JPS6130285B2 - - Google Patents

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JPS6130285B2
JPS6130285B2 JP12511777A JP12511777A JPS6130285B2 JP S6130285 B2 JPS6130285 B2 JP S6130285B2 JP 12511777 A JP12511777 A JP 12511777A JP 12511777 A JP12511777 A JP 12511777A JP S6130285 B2 JPS6130285 B2 JP S6130285B2
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JP
Japan
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axis
signal
detection
detected
average
Prior art date
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JP12511777A
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English (en)
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JPS5459580A (en
Inventor
Akihiko Shimizu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inoue Japax Research Inc
Original Assignee
Inoue Japax Research Inc
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Publication date
Application filed by Inoue Japax Research Inc filed Critical Inoue Japax Research Inc
Priority to JP12511777A priority Critical patent/JPS5459580A/ja
Publication of JPS5459580A publication Critical patent/JPS5459580A/ja
Publication of JPS6130285B2 publication Critical patent/JPS6130285B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、モデルを倣うことによつて得られる
三次元表面形状に関する検出信号を記録する方法
に係る。 自動制御工作機械等に於て、モデルを倣うこと
によつて得られる三次元形状の座標値に関する検
出信号を磁気テープ等記憶素材に記録する場合に
該検出信号をデジタル数値信号として記録するこ
とは、従来から広く知られている。 しかしながら、通常モデルは樹脂、石膏、木等
によつて手作業で作られるため、モデル表面には
かなりの「あらさ」や「うねり」が存在し、この
ため検出精度の高いスタイラスを用いてモデルを
倣うと、表面形状の座標値変化分として、この
「あらさ」や「うねり」まで忠実に検出すること
になる。従つて、該検出信号をデジタル数値化信
号としてそのまま記録し、該記録信号を数値制御
機械装置の制御信号として用いた場合には、工具
と被加工体との相対位置制御が煩雑となり、一種
の振動現象を呈して加工が不安定となる。 本発明は、以上の点に鑑み、前記振動現象を除
去し、もつて加工を安定ならしむることを目的と
して提案されるものであり、X−Y平面上に所定
の間隔で設定される各検出位置に於けるモデル表
面のZ軸位置をデジタル数値信号として順次検出
し、連続して位置するn個所の検出位置に於ける
各検出信号の算術平均値を該n個所の区間に於け
るX、Y各軸座標の所定値に対応するZ軸座標値
として記憶素材に記録し、次いで、同じく連続し
て位置すると共に、前記n個所と一部重複する次
のn個所の検出位置に於ける各検出信号の算術平
均値を該次のn個所の区間に於けるX、Y各軸座
標の所定値に対応するZ軸座標値として記憶素材
に記録する如く順次繰返すことを特徴とするもの
である。 以下図面に基づき本発明を具体的に説明する。 第1図は、本発明に係る1実施例装置を示す簡
略構成図であり、1はZ軸方向の変位量を検出す
る倣いスタイラス、2は該スタイラスを支持する
ヘツド、3は該ヘツドをZ軸方向に摺動可能に支
