JPS61303A - 靴底 - Google Patents

靴底

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JPS61303A
JPS61303A JP59120952A JP12095284A JPS61303A JP S61303 A JPS61303 A JP S61303A JP 59120952 A JP59120952 A JP 59120952A JP 12095284 A JP12095284 A JP 12095284A JP S61303 A JPS61303 A JP S61303A
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polyol
prepolymer
polymer
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shoe sole
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JP59120952A
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相川 幸司
大谷 耕三
山田 慶男
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Toyo Tire Corp
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Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は靴底に関する。
(従来の技術) 従来、例えばスポーツシューズの靴底の材料としてジエ
ン系加硫ゴム又はポリウレタンが使用されている。しか
しジエン系加硫ゴムを用いる場合は生産性が低く、また
ポリツレタンのような発泡体が作りにくいため重いとい
ろ欠点がある。一方、従来のポリウレタンは常温でのi
t摩耗性は良好だが耐熱摩耗性が悪く、また比較的ザラ
ツキ摩耗には強いが、スベリ摩耗には弱い。従ってテニ
スシューズのような場合、比較的スムーズなテニスコー
ト面とポリウレタン靴底がプレーヤーの体重がかかった
状態でこすられ摩擦熱が発生し、そのためにポリウレタ
ンが軟化し摩耗し易くなる。またツエン系加硫ゴムを外
底に、ポリツレタンを中底に用いる場合は異種材料の接
着が難しく、バ7工程等が必要となり手間がかかる。
以上のようにスポーツシューズの靴底材料は厳しい摩耗
条件に耐え得ることが必要であるが、それと共に更に適
度な硬度、耐屈曲性も要求される。
スポーツシューズの靴底材料の軟化点とその耐摩耗性の
関係を調べてみると、高軟化点の材料程、耐摩耗性は良
好という傾向が認められる。
一般に高軟化、αのポリウレタン材料を得るには(1)
ポリイソシアネートと低分子量の鎖伸長剤の量を増し、
いわゆるハードセグメントの量を多くする。
(2) NCOIndexを1.0以上にしてアロファ
ネート又はビユレット結合を増す。
(3)2官能以上のポリオールを用いてポリウレタンに
1次網目を導入する等が考えられるが、(1)はハード
セグメント量を多くすると共に硬度も高くなり、(2)
、(3)の方法では耐屈曲性が低下する。
(発明が解決しようとする問題7α) 本発明の目的は適度な硬度を有し、耐屈曲性に優れ、且
つ熱摩耗やスベリ摩耗等の厳しい摩耗条件での@摩耗性
を兼ねそなえた靴底を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は 一般式(1) 一般式(If) [A:分子量400〜1ooooの0価のポリオキシア
ルキレンポリオールがら水酸基を除くことによって得ら
れる0価のポリオキシアルキレンポリオール残基 n:2〜8の整数 に: 平均値であって、0≦x<(n  1’)ノfl
(y:平均値であって、0.05≦y<1の数1で表わ
されるポリエーテルポリオール誘導体とポリインシアネ
ートの反応より得られる重合体を包含するポリ(ウレタ
ン)ウレア(アミド)系重合体を靴底材料の主成分とす
る靴底、に係る。
本発明の一般式(−I )のポリエーテルポリオール誘
導体は例えば特願昭57−165447号に記載され、
分子量400〜10000の0価のポリオキシアルキレ
