JPS6129848A - 電子写真感光体 - Google Patents
電子写真感光体Info
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- JPS6129848A JPS6129848A JP15176984A JP15176984A JPS6129848A JP S6129848 A JPS6129848 A JP S6129848A JP 15176984 A JP15176984 A JP 15176984A JP 15176984 A JP15176984 A JP 15176984A JP S6129848 A JPS6129848 A JP S6129848A
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G13/00—Electrographic processes using a charge pattern
- G03G13/056—Electrographic processes using a charge pattern using internal polarisation
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/04—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
- G03G5/08—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being inorganic
-
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- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
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- G03G5/04—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
- G03G5/08—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being inorganic
- G03G5/082—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being inorganic and not being incorporated in a bonding material, e.g. vacuum deposited
- G03G5/08214—Silicon-based
- G03G5/08235—Silicon-based comprising three or four silicon-based layers
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上のり欠U
本発明は電子写真感光体、特に1回の静電画像の形成で
連続複写可能な電子写真感光体に関する。
連続複写可能な電子写真感光体に関する。
良木丑雅
従来、電子写真感光体の静電画像は感光層表面に形成さ
れており、現像、転写およびクリーニング工程において
電荷が消失するため連続複写が困難であった。
れており、現像、転写およびクリーニング工程において
電荷が消失するため連続複写が困難であった。
発明の1魚
本発明は、1回の静電画像の形成により、連続して複数
枚の複写が可能な電子写真感光体を提供することを目的
とする。
枚の複写が可能な電子写真感光体を提供することを目的
とする。
発明の構成
本発明はアモルファスシリコンを母体とする感光層が少
なくとも三層からなる電子写真感光体において、表面か
ら二層目が帯電極性と同極性の電荷を少数キャリアとす
る整流層からなることを特徴とする電子写真感光体に関
する。
なくとも三層からなる電子写真感光体において、表面か
ら二層目が帯電極性と同極性の電荷を少数キャリアとす
る整流層からなることを特徴とする電子写真感光体に関
する。
本発明の原理を第1−a図から第1−11図にもとづい
て説明する。
て説明する。
本発明感光体は基本的に第1a図に示すごとく、導電性
基板(4)上にa−3i を母体とする層(1)(以下
第一層と云う)、その上に帯電極性と同極性の電荷を少
数キャリアとする整流層(2)(以下第二層と云う)お
よびa−3i を母体とする表面層(3)(以下第三層
と云う)を有する。
基板(4)上にa−3i を母体とする層(1)(以下
第一層と云う)、その上に帯電極性と同極性の電荷を少
数キャリアとする整流層(2)(以下第二層と云う)お
