JPS613080A - 水中探知装置 - Google Patents
水中探知装置Info
- Publication number
- JPS613080A JPS613080A JP59125706A JP12570684A JPS613080A JP S613080 A JPS613080 A JP S613080A JP 59125706 A JP59125706 A JP 59125706A JP 12570684 A JP12570684 A JP 12570684A JP S613080 A JPS613080 A JP S613080A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- memory
- circuit
- data
- ship
- coordinates
- Prior art date
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- Granted
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S15/00—Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems
- G01S15/88—Sonar systems specially adapted for specific applications
- G01S15/96—Sonar systems specially adapted for specific applications for locating fish
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Radar, Positioning & Navigation (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(a)技術分野
この発明は広範囲方向を探知するスキャニングソナー等
を使用して帰来する探知信号の時間的経過を立体的に表
示することのできる水中探知装置に関する。
を使用して帰来する探知信号の時間的経過を立体的に表
示することのできる水中探知装置に関する。
(b)従来技術とその欠点
−II的な水中探知装置では、スキャニングソナーで探
知した超音波反射信号を瞬時毎に表示するに過ぎないた
めに、探知物体の時間的経過を表示画面上で直接把握す
ることができない。そこでこの問題を解決するために、
本出願人は特開昭58−198775号公報および特開
昭58−19877″6号公報において、スキャニング
ソナーで得られる探知信号の時間的経過を立体的に表示
する装置について提案した。しかし、これらの装置で表
示される探知信号は船の速度、進行方向に全く無関係で
あるために表示画面から真の水中状態を正確に把握する
ことができない欠点があった。
知した超音波反射信号を瞬時毎に表示するに過ぎないた
めに、探知物体の時間的経過を表示画面上で直接把握す
ることができない。そこでこの問題を解決するために、
本出願人は特開昭58−198775号公報および特開
昭58−19877″6号公報において、スキャニング
ソナーで得られる探知信号の時間的経過を立体的に表示
する装置について提案した。しかし、これらの装置で表
示される探知信号は船の速度、進行方向に全く無関係で
あるために表示画面から真の水中状態を正確に把握する
ことができない欠点があった。
+c+発明の目的
この発明の目的は船の速度、進行方向を考慮して真の水
中状態を立体的に表示し、魚群や海底等の状態を迅速に
正確に把握して漁業、航行、海底測量等に役立つ水中探
知装置を提供することにある。
中状態を立体的に表示し、魚群や海底等の状態を迅速に
正確に把握して漁業、航行、海底測量等に役立つ水中探
知装置を提供することにある。
fd1発明の概要
広範囲方向に超音波を発射し、その反射信号を受信する
ソナーとしてスキャニングソナーを使用する。ここでは
そのソナーの仕様を次のように設定する。
ソナーとしてスキャニングソナーを使用する。ここでは
そのソナーの仕様を次のように設定する。
(11ビーム形状は扇形とする。
(2)ビーム方向は船の真下方向で進行方向に垂直とす
る。また船のローリングおよびピッチングによるビーム
のふらつきを防止するために水平、垂直ジャイロとサー
ボ系を使用するものとする。
る。また船のローリングおよびピッチングによるビーム
のふらつきを防止するために水平、垂直ジャイロとサー
ボ系を使用するものとする。
第2図は上記のビームを示す図である。図において1は
船、2は振動子群である。ビームは船の真下方向に扇形
形状になっていて進行方向にΔθ7、進行方向に垂直な
方向にΔθ8のビーム幅を有するに+1個の小ビームに
よって構成されている。ここで扇形のビームの幅を20
□とすると、2θu=(k”l)×Δθ。
船、2は振動子群である。ビームは船の真下方向に扇形
形状になっていて進行方向にΔθ7、進行方向に垂直な
方向にΔθ8のビーム幅を有するに+1個の小ビームに
よって構成されている。ここで扇形のビームの幅を20
□とすると、2θu=(k”l)×Δθ。
である。したがって、−回の送信によって船の下方で進
行方向に垂直な±θ工の範囲の、進行方向の狭い範囲の
水中状況を探知することができる。 探知された信号は
、第3図のように表示される。この図においては海底付
近が拡大して表示されており、過去8回の送信に基づく
探知信号が航跡(・印で示す)とともにCRT上に表示
される次に第3図の表示方法について説明する。
行方向に垂直な±θ工の範囲の、進行方向の狭い範囲の
水中状況を探知することができる。 探知された信号は
、第3図のように表示される。この図においては海底付
近が拡大して表示されており、過去8回の送信に基づく
探知信号が航跡(・印で示す)とともにCRT上に表示
される次に第3図の表示方法について説明する。
今、第4図に示すように水中の位置を表現するために、
x−y−z座標を用いる。現在の送受波器位置を原点と
し、鉛直方向をX、進行方向をZ、Zに垂直な方向をY
とする。目をX−Z平面(y=o、x≧0.Z≧O)の
ある位置において、つまり船の上から船の前後方向を眺
めたときの水中状況を表示したのが第3図である。第3
図の8つの海底線のうち、一番下が最新の送信に基づく
海底線である。この表示の航跡マークから船は現在、左
側に旋回しつつあることが分かる。
