JPS6131038Y2 - - Google Patents

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JPS6131038Y2
JPS6131038Y2 JP6346081U JP6346081U JPS6131038Y2 JP S6131038 Y2 JPS6131038 Y2 JP S6131038Y2 JP 6346081 U JP6346081 U JP 6346081U JP 6346081 U JP6346081 U JP 6346081U JP S6131038 Y2 JPS6131038 Y2 JP S6131038Y2
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JP
Japan
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rotation
support
teeth
back plate
planetary
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JP6346081U
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JPS57178096U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えばフオークリフト等のような回転
装置を有する荷役車両に関し、特に、回転装置の
駆動部構造に関する。
周知のように、回転フオークリフトにおいて
は、第4図に示す如くマスト1A,1Bに沿つて
上下動できるバツクプレートB.P.に対し、油圧モ
ータ12で駆動されるウオーム・ホイール減速機
構を組込み、このウオーム・ホイール減速機構の
ホイール軸に固定したピニオンギヤP.G.によりフ
オークを取付けられたローテーシヨンプレート
R.P.のリングギヤR.G.を回転するようにしてい
る。しかしながら、このような構造では、減速比
に自づから限界があるために荷役に必要な高トル
クの確保が困難で、荷役能力に限定を受ける。ま
た、高トルク確保のためには、ウオームホイール
またはリングギヤの歯数を増加して減速比を大き
くする必要があるが、このような手段を構じる
と、装置全体の寸法が大きくなり、重量が増大
し、運転者の視界が狭くなり、許容荷重の増大は
期待できなくなる。そして、このような構造で
は、リングギヤの一部が欠損した場合には、高価
なリングギヤ全体を取換える必要を生じ、不経済
である等の問題がある。
以上に述べたような従来の回転装置の実状に鑑
み、本考案は、減速機構の一部を、減速比の大き
な遊星スプロケツトとこの遊星スプロケツトに噛
合されたリンクチエンとからなる遊星減速機構で
構成し、高トルクを確保し、回転装置の小型化を
図り、リンクチエンの一部が損傷された場合で
も、同損傷部のみを取換えるだけでよい回転装置
を提案するものである。
以下、図面について本考案の実施例の詳細を説
明する。
第1図は本考案を施こされた回転フオークリフ
トの水平断面図であり、マスト1A,1Bに沿つ
て垂直方向に移動できるリフトブラケツト2A,
2Bは仮想線で示したリフトシリンダ3A,3B
により上下動される。そしてリフトブラケツト2
A,2Bの間には垂直面内に位置したバツクプレ
ート4が位置され、このバツクプレート4の左右
端はリフトブラケツト2A,2Bにそれぞれ固定
されている。
バツクプレート4の運転席(図示せず)とは反
対側の表面には固定リング5が複数のボルト6で
強固に固定される。この固定リング5の段面部に
は、ボールベアリング7、ローラベアリング、円
錐コロ軸受等の軸受を介して回転リング8が回転
可能に支持され、この回転リング8にはフオーク
9A,9Bを支持するローテーシヨン・プレート
10が複数のボルト11によつて取付けられる。
また、前記バツクプレート4の運転席側の表面
には、第2図示のように、油圧モータ12が据付
られ、この油圧モータ12の出力側に固定された
ウオーム13は、バツクプレート4の中央開放部
14中に位置されるウオームホイール15に噛合
される。ウオームホイール15は、前記ローテー
シヨン・プレート10の回転中心に位置され、か
つバツクプレート4の表面を覆うギアケース16
及びローテーシヨン・プレート10の軸受17,
18に回転可能に支持された中心軸19に固定さ
れる。なお、バツクプレート4にボルト20で固
定されるギアケース16は、第1図示のように、
ウオームホイール15を覆うギアケース本体16
aと、ウオーム13を覆う分割ケース16bとに
2分割され、分割ケース15bを取外すことによ
りウオーム13の保守管理を行なえるようにして
ある。
前記ウオームホイール15の表面には支持軸2
1が植えられ、この支持軸21には自転可能な遊
星スプロケツト22が支持される。この遊星スプ
ロケツト22は支持軸21の軸方向に隣合つた2
組の歯部22a,22bを有し、これらの歯部2
2a,22bに対応した前記固定リング5及び前
記回転リング8の内周面には無端状のリンクチエ
ン23A,23Bがそれぞれ固定され、ピツチ数
の異なるこられのリンクチエン23A,23Bに
遊星スプロケツト22の歯部22a,22bがそ
れぞれ噛合される。これらのリンクチエン23
A,23Bは、第3図にリンクチエン23Aで示
