JPS6131411Y2 - - Google Patents

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JPS6131411Y2
JPS6131411Y2 JP8580379U JP8580379U JPS6131411Y2 JP S6131411 Y2 JPS6131411 Y2 JP S6131411Y2 JP 8580379 U JP8580379 U JP 8580379U JP 8580379 U JP8580379 U JP 8580379U JP S6131411 Y2 JPS6131411 Y2 JP S6131411Y2
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JP
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card
belt
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pulley
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JP8580379U
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JPS566079U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の分野 この考案は、カードのデータの読取り、また
は、カードに更新データを書込む等のカード処理
を行うカードリーダに関する。
(ロ) 考案の背景 例えば、固定された読取部をカードが搬送され
通過することにより、カードのデータの読取り、
または、カードに更新データの書込み等のカード
処理をするカードリーダにあつては、このカード
搬送方向の寸法を極限まで小型化したとしても、
読取部を中心として、その前後にカード1枚分づ
つのスペースが必要であり、これ以上の装置の小
型化は不可能である。
そこで、読取部側を移動させてカード処理する
と、少スペースでのカード処理が可能となるが、
カードの搬送駆動部と、読取部の移動駆動部との
2つの駆動部が必要となり、装置が大型化し、複
雑化する問題点を有する。
(ハ) 考案の目的 この考案は、伝達方向の異なる2つの一方向ク
ラツチの介装と、ベルトの一方向の回転により読
取部を往復移動させる特異な構成により、カード
搬送方向の寸法がカード1枚分あれば充分な少ス
ペースで構成し得、さらに、読取部と搬送部との
駆動部が1つで構成し得て、装置の小型化、簡素
化が図れるカードリーダの提供を目的とする。
(ニ) 考案の要約 この考案は、読取部を有する摺動部材の移動方
向に配設された少なくとも2つのプーリに突部を
有したベルトを張設し、前記摺動部材には上記突
部と係合して、該ベルトの回転で摺動部材を往復
移動させるための溝孔部を設け、正逆転駆動され
る駆動軸が正回転されるとき、この正回転をカー
ドの搬送手段に第1の一方向にクラツチを介して
伝達し、前記駆動軸が逆回転されるとき、この逆
回転を前記ベルトに第2の一方向クラツチを介し
て伝達したカードリーダであることを特徴とす
る。
(ホ) 考案の効果 この考案によれば、ベルトの回転運動でガイド
手段にガイドされて読取部が往復運動してカード
処理を行うので、カードの搬送方向の寸法は最小
限カードの1枚分の長さがあれば良く、少スペー
スで形成できる。
さらに読取部の往復運動は、ベルトの突部と摺
動部材14の溝孔部との係合による構造であるた
め、構造が簡単であつて、しかも確実で円滑な往
復運動が得られる。
さらに、駆動軸が正回転されると第1の一方向
クラツチを介して搬送手段を駆動し、また、駆動
軸が逆回転されると、第2の一方向クラツチを介
して読取部を駆動するので、モータ等の駆動源は
駆動軸を駆動する正逆回転モータの1個を設ける
だけで良く、前述の少スペースおよび簡単構造と
と上述の1個の駆動源の構成で、カードリーダの
構造を簡素に構成し得て、全体を小型化すること
ができる。
(ヘ) 考案の実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
図面(第1図、第2図、第3図)はカードのデ
ータの読取りまたはカードに更新データの書込み
をするカードリーダ1の内部構造を示している。
2は搬送機構を示し、第1ベルト3と第2ベル
ト4とにより、挿入口(図示せず)から挿入され
たカード5を垂直下方向に案内板45に沿つて搬
送するべく形成されている。
上述の第1ベルト3はプーリ6a,6bに張設
され、第2ベルト4はプーリ7a,7bに張設さ
れている。
また第2ベルト4の張設されているプーリ7
a,7bの取付け軸8a,8bには引離し用レバ
ー9a,9bが取付けられている。このレバー9
a,9bは常時はカード5を適度に挾持して搬送
するべく第2ベルト4を第1ベルト3に対接して
位置させ、非常時にはカード5の搬送面を境とし
て第2ベルト4を第1ベルト3よりカード5を挾