x−y−z座標を用いる。現在の送受波器位置を原点と
し、鉛直方向をX、進行方向をZ、Zに垂直な方向をY
とする。目をX−Z平面(y=o、x≧0.Z≧O)の
ある位置において、つまり船の上から船の前後方向を眺
めたときの水中状況を表示したのが第3図である。第3
図の8つの海底線のうち、一番下が最新の送信に基づく
海底線である。この表示の航跡マークから船は現在、左
側に旋回しつつあることが分かる。
第3図の示す表示画面では、画面の縦方向をX、横方向
をyとしたとき、Y方向をX方向に、XおよびZ方向を
X方向に表示し、最新の送信に基づく船の真下の海底位
置をx=M、、y=N/2に表示するようにしたもので
ある。即ち、海底付近に注目した表示内容となっている
。この表示画面に表示される水中の範囲はX方向にΔX
、 Y方向にΔY、Z方向にΔZである。
をyとしたとき、Y方向をX方向に、XおよびZ方向を
X方向に表示し、最新の送信に基づく船の真下の海底位
置をx=M、、y=N/2に表示するようにしたもので
ある。即ち、海底付近に注目した表示内容となっている
。この表示画面に表示される水中の範囲はX方向にΔX
、 Y方向にΔY、Z方向にΔZである。
表示画面の画素数はX方向にM+l、 X方向にN+
lの(M+1)X (N+1)である。このときx、
yとx、 y、 zの関係は、a 1 =M /Δ
X−・−(1) a z −M/ΔZ −−一−−(2)a、、−N/Δ
Y−−−−−−431 とすると、次の+41. +51式で示される。
lの(M+1)X (N+1)である。このときx、
yとx、 y、 zの関係は、a 1 =M /Δ
X−・−(1) a z −M/ΔZ −−一−−(2)a、、−N/Δ
Y−−−−−−431 とすると、次の+41. +51式で示される。
X=a+ (X X1o)+ax ・ZiM6−
(41V−az ・Y+N/2 、−−−・ −−−
+51ここでX、。は最新(今回)の送信による船の真
下の海底深度を示す。
(41V−az ・Y+N/2 、−−−・ −−−
+51ここでX、。は最新(今回)の送信による船の真
下の海底深度を示す。
第4図では最新の送信による探知範囲を扇形0で、1回
前の送信による探知範囲を扇形iで示している。1回前
の探知範囲である扇形iの頂点位置を(0,Yi 、Z
i )で表す。またそのときの船の進行方向のZ軸に対
する角度をφ8とする。
前の送信による探知範囲を扇形iで示している。1回前
の探知範囲である扇形iの頂点位置を(0,Yi 、Z
i )で表す。またそのときの船の進行方向のZ軸に対
する角度をφ8とする。
扇形上の位置を示すために、極座標(r、 θ)を用
いる。このとき扇形状の位置(r、 θ)と表示画面
上の表示位置(x、 y)の関係は下記の(9)、
01式で表される。尚、θは真下方向から右舷側をプラ
スとする。
いる。このとき扇形状の位置(r、 θ)と表示画面
上の表示位置(x、 y)の関係は下記の(9)、
01式で表される。尚、θは真下方向から右舷側をプラ
スとする。
X = r cos θ °“−−(61Y=rsin
θ’ cosφ、 + y 、 −・−(71Z=
rsinθ・sinφ、 + Z、 −48)+41
. +51式に+61. fil、 +81式を代入し
てx=a、’r’cosθ−a、−X、、+a、・r・
sinθ・sinφ+ + a Z ・Zi +Mo
’−491y=a3 1r ′sin θ’ cos
φi + a 3 1Y l+N/2−・・Ql 次に上記(9)、01式のY、、Z、、 φ、を求め
る方法について述べる。
θ’ cosφ、 + y 、 −・−(71Z=
rsinθ・sinφ、 + Z、 −48)+41
. +51式に+61. fil、 +81式を代入し
てx=a、’r’cosθ−a、−X、、+a、・r・
sinθ・sinφ+ + a Z ・Zi +Mo
’−491y=a3 1r ′sin θ’ cos
φi + a 3 1Y l+N/2−・・Ql 次に上記(9)、01式のY、、Z、、 φ、を求め
る方法について述べる。
これらの値yt 、Z、、 φ、は船の移動に伴う、
基準位置(例えば今回位置または前回位置)に対する過
去の位置の相対位置変化量である。各値を求めるために
は船の位置を測定するための船位測定器および進路を求
めるためのコンパスが必要である。船位測定器としては
NN5S、 ロラン。
基準位置(例えば今回位置または前回位置)に対する過
去の位置の相対位置変化量である。各値を求めるために
は船の位置を測定するための船位測定器および進路を求
めるためのコンパスが必要である。船位測定器としては
NN5S、 ロラン。
オメガ、対地速度計(コンパスとともに用いる)等があ
り、コンパスとしてはジャイロコンパスや磁気コンパス
がある。ここでは対地速度計であるドプラソナーとジャ
イロコンパスを使用する。今、第5図に示すように船位
を表すために(s、 u)座標を用いる。北方向をU
、東方向をSとする。船速をV、進行方向をωとし、第
5図の0′点をs−’−u座標の原点とし、0′点を船
が通過した時刻を基準として1時間後の船位(s、u)
は下向、ωは北に対する角度であり、ジャイロコンパス
により求められる。β1.β2は定数である。
り、コンパスとしてはジャイロコンパスや磁気コンパス
がある。ここでは対地速度計であるドプラソナーとジャ
イロコンパスを使用する。今、第5図に示すように船位
を表すために(s、 u)座標を用いる。北方向をU
、東方向をSとする。船速をV、進行方向をωとし、第
5図の0′点をs−’−u座標の原点とし、0′点を船
が通過した時刻を基準として1時間後の船位(s、u)
は下向、ωは北に対する角度であり、ジャイロコンパス
により求められる。β1.β2は定数である。
扇形iの送信時のs、u、 ωをSi、ui、 ω、と
し、扇形Oの送信時のそれを5O1u11+ ω。とす
る。第6図にs−u座標とY−Z座標の関係と扇形iお
よび0の位置を示す。ム印が扇形iの、・印が扇形Oの
位置を示す。
し、扇形Oの送信時のそれを5O1u11+ ω。とす
る。第6図にs−u座標とY−Z座標の関係と扇形iお
よび0の位置を示す。ム印が扇形iの、・印が扇形Oの
位置を示す。
s−u座標を・印まで平行移動した座標をS′−u’座
標としたとき・、ム印のs’−u′座標上の位置は、 ・印 (0,O) ム印(St −8o + ut ’o )となる。こ
のs’−u’座標をω。回転させた座標がy−z座標で
あるから、 Yas’cosωo+u’sinω、 −(13)Z