持するコラム、4は該コラムを支持する固定ベツ
ドで、該ベツド4上にサドル5とテーブル6とが
夫々X軸Y軸方向摺動可能に装着され、前記テー
ブル6上にモデル7が載置される。8は前記サド
ル5をX軸方向に駆動するX軸送りモータ、9は
前記テーブルをY軸方向に駆動するY軸送りモー
タ、10は前記ヘツド2をZ軸方向に駆動するZ
軸送りモータである。また11はスタイラス1に
よつて検出されるZ軸方向変位量に相応したパル
スを発振するパルス発振器、12は該発振パルス
を増幅する信号増幅器であり、増幅後のパルス信
号がZ軸送りモータ10に駆動信号として供給さ
れる。13は前記パルス発振器11から供給され
る或る検出位置のZ軸方向変化分に相応したデジ
タル数値信号を、一つ前の検出位置のZ軸座標値
に加算して、その位置に於るZ軸座標値を算出す
る加算装置、14は基準パルス発振器15からX
軸あるいはY軸駆動基準パルスが入力するごとに
ゲートを開いて、前記加算装置から供給される各
検出位置のZ軸座標値を順次複数個記憶するバツ
フアレジスタ、16は該バツフアレジスタに記憶
される複数検出位置に於るZ軸座標値の算術平均
値を算出する演算装置、17は該演算後のデジタ
ル数値信号を所望の記録可能信号に変換して記録
する数値信号記録装置であり、18は該数値信号
記録装置17によつて数値制御用信号が記録され
る、穿孔テープ、磁気テープ、磁気デイスク等の
記憶素材である。 以上のような構成に於て、X軸Y軸送りモータ
8,9には、シーケンス制御に従つて検出位置制
御基準パルス信号が供給され、モデルはX−Y平
面上を一定ピツチで満遍なく移動し、スタイラス
1に対してZ軸方向変位量検出の検出位置を提供
する。スタイラス1が、モデル7表面上の或る検
出信号に於てZ軸方向変位量を検出すると、該検
出結果に応じてパルス発振器11から出力される
Z軸送りモータ10の駆動制御パルス信号によつ
て、スタイラスはヘツド2と共にZ軸方向に摺動
移動され、前記スタイラスの検出変位量が零とな
るようにフイードバツク制御される。このように
して、スタイラス1はモデル表面上を一定ピツチ
で満遍なく倣いながら各検出位置に於るZ軸方向
変位量を検出することになる。 しかして、前記パルス発振器11から供給され
る、或る検出位置に於るZ軸方向変化量に応じた
デジタル数値信号は、前記加算装置13にも入力
され、該加算装置13によつて、Z軸方向変化分
がテーブル面を基準とするZ軸座標値に変換され
該変換後のZ軸座標値は前記バツフアレジスタ1
4に次々と記憶されて行く。該バツフアレジスタ
は、所望複数検出位置に於るZ軸座標値を記憶す
るものであり、例えば、検出位置10個所のZ軸座
標値を平均する場合には、z1…………z10までの
Z軸座標値が記憶され、この10個のデータについ
て前記演算装置16で算術平均が行われる。算術
平均後の平均座標値は数値信号記録装置17に送
られ、該記録装置17に於て、所望の記録可能信
号に変換されて各種記憶素材18に記録される。
記憶素材18としては、穿孔テープ、磁気テー
プ、磁気デイスク等が用いられる。 次に、平均座標値の算出方法を実験結果に基づ
いて説明する。 下記の表は、モデル表面の一部を、Y軸位置は
一定としてX軸方向10μごとに測定したZ軸座標
置〔z〕と、該座標値〔x、z〕10個を3通りの
方法で算術平均した場合の平均座標値〔x、z〕
を示す。また、図面の第2図、第3図、第4図
は、下記の表に於ける検出座標値と平均座標値と
を示すグラフであつて、第2図は平均座標値の
場合を、第3図は平均座標値の場合を、第4図
は平均座標値の場合をそれぞれ示すものであ
り、グラフに於ける×印が検出座標値を示し、〓
印が平均座標値を示す。
【表】
【表】 平均座標値は、一般的には、連続するn個の検
出データの和をbで割ることによつて得られる
が、平均する検出データn個の区間をどのように
とるかによつて、与えられる平均座標値のX−Y
平面上の間隔即ち数値制御用送りピツチが変化す
る。 例えば、上記表に於る平均座標値、、は
いずれもn=10として10個の検出座標値の平均を
とつたものであるが、平均座標値は、先ず検出
位置1〜10に於る検出座標値を平均し、次に、検
出位置11〜20に於る検出座標値を平均するように
したものであり、前記バツフアレジスタ14に於
ては、加算装置13から順次供給される10個のデ
ータz1〜z10が記憶され、演算装置16で算術平
均が行われると、この10個のデータは総て消去さ
れ、後続の10個のデータz11〜z20が記憶されるの
を待つて、再び算術平均が行われることになる。
従つて、この場合は上記表及び第2図に示される
ように検出送りピツチと数値制御用送りピツチと
が1:10で対応することになり、前記実験の如く
