JPS61296857A - 感熱転写装置 - Google Patents

感熱転写装置

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Publication number
JPS61296857A
JPS61296857A JP60138310A JP13831085A JPS61296857A JP S61296857 A JPS61296857 A JP S61296857A JP 60138310 A JP60138310 A JP 60138310A JP 13831085 A JP13831085 A JP 13831085A JP S61296857 A JPS61296857 A JP S61296857A
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JP
Japan
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data
circuit
supplied
density
signal
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Pending
Application number
JP60138310A
Other languages
English (en)
Inventor
Shintaro Nakagaki
中垣 新太郎
Terumi Ohara
輝美 大原
Hironori Kitamura
宏記 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
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Publication of JPS61296857A publication Critical patent/JPS61296857A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は感熱転写装置に係り、感熱ヘッドの発無用抵抗
体を流す一定電流の通電時間により印刷ドツトの大きさ
を制御し、階調を制御して記録する感熱転写装置に関す
る。
従来の技術 端末用プリンタ(ハード・コピー装置)として、ワイヤ
・ドツト型、インクジェット型等の他に最も有望なもの
として熱転写型の印刷装置が開発されてきている。この
熱転写型印刷装置は、例えば厚さ5〜6μ−のポリエス
テルフィルムの一面に熱溶融性インクが塗布されたイン
クフィルムを用い、このインクフィルムの表のインク面
を記録用紙に対接させ、裏面に感熱ヘッドを当て、この
感熱ヘッドに電流を流して発熱させ、この感熱ヘッドに
対応する位置のインクフィルムのインクを溶融させて記
録用紙に転写する構成とされている。
この感熱ヘッドは一列に複数の発熱用抵抗体が配列され
てなり、この各発熱用抵抗体に電流を順次印加する。
プリントされた文字2図形、絵等の階調を決める濃度は
溶融インクが転写された記録用紙上の各ドツトの面積に
応じて決まる。そして溶融インクドツトの面積は各発熱
用抵抗体に印加する電流の通電時間に応じて決まる。
第5図は従来の感熱転写装置の一例のブロック系統図を
示す。ここで、ブラウン管の映像信号電圧に対する螢光
面の発光輝度は第6図に■で示すような特性となってい
るので、予め例えば撮像管出力アナログ映像信号に同図
に■で示すようなレベル圧縮特性を付与するガンマ補正
回路(図示せず)が従来より用いられている。このガン
マ補正回路にてガンマ補正されたアナログ映像信号が入
力端子1を介して逆ガンマ補正回路2aに供給される。
逆ガンマ補正回路2aは入来する上記アナログ映像信号
に第6図に■で示すようなレベル伸長特性を付与して、
ガンマ補正される前のもとのアナログ映像信号を得る。
このため、逆ガンマ補正回路2aから出力されるアナロ
グ映像信号は第6図に■で示ず如くその入出力特性(あ
るいは濃度対レベル特性)を略直線的な関係とされて、
信号処理回路3aに供給される。
信号処理回路3aは入来するアナログ映像信号を例えば
マトリックス処理後、暗部利得増幅回路4に供給する。
第7図は第5図図示プロツク系統中暗部利得増幅回路4
の一例の具体的回路図を示す。同図中、入力端子6には
正極性クランプパルスPが供給され、このクランプパル
スPがハイレベルの期間のみトランジスタQ1はオンす
る。このクランプパルスPのハイレベルの期間は、入力
端子5に入来する上記マトリックス処理されたアナログ