=−s ’sin ω。十u ’cos ω、 目(1
4)(13) 、 (14)式に” ’ −” r
−3O+ u ’ ” u i −uoを代入して Yi =(si ”o ) ’Cosω6 +(
ut uo) ・sinω。 −一−−・−(1
5)Z、”” (si so ) ・Sln
ω@ + (u、〜uo) ・cosω。 −一−(
16)これによりSi、ui とYi、Z、の関係が求
められた。一方、φ、はω。とω、の差であるから φ正 =ω1−ω。 −−−−−〜(17)となる。
標としたとき・、ム印のs’−u′座標上の位置は、 ・印 (0,O) ム印(St −8o + ut ’o )となる。こ
のs’−u’座標をω。回転させた座標がy−z座標で
あるから、 Yas’cosωo+u’sinω、 −(13)Z
=−s ’sin ω。十u ’cos ω、 目(1
4)(13) 、 (14)式に” ’ −” r
−3O+ u ’ ” u i −uoを代入して Yi =(si ”o ) ’Cosω6 +(
ut uo) ・sinω。 −一−−・−(1
5)Z、”” (si so ) ・Sln
ω@ + (u、〜uo) ・cosω。 −一−(
16)これによりSi、ui とYi、Z、の関係が求
められた。一方、φ、はω。とω、の差であるから φ正 =ω1−ω。 −−−−−〜(17)となる。
以上によって式(15)〜(17)から今回位置(基準
位置を今回位置とする)に対する過去の各位置のそれぞ
れの相対位置変化量Y、、Z、、 φ、を求め、これ
らの値を式(9)、α〔に代入して表示画面の座標x、
yを求めれば、船の移動に伴う水中状態を表示画面上に
立体的に表示することができる。
位置を今回位置とする)に対する過去の各位置のそれぞ
れの相対位置変化量Y、、Z、、 φ、を求め、これ
らの値を式(9)、α〔に代入して表示画面の座標x、
yを求めれば、船の移動に伴う水中状態を表示画面上に
立体的に表示することができる。
尚、上記においてはXgoを真下の海底深度として表示
画面上にプロットしているため、このプロット位置の変
化から航跡を知ることができる。このプロット位置は必
ずしも船の真下の海底深度でなくてもよく、任意の深度
X、でもよい。
画面上にプロットしているため、このプロット位置の変
化から航跡を知ることができる。このプロット位置は必
ずしも船の真下の海底深度でなくてもよく、任意の深度
X、でもよい。
(e)発明の構成
第1図はこの発明の構成図である。
船底に取り付けられる振動子群2は送信器3からの送信
パルスを受けて海底に第2図に示す扇形ビームの超音波
パルスを発射するとともに、その反射信号を受信してA
/D変換器4に導く、A/D変換されたデータは切換器
5を介してメモリ6に導かれる。メモリ6は船の移動に
伴う今回位置および前回を含む過去の位置での超音波反
射信号のA/D変換値を記憶する。即ち、第一回目の超
音波パルスに対する受信データをメモリ6aで記憶し、
第二回目の超音波パルスに対する受信データをメモリ6
bに記憶し、さらに第三回目の超音波パルスに対する受
信データをメモリ6Cに記憶する。このようにしてn回
の超音波パルスに対するそれぞれの受信データを各メモ
リに記憶していく。
パルスを受けて海底に第2図に示す扇形ビームの超音波
パルスを発射するとともに、その反射信号を受信してA
/D変換器4に導く、A/D変換されたデータは切換器
5を介してメモリ6に導かれる。メモリ6は船の移動に
伴う今回位置および前回を含む過去の位置での超音波反
射信号のA/D変換値を記憶する。即ち、第一回目の超
音波パルスに対する受信データをメモリ6aで記憶し、
第二回目の超音波パルスに対する受信データをメモリ6
bに記憶し、さらに第三回目の超音波パルスに対する受
信データをメモリ6Cに記憶する。このようにしてn回
の超音波パルスに対するそれぞれの受信データを各メモ
リに記憶していく。
それぞれのメモリは一回の送信器の全探知データを記憶
することができる容量を有し、さらに探知信号強度を複
数段階に分割して記憶することができる。メモリ6の記
憶データは色変換ROM7を介してCRT8に表示され
る。色変換ROM7は各メモリに記憶されている受信デ
ータを探知信号の強度に応じて所定の色データに変換す
る。
することができる容量を有し、さらに探知信号強度を複
数段階に分割して記憶することができる。メモリ6の記
憶データは色変換ROM7を介してCRT8に表示され
る。色変換ROM7は各メモリに記憶されている受信デ
ータを探知信号の強度に応じて所定の色データに変換す
る。
CP(クロックパルス)回路9は分周回路10にクロッ
クパルスを供給する。分周回路10は送信器3に対して
送信同期パルスを供給し、さらにn進カウンタ11に対
して送信同期パルスを供給する。n進カウンタ11のn
はメモリ回路6のメモリの数に一致し、カウントアンプ
の毎に書込みメモリを切り換えていく。またカウンタ1
1の出力でR/W信号(リードライト信号)が形成され
メモリ回路6に供給される。このR/W信号によって複
数のメモリのうち一つだけが書込みモードに設定され、
且つ他のメモリが読み出しモードに設定される。メモリ
回路6にはさらに分周回路lOからr信号およびθ′信
号が供給される。各メモリは第7図に示すようにr (
距離)方向にR+1、θ′ (角度)方向にに+1の(
R+1)X(k+1)XI (ビット)の容量を備え
ている。したがって、分周回路10から供給されるr信
号およびθ′信号によってメモリが走査されていくこと
になる。尚、θとθ′の関係は次のようになる(第4図
参照)。
クパルスを供給する。分周回路10は送信器3に対して
送信同期パルスを供給し、さらにn進カウンタ11に対
して送信同期パルスを供給する。n進カウンタ11のn
はメモリ回路6のメモリの数に一致し、カウントアンプ
の毎に書込みメモリを切り換えていく。またカウンタ1
1の出力でR/W信号(リードライト信号)が形成され
メモリ回路6に供給される。このR/W信号によって複
数のメモリのうち一つだけが書込みモードに設定され、
且つ他のメモリが読み出しモードに設定される。メモリ
回路6にはさらに分周回路lOからr信号およびθ′信
号が供給される。各メモリは第7図に示すようにr (
距離)方向にR+1、θ′ (角度)方向にに+1の(
R+1)X(k+1)XI (ビット)の容量を備え
ている。したがって、分周回路10から供給されるr信
号およびθ′信号によってメモリが走査されていくこと
