JPS6129950B2 - - Google Patents

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JPS6129950B2
JPS6129950B2 JP57148452A JP14845282A JPS6129950B2 JP S6129950 B2 JPS6129950 B2 JP S6129950B2 JP 57148452 A JP57148452 A JP 57148452A JP 14845282 A JP14845282 A JP 14845282A JP S6129950 B2 JPS6129950 B2 JP S6129950B2
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JP
Japan
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formula
group
compound
hydrogen atom
lower alkyl
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Application number
JP57148452A
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English (en)
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JPS5874673A (ja
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Maren Sharuru
Kuroodo Puwagunan Jan
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ADEIIRU
Original Assignee
ADEIIRU
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Publication date
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Publication of JPS6129950B2 publication Critical patent/JPS6129950B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D313/00Heterocyclic compounds containing rings of more than six members having one oxygen atom as the only ring hetero atom
    • C07D313/02Seven-membered rings
    • C07D313/06Seven-membered rings condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D313/10Seven-membered rings condensed with carbocyclic rings or ring systems condensed with two six-membered rings
    • C07D313/12[b,e]-condensed
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/20Hypnotics; Sedatives
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D267/00Heterocyclic compounds containing rings of more than six members having one nitrogen atom and one oxygen atom as the only ring hetero atoms
    • C07D267/02Seven-membered rings
    • C07D267/08Seven-membered rings having the hetero atoms in positions 1 and 4
    • C07D267/12Seven-membered rings having the hetero atoms in positions 1 and 4 condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D267/16Seven-membered rings having the hetero atoms in positions 1 and 4 condensed with carbocyclic rings or ring systems condensed with two six-membered rings
    • C07D267/18[b, e]-condensed
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D311/00Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only hetero atom, condensed with other rings
    • C07D311/02Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only hetero atom, condensed with other rings ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D311/78Ring systems having three or more relevant rings