持しない程度に引離すべく設定されている。
そして前述の搬送機構2の側部には読取り機構
10が設けられている。この読取り機構10は磁
気ヘツド11と、磁気ヘツド11に対偶して設け
られた押圧ローラ12とで形成されている。
上述の磁気ヘツド11は固定部材13を介して
摺動部材14に取付けられ、押圧ローラ12は押
圧機構15を介して摺動部材14に取付けられて
いる。
押圧機構15は、揺動レバー16とスプリング
17とより成り、揺動レバー16の一端は軸18
を介して摺動部材14に揺動自在に取付けられて
おり、他端には押圧ローラ12が支軸19を介し
て取付けられているスプリング17は軸18に取
付けられ、その一端はピン20に係止され、他端
は支軸19に係止されている。そして押圧ローラ
12によりカード5を磁気ヘツド11に押圧する
べく押圧ローラ12を磁気ヘツド11側へ付勢す
る。
なお押圧ローラ12が必要以上に磁気ヘツド1
1側へ移動しないように、揺動レバー16は摺動
部材14に固定されたストツパ21によりその揺
動が規制されている。
摺動部材14はガイド棒22,22に摺動自在
に取付けられており、ガイド棒22,22は読取
り機構10をカード5の平面に沿つて移動させる
べく摺動部材14をガイドするように設置されて
いる。
また摺動部材14にはピン23が設けられ、こ
の溝孔23にはピン24が係合している。ピン2
4はプーリ25a,25bに張設されたベルト2
6の外周面に固定されている。そしてベルト26
が回転してピン24が溝孔23を滑ることにより
摺動部材14はガイド棒22,22に沿つて摺動
し往復運動する。
すなわち読取り機構10はベルト26が回転す
ることにより、ピン24と溝孔23を介してカー
ド5の平面に沿つて往復移動させられる。
このことにより読取り機構10はカード5のデ
ータの読取りまたはカード5への更新データの書
込みを行なう。
前述の搬送機構2および読取り機構10を駆動
する駆動機構27は適宜の制御機構により制御さ
れる正逆回転モータ28と駆動軸29と第1およ
び第2の一方向クラツチ30,31とにより形成
されている。
正逆回転モータ28の出力軸32には丸ラツク
33が取付けられ、駆動軸29に取付けられたピ
ニオン34と嵌合しており、正逆回転モータ28
の正逆回転は駆動軸29へ伝達される。
駆動軸29には第1の一方向クラツチ30を介
してプーリ35が、また第2の一方向クラツチ3
1を介してプーリ33が取付けられている。プー
リ35はプーリ6aの同心軸に固定されたプーリ
37と対向する駆動軸29の位置に設けられ、こ
れらプーリ35とプーリ37との間にはベルト3
8が張設されている。またプーリ36はプーリ2
5aの同心軸に固定されたプーリ39と対向する
駆動軸29の位置に設けられ、これらプーリ36
とプーリ39との間にはベルト40が張設されて
いる。
上述の第1の一方向クラツチ30は、正逆回転
モータ28が正回転制御され駆動軸29がX方向
に回転されるとき、この回転をプーリ35に伝達
し、プーリ35をX方向に回転させるべく設定さ
れている。
このことにより駆動軸29がX方向に回転する
とき、第1の一方向クラツチ30を介してプーリ
35をX方向へ回転させる。プーリ35のX方向
への回転はベルト38によりプーリ37に伝達さ
れる。そして第1ベルト3がカード5を搬送する
べく回転させられ搬送機構2は駆動される。
また第2の一方向クラツチ31は、正逆回転モ
ータ28が逆回転制御され、駆動軸29がY方向
に回転されるとき、この回転をプーリ36に伝達
し、プーリ36をY方向に回転させるべく設定さ
れている。
このことにより駆動軸29がY方向に回転する
とき、第2の一方向クラツチ31を介してプーリ
36をY方向へ回転させる。プーリ36のY方向
への回転はベルト40によりプーリ39へ伝達さ
れる。そしてベルト26がピン24を介して摺動
部材14を往復運動するべく回転し、読取り機構
10は駆動される。
一方、搬送機構2と読取り機構10の中間部に
は連動機構41が設けられている。この連動機構
41は係合板42とギヤツプ43とより成り、係
合板42は軸8a,8bに取付けられ、ギヤツプ
43は支軸19に形成され設けられている。
そして係合板42の係合部44はギヤツプ43
に対向する位置に設定されているとともに、その
長さは摺動部材14の往復運動によるギヤツプ4
3の移動範囲よりも長く設定されている。このこ
とによりギヤツプ43がどこに位置しようとも係
合部44はギヤツプ43と係合可能である。
またギヤツプ43の深さは、カード5の屈曲な
どにより第2ベルト4が第1ベルト3よりカード
5を挾持する程度で引離されても、係合部44と
ギヤツプ43は係合することなく、第2ベルト4
が第1ベルト3よりカード5を挾持しない程度で
引離されるとき、係合部44とギヤツプ43は係
合するべく設定されている。
このことにより、カード5の屈曲などで第2ベ
ルト4が第1ベルト3よる引離されるときは、係
合部44とギヤツプ43は係合しないので、支軸
19は何の作用もうけず、押圧ローラ12はカー