になる。尚、θとθ′の関係は次のようになる(第4図
参照)。
θ=θ′−に/2
ドブランナー12およびジャイロ13の出力は位置、進
路判別回路14に導かれ、ここで(s。
路判別回路14に導かれ、ここで(s。
U)座標の位置および進路が判別される。その位置、進
路データは相対位置変化量算出回路15に導かれる。相
対位置変化量算出回路15では、このデータとともにカ
ウンタ11の出力、r信号および海底判別器16からの
信号Bを入力データとして取り込む。この相対位置変化
量算出回路15はn個のランチ回路を備え、各ランチ回
路において今回および前回を含む過去の位置、進路デー
タと各回での船の真下の海底深度データをランチする。
路データは相対位置変化量算出回路15に導かれる。相
対位置変化量算出回路15では、このデータとともにカ
ウンタ11の出力、r信号および海底判別器16からの
信号Bを入力データとして取り込む。この相対位置変化
量算出回路15はn個のランチ回路を備え、各ランチ回
路において今回および前回を含む過去の位置、進路デー
タと各回での船の真下の海底深度データをランチする。
これらのデータから基準位置に対する過去の各位置での
相対位置変化量を求め、座標変換回路17に出力する。
相対位置変化量を求め、座標変換回路17に出力する。
座標変換回路17では相対位置変化量算出回路15から
得られた相対位置変化量と、CRT8の表示画面の表示
位置を示すx、 yデータと、定数ΔX、ΔY、ΔZ
(式(1)〜(3)式を参照)から表示画面座標(X、
y)をメモリの座標(r、 θ′)に変換し、メ
モリ回路6に対して読み出しアドレス信号としてr、1
.07の信号を出力する。尚、相対位置変化量算出回路
15では相対位置変化量を求めるための基準位置を前回
位置としている。即ち、前回の超音波パルス発射位置を
基準位置とし、この位置に対する過去の各位置の相対位
置変化量を求めるようにしている。
得られた相対位置変化量と、CRT8の表示画面の表示
位置を示すx、 yデータと、定数ΔX、ΔY、ΔZ
(式(1)〜(3)式を参照)から表示画面座標(X、
y)をメモリの座標(r、 θ′)に変換し、メ
モリ回路6に対して読み出しアドレス信号としてr、1
.07の信号を出力する。尚、相対位置変化量算出回路
15では相対位置変化量を求めるための基準位置を前回
位置としている。即ち、前回の超音波パルス発射位置を
基準位置とし、この位置に対する過去の各位置の相対位
置変化量を求めるようにしている。
次に上記の構成からなる水中探知装置の動作を説明する
。
。
まず第一回目の超音波パルスが振動子群2から発射され
ると切換器5がθ′信号を受けて振動子を切り換えてい
く。また第一回目の送信パルスであるため、カウンタ1
1は1を計数しメモリ回路6のメモリ6aを書込みモー
ドに設定する。これによってに個の振動子からなる振動
子群2からの受信信号はA/D変換後、メモリ6aに順
に記憶されていく。記憶の仕方は、第7図においてθ′
力方向走査をr方向に進ませることで行う。前述のよう
に各メモリは一回の送信器の全探知信号を記憶できる容
量を有するとともに、各受信データの強度1を記憶でき
る枚数を備えている。−回の超音波受信信号中に、k/
2の振動子が、即ち振動子群の中央位置の振動子が海底
からの反射信号を受信すると海底判別器16が海底を判
別し、そのときの海底判別パルスBを相対位置変化量算
出回路15に供給する。また図示しない回路によって、
この海底判別パルスBが出力されたときメモIJ 6
aに記憶される船舶直下の受信データ(海底深度データ
)を一定の強度に設定する。
ると切換器5がθ′信号を受けて振動子を切り換えてい
く。また第一回目の送信パルスであるため、カウンタ1
1は1を計数しメモリ回路6のメモリ6aを書込みモー
ドに設定する。これによってに個の振動子からなる振動
子群2からの受信信号はA/D変換後、メモリ6aに順
に記憶されていく。記憶の仕方は、第7図においてθ′
力方向走査をr方向に進ませることで行う。前述のよう
に各メモリは一回の送信器の全探知信号を記憶できる容
量を有するとともに、各受信データの強度1を記憶でき
る枚数を備えている。−回の超音波受信信号中に、k/
2の振動子が、即ち振動子群の中央位置の振動子が海底
からの反射信号を受信すると海底判別器16が海底を判
別し、そのときの海底判別パルスBを相対位置変化量算
出回路15に供給する。また図示しない回路によって、
この海底判別パルスBが出力されたときメモIJ 6
aに記憶される船舶直下の受信データ(海底深度データ
)を一定の強度に設定する。
メモリ6aに対する書込みをすべて終了すると送信器3
に対して二回目の送信同期パルスが供給され、振動子群
2から二回目の超音波パルスが発射される。またカウン
タ11がカウントアツプされ、メモリ回路6ではメモリ
6bが書込みモードに設定される。また前回書き込んだ
メモリ6aは読み出しモードに設定される。
に対して二回目の送信同期パルスが供給され、振動子群
2から二回目の超音波パルスが発射される。またカウン
タ11がカウントアツプされ、メモリ回路6ではメモリ
6bが書込みモードに設定される。また前回書き込んだ
メモリ6aは読み出しモードに設定される。
同じようにして、メモリ6bにも二回目の受信データが
記憶されていく。また二回目の位置の船舶直下の海底深
度データも一定の強度に設定される。一方、相対位置変
化量算出回路15では前回位置、即ち第一回目の超音波
パルスが発射された位置での位置SI+ulおよび進路
ω1と船舶直下を海底深度X□を第一回目の海底判別パ
ルスB。
記憶されていく。また二回目の位置の船舶直下の海底深
度データも一定の強度に設定される。一方、相対位置変
化量算出回路15では前回位置、即ち第一回目の超音波
パルスが発射された位置での位置SI+ulおよび進路
ω1と船舶直下を海底深度X□を第一回目の海底判別パ
ルスB。
でラッチしている。即ち、メモリ6bが書込みモ−ドに
設定された場合、相対位置変化量算出回路15では前回
位置での船舶直下の海底深度データXll+とその位I
S 1+ u + とその前回位置での進路ω1を
ラッチしている。
設定された場合、相対位置変化量算出回路15では前回
位置での船舶直下の海底深度データXll+とその位I
S 1+ u + とその前回位置での進路ω1を
ラッチしている。
メモリ6bに対する書込みが終了し、送信器3に対して
三回目の送信同期パルスが与えられるとカウンタ11が
カウントアツプし、今度はメモリ6cが書込みモードに