映像信号V1の暗部レベル期間に相当し、この期間の信
号レベルが電圧源E+の直流電圧にクランプされる。一
方、クランプパルスPがローレベルとなる期間はトラン
ジスタQ1はオフとなり、結合コンデンサC1が上記電
圧源E1の直流電圧に充電されているため、トランジス
タQ1がオフである期間は上記アナログ映像信号v1の
明部レベル(すなわち小レベルから大レベルに相当する
部分)もやはり電圧源E1の直流電圧にクランプされて
、トランジスタQ2のベースに供給される。
このようにしてクランプされた信号は、次にトランジス
タQ2 、Q3及び電圧源E2等で構成される増幅回路
及びレベル圧縮用ダイオードD1及び出力トランジスタ
04等を介してレベル圧縮により暗部の利得が持ち上げ
られたアナログ信号V2とされ、出力端子7に出力され
る。
上記アナログ信号V2は、例えば本出願人が先に特願昭
57−216933号にて提案した感熱転写階調制御装
置8に供給される。かかる感熱転写階調制御装置8は、
入来するアナログ信号v2をA/D変換装置にてディジ
タル信号(画像データ)に変換し、これを半導体メモリ
等のデータ記憶装置に送出して、必要画素数分アドレス
を定めて記憶させた後、アドレスカウンタより送られる
アドレスに応じて読み出して、濃淡データ比較回路に出
力させる。この濃淡データ比較回路は、データカウンタ
から送られるーの基準濃度データ(最初は最小m度を示
すデータ)と上記データ記憶装置から順次読み出された
発熱用抵抗体と同じ数の画像データとを順次比較し、こ
の画像データの値が基準濃度データの値に等しいか又は
大きければ、シフトレジスタ回路を介してゲート回路へ
例えばハイレベルの出力信号を供給し、基Q−濃度デー
タより小さければローレベルの出力信号を上記ゲート回
路の一方の入力端子へ供給する。上記濃度データ比較回
路は次に濃度が小さい方から2番目の基準濃度データと
一ヒ記データ記憶装置から順次読み出された発熱用抵抗
体と同じ数の画像データとを上記と同様にして再び比較
し、上記と同様にしてハイレベル又はローレベルの信号
を上記ゲート回路の一方の入力端子へ送出する。以下、
上記と同様にして、基準濃度データが最大濃度となるま
で、上記の動作が繰り返される。
ゲート回路の他方の入力端子には加熱パルスが印加され
、上記ハイレベルの信号が一方の入力端子に入力されて
いるゲート回路のみ上記加熱パルスが通過して、対応す
る発熱用抵抗体を発熱させる。このようにして、複数の
発熱用抵抗体には濃度に応じた時間、加熱パルスが印加
されてパルス電流が流され、これにより階調の制御が行
なわれる。
このように、従来の感熱転写装置は、プリントii!i
i買上大きく左右される暗部については、暗部利得増幅
回路4により、暗部の利得を大とすることにより、暗部
のつぶれを補正していた。
発明が解決しようとする問題点 しかるに、上記従来の感熱転写装置は、暗部利得増幅回
路4にて、入力アナログ映像信号の暗部の利得を上げて
記録を行なうため、明部(R小温度レベル、すなわち白
レベルに近い濃度レベルに相当する部分)の分解能が下
がり、上記A/D変換装置のビット数を多くする必要が
ある等の問題点があった。
そこで、本発明は、上記A/D変換装置に供給されるア
ナログ信号の濃度対レベル特性を少なくとも暗部では略
直線的な関係とすることにより、上記問題点を解決した
感熱転写装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明になる感熱転写装置は、ガンマ補正されたアナロ
グ映像信号が供給され、アナログ映像信号にレベル伸長
特性を付与してガンマ補正される前のもとのアナログ映
像信号を得る逆ガンマ補正回路と、逆ガンマ補正回路よ
り出力されるアナログ映像信号をマトリックス処理する
信号処理回路と、マトリックス処理されたアナログ映像
信号をディジタル信号に変換して、これを入力データと
して出力するA/D変換装置と、予め設定された補熱時
間に相当する信号を発生出力するコントロールカウンタ
と、コントロールカウンタから供給される信号に応じて
、補熱時間中最小濃度を示す値を保持し、補熱時間経過
後最小濃度から最大濃度を示す値まで短時間で順次変化
する基準濃度データを発生する手段と、補熱時間中の基
準濃度データを含めた基準濃度データと転写すべき入力
データとの比較を行ない、濃度の一単位毎に複数個一列
の発熱用抵抗体のうち電流を流すべき発熱用抵抗体を示
す制御データを生成する手段と、基準濃度データが供給
され、予め記憶されている記録濃度と基準濃度データと