ンポリオールとアミ7安息香酸フルキルエステル、をエ
ステル交換反応させて脱アルコールする方法等により得
られる。上記において0価のポリオキシアルキレンポリ
オール1モルに対して0.125n〜1.2nモルのア
ミ7安息香酸アルキルエステルを使用するのが好適であ
る。
この方法により得られるポリエーテルポリオール誘導体
H)は、末端水酸基が全てアミ7基に変換されたエステ
ル化体、または一部未反応の水酸基が残存した部分エス
テル化体であっても良く、エステル化率即ちアミン転化
率の程度は広い範囲に亘ることが可能で、好ましいアミ
ン転化率は約50〜100%である。
本発明の一般式(If)のポリエーテルポリオール誘導
体は例えば特願昭59−66599号に記載され、n価
のポリオキシアルキレンポリオールと7ミノ安息香酸を
脂肪族アルコールの存在下に反応させることにより得ら
れる。上記においてn価のポリオキシアルキレンポリオ
ール1モルに対してアミ7安息香酸0.125n〜20
モル、好ましくは0.5n〜2nモルを、0.125n
〜30n当量の脂肪族アルコールの存在下に反応させる
のが好適である。
この方法により得られるポリエーテルポリオール誘導体
(II)は末端水酸基が全てアミノ基に変換されたエス
テル化体、または一部未反応の水酸基が残存した部分エ
ステル化体であり、且つ末端の7ミ7フエニル基に隣接
して芳香族アミド基を含有する。エステル化率即ちアミ
ン転化率及びアミド化率の程度は広い範囲に亘ることが
可能で、好ましくはアミン転化率が約50〜100%で
あって、且ツアミノフェニル基に隣接したアミド基は末
端I         アミ7基に対して10〜50%
が好まい1゜本発明において■いちれる好適なポリオキ
シアルキレンポリオールとしては、水、低分子量ポリオ
ール、低分子量アミン等の適当な開始剤の存在下にエチ
レンオキシド、プロピレンオキシド、テトラヒドロ7ラ
ンなどのフルキレンオキシドの1種又はそれ以上を任意
の順序で付加重合した2〜8価の分子j1400〜10
000のポリエーテルポリオールを挙げることかでか、
これらは公知の方法により得ることができる。
上記の開始剤として適当な低分子量ポリオールとしては
、例えばエチレングリコール、プロピレングリコール、
1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、
グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリ
トール、ソルビトール、シュクロース、ハイドロキノン
、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン等
が挙げられ、また低分子量アミンとしてはメチルアミン
、ブチ° ルアミン、エチレンシアミン、アニリン、ト
リレンジアミン等が挙げられ、エタノールアミン、ノエ
タノールアミン、トリエタノールアミンなどのアルカフ
ールアミンも用いることができる。
本発明で用いられるアミノ安息香酸はオルト、メタ又は
パラアミノ安息香酸のいずれでも良い。
またアミ7安息香酸アルキルエステノーとしてはアミ7
安息香酸のメチル、エチル、イソプロピル、■−プロピ
ル、イソブチル、n−ブチル、t−ブチル、イソアミル
エステル等が例示でき、これらのうちメチル及びエチル
エステルが特に好適である。
本発明に用いられる脂肪族アルコールとしては各種のも
のを例示でき、その好ましいものとして例えばメタノー
ル、エタノール、プロパ/−ル、  、ブタノール、ヘ
キサ/−ル、オクタ7−ル、シクロブタノール、シクロ
ペンタノール、シクロへブタ/−ル等の炭素数1〜8の
鎖状もしくは環状のモノアルコール、エチレングリフー
ル、プロパンツオール、ブタンジオール、ヘキサンジオ
ール、ヘプタンジオール等の炭素数2〜8のジオールな
どを挙げることができる。又、2−ブトキシェタノール
、2−エトキシエタノールなどのセロソルブ類も好適で
ある。
本発明において用いられるポリイソシアネ・−トは、ポ
リウレタン化学において公知のいかなるポリイソシアネ
ートであってよく、例えば、ヘキサメチレンジイソシア
ネート、インホロンジイソシアネート、4.4’−ジシ
クロへキシルメタンジイソシアネート、2.4− )リ
レンジイソシアネート(2,4−T D I )、2.