よびa−3i を母体とする表面層(3)(以下第三層
と云う)を有する。
まず、上記感光体を正コロナ放電により帯電させる(第
1−a図)。これに短波長光(5)(400〜500n
m)を全面露光させると、短波長光は入射面から1〜2
μ釦で殆んど吸収されるため、主とl−で第三層に電子
正孔対が発生する(第1−1)図)。
1−a図)。これに短波長光(5)(400〜500n
m)を全面露光させると、短波長光は入射面から1〜2
μ釦で殆んど吸収されるため、主とl−で第三層に電子
正孔対が発生する(第1−1)図)。
発生した電子は正帯電している自由表面層にドリフトさ
れ、表面電荷と結合しく第1−0図)、一方、発生した
正イ冒よ基板方向に移行する。しかしながら、正孔の移
行方向には第二層があり、第二層では正孔が少数キャリ
アとなっているので、トラップされる確率が高く、第一
層に移動することができない。従って、正孔は第二層と
第三層の界面近くに残留電荷として残る(第1−d図)
。
れ、表面電荷と結合しく第1−0図)、一方、発生した
正イ冒よ基板方向に移行する。しかしながら、正孔の移
行方向には第二層があり、第二層では正孔が少数キャリ
アとなっているので、トラップされる確率が高く、第一
層に移動することができない。従って、正孔は第二層と
第三層の界面近くに残留電荷として残る(第1−d図)
。
この感光体に画像情報をのせたレーザー光等の長波長光
(6)を照射する。半導体レーザー光の場合、その波長
エネルギーがa−8iの光学バンドギャップに比べ小さ
いため、自由表面より入射した光は第三層および第二層
では微かじか吸収されないで、殆んど第一層まで通過す
る。しかも、短波長露光によって正帯電は第二層に形成
されているため感光体内部の電界は第一層が最も強く、
第二層および第三層に比べ第一層を十分に厚くするなら
ば、有効光キャリア(電子正孔対)は、殆んど第一層内
部で発生する(第1−e図)。発生した電子正孔対は、
その電界によりそれぞれドリフトされるが、正孔は支持
体に誘起された電子と再結合し、一方、電子は第二層側
ヘトリフトされる(第1−f図)。第二層では電子が多
数キャリアであるため、電子の移動は容易であり、第二
層および第三層の界面に残存している正札と再結合し、
静電潜像(7)が形成される(第1−g図)。
(6)を照射する。半導体レーザー光の場合、その波長
エネルギーがa−8iの光学バンドギャップに比べ小さ
いため、自由表面より入射した光は第三層および第二層
では微かじか吸収されないで、殆んど第一層まで通過す
る。しかも、短波長露光によって正帯電は第二層に形成
されているため感光体内部の電界は第一層が最も強く、
第二層および第三層に比べ第一層を十分に厚くするなら
ば、有効光キャリア(電子正孔対)は、殆んど第一層内
部で発生する(第1−e図)。発生した電子正孔対は、
その電界によりそれぞれドリフトされるが、正孔は支持
体に誘起された電子と再結合し、一方、電子は第二層側
ヘトリフトされる(第1−f図)。第二層では電子が多
数キャリアであるため、電子の移動は容易であり、第二
層および第三層の界面に残存している正札と再結合し、
静電潜像(7)が形成される(第1−g図)。
静電潜像が形成された感光体表面に帯電微粉末(トナー
)(8)を付着しく第1−11図)、紙に転写する。
)(8)を付着しく第1−11図)、紙に転写する。
本発明においては、静電潜像は表面層(第三層)ではな
く、感光層内部(第二層)に形成されているため、現像
、転写工程における電荷の損失が少なく、−回のレーザ
ー光による露光で形成された静電潜像を複数回の連続複
写に使用することができる。不要となった静電潜像は長
波長イレース光の照射により除去すればよい。
く、感光層内部(第二層)に形成されているため、現像
、転写工程における電荷の損失が少なく、−回のレーザ
ー光による露光で形成された静電潜像を複数回の連続複
写に使用することができる。不要となった静電潜像は長
波長イレース光の照射により除去すればよい。
本発明感光体の使用法を第2図に示す。
感光体(9)にコロナ放電(10)l=、短波長光(4
00〜500 nm)露光(11)して第一層と第二眉
間に帯電せしめ、これにレーザー光(12)を照射して
静電潜像を形成させる。このドラムをトナーにより現像
(1,3)L、次いで転写(14)させる。
00〜500 nm)露光(11)して第一層と第二眉
間に帯電せしめ、これにレーザー光(12)を照射して
静電潜像を形成させる。このドラムをトナーにより現像
(1,3)L、次いで転写(14)させる。
これを連続複写に用いるときは、コロナ放電(10)、
短波長露光(11)、レーザー光照射(12)、および
イレース(16)をオフにし、現像と転写のみを繰返す