の関係を直線あるいは所定の曲線となるよう設定された
補正データを入力された基準濃度データに応じて出力す
る補正データ発生回路と、補正データ及び制御データが
夫々供給され、補正データの値に応じた時間制御データ
が示す発熱用抵抗体に電流を流す手段とより構成される
作用 上記逆ガンマ補正回路により、ガンマ補正されたアナロ
グ映像信号がレベル伸長されてガンマ補正される前のも
とのアナログ映像信号が得られる。
従って、上記A/D変換装置に供給される映像信号の濃
度対レベル特性を暗部で略直線的な関係とされる。
一方、上記コントロールカウンタにより、基準濃度デー
タは補熱時−中最小濃度を示す値に保持される。従って
、上記制御データ生成手段により、上記最小濃度よりも
大なる値の入力データを転写すべき発熱用抵抗体のみに
電流が流され、補熱される。
また基準濃度データは上記補熱時間経過後最小濃度から
最大濃度を示す値まで短時間で順次変化するため、上記
制御データ生成手段により、濃度の一単位毎に入力デー
タを転写すべき発熱用抵抗体に電流が流される。この発
熱用抵抗体には、上記補正データ発生回路から供給され
る補正データに基づき、記録濃度と基準濃度データとの
関係を直線あるいは所定の曲線となるよう設定された時
間、電流が流され、発熱する。
なお、本明細書において、感熱転写記録とは、発熱によ
り記録紙自体が化学変化することによって記録を行なう
感熱記録、或いは熱溶融転写紙を用いた感熱記録、昇華
性転写紙を用いた熱昇華形感熱記録、その伯熱を加える
ことによって記録を行なうものすべてを包含するものと
する。
実施例 第1図は本発明になる感熱転写装置の一実施例の回路系
統図を示す。同図中、感熱ヘッド14はセラミック基板
上にn個の発熱用抵抗体R1〜Rnが一列に形成されて
なる。この感熱ヘッド14の構成は従来の熱転写型印刷
装置のそれと同一であり、例えば第4図に示ず如く、イ
ンクフィルム9の幅方向に延在している。第4図におい
て、転写紙としてのインクフィルム9はポリエステルフ
ィルム10の表面に熱溶融性インク11が所定厚で塗布
されている。記録用紙12は記録面をインクフィルム9
のインク11の面に対接させて、ローラ13によりイン
クフィルム9と共に矢印へ方向に送られる。ローラ13
に対向して感熱ヘッド14が設けられており、インクフ
ィルム9の裏面に当接している。
感熱ヘッド14の発熱用抵抗体R1〜Rnのうち通電さ
れた発熱用抵抗体に対応する部分のインクフィルム9の
インク11が溶融し、記録用紙12に転写される。イン
クフィルム9は感熱ヘッド14を通過後、ローラ15に
案内されて記録用紙12からは離間され、巻取スプール
(図示せず)に使用済インクフィルム9aとして巻取ら
れる。
プリント済記録用紙12a上には転写されたインク11
aが残っている。図示の便宜上、転写されたインク11
aは大きな面積のものとして示されているが、実際は小
さなドツトの集まりよりなる。
一つのドツトは−の発熱用抵抗体により形成され、その
−ドツトの大きさは発熱用抵抗体に流される電流値又は
通電時間により決まる。そして各ドツトの大きさに応じ
てプリントされた図形等の濃淡即ちW、調が決まる。
本発明はこのような熱転写型印刷装置に適用しうる装置
であって、再び第1図に戻って説明するに、入力端子1
に入来するアナログ映像信号は逆ガンマ補正回路2b及
び信号処理回路3bを経てA/D変換装置16に供給さ
れる。上記逆ガンマ補正回路2b及び信号処理回路3b
は前記第5図中の逆ガンマ補正回路2a及び信号処理回
路3aと同じ機能を有するが、A/D変換装置16に供
給される入力アナログ信号の濃度対レベル特性を暗部で
略直線的な関係とし、入力信号の10〜100%(但し
、0%は黒レベルを示し、100%は白レベルを示す値
である)間での誤差を±6出以内に設定するよう構成さ
れている点が異なる。
上記入力アナログ信号はA/D変換装置16でディジタ
ル信号に変換されて、データ記憶装置17に送られて記
憶される。一方、アドレスカウンタ18は端子19より
の基準クロック信号と、端子20よりのスタートパルス
とが供給される。
上記スタートパルスは第2図(A)にaで示す如きパル
スで、時刻t1で入来するスタートパルスaにより、ア
ドレスカウンタ18及びデータカウンタ22が夫々リセ
ットされ、かつ、コントロールカウンタ25には補熱プ
リセット源27からの予め設定された補熱プリセット値
がロードされる。
この補熱プリセット値は後述する補熱時間を定める値で
、第2図(B)に示すパルスbの周期、感熱ヘッド14