8−)リレンノイソシアネー) (2,6−TD I 
)、4,4゛−ジフェニルメタンジイソシアネート(M
DI)、カーポジイミド変性MDI、ポリメチレンポリ
フェニルポリイソシアネート(PAPI)、オルトトル
イジンジイソシアネート(TODI)、ナフチレンジイ
ソシアネート(MDI)、Nシリレンジインシアネート
(XDI)などが挙げられ、1種又は2種以上を用いる
ことができる。中でも、好ましいポリイソシアネートは
、2.47TD T 、 2..6−TD I 、  
MD I 、  カーポジイミド変性MDI、PAPI
、TODI。
NDIなどである。
、  本発明においては上記の各成分を使用して目的と
するポリ(ウレタン)ウレア(アミド)系重合体を得る
ことができるが、その際に鎖伸長剤及び/又は長鎖のポ
リオールを必要に応じて使用することができる。鎖伸長
剤としては、例えば分子量400以下の2〜4官能性の
ポリオール及び分子量400以下の1級又は2級の末端
アミ7基を有するジアミン類が挙げられる。適当な鎖伸
長剤としては例えば、 (、)  エチレングリコール、ノエチレングリコール
、プロピレングリコール、ノプロビレングリコール、ブ
タンジオール、ヘキサンノ゛オール、′グリセリン、1
7、メチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ソル
ビトール、1.4−シクロヘキサンツメタフ、1.4−
シクロヘキサンノメタ7−ル、キシリレングリコールな
どのポリオール類 (b)  ヒドラジン、エチレンシアミン、テトラメチ
レンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、1.4−シク
ロヘキサンツメタフ、フェニレンジアミン、キシリレン
ノアミン、2.4− )リレンジアミン、4.4’−ノ
アミノノフェニルメタン、3.3’−ジクロル−4,4
゛−ジアミ7ジフェニルメタン、1,4−ジクロル−3
,5−ノアミノベンゼン、1.3−”f。
パンツオールノーパラアミノベンゾエートなどのジアミ
ン類 (c)エタノールアミン、ノエタノールアミン、トリエ
タノールアミンなどのアルカフールアミン類(d)ハイ
ドロキノン、ピロガロール、4.4’−イソプロビリデ
ンジ7エ/−ル、アニリン及び上記のポリオール類、ジ
アミン類、アルカノールアミン類にプロピレンオキシド
及び/又はエチレンオキシドを任意の順序で付加して得
られる分子量400以下のポリオール類などが挙げられ
、中でもジアミン類は本発明の効果を高めるのに好まし
い。
また長鎖のポリオールとしては平均分子量が500〜5
000の2ヶ以上の活性水素を有するポリオールが好ま
しく、例えば各種のポリエステルポリオール、ポリエー
テルポリオール、ポリカーボネートポリオール、ポリマ
ーポリオール等を用いることができる。ポリエステルポ
リオールの具体例としては例えばポリエチレンアノベー
トポリオール、ポリブチレンアジペートポリオール、ポ
リエチレンプロピレンアジペートポリオール等のアジポ
リト系ポリオール、テレフタル酸系ポリオール(例、東
洋紡績社、商品名バイロンRIIX、バイロンRV=2
0OL)、ポリカプロラクトンポリオール(例、グイセ
ル化学、商品名プラクセル210、プラクセル220)
、ネオペンチル残基を有するポリエステルポリオール、
またこれらの共重合ポリエステルポリオールや、グリコ
ール成分としてトリメチロールプロパンを1部用いて2
官能以上としたポリエステルポリオール等を例示できる
またポリエーテルポリオールの具体例としてはポリオキ
シエチレングリコール、ポリオキシプロピレンポリオー
ル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンポリオー
ル、ポリオキシテトラメ、チルンボリオール等を挙げる
こと゛ができる。
またポリカーボネートポリオールとしてはポリブチレン
カーボネートポリオール、ポリへキサメチレンカーボネ
ートポリオールが好ましい。ポリマーポリオールはポリ
エーテルポリオールにビニル基を持つモノマーをグラフ
ト重合させたもので、具体例として例えば市販品の代表
例を示せば、三井日曹製のPOP 31/2B、32/
30.34/45.36/28.40/45等を挙げる
ことができる。
本発明のポリ(ウレタン)ウレア(アミド)系重合体は