。連続複写が終了したときは、イレーサー(16)によ
り潜像を除去する。通常の複写に用いると鰺は、第2図
の(10)から(16)の操作を順に行なえばよい。
短波長露光(11)、レーザー光照射(12)、および
イレース(16)をオフにし、現像と転写のみを繰返す
。連続複写が終了したときは、イレーサー(16)によ
り潜像を除去する。通常の複写に用いると鰺は、第2図
の(10)から(16)の操作を順に行なえばよい。
本発明感光体はさらに画像を追加複写するためにも使用
することができる。例えば第1−、図に示された静電潜
像で複写した後、所望の追加画像情報をのせたレーザー
光を照射することにより、追加画像の複写が可能である
。
することができる。例えば第1−、図に示された静電潜
像で複写した後、所望の追加画像情報をのせたレーザー
光を照射することにより、追加画像の複写が可能である
。
本発明電子写真感光体の第一層(1)は、アモルファス
シリコンを母体とする層であって、通常10〜100μ
和の膜厚が必要である。薄いと十分な帯電能が得られず
、厚すぎると生産性コスト面から不利となる。第一層に
おいて、好ましくけゲルマニウムを全体に含有するかあ
るいはゲルマニウムを含む層(a−8i:Ge層)を少
なくとも一層含むのが好ましい。
シリコンを母体とする層であって、通常10〜100μ
和の膜厚が必要である。薄いと十分な帯電能が得られず
、厚すぎると生産性コスト面から不利となる。第一層に
おいて、好ましくけゲルマニウムを全体に含有するかあ
るいはゲルマニウムを含む層(a−8i:Ge層)を少
なくとも一層含むのが好ましい。
a−8irGe層はレーザー光等の長波長光の吸収に優
れ、第三層および第二層を透過したレーザー光をよく吸
収して、キャリアを発生する。従って、本発明の第一層
としてゲルマニウムを添加した態様は特に好ましいもの
である。
れ、第三層および第二層を透過したレーザー光をよく吸
収して、キャリアを発生する。従って、本発明の第一層
としてゲルマニウムを添加した態様は特に好ましいもの
である。
a−8i:Ge層の層厚は100人〜40μ輸にするの
が好ましい。100人より小さい場合は、a−8i:G
eに基づく長波長光に対する十分な感度向上が期待でき
ない。また、40μm以上とすると光疲労が発生し易く
なり、また、残留電位が上昇する傾向がある。
が好ましい。100人より小さい場合は、a−8i:G
eに基づく長波長光に対する十分な感度向上が期待でき
ない。また、40μm以上とすると光疲労が発生し易く
なり、また、残留電位が上昇する傾向がある。
a−8i:Ge層中、Ge原子の濃度はSi原子とGe
原子総数の2−70 atomic%(以下at%と記
す)、より好ましくは5〜50at%の範囲であり、G
e濃度が小さいと外は層厚は厚くしてもよい。
原子総数の2−70 atomic%(以下at%と記
す)、より好ましくは5〜50at%の範囲であり、G
e濃度が小さいと外は層厚は厚くしてもよい。
第一層中にはさらに他の元素、例えば炭素、硼素、窒素
などを配合し、その光特性は改良してもよい:酸素の導
入は帯電能の点で有効である。酸素量はSi原子に対し
0.01〜5at%とするのが好ましい。
などを配合し、その光特性は改良してもよい:酸素の導
入は帯電能の点で有効である。酸素量はSi原子に対し
0.01〜5at%とするのが好ましい。
第一層は更に第■族原子または第V族原子を入れること
により、その極性を調整してもよい。第■族原子として
は第■A族原子、特に硼素が適当であり、第V族原子と
しては第VA族原子、特に燐が適当である。
により、その極性を調整してもよい。第■族原子として
は第■A族原子、特に硼素が適当であり、第V族原子と
しては第VA族原子、特に燐が適当である。
第■族原子の導入量は、Si原子に対して2011 p
pm、より好ましくは5−10 +lppm、第V族原
子はSi原子に対して50ppm以下、より好ましくは
1〜20ppmである。
pm、より好ましくは5−10 +lppm、第V族原
子はSi原子に対して50ppm以下、より好ましくは
1〜20ppmである。
感光体は正帯電で使用するときは、第■族原子の量を基
板側に富にするのがよく、また表面層をN型、基板側を
P型としてもよい。
板側に富にするのがよく、また表面層をN型、基板側を
P型としてもよい。
感光体を負帯電で使用するときは、第■族原子の量を基
板に貧とするのが好ましく、または第V族原子を基板側
に用いN型としてもよい。
板に貧とするのが好ましく、または第V族原子を基板側
に用いN型としてもよい。
本発明電子写真感光体の第二層はa Si を母体と
し、帯電極性と同極性の電荷を少数キャリアとする整流
層である。例えば(+)帯電で用いるときは第■族原子