    • C07D311/80Dibenzopyrans; Hydrogenated dibenzopyrans

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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Hydrogenated Pyridines (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
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  • Luminescent Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、アミノ―アルキル鎖を有する新規三
環式エーテル、その製法及び該化合物を含有する
製薬組成物に関するものである。 詳記すれば本発明は、次式: 〔式中、X及びYは同一若しくは異なつてお
り、各々水素原子、ハロゲン原子、または低級ア
ルコキシ基を表わし、 Aはメチレン基、イミノ―NR3―基(式中、R3
水素原子、低級アルキル基または低級アルカノイ
ル基を表わす。)または直接結合を表わし、 R1及びR2は同一若しくは異なつており、各々水
素原子または低級アルキル基、またはこれらが結
合されている窒素原子と一緒になつて形成したピ
ロリジノ基、ピペリジノ基またはメチル―4―ピ
ペラジノ基を表わし、 nは1ないし3の全ての数を表わす。〕で表わさ
れる化合物に関するものである。 低級アルキル、アルコキシ若しくはアルカノイ
ル基は、炭素原子数1ないし4の基と理解され
る。 また本発明は、式で表わされる化合物と治療
上適合し得る鉱酸若しくは有機酸との付加塩に関
するものである。 式で表わされる化合物は不斉炭素原子を有
し、そのため該化合物の光学異性体に分割するこ
とができる。異性体もラセミ混合物と同様に本発
明の一部を形成する。 表に記載の実施例の化合物の同定を容易とする
ため、下記下位群の化合物に分類した。 a 6,11―ジヒドロ―ジベンゾ(b,e)オキ
セピン:(式:A=メチレン) b 5,11―ジヒドロ―ジベンゾ(b,e)1,
4―オキサゼピン:(式:A=NR3c 6H―ジベンゾ(b,d)ピラン:(式:
A=直接結合) 付加塩を形成させるために式で表わされる化
合物に添加し得る酸としては、例えば塩酸、燐
酸、酒石酸、クエン酸、フマル酸、マレイン酸、
修酸等が挙げられる。 本発明はまた式で表わされる化合物の製法に
関する。該製法を、明細書の末尾に添付した第1
〜第5フローシートに基いて説明すると以下の如
くである。 a X、Y及びAが式について示された意味を
表わす第1フローシートの式で表わされるラ
クトンに、次式: Ar3P+−CH-−COOR4 () (式中、Arはフエニル若しくは置換フエニ
ル基を表わし、そしてR4は置換若しくは非置
換低級アルキル若しくはアラルキル基を表わ
す。)で表わされるアルコキシカルボニルメチ
ルホスホニウムのイリドを選択的に作用させ、
第1フローシートの式(式中、A、X、Y及
びR4は前記の意味を表わす。)で表わされる相
当する(アルコキシカルボニル)メチリデン誘
導体を形成させ、 b 該式で表わされる化合物に水素化剤を作用
させて、第1フローシートの式(式中、X、
Y、R4及びAは前記の意味を表わす。)で表わ
される(アルコキシカルボニル)メチレン誘導
を形成させ、それから、 c 式で表わされる化合物に水素化剤特に混合
アルカリ金属水素化物を作用させて還元し、第
1フローシートの式(式中、X、Y及びAは
前記の意味を表わす。)で表わされるアルコー
ルを得、 d 該アルコールをハロゲン化水素酸またはスル
ホン酸によつて第1フローシートの式(式
中、X、Y及びAは前記の意味を表わし、Zは
塩素、臭素、ヨウ素、アルキル―SO3またはア
リール―SO3特にp―トルエンスルホネートを
表わす。)で表わされる相当するハライド若し
くはスルホネートに変換させ、 e 該式で表わされる化合物に、第2フローシ
ートに示すように次式: (式中、R1及びR2は前記式で定義した意
味を表わす。)で表わされるアミンと反応さ
せ、nが2を表わす式で表わされるエチルア
ミン誘導体を得るか、 f 或いは前記式で表わされる化合物に、アル
カリ金属シアン化合物またはアルカリ土類金属
シアン化物を作用させて、第2フローシートの
式(式中、X、Y及びAは前記の意味を表わ
す。)で表わされるニトリルを形成させ、そし
て g 該ニトリルを混合水素化物のような水素化剤
によつて、または接触水素添加によつて還元
し、nが3を表わし、R1=R2=Hを表わす式
で表わされるプロピルアミン誘導体を形成さ
せ、それから、所望によつては、 h 次式:R1Z及び/またはR2Z(式中、、R1及び
R2は低級アルキル基を表わし、Zはハロゲン
原子またはスルホニル基を表わす。)で表わさ
れるアルキル化剤を作用させて、式に於てn
が3を表わし、R1及び/またはR2が低級アル
キル基を表わす相当する第二若しくは第三アミ
ンを形成させるか、 i または前記b工程で得た式で表わされる化
合物を、ヒドラジンと反応させ、第3フローシ
ートの式XI(式中、X、Y及びAは前記の意味
を表わす。)で表わされる相当するヒドラジド
を得、ついで j 該式XIで表わされる化合物に亜硝酸アルカリ
を、酸性媒体中で反応させて第3フローシート
の式XII(式中、X、Y及びAは前記の意味を表
わす。)で表わされるアジドを得、 k 該アジドを芳香族溶媒中で加熱し、クルチウ
ス転位によつて、第3フローシートの式
(式中、X、Y及びAは前記の意味を表わす。)
で表わされる相当するイソシアネートを得、そ