例えば特願昭57−199384号、同59−6659
9号に記載された方法により製造することができる。
この本発明の重合体は例えばテニス、バスケット、バド
ミントン、卓球、バレーボール、そのatフッカ、アメ
リカンフットボール、野球等のいわゆるスパイク付きポ
イントシューズ等の各種のスポーツシューズ用の靴底材
料として好適に使用される。その際、通常のシューズ用
の靴底に比較してその耐熱摩耗性は着しく大きいことが
要求されるが、耐熱摩耗性と靴底用エラストマーの軟化
点とは相関があり、軟化点を100℃以上にするのが特
に好ましい。
一般式[11,[nlで示す末端にアミノ基を有するポ
リエーテルポリオール誘導体とポリイソシアネートの反
応より得られる重合体は軟化点が高い。
これは、芳香族に隣辺した末端アミ7基がポリイソシア
ネートと反応して生成する芳香族ウレア基の熱安定性が
大きいことに基因していると考えられる。
1          本発明において靴底0製造に当
り・従来がら知られている種々の成型法を用いることが
できる。
まず、原液の構成では、プレポリマー法、ワンショット
法あるいは両者の中間的な擬似プレポリマー法等の方法
があり、特に限定されるものではない。例えば、プレポ
リマー法では長鎖ポリオールとポリイソシアネートをあ
らかじめ反応させて、NCO末端のプレポリ・マーを合
成し、これをNGO成分とする。活性水素成分として[
I]あるいは[■1のポリエーテルポリオール誘導体を
使用する。
[1Fあるいは[I[]のポリエーテルポリオール誘導
体はエラストマー全体の重量に対して約10重量%以上
、好ましくは約20重量%以上用いる。
本発明において靴底の成型法は特に耐摩耗性の必要な一
部分に本発明のエラストマーを用いるユニット方式でも
、全体を本発明のエラストマーを用いて成型するダイレ
クト・ウレタン・ソール(DUS)方式でもよく、場合
によっては2重底とし、地面に接する部分に本発明のエ
ラストマーを用いる(2色DUS)方式も有効である。
非発泡エラストマーを用いるユニット方式の場合は、熱
硬化型ウレタンエラストマーを成型する場合に用いられ
ている注型機を用いて、ユニット型モールドに上記エラ
ストマーを注型、硬化、脱型後、離型剤を溶剤でふき取
る。得られたユニットをDO8成型モールドの所定の位
置に固定し、予め準備されているアッパー材料と所定の
DUS成型用のDUS原液とで成型する。
靴底の全体又は地面に接する部分に本発明のエラストマ
ーを用いる場合は、DUS成型成型用いるのが生産性の
点で好ましいが、特に限定されるものではない、DUS
成型機を用いる場合、本発明のエラストマーは擬似プレ
ポリマー法で予め靴底用原液を調整しておくのが、原液
の液比、粘度の点から好ましい。
又、従来から知られている発泡の技術も用いることがで
き、水発泡、7レオン発泡いずれも適用できる。発泡す
ることにより密度は広範囲に選べるが、耐摩耗性を要求
されるので、通常0.5g/cv13以上の密度が好ま
しい。
(発明の効果) 本発明のエラストマーを用いた靴底は高い軟化点を示す
。ポリウレタンの従来技術ではハードセグメントを増す
ことにより軟化点を上げることが可能だが、同時に硬度
も高くなり、テニス・シューズ等のスポーツ用シューズ
の場合撓み易さが必要なので適当でない。また本発明の
エラストマーを用いると例えば硬度がJIS A 60
で、軟化点が180℃以上の靴底を製造することができ
る。
本発明により高い軟化点を有する靴底が得られる理由と
して、アミノ末端ポリエーテルポリオール誘導体とポリ
イソシアネートとの反応によるポリマー分子構造上の効
果が挙げられる。
本発明の目的であるスポーツシューズ用靴底材料に必要
な物性レベルとしては、これまでの永年の実績からマイ
クロセルラースボンノや非発泡工ラストマーの場合、$
1表に示す実験室データの水準を満足することが好まし
い。また更に優れた耐摩耗性を有するには、軟化点が1
00℃以上、好ましくは150℃以上、特に好ましくは
180 ’C以上であることが必要である。
第1表 (実 施 例) 以下に実施例及び比較例を挙げて説明する。尚、ポリエ
ーテルポリオール誘導体及びポリイソシアネートとして
下記の成分を使用した。
ポリエーテルポリオール誘導体(1) ポリテトラメチレングリコール(三菱化成社製、PTM
GlooO,MW 11035)502.パラアミ7安