ド5を磁気ヘツド11へ押圧し続ける。
そして停電などによりカードリーダ1が停止
し、カード5が装置内に詰まつてしまつた場合、
このカード5を排出するべく、第2ベルト4が第
1ベルト3よりカード5を挾持しない程度に引離
され、係合部44とギヤツプ43は係合し、支軸
19は磁気ヘツド11より押圧ローラ12を引離
すべく移動する。
このように構成されたカードリーダ1の作用を
以下に述べる。
カードリーダ1内にカード5が挿入されると、
正逆回転モータ28は正回転制御され駆動軸29
をX方向へ回転させる。そして第1の一方向クラ
ツチ30の働きにより搬送機構2が駆動される。
搬送機構2はカード5を案内板45に沿つてカー
ドリーダ1内の所定の位置に搬送する。なお、こ
のような動作中、読取り機構10は第2の一方向
クラツチ31の働きにより動作しない。
カード5が所定の位置に搬送されると、正逆回
転モータ28は逆回転制御され駆動軸29をY方
向へ回転する。そして第2の一方向クラツチ31
の働きによりベルト26が回転し、ベルト26の
回転はピン24を介して摺動部材14に伝達さ
れ、摺動部材14はガイド棒22,22に沿つて
摺動し往復運動する。このことにより読取り機構
10は往復運動し、カード5のデータの読取りま
たはカード5に更新データの書込みを行なう。な
おこのような動作中、搬送機構2は第1の一方向
クラツチ30の働きにより動作せず、カード5を
所定の位置で挾持している。
そしてカード5の屈曲などにより第2ベルト4
が第1ベルト1よりカード5の搬送面を境として
カード5を挾持する程度で引離されても、連動機
構41のギヤツプ43の働きにより押圧ローラ1
2は磁気ヘツド11より引離されず。カード5は
確実に磁気ヘツド11へ押圧されるので、カード
5のデータの読取りまたはカード5への更新デー
タの書込みが確実かつ正確に行なわれる。
カード5のデータの読取りまたはカード5への
更新データの書込みが終了すると、正逆回転モー
タ28は正回転制御され、前述したことと同様に
搬送機構2は駆動される。そしてカード5は搬送
機構2によりカードリーダ1外へ放出される。
また挿入されたカード5がカードリーダ1内に
位置するときに停電などでカードリーダ1が停止
してカード5が装置内に詰まつた場合、第2ベル
ト4を第1ベルト3よりカード5を挾持しない程
度に引離すことにより、搬送機構2および読取り
機構10のカード5の挾持を解除し、カード5を
その自重で搬送面を落下させて装置外へ排出す
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図はカ
ードリーダの概略側面図、第2図は概略正面図、
第3図は概略平面図である。 1……カードリーダ、5……カード、10……
読取り機構、22……ガイド棒、23……溝孔、
24……ピン、25……プーリ、26……ベル
ト、2……搬送機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 カードを搬送する搬送手段と、 読取りあるいは書込みをする読取部を有し、ガ
    イド手段でカードの読取り書込み方向に往復移動
    が可能な摺動部材と、 この摺動部材の移動方向に配設された少なくと
    も2つのプーリに張設された突部を有するベルト
    と、 前記摺動部材に形成され、前記ベルトの突部と
    係合して、該ベルトの回転で摺動部材を往復移動
    させるための溝孔部と、 正逆転駆動される駆動軸と、 この駆動軸が正回転されるとき、この正回転を
    前記搬送手段に伝達する第1の一方向クラツチ
    と、 前記駆動軸が逆回転されるとき、この逆回転を
    前記ベルトに伝達する第2の一方向クラツチとを
    備えた カードリーダ。
JP8580379U 1979-06-20 1979-06-20 Expired JPS6131411Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8580379U JPS6131411Y2 (ja) 1979-06-20 1979-06-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8580379U JPS6131411Y2 (ja) 1979-06-20 1979-06-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS566079U JPS566079U (ja) 1981-01-20
JPS6131411Y2 true JPS6131411Y2 (ja) 1986-09-12

Family

ID=29319000

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8580379U Expired JPS6131411Y2 (ja) 1979-06-20 1979-06-20

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