JPS6129939A - 情報検索装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明は、予め作成されてストックされている例えばソ
フトウェア等を検索する際に用いられる情報検索装置に
関する。

［発明の技術的背景］ 近年、各種情報処理の迅速化の要求に伴ってソフトウェ
アの需要が増大している。

この需要の増大に応えるために新たなソフトウェアの作
成に要する時間を減少させる手法が幾つか提案されてい
るが、その１つに既存のソフトウェアの一部を流用して
新たなソフトウェアを作成するという手法がある。

この手法はすでに作成されてストックされているソフト
ウェアの中には機能的に類似しているものが数多くある
という背景から提案されたものであるが、既存のソフト
ウェアを使用する際には、当然ながらソフトウェアの検
索が行われる。

一般にこの検索を効率よく行なうためには専用の情報検
索装置が用いられている。

この情報検索装置は、記憶手段、表示手段、制御手段お
よび入力手段を備えており、表示手段としてはＣＲＴデ
ィスプレイ装置が多く用いられている。そして記憶手段
には検索対象である複数のソフトウェアをそれぞれ特定
する情報群と、ソフトウェアの段階的な分類項目のそれ
ぞれを象徴的に示す情報群とが保存されている。

情報検索装置を操作するオペレータは、ＣＲＴディスプ
レイ装置で前記情報を確認して分類の選択を繰り返しな
がら所望の対象に検索を近めていく。

ところで、従来の情報検索装置では検索中の各段階で得
られる情報が画面上に文字あるいは文章で表示されてい
るが、この文字あるいは文章はソフトウェアの開発者が
作成したものであるため、装置を操作するオペレータが
参照しても常に情報内容を判断できるとは限らない。特
に文章中にオペレータが理解できない専門用語等が出現
した場合には情報内容の判断が相当困難になる。

このような事情から、近時、ソフトウェアの概要、機能
および分類項目等の情報をアイコンと呼ばれる静止画像
を用いて表示する方法が開発された。この方法によると
情報内容を視覚的に判断することができるので、アピー
ル度が高まり能率が向上する。

［背景技術の問題点］ しかしながら、現時点では、これらソフトウェアの概要
、機能および分類項目等の情報を示すアイコンは、すべ
て１枚の静止画像にされているため、表現可能な情報量
が限られており、複雑な機能を有するソフトウェア、特
にシーケンス機能をもったソフトウェアの内容をすべて
表現するのは非常に困難である。

仮に１枚の静止画像の内容を複雑にしたとしても、今度
はオペレータがその内容を判断できなくなるおそれがあ
るので、適当なレベルで妥協点を見出しているというの
が実情であった。

［発明の目的］ 本発明はこのような従来の事情によりなされたもので、
特にシーケンス機能をもつ既存のソフトウェア等の検索
対象の概要、機能等を詳しくかつ判断し易く表示し、検
索能率を大幅に向上させる情報検索装置の提供を目的と
している。

［発明の概要］ すなわち本発明の情報検索装置は、既存の複数の対象の
それぞれを特定する個別文字情報群と前記複数の対象の
単位毎の概要を示す連続画像情報群と前記複数の対象を
複数段階に分類する分類項目のそれぞれを象徴的に示す
静止画像情報群とを保存する記憶手段と、文字および画
像を表示する表示手段と、この表示手段に画像の一部を
拡大して表示させる信号処理手段と、前記表示手段に複
数の上位分類の静止画像を表示させ、これら静止画像の
一つが選択される毎に複数の下位分類の静止画像を表示
させ、分類の選択が前記対象の前記単位にまで及んだ段
階で静止画像の一つが選択されたときその静止画像のみ
を拡大し、次いで前記対象の単位毎の概要を示す連続画
像を表示させ、最後に前記対象を特定する個別文字を表
示させる制御を行なう制御手段とを有して成ることを特
徴としている。

［発明の実施例］ 以下本発明の詳細を図面に示す実施例について説明する
。

第１図は本発明の一実施例の構成を示す図である。

本実施例の情報検索装置は、入力部Ａ、制御部Ｂ１記憶
部Ｃ１表示部りとから構成されている。

入力部Ａは指示部１と入力処理部２とからなり、制御部
Ｂは信号判定部３、アクセス信号発生部４、情報暫定記
憶部５、ＣＲＴコントロール部６とからなっている。ま
た記憶部Ｃは静止画像情報記憶部７、個別文字情報記憶
部８、連続画像情報記憶部９とからなっている。表示部
りはＣＲＴディスプレイ装置１０である。