れから l 該式表わされるイソシアネートを、金属
ハイドライドで還元し、nが1を表わし、R1
が水素原子を表わしそしてR2がメチル基を表
わす式で表わされるメチルアミン誘導体を得
るか、 m 或いは該式で表わされるイソシアネート
を、無水フタル酸と反応させ第3フローシート
に記載の相当するフタルイミドを得、、該化合
物を加水分解して、nが1を表わし、R1=R2
=Hを表わす式で表わされる第一アミンを
得、それから所望によつては該化合物を前記h
工程で記載したようにしてアルキル化すること
を特徴とする。 上記方法によつて得られた式で表わされる化
合物は、キラル酸(chiral acid)によつて、これ
らの光学活性異性体に分割することができる。該
化合物は、鉱酸若しくは有機酸を添加する公知の
方法によつて塩とすることができる。 式で表わされる出発ラクトンは、一般に文献
に記載されているが、例えば次式: (式中、X、Y及びAは式で定義した意味を
表わす。)で表わされる相当する安息香酸誘導体
を出発原料とし、該化合物に無水酢酸のような脱
水剤を作用させるかまたは塩化チオニルを作用さ
せ、そして第三アミンによつて環化し、式で表
わされるテクトンを形成させる公知の方法で得る
ことができる。 安息香酸誘導体()並びに式,′及び
で表わされる種々の化合物は文献から公知であ
る。 次に実施例により本発明を説明する。第1〜第
5フローシートは、反応機構と製造した異なる化
合物の構造を説明する。単純化のため、中央複素
環の水素環の水素化の程度には言及しない。 実施例 1: dl6―(2―N―ジメチルアミノエチル)ジベ
ンゾ(b,e)オキセピン及びそのフマル酸塩 a 6―メトキシカルボニル―メチレン―ジベン
ゾ(b,e)オキセピン(式:R4=CH3) ダブリユ ベーカー他によつて記載(J.C.
S.1952年、1452〜57頁)のジベンゾ(b,e)オ
キセピン―6―オン37.3g(0.177モル)、メトキ
シカルボニルメチレン トリフエニルホスホラン
106.4g及びキシレン375mlを、還流下に60時間加
熱した。減圧下にキシレンを除去した。トリフエ
ニルホスフインオキシドを除去するために、残留
物をエーテル(エチルオキシド)250cm3に溶解さ
せた。エーテル相を乾固した。残留物(90g)を
次のようにして分けた: ジメチルホルムアミド(DMF) 765ml 3規程硫酸 765ml及び シクロヘキサン 4×900ml シクロヘキサン相を水で洗浄し、乾燥しそれから
蒸発乾固した。残留物(37.5g)をイソプロピル
エーテルから結晶化させた。第一の異性体(融点
164ないし168゜)5.7gを回収した。 溶媒を留去した母液をシリカ上で濾過し、ベン
ゼンで溶出させた。第二の異性体22.1gを回収し
た。 合計収率(Yt)(異性体Z+E)=59% NMR:第一の異性体:5.9ppmに1Hのエチレンシ
グナル 第二の異性体:5.3ppmに1Hのエチレン
シグナル 第二の異性体は、酸中でのケン化によつても特
徴ずけられる(融点190ないし192゜)。 IR:CO1720cm-1 OH3100〜2000cm-1 NMR:8HAr(m)7.1ppm 1H(s)5.4ppm
2H(s) 4ppm OCH3存在しない b 6―メトキシカルボニルメチル―ジベンゾ
(b,e)オキセピン(式:R4=CH3) 前記エチレンエステル(第二の異性体)2.7g
を、常温及び常圧で、酸化白金0.5gの存在下、酢
酸30cm3中で水素化した。触媒を別し、溶媒を減
圧下に留去した。ヘキサンから結晶化後、生成物
1.2gを得た。融点59〜63℃ c 6―(2―ヒドロキシエチル)―ジベンゾ
(b,e)オキセピン(式) 前記飽和エステル6.8g(0.025モル)を、テト
ラヒドロフラン(THF)中にリチウム トリエ
チルボロハイドライドを溶かした溶液52ml
(0.052モル)で還元した。通常の処理及び蒸留に
よつて単離した:1.6g:沸点=164〜168/0.01、
融点80〜81゜ d 前記アルコールのトシレート(式:Z=p
―トルエンスルホニル) 前記アルコール2.4gをピリジン中のp―トルエ
ンスルホクロライド2gによつてトシレートに変
換した。生成物1.5gを単離した。融点=98〜102
゜ e dl6―((2―N―ジメチルアミノエチル)―
ジベンゾ(b,e)オキセピン 前記トシレート3.3g(0.0083モル)を、アセト
ニトリル30ml中のジメチルアミン2.2gと封管中
100゜で15時間加熱した。酸―塩基処理後に、生
成物1.4gを単離し、それからこれをエタノール中
で酸フマレートに変換した。 生成物1.4gを得た。融点105〜125゜(分解を伴
う) 実施例 2 dl11―(2―N―ジメチルアミノエチル)―5
―アセチル―ジベンゾ(b,e)1,4―オキ
サゼピン及びその塩酸塩 出発物質の製造:5―アセチルジベンゾ(b,
e)1,4―オキサゼピン―(5H)オン(式
) エツチ グリエン他のJ.Heter.Chem.(4)527
頁、1966年によつて製造したジベンゾ(b,e)
1,4―オキサゼピン―(5H)オン2.1g(0.01モ
ル)を、無水酢酸8.5cm3と2時間還流した。減圧
下に揮発性物質を留去した後、残留物を酢酸エチ
ル4cm3から再結晶した。融点124〜128゜の生成物
1.2gを得た。 NMR:2.15ppmに3Hシングレツト、7.4〜8ppm
に8H(Ar)マルチプレツト IR :CO(ラクトン)1730cm-1(アセトアミ
ド)1670cm-1 a 11―メトキシカルボニルメチレン―5―アセ
チル―ジベンゾ(b,e)1,4―オキサゼピ
ン(Z及びE形)式:R4=CH3 前記アセチル誘導体30g(0.12モル)、メトキシ
カルボニルメチレン―トリフエニルホスホラン
60.2g(0.18モル)及び無水キシレン600mlを24時
間還流させた。減圧下に溶媒を留去した。粗製残
