JPS6131170Y2 - - Google Patents

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JPS6131170Y2
JPS6131170Y2 JP19296381U JP19296381U JPS6131170Y2 JP S6131170 Y2 JPS6131170 Y2 JP S6131170Y2 JP 19296381 U JP19296381 U JP 19296381U JP 19296381 U JP19296381 U JP 19296381U JP S6131170 Y2 JPS6131170 Y2 JP S6131170Y2
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JP
Japan
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adsorbent
container
flow
prevention device
fuel
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JP19296381U
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JPS58116751U (ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はガソリン機関を使用する車両、特に自
動車用燃料蒸発防止装置に関するものである。
従来公知の車両用燃料蒸発防止装置は一般に第
1図、第2図に示すような構造のものが用いら
れ、この公知の装置は同図のように、その一端が
車両の燃料タンク(図示せず)に連結され燃料タ
ンクからの蒸発燃料を導入する蒸発燃料導入管8
の出口11を容器2の吸着剤層3内に開口させ、
この蒸発燃料導入管出口11に対向させて拡開す
る円錐または円錐台形状をなした流れ変向体12
を吸着剤層3内に設けることにより吸着剤層3の
全域が効率良く利用されるようにしたものであ
る。そして前記流れ変向体12は中央の円錐又は
円錐台形状をなした流れ変向板12aがプレート
状の脚12bにより容器2の内部に位置決めされ
ている。しかし、この流れ変向体12において真
に必要なのは中央の円錐又は円錐台形状をした流
れ変向板12aのみであり、この他にはこの流れ
変向板12aを容器2の内部に位置決めするため
に必要にして十分な最小限の脚があればよく、第
2図に示すようなプレート状の脚12bについて
は中央部分は不要と云えるものである。そしてこ
の脚12bについては省資源の面から軽量化、製
作の容易性、が必要であり、さらには車両に搭載
されることから振動によつて移動して位置を変え
ることのないようにすることが要求される。
本考案は上記の点に鑑み考案されたものであつ
て、軽量、製作容易、耐振性のある流れ変向体を
備えた車両用燃料蒸発防止装置を提供することを
目的とするものである。
そして本考案は上記の目的を達成するために、
吸着剤層内に、蒸発燃料導入管の出口に対向して
拡開する流れ変向板を設けた車両用燃料蒸発防止
装置において、吸着剤容器の径方向及び軸方向の
双方に対して前記流れ変向板を位置決めする固定
部材を、吸着剤容器の内壁に当接するよう該流れ
変向板の外周部のみに設け、しかも前記固定部材
が放射状に配設された3本以上の下向きの脚で構
成されていることを特徴とする車両用燃料蒸発防
止装置の構成としたものである。
本考案の実施例を図面にしたがつて説明する。
第3図、第4図は本考案の第1実施例を示し、第
3図において車両用燃料蒸発防止装置1は容器2
の内部に吸着剤3がその上下両側をフイルタ4、
パンチングプレート5により保持され、上方のフ
イルタ4、パンチングプレート5はスプリング6
により押圧されることによつて吸着剤3、フイル
タ4、パンチングプレート5が移動するのを防止
する。スプリング6を押え込んでいる蓋7は燃料
タンク(図示せず)と連結される蒸発燃料導入管
8と、エンジンの吸気管に連結される混合燃料導
出管9とを有し、容器2の下部には大気導入口1
0を有している。さらに蒸発燃料導入管8はその
出口11を吸着剤層3の中に容器2の軸中心とほ
ぼ同軸をなして開口し、蒸発燃料導入管の出口1
1に対向して流れ変向体12が吸着剤層3中に容
器とほぼ同心に埋設されている。この流れ変向体
12は第4図に示すように、容器2の内部に位置
決めするために円錐又は円錐台形状をした流れ変
向板12aの外周部に3本の脚12b′を有してい
る。
流れ変向体12の脚12b′の対向距離(脚12
b′の外周に沿つて描いた円の直径)Lは容器2の
内径Dよりわずかに小さくし、脚12b′の長さh1
