JPS6130396Y2 - - Google Patents

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JPS6130396Y2
JPS6130396Y2 JP10970577U JP10970577U JPS6130396Y2 JP S6130396 Y2 JPS6130396 Y2 JP S6130396Y2 JP 10970577 U JP10970577 U JP 10970577U JP 10970577 U JP10970577 U JP 10970577U JP S6130396 Y2 JPS6130396 Y2 JP S6130396Y2
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JP
Japan
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signal
circuit
output
playback
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JP10970577U
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は再生装置の改良に関し、特にVTRに
おいて、磁気テープを停止させるか或いは記録時
と異る速度で走行させて再生を行う場合に発生す
るオーデイオノイズをなくすようにしたものであ
る。
ヘリカルスキヤン型VTRの再生信号をテレビ
ジヨン受像機に供給して再生画像を得るようにし
た装置として、従来よりVTRの再生信号で受像
機の空きチヤンネル周波数をAM変調し、この
AM信号を受像機のチユーナに加えるようにした
ものが知られている。
第1図は上記装置の回路構成を示すもので、1
はVTR、2は受像機である。尚、VTR1側は再
生系のみを示してある。テープ3は図示せずも回
転ドラムに略180゜巻回されている。このテープ
3には第2図に示すように、斜めに形成されたビ
デオトラツク4にFM変調させたテレビジヨン映
像信号が各トラツク4に対して1フイーールドづ
つ記録されている。また、オーデイオトラツク5
に音声信号が記録されている。
通常の再生時には、テープ3が記録時と同じ速
度で走行されて回転ヘツド6a,6bが各トラツ
ク4を交互に走査すると共に、オーデイオヘツド
7がオーデイオトラツク5を走査する。回転ヘツ
ド6a,6bで再生されたFM映像信号は再生増
巾器8を通じてリミツタ増巾器9に加えられその
ピークレベルが揃えられた後、FM復調回路10
で復調される。復調された映像信号はクランプ回
路11でレベルクランプされた後、AM変調回路
12でAM変調される。このときのキヤリア周波
数pは、受像機2の空きチヤンネル(例えば東
京地区では2チヤンネル)の周波数に選ばれてい
る。この周波数pのキヤリアは水晶振動子13
で駆動される発振器14の発振出力を逓倍回路1
5に加えて、その周波数を3倍することにより得
られる。AM変調された映像信号はフイルタ16
を介して加算器17に加えられる。
一方ヘツド7で再生された音声信号はプリエン
フアシス回路18で周波数特性の補正が成された
後、FM変調回路19でキヤリア周波数を4.5MHz
としてFM変調される。このFM変調されたオー
デイオ信号は次の周波数変換回路20でそのキヤ
リア周波数をp+4.5MHzに変換された後、バ
ンドパスフイルタ21を通じて加算器17に加え
られる。加算器17からは前記AMされた映像信
号と上記FMされた音声信号とが夫々所定の帯域
で合成されたテレビジヨン信号が得られる。この
テレビジヨン信号はVTR1の出力端子22から
取り出されて受像機2の入力端子23に加えられ
る。
上記テレビジヨン信号は2チヤンネルに同調さ
れたチユーナ24を通じて周波数変換回路25に
加えられ、局部発振器26の発振出力と混合され
ることにより所定周波数の中間周波信号となる。
この中間周波信号は中間周波増巾器27を通じて
映像検波回路28でAM検波される。これによつ
てこの映像検波回路28より映像信号と4.5MHz
の周波数を有する音声中間周波信号とが得られ
る。上記映像信号は映像増巾器29を通じて陰極
線管30に加えらることにより再生画像が得られ
る。また上記音声中間周波信号は中間周波増巾器
31を通じて復調回路32で復調される。復調さ
れた音声信号はデエンフアシス回路33で周波数
特性が補正された後、増巾器34を通じてスピー
カー35に加えられる。
以上はテープを記録時と同じ速度で走行させて
通常の再生を行う場合であるが、VTRにおいて
は、テープを停止させることによりスチル画像を
得、テープを記録時より遅い速度で走行させるこ
とによりスローモーシヨン画像を得るようにして
いる。またテープを記録時より早い速度で早送
り、巻戻しすることによりキユー、レビユーを行
えるようにすることも考えられている。
このように再生時にテープを停止させるかまた
は記録時と異る速度で走行させる場合には、回転
ヘツドの走査軌跡とビデオトラツクとが一致せ
ず、このため次のような問題が生じる。
例えばテープを停止させてスチル画像を再生す
る場合についてみると、第2図に示すように回転
ヘツドの軌跡は点線で示すように、走査開始点で
はトラツク4と一致しているが漸次ずれて走査終
了点ではトラツク4から外れる。このため回転ヘ
ツドの出力に無信号部分が生じ、この無信号部分
によつて音声再生系にノイズが発生する。即ち第
1図において、回転ヘツド6a,6bの出力を増
巾器8で増巾した出力波形は第3図Aに示すもの
となり、この波形の1フイールドの後半において
無信号部分aが生じる。この波形をリミツタ増巾
器9でリミツタをかけるとその出力波形は第3図
Bに示すものとなる。この波形には上記無信号部
分aと対応する区間に、リミツタ増巾器9のゲイ
ンに基くアンプノイズ37が発生する。このリミ
ツタ出力が復調回路10で復調されると、その復
調出力波形は第3図Cに示すものとなる。この波
形には上記ノイズ37の高周波成分が復調された
高周波ノイズ38が生じており、このノイズ38
は図示のように白いレベルが強調されたものとな
る。この復調出力は、次にクランプ回路11を経
てAM変調回路でAMされるが、テレビジヨン系
においてはマイナス変調が行われるため、その変
調波形は第3図Dに示すものとなる。この変調波
形には白レベルの高い上記ノイズ38によつて過
変調部分が生じ、このためb部分にキヤリア抜け
が生じる。
このようにキヤリア抜けの生じたテレビジヨン
信号が受像機2に加えられると、このキヤリア抜
けの部分bは検波回路28で検波されず、従つて