留物を70〜230メツシユ(0.063ないし0.20mm)の
シリカ2400g上でクロマトグラフにかけ、シクロ
ヘキサンと酢酸エチル50/50の混合物によつて溶
出した。生成物30.6gを得た。Yt=76.2%、融点
108〜150゜ 2種の異性体の各々の試料を、クロマトグラフ
イー中に採取し、アセトニトリル(異性体Z)及
び酢酸エチル(異性体E)から再結晶した。 NMR:Z 1H(=CH) 5.9ppm 融点=152―
57゜ E 1H(=CH) 5.5ppm 融点=160
―620℃ b dl11―メトキシカルボニルメチル―5―アセ
チルベンゾ(b,e)1,4―オキサゼピン
(式:R4=CH3) 上記Z+E異性体混合物20gを、酸化白金500
mgの存在下、酢酸200ml中、常温及び常圧下で水
素化した。理論量の水素が吸収された後に、触媒
を別し、残留物をエチルエーテルに溶解し、5
%炭酸水素ナトリウムで洗浄し、それから中性に
した。溶媒を乾燥しそして留去した。残留物を酢
酸エチルから再結晶した。 生成物11.6gを得た。融点140〜144゜再結晶後
の融点143〜145゜ IR :CO(エステル)1725cm-1、CO(アミド)
1660cm-1 NMR:8H(Ar)(m)6.7〜7.5ppm、1H(t)
6.1〜6.4ppm、3H(s)3.8ppm、2H
(t)3.4ppm、3H(s)2.2ppm c dl11―(2―ヒドロキシエチル)―5―アセ
チル―ジベンゾ(b,e)1,4―オキサゼピ
ン 無水THF340mlに上記メチルエステル17g
(0.054モル)を溶かした溶液を、THF中の1規
定リチウムトリエチルボロハイドライド108ml
(0.108モル)で常温で3時間処理した。反応混合
物を稀HCl水溶液で加水分解し、それから溶媒を
減圧下に留去した。ジクロロメタンで抽出し、稀
水酸化ナトリウムそれから水で洗浄し、溶媒を留
去して、ガラス状物質14gを得た。該物質は非常
に少量の脱アセチル化アルコールを含有する生成
物(融点107〜109゜、クロマトグラフイーによつ
て単離し得る)によつて構成されている。得られ
たアルコールは、結晶化させることができなかつ
た。それ故粗製物を次工程に使用した。 NMR:8H Ar(m)7ppm、1H5.8ppm、
2H3.8ppm、1H交換し得る2.5ppm、
2H2.2ppm、3H(s)2ppm d 前記アルコールのp―トルエンスルホネート 上記粗製アルコール27.9g(0.098モル)を、ピ
リジン中のパラトルエンスルホクロライド19g
(0.1モル)によつて、パラトルエンスルホネート
エステルに変換させた。通常の処理の後に、非結
晶性生成物30.8gを得た。Yt=72% NMR:12H Ar(m)6.5〜8ppm、1H5.5〜
5.9ppm、2H4.2〜4.5ppm、6H2.3及び
2.5ppm、2H2〜2.2ppm e dl11―(2―N―ジメチルアミノエチル)―
5―アセチル―ジベンゾ(b,e)1,4―オ
キサゼピン 前記のようにして得た粗製物11g(0.025モル)
を、アセトニトリル110ml中のジメチルアミン
6.6g(0.15モル)と、オートクレープ中100゜で
15時間処理した。塩基性留分を分離した後、油状
物6.7gを得、これを無水エーテル中で塩酸塩に変
換した。塩酸塩6gを得、これをアセトニトリル
から再結晶した。融点205〜225゜、 IR:CO(アミド)1675cm-1、NH+2400〜2700cm
-1 実施例 3 dl11―(2―N―ジメチルアミノエチル)―ジ
ベンゾ(b,e)1,4―オキサゼピン及びそ
の塩酸塩 メタノール1cm3中の実施例2で製造した化合物
0.5gを、20%NaOH0.5mlで処理し、20時間還流さ
せた。それから減圧下で溶媒を留去し、残留物を
エチルエーテルで抽出し、これを塩酸塩に変換し
た。0.4gの生成物を得、これを再結晶した。融点
208〜214゜ NMR:8H(Ar)6.5〜7.2ppm、1H交換し得る
6ppm、1H(t)4.9〜5.2ppm、10H
(CH2)(CH3)1.9〜2.5ppm 実施例 4 dl11―(2―N―ジメチルアミノ―エチル)5
―メチル―ジベンゾ(b,e)1,4―オキサ
ゼピン及びそのフマル酸塩 塩基形の実施例3で得た化合物3.2g(0.012モ
ル)を、氷浴中、ギ酸42ml中のNaBH44.5g(0.12
モル)で処理した。一夜後、これをアンモニアで
アルカリ性にした水で稀釈した。生成物をジクロ
ロメタンで抽出し、水洗しそれから乾燥した
(NMR:3.3ppmにN―CH3)。塩基を酸フマレー
トに変換し、エタノールから再結晶して生成物
2.5g得た。融点160〜175゜ 実施例 5 dl6―(2―N―ジメチルアミノエチル)―ジ
ベンゾ(b,d)ピラン及びその塩酸塩 a 6―メトキシカルボニルメチレン―ジベンゾ
(b,d)ピラン ORY(Prep.Proc.2185(1970))により製造し
た2―カルボキシ―2―ヒドロキシビフエニルの
ラクトン100g(0.15モル)とメトキシカルボニル
メチレントリフエニルホスホラン340g(1.02モ
ル)を、キシレン1l中で64時間還流させた。次の
組成の反応混合物を得た: 出発ラクトン 16% 第一の異性体E 8% 第二の異性体Z 64% キシレンを減圧下に留去した。残留物をエチル
エーテル500mlに溶解し、トリフエニルホスフイ
ンオキシドを別した。エーテル相を一緒にして
濃縮した。残留物をシリカ2600gのクロマトグラ
フイーにかけ、CH2Cl2/ヘキサン50/50混合物
で溶出した。もつぱら出発ラクトンと異性体Zと
の混合物115gを得た。 出発ラクトンを、1規定水酸化ナトリウムで洗
浄して除去し、生成物をイソプロピルエーテルか
ら再結晶した。生成物48gを得た。収率38%、融
点90〜92゜、 IR :CO(エステル)1700cm-1 NMR:8H(Ar)7.1〜8.1ppm、1H(s)
