JPS6131478Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6131478Y2 JPS6131478Y2 JP1977160905U JP16090577U JPS6131478Y2 JP S6131478 Y2 JPS6131478 Y2 JP S6131478Y2 JP 1977160905 U JP1977160905 U JP 1977160905U JP 16090577 U JP16090577 U JP 16090577U JP S6131478 Y2 JPS6131478 Y2 JP S6131478Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical portion
- gasket
- waveguide
- inner cylindrical
- magnetron
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 7
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims description 5
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 5
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 5
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Microwave Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はマグネトロンのマイクロ波出力を放出
する出力部の構造に関する。
する出力部の構造に関する。
第１図に従来のマグネトロンの出力部の要部断
面図を導波管に装着した状態で示す。
面図を導波管に装着した状態で示す。
マグネトロンからのマイクロ波出力を導波管１
へ系外に漏れなく結合する為には、通常金網をプ
レス成形して作られる、ガスケツト２を必要と
し、第１図の例では、封止部品３に圧入されたガ
スケツトベース４を底部とし磁路を形成するヨー
ク５の貫通孔とで形づくられる溝にガスケツト２
を装着している。ここにおいて、マグネトロンの
管軸と同軸になる封止部品３とヨーク５の貫通孔
はマグネトロンの組立時の位置ズレがあると、そ
の分、前記の溝が偏心し溝幅の不均一を生ずる。
これにより、ガスケツトの装填作業がやりにくく
なりひどい場合は、導波管との結合部でスパーク
が発生することにもなる。
へ系外に漏れなく結合する為には、通常金網をプ
レス成形して作られる、ガスケツト２を必要と
し、第１図の例では、封止部品３に圧入されたガ
スケツトベース４を底部とし磁路を形成するヨー
ク５の貫通孔とで形づくられる溝にガスケツト２
を装着している。ここにおいて、マグネトロンの
管軸と同軸になる封止部品３とヨーク５の貫通孔
はマグネトロンの組立時の位置ズレがあると、そ
の分、前記の溝が偏心し溝幅の不均一を生ずる。
これにより、ガスケツトの装填作業がやりにくく
なりひどい場合は、導波管との結合部でスパーク
が発生することにもなる。
一方、導波管１とのマイクロ波的な結合度およ
び位相はマグネトロン側では出力アンテナと長さ
やセラミツク部品の寸法，排気管カバーの寸法な
どに影響される。ところが、導波管の寸法が電子
レンジの設計の多様化にあいまつて、種々のもの
が現われるようになり、特定の導波管に対し、マ
グネトロン側で、前述の部品，出力アンテナ，セ
ラミツク部品，排気管カバーなどの小修正で調整
する必要が生ずる。これは、マグネトロンの量産
に対し、種々の部品仕様が混在することになり、
不利になる。
び位相はマグネトロン側では出力アンテナと長さ
やセラミツク部品の寸法，排気管カバーの寸法な
どに影響される。ところが、導波管の寸法が電子
レンジの設計の多様化にあいまつて、種々のもの
が現われるようになり、特定の導波管に対し、マ
グネトロン側で、前述の部品，出力アンテナ，セ
ラミツク部品，排気管カバーなどの小修正で調整
する必要が生ずる。これは、マグネトロンの量産
に対し、種々の部品仕様が混在することになり、
不利になる。
第２図に本考案によるマグネトロンの一実施例
を示し、第１図と同一部分は同記号を用いてあ
る。第１図との相違は、第１図のガスケツトベー
スのかわりに、第２図では、ガスケツトホルダー
を封止部品に圧入したことである。
を示し、第１図と同一部分は同記号を用いてあ
る。第１図との相違は、第１図のガスケツトベー
スのかわりに、第２図では、ガスケツトホルダー
を封止部品に圧入したことである。
本考案のガスケツトホルダー６を第３図に抜萃
して示したが、図からも明らかなように、板金を
プレス成形して容易に得られ、従つて内円筒部６
１と「コ」の字状の外円筒部６２との同軸度がプ
レス成形時の金型で決まりガスケツト２をおさめ
る溝の精度が高くしかも、内円筒部６１が外円筒
部６２よりも背が高いのでガスケツト２を装着す
る際、内円筒部６１がガスケツト２の内径部のガ
イドとなつて、きわめて作業性が良くなる。ま
た、ガスケツトホルダー６の内円筒部６１の高さ
（つまり、その上端部位置）を、セラミツク部品
８のほぼ下端から上端までの範囲内で種々変更す
ることにより、出力アンテナ９と上記内円筒部６
１間、および上記内円筒部６１と排気管カバー７
および導波管１側とのインスピーダンスを調整す
ることができる。換言すれば前述したマイクロ波
的な結合度および位相を調整することができる。
例えば、内円筒部６１の高さを大きくして行くと
排気管カバー７と接近し、その間の静電容量が増
加して、導波管１を介した負荷側（図示なし）と
の結合度が低下するので、必要に応じて内円筒部
６１の高さを設定することにより結合度や位相を
調整してやることができる。従つて、マグネトロ