設定され、メモリ6a16bが読み出しモードに設定さ
れる。また相対位置変化量算出回路15では、既にラッ
チされているデータが前々回のデータとなり新たに前回
位置での船舶直下海底深度データxB0、その位置S。
三回目の送信同期パルスが与えられるとカウンタ11が
カウントアツプし、今度はメモリ6cが書込みモードに
設定され、メモリ6a16bが読み出しモードに設定さ
れる。また相対位置変化量算出回路15では、既にラッ
チされているデータが前々回のデータとなり新たに前回
位置での船舶直下海底深度データxB0、その位置S。
。
uoおよびその位置での進路ω。がラッチされる。即ち
、メモリ6Cに受信データが記憶されているときには相
対位置変量算出回路15には前回位置に対応する各デー
タと前々回位置に対する各データがラッチされているこ
とになる。
、メモリ6Cに受信データが記憶されているときには相
対位置変量算出回路15には前回位置に対応する各デー
タと前々回位置に対する各データがラッチされているこ
とになる。
前記相対位置変化量算出回路15において、上記の動作
によって少なくとも前回位置に対する各データと、前々
回位置に対する各データとがラッチされると、前回位置
を基準位置としてその基準位置に対する過去の位置の相
対位置変化量が算出される。ランチされるデータが三種
類ある場合には、前回位置を基準位置として前々回位置
およびさらにその前回位置の相対位置変化量が算出され
る。相対位置変化量は式(15)〜(17)によって求
められる。そして、この相対位置変化量を座標変換回路
17が受けると、その変化量に基づいて表示画面座標(
X、 y)をメモリ座標(r、 θ゛)に変換する
。座標変換によって得られるアドレス信号r、、、θ7
はメモリ回路6に供給されるから、この信号が読み出し
モードに設定されているメモリに供給され、その記憶デ
ータが読み出されて色変換ROM7に出力されることに
なる。例えば、メモリ6Cが書込みモードに設定され、
メモリ6a、6bが読み出しモードに設定されるでいる
場合を考えると、座標変換回路17からのアドレス信号
r3.θ3はメモリ6aに供給され、アドレス信号rb
+ θ、はメモリ6bに供給される。アドレス信号r
m+ 03は入力する相対位置変化量が基準位置に対
する前々回の変化量である場合に出力される。またアド
レス信号rb+ θ、は入力する相対位置変化量が基
準位置に対する前回位置の相対位置変化量である場合に
出力される。このため、CRT8の表示画面にはメモリ
6aの記憶データとメモリ6bの記憶データとがずれて
表示されることになる。
によって少なくとも前回位置に対する各データと、前々
回位置に対する各データとがラッチされると、前回位置
を基準位置としてその基準位置に対する過去の位置の相
対位置変化量が算出される。ランチされるデータが三種
類ある場合には、前回位置を基準位置として前々回位置
およびさらにその前回位置の相対位置変化量が算出され
る。相対位置変化量は式(15)〜(17)によって求
められる。そして、この相対位置変化量を座標変換回路
17が受けると、その変化量に基づいて表示画面座標(
X、 y)をメモリ座標(r、 θ゛)に変換する
。座標変換によって得られるアドレス信号r、、、θ7
はメモリ回路6に供給されるから、この信号が読み出し
モードに設定されているメモリに供給され、その記憶デ
ータが読み出されて色変換ROM7に出力されることに
なる。例えば、メモリ6Cが書込みモードに設定され、
メモリ6a、6bが読み出しモードに設定されるでいる
場合を考えると、座標変換回路17からのアドレス信号
r3.θ3はメモリ6aに供給され、アドレス信号rb
+ θ、はメモリ6bに供給される。アドレス信号r
m+ 03は入力する相対位置変化量が基準位置に対
する前々回の変化量である場合に出力される。またアド
レス信号rb+ θ、は入力する相対位置変化量が基
準位置に対する前回位置の相対位置変化量である場合に
出力される。このため、CRT8の表示画面にはメモリ
6aの記憶データとメモリ6bの記憶データとがずれて
表示されることになる。
以上の動作により表示画面には、第3図に示すような海
底の変化と船舶直下の海底深度が立体的に表示されてい
く。
底の変化と船舶直下の海底深度が立体的に表示されてい
く。
([1発明の効果
以上のようにこの発明によれば、船速および進行方向を
考慮した探知信号の時間的経過が立体的に表示されるた
め、魚群や海底等の状態を素早く、且つ正確に把握する
ことができる。
考慮した探知信号の時間的経過が立体的に表示されるた
め、魚群や海底等の状態を素早く、且つ正確に把握する
ことができる。
(g)実施例
第8図は上記水中探知装置の具体例を示している。本実
施例は下記の条件下で構成される。
施例は下記の条件下で構成される。
+11表示画面には過去二回の探知信号が表示されるも
のとする。
のとする。
(2)Δθ == 111とする。
(3)メモリへの探知信号の取り込みは1m毎とする。
(4)各小ビーム(Δθ□×ΔθV)は一つの振動子で
形成される。(実際には複数の振動子によりディレー回
路等を用いて形成されるが、ここでは一つの振動子で形
成されるものとする。)振動子群2のに+1個の振動子
はそれぞれが予め定められた方向に送信器3により同時
に超音波パルスを水中に発射する。発射された超音波パ
ルスは魚群や海底等の物体により反射され、探知信号と
してそれぞれが予め定められた指向方向を有するに+1
個の振動子で受信される。
形成される。(実際には複数の振動子によりディレー回
路等を用いて形成されるが、ここでは一つの振動子で形
成されるものとする。)振動子群2のに+1個の振動子
はそれぞれが予め定められた方向に送信器3により同時
に超音波パルスを水中に発射する。発射された超音波パ
ルスは魚群や海底等の物体により反射され、探知信号と
してそれぞれが予め定められた指向方向を有するに+1
個の振動子で受信される。
各振動子で受信された探知信号はに+1個のプリアンプ
群20で増幅された後、切換器5でθ′カウンタ22の
計数値により順次A/D変換器4に送り込まれる。
群20で増幅された後、切換器5でθ′カウンタ22の
計数値により順次A/D変換器4に送り込まれる。
前記θ′カウンタ22は分周器23の出力パルスを計数
するに+1進アンプカウンタである。分周器23はcp
iooのクロックを針数し、その出力パルス周波数はC
/2X (k+1)(H2)である(Cは音速(m/s