検出送りピツチを10μとすると、記憶素材18に
記録される数値制御用送りピツチは100μとな
る。 このように、先ず検出位置1〜nの区間に於け
る検出座標値を平均し、次に検出位置n+1〜n
+nの区間に於ける検出座標値を平均するように
した場合は、検出送りピツチと数値制御用送りピ
ツチとが1:nの関係となり、数値制御用送りピ
ツチが検出送りピツチのn倍となつてしまうた
め、細かいピツチの数値制御用信号を得ることが
できない。 そこで本発明は、先に平均座標値を算出した検
出位置n個所の区間と一部重複するn個所の区間
について順次平均座標値を求めるようにすること
によつて、平均座標値の場合に比してきめの細
かい数値制御用信号を得ることができるようにし
たものであり、平均座標値とが、本発明によ
り得られる数値制御用信号を示している。 即ち、平均座標値は、先ず検出位置1〜10に
於る検出座標値を平均した後、次の算術平均を、
検出位置6〜15に於る検出座標値に対して行うよ
うにしたものであり、前記バツフアレジスタ14
に於ては、先ずz1〜z10について算術平均が行わ
れると、この10個のデータのうちz1〜z5までが消
去され、残るz6〜z10はなおも記憶され続け、後
続のz11〜z15が入力されるのを待つて、次の算術
平均が行われることになる。従つて、この場合
は、上記表及び第3図に示されるように検出送り
ピツチと数値制御用送りピツチとが1:5で対応
することになる。 更に、平均座標値は、先ず検出位置1〜10に
於る検出座標値を平均した後、次の算術平均を検
出位置2〜11に於る検出座標値に対して行うよう
にしたものであり、前記バツフアレジスタ14に
於ては、先ずz1〜z10について算術平均が行われ
た後、z1のみが消去され、後続のz11が入力され
るとz2〜z11について算術平均が行われることに
なる。従つて、この場合には、上記表及び第4図
に示されるように検出送りピツチと数値制御用送
りピツチとが1:1で対応することになり、この
3通りの算出方法の中では最も細かく数値制御用
信号を得ることができる。 尚、上記の場合、X軸には同一ビツチで送りが
与えられるため、平均座標Xの値は、各平均区間
の中央値となる。 このように、前記表及び第2〜4図から明らか
な如く、スタイラスによる検出座標値はかなりの
バラツキを有しており、この検出信号をそのまま
数値制御用信号として用いた場合には、工具の送
り制御が煩雑となり振動現象を呈しかねないのに
対し、検出位置n個所の区間毎にn個の検出座標
値を算術平均した平均座標値は、滑らかな単調減
少若しくは単調増加曲線を描くものとなり(この
実験例の場合は単調減少曲線を描くものとなつて
いる。)、この平均座標値を数値制御用信号として
用いれば、工具に円滑な送りを与えることができ
るが、平均座標値の場合のように、検出座標値
n個を算術平均した後、次のn個について算術平
均するようにした場合は、数値制御用送りピツチ
が検出送りピツチのn倍となつてしまい、細かい
ピツチの数値制御信号を得ることができない。一
方、本発明のように、前の区間とn0個所(1≦n0
≦n−1)重複するn個所の区間について順次平
均座標値を求めるようにすれば、数値制御用送り
ピツチを検出送りピツチのn−n0倍とすることが
でき、細かい送りピツチで精度の良い加工を行な
うことができる。この場合、算術平均する検出位
置の数nや重複させる検出位置の数n0をそれぞれ
何個にするかは、所望の表面精度や数値制御用送
りピツチ量等に応じて適宜選択すれば良く、また
検出送りピツチも前記実験例の10μに限定される
ことなく条件に応じて適宜選択される。 数値制御用記録信号として、スタイラスによつ
て検出されるZ軸方向変位量の平均値を用いるこ
とも考えられるが、前記Z軸方向変位量は、一つ
前の検出位置を基準として検出されるものである
ため、変位量の平均値は相対的なものであつて絶
対的なデータにはなり得ず、平均Z軸方向変位量
を数値制御用記録信号として用いることには精度
的に問題がある。従つて、スタイラスによる検出
データを平均する際には、検出変位量をテーブル
面等の絶対面を基準とする座標値に変換してから
平均値を算出することが望ましい。 また、数値制御用記録信号としては、演算後の
平均座標値だけでなく、或る検出区間の平均座標
値と一つ前の検出区間に於る平均座標値との差か
らなるZ軸方向絶対変位量を、前記記録信号とし
て用いても良い。この場合には、再生読出信号を
そのまま、各加工位置に於る工具の送り量制御信
号として用いることができる。 以上述べたように、本発明は、モデルの三次元
表面形状に関するスタイラスによる倣い検出信号
の複数個を算術平均して平均座標値を求める際、
先に平均座標値を算出した検出位置n個所の区間
