JPS6130948A - 電動機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は大電流の制御を要する電動機に関するものであ
る。

従来例の構成とその問題点 近年各種装置のダイレクトドライブ化が進んでおり、そ
れに伴ってアクチュエータとしての電動機が多数用いら
れるようになっている。この電動機は出力の大きなもの
が必要である場合が多いが、電動機の制御には従来第２
図に示すようなスイッチング素子１が用いられ、電動機
自体には特別な工夫はされていすせいぜい電流を少くす
るだめの設計怒力がなされる程度であった。このスイッ
チング素子１には通常ＳＣＲ，）ランジスタ、リレー等
が用いられるが、電動機２の始動電流もしくけ定格電流
が１ｏＡを超えるといずれの素子もコスト高となり極端
な場合は電動機本体よりもスイッチング素子の価格の方
が高くなるということもちるＯ 発明の目的 本発明は上記従来の問題点を解消するもので、電動機の
始動電流もしくは定格電流の大小にか＼わらず、小電流
で電動機の制御をなし得る電動機を提供することを目的
とする。

発明の構成 本発明は整流子と刷子と該刷子を移動させる手段とを設
えた電動機であり、刷子を移動させ、整流子面に対し接
触、非接触の２状態を作り出すことによって電動機の制
御を小電流でなすことのできるものである。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例を添付図面を参照して説明する
。第１図は本発明の一実施例を示すものである。第１図
において、３は電機子、４は整流子、６，６は刷子、了
は刷子６に連結されたソレノイド、８は刷子５とソレノ
イド７の移動子７＆を連結するバネ、９はソレノイド７
の移動子７ａを戻すだめのバネである。１ｏＶｉ刷子の
保持具、１１は界磁４石である。

以上のように構成された本実施例の電動機について以下
その動作を説明する。刷子５はソレノイド７によって整
流子４に対し該整流子の半径方向に移動する。ソレノイ
ド７に対し通電がなされていないときはバネ９によって
ソレノイドの移動子７ａは刷子６が整流子４に接触する
方向にもどされ、この状態で整流子４には刷子５，６共
に接触し電機子３に給電可能となっている。従って、こ
のとき刷子６，６を電源に接続すれば第２図の構成を持
つ電動機は始動する。一方、ソレノイド７へ通電をすれ
ば、移動子７ａはソレノイド７の本体中に吸引され、こ
れと共に刷子６は整流子４から離れる如く移動する。こ
の状態で刷子５と整流子４とは非接触となり電機子３へ
の供電は断たれ電動機は停止する。

以上のような本実施例によれば、刷子の移動手段を設け
ることにより電動機の電流の断続は刷子と整流子の間で
のみなされ、この断続の制御はソレノイド７への通電の
制御のみでなし得る。ソレノイドの電流は電動機電流に
比し極めて小さなものとなし得るので、本構造の電動機
本体に流れる電流に無関係に、小さな電流で起動停止等
の制御をすることができる。

以上ソレノイド７への通電によって電機子電流が切られ
るものについて例をあげ説明したが、逆にソレノイド７
への通電によって電機子電流が流れる構造にすることも
できる。これは全制御時間中で電動機を駆動する比率が
、停止時間に比し大きいか否かによって都合のよい方を
選択すればよい。

発明の効果 以上の如く本発明は刷子の移動手段を設けることにより
、本来の電動機電流に比し十分に小さな電流で電動機の
制御が可能となシ、制御システム全体のコストを低減さ
せることのできるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す構成図、第２図は従来例
の回路図である。 ４・・・・・・整流子、６，６・・印・刷子、７・・川
・ソレノイド、７ａ・・・・・・ソレノイドの移動子。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）整流子、この整流子に接触する刷子と、この刷子
   を整流子に対し接触、非接触の二状態に移動させる移動
   手段とを備えた電動機。
2. （２）刷子の移動手段は、刷子に連結したソレノイドに
   て構成した特許請求の範囲第１項記載の電動機。