すように、リンク23aを固定リンク5の側面に
ボルト24で固定すればよい。なお、前記実施例
においては、減速歯車機構の一例としてウオー
ム・ホイール減速機構を例示したけれでも、ハイ
ポイド歯車、すぐ歯傘歯車、曲り歯傘歯車を用い
た減速歯車機構であつてもよく、また遊星スプロ
ケツトは複数個設けてもよい。また、前記実施例
においては、ローテーシヨン・プレート10に直
接にフオーク9A,9Bを支持したものを例示し
たが、フオークリフトが回転クランプまたは回転
サイドクランプ型に設計される場合には、ローテ
ーシヨン・プレート10はクランプペースとして
用いられる。
前記実施例による回転装置は、以上のような構
造であるから、油圧モータ12によりウオーム1
3を回転させると、このウオーム13に噛合する
ウオームホイール15が中心軸19を中心に回転
し、このウオームホイール15に支持された遊星
スプロケツト22が公転する。この公転運動に伴
なつて遊星スプロケツト22が自転するが、歯部
22aとリンクチエン23Aとの間の歯数比と、
歯部22bとリンクチエン23Bとの間の歯数比
との間に差があるため、この差に応じた減速速度
でローテーシヨン・プレート10が回転駆動され
る。一例を挙げると、ウオーム・ホイール減速機
構の減速比を1/50とし、リンクチエン23Aの
ローラ数を50、リンクチエン23Bのローラ数を
49とすると、遊星機構での減速比は1/50となる
から、回転装置全体での総減速比は1/250とい
つた大きな減速比が得られる。
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、従来に比較して大きな減速比が得られるか
ら、小型の駆動モータにより大きな出力トルクが
得られ、荷役能力が向上する。また、本考案で用
いるリンクチエンは、従来のリングギヤに比較し
て、はるかに小径のものでよいため、同一減速比
で比較した場合に装置全体を小型化でき、運転者
の視界が広くなり、積載荷重の増加を図れる。そ
してリンクチエンの一部が損傷した場合には、同
損傷部のローラ及び/又はリンクを取換えるだけ
で回復できるので、リングギヤ全体を取換える必
要のある従来構造に比較し経済的である等の効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による回転フオークリフトの水
平断面図、第2図は運転席側から見て一部を切欠
いて示した同フオークリフトの側面図、第3図は
リンクチエン取付部の拡大断面図、第4図は従来
の回転装置の説明図である。 1A,1B……マスト、2A,2B……リフト
プラケツト、4……バツクプレート、5……固定
リング、8……回転リング、10……ローテーシ
ヨン・プレート、12……油圧モータ、13……
ウオーム、15……ウオームホイール、22……
遊星スプロケツト、23A,23B……リンクチ
エン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バツクプレート等の支持体にローテーシヨンプ
    レート等の回転体を回転可能に取付けてなる荷役
    車両において、前記支持体に駆動モータ及びこの
    駆動モータによつて駆動される減速歯車機構を組
    付け、前記回転体の回転中心と同心的に位置され
    た前記減速機構の大径の従動歯車の側面に、2組
    の歯を有する遊星スプロケツトを公転可能に支持
    し、ピツチ数の異なる2本のリンクチエンのリン
    クを、前記回転中心を中心とする円周上に位置し
    た状態で前記支持体及び前記回転体にそれぞれ固
    定し、これらのリンクチエンを前記遊星スプロケ
    ツトの各歯部にそれぞれ噛合させてなる荷役車両
    の回転装置。
JP6346081U 1981-04-30 1981-04-30 Expired JPS6131038Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6346081U JPS6131038Y2 (ja) 1981-04-30 1981-04-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6346081U JPS6131038Y2 (ja) 1981-04-30 1981-04-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57178096U JPS57178096U (ja) 1982-11-11
JPS6131038Y2 true JPS6131038Y2 (ja) 1986-09-09

Family

ID=29859581

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6346081U Expired JPS6131038Y2 (ja) 1981-04-30 1981-04-30

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JP (1) JPS6131038Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57178096U (ja) 1982-11-11

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