5.8ppm、3H(s)3.8ppm b ジベンゾ(b,d)―6―ピラニルメチルア
セテート 上記で得た生成物43gを、酢酸520ml中及び
PtO2500mgの存在下、常温及び常圧で水素化し
た。触媒を別後、溶媒を減圧下で留去し、重炭
酸塩で洗浄し、残留物を蒸留した。生成物37gを
得た。 沸点=140〜150゜/0.01 融点62〜64゜ IR :CO(エステル)1730cm-1 NMR:8H(Ar)6.9〜7.9ppm、1H(m)5.6〜
5.9ppm、3H(s)3.7ppm、2H2.7〜
2.9ppm このエステルをケン化することによつて得た相
当する遊離酸は、110〜112゜で融解する。 c dl6―(2―ヒドロキシエチル)―ジベンゾ
(b,d)ピラン 上記エステル2.5g(0.01モル)を、THF中の1
規定リチウムトリエチルボロハイドライド30ml
(0.03モル)によつて、室温で還元した。加水分
解後通常の処理をして、油状物2.3gを得た。 IR:OH3100〜3700cm-1 d 前記アルコールのp―トルエンスルホネート 上記粗製アルコール16.8g(0.074モル)を出発
原料とし、p―トルエンスルホクロライド14.5g
(0.076モル)と、アセトニトリル中、ピリジン
11g(0.14モル)の存在下、通常の方法で油状の
p―トルエンスルホネート20.3gを得、これを次
工程に使用した。 e dl6―(2―N―ジメチルアミノエチル)―
ジベンゾ(b,d)ピラン 上記p―トルエンスルホネート2.4g(0.0063モ
ル)を、アセトニトリル20ml中、ジメチルアミン
1.7g(0.037モル)と、封管中100゜で15時間処理
した。酸―塩基処理後、塩酸塩をアセトニトリル
中で再結晶して、生成物0.6gを得た。融点195〜
200゜ NMR(塩基):8H(Ar)(m)6.9〜7.9ppm、
1H5.2〜5.4ppm、4H1.5〜
2.9ppm 実施例 6 dl6―(3―アミノプロピル)―ジベンゾ
(b,d)ピラン及びその塩酸塩 f dl6―(2―シアノエチル)―ジベンゾ
(b,d)ピラン 実施例5dで得たdl6―(2―ヒドロキシエチ
ル)―ジベンゾ(b,d)ピランのp―トルエン
スルホネート14.5g(0.088モル)を、ジメチルス
ルホキシド120ml中のNaCN2.8g(0.057モル)と
100℃で4時間処理した。水で稀釈後、ジクロロ
メタンで抽出し、生成物を蒸着フラスコ(Kugel
Rohr)中0.01mm、160゜で蒸留した。油状物7.2g
を得た。 IR :C≡N 2240cm-1 NMR:8H(m)6.9〜7.9ppm、1H5.1〜
5.4ppm、4H1.9〜2.7ppm g dl6―(3―アミノプロピル)―ジベンゾ
(b,d)ピラン 上記で得たニトリル7.2g(0.0306モル)を、
NaBH45.8gと無水THF100cm3中CF3COOH17.5gに
より室温で還元した。水で稀釈後、THFを留去
し、エーテルで抽出し、酸/塩基処理をして、ア
ミン4gを得た。 IR :NH23100〜3300cm-1、CN不在 NMR:8H Ar(m)6.8〜7.9ppm、1H5.1ppm、
2H(CH2N)(m)2.6ppm、4H1.4〜
1.9ppm、2H(交換し得る)1.3ppm 無水エーテル中のHClで塩酸塩を得た。融点
155〜180゜(僅かに水和した)。 実施例 7 dl6―アミノメチル―ジベンゾ(b,d)ピラ
ン及びその塩酸塩 i dlベンゾ(b,d)―6―ピラニルアセトヒ
ドラジド 実施例5bで得たジベンゾ(b,d)―6―ピ
ラニルメチルアセテート10g(0.039モル)、ヒド
ラジン水和物2ml及び無水エタノール4mlを8時
間還流させた。混合物を冷却し、液相を分離し、
エーテルで洗浄した。8.9gを得た。融点124〜128
゜。これをイソプロパノールから再結晶した。融
点130〜131゜。 IR:NH3300cm-1CONHNH21660〜1640cm-1 j dlジベンゾ(b,d)―6―ピラニルアセチ
ルアジド 上記ヒドラジド10gをNaNO22.9g、水70ml及び
6規定塩酸6.6mlによつてアジドに変換した。 アジドを別し、水で洗浄しそしてP2O5上で
冷乾燥した。10.2gを得た。融点76〜80゜(分解
を伴う) IR:CON32140cm-1CO1710cm-1 k及びmdl6―フタルイミドメチル―ジベンゾ
(b,d)ピラン 上記アジド10g(0.037モル)を、ピリジン60ml
に無水フタル酸5.6g(0.038モル)を溶かした溶
液に加えた。これを1時間還流させ、それから溶
媒を減圧下に留去した。残留物を水とエチルエー
テルに分配させた。エーテル相を重炭酸塩で洗浄
し、乾燥しそして溶媒を留去した。残留物をメチ
ルアルコール20mlに溶解させ、固相及び液相を分
離し、生成物2.4gを得た。融点166〜170゜ これをアセトニトリルから再結晶した。融点
166〜170゜ IR :1710〜1770cm-1にフタルイミド 加水分解:dl6―アミノメチル―ジベンゾ(b,
d)ピラン エタノール25ml中の上記フタルイミド誘導体
2gに、ヒドラジン水和物0.33mlを加え、全体を30
分間還流させた。濃塩酸1mlを加え、更に5分間
還流させた。酸/塩基処理後、油状物800mgを単
離した。 IR :NH23700〜3000cm-11650cm-1 NMR:8H Ar(m)7〜8ppm、1H5.3ppm、
2H3ppm、2H(交換し得る)2ppm 通常の方法で塩酸塩を得、エタノールから再結
晶した。融点230〜245゜(昇華) 前記実施例の化合物並びに同様にして製造した
他の化合物とを一緒に次表に掲げた。融点(℃)
を記載し、そして該当する場合には分解または昇
華を示した。 化合物No.2ないし4は、実施例1の方法によ
り、化合物No.6及び7は実施例2の方法により、
化合物No.10は実施例4の方法により、化合物No.