、例えば硼素を20ppm以下加えるか、第V族原子、
例えば燐を50ppmまで加えることにより極性調整す
る。また(−)帯電で使用するときは第■族原子、例え
ば硼素を20ppm加える。第二層はさらに、酸素、炭
素、窒素のうち少なくとも一つの元素を含む。
し、帯電極性と同極性の電荷を少数キャリアとする整流
層である。例えば(+)帯電で用いるときは第■族原子
、例えば硼素を20ppm以下加えるか、第V族原子、
例えば燐を50ppmまで加えることにより極性調整す
る。また(−)帯電で使用するときは第■族原子、例え
ば硼素を20ppm加える。第二層はさらに、酸素、炭
素、窒素のうち少なくとも一つの元素を含む。
第二層は、その整流性により第三層発生キャリアに対し
てはその捕獲を行ない、電荷保持機能を発揮する。一方
、第−屑発生キャリアに対してはその輸送性を保証する
ことにより、電荷減衰機能を発揮する作用を行なわしめ
るものである。従って、連続複写に際しては、第二層は
、第三層発生電荷を十分保持することが最も重要なポイ
ントとなり、このため第−屑発生電荷の輸送を大とく妨
げない範囲で第二層での電荷保持機能((+)帯電時、
(+)電荷が第一層に注入しない)を向上することが必
要となる。
てはその捕獲を行ない、電荷保持機能を発揮する。一方
、第−屑発生キャリアに対してはその輸送性を保証する
ことにより、電荷減衰機能を発揮する作用を行なわしめ
るものである。従って、連続複写に際しては、第二層は
、第三層発生電荷を十分保持することが最も重要なポイ
ントとなり、このため第−屑発生電荷の輸送を大とく妨
げない範囲で第二層での電荷保持機能((+)帯電時、
(+)電荷が第一層に注入しない)を向上することが必
要となる。
電荷保持、光)成製の両機能を合わせて満足させるには
、第二層の極性を十分強<((+)帯電では強いN型)
することが考えられるが、そのような極性調整剤として
のドーパントを多量にドープすると、禁止帯中の浅い不
純物レベルが増加し、熱励起キャリアを発生し易い状況
になる。結果として、整流性は強いが、膜自体暗抵抗が
大幅に減少し、それに伴なわない十分な電荷の保持が困
難となる。
、第二層の極性を十分強<((+)帯電では強いN型)
することが考えられるが、そのような極性調整剤として
のドーパントを多量にドープすると、禁止帯中の浅い不
純物レベルが増加し、熱励起キャリアを発生し易い状況
になる。結果として、整流性は強いが、膜自体暗抵抗が
大幅に減少し、それに伴なわない十分な電荷の保持が困
難となる。
このような状況から、整流性を阻害しない範囲で膜自身
の抵抗を下げない、さらには向上することが重要となる
。
の抵抗を下げない、さらには向上することが重要となる
。
このために有効な添加元素としで、酸素、炭素、窒素が
挙げられる。酸素は微量で膜自体の抵抗を大幅に向上す
る元素であるが、加えすぎると電荷の輸送性が阻害され
る。炭素は酸素はどの抵抗アップ効果は期待できないが
、比較的多量にドープしても電荷の輸送性を損ないにく
い特色を有している。窒素は、その少量の添加域では極
性調整剤(N型化)として作用し、さらに添加すると抵
抗を向」ニさせる作用を示す。
挙げられる。酸素は微量で膜自体の抵抗を大幅に向上す
る元素であるが、加えすぎると電荷の輸送性が阻害され
る。炭素は酸素はどの抵抗アップ効果は期待できないが
、比較的多量にドープしても電荷の輸送性を損ないにく
い特色を有している。窒素は、その少量の添加域では極
性調整剤(N型化)として作用し、さらに添加すると抵
抗を向」ニさせる作用を示す。
各々の元素を墜独で添加する場合と、併用して添加する
際の最適添加量は異なる範囲となるが、概略的には、酸
素0.0l−5Oat%、炭素0゜1〜60at%、窒
素0.1−10at%が適切である。
際の最適添加量は異なる範囲となるが、概略的には、酸
素0.0l−5Oat%、炭素0゜1〜60at%、窒
素0.1−10at%が適切である。
第二層膜厚は、やはり電荷保持能力と第一層からのキャ
リアの輸送性により決定される。従って、選択する組成
により最適膜厚は異なるが、第三層は、短波長照射によ
り表面より注入した電荷が現像、転写過程で減衰しない
よう、最低200Å以上必要である。
リアの輸送性により決定される。従って、選択する組成
により最適膜厚は異なるが、第三層は、短波長照射によ
り表面より注入した電荷が現像、転写過程で減衰しない
よう、最低200Å以上必要である。
なお、この感光体は本質的には、第三層で吸収される短
波長光による発生キャリアを整流層で阻止する機能を持
つものであるから、通常のPPCプロセスで青色感度を
適宜カットし、青色の再現を向上させる目的にも使用で
きる。