音声中間風波増巾器31の出力における上記部分
bと対応する区間は無信号となる。この結果復調
された音声信号中に1フイールド周波数60Hzのオ
ーデイオノイズが発生し、これがバズ音に近似す
る音となつてスピーカ35から発せられる。
またスローモーシヨン画像再生時や、キユー、
レビユー時等においても、回転ヘツドの走査軌跡
とビデオトラツクとが一致しないことにより、ヘ
ツド出力に無信号部分が生じ、これによつて過変
調が生じてキヤリア抜けが生じ、上記ノイズが発
生することになる。
本考案は上記の問題を解決するためのもので、
リミツタ出力から白レベルの高い成分に相当する
高周波成分を除去するようにしたものである。
以下本考案の実施例を第4図と共に説明する。
尚、第4図において第1図と対応する部分には同
一符号を付してある。
本実施例においては、リミツタ増巾器9とFM
復調回路10との間に切換えスイツチ39とロー
パスフイルタ40とを設けてある。切換えスイツ
チ39は通常の再生時に接点a側に閉ざされ、ス
チル再生、スローモーシヨン再生及びキユー、レ
ビユー時には接点b側に閉ざされるものである。
上記構成において、通常の再生時にはスイツチ
39が接点a側に閉ざされることにより、リミツ
タ増巾器9のリミツタ出力がスイツチ39を介し
て復調回路10に加えられる。これによつて第1
図について述べたと同様の再生動作が行われる。
次にスチル再生、スローモーシヨン再生、キユ
ー、レビユーの何れかが行われる場合はスイツチ
39は接点b側に閉ざされる。これによつてリミ
ツタ増巾器9のリミツタ出力はスイツチ39及び
ローパスフイルタ40を通じて復調回路10に加
えられる。ローパスフイルタ40では第3図Bの
リミツタ出力のノイズ37の高周波成分が除去さ
れる。この高周波成分が除去された信号が復調回
路10に加えられることにより、上記高周波成分
と対応する白レベルの高い信号の復調が抑えられ
る。これによつて第3図Cに示すノイズ38の部
分のレベルが抑えられた復調出力が得られる。こ
の復調出力がクランプ回路11を通じてAM変調
回路12に加えられることによつて過変調が生じ
ることなく変調が行われ、キヤリア抜けのない
AM信号が得られる。従つてこのAM信号がテレ
ビジヨン受像機2に加えられた場合、AM検波回
路28よりキヤリア抜けのない音声中間周波信号
が得られ、これによつて前述したオーデイオノイ
ズの発生を防ぐことができる。
以上述べたように本考案は、磁気テープに斜め
に形成されたトラツクに記録されたFM信号(例
えばFMされた映像信号)を、回転ヘツドをヘリ
カルスキヤンさせることにより再生して、この再
生されたFM信号を復調し、この復調された信号
をAM変調するようにした再生装置において、上
記磁気テープを停止させるかまたは記録時と異る
速度で走行させて再生する場合に、上記再生され
たFM信号が加えられるリミツタ増巾器の出力か
ら高周波成分を除去し、この高周波成分の除去さ
れた信号をFM復調回路に加えられるようにした
ことを特徴とする再生装置に係るものである。
従つて本考案によれば、VTRでスチル再生、
スーモシヨン再生またはキユー、レビユーを行う
場合に生じるキヤリア抜けによるノイズの発生を
防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のVTRの再生系及びテレビジヨ
ン受像機の回路系統図、第2図は磁気テープの正
面図、第3図はA,B,C,Dはスチル再生時に
おける第1図の各部の波形図、第4図は本考案の
実施例を示す回路系統図である。 なお図面に用いられている符号において、1は
VTR、2はテレビジヨン受像機、3は磁気テー
プ、4はビデオトラツク、6a,6bは回転ヘツ
ド、9はリミツタ増巾器、10はFM復調回路、
12はAM変調回路、37はノイズ、38は高周
波ノイズ、39は切換えスイツチ、40はローパ
スフイルタである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁気テープに斜めに形成されたトラツクに記録
    されたFM信号を、回転ヘツドをヘリカルスキヤ
    ンさせることにより再生して、この再生された
    FM信号を復調し、この復調された信号をAM変
    調するようにした再生装置において、上記磁気テ
    ープを停止させるかまたは記録時と異る速度で走
    行させて再生する場合に、上記再生されたFM信
    号が加えられるリミツタ増巾器の出力から高周波
    成分を除去し、この高周波成分の除去された信号
    をFM復調回路に加えるようにしたことを特徴と
    する再生装置。
JP10970577U 1977-08-15 1977-08-15 Expired JPS6130396Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10970577U JPS6130396Y2 (ja) 1977-08-15 1977-08-15

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10970577U JPS6130396Y2 (ja) 1977-08-15 1977-08-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5435825U JPS5435825U (ja) 1979-03-08
JPS6130396Y2 true JPS6130396Y2 (ja) 1986-09-05

Family

ID=29055902

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JP10970577U Expired JPS6130396Y2 (ja) 1977-08-15 1977-08-15

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57191201U (ja) * 1981-06-01 1982-12-04
JPS5998801U (ja) * 1982-12-24 1984-07-04 山田電器工業株式会社 ヘヤ−セツトゴテ
JPH0411601Y2 (ja) * 1986-01-28 1992-03-23

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Publication number Publication date
JPS5435825U (ja) 1979-03-08

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