JPS61295964A

JPS61295964A - 画像形成装置

Info

Publication number: JPS61295964A
Application number: JP13671885A
Authority: JP
Inventors: Masashi Ohashi; 大橋　将志; Yasuyoshi Yamamoto; 山本　康義; Toshiro Kasamura; 笠村　敏郎; Atsushi Kubota; 篤久保田; Tatsuya Shiratori; 達哉白鳥; Toshihiko Kusumoto; 楠元　俊彦; Takashi Ozawa; 隆志小澤; Michiro Koike; 道郎小池; Nobukazu Sasaki; 佐々木　信和; Akiyoshi Kimura; 木村　彰良
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1985-06-21
Filing date: 1985-06-21
Publication date: 1986-12-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、複写装置、レーザビームプリンタ等の画像形
成装置に係り、詳しくは分岐した複数個のシート搬送径
路を切換え選択しうろように構成された画像形成装置に
関する。

（ロ）従来の技術近時、複写装置等の画像形成装置（以下、複写装置とい
う）として、第４図に示すような装置が本出願人によっ
て案出されている。該複写装置１は、複写部（画像形成
部）２を内蔵する複写装置本体３を有していると共に、
下部に中間トレイ５を収納するトレイ収納台６を有して
いる。該装置本体３は原稿載置台７、光源９、レンズ系
１０．２個のカセットｌｌａ、ｌｌｂ等を備えており、
かつ装置本体３の略中心部に円筒状の感光体１２等から
成る上記複写部２が配設されている。そして、上記感光
体１２の周辺近傍には、それぞれ異なる色のトナーを内
蔵した２個の現像器１３ａ。

１３ｂ１クリーナ１５及び−成帯電器１６、そして搬送
装置２０の先端部分に設置されている転写用帯電器エフ
及び分離帯電器１９が配設されている。また、カセット
ｌｌａ、ｌｌｂ部分には給紙ローラ２１ａ、２１ｂが配
設され、転写シートＳがそれぞれ搬送ローラ対２２　ａ
、　　２２　ｂ、径Ｗ１２３ａ、２３ｂを介して、レジ
ストローラ対２５を通り感光体１２に搬送されるように
なっている。

また、上記搬送装置２０の後端部分には定着部２７及び
排紙部２９が配設されている。そして、本複写装置１は
、転写シートの表面に複数回の複写を行う多重複写また
は転写シートの表面と裏面に複写を行なう両面複写の機
能が設けられており、そのために再複写される転写シー
トを再搬送する径路及び搬送部が配設されている。即ち
、上記定着部２７の後部には排紙部２９が設けられてい
ると共に、該排紙部２９の下流には径路４０，４１及び
４２が配設されており、それら径路４０，４１．４２の
合流部にはフラッパ４３が設けられており、更に該合流
部の右方には転写シート搬送部２６が配設されている。

そして、上記複写部２でトナー像を転写された転写シー
トが搬送装置２０を介して定着部２７に搬送されて、該
定着部２７で定着されると共に、複写が終了した転写シ
ートは排出ローラ対３６を介して機外に排出されろ。

一方、更に転写シートの同一面に多重複写される転写シ
ートは上記径＃ｊ４０に導かれ、更に転写シート搬送部
２６を介して複写部２に再搬送される。

また、両面複写の転写シートは上記径路４０に導かれる
と共に、径路４１、中間トレイ５、径路４２及び転写シ
ート搬送部２６を介して、シート面が反転して上記複写
部２に再搬送されるようになっている。そして、上記定
着部２７には、第５図に示すように、定着熱ローラ対３
０ａ、３０ｂが備えられており、該ローラ３０ａは剛体
で構成されたヒートローラであり、またローラ３０ｂは
弾性体で構成された加圧用ローラであって、転写シート
ｓのトナー像を永久像に定着するように構成されている
。そして、これら定着ローラ対３０　ａ　ｐ３０ｂには
それぞれ分離爪３１ａ、、３１ｂが設けられており、こ
れら分離爪３１ａ、３１ｂが転写シートＳの巻付きを防
止している。まＩ＝、上記ヒートローラ３０ａを用いた
定着部２７に転写シートＳを通ずと、該転写シートＳは
カールを生じるが、このカールを矯正するためにカール
矯正部３２が設けられている。そして、該カール矯正部
３２には給送ローラ３３が備えられ、かつ該ローラ３３
に当接して２個のカール矯正ローラ３５ａ。