第２図は本実施例の情報検索装置の動作開始時における
表示部りの初期画像の態様を示す図である。

同図に示したように、動作開始時には画面上に予め作成
されてストックされているソフトウェアを大まかに分類
（本実施例においては６分類）する分類項目のそれぞれ
を象徴的に示した静止画像１−１〜６−１が表示される
。

第３図は記憶部Ｃ内に保存されている各情報を観念的に
示す図である。

本実施例においては、予め作成されて他の専用記憶装置
内にストックされているソフトウェアを大きく分類（第
１段階分類、１−１〜６−１）した後、それぞれの分類
に属するソフトウェアをさらに複数に分類（第２段階分
類、１−２１〜１−２６・・・）シ、この分類に属する
ソフトウェアをさらに細かく分類するというようにして
第ｎ段階まで、すなわち、その分類に属するソフトウェ
アが１つ、あるいは所定の数になるまで分類する。

そしてそれぞれの分類項目を象徴的に示す静止画像を作
成し、作成した静止画像を画像信号として静止画像情報
記憶部７に記憶させておく。さらに予め作成されてスト
ックされているソフトウェアそれぞれを特定する個別文
字情報群を個別文字情報記憶部８に記憶させてお（。ま
たさらにこれらソフトウェアそれぞれ、あるいは所定の
数ごとの概要、機能を示す連続画像を作成し、作成した
連続画像を画像信号として連続画像情報記憶部９に記憶
させておく。なお第３図において１つの連続画像は、８
１〜８ｍ、ｂ１〜ｂｍ・・・とじて示されている。

第４図は本実施例の情報検索装置の動作を具体的に示す
流れ図である。

本実施例の情報検索装置において、オペレータが指示部
１から検索開始の信号を入力すると、装置が動作を開始
しくステップａ）、ＣＲＴディスプレイ装置１０に第２
図に示した画像が表示される（ステップｂ）。この画像
は第１段階分類の静止画像１−１〜６−１である。

次にオペレータはＣＲＴディスプレイ装置１゜を確認し
ながら指示部１の操作部を操作するが、あるいは装置の
方式によりＣＲＴディスプレイ装置１０の画面に入力ペ
ン（図示せず〉の先端を接触させて、表示されている静
止画像１−１〜６−１のいずれか１つを選択する〈ステ
ップＣ）。

すると、この選択に応じた信号が入力処理部２を介して
制御部Ｂに出力され、制御部Ｂのアクセス信号発生部４
が静止画像情報記憶部７にアクセス信号を出力して静止
画像情報を検索する（ステップｄ）。この時、信号判定
部３が下位の分類が設定されているか否かを判断して（
ステップｅ）、下位の分類が設定されていた場合は、１
段階下位の分類の静止画像情報を読出して情報暫定記憶
部５に書込む（ステップｆ）。

さらに情報暫定記憶部５に書き込まれた１段階下位の分
類の静止画像情報は、ＣＲＴコントロール部６により読
み出されてＣＲＴディスプレイ装置１０に出力され、画
面上に１段階下位の分類の静止画像が表示される（ステ
ップｇ）。

そして、オペレータが静止画像のいずれか１つを選択す
ると、再びその操作に応じた信号が入力処理部２を介し
て制御部Ｂに出力され、アクセス信号発生部４が静止画
像情報記憶部７にアクセス信号を出力して分類情報を検
索しくステップ１）、さらに信号判定部３が下位の分類
が設定されているか否を判断しくステップＪ）、下位の
分類が設定されていた場合には、ステップｆに戻って同
様の動作を繰り返す。

ここで、下位の分類が設定されていなかった場合には、
アクセス信号発生部４が個別文字情報記憶部８および連
続画像情報記憶部９にチクセス信号を出力して連続画像
情報と個別文字情報とを読出し、情報暫定記憶部５に一
時保存するくステップｋ）。

