JPS61296964A - 溶接システムのタツチセンサ誤動作防止回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は溶接開始点を検出するタッチセンサ回路とトー
チ接触異常検出回路を有する溶接システムのタッチセン
サ誤動作防止回路に係す。

特にタッチセンサ回路が交流方式で異常検出回路が直流
方式の溶接システムに好適な溶接システムのタッチセン
サ誤動作防止回路に関する。

〔発明の背景〕

従来上り溶接トーチの溶接ワイヤに接続シテ溶接開始点
を検出するタッチセンサ回路ト、溶接トーチ自身に接続
して溶接トーチまたは溶接ロボット自身を保護するトー
チ接触異常検出回路を有する溶接システムが知られてい
る。しかしながらこの溶接システムでは、溶接トーチと
溶接ワイヤのチップ間にスパッタつまりが発生したり、
あるいはトーチ内部にある絶縁継手部にヒユームやフラ
ックス等の影響による静電結合が発生した場合に、タッ
チセンサ回路がトーチ接触異常検出回路を経由して誤動
作する。従来この種のタッチセンサ回路の誤動作防止に
ついては配慮されていない問題点があった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、溶接トーチと溶接ワイヤ間にユバツタ
つまりによる直流結合を発生したり。

あるいはトーチ内部にある絶縁継手部にヒユームやスラ
ックス等の影響による静電結合が発生しテモ、タッチセ
ンサ回路がトーチ接触異常検出回路を経由して誤動作す
ることなく正常に動作させる溶接システムのタッチセン
サ誤動作防止回路を提供するにある。

〔発明の概要〕

本発明は、溶接開始点を検出するタッチセンサ回路と、
溶接トーチ接触等の異常を検出して保護する異常検出回
路とを有する溶接システムにおいて、タッチセンサ回路
の出力段に直流電流阻止用素子を介在させるとともに、
異常検出回路に抵抗素子を介在させることにより、タッ
チセンサ回路の誤動作を防止するようにしたタッチセン
サ誤動作防止回路である。

〔発明の実施例〕

以下に１本発明の一実施例を第１図と第２図により説明
する。

まず第２図は本発明によるタッチセンサ誤動作防止回路
の対象とする溶接システムを例示する回路図である。第
２図の溶接システムにおいて、交流方式のタッチセンサ
回路ｌは溶接トーチ２の溶接ワイヤ５と母材６の間に接
続されており、溶接開始点を検出する。また直流方式の
トーチ接触異常検出回路７は電源１２から電源短絡防止
用抵抗８を介して溶接トーチ２自身に接続され、さらに
トーチ２からプルダウン抵抗９およびコンパレータ１１
の入力に接続され、電源１２とコンパレータ１１の基準
電位（源）１０とプルダウン抵抗９の各片側は母材６に
接続されており。

トーチ接触の異常状態を検出して溶接トーチあるいは溶
接ロボットにおいてはロボット自身を保護する。

いま図示しない制御装置からタッチセンサ回路１にタッ
チセンス開始指令が出力されると。

タッチセンサ回路１が作動すると同時にトーチ２が母材
６に向って進み、トーチ２のチップ４を通した溶接ワイ
ヤ５が母材６に接触するとセンス完了となり１次の動作
を実行する。ところがもしトーチ２とチップ４または溶
接ワイヤ５の間にスパッタつ重りがあり直流結合を発生
しているとき、あるいはトーチ２内部にある絶縁継手３
がヒユームやフラックス等の影響で静電結合を発生して
いるときに１図示しない制御装置からタッチセンサ回路
１にタッチセンス開始指令が出力され溶接開始点を検出
させようとすると、タッチセンサ回路１はワイヤ５から
トーチ２−異常検出回路７の電源短絡防止抵抗８−ｒｔ
電源２−母材６−タッチセンサ回路の経路を経由し、直
ちにセンス完了とｔｃつて次の動作（例えば溶接等）を
実行するよ５になる。このようなタッチセンサ回路ｌの
誤動作を防止すぺ〈本発明によりタッチセンサ誤動作防
止回路が設けられる。

つぎに第１図は第２図の溶接システムを対象とした本発
明によるタッチセンサ誤動作防止回路の一実施例を示す
回路図である。第１図において、第２図と同一符号は同
一部分を示すものとし、タッチセンサ回路１のセンス可
能とじてぃお溶接ワイヤ５と母材６の接触抵抗値以上の
抵抗値をもつ抵抗素子Ａ、Ｂを異常検出回路７の電源短
絡防止用抵抗８とトーチ２間、およびトーチ２と異常検
出回路７のプルダウン抵抗９間にそれぞれ介在させるこ
とにより、上記した溶接トーチ２のスパックつまりゃヒ
ユーム等に異常検出回路７を経由したタッチセンサ回路
１の誤動作を防止することが可能となる。一方でと記の
抵抗素子Ａ、Ｂを介在させたことにより異常検出回路７
に副作用が発生する。つまり図示しない制御装置からタ
ッチセンサ回路１にタッチセンス開始指令が出力される
とタッチセンサ回路ｌの出力段に！出力抵抗が小さいた
め、異常検出回路７のコンパレータ１１のプルダウン抵
抗９の入力側の電位ｂ″−基準電位１０よりも小さくな
って異常検出回路７が作動し、溶接システムが停止する
。そこでこの異常検出回路７は直流方式になっているた
め、タッチセンサ回路ｌとワイヤ５間の出力段に直流電
流阻止用素子Ｃを介在させることにより、上記副作用と
しての異常検出回路７の誤動作もなくなる。

以上のように本実施例によれば、抵抗素子Ａ。

Ｂと直流電流阻止用素子Ｃを介在させた簡単な回路構成
で、トーチ接触異常検出回路７０機能ヲ損ねることなく
、トーチ２のスパンクつまりゃフユーム等の東部条件！
（よ７）タッチセンサ回路１の誤動作を防Ｉとできる。

〔発明の効果〕

以上の説明のよう５Ｃ本発明てよれば、従来から溶接シ
ステムに備えているトーチ接触異常検出機能を損ねるこ
となく、タッチセンサの誤動作を確実に防上で与る効果
がある。

【図面の簡単な説明】

ｉｔ図は本発明によるタッチセンサ誤動作防上回路の一
実施例を示す回路図、第２ワは本発明の対象とする溶接
システムを例示する回路図である。 ■・・・タッチセンサ回路、２・・・トーチ。 ３・・絶縁継手、　　　　　４・・・チップ。 ５・・ワイヤ、　　　　　６・・・母材。 ７・・・異常検出回路、　　　Ａ、Ｂ・・・抵抗素子。 Ｃ・・・直流電流阻止用素子。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 溶接トーチと、該溶接トーチの溶接ワイヤと母材間に接
   続して溶接開始点を検出するタッチセンサ回路と、上記
   溶接トーチ自身と母材間に接続して溶接トーチ接触等の
   異常状態を検出して該溶接トーチ等を保護する異常検出
   回路とを有する溶接システムにおいて、上記溶接ワイヤ
   とタッチセンサ回路間に直流電流阻止用素子を介在させ
   るとともに、上記溶接トーチ自身と異常検出回路間に抵
   抗素子を介在させることにより、タッチセンサ回路の誤
   動作を防止するようにした溶接システムのタッチセンサ
   誤動作防止回路。