波長光による発生キャリアを整流層で阻止する機能を持
つものであるから、通常のPPCプロセスで青色感度を
適宜カットし、青色の再現を向上させる目的にも使用で
きる。
本発明の機能を果たすためには、第一層は帯電極性によ
って設定される第二層の極性に比べて少なくとも弱い極
性に設定することが必要であり、望ましくは、真性領域
となるよう極性調整することが好ましい。具体的には、
第■族原子、例えば硼素により調整することとなる。一
般には、プラズマ条件により82H6添加量は異なるが
、10〜100 ppm程度加えることが必要である。
って設定される第二層の極性に比べて少なくとも弱い極
性に設定することが必要であり、望ましくは、真性領域
となるよう極性調整することが好ましい。具体的には、
第■族原子、例えば硼素により調整することとなる。一
般には、プラズマ条件により82H6添加量は異なるが
、10〜100 ppm程度加えることが必要である。
この際、酸素、炭素、窒素を添加して、その光特性を改
良してもよい。
良してもよい。
本発明電子写真感光体は、基板(4)と第一層(1)と
の間に電荷注入閉止層を設けてもよい。この電荷注入阻
止層はa−3i中に炭素原子または酸素原子の少なくと
も一種を含有する。炭素原子の含有量は5〜60aL%
、酸素原子含有量は0゜()1〜4.Oat%が適当で
ある。更に、帯電時、導電性基板側に誘導される電荷と
逆極性の電荷が多数キャリアとなるよう極性調整しても
よい。
の間に電荷注入閉止層を設けてもよい。この電荷注入阻
止層はa−3i中に炭素原子または酸素原子の少なくと
も一種を含有する。炭素原子の含有量は5〜60aL%
、酸素原子含有量は0゜()1〜4.Oat%が適当で
ある。更に、帯電時、導電性基板側に誘導される電荷と
逆極性の電荷が多数キャリアとなるよう極性調整しても
よい。
電荷注入層の厚さは30人〜2.0μmが好ましい。
本発明電子写真感光体は、第三層」二に更に表面保護層
を有していてもよい。この表面保護層は、反射防止、耐
久安定性の向上を目的としたものであり、a−8i中に
炭素原子を含有する。炭素原子の含有量は5〜70aj
%が適当であり、更に必要に応して10at%以下の酸
素原子を含有させてもよい。表面保護層の厚さは0.0
1〜3μmが好ましい。
を有していてもよい。この表面保護層は、反射防止、耐
久安定性の向上を目的としたものであり、a−8i中に
炭素原子を含有する。炭素原子の含有量は5〜70aj
%が適当であり、更に必要に応して10at%以下の酸
素原子を含有させてもよい。表面保護層の厚さは0.0
1〜3μmが好ましい。
発明の効果
本発明電子写真感光体は感光層内部に静電潜像が形成さ
れるため、現像、転写、クリーニング工程等で電荷の損
失が少ないため、1回静電潜像を形成させるだけで、連
続して複数枚の複写を得ることができる。
れるため、現像、転写、クリーニング工程等で電荷の損
失が少ないため、1回静電潜像を形成させるだけで、連
続して複数枚の複写を得ることができる。
以下実施例を挙げて本発明を説明する。
剰11−
グロー放電装置を用い、A1基体上に常法に従って三層
のa−8i を母体とする層を形成し、感光体(A)を
得た。各層の反応条件を表−1に示す。
のa−8i を母体とする層を形成し、感光体(A)を
得た。各層の反応条件を表−1に示す。
表−1
得られた感光体を第2図に示したように、エレメント配
置した電子写真複写装置を用いて性能評価を行った。結
果を第3図および第4図に示す。
置した電子写真複写装置を用いて性能評価を行った。結
果を第3図および第4図に示す。
第3図中、Aは本実施例の感光体Aに関するプロセス進
行に伴う表面電位の変化を表わしたものである。短波長
露光(11)後の暗減衰が非常に小さく、レーザー光に
よる書き込みをした場合にも殆んど残留電位を発生する
ことがなかった。従つで、得られた画像は非常にコント
ラストの高い鮮明なものであった。しかも、連続複写を
行った場合にも、第4図に示すように連続50枚までこ
の高いコントラストを持続することができた。
行に伴う表面電位の変化を表わしたものである。短波長
露光(11)後の暗減衰が非常に小さく、レーザー光に
よる書き込みをした場合にも殆んど残留電位を発生する
ことがなかった。従つで、得られた画像は非常にコント
ラストの高い鮮明なものであった。しかも、連続複写を
行った場合にも、第4図に示すように連続50枚までこ
の高いコントラストを持続することができた。
実施例2
表−2に示すように、実施例1における第二層の酸素量
を若干多くした感光体(B1)を作製し、同様の実験を
行った。
を若干多くした感光体(B1)を作製し、同様の実験を
行った。
本実施例の感光体(B1)は、第3図および第4図中の