ン本体を同一仕様で完成したものに対し、ガスケ
ツトホルダー６のみを種々変換するだけで、種々
の導波管に対応し得ることができる。
して示したが、図からも明らかなように、板金を
プレス成形して容易に得られ、従つて内円筒部６
１と「コ」の字状の外円筒部６２との同軸度がプ
レス成形時の金型で決まりガスケツト２をおさめ
る溝の精度が高くしかも、内円筒部６１が外円筒
部６２よりも背が高いのでガスケツト２を装着す
る際、内円筒部６１がガスケツト２の内径部のガ
イドとなつて、きわめて作業性が良くなる。ま
た、ガスケツトホルダー６の内円筒部６１の高さ
（つまり、その上端部位置）を、セラミツク部品
８のほぼ下端から上端までの範囲内で種々変更す
ることにより、出力アンテナ９と上記内円筒部６
１間、および上記内円筒部６１と排気管カバー７
および導波管１側とのインスピーダンスを調整す
ることができる。換言すれば前述したマイクロ波
的な結合度および位相を調整することができる。
例えば、内円筒部６１の高さを大きくして行くと
排気管カバー７と接近し、その間の静電容量が増
加して、導波管１を介した負荷側（図示なし）と
の結合度が低下するので、必要に応じて内円筒部
６１の高さを設定することにより結合度や位相を
調整してやることができる。従つて、マグネトロ
ン本体を同一仕様で完成したものに対し、ガスケ
ツトホルダー６のみを種々変換するだけで、種々
の導波管に対応し得ることができる。
尚本考案の実施例の説明に内円筒部６１の高さ
の変更の場合について述べたが、内円筒部６１の
径を変えることによつても上記の効果を有する
が、この場合には、関連する前記封止部品３の径
の変更も伴うことは云うまでもない。
の変更の場合について述べたが、内円筒部６１の
径を変えることによつても上記の効果を有する
が、この場合には、関連する前記封止部品３の径
の変更も伴うことは云うまでもない。
以上のように、本考案のガスケツトホルダーに
より、ガスケツトの装着作業性が向上し、一仕様
のマグネトロンをガスケツトホルダーの交換で
種々の導波管に対応させることができ、マグネト
ロンの量産に大いに有役である。
より、ガスケツトの装着作業性が向上し、一仕様
のマグネトロンをガスケツトホルダーの交換で
種々の導波管に対応させることができ、マグネト
ロンの量産に大いに有役である。
第１図は従来のマグネトロンの一例を示す要部
断面図、第２図はこの考案によるマグネトロンの
一実施例を示す要部断面図、第３図は第２図に示
すガスケツトホルダーの一例を示す要部断面図で
ある。 １……導波管、２……ガスケツト、３……封止
部品、４……ガスケツトベース、５……ヨーク、
６……ガスケツトホルダー、６１……内円筒部、
６２……外円筒部、７……排気管カバー、８……
セラミツク部品、９……出力アンテナ、１０……
磁石。
断面図、第２図はこの考案によるマグネトロンの
一実施例を示す要部断面図、第３図は第２図に示
すガスケツトホルダーの一例を示す要部断面図で
ある。 １……導波管、２……ガスケツト、３……封止
部品、４……ガスケツトベース、５……ヨーク、
６……ガスケツトホルダー、６１……内円筒部、
６２……外円筒部、７……排気管カバー、８……
セラミツク部品、９……出力アンテナ、１０……
磁石。
Claims (1)
- 陰極の周囲に放射状に配設された複数個のベイ
ンを有する陽極円筒と、前記ベインに接続され、
マイクロ波の出力側に延在しているアンテナの一
部を包囲し、かつ真空外囲器を構成する筒状の封
止部品と、該封止部品の前記出力側に接続される
セラミツク部品とを有し、前記封止部品の筒状部
外周に内円筒部および外円筒部を有するガスケツ
トホルダーが圧入され、該ガスケツトホルダーに
おさめるガスケツトには導波管が結合されるマグ
ネトロンにおいて、前記ガスケツトホルダーは、
前記内円筒部側を前記外円筒部側よりも背を高く
し、かつ前記内円筒部の高さは、前記導波管とマ
イクロ波的に結合し、位相調整可能な範囲に設定
されてなることを特徴とするマグネトロン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977160905U JPS6131478Y2 (ja) | 1977-12-02 | 1977-12-02 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977160905U JPS6131478Y2 (ja) | 1977-12-02 | 1977-12-02 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5487053U JPS5487053U (ja) | 1979-06-20 |
| JPS6131478Y2 true JPS6131478Y2 (ja) | 1986-09-12 |
Family
ID=29155106
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977160905U Expired JPS6131478Y2 (ja) | 1977-12-02 | 1977-12-02 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6131478Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53146344U (ja) * | 1977-04-23 | 1978-11-17 |
-
1977
- 1977-12-02 JP JP1977160905U patent/JPS6131478Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5487053U (ja) | 1979-06-20 |
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