ec ) )。またθ′カウンタ22の出力パルスはr
カウンタ21に供給される。rカウンタ21はR+1進
アップカウンタである。尚、θ′カウンタ22およびr
カウンタ21は第7図に示すようにメモリの書込みアド
レスを指定する。またθ(第4図参照)とθ′との関係
はθ=θ’−に/2である。
するに+1進アンプカウンタである。分周器23はcp
iooのクロックを針数し、その出力パルス周波数はC
/2X (k+1)(H2)である(Cは音速(m/s
ec ) )。またθ′カウンタ22の出力パルスはr
カウンタ21に供給される。rカウンタ21はR+1進
アップカウンタである。尚、θ′カウンタ22およびr
カウンタ21は第7図に示すようにメモリの書込みアド
レスを指定する。またθ(第4図参照)とθ′との関係
はθ=θ’−に/2である。
A/D変換器4によりデジタル化された探知信号はメモ
リ6a、6b、6cに送り込まれる。メモリ6a〜6c
はそれぞれ第7図に示すようにr(距1111)方向に
R+1、θ (角度)方向にに+1の(R+l)x
(k+]、)xi (ビット)の容量ををし、それぞ
れ−回の送信骨の全探知信号を記憶することができる。
リ6a、6b、6cに送り込まれる。メモリ6a〜6c
はそれぞれ第7図に示すようにr(距1111)方向に
R+1、θ (角度)方向にに+1の(R+l)x
(k+]、)xi (ビット)の容量ををし、それぞ
れ−回の送信骨の全探知信号を記憶することができる。
尚、■は探知信号強度を2′段階に分割して記憶するこ
とを示す。
とを示す。
3進カウンタ11はrカウンタ21から出力される送信
同期パルスを計数し、その計数出力を切換器40に出力
している。切換器40は3進カウンタ11の計数値に応
じて書込みモードに設定されるメモリを切り換えていく
。例えば、計数値が0の場合はメモリ6aが書込みモー
ドに設定され、lの場合はメモリ6bが書込みモードに
設定される。書込みモードに設定されたメモリ以外のメ
モリは読み出しモードに設定されることになる。
同期パルスを計数し、その計数出力を切換器40に出力
している。切換器40は3進カウンタ11の計数値に応
じて書込みモードに設定されるメモリを切り換えていく
。例えば、計数値が0の場合はメモリ6aが書込みモー
ドに設定され、lの場合はメモリ6bが書込みモードに
設定される。書込みモードに設定されたメモリ以外のメ
モリは読み出しモードに設定されることになる。
ここでメモリ回路を三個のメモリで構成しているのは、
表示画面に表示する探知信号を過去二回分としているた
めで、読み出しモードに設定されているメモリの記憶内
容が過去二回分の探知信号として表示される。メモリが
三個であるからカウンタ11も3進のものが使用される
。図では3進カウンタ11の計数値が2の場合を示して
いる。即ち、メモリ6a、6bが読み出しモードに設定
され、メモリ6Cが書込みモードに設定されている。こ
の場合、メモリ6Cには探知信号が記憶されつつあり、
メモリ6a、6bに記憶されている探知信号はCRTI
IOに表示される。
表示画面に表示する探知信号を過去二回分としているた
めで、読み出しモードに設定されているメモリの記憶内
容が過去二回分の探知信号として表示される。メモリが
三個であるからカウンタ11も3進のものが使用される
。図では3進カウンタ11の計数値が2の場合を示して
いる。即ち、メモリ6a、6bが読み出しモードに設定
され、メモリ6Cが書込みモードに設定されている。こ
の場合、メモリ6Cには探知信号が記憶されつつあり、
メモリ6a、6bに記憶されている探知信号はCRTI
IOに表示される。
海底判別器16の出力パルスでセットされるフリップフ
ロップ24および切換器25は海底上に航跡を書き込む
ための回路である。フリップフロップ24は海底判別パ
ルスでセットされ、このセントされている開切換器25
はに/2振動子の探知信号の代わりにVつを切換器5の
に/2端子に接続する。これにより、θ′カウンタ22
の計数値かに/2になったとき■、の電圧がA/D変換
器4を通してメモリに記憶される。■1の電圧値は探知
信号の電圧の最高値より大きく設定されているため、色
変換ROM7を通してCRTI 10上で探知信号と異
なる色で表示される。尚、比較器26はθ′カウンタ2
2の計数値かに/J+1になったとき、フリップフロッ
プ24をリセフトするためのものである。
ロップ24および切換器25は海底上に航跡を書き込む
ための回路である。フリップフロップ24は海底判別パ
ルスでセットされ、このセントされている開切換器25
はに/2振動子の探知信号の代わりにVつを切換器5の
に/2端子に接続する。これにより、θ′カウンタ22
の計数値かに/2になったとき■、の電圧がA/D変換
器4を通してメモリに記憶される。■1の電圧値は探知
信号の電圧の最高値より大きく設定されているため、色
変換ROM7を通してCRTI 10上で探知信号と異
なる色で表示される。尚、比較器26はθ′カウンタ2
2の計数値かに/J+1になったとき、フリップフロッ
プ24をリセフトするためのものである。
符号41〜82で示す各要素は第1図の相対位置変化量
算出回路15を構成する。また符号33〜38で示す各
要素は第1図の位置、進路判別回路14を構成する。位
置、進路判別回路14は積算回路35,36、乗算器3
7.38、ROM33.34で構成される。このうち積
算回路35゜36はそれぞれ二つのランチ回路と一つの
加算器と一つの分局器で構成され、CPlooの出力す
るパルスを分周し、分周器の出力するパルス周期毎に加
算を繰り返す。またROM33はジャイロ13の出力で
あるωからcosωを求め、ROM34はsin ωを
求める。ドツプラーソナー12は船速■を乗算器37.
38に出力する。以上の構成によって積算回路35は式
(11)に示す位置データSを出力し、積算回路36は
式(12)に示す位置データUを出力する。
算出回路15を構成する。また符号33〜38で示す各
要素は第1図の位置、進路判別回路14を構成する。位
置、進路判別回路14は積算回路35,36、乗算器3
7.38、ROM33.34で構成される。このうち積
算回路35゜36はそれぞれ二つのランチ回路と一つの
加算器と一つの分局器で構成され、CPlooの出力す
るパルスを分周し、分周器の出力するパルス周期毎に加
算を繰り返す。またROM33はジャイロ13の出力で
あるωからcosωを求め、ROM34はsin ωを
求める。ドツプラーソナー12は船速■を乗算器37.
