JPS6131379A - エメラルドの人工合成方法 - Google Patents
エメラルドの人工合成方法Info
- Publication number
- JPS6131379A JPS6131379A JP15085284A JP15085284A JPS6131379A JP S6131379 A JPS6131379 A JP S6131379A JP 15085284 A JP15085284 A JP 15085284A JP 15085284 A JP15085284 A JP 15085284A JP S6131379 A JPS6131379 A JP S6131379A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling
- slow cooling
- emerald
- rate
- flux
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は宝石として使用されるエメラルドの人工合成法
、更に詳しくはフラックスを用いて徐冷法によりエメラ
ルド全合成するに際し、高品質のエメラルドを経済的に
得るための方法に関するものである。
、更に詳しくはフラックスを用いて徐冷法によりエメラ
ルド全合成するに際し、高品質のエメラルドを経済的に
得るための方法に関するものである。
エメラルドはダイヤモンド以外の色面と呼ばれる宝石の
うちで最も一般性のあるものであり、人工合成のkめの
研究も数多く行なわれている。
うちで最も一般性のあるものであり、人工合成のkめの
研究も数多く行なわれている。
エメラルドはいわゆる分解溶融型化合物であるため、融
体からの結晶の育成は困難であり、もっばらフラックス
法あるいは水熱合成による育成が行なわれているが、水
熱合成法においては大形のものができない、装置が高価
であるなどのために工業的1cIl’iフシツクス法に
よる合成が中心となっている。
体からの結晶の育成は困難であり、もっばらフラックス
法あるいは水熱合成による育成が行なわれているが、水
熱合成法においては大形のものができない、装置が高価
であるなどのために工業的1cIl’iフシツクス法に
よる合成が中心となっている。
ところがこのフラックス法の欠点としてスラックスを包
有して宝石としての価値全低下させるということがある
。この欠点を除去するには成長速度をできるだけ小さく
することが必要とされ、外体的には徐冷法においては冷
却速度?できるだけ小さくするという手段がとられるが
、このことは当然育成期間が長びくこととなり、経済的
には損失となる。
有して宝石としての価値全低下させるということがある
。この欠点を除去するには成長速度をできるだけ小さく
することが必要とされ、外体的には徐冷法においては冷
却速度?できるだけ小さくするという手段がとられるが
、このことは当然育成期間が長びくこととなり、経済的
には損失となる。
ところで本発明者はエメラルド葡スラックスを用いて徐
冷法によシ人工合成した場合、結晶の中心部にフラック
スが集中的に包有さ力、ることを発見した。これは本来
的には結晶成長のために必要な過飽和度は温度に付すい
しfcある一定の値でなければならないのに対し、従来
の徐冷法に卦いては冷却速度が一定であるため、育成初
期の過飽和度が大きすぎるためであり、温度変化に伴な
う過飽和度の変化が脅威に連合していないためであると
考えらi″Iる。
冷法によシ人工合成した場合、結晶の中心部にフラック
スが集中的に包有さ力、ることを発見した。これは本来
的には結晶成長のために必要な過飽和度は温度に付すい
しfcある一定の値でなければならないのに対し、従来
の徐冷法に卦いては冷却速度が一定であるため、育成初
期の過飽和度が大きすぎるためであり、温度変化に伴な
う過飽和度の変化が脅威に連合していないためであると
考えらi″Iる。
本発記は上記のような従来の冷却速度を一定にしたフラ
ックス法での徐冷法によるエメラルドの人工合JN、の
欠点を除去することを目的とし、冷却速度を段階的に加
速させて徐冷することにより高品質のエメラルドを経済
的に合成丁ゐことを可能とするものである。
ックス法での徐冷法によるエメラルドの人工合JN、の
欠点を除去することを目的とし、冷却速度を段階的に加
速させて徐冷することにより高品質のエメラルドを経済
的に合成丁ゐことを可能とするものである。
以下実施例により説明する。
実相例1
■ 原料
MOon 541.69
LL、Co、 5 & 4 f8101
5五62 Afi、0. 15.2F BeO11,29 0rzOB 1.29 ■ 加熱条件 1020℃で24時間加熱保持 ■ 徐冷条件 1時間につき1℃の割合で950℃まで徐冷し、その後
1時間につき4℃の割合で800℃まで徐冷し、800
℃からは電源を切り炉冷。
5五62 Afi、0. 15.2F BeO11,29 0rzOB 1.29 ■ 加熱条件 1020℃で24時間加熱保持 ■ 徐冷条件 1時間につき1℃の割合で950℃まで徐冷し、その後
1時間につき4℃の割合で800℃まで徐冷し、800
℃からは電源を切り炉冷。
■ 結果
はぼ直径2〜6wh、長さ4〜8mの六角柱結晶が多数
得られた。インクルージヨンは少なく中心部も透明度は
良好だった。
得られた。インクルージヨンは少なく中心部も透明度は
良好だった。
実施例2
■原料及び■加熱条件は実施例1と同じ。
■ 徐冷条件
1時間につき1℃の割合で970℃まで徐冷し、その後
920’Cまで1時間につき2℃の割合で徐冷、その後
1時間に6℃の割合で800℃1で徐冷し、800℃か
らVi電源を切り炉冷。
920’Cまで1時間につき2℃の割合で徐冷、その後
