JPS6129938A - 検索方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は画像データの検索方法に関するものである。

（従来技術） 最近、医療システムの一環として医用画像をコンピュー
タを用いてファイリングすることが行なわれており、病
歴管理等に利用されている。このような医用画像のファ
イリングシステムにおいては、一般に各画像データをそ
の格納場所を表わすアドレスおよび複数の検索インデッ
クス、例えば患者名、性別、生年月日、診療科名、撮影
日、病名、部位等と共にファイル部に記録し、どのファ
イル部に記録された画像データから検索装置により所望
の画像データの複数の検索インデックスにそれぞれ対応
する複数の検索キーワードによる論理検索を行なって所
望の画像データを抽出するようにしている。しかし、こ
の種の従来の論理検索においては、予じめプログラムさ
れた検索キーワード順序に従って各検索インデックスを
入力するか、あるいは任意の順序で入力した検索キーワ
ードの検索インデックスに従って先頭の検索インデック
スから逐次検索法により全検索インデックスの一致をと
る方法が採用されているため、検索効率が悪く時間がか
かる場合がある。

例えば、患者名、部位、撮影日の検索キーワードを用い
、佐原△胃△１９ｇ４，４．９なる検索インデックスの
論理積で画像データを検索する場合、検索順序がプログ
ラムあるいは入力順序によって固定されるため、例えば
佐藤から順に検索し、抽出した佐藤の中から胃の画像を
探し、最後にそのうちの１９８４．４．９に撮影したも
のを抽出することになる。

しかし、ここで佐藤というインデックスをもつ画像が１
００枚、胃というインデックスをもつ画像が５０枚、１
９ｇ４，４．９というインデックスをもつ画像が２枚で
あったとすれば、最初に１９８４．４．９のインデック
スデータを抽出し、次にそのデータが胃というインデッ
クスを有するかを順次検索した方が、最初に佐藤という
インデックスを有するデータ１００個を抽出してから他
のキーワードについて検索するよりも検索時間が短くな
り、効率が良くなる。

（発明の目的） 本発明の目的は上述した点に鑑み、所望の画像データを
効率良く、短時間で検索できる検索方法を提供しようと
するものである。

（発明の概要） 本発明においては、各々複数の検索インデックスと対応
して記録した複数の画像データの同一検索インデックス
を有する画像枚数をそれぞれ計数して記録し、所望の画
像データの複数の検索インデックスにそれぞれ対応して
入力した複数の検索キーワードの優先順位を、これら検
索キーワードにそれぞれ対応する前記計数した画像枚数
に基いて設定して所望の画像データを検索する。

（実施例） 第１図は本発明を実施する画像ファイル装置の要部の一
例の構成を示すものである。本例では医用画像を７フイ
リングするもので、１は複数の医用画像データを格納す
る画像データファイル部、２は所望の検索キーワードお
よびその論理関係を示す情報を入力するキーボード、３
は画像データファイル部１に記録した各画像データに対
応してその格納場所を表わすアドレスと患者名、生年月
日、病名、部位等の複数の検索情報とを記録する検索デ
ータファイル部、４はキーボード２から入力された検索
キーワードおよびその論理式に基いて所望の画像データ
を検索するための検索装置、５は各部の動作を制御する
ホストコンピュータを示し、これらはそれぞれパスライ
ン６に接続されている。

第２図は第１図に示す検索装置４の一例の構成を示すブ
ロック図である。この検索装置４は、同一検索インデッ
クスを有する画像枚数を検索インデックス毎に格納する
メモリ１１、キーボード２から入力された検索キーワー
ドとその論理関係とを格納するメモリ１２、このメモリ
１２に格納された検索キーワードに対応するメモリ１１
内の検索インデックスの画像枚数を格納するメモリ１３
、検索データファイル部３に格納された全ての検索デー
タを格納するメモリ１４、検索結果を格納するメモリ１
５、入出力装置１６、これらの各部の動作を制御する制
御演算部１７を具える。

以下本発明の詳細な説明する。

本実施例においては、画像データファイル部１および検
索データファイル部３に画像データおよびそれに対応す
る検索データをそれぞれ格納する毎に同一検索インデッ
クスを有する画像枚数を各検索インデックス毎に計数し
てメモリ１１に格納する。したがって、メモリ１１には
各検索インデックスについて同一の検索インデックスを
有する画像データが何枚ノアイリングされているかを示
すデータが格納されることになり、第２図においてはＡ
という名前のインデックスのついた画像が５枚、Ｂとい
う名前のインデックスのついた画像が２０枚、・・・・
・・、ａという生年月日のインデックスのついた画像が
１０枚、ｂという生年月日のインデックスのついた画像
が３０枚、・・・・・・、αという病名のインデックス
のついた画像が５枚、βという病名のインデックスのつ
いた画像が３０枚、・・・・・・、イという部位のイン
デックスのついた画像が５０枚、口という部位のインデ
ックスのついた画像が４０枚、・・・・・・あることを
示している。