12、13、14、16及び17は実施例5の方法により、
化合物No.18は実施例6の方法によりそして化合物
No.19は実施例7の化合物のアルキル化によつて製
造した。
【表】
【表】 本発明による化合物を、薬理的研究に供した。 1 ハツカネズミにおける攻撃性の抑制 25±3gの平均体重を有する雄および雌のアル
ビノスイス種ハツカネズミをカゴ(20×10×13
cm)に入れ、動物が互に見えないように黒塗りの
壁で隔離する。動物は22℃および60%相対湿度に
4週間保持する。この期間の終了時点で、雄の動
物は100%不変の攻撃性を有している。このよう
な雄のハツカネズミに対して、雌は攻撃性を現わ
さない。4週間の隔離期間後に、雄のハツカネズ
ミと雌のハツカネズミとを6分間、カゴの中で一
緒にする(10対)。攻撃性の雄ハツカネズミ割合
を評価する(100%)。本発明の化合物を10mg/Kg
の投与量で腹腔内投与して処置した後に、攻撃性
の雄のハツカネズミの割合を再び評価する。得ら
れた結果を次表に示す。
【表】 2 ラツトにおける攻撃性の抑制 予じめ嗅神経球を剥離しておいた、200±20g
の平均体重を有するロングエバンス種の雄のラツ
ト16匹を1ケ月間、それぞれ隔離する。この期間
の後に、カゴの中にマウスを15分間入れる。マウ
スを殺害したラツトの数を評価する(100%)。次
いで、本発明の化合物を20mg/Kgの投与量で腹腔
内投与して処置した後に、ラツトに同じ試験を行
なう。マウスを殺害したラツトの数を再び評価す
る(−%)。得られた結果を次表に示す。
【表】 3 テトラベナジンに対する拮抗作用 本発明による化合物を、10匹の体重約20gの雄
のハツカネヅミのバツチに10mg/Kgの投与量で腹
腔内に注射した。30分後にテトラベナジンを35
mg/Kgの投与量で注射することによつて引き起こ
されるまぶたのたれは30ないし100%抑制され
た。この試験に於ける本発明による化合物の活性
は、対照物質として測定したマイアンセリンより
もしばしば大きかつた。 本発明による代表的化合物について、この試験
により得られた結果を次表に示す:
【表】 4 体温異常降下に対する拮抗作用 レセルピン2.5mg/Kgの皮下注射によつて、ま
たはアポモルフイン15mg/Kgの皮下注射によつて
引き起こされた体温異常降下に拮抗する本発明に
よる化合物を10mg/Kgの投与量でハツカネズミに
腹腔内または皮下経路によつて注射した。或る種
の化合物に於ては、1mg/Kg以下の投与量で既に
この活性が現れる。 5 急性毒性の測定 本発明による化合物を、約20gの重さのスイス
系統の10匹のハツカネズミのバツチに20ないし
200mg/Kgの増加した投与量で水溶液として腹腔
経路で投与した。動物を8日間観察し、そ後あつ
た場合には死亡数を確認した。 平均致死投与量LD50を、テインター及びミラ
ーの方法により図で計量した。LD50は、化合物
により腹腔内投与の場合は、80ないし150mg/Kg
に、そして経口投与の場合は250ないし350mg/Kg
に変化する。 6 神経学的研究 本発明の全ての化合物を、5mg/Kgないし毒性
投与量(50〜150mg/Kg)の量でハツカネヅミ及
びラツトに腹腔内投与し、アービン(Irwin)の
技術によりグループ内の動物の挙動を観察するこ
とからなる神経学的研究を行つた。大部分の化合
物に対しては動物の挙動に於けるいかなる変化も
認められなかつた。25ないし50mg/Kgの投与量か
ら初めると、緊張と反射の神経機能は著しく減少
する。 本発明の化合物は、有用な薬理学的性質を保持
している。これら化合物は、中枢神経系に抗うつ
作用および不安解消作用を示す向精神性物値であ
る。動物に対しては、これら化合物は攻撃力の抑
制を引き起こしそして抗体温異常降下作用を示
す。 それ故これら化合物は、抗うつ剤及び/または
不安解消薬並びに片頭痛のような病的に近い状態
の処置に人体または動物の治療に使用することが
できる。小供に於ては、これら化合物は、うつ病
を伴なう登校拒否症の治療に使用される。 本発明はまた式で表わされる化合物の少くと
も1種または該化合物と有機若しくは鉱酸との付
加塩の1種を有効成分とし、1種若しくはそれ以
上の製薬上許容される賦形剤若しくは無毒性不活
性賦形薬と共にまたは混合して含有する製薬組成
物を主題としている。 本発明による製薬組成物の中で、特に非経口投
与、経口投与または直腸投与するのに適する製剤
としては特に錠剤(被覆、無被覆、放出を遅らせ
たもの)、カプセル、マイクロカプセル、丸剤、
懸濁液、飲用溶液若しくはエマルジヨン、点滴
剤、アンプル中、多数回投与用ビン中または自動
注入注射器中に装入した溶液若しくは懸濁液;坐
薬を挙げることができる。 有益な適量は、年令及び病人の体重、投与方法
及び治療上の指示の性質によつて変化する。 一般には男性1人当り単位投与量は1mgないし
25mgであり、一旦の投与量は5ないし100mgであ
る。獣医薬に於ては、適量は動物の重量によつて
調節される。小供に於ては、適量は小供の重量に
応じてかなり減少する。 更に或る種の化合物は、腹腔内投与で1ないし
15mg/Kgの投与量でシエイズ(Shay′s)ラツト
標本に現われる胃分泌に対して有用な活性を有す
る。 この性質は、胃―十二脂腸潰瘍の病理学に使用
することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次式: 〔式中、X及びYは同一若しくは異つており、
    水素原子、ハロゲン原子または低級アルコキシ基
    を表わし、 Aはメチレン基、直接結合またはイミノ―NR3
    基(式中、R3は水素原子、低級アルキル基また
    は低級アルカノイル基を表わす。)を表わし、R1
    及びR2は同一若しくは異なつており、各々水素
    原子または低級アルキル基を表わすか、またはこ
    れらが結合している窒素原子と一緒になつて形成