38に出力する。以上の構成によって積算回路35は式
(11)に示す位置データSを出力し、積算回路36は
式(12)に示す位置データUを出力する。
相対位置変化量算出回路15は切換器41〜45とラン
チ50〜61と減算器70〜78とROM80〜82と
で構成される。切換器41はランチ50〜61のラッチ
パルスを形成する。ラッチパルスは海底判別パルスを利
用している。3進カウンタ11がOの場合は上段のラッ
チ群、即ち50.53.56.59にランチパルスが送
られる。カウンタ11の計数値力月の場合は中段のラッ
チ群、即ちランチ51,54.57.60にラッチパル
スが送られる。またカウンタ11の計数値が2の場合は
下段のランチ群、即ちラッチ52゜55.58.61に
ランチパルスが送られる。尚、ラッチパルスは前述のよ
うに海底判別パルスとしているために船舶直下の海底が
探知されたとき各データがランチされることになる。
チ50〜61と減算器70〜78とROM80〜82と
で構成される。切換器41はランチ50〜61のラッチ
パルスを形成する。ラッチパルスは海底判別パルスを利
用している。3進カウンタ11がOの場合は上段のラッ
チ群、即ち50.53.56.59にランチパルスが送
られる。カウンタ11の計数値力月の場合は中段のラッ
チ群、即ちランチ51,54.57.60にラッチパル
スが送られる。またカウンタ11の計数値が2の場合は
下段のランチ群、即ちラッチ52゜55.58.61に
ランチパルスが送られる。尚、ラッチパルスは前述のよ
うに海底判別パルスとしているために船舶直下の海底が
探知されたとき各データがランチされることになる。
上記ランチ群の中でランチ50〜52には海底深度が供
給される。本例ではメモリへの探知信号の取り込みを1
m毎としているため、海底深度は海底判別パルスが出力
さたときのrカウンタ計数値で与えられる。したがって
、ランチ50〜52にはrカウンタの計数値を接続して
いる。
給される。本例ではメモリへの探知信号の取り込みを1
m毎としているため、海底深度は海底判別パルスが出力
さたときのrカウンタ計数値で与えられる。したがって
、ランチ50〜52にはrカウンタの計数値を接続して
いる。
ランチ53〜55には積算回路35の出力値であるSが
導かれる。ランチ56〜58には積算回路36の出力値
であるUが導かれる。またランチ59〜61にはジャイ
ロ13の出力値であるωが導かれる。以上の構成によっ
て上段、中段、下段のそれぞれのランチ群の何れかに海
底判別パルスが出力されたときXB 、 s、、
u、 ωの各値が記憶されることになる。例えば図示す
るように3進カウンタ11の計数値が2のときは、ラッ
チ52にX、が、55にSが、58にUが、61にωが
記憶される。
導かれる。ランチ56〜58には積算回路36の出力値
であるUが導かれる。またランチ59〜61にはジャイ
ロ13の出力値であるωが導かれる。以上の構成によっ
て上段、中段、下段のそれぞれのランチ群の何れかに海
底判別パルスが出力されたときXB 、 s、、
u、 ωの各値が記憶されることになる。例えば図示す
るように3進カウンタ11の計数値が2のときは、ラッ
チ52にX、が、55にSが、58にUが、61にωが
記憶される。
前記切換器43〜45および減算器70〜78は式1:
15) 、 (16) 、 (17)に必要な5i−s
o、ui −u6. ω、−ω。を求めるための回路で
ある。今、図示するように3進カウンタ11の計数値が
2のときを考える。この場合、ランチ50.53゜56
.59にはそれぞれ前々回の位置のデータであるXBI
+ SI + uI + ω1が記憶される。ま
たラッチ51,54,57.60にはそれぞれ前回の位
置のデータであるXIO+ SO+ uO+ ω。
15) 、 (16) 、 (17)に必要な5i−s
o、ui −u6. ω、−ω。を求めるための回路で
ある。今、図示するように3進カウンタ11の計数値が
2のときを考える。この場合、ランチ50.53゜56
.59にはそれぞれ前々回の位置のデータであるXBI
+ SI + uI + ω1が記憶される。ま
たラッチ51,54,57.60にはそれぞれ前回の位
置のデータであるXIO+ SO+ uO+ ω。
が記憶されている。このとき、切換器42〜45は加算
器46によって3進カウンタ11の計数値が1引かれて
いるために2−1=1となって1を指している。したが
って、減算器70.73.76の出力にはそれぞれSl
So、IJl un、 ω1−ω。が出力さ
れる。また減算器71,74゜77の出力はそれぞれO
となる。
器46によって3進カウンタ11の計数値が1引かれて
いるために2−1=1となって1を指している。したが
って、減算器70.73.76の出力にはそれぞれSl
So、IJl un、 ω1−ω。が出力さ
れる。また減算器71,74゜77の出力はそれぞれO
となる。
ROM80〜82は弐(15) 、 (16)より’i
’、、z8を出力するための回路である。3進カウンク
11の計数値が2の場合、ROM80の出力はY1+
Zl となる。また、ROM81の出力はYo。
’、、z8を出力するための回路である。3進カウンク
11の計数値が2の場合、ROM80の出力はY1+
Zl となる。また、ROM81の出力はYo。
Zoとなるが、これらの値は0である。
尚、以上の相対位置変化量算出回路において、3進カウ
ンタ11の計数値が2の場合、ROM81の出力が基準
位置に対応する。
ンタ11の計数値が2の場合、ROM81の出力が基準
位置に対応する。
前記座標変換回路17は三個の座標変換器90〜92で
構成される。各座標変換器は表示画面上の位置x、
yに対する扇形上の位置r1 θを求めるための回路
である。式(91,001はr、θに対するx、yの関
係を示しているが、これらの弐から逆にx、yに対する
r、θを求めると、式(20) 、 (21%式% 第9図は上記式(20) 、 (21)からr、θを求
めるための座標変換器の構成図である。
構成される。各座標変換器は表示画面上の位置x、
yに対する扇形上の位置r1 θを求めるための回路
である。式(91,001はr、θに対するx、yの関
係を示しているが、これらの弐から逆にx、yに対する
r、θを求めると、式(20) 、 (21%式% 第9図は上記式(20) 、 (21)からr、θを求
めるための座標変換器の構成図である。
図示するように、この座標変換器はROM120と複数
の乗算および加算器121〜127で構成されている。
の乗算および加算器121〜127で構成されている。
この座標変換器は一つのROMで構成することも勿論で
きる。以上の構成の座標変換器を使用することにより、
ROM80〜82から出力される相対位置変化量y、、
z、、 φ盗に基づいて、本実施例ではさらに基準位
置の海底深度X、。にも基づいてメモリの座標(r、
θ)を表示画面座標(x、 y)に変換することが
できる。
きる。以上の構成の座標変換器を使用することにより、
ROM80〜82から出力される相対位置変化量y、、
z、、 φ盗に基づいて、本実施例ではさらに基準位
置の海底深度X、。にも基づいてメモリの座標(r、
θ)を表示画面座標(x、 y)に変換することが
できる。
座標変換されたrII (ra、rb+ r、)お
よびθ。(θ3.θ1.θe)はそれぞれメモリ6a、
5b、5cの読み出し用のアドレス端子に供給される。
よびθ。(θ3.θ1.θe)はそれぞれメモリ6a、
5b、5cの読み出し用のアドレス端子に供給される。
読み出しアドレス端子に接続されている加算器62〜6
4はθとθ′との関係(θ−に/2)を8周整するため
のものである。
4はθとθ′との関係(θ−に/2)を8周整するため
のものである。
前記メモリ6a〜6cの読み出しデータはROM7に出
力される。ROM7は各メモリからの出力信号をCRT
上で色に表示するために信号強度や色変換を行う回路で
ある。またそれとともにROM7はメモリ6a〜6Cの
信号の表示優先順位をも決定し、3進カウンタllの計
数値が2のときにはメモリ6bからの信号をメモリ6a
からの信号に優先して表示し、メモリ6Cからの信号は
全く表示しないようにしている。また105.106は
CRTIIOのX偏向コイル、X偏向コイルであり、1
03,104はそれぞれの偏向アンプ、102.101
はyカウンタ1 xカウンタである。このXカウンタ1
02.Xカウンタ101で表示画面上の座標(x、y)
を規定する。
力される。ROM7は各メモリからの出力信号をCRT
上で色に表示するために信号強度や色変換を行う回路で
ある。またそれとともにROM7はメモリ6a〜6Cの
信号の表示優先順位をも決定し、3進カウンタllの計