息香酸エチル160g、テトラブチルチタネート0.1
3gを3ツロフラスコ中で乾燥窒素ガスを通じながら加
熱し、温度を180℃にするとエチルアルコールが留出
し始めた。徐々に温度を上げ200℃に達するとエチル
アルコールの留出は理論量の82%で止った。さらに温
度を215°Cに上げ2時間保持した後、減圧にし、未
反応のパラアミ7安息香酸エチルを留去した。このよう
にして、アミン価1.427meq7g、アミ7基と水
酸基の総計1.594meq7gのポリエーテルポリオ
ール誘導体を得た。
ポリオールの末端水酸基の89.5%がアミ7基に転化
したことになる。
ポリエーテルポリオール誘導体(II)ポリオキシテト
ラメチレングリコール[三菱化成工業(株)社製、PT
MG1500、MW]49B]3000g(4,01e
q)、パラアミ7安息香酸(牛丼化学薬品、試薬G R
)632g(4,61eq)、2−エチル−1−ヘキサ
ノール(オクタツール)520g(3,99eq)、テ
トラブチルチタネー)0.6gを四ツロフラスコ中で乾
燥窒素ガスを通じながら加熱し、温度を215℃にする
と2−エチル−1−へキサノールがリフラックスし、さ
らに219℃に昇温するとクーラーの下部に取り付けて
いる分液管に水滴が滴下しはじめたeさらに加熱を続け
、215〜230℃の範囲で6時間保持すると、反応に
よって73.5gの水が留出した。
次いで、200〜210℃の温度で17〜11.0mm
Hgの減圧下で2−エチル−1−へキサノールを留去し
、さらに220−240℃に昇温し、2.5−3mmH
Hの減圧下で、2−エチル−1−ヘキサノールを留去し
、27°Cの粘度が9500cpsの赤褐色液体が得ら
れた。
収量は2103gであった。この液体をゲルパーミェー
ションクロマトグラ7により分析したところ、遊離のパ
ラアミ7安息香酸及びパラアミ7安息香酸オクチルエス
テルは殆ど検出されなかった。
又、この液体を次の分析方法を用いて、末端アミ7基を
有するポリエーテル誘導体の生成を確認した。
即ち氷酢酸中に於ける過塩素酸による滴定(分析化学便
覧、改訂3版261ページ)よりアミン価は1,082
meq/gであった。又、水酸基とアミ7基の総計を測
定できる水酸基価測定法(、ll5K1557)によれ
ば、1.169meq/gであった。デルパーミェーシ
ョンクロマトグラフにより、この生成物を分析したとこ
ろ遊離のパラアミ7安息香酸及びパラアミ7安息香酸オ
クチルは検出されず、単一ピークの分子量分布は原料の
PTM[; 1500と殆ど同じであった。従ってPT
NG 1500の末端水酸基は92.6%アミ7基に転
化したことになる。
又、この生成物の13C−NMR分析では、アミド基の
存在が確認された。含有アミド基は末端アミノ基に対し
て11.5%存在した。さら1′:、窒素の元素分析値
は1.73%であった。一方アミン価から計算により求
めたアミ7基に基く含有窒素が1.51%となる。窒素
の元素分析値からアミン価から求めた含有窒素量(%)
を減じたものをアミド基に基く窒素として、含有アミド
基量を求めると、末端アミ7基に対して12.4%存在
することになる。”C−NMR分析から求めた含有アミ
ド基量と元素分析値から求めた含有アミド基量は分析法
の違いがあり、一致した値は得られなかったが、0ずれ
も10%以上のアミド基が存在することを示しA   
   C゛6゜ プレポリマー(1) ポリカプロラクトンポリオール(グイセル化学工業社製
、プラクセル210、分子量A’11000.0IIV
113.4) 1当量に対し、純MDIを3当景の割合
で、90℃、2時間反応させてNGO含有量9.62%
のプレポリマーを得た。
プレポリマー(II) プレポリマー(I)と同様にして、4倍当量のMDIを
用いてNC○含有量12.54%のプレポリマーを得た
プレポリマー(Ill) プレポリマー(1)と同様にして2.5倍当量のMDI
を用いてNGO含有i7.80%のプレポリマーを得た
プレポリマーCIV) ポリカプロラクトンポリオール(プレポリマー1と同様
のプラクセル210) 1当景に対し、2,4−TDI
を2当量の割合で、90゛C13時間反応させてNC0
t有量6.21%のプレポリマーを得た。
実施例1 プレポリマー(1)1.00部を60℃に加熱する。ポ
リエーテルポリオール誘導体(1)130部、ポリエス
テルポリオール(日本ポリウレタン、ニラポラン407