は流れ変向板12aを容器の所定軸方向位置に設
置できる寸法とすることにより、容器2を従来の
ものと変更する必要もなく、容器2内への組付け
も大変容易となる。またこの脚12b′は省資源の
面から流れ変向板12aの真下の方向は省略され
ており、その巾も下側の方に徐々に狭くし、肉厚
tを強度上製作上に必要な最小限の厚さにするこ
とにより流れ変向体12として十分な軽量化が図
れる。また材質は耐ガソリン性があれば何でもよ
いが、特にナイロン等の樹脂を使用することによ
り一層軽量化が図れると共に、一体成形が可能と
なるため製作の容易化も図れる。脚12b′は必要
に応じ適宜増加してもよい。
本考案の第2実施例において用いる流れ変向体
が第5図に示されている。本実施例における流れ
変向体は第4図に示す第1実施例における流れ変
向体の脚12b′を上方に延長した脚12cを有
し、この脚12b′と12cを合わせた全長h2を吸
着剤層3の厚さHよりもわずかに短くしてある。
脚12b′,12cの対向距離(脚12b′、12c
の外周に沿つて描いた円の直径)Lと全長h2とは
容器2の内径Dと吸着剤層3の厚さHよりわずか
に小さいだけであるから、振動により流れ変向体
12が吸着剤層3の内部で動いて位置を変えるこ
とがなく、蒸発燃料の吸着に対して常に同様な働
きをすることができる。更に脚12cを上方に延
長させるだけなので耐振性の向上のためにむやみ
に重量が増加することもなく、また第1実施例に
おける流れ変向体と同様一体成形も可能である。
以上のように、本考案は流れ変向板を容器内に
固定させるのに必要な部材を必要不可欠の部分の
みに限定して設けたものであるから、軽量にして
製作容易の、しかも吸着剤容器の径方向及び軸方
向に対して位置決めできる流れ変向体が得られ、
また吸着剤容器内がこの流れ変向体によつて多く
の室に仕切られることがないので、吸着剤の充填
時に容器内各部に充填度の粗密を生じることがな
く、吸着剤を収容した装置本来の性能を十分に発
揮することができる、流れ変向体を組み込んだ車
両用蒸発燃料防止装置を得ることができるという
効果を有するものである。
また、第2の実施例のような構成とした場合に
は、耐振性に優れた流れ変向体を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来公知の流れ変向体を備えた車両用
燃料蒸発防止装置の縦断面図、第2図は上記装置
における流れ変向体の斜視図、第3図は本考案の
第1実施例の車両用燃料蒸発防止装置の縦断面
図、第4図は同上装置において用いる流れ変向体
の斜視図、第5図は本考案の第2実施例において
用いる流れ変向体の斜視図。 1…車両用燃料蒸発防止装置、2…容器、3…
吸着剤層、8…蒸発燃料導入管、9…混合燃料導
出管、10…大気導入口、11…蒸発燃料導入管
出口、12…流れ変向体、12a…流れ変向板、
12b,12b′…脚、12c…脚。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 吸着剤容器に吸着剤を収容し、該吸着剤層内
    に、蒸発燃料導入管の出口に対向して拡開する
    流れ変向板を設けた車両用燃料蒸発防止装置に
    おいて、 吸着剤容器の径方向及び軸方向の双方に対し
    て前記流れ変向板を位置決めする固定部材を、
    前記吸着剤容器の内壁に当接するよう該流れ変
    向板の外周部のみに設け、前記固定部材が放射
    状に配設された3本以上の下向きの脚で構成さ
    れていることを特徴とする車両用燃料蒸発防止
    装置。 2 前記固定部材が、上方に延長されて脚部の全
    長が吸着剤層の厚さよりわずかに短く構成され
    ている実用新案登録請求の範囲第1項記載の車
    両用燃料蒸発防止装置。
JP19296381U 1981-12-28 1981-12-28 車両用燃料蒸発防止装置 Granted JPS58116751U (ja)

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JP19296381U JPS58116751U (ja) 1981-12-28 1981-12-28 車両用燃料蒸発防止装置

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JPS58116751U JPS58116751U (ja) 1983-08-09
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CN113047982A (zh) * 2019-12-27 2021-06-29 双叶产业株式会社 过滤罐

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