1時間に6℃の割合で800℃1で徐冷し、800℃か
らVi電源を切り炉冷。
■ 結果
はぼ直径2〜6語、長さ4〜8膠の六角柱結晶が多数得
られた。インクルージヨンは少なく透明救は良好だった
。
られた。インクルージヨンは少なく透明救は良好だった
。
比較例1
■原料及び■加熱条件は実施例1と同じ■ 徐冷条件
1時間につき1℃の割合で800′cまで徐冷し、80
0℃からは電源を切り炉冷。
0℃からは電源を切り炉冷。
■ 結果
#1ぼ直径5〜6III&、長さ5〜81w1の六角柱
結晶が多数得ら7また。インクルージヨンは少なく透明
度は良好だった。
結晶が多数得ら7また。インクルージヨンは少なく透明
度は良好だった。
比較例2
■原料及び■加熱条件は実施例と同じ
■ 徐冷条件
1時間につき1℃の割合で950℃まで徐冷し、その後
電源を切り炉冷。
電源を切り炉冷。
■ 結果
はぼ直径1〜6鵬、長さ2〜5mの六角柱結晶が得られ
た。インクルージヨンは少なく透明度は良好だった。
た。インクルージヨンは少なく透明度は良好だった。
比較例5
■原料及び■加熱条件は実相例と同じ
■ 徐冷条件
1時間につき4℃の割合で800℃まで徐冷しその後電
源を切り炉冷。
源を切り炉冷。
■ 結果
はぼ直径15〜1.5ms、長さ0.8g〜3msの六
角柱結晶が多数得られた。得られた結晶の中心部は白く
濁り不透明であった。
角柱結晶が多数得られた。得られた結晶の中心部は白く
濁り不透明であった。
以上のように本発明の実施例と従来の方法である比較例
と比べてみるならば本発明の効果は明らかである。すな
わち実相例1及び実施例2と比較例1と比べてみると実
施例1の徐冷時間は1015時間、実施例2の徐冷時間
は75時間であるのに対し、比較例1の場合は220時
間と育成時間は本発明により半分以下でおり、しかも得
られるエメラルド結晶の大きさは同じであり、品質も同
等でおり、その経済的効果は大きい。
と比べてみるならば本発明の効果は明らかである。すな
わち実相例1及び実施例2と比較例1と比べてみると実
施例1の徐冷時間は1015時間、実施例2の徐冷時間
は75時間であるのに対し、比較例1の場合は220時
間と育成時間は本発明により半分以下でおり、しかも得
られるエメラルド結晶の大きさは同じであり、品質も同
等でおり、その経済的効果は大きい。
また比較例2と比べてみるとわかるように本発明の2段
日以降の冷却速度の段Nは得らn、る結晶の大きさに影
響を与え、必要な段階であることがわかる。
日以降の冷却速度の段Nは得らn、る結晶の大きさに影
響を与え、必要な段階であることがわかる。
また比較例5をみてわかるように始めから速い冷却速度
で徐冷することは結晶の大きさ、品質に悪影響を与える
。
で徐冷することは結晶の大きさ、品質に悪影響を与える
。
上記実権例では冷却速度は2段階および6段階に変化さ
せたが、できるだけ緩やかに多段階に冷却速度を加速さ
せる方がより望ましい。
せたが、できるだけ緩やかに多段階に冷却速度を加速さ
せる方がより望ましい。
以上述べたように本発明によればエメラルドのフラック
スを用いて徐冷法による人工合成において、徐冷時の冷
却速度を段階的に加速させながら徐冷させることにより
高品質のエメラルドを短期間で合成でき、経済的に有利
となる。
スを用いて徐冷法による人工合成において、徐冷時の冷
却速度を段階的に加速させながら徐冷させることにより
高品質のエメラルドを短期間で合成でき、経済的に有利
となる。
以上
Claims (1)
- フラックスを用いて徐冷法によりエメラルドを人工合成
する方法において、徐冷が冷却速度を段階的に加速しな
がら行なわれることを特徴とするエメラルドの人工合成
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15085284A JPS6131379A (ja) | 1984-07-20 | 1984-07-20 | エメラルドの人工合成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15085284A JPS6131379A (ja) | 1984-07-20 | 1984-07-20 | エメラルドの人工合成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6131379A true JPS6131379A (ja) | 1986-02-13 |
Family
ID=15505779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15085284A Pending JPS6131379A (ja) | 1984-07-20 | 1984-07-20 | エメラルドの人工合成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6131379A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02101338A (ja) * | 1988-10-07 | 1990-04-13 | Kajima Corp | クリーンルーム前室 |
-
1984
- 1984-07-20 JP JP15085284A patent/JPS6131379A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02101338A (ja) * | 1988-10-07 | 1990-04-13 | Kajima Corp | クリーンルーム前室 |
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