0、OHV2O,8)15部、M水0.1fflS及ヒ
) IJエチレンジアミン0.7部を計量混合して得た
R液を50℃の温度に調節する。60°Cに加熱された
プレポリマーをR液に加え混合攪拌し、60℃に予熱し
ておいた金型に注型して、密度0.9g/Cm3の高密
度発泡体を得た。室温で′1週間養生した後に物性を測
定した。
比較例1 プレポリマー(II )100部を60℃に加熱する。
1.4−ブタソノオール8.2部、ポリエステルポリオ
ールにツボラン4070)30部、ポリエステルポリオ
ールにツボラン4009.0HV112)30部、純水
0.3部、トリエチレンノ7ミン0.2部及びジブチル
チンシラウレー) 0.02部を用いてR液を調製し5
0°Cの温度に調節する。以下実施例1と同様にして密
度0.8g/am’の高密度発泡体を得た。
実施例2 プレポリマー(I )100部を60℃に加熱する。ポ
リエーテルポリオール誘導体(1)60部、ポリエステ
ルポリオールにツボラン4009)15部、3.3’−
ジクロル−4,41−ジアミノノフェニルメタン12部
、純水0.2部及びトリエチレンジアミン0.3部を用
いてR液を調製し60℃の温度に調節する。以下実施例
1と同様にして密度0.7511/cm’の高密度発泡
体を得た5 実施例3 プレポリマー(III )100部及びポリエーテルポ
リオール誘導体(1)119部をそれぞれ60”Cに加
熱する。30秒間2成分を混合準袢後、1分間減圧下で
脱泡し、90℃に予熱した金型に流し込み、100℃の
オーブン中で硬化せしめ、30分後に脱型し次いで10
0℃で一夜ポストキュアーして非発泡体を得た。
実施例4 プレポリマー(1)100部を60’Cに加熱する。ポ
リエーテルポリオール誘導体(It)180部、純水0
.2部、トリエチレンジアミン0.7部を計量混合して
得たR液を50’Cに調節する。以下、実施例1と同様
にして密度1.0g/cm’の高密度発泡体を得た。
実施例5 プレポリマー(IV)100部を80℃に加熱する。ポ
リエーテルポリオール誘導体(n)36部と3,3°−
ジクロル−4,4゛−ノアミノジフェニルメタン14.
5部を混合溶解し80℃にして、上記プレポリマーに加
え30秒間混合撹拌し、2分間減圧下に脱泡し、100
“Cに予熱しておいた金型に注型し100°Cのオーブ
ン中で硬化せしめ、1時間後に脱型し、次いで120 
’Cで3時間ポストキュアーして非発泡体を得た。
物性試験 実施例及び比較例の成形物を1週間室温で養生後、その
物性をJISK6301に準拠して測定した。引裂強さ
ではB型を使用した。
また軟化点は理学電機製TMA装置でベネトレーシ、ヨ
ン測定を行った。試料は厚さ3〜5IIImとし、ニッ
ケル製の直径0 、’ 5 Lflmのビンを試料にあ
てて、20gの荷量をかける。毎分5℃の割合で雰囲気
温度を上げビンの貫入量を記録し、チャートより軟化点
を読み取った。結果を第2表に示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ 及び/又は 一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼ [A:分子量400〜10000のn価のポリオキシア
    ルキレンポリオールから水酸基を除くことに よつて得られるn価のポリオキシアルキレンポリオール
    残基 n:2〜8の整数 x:平均値であつて、0≦x<(n−1)の数y:平均
    値であつて、0.05≦y<1の数]で表わされるポリ
    エーテルポリオール誘導体とポリイソシアネートの反応
    より得られる重合体を包含するポリ(ウレタン)ウレア
    (アミド)系重合体を靴底材料の主成分とする靴底。
  2. (2)上記重合体の製造時に、分子量が400以下の鎖
    伸長剤及び/又は長鎖のポリオールを使用する特許請求
    の範囲第1項に記載の靴底。
  3. (3)上記重合体の軟化点が100℃以上である特許請
    求の範囲第1項に記載の靴底。
JP59120952A 1984-06-13 1984-06-13 靴底 Granted JPS61303A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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