そしてＣＲＴコントロール部６が表示されている静止画
像のうち、選択された画像のみを拡大処理して第５図に
示したようにＣＲＴディスプレイ装置１０の画面の中心
付近に表示させ、続いて情報暫定記憶部５から連続画像
情報を読み出し、今度は静止画像と同じ場所に同じ大ぎ
さで連続画像を表示させる（ステップ１）。さらに続い
てＣＲＴコントロール部６が情報暫定記憶部５から個別
文字情報を読出してＣＲＴディスプレイ装置１０に出力
し、画面上に連続画像に対応し１ｃソフトウエアそれぞ
れを特定する個別文字を表示させる（ステップｍ）。こ
こでオペレータが連続画像として表示されかつ個別文字
により特定されたソフトウェアが目的に合致しているか
否かを判断しくステップｎ）、目的に合致していた場合
には動作を終了しくステップｏ）、目的に合致していな
かった場合には再びステップｇに戻って静止画像を表示
させ、初めの場合と同様に他の静止画像を選択して対応
する連続画像および個別文字を表示させる。この動作を
目的に合致したソフトウェアを見つけ出すまで繰り返す
。　以上説明したように本実施例の情報検索装置は、あ
らかじめ作成されてストックされでいるソフトウェアの
分類項目を象徴的に示す静止画像情報と所定の単位ごと
のソフトウェアの機能、概要を集約的に示す連続画像情
報およびそれぞれのソフトウェアを特定する個別文字情
報とを記憶し、分類の選択を静止画像により行ない、そ
れぞれの内容の判断を連続画像により行なうよう構成さ
れているので、オペレータがソフトウェアの分類を容易
に判断することができる。

しかも連続画像により特にシーケンス機能をもったソフ
トウェアの内容を詳しく判断することができ、検索作業
の能率が大幅に向上する。

なお、上述した連続画像としてはアニメーションのよう
な動画、あるいは静止画像が複数枚連続して表示される
分解画像等が考えられるが、いずれを採用してもよい。

本実施例では本発明の情報検索装置を既存のソフトウェ
アの検索の際に用いた場合について説明したが、これに
限定されるものではない。

本発明の情報検索装置は例えば図書館における書籍の検
索あるいは設計部門における図面の検索等、様々な対象
の検索に幅広く応用することができる。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明の情報検索装置は、既存の複
数の対象のそれぞれを特定する個別文字情報群と前記対
象の単位毎の概要を集約的に°示す連続画像情報群とこ
れら対象を複数段階に分類する分類項目のそれぞれを象
徴的に示す静止画像情報群とを記憶手段に保存しておき
、まず静止画情報を読み出して表示手段に表示させ、静
止画像を順次選択して分類を縮少し、最終的に連続画像
と文字情報を表示させて対象の検索を行なうよう構成さ
れているので、特にシーケンス機能をもったソフトウェ
ア等の対象の検索能率を大幅に向上させることができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
２図はその表示部における表示態様を示す図、第３図は
その記憶部に記憶さていれる情報を観念的に示す図、第
４図はその動作を順に示す流れ図、第５図はその表示部
の最終的な表示態様を示す図である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）既存の複数の対象のそれぞれを特定する個別文字
   情報群と前記複数の対象の単位毎の概要を示す連続画像
   情報群と前記複数の対象を複数段階に分類する分類項目
   のそれぞれを象徴的に示す静止画像情報群とを保存する
   記憶手段と、文字および画像を表示する表示手段と、こ
   の表示手段に画像の一部を拡大して表示させる信号処理
   手段と、前記表示手段に複数の上位分類の静止画像を表
   示させ、これら静止画像の一つが選択される毎に複数の
   下位分類の静止画像を表示させ、分類の選択が前記対象
   の前記単位にまで及んだ段階で静止画像の一つが選択さ
   れたとき、その静止画像のみを拡大し、次いで前記対象
   の単位毎の概要を示す連続画像を表示させ、最後に前記
   対象を特定する個別文字を表示させる制御を行なう制御
   手段とを有して成ることを特徴とする情報検索装置。
2. （２）対象が、シーケンス機能をもつソフトウェアであ
   る特許請求の範囲第１項記載の情報検索装置。