    したピロリジノ基、ピペリジノ基またはメチル―
    4―ピペラジノ基を表わし、 nは1ないし3の整数を表わす。〕で表わされる
    化合物、該化合物のラセミ体若しくは光学異性体
    並びに該化合物の治療上適合し得る鉱酸若しくは
    有機酸との付加塩であることを特徴とする三環式
    エーテル化合物。 2 式に於て、nが2を表わす特許請求の範囲
    第1項記載の三環式エーテル化合物。 3 式に於て、Aがメチレン基を表わす特許請
    求の範囲第1項記載の三環式エーテル化合物。 4 6―(2―N―ジメチルアミノエチル)―ジ
    ベンゾ(b,e)オキセピン及び該化合物のフマ
    ール酸塩である特許請求の範囲第1項記載の三環
    式エーテル化合物。 5 11―(2―N―ジメチルアミノエチル)―5
    ―メチル―ジベンゾ(b,e)―1,4―オキサ
    ゼピン及びその塩酸塩である特許請求の範囲第1
    項記載の三環式エーテル化合物。 6 次式: 〔式中、X及びYは同一若しくは異なつてお
    り、水素原子、ハロゲン原子、または低級アルコ
    キシ基を表わし、 Aはメチレン基、直接結合またはイミノ―NR3
    基(式中、R3は水素原子、低級アルキル基また
    は低級アルカノイル基を表わす。)を表わし、 R1及びR2は同一若しくは異なつており、各々水
    素原子または低級アルキル基を表わすか、または
    これらが結合している窒素原子と一緒になつて形
    成したピロリジノ基またはメチル―4―ピペラジ
    ノ基を表わし、 nは2の整数を表わす。〕で表わされる化合物、
    該化合物のラセミ体若しくは光学異性体並びに該
    化合物の治療上適合し得る鉱酸若しくは有機酸と
    の付加塩である三環式エーテル化合物の製造方法
    において、 a 次式: (式中、X、Y及びAは前記の式で定義し
    た意味を表わす。)で表わされるラクトン化合
    物に、次式: Ar3P+−CH-−COOR4 () (式中、Arはフエニル若しくは置換フエニ
    ル基を表わし、そしてR4は置換若しくは非置
    換の低級アルキル若しくはアラルキル基を表わ
    す。)で表わされるアルコキシカルボニルメチ
    ルホスホニウムのイリド化合物を選択的に作用
    させ、次式: (式中、A、X、Y及びR4は前記の意味を
    表わす。)で表わされる相当するアルコキシカ
    ルボニル メチリデン誘導体を生成させ、 b 該式で表わされる化合物に水素化剤を作用
    させて、次式: (式中、X、Y、R4及びAは前記の意味を
    表わす。)で表わされる(アルコキシカルボニ
    ル)メチレン誘導体を生成させ、それから c 式で表わされる化合物に水素化剤、特に混
    合アルカリ金属水素化物を作用させて還元し、
    次式: (式中、X、Y及びAは前記の意味を表わ
    す。)で表わされるアルコール化合物を生成さ
    せ、 d この式のアルコール化合物をハロゲン化水
    素酸またはスルホン酸によつて次式: (式中、X、Y及びAは前記の意味を表わ
    し、Zは塩素、臭素、ヨウ素、アルキル―SO3
    またはアリール―SO3、特にp―トルエンスル
    ホネートを表わす。)で表わされる相当するハ
    ライド若しくはスルホネート化合物に変換さ
    せ、 e 該式で表わされる化合物に、次式 (式中、R1及びR2は前記式で定義した意
    味を表わす。)で表わされるアミンを反応さ
    せ、ることを特徴とする前記の三環式エーテル
    化合物の製造方法。 7 式() 〔式中、X及びYは同一若しくは異つており、
    水素原子、ハロゲン原子または低級アルコキシ基
    を表わし、 Aはメチレン基、直接結合またはイミノ―NR3
    基(式中、R3は水素原子、低級アルキル基また
    は低級アルカノイル基を表わす。)を表わし、 R1及びR2は同一若しくは異なつており、各々水
    素原子または低級アルキル基を表わすか、または
    これらが結合している窒素原子と一緒になつて形
    成したピロリジノ基、ピペリジノ基またはメチル
    ―4―ピペラジノ基を表わし、 nは3の整数を表わす。〕で表わされる化合物、
    該化合物のラセミ体若しくは光学異性体並びに該
    化合物の治療上適合し得る鉱酸若しくは有機酸と
    の付加塩である三環式エーテル化合物の製造方法
    において、 a 次式: (式中、X、Y及びAは前記の式で定義し
    た意味を表わす。。)で表わされるラクトン化合
    物に、次式: Ar3P+−CH-−COOR4 () (式中、Arはフエニル若しくは置換フエニ
    ル基を表わし、そしてR4は置換若しくは非置
    換の低級アルキル若しくはアラルキル基を表わ
    す。)で表わされるアルコキシカルボニルメチ
    ルホスホニウムのイリド化合物を選択的に作用
    させ、次式: (式中、A、X、Y及びR4は前記の意味を
    表わす。)で表わされる相当するアルコキシカ
    ルボニル メチリデン誘導体を生成させ、 b 該式で表わされる化合物に水素化剤を作用
    させて、次式: (式中、X、Y、R4及びAは前記の意味を
    表わす。)で表わされる(アルコキシカルボニ
    ル)メチレン誘導体を生成させ、それから c 式で表わされる化合物に水素化剤、特に混
    合アルカリ金属水素化物を作用させて還元し、
    次式: (式中、X、Y及びAは前記の意味を表わ
    す。)で表わされるアルコール化合物を生成さ
    せ、 d この式のアルコール化合物をハロゲン化水
    素酸またはスルホン酸によつて次式: (式中、X、Y及びAは前記の意味を表わ
    し、Zは塩素、臭素、ヨウ素、アルキル―SO3
    またはアリール―SO3、特にp―トルエンスル