所望の画像データの検索においては、先ずキーボード２
から所望の画像データの検索インデックスに対応する検
索キーワードおよびその論理関係を示す情報を入力して
検索を指令し、これにより画像データファイル部１に格
納されている各画像データに対応して検索データファイ
ル部３に格納されている全ての検索データをホストコン
ピュータ５の制御の下に検索装置４のメモリ１４に格納
すると共に、キーボード２から入力された検索キーワー
ドおよびその論理関係を示す情報をメモリ１２に格納す
る。本例においては、名前Ａ１生年月日ａ、病名β、部
位イの検索インデックスを全て有する画像データを検索
するものとする。したがって、メモリ１２にはそれぞれ
の検索インデックスに対応する検索キーワードおよびそ
の論理関係を示す論理積の情報Δが格納される。

次に、検索装置４においては、制御演算部１７の制御の
下にメモリ１２に格納された検索キーワードとメモリ１
１内のデータとを比較し、検索キーワードにそれぞれ対
応する検索インデックスを有する画像枚数を抽出してそ
れぞれメモリ１３に格納し、このメモリ１３に格納され
た検索キーワード毎の画像枚数に基いて制御演算部１７
において入力された複数の検索キーワードによる検索の
優先順位を設定する。本例においては、画像枚数の少な
い方を優先順位を高くする。したがって、上記の検索キ
ーワードによる検索においては、生年月日８１名前Ａ、
病名β、部位イの順で論理積検索を行なうことになる。

このようにして、入力された検索キーワードによる検索
の優先順位が設定された後は、その優先順位の検索論理
に従ってメモリ１４内の検索データを検索し、その検索
結果をメモリ１５に格納する。

すなわち、上記の検索キーワードによる検索においては
、先ずメモリ１４内の検索データのうち生年月日ａのイ
ンデックスを有する検索データを抽出してメモリ１５に
格納し、次にこのメモリ１５に格納された検索データか
ら下位の順次の検索キーワードによる検索を行なって入
力された全ての検索キーワードを有する検索データを抽
出する。その後、この抽出された検索データ内のアドレ
スに基いてホストコンピュータ５の制御の下に画像デー
タファイル部１から対応する画像データを抽出する。

本実施例によれば、画像枚数の少ない検索キーワードの
優先順位を高くし、その優先順位の検索論理に従って検
索でるものであるから、所望の画像データを効率良く、
短時間で検索することができる。

なお、本発明は上述した例にのみ限定されるものではな
く、幾多の変更または変形が可能である。

例えば、画像データファイル部１および検索データファ
イル部３は一体の装置をもって構成することもできる。

また、上述した例では画像枚数の少ない順に優先順位を
設定したが、画像枚数に基準値を設定して、この基準値
と入力した検索キーワードに対応する検索インデックス
の画像枚数とを検索キーワードの入力順序あるいは予じ
め設定された順序で比較し、最初に基準値以下となった
検索インデックスに対応する検索キーワードを最先の検
索順位に自動的に設定し、それ以外の検索キーワードは
その入力順あるいは予じめ画像枚数の少ない順を想定し
てユーザが設定した順位に従って検索するようにし、基
準値以下のものがないときは上述した実施例と同様に最
小の画像枚数に対応する検索キーワードの優先順位を制
御演算部１７によって自動的に高く設定して検索するよ
うにすることもできる。このようにしても、同様に所望
の画像データを効率良く短時間で検索することができる
。更に、最先の検索キーワード以降の検索キーワードに
よる検索は、最先の検索キーワードによる検索を行ない
ながらこれによって抽出される検索データに対して並列
的に行なうこともできる。また、上述した例では、名前
、生年月日、病名１、部位の検索キーワードの論理積検
索について説明したがζ任意の複数の検索キーワードに
よる任意の論理関係の検索も同様にして行なうことがで
きる。更に本発明は、上述した医用画像データの検索に
限らず、他の画像データの検索にも有効に適用すること
ができる。

（発明の効果） 以上述べたように、本発明においては、記録された画像
データの同一検索インデックスを有する画像枚数を検索
インデックス毎に計数して記録し、その画像枚数に基い
て所望の画像データの検索インデックスに対応する検索
キーワードによる検索の優先順位を設定して検索するも
のであるから、′所望の画像データを効率良く短時間で
検索することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施する画像ファイル装置の要部の一
例の構成を示すブロック図、 第２図は第１図に示す検索装置の要部の一例の構成を示
すブロック図である。 １・・・画像データファイル部 ２・・・キーボード　　　３・・・検索データファイル
部４・・・検索装＠　　　　５・・・ホストコンピュー
タ６・・・パスライン １１、１２．１３．１４．１５・・・メモリ１６・・・
入出力装置　　　１７・・・制御演算部。 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、各々複数の検索インデックスと対応させて複数の画
   像データを記録すると共に、同一検索インデックスを有
   する画像枚数をそれぞれ計数して記録し、この計数した
   検索インデックス毎の画像枚数に基いて、所望の画像デ
   ータの複数の検索インデックスにそれぞれ対応して入力
   した複数の検索キーワードによる検索の優先順位を設定
   して前記所望の画像データを検索することを特徴とする
   検索方法。