JPS61295072A - 熱記録用印画紙 - Google Patents
熱記録用印画紙Info
- Publication number
- JPS61295072A JPS61295072A JP60138420A JP13842085A JPS61295072A JP S61295072 A JPS61295072 A JP S61295072A JP 60138420 A JP60138420 A JP 60138420A JP 13842085 A JP13842085 A JP 13842085A JP S61295072 A JPS61295072 A JP S61295072A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base material
- size
- dye
- aluminum sulfate
- agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/40—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used characterised by the base backcoat, intermediate, or covering layers, e.g. for thermal transfer dye-donor or dye-receiver sheets; Heat, radiation filtering or absorbing means or layers; combined with other image registration layers or compositions; Special originals for reproduction by thermography
- B41M5/41—Base layers supports or substrates
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は例えばビデオカメラによる撮像画像若しくはテ
レビジョン画像等を昇華染料によって熱プリントしてハ
ードコピーを得る場合に用いられる熱記録用印画紙に関
する。
レビジョン画像等を昇華染料によって熱プリントしてハ
ードコピーを得る場合に用いられる熱記録用印画紙に関
する。
本発明は、熱記録用印画紙において、支持基材中に内添
したロジン系又は合成樹脂系のサイズ剤を硫酸バンドに
より定着するものであり、このようにすることによって
基材上の染料受容層からの染料の移動を効果的に防止す
るものである。
したロジン系又は合成樹脂系のサイズ剤を硫酸バンドに
より定着するものであり、このようにすることによって
基材上の染料受容層からの染料の移動を効果的に防止す
るものである。
熱記録によるハードコピーは、昇華性染料を含有する色
材層を有するインクリボンを印画紙」二に重ね合せて、
画像情報、例えばビデオカメラによる撮像画像情報、或
いはテレビジョン画像情報等に応じたパターンの加熱を
することによって昇華性染料を印画紙上に転写して得る
。図は、この熱記録によってハードコピーを得るプリン
タを示す。
材層を有するインクリボンを印画紙」二に重ね合せて、
画像情報、例えばビデオカメラによる撮像画像情報、或
いはテレビジョン画像情報等に応じたパターンの加熱を
することによって昇華性染料を印画紙上に転写して得る
。図は、この熱記録によってハードコピーを得るプリン
タを示す。
このプリンタは、例えば印画紙(1)が巻付けられて矢
印aの方向に回転するプラテン(2)と、これに対して
感熱転写記録用インクリボン(3)を挟んで圧着する加
熱ヘッド(4)が設けられる。加熱ヘッド(4)の先端
には、発熱素子(4a)が例えばテレビジョン画像の一
走査線分の絵素数だけ配列されてなる。
印aの方向に回転するプラテン(2)と、これに対して
感熱転写記録用インクリボン(3)を挟んで圧着する加
熱ヘッド(4)が設けられる。加熱ヘッド(4)の先端
には、発熱素子(4a)が例えばテレビジョン画像の一
走査線分の絵素数だけ配列されてなる。
そして、この加熱ヘッド(4)と印画紙(])との間に