    ホネートを表わす。)で表わされる相当するハ
    ライド若しくはスルホネート化合物に変換さ
    せ、 f 該式()で表わされるアルコール化合物
    に、アルカリ金属シアン化物またはアルカリ土
    類金属シアン化物を作用させて、次式: (式中、X、Y及びAは前記の意味を表わ
    す。)で表わされるニトリルを生成させ、 g 該ニトリル化合物を混合水素化物のような水
    素化剤によつて、または接触水素添加によつて
    還元し、nが3を表わし、R1=R2=Hを表わ
    す式で表わされるプロピルアミン誘導体を生
    成させ、それから、所望によつては、 h 次式:R1Z及び/またはR2Z(式中、R1及び
    R2は低級アルキル基を表わし、Zはハロゲン
    原子またはスルホニル基を表わす。)で表わさ
    れるアルキル化剤によりアルキル化して、相当
    する第二または第三アミン化合物を生成させる
    ことを特徴とする前記の三環式エーテル化合物
    の製造方法。 8 式I 〔式中、X及びYは同一若しくは異なつてお
    り、水素原子、ハロゲン原子または低級アルコキ
    シ基を表わし、 Aはメチレン基、直接結合またはイミノ―NR3
    基(式中、R3は水素原子、低級アルキル基また
    は低級アルカノイル基を表わす。)を表わし、 R1及びR2は同一若しくは異なつており、各々水
    素原子または低級アルキル基を表わすか、または
    これらが結合している窒素原子と一緒になつて形
    成したピロリジノ基、ピペリジノ基またはメチル
    ―4―ピペラジノ基を表わし、nは1を表わ
    す。)で表わされる化合物、該化合物のラセミ体
    若しくは光学異性体並びに該化合物の治療上適合
    し得る鉱酸若しくは有機酸との付加塩である三環
    式エーテル化合物の製造方法において、 a 次式: (式中、X、Y及びAは前記の式で定義し
    た意味を表わす。)で表わされるラクトン化合
    物に、次式: Ar3P+−CH-COOR4 () (式中、Arはフエニル若しくは置換フエニ
    ル基を表わし、そしてR4は置換若しくは非置
    換の低級アルキル若しくはアラルキル基を表わ
    す。)で表わされるアルコキシカルボニルメチ
    ルホスホニウムのイリド化合物を選択的に作用
    させ、次式: (式中、A、X、Y及びR4は前記の意味を
    表わす。)で表わされる相当するアルコキシカ
    ルボニル メチリデン誘導体を生成させ、 b 該式で表わされる化合物に水素化剤を作用
    させて、次式: (式中、、X、Y、R4及びAは前記の意味を
    表わす。)で表わされる(アルコキシカルボニ
    ル)メチレン誘導体を生成させ、それから i 該式()で表わされる(アルコキシカルボ
    ニル)メチレン化合物をヒドラジンと反応さ
    せ、次式XI: (式中、X、Y及びAは前記の意味を表わ
    す。)で表わされる相当するヒドラジド化合物
    を生成させ、ついで j 該式XIで表わされる化合物に亜硝酸アルカリ
    を、酸性媒体中で反応させて次式XII: (式中、X、Y及びAは前記の意味を表わ
    す。)で表わされるアジド化合物を得、 k 該アジド化合物を芳香族溶媒中で加熱し、ク
    ルチウス転位によつて、次式: (式中、X、Y及びAは前記の意味を表わ
    す。)で表わされる相当するイソシアネート化
    合物を得、それから l 該式で表わされるイソシアネート化合物
    を、金属水素化物で還元し、nが1を表わし、
    R1が水素原子を表わしそしてR2がメチル基を
    表わす式で表わされるメチルアミン誘導体を
    得るか、あるいは m 該式で表わされるイソシアネート化合物
    を、無水フタル酸と反応させ、相当するフタル
    イミド化合物を得、このフタルイミド化合物を
    加水分解して、nが1を表わし、R1=R2=H
    を表わす式で表わされる第一アミン化合物を
    生成させ、所望によつては次いでこの化合物を
    次式:R1Z及び/またはR2Z(式中、R1及びR2
    は低級アルキル基を表わし、Zはハロゲン原子
    またはスルホニル基を表わす。)で表わされる
    アルキル化剤によりアルキル化して、相当する
    第二または第三アミン化合物を生成させること
    を特徴とする前記9三環式エーテル化合物の製
    造方法。 9 活性成分として、次式: 〔式中、X及びYは同一若しくは異なつてお
    り、水素原子、ハロゲン原子または低級アルコキ
    シ基を表わし、 Aはメチレン基、直接結合またはイミノ―NR3
    基(式中、R3は水素原子、低級アルキル基また
    は低級アルカノイル基を表わす。)を表わし、R1
    及びR2は同一若しくは異なつており、各々水素
    原子または低級アルキル基を表わすか、またはこ
    れらが結合されている窒素原子と一緒になつて形
    成したピロリジノ基、ピペリジノ基またはメチル
    ―4―ピペラジノ基を表わし、 nは1ないし3の整数を表わす。〕で表わされる
    化合物、該化合物のラセミ体若しくは光学異性体
    並びに該化合物の治療上適合し得る鉱酸若しくは
    有機酸との付加塩の少くともいずれか1種を抗う
    つ有効量または不安解消有効量で、無毒性の治療
    上許容される賦形剤若しくは不活性賦形薬と共に
    若しくは混合して含有することを特徴とするうつ
    病または不安症処置用医薬製剤。 10 賦形剤若しくは賦形薬が非経口投与または
    経口投与による使用に適するものである特許請求
    の範囲第9項記載の医薬製剤。
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