Aと同様に、高いコントラストの画像が得られ、しかも
連続複写実験においても実施例1に比べ向上が見られ、
70枚の高いコントラストの画像を得ることかで趣だ。
Aと同様に、高いコントラストの画像が得られ、しかも
連続複写実験においても実施例1に比べ向上が見られ、
70枚の高いコントラストの画像を得ることかで趣だ。
表−2
次に、この酸素量をさらに70secm多くした感光体
(B2)も作製してみたが、その結果、第3図のBに示
すように、表面電位保持能は同程度あるいはそれ以上に
良好であるが、レーザー光による書浜込みを行った場合
に残留電位が発生した。
(B2)も作製してみたが、その結果、第3図のBに示
すように、表面電位保持能は同程度あるいはそれ以上に
良好であるが、レーザー光による書浜込みを行った場合
に残留電位が発生した。
連続複写性はB1と同等以上であったが、残留電位によ
り十分高い静電コントラストが得られないことに加え、
光イレースのみでは十分除電しぎれず、AC除電の併用
が必要であった。
り十分高い静電コントラストが得られないことに加え、
光イレースのみでは十分除電しぎれず、AC除電の併用
が必要であった。
寒真鼾
表−3に示すように、実施例1における第二層の82
H6量を15 ppIoに増やした感光体(C)を作製
し、同様の実験を行った。結果を第3図および第4図C
で示す。
H6量を15 ppIoに増やした感光体(C)を作製
し、同様の実験を行った。結果を第3図および第4図C
で示す。
表−3
本発明感光体(C)は、第3図Cが示すように、全面短
波長露光による表面電位の減衰が極めて犬鰺く、その後
の暗中における表面電位保持能も大きく低下した。した
がって、十分な静電コントラストを得ることがでとず、
連続複写した場合も第4図中のCに示すように、急速に
コントラストが低下し、多数枚画像を得ることはで外な
かった。
波長露光による表面電位の減衰が極めて犬鰺く、その後
の暗中における表面電位保持能も大きく低下した。した
がって、十分な静電コントラストを得ることがでとず、
連続複写した場合も第4図中のCに示すように、急速に
コントラストが低下し、多数枚画像を得ることはで外な
かった。
実施例4
表−4に示すように、実施例1における第二層の層厚を
薄くした感光体を作製し、同様の実験を行った。
薄くした感光体を作製し、同様の実験を行った。
表−4
その結果、実施例3と同様に、高いコントラストの連続
複写を得ることはできなかった。
複写を得ることはできなかった。
実施例5
実施例2において、第一層と支持体の開に、支持体から
の電荷注入阻止層を設け、その成膜条件を表−5のよう
にして感光体(D)を作製した。イqられな結果を第3
図および第4図のDで示す。
の電荷注入阻止層を設け、その成膜条件を表−5のよう
にして感光体(D)を作製した。イqられな結果を第3
図および第4図のDで示す。
表−5
本実施例感光体(D)では、実施例2と同様に非常に高
い静電フントラストが得られ、しかも繰返し複写の実験
においても、第4図りが示す通り連続で100枚の高品
位な画像を得ることができた。
い静電フントラストが得られ、しかも繰返し複写の実験
においても、第4図りが示す通り連続で100枚の高品
位な画像を得ることができた。
第1−c図から第1−11図は、本発明感光体の複写原
理を説明する図、第2図は複写工程図、第3゛ 図は
複写工程と感光体表面電位の関係を示すグラフおよび第
4図は繰り返しコピ一枚数と静電コントラストを示すグ
ラフである。 (1)a−3iの第一層、 (2)第二層(整流層)、
(3)第三層、 (5)短波長光、(6)長波
長光、 (7)静電潜像、(8)トナー、
(9)感光体ドラム、(10)コロナ放電、
(11)短波長露光、(12)レーザー光、 (
13)現 像、(14)転 写、 (15)ク
リーニング、(16)イレース。 第1−c図 第1−b図 第1−h図 第1−9図 第1−c図 第1−d図第2図 閣土口 第3図 *IVl(秒) 譬°“F−ヨ岐
理を説明する図、第2図は複写工程図、第3゛ 図は
複写工程と感光体表面電位の関係を示すグラフおよび第
4図は繰り返しコピ一枚数と静電コントラストを示すグ
ラフである。 (1)a−3iの第一層、 (2)第二層(整流層)、
(3)第三層、 (5)短波長光、(6)長波
長光、 (7)静電潜像、(8)トナー、
(9)感光体ドラム、(10)コロナ放電、
(11)短波長露光、(12)レーザー光、 (
13)現 像、(14)転 写、 (15)ク
リーニング、(16)イレース。 第1−c図 第1−b図 第1−h図 第1−9図 第1−c図 第1−d図第2図 閣土口 第3図 *IVl(秒) 譬°“F−ヨ岐
Claims (1)
- 1、アモルファスシリコンを母体とする感光層が少なく