３５ｂが設けられており、これらローラで転写シートｓ
に生じた上向きのカールを矯正するようになっている。

更に、該カール矯正部３２の後側には上述した排出ロー
ラ対３６が設けられ、また上記カール矯正部３２と排出
ローラ対３６との間にはフラッパ３７が配設されており
、複写の終了した転写シートＳが実線位置のフラッパ３
６により径路３９に誘導され、また破線位置のフラッパ
３７′に導かれて径路４０に搬送される。

以上のように、上述の複写装置１は、多重及び両面複写
が行われるように構成され、かつ定着部２７にはヒート
ローラ３０ａが用いられている。

そして、ヒートローラを用いた定着部に転写シートを通
過させると、定着ローラ対３０ａ、３０ｂの硬度の違い
や、転写シー１−３の表面と裏面の熱膨張の程度の差、
或はトナーの熱膨張、収縮の影響等により転写シートＳ
にカールが生じ、このカールは多重複写、両面複写に際
して行われる同一転写シートへの転写工程において、転
写ヌケ、転写ズレ等の悪影響を及ぼすと共に、感光体１
０と転写シートＳを分離する工程においても悪影響を及
ぼす。そして、このカールを矯正するために、本装置１
においてカール矯正部３２が配備されていることは上述
のとおりである。

し→　発明が解決しようとする問題点ところで、上述複写装置１においてはカール矯正部３２
に隣接して転写シートＳを排出、或は再搬送する径＃１
３９，４０が設けられ、それら径路の分岐点にはフラッ
パ３７が配設されて、転写シーｌ−３を選択給送してい
るが、該フラッパ３７が上記カール矯正部３２の排紙ロ
ーラ３３及び該ローラ３３に当接する２個のカール矯正
ローラ３５ａ、３５ｂと重複して配置されているため、
該部分の搬送経路が長くなり、装置を小型化する上で障
害となっている。

（ハ）問題を解決するための手段本発明は、上記問題点を解消をすることを目的とするも
のであって、例えば同一の転写シートに多重画像形成ま
たは両面画像形成を行うべく、画像形成部を経て搬送さ
れてきた転写済みシートを、複数の搬送径路を切換え選
択する切換手段を介して、排出または再び画像形成部へ
と搬送するように構成された画像形成装置において、搬
送径路の分岐切換え位置に臨んで、第１の搬送ローラと
、該第１の搬送ローラと共動してシートを搬送する第２
の搬送ローラとを配設し、かつ、該第２の搬送ローラを
第１の搬送ローラの外周上に沿って移動して搬送径路の
切換丸をすることを特徴とするものである。

（ホ）　作用上述構成に基づき、転写シートが第１の搬送ローラの外
周上の所定の位置で、該第１の搬送ローラと第２の搬送
ローラとに挾持・給送されると、転写シーＩ・は上記所
定の位置に応じた搬送径路に搬送され、かつ第２の搬送
ローラを上記位置から移動した状態では、シートが他の
搬送径路に搬送される。

（へ）実施例以下、図面に治って、本発明の実施例について説明する
。なお、先に説明した複写装置と同一部分は同一符号を
付して説明を省略する。

本実施例の複写装置は、第１図に示すように、転写シー
トＳを定着する定着部２７を有すると共に、該定着部２
７の後流でかつ搬送径路分岐位置４９に臨んでカール矯
正兼切換搬送部４５を有している。更に、該切換搬送部
４５には第１の搬送ローラ４６が設けられており、該搬
送ローラ４６の外周には該外周に治って移動できるよう
に、２個の第２の搬送ローラ４７ａ、４７ｂが配設され
ている。そして、該カール矯正兼切換搬送部４５の後流
側にはシートを排出又は再搬送する径路３９．４０が２
つに分岐して設けられ、一方の径路３９には複写を終了
した転写シート８８機外に排出するように排出ローラ対
５１が設置されており９、また他方の径路４０は多重ま
たは両面複写される転写シート３？！複写部に再搬送す
る。更に、第２図に拝承するように、第１の搬送ローラ
４６は回転軸５２に固定されており、該軸５２は歯車５
３゜５５を介して回転が伝達されると共に、ローラホル
ダ５６を揺動自在に軸支している。そして、該ローラホ
ルダ５６には上記第２の搬送ローラ４７ａ、４７が所定
の間隔をおいて、各々回転自在に配設されており、また
該ローラホルダ５６の一端には反対方向に延びるレバー
５７ａ、５７ｂが形成されている。更に、該一方のレバ
ー５７ａにはソレノイド５９が連結されており、また他
方のレバー５７ｂにはバネ６０が張設されている。また
、上記四−ルホルダ５６の下方における機材Ｆにはスト
ッパ６１が突設されていて、上記バネ６０がローラホル
ダ５６を介して第２の搬送ローラ４７ａ、４７ｂを付勢
し、かつストッパ６１に当接しテ該ローラ４７ａ、４７
ｂを第３図実線で示す位置に位置決めしている。また、
上記ソレノイド５８ば所定の電圧が印加されると該バネ
６０の付勢力にうち勝って、ローラ４７ｇ、４７ｂを第
３図破線の位置に移動するように構成されている。