への印加電圧、感熱ヘッド14と記録用紙12との間の
押圧力、更には周囲温度等により決定され、例えば「4
」程度に選定される。
また、補熱時間は1ライン分の画素データが整数回繰り
返して読み出される時間に選定される。
コントロールカウンタ25はアドレスカウンタ18より
基準クロックに基づいて生成された第2図(B)に示す
パルスbを計数するが、上記補熱プリセット値分だけこ
のパルスbを計数する時間ΔTの間中、第2図(C)に
示す如く、ローレベルの信号Cをデータカウンタ22に
供給し、その計数動作を停止せしめる。従って、データ
カウンタ22より濃淡データ比較回路21へ供給される
第2図(D)に示す基準濃度データdの値は、上記時間
ΔT(これが補熱時間である)の間リセット値「0」、
すなわち最小濃度白を示す値「0」に保持される。なお
、上記パルスbの周期は従来のアドレスカウンタの出力
パルスの周期に比し例えば1/10程度に短く選定され
ている。
アドレスカウンタ18は上記スタートパルスaの入来に
より、1回目のアドレスをデータ記憶装置17に送る。
データ記憶装置17はこの1回目のアドレスに応じた第
1のデータ(A/D変換装置16よりの画像データの最
初のデータ)を濃淡データ比較回路21へ送出する。濃
淡データ比較回路21は上記第1のデータとデータカウ
ンタ22よりの最小m度を示す基準濃度データ(以下、
「第2のデータ」という) 「O」を比較して、第1の
データが第2のデータ「0」より大きければシフトレジ
スタ23に制御データ「1」を送り、等しければシフト
レジスタ23に制御データ「O」を送る。
このようにして、1回目のアドレスにおける処理を終了
すると、アドレスカウンタ18は順次2゜3、・・・、
n回目のアドレスをデータ記憶装[17へ送り、データ
記憶装置17はその都度2〜n回目のアドレスに夫々応
じた第1のデータを濃淡データ比較回路21へ順次送出
する。ここで、1〜n回目のアドレスからの第1のデー
タは夫々感熱ヘッド14の各発熱用抵抗体R1〜Fan
により印刷される画像データに相当する。a淡データ比
較回路21は、上記2〜n回目のアドレスに夫々対応す
る第1のデータと第2のデータ「0」とを比較して、上
記と同様に制御データ「O」又は「1」をシフトレジス
タ23へ送る。n段のシフトレジスタ23は、濃淡デー
タ比較回路21より供給される1〜n回目のアドレスに
夫々対応したnビットの制御データを順次取り込み、ラ
ッチ回路24へ送出する。
アドレスカウンタ18は上記1〜n回目のアドレスをカ
ウントし終ると、第2図(B)に示すデータ転送パルス
bをデータカウンタ22及びラッチ回路24及びコント
ロールカウンタ25へ送る。
このデータ転送パルスbの周期Δtは従来に比べて約1
/10程度に短縮されている。データカウンタ22はこ
のデータ転送パルスbが送られると同時に、第2図(E
)に示す加熱パルスeをアドレスカウンタ18及びAN
D回路26及びAND回路28の一方の入力端子へ供給
づる。
一方、上記AND回路26の一端には端子19より基準
クロック信号が供給されており、データカウンタ22よ
りの前記加熱パルスeの入来と同時にパルスをシフトレ
ジスタ23へ出力して、アドレスカウンタ18の1〜n
回目のアドレスに対応するnビットの制御データをシフ
トレジスタ23からラッチ回路24へ転送させる。ラッ
チ回路24は、上記データ転送パルスbが入来した時点
で、シフトレジスタ23より供給された制御データをラ
ッチして、ゲート回路01〜(3nの各一方の入力端子
の夫々に送出する。
一方、アドレスカウンタ18は前記加熱パルスeの入来
によりリセットされて、再び1〜n個のアドレスを順次
カウントしてゆくが、補熱時間ΔT中はアドレスカウン
タ18によりデータ記憶装置17は同一ラインのn個の
第1のデータを繰り返して読み出され、かつ、第2のデ
ータは「0」に保持されているため、同じ1ライン分の
n個の第1のデータが上記値「0」の第2のデータと、
濃淡データ比較回路21において繰り返し大小比較され
る。
従って、補熱時間ΔT中は上記第1のデータが「1]以
上、すなわら第1のデータにより転写すべき発熱用抵抗
体のみに電fI電圧+Vccにより加熱電流が流され、
補熱される。このため、白レベルの第1のデータは白の
まま保持され、転写されず、白からルベル上の濃度には
上記補熱プリセット値を最適にすることにより転写濃度
の立上りを最適にすることができる。
しかる後、コント0−/レカウンタ25がパルスbを補
熱プリセット値分計数し終えた時刻t2にてパルスCが
