JPS6130246B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6130246B2
JPS6130246B2 JP13621080A JP13621080A JPS6130246B2 JP S6130246 B2 JPS6130246 B2 JP S6130246B2 JP 13621080 A JP13621080 A JP 13621080A JP 13621080 A JP13621080 A JP 13621080A JP S6130246 B2 JPS6130246 B2 JP S6130246B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
group
objective lens
lenses
group lens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13621080A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5762016A (en
Inventor
Chikara Nagano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP13621080A priority Critical patent/JPS5762016A/ja
Publication of JPS5762016A publication Critical patent/JPS5762016A/ja
Publication of JPS6130246B2 publication Critical patent/JPS6130246B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B21/00Microscopes
    • G02B21/02Objectives

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は顕微鏡対物レンズで、倍率が10X程度
のアクロマート対物レンズに関するものである。 従来倍率が10X程度のアクロマート対物レンズ
で、構成が簡単で収差が良好に補正されかつ長い
作動距離をもつものとして特公昭39−27285号に
記載されたものが知られている。この従来の対物
レンズは凸レンズの第1レンズと凹レンズの第2
レンズといずれも凸レンズの第3レンズおよび第
4レンズとにより構成されていて、そのうち第2
レンズと第3レンズとはつき当てとし両レンズで
全体としてメニスカスレンズを形成すると共に両
レンズ間に僅かな空気間隔を設けたものである。
この従来の対物レンズは像面の平坦性は優れてい
るが、上述のように第2レンズと第3レンズとが
つき当てとなつているために加工上や組立上で問
題を有していた。 本発明は前記の従来の対物レンズを改良してそ
の欠点を除去するためになされたもので前記対物
レンズの第2レンズと第3レンズを接合すること
によつてコストダウンをはかると共に像面の平坦
性をはじめ諸収差が前記対物レンズと同等程度又
はそれ以上に良好になつた対物レンズを提供する
ものである。 本発明の対物レンズは第1図に示すような構成
のもので、凸レンズの第1群レンズと、物体側に
凹面を向けた負の接合メニスカスレンズの第2群
レンズと、正レンズの第3群レンズとよりなり次
の各条件を満足するようにしたものである。 (1) n1>1.65 (2) 0.9d2<d/n+d/n≦4d2 (3) 0.25<−r3/(n2−1)f≦0.55 (4) 0.5≦r4/f≦1.5 ただしn1、n2、n3は夫々第1群レンズおよび第
2群レンズの両レンズの屈折率、d2は第1群レン
ズと第2群レンズの間の空気間隔、d3、d4は第2
群レンズの両レンズの肉厚、r3、r4は第2群レン
ズの物体側の面および接合面の曲率半径、fは全
系の焦点距離である。 以上の条件(1)乃至(4)のうち条件(1)は球面収差、
コマ収差を補正し又ペツツバール和を小さくして
像面の平坦性を向上させるために設けたものであ
る。n1がこの条件の下限の1.65を下まわると上記
の各収差が悪化し又作動距離が短くなる。 条件(2)はペツツバール和を小さくし像面の平坦
性を向上させるために設けた条件である。この条
件において下限の0.9d2を下まわるとペツツバー
ル和が増大し又上限の4d2を上まわるとコマ収差
が悪化しかつレンズの加工性が悪くなる。 条件(3)は球面収差、コマ収差の補正とペツツバ
ール和を小さくするために設けた条件である。こ
の条件の下限の0.25を下まわるとペツツバール和
は小さくなるが球面収差およびコマ収差が悪化す
る。又上限の0.55を上まわるとペツツバール和が
大きくなり像面の平坦性が悪くなる。 条件(4)は色収差の補正に関するものであつて、
上限の1.5を越えると通常ガラスを用いたのでは
軸上色収差の補正が困難になり又下限の0.5を越
えると色収差の補正は可能になるが、球面収差、
コマ収差、像面彎曲等が悪化する。 本発明の顕微鏡対物レンズは以上説明したよう
に上記の各条件を満足するようにして本発明の目
的にかなつた優れたものとなし得るが、更に次に
示す条件(5)を満足せしめることによつて特に球面
収差、コマ収差を有効に補正し得て、一層優れた
ものになし得る。 (5) 1.5<−r/r<4.5 ただしr1、r2は夫々第1群レンズの物体側の面
および像側の面の曲率半径である。 次に本発明顕微鏡対物レンズの各実施例を示
す。 実施例 1
【表】
【表】 実施例 2
【表】 実施例 3
【表】
【表】 実施例 4
【表】 ただしr1、r2、……………、r7はレンズ各面の
曲率半経、d1、d2、……………、d6は各レンズの
肉厚および空気間隔、n1、n2、n3、n4は各レンズ
の屈折率、ν、ν、ν、νは各レンズの
アツベ数である。 以上の各実施例のうち実施例1乃至3はいわゆ
るコンペンセーシヨン型で、実施例4は独立色消
し型である。 顕微鏡においては、対物レンズで発生する倍率
色収差を接眼レンズで発生する倍率色収差によつ
て打消して顕微鏡光学系全体で色消しにするもの
(コンペンセイシヨン型)と、対物レンズと接眼
レンズの各々独立に倍率色収差を充分に補正して
色消しにするもの(独立色消し型)との二種類が
知られている。本発明によればいずれのタイプの
対物レンズをも実現することが可能である。 以上の説明および各実施例より明らかなよう
に、本発明顕微鏡対物レンズは第2群レンズを接
合レンズとしたことによつて収差補正の自由度が
減少したにもかかわらず、諸収差は従来の対物レ
ンズと同等かそれ以上に良好に補正されている。
このように本発明によれば製作が容易であつてし
かも高性能の対物レンズを得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明顕微鏡対物レンズの断面図、第
2図乃至第5図は夫々本発明実施例1乃至実施例
4の収差曲線図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 正レンズの第1群レンズと物体側に凹面を向
    けた負の接合メニスカスレンズの第2群レンズ
    と、正レンズの第3群レンズとよりなり次の条件
    を満足する顕微鏡対物レンズ。 (1) n1>1.65 (2) 0.9d2<d/n+d/n≦4d2 (3) 0.25<−r/(n−1)f≦0.55 (4) 0.5≦r/f≦1.5 ただしn1、n2、n3は夫々第1群レンズおよび第
    2群レンズの両レンズの屈折率、d2は第1群レン
    ズと第2群レンズの間の空気間隔、d3、d4は第2
    群レンズの両レンズの肉厚、r3、r4は第2群レン
    ズの物体側の面および接合面の曲率半径、fは全
    系の焦点距離である。
JP13621080A 1980-09-30 1980-09-30 Microscope objective lens Granted JPS5762016A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13621080A JPS5762016A (en) 1980-09-30 1980-09-30 Microscope objective lens

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13621080A JPS5762016A (en) 1980-09-30 1980-09-30 Microscope objective lens

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5762016A JPS5762016A (en) 1982-04-14
JPS6130246B2 true JPS6130246B2 (ja) 1986-07-12

Family

ID=15169883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13621080A Granted JPS5762016A (en) 1980-09-30 1980-09-30 Microscope objective lens

Country Status (1)

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JP (1) JPS5762016A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60263841A (ja) * 1984-06-12 1985-12-27 Rigaku Denki Kk 薄膜試料x線回折装置
JP5646304B2 (ja) * 2010-12-01 2014-12-24 オリンパス株式会社 顕微鏡対物レンズ
JP6071511B2 (ja) * 2012-01-31 2017-02-01 オリンパス株式会社 顕微鏡対物レンズ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5762016A (en) 1982-04-14

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