圧接される感熱転写記録用インクリボン(3)は、シ−
ト状基体(9)上に、テレビジョン画像の画面の輪廓形
状に対応する輪廓形状を有するたとえば各色イエロー、
マゼンタ、シアン、ブラックの各昇華性染料を有する各
色の色材層、すなわち各色のインク部分、イエローY、
マゼンタM、シアンC及びブラックBが順次繰り返し配
列されてなり、その例えば対応する各一方の側縁にこれ
ら各色のインク部分の位置を検出する各色インク部分位
置検出マーク(5Y) (5M) (5C)及び(
5B)と各組のインク部分すなわち隣合う各1のインク
部分Y。
圧接される感熱転写記録用インクリボン(3)は、シ−
ト状基体(9)上に、テレビジョン画像の画面の輪廓形
状に対応する輪廓形状を有するたとえば各色イエロー、
マゼンタ、シアン、ブラックの各昇華性染料を有する各
色の色材層、すなわち各色のインク部分、イエローY、
マゼンタM、シアンC及びブラックBが順次繰り返し配
列されてなり、その例えば対応する各一方の側縁にこれ
ら各色のインク部分の位置を検出する各色インク部分位
置検出マーク(5Y) (5M) (5C)及び(
5B)と各組のインク部分すなわち隣合う各1のインク
部分Y。
M、C,Bの組合せブロックを検出するブロック位置検
出マーク(6)とが設けられて成る。
出マーク(6)とが設けられて成る。
このようにして例えばインク部分Yが印画紙fl)に圧
接された状態において、イエローに対応する情報例えば
テレビジョン映像信号のイエローに対応する色信号によ
って、ヘッド(4)の各ヘッド素子(4a)に1走査線
分の絵素に対応するパターンの加熱をなし、この加熱パ
ターンに応じてインク部分Yのイエローの昇華染料を印
画紙(1)に熱転写する。このようにして各走査線に対
応するライン毎に間歇的にプラテン(2)を矢印aに沿
って回転させて夫々のラインの情報の熱転写を行って、
プラテン(2)の1回転中で一画面分のイエローの転写
をなす。次にマゼンタMについて同様の転写処理を施し
、順次シアンC、ブラックBに関してその転写を繰り返
し行い、これらイエローY、マゼンタM、シアンC及び
ブラックBの各昇華染料による転写画像の重ね合せによ
ってカラー画像が印画紙上に映出されてハードコピーが
得られる。(7)及び(8)は各インク部分Y、M、C
及びBにおいて夫々の色信号に対応する信号がヘッド(
4)のヘッド素子(4a)に与えられるように、マーク
(51((5Y) (5M)(5C) (5B)
)及び(6)を夫々検出する検出手段を構成する検出用
光線の光源(例えば赤外線発光ダイオード)及び検出素
子である。 −上述した記録を行うための
印画紙としては、例えば上質紙より成る基材表面に、顔
料を含んだ樹脂コーティングによる染料受容層を形成し
て成るものが知られている ところが、このような熱記録用印画紙を用いてその染料
受容層に、インクリボンの染料を熱転写してハードコピ
ーを形成した場合、長時間の保存でこの染料が基材の裏
面に移動するいわゆる裏抜けが生じ、転写画像に“ぼけ
”や“ずれ”が生じたり褪色が生じたりするなどの画質
低下を来す場合がある。
接された状態において、イエローに対応する情報例えば
テレビジョン映像信号のイエローに対応する色信号によ
って、ヘッド(4)の各ヘッド素子(4a)に1走査線
分の絵素に対応するパターンの加熱をなし、この加熱パ
ターンに応じてインク部分Yのイエローの昇華染料を印
画紙(1)に熱転写する。このようにして各走査線に対
応するライン毎に間歇的にプラテン(2)を矢印aに沿
って回転させて夫々のラインの情報の熱転写を行って、
プラテン(2)の1回転中で一画面分のイエローの転写
をなす。次にマゼンタMについて同様の転写処理を施し
、順次シアンC、ブラックBに関してその転写を繰り返
し行い、これらイエローY、マゼンタM、シアンC及び
ブラックBの各昇華染料による転写画像の重ね合せによ
ってカラー画像が印画紙上に映出されてハードコピーが
得られる。(7)及び(8)は各インク部分Y、M、C
及びBにおいて夫々の色信号に対応する信号がヘッド(
4)のヘッド素子(4a)に与えられるように、マーク
(51((5Y) (5M)(5C) (5B)