ハイレベルになると、データカウンタ22はカウント動
作を開始し、上記と同様の動作を1ライン分の第1のデ
ータに対して1回行なった後、次に入来するパルスbを
時刻t3で計数し、それまでrOJであった第2図(D
)に示す第2のデータを小さい方から2番目の濃度を示
す値「1」に増加する。
これにより、濃淡データ比較回路21は同じ1ライン分
のn個の第1のデータと上記値「1」の第2のデータと
の大小比較を順次行なう。第2のデータが「1」の場合
もシフトレジスタ23.ラッチ回路24.AND回路2
6等は上記と同様の動作を行ない、ゲート回路01〜G
nの各一方の入力端子に、ラッチされた制御データを送
出する。
他方、補正テーブル記憶メモリ29には第2図(D)に
示す上記第2のデータ「0」が供給され、これを記録時
間と濃度とが直線的な関係となるよう、補正データが予
め記憶されている補正テーブルを用いて補正したデータ
をパルス発生器30へ送出する。パルス発生器30は入
来する補正データに応じて補熱時間Δ王を含む所定の期
間はハイレベルで、この期間以降はパルス幅が瀬次小に
変化する第2図(F)に示すパルスfを発生してAND
回路28の他方の入力端子へ出力する。AND回路28
は入来する上記加熱パルスe及びパルスfにより、第2
図(G)に示すパルスqを発生して上記ゲート回路G1
〜Gnの各他方の入力端子に送出する。
上記パルスqは第2図(G)に示す如く、時刻tll以
降補熱同周Tを含む所定の期間(すなわち第2のデータ
dが「0」である時刻t1〜t3までの期間)は所定の
パルス幅を有し、この期間以降は前記補正テーブル記憶
メモリ29より送出される補正データのデータ内容に応
じてそのパルス幅が例えば漸次減少する。
ゲート回路01〜Gnの夫々は、上記パルスqとラッチ
回路24より供給されるnビットの制御データとをゲー
ト処理して得たゲート信号をNPN型トランジスタT1
〜Tnの夫々のベースへ供給し、これをスイッチング1
lJtIDする。トランジスタT1〜Tnのうちオンさ
れたトランジスタのコレクタ側に接続されている発熱用
抵抗体のみに電流が流され、発熱する。
また、時刻t2以降はデータカウンタ22から出力され
る第2のデータがパルスb、eと同期してrob、rl
J、r2J、・・・、rmJ (但しmは最大濃度を示
す値)と変化してゆき、濃淡データ比較回路21は第1
のデータが第2のデータより大きければ制御データ「1
」を出力し、第2のデータと等しいか又は小さければ制
御データ「0」を出力する。この「0」又は「1」の制
御データ及びパルスqのパルス幅に応じて発熱用抵抗体
に流れる加熱電流の通電時間が変化して、1ライン分の
データの階調記録が行なわれる。
その後、次のスタートパルスaが入来すると、アドレス
カウンタ18及びデータカウンタ22が夫々リセットさ
れて、データカウンタ22は再び第2のデータを第2図
(D)に時刻t1以降に示す如く順次変化させ、上記と
同様の動作を行ない、次の1ライン分の第1のデータの
階調記録が行なわれる。
このようにして、第3図に示す如く、本実施例による階
調数対濃度特性は、ハイライト部での直線的な濃度制御
ができ、かつ、中間調から黒レベルまでの直線的な濃度
制御ができる。従って、本実施例によれば、階調数「O
」〜rmJまで、すなわち白レベルから黒レベルまで略
直線的なa度制御ができる。また、パルスbの周期は従
来の1/10程度なので、記録時間の短縮化がはかれる
このようにして、データカウンタ22が1〜m回のカウ
ントを終了する毎に、前記記録用紙12へ1ラインの記
録が行なわれ、この1ラインの記録終了後、再びデータ
カウンタ22が1〜m回のカウントを開始する。
なお、入力端子1に入来するアナログ映像信号は、伯の
文字9図形等の像の情報信号でもよい。
また、上記の実施例は、記録時間と濃度との関係を直線
とした場合の説明であるが、この記録時間と濃度との関
係を所定の曲線としてもよい。
発明の効果 上述の如く、本発明によれば、A/D変換装置の入力ア
ナログ信号の10〜100%間での誤差を±6cIE以
内に設定することにより、信号レベルによる分解能差が
問題なくなり、従って上記A/D変換装置のビット数も
必要最小限にでき、回路構成が簡単であると共に良好な
プリント画質を得ることができる。また、転写すべき発
熱用抵抗体のみ補熱したので、ハイライト部での最適な
a度特性を得ることができ、またデータ転送パルスの周
期を従来に比しかなり短くしたので、記録時間の短縮化
をはかることができ、さらに記録時間と濃度とが略直線