と一部重複するn個所の区間について順次平均座
標値を求め、該平均座標値を記憶素材に記録して
数値制御用再生読出信号として用いるようにした
ことにより、モデル表面上の「あらさ」や「うね
り」をならして工具に円滑な送りを与えることが
できると共に、数値制御用送りピツチを所望の細
かさのものとして精度の良い加工を行ない得るも
のである。 また、モデル表面にかなりの「あらさ」や「う
ねり」が存在しても、平均後の記録信号は良好な
数値制御用信号となるため、モデル作成過程に於
る手仕上げ研摩に熟練を要することもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る1実施例装置を示す簡略
構成図、第2図第3図第4図は検出座標値と平均
座標値を示すグラフである。 図で、1はスタイラス、2はヘツド、3はコラ
ム、4はベツド、5はサドル、6はテーブル、7
はモデル、8はX軸送りモータ、9はY軸送りモ
ータ、10はZ軸送りモータ、11はパルス発振
器、12は信号増幅器、13は加算装置、14は
バツフアレジスタ、15は基準パルス発振器、1
6は演算装置、17は数値信号記録装置、18は
記憶素材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 X−Y平面上に所定の間隔で設定される各検
    出位置に於けるモデル表面のZ軸位置をデジタル
    数値信号として順次検出し、連続して位置するn
    個所の検出位置に於ける各検出信号の算術平均値
    を該n個所の区間に於けるX、Y各軸座標の所定
    値に対応するZ軸座標値として記憶素材に記録
    し、次いで、同じく連続して位置すると共に前記
    n個所と一部重複する次のn個所の検出位置に於
    ける各検出信号の算術平均値を該次のn個所の区
    間に於けるX、Y各軸座標の所定値に対応するZ
    軸座標値として記憶素材に記録する如く順次繰返
    すことを特徴とする数値制御用倣い検出信号記録
    方法。
JP12511777A 1977-10-20 1977-10-20 Recording method and apparatus for numerical control profile detecting signals Granted JPS5459580A (en)

Priority Applications (1)

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JP12511777A JPS5459580A (en) 1977-10-20 1977-10-20 Recording method and apparatus for numerical control profile detecting signals

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JP12511777A JPS5459580A (en) 1977-10-20 1977-10-20 Recording method and apparatus for numerical control profile detecting signals

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Publication Number Publication Date
JPS5459580A JPS5459580A (en) 1979-05-14
JPS6130285B2 true JPS6130285B2 (ja) 1986-07-12

Family

ID=14902258

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12511777A Granted JPS5459580A (en) 1977-10-20 1977-10-20 Recording method and apparatus for numerical control profile detecting signals

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58178406A (ja) * 1982-04-14 1983-10-19 Mitsubishi Electric Corp 数値制御用ncデ−タ作成装置

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JPS5459580A (en) 1979-05-14

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