締着ねじ2
2bを差込み緊締し、22も緊締する。
更に新建材等、柔かい材質時には締着ねじ23
a,23bを追加し緊締すればどちらの回転力に
対しても警戒方向のズレは生じなくなる。
このようにして取付板1を固定面Wに取付けた
後、本体2を、その突出15aが取付板1の凹入
5aの1方端に対向した位置で、取付板1の裾板
5内に押上げ、最後に本体2を、突出15aが凹
入5aの他方端に当るまで旋回させれば、差込み
側接続端子21の端子板19が、挟み側接続端子
14の端子板12,13間に差込まれるので、本
体2が取付板1に係止、結合されると共に、両接
続端子14,21間が電気導通される。
ところで、実施例の取付構造によつて形成され
た第7図の挟み側接続端子14を、上側端子板1
2と下側端子板13を取付ける前の状態で表記す
ると、第8図に示すように、上板7上に突出成形
された端子台10は、邪魔板24と左右の枠板2
5とがコ形に一体成形されて成る枠体に囲まれて
おり、また、端子台10の上面の左右2箇所に
は、渡り配線用のねじ孔26が形成されている。
また第7図に於いて左右の枠板25下面には、両
端子板12,13の基部が通挿される開口25a
が形成されている。
しかして両端子板12,13は、枠板25の下
方開口25aを潜つて横から端子台10上に差込
まれ、その後、チツプ用ワツシヤ27を介してね
じ孔26に螺入する端子ねじ11によつて端子台
10に固定されている。
このようにして両端子板12,13が固定され
た第7図の状態では、上側端子板12から下方の
側傍は、邪魔板24によつて塞がれており、かつ
上側端子板12の上面と枠板25の下縁との間に
は、わずかな隙間しかない。
ところで、検知器の組付時には、第7図の取付
板1の上下方向が逆向きになつた状態、すなわち
端子ねじ11が下向きになつた状態で、リード線
のYチツプ(図示せず)を、上側端子板12とワ
ツシヤ27の間に差込むが、従来の接続端子の取
付構造によると、邪魔板と機板より成る枠体が設
けられていないことから、Yチツプを差込む際
に、誤つて両端子板12,13の間にYチツプを
差込んでしまうことが多く、それは、Yチツプを
取付けるために端子ねじ11を緩めておくと、重
力によつて上側端子板12が端子台10から浮上
るため、両端子板12,13の間に隙間が出来、
誤つてその隙間にYチツプが差込まれることによ
る。
しかしてこのような誤操作を行つた場合には、
両端子板12,13の先端の間の隙間が過大とな
ることから、差込み側の端子板19との間の電気
導通が不良になる結果を招く。
しかし、この実施例の接続端子14において
は、上側端子板12が枠板25に当つて浮上がら
ないことと、上側端子板12から下方が邪魔板2
4によつて塞がれていることとの相乗作用によ
り、Yチツプは強制的に上側端子板12の上面の
正規の位置に案内され、導通不良事故を起こす虞
れがない。
(考案の効果) 以上述べたように、本考案に係る検知器の接続
端子の取付構造によれば、端子台の上方と側傍
を、枠板と邪魔板とによつて囲むように構成させ
たので、配線用チツプを端子ねじに差込み操作す
る際に、チツプが正しい差込み位置に強制的に案
内され、これにより接続端子間の電気導通を確実
に維持させ得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例を装備した検知器の
側面図、第2図は、第1図の分離図であつて、か
つ本考案の一実施例を示す検知器の接続端子の取
付構造の側面図、第3図は、第2図のA−A線に
おける取付板の上面図、第4図は、第2図の矢視
における取付板の下面図、第5図は、第2図の
矢視におけるシヤーシの上面図、第6図は、第
3図の−線における断面図、第7図は、第4
図の矢視における接続端子の斜視図、第8図は
第7図の表記部材中の一部の部材を除去した図で
ある。 10……端子台、11……端子ねじ、12……
一方の端子板としての上側端子板、13……他方
の端子板としての下側端子板、14……接続端
子、24……邪魔板、25……枠板、26……ね
じ孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 建造物の壁面側に取り付け固定される取付板1
    と該取付板1に着脱自在に取り付け固定される検
    知器本体2とを有し、取付板1に形成された端子
    台10上には、挟み側接続端子14を形成する上
    下2枚の両端子板12,13の基部が重合して保
    持されると共に、該両端子板12,13の基部
    は、同端子台10のねじ孔26に螺合する端子ね
    じ11により重積締着され、検知器本体2に設け
    られている差込み側接続端子21を形成する端子
    板19が前記挟み側接続端子14を形成する両端
    子板12,13の先端部間に挿入脱却されること
    により、検知器本体2が取付板1に機械的かつ電
    気的に着脱自在に取り付けられる検知器の接続端
    子の取付構造において、 前記端子台10が形成される取付板1の一部に
    おける端子台10の側傍位置には、挟み側接続端
    子14を形成する両端子板12,13の外側壁部
    分を覆う邪魔板24と、同両端子板12,13の
    基部と先端部の中間部分が通挿される開口25a
    を有する枠板25とが固定して形成されているこ
    とを特徴とする検知器の接続端子の取付構造。
JP14149685U 1985-09-18 1985-09-18 Expired - Lifetime JPH0521189Y2 (ja)

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JPS6253792U JPS6253792U (ja) 1987-04-03
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