的な関係となるように各発熱用抵抗体の通電時間を各濃
度毎に制御したので、11度レベルの高いところでも黒
つぶれを生ぜしめることなく、上記ハイライト部から最
大階調数まで略直線的な濃度制御ができ、印刷の高画質
化をはかることができる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる感熱転写装置の一実施例を示す回
路系統図、第2図は第1図図示回路系統の動作説明用信
号波形図、第3図は本発明装置の階調数対濃度特性の一
例を示す図、第4図は本発明になる感熱転写装置を適用
しうる熱転写型印刷装置の要部の一例の概略斜視図、第
5図は従来の感熱転写装置の一例を示すブロック系統図
、第6図は第5図図示プロツク系統中逆ガンマ補正回路
の入出力特性図、第7図は第5図図示プロツク系統中暗
部利得増幅回路の一例を示す具体的回路図である。 1・・・アナログ映像信号入力端子、2b・・・逆ガン
マ補正回路、3b・・・信号処理回路、14・・・感熱
ヘッド、16・・・A/D変換装置、17・・・データ
記憶装置、18・・・アドレスカウンタ、19・・・基
準クロック信号入力端子、20・・・スタートパルス信
号入力端子、21・・・濃淡データ比較回路、22・・
・データカウンタ、23・・・シフトレジスタ、24・
・・ラッチ回路、25・・・コントロールカウンタ、2
6゜28・・・AND回路、27・・・補熱プリセット
源、29・・・補正テーブル記憶メモリ、30・・・パ
ルス発生器、G1〜Qn・・・ゲート回路、R1−Rn
・・・発熱用抵抗体、■1〜Tn・・・トランジスタ。 特許出願人 日本ビクター株式会社 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  複数個一列に配設された発熱用抵抗体に個々に流す各
    電流の時間を濃度に応じて個々に制御して記録する感熱
    転写装置において、ガンマ補正されたアナログ映像信号
    が供給され、該アナログ映像信号にレベル伸長特性を付
    与してガンマ補正される前のもとのアナログ映像信号を
    得る逆ガンマ補正回路と、該逆ガンマ補正回路より出力
    される該アナログ映像信号をマトリックス処理する信号
    処理回路と、マトリックス処理された該アナログ映像信
    号をディジタル信号に変換して、これを入力データとし
    て出力するA/D変換装置と、予め設定された補熱時間
    に相当する信号を発生出力するコントロールカウンタと
    、該コントロールカウンタから供給される信号に応じて
    、該補熱時間中最小濃度を示す値を保持し、該補熱時間
    経過後該最小濃度から最大濃度を示す値まで短時間で順
    次変化する基準濃度データを発生する手段と、該補熱時
    間中の基準濃度データを含めた該基準濃度データと転写
    すべき該入力データとの比較を行ない、濃度の一単位毎
    に複数個一列の該発熱用抵抗体のうち電流を流すべき発
    熱用抵抗体を示す制御データを生成する手段と、該基準
    濃度データが供給され、予め記憶されている記録濃度と
    該基準濃度データとの関係を直線あるいは所定の曲線と
    なるよう設定された補正データを入力された該基準濃度
    データに応じて出力する補正データ発生回路と、該補正
    データ及び該制御データが夫々供給され、該補正データ
    の値に応じた時間該制御データが示す該発熱用抵抗体に
    電流を流す手段とよりなり、該逆ガンマ補正回路及び該
    信号処理回路を通して該A/D変換装置に供給される映
    像信号の濃度対レベル特性を暗部で略直線的な関係とす
    るよう構成したことを特徴とする感熱転写装置。
JP60138310A 1985-06-25 1985-06-25 感熱転写装置 Pending JPS61296857A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0224156A (ja) * 1988-07-12 1990-01-26 Victor Co Of Japan Ltd 感熱印刷装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0224156A (ja) * 1988-07-12 1990-01-26 Victor Co Of Japan Ltd 感熱印刷装置

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