本実施例は、以上のような構成からなるので、通常の片
面複写モードにおいては、ソレノイド５９が励磁されて
おらず、従って第２のローラ４７ａ、４７ｂはストッパ
６１にて規制された第３図実線位置にある。この状態で
、複写部２および定着部２７（第４図参照）を経て複写
の終了した転写シー１−３１がカール矯正兼切換搬送部
４５に搬送されると、該シートは第２の搬送ローラ４７
ａ。

４７ｂと第１の搬送ローラ４６とに挟持されて分岐位置
４９の上部を通って径路３９に導入され、更に搬出ロー
ラ対３６により機外へ排出される。

この際、転写シー１−３１は第１の搬送ローラ４６及び
第２の搬送ローラ４７ａ、４７ｂにより、定着部２７に
て生じた転写シー１−３１の上向きのカールが矯正され
て排出される。次に、多重または両面複写モードの指示
がなされると、ソレノイド５９が作動して、第２の搬送
ローラ４７ａ、４７ｂが第３図に破線で示す４．７ａ’
、４７ｂ’の位置に移動・位置決めされる。この状態で
、複写部２及び定着部２７を経て転写シー１−３２がカ
ール矯正兼切換部４５に搬送されると、該シートは第１
の搬送ローラ４６及び第２の搬送ローラ４７ａ’、４７
ｂ’に挾持されて分岐位Ｗ４９の下部を通って径路４０
に導入され、そして複写部２に再搬送される。この際同
様に、該転写シートｓ２の上向きのカールが矯正されて
再搬送されるが、上述第２の搬送ローラ４７ａ、４７ｂ
の実線位置の場合と破線位置の場合とを比較すると破線
位置の場合の方がシート搬送方向に対してカールを矯正
する角度が大きく、従って、カール矯正作用が大きくな
るので、多重または両面複写されるべき転写シー）３２
が更にカールの少ない良好な状態で再搬送される。

なお、本実施例において、定着部の後の搬送径路の切替
え部について説明したが、これに限らず他の搬送径路の
切替え部でもよい。また、本実施例では第２の搬送ロー
ラとしてカール矯正に用いる２個のローラについて説明
したが、これに限らず、１個又は３個以上のローラでも
よい。また、カール矯正とは、好ましくない方向のカー
ルを好ましい方向のカールに直すことも含む。

（ト）発明の詳細な説明したように、本発明によると、単に第１の搬送ロ
ーラに当接する第２の搬送ローラの位置を変えるだけで
、シートの搬送径路を切換えることができ、従来必要と
されたフラッパ等の搬送径路切換え手段を不用とするこ
とができる。更に、第２の搬送ローラとしてカール矯正
用のローラを用いろと、搬送径路切換え手段とカール矯
正手段とを共用でき、搬送径路を短かくして装置の小型
化を図ることができ、また異なるシート搬送方向に対し
てカール矯正効果を異ならせて、多重または両面複写を
行う際に確実にカール矯正を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の画像形成装置に適用されるシート切替
搬送部の一実施例を示す側面図、第２図はそのシート切
替搬送部を示す斜視図、第３図は転写シートが切替搬送
されろ状態を示す側面図、第４図は先に提案した画像形
成装置の概略図、そして第５図はその定着部及びカール
矯正部を示す側面図である。１・・画像形成装置　、　２７・・・定着手段（定着部
）　、　４６・・・第１の搬送ローラ　、４７ａ、４７
ｂ・・・第２の搬送ローラ　、　　Ｓ・・・転写シート
。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）分岐した複数の搬送径路を有し、これら搬送径路
を切換え選択してシートを搬送するように構成した画像
形成装置において、前記搬送径路の分岐位置に臨んで、第１の搬送ローラと
、該第１の搬送ローラと共動して搬送する第２の搬送ロ
ーラとを配設し、かつ該第２の搬送ローラを上記第１の
搬送ローラの外周上に沿って移動して上記搬送径路の切
換えをすることを特徴とする画像形成装置。
（２）上記第２の搬送ローラが複数個からなり、かつ上
記シートが定着手段を通過した転写シートであり、上記
第１の搬送ローラと第２の搬送ローラが該シートを搬送
すると共に該シートのカールを除去するようにした特許
請求の範囲第１項記載の画像形成装置。