とも三層からなる電子写真感光体において、表面から二
層目が帯電極性と同極性の電荷を少数キャリアとする整
流層からなることを特徴とする電子写真感光体。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15176984A JPS6129848A (ja) | 1984-07-20 | 1984-07-20 | 電子写真感光体 |
US06/753,404 US4699860A (en) | 1984-07-20 | 1985-07-10 | Photosensitive member and process for forming images with use of the photosensitive member having an amorphous silicon germanium layer |
DE19853525907 DE3525907A1 (de) | 1984-07-20 | 1985-07-19 | Lichtempfindliches element und verfahren zur herstellung von bildern unter verwendung des lichtempfindlichen elementes |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15176984A JPS6129848A (ja) | 1984-07-20 | 1984-07-20 | 電子写真感光体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6129848A true JPS6129848A (ja) | 1986-02-10 |
Family
ID=15525889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15176984A Pending JPS6129848A (ja) | 1984-07-20 | 1984-07-20 | 電子写真感光体 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4699860A (ja) |
JP (1) | JPS6129848A (ja) |
DE (1) | DE3525907A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5530525A (en) * | 1993-12-28 | 1996-06-25 | Mita Industrial Co., Ltd. | Image forming apparatus |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4465750A (en) * | 1981-12-22 | 1984-08-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Photoconductive member with a -Si having two layer regions |
US4522905A (en) * | 1982-02-04 | 1985-06-11 | Canon Kk | Amorphous silicon photoconductive member with interface and rectifying layers |
US4452874A (en) * | 1982-02-08 | 1984-06-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Photoconductive member with multiple amorphous Si layers |
-
1984
- 1984-07-20 JP JP15176984A patent/JPS6129848A/ja active Pending
-
1985
- 1985-07-10 US US06/753,404 patent/US4699860A/en not_active Expired - Lifetime
- 1985-07-19 DE DE19853525907 patent/DE3525907A1/de not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4699860A (en) | 1987-10-13 |
DE3525907A1 (de) | 1986-01-30 |
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