数値が2のときにはメモリ6bからの信号をメモリ6a
からの信号に優先して表示し、メモリ6Cからの信号は
全く表示しないようにしている。また105.106は
CRTIIOのX偏向コイル、X偏向コイルであり、1
03,104はそれぞれの偏向アンプ、102.101
はyカウンタ1 xカウンタである。このXカウンタ1
02.Xカウンタ101で表示画面上の座標(x、y)
を規定する。
以上の実施例では海底を基準とし、さらに海底上に航跡
を表示するようしているが、海底を基準としないで任意
の深度X、を基準とし、さらにX、のところに航跡を表
示するようにしてもよい。
を表示するようしているが、海底を基準としないで任意
の深度X、を基準とし、さらにX、のところに航跡を表
示するようにしてもよい。
この場合には、第8図の海底判別器16の代わりに、第
10図に示すように表示深度設定器200と比較器20
1を使用すればよい。
10図に示すように表示深度設定器200と比較器20
1を使用すればよい。
さらに第9図のROM120の代わりに、RAMとCP
Uを使用してもよい。第9図に示すようにROM120
には入力が非常に多いために、この回路構成では記憶容
量が非常に大きくなる。そこでRAMとcpuを使用し
、入力は時々刻々変化するx’、y′、 φ、のみと
し、ΔX、ΔY。
Uを使用してもよい。第9図に示すようにROM120
には入力が非常に多いために、この回路構成では記憶容
量が非常に大きくなる。そこでRAMとcpuを使用し
、入力は時々刻々変化するx’、y′、 φ、のみと
し、ΔX、ΔY。
ΔZが変化したときにΔX、ΔY、ΔZを用いてCPU
で計算し、RAMに入力する。これによってΔX、ΔY
、ΔZの入力がなくなるので、RAMの容量を小さくす
ることができる。勿論これによりΔX、ΔY、ΔZを変
化したときに計算のため時間を必要とする。さらに上記
相対位置変化量算出回路15をcpuおよびRAM、R
OMで構成すれば回路構成を非常に簡単にすることもで
きる。
で計算し、RAMに入力する。これによってΔX、ΔY
、ΔZの入力がなくなるので、RAMの容量を小さくす
ることができる。勿論これによりΔX、ΔY、ΔZを変
化したときに計算のため時間を必要とする。さらに上記
相対位置変化量算出回路15をcpuおよびRAM、R
OMで構成すれば回路構成を非常に簡単にすることもで
きる。
第1図は本発明に係る水中探知装置の構成図である。
第2図〜第6図は本発明の詳細な説明するための図であ
り、第2図は振動子群2から発射されるビームを示す図
、第3図は表示画面の一例を示す図、第4図は今回位置
と過去の任意の位置でのビームの移動状態を示す図、第
5図は座標(s、 u)での船の位置を示す図、第6
図はx−y−z座標とs−u座標との関係を示す図であ
る。 第7図はメモリの構成図である。 第8図(A)、(B)は上記水中探知装置の具体例を示
す図、第9図は座標変換器の具体的な回路図、第10図
は海底判別パルスに変えて任意の深度パルスを形成する
場合の回路例を示す図である。
り、第2図は振動子群2から発射されるビームを示す図
、第3図は表示画面の一例を示す図、第4図は今回位置
と過去の任意の位置でのビームの移動状態を示す図、第
5図は座標(s、 u)での船の位置を示す図、第6
図はx−y−z座標とs−u座標との関係を示す図であ
る。 第7図はメモリの構成図である。 第8図(A)、(B)は上記水中探知装置の具体例を示
す図、第9図は座標変換器の具体的な回路図、第10図
は海底判別パルスに変えて任意の深度パルスを形成する
場合の回路例を示す図である。
Claims (1)
- (1)広範囲方向からの超音波反射信号を受信して表示
する水中探知装置において、船の移動に伴う今回位置お
よび前回を含む過去の位置での超音波反射信号のA/D
変換値をそれぞれ記憶するメモリと、 船の移動に伴う基準位置に対する過去の各位置のそれぞ
れの相対位置変化量を求める手段と、前記メモリの座標
を前記相対位置変化量に基づいて表示画面座標に変換す
る座標変換手段とを備え、変換された座標によって前記
各メモリの記憶データを表示することを特徴とする水中
探知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59125706A JPS613080A (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | 水中探知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59125706A JPS613080A (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | 水中探知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS613080A true JPS613080A (ja) | 1986-01-09 |
JPH0434704B2 JPH0434704B2 (ja) | 1992-06-08 |
Family
ID=14916710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59125706A Granted JPS613080A (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | 水中探知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS613080A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1988001393A1 (en) * | 1986-08-12 | 1988-02-25 | William Abrams | Method for sonic analysis of an anomaly in a seafloor topographic representation |
JPH04285881A (ja) * | 1991-03-14 | 1992-10-09 | Kaijo Corp | 平均探知画像を形成するスキャンニングソナー |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5872076A (ja) * | 1981-10-26 | 1983-04-28 | Japan Radio Co Ltd | 海中映像の立体表示方式 |
JPS5879178A (ja) * | 1981-11-05 | 1983-05-12 | Japan Radio Co Ltd | 海底地図表示方式 |
-
1984
- 1984-06-18 JP JP59125706A patent/JPS613080A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5872076A (ja) * | 1981-10-26 | 1983-04-28 | Japan Radio Co Ltd | 海中映像の立体表示方式 |
JPS5879178A (ja) * | 1981-11-05 | 1983-05-12 | Japan Radio Co Ltd | 海底地図表示方式 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1988001393A1 (en) * | 1986-08-12 | 1988-02-25 | William Abrams | Method for sonic analysis of an anomaly in a seafloor topographic representation |
US4751645A (en) * | 1986-08-12 | 1988-06-14 | Abrams William R | Method for sonic analysis of an anomaly in a seafloor topographic representation |
JPH04285881A (ja) * | 1991-03-14 | 1992-10-09 | Kaijo Corp | 平均探知画像を形成するスキャンニングソナー |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0434704B2 (ja) | 1992-06-08 |
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