)及び(6)を夫々検出する検出手段を構成する検出用
光線の光源(例えば赤外線発光ダイオード)及び検出素
子である。 −上述した記録を行うための
印画紙としては、例えば上質紙より成る基材表面に、顔
料を含んだ樹脂コーティングによる染料受容層を形成し
て成るものが知られている ところが、このような熱記録用印画紙を用いてその染料
受容層に、インクリボンの染料を熱転写してハードコピ
ーを形成した場合、長時間の保存でこの染料が基材の裏
面に移動するいわゆる裏抜けが生じ、転写画像に“ぼけ
”や“ずれ”が生じたり褪色が生じたりするなどの画質
低下を来す場合がある。
本発明は上述した熱記録用印画紙における染料の基材へ
の移動例えば裏抜けの問題を解消する。
の移動例えば裏抜けの問題を解消する。
本発明は、基材の少くとも一方の面に昇華性染料を含有
する色材層と接触し熱によって染料の転移を受ける染料
受容層を設けた熱記録用印画紙において、基材中にロジ
ン系、或いは合成樹脂系のサイズ剤を内添し、これを硫
酸バンドにより定着する。
する色材層と接触し熱によって染料の転移を受ける染料
受容層を設けた熱記録用印画紙において、基材中にロジ
ン系、或いは合成樹脂系のサイズ剤を内添し、これを硫
酸バンドにより定着する。
サイズ剤としては、ロジンサイズ、或いはマレイン酸等
を熱付加してアルカリを加えて溶液とした強化ロジンサ
イズ、又はナフサのC5留分を原料としてアクリル酸エ
ステル等を付加したケン(鹸)化した合成樹脂面けん型
サイズ、更に或いはC9〜C11の芳香族系石油留分を
重合し、改質した後ケン化あるいはエマルジョン化した
石油樹脂系サイズなどを用い得る。
を熱付加してアルカリを加えて溶液とした強化ロジンサ
イズ、又はナフサのC5留分を原料としてアクリル酸エ
ステル等を付加したケン(鹸)化した合成樹脂面けん型
サイズ、更に或いはC9〜C11の芳香族系石油留分を
重合し、改質した後ケン化あるいはエマルジョン化した
石油樹脂系サイズなどを用い得る。
このサイズの添加量は、基材の素材例えばパルプに対し
、 0.1〜10重量%が好ましい。これは、0.1重
量%未満では、染料の移動を阻止する効果が生じにくく
なってくることを認め、10重量%を超えると、サイズ
度が高すぎて塗工適性が低下することを認めたことにあ
る。
、 0.1〜10重量%が好ましい。これは、0.1重
量%未満では、染料の移動を阻止する効果が生じにくく
なってくることを認め、10重量%を超えると、サイズ
度が高すぎて塗工適性が低下することを認めたことにあ
る。
定着剤としては、硫酸バンド(硫酸アルミニウム)を基
材の素材例えばパルプに対し1〜10重量%用いること
が好ましい。これは1重量%未満ではサイズ剤の定着効
果が低下するため塗料の移動阻止効果が下がる等の不都
合が生ずる場合があり、10重量%を超えると、過剰な
ため凝集力が強まりサイズ剤の分散が不十分で染料の移
動阻止が均一でなくなる等の不都合が生じてくるおそれ
があることによる。
材の素材例えばパルプに対し1〜10重量%用いること
が好ましい。これは1重量%未満ではサイズ剤の定着効
果が低下するため塗料の移動阻止効果が下がる等の不都
合が生ずる場合があり、10重量%を超えると、過剰な
ため凝集力が強まりサイズ剤の分散が不十分で染料の移
動阻止が均一でなくなる等の不都合が生じてくるおそれ
があることによる。
染料受容層は、基材上に、顔料と染料受容体樹脂の例え
ばポリエチレンテレフタレート(PET)との塗膜によ
り形成するとか、顔料とバインダーとの塗膜に染料受容
体を含浸させて形成し得る。
ばポリエチレンテレフタレート(PET)との塗膜によ
り形成するとか、顔料とバインダーとの塗膜に染料受容
体を含浸させて形成し得る。
この染料受容層の顔料は、白色ないしは透明で耐熱性を
有する重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、非晶
質シリカ、水酸化アルミニウム、尿素ホルマリン縮合プ
ラスチックピグメント、合成けい酸アルミニウム、合成
けい酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、アルミノけい
酸ソーダ、タルク、カオリン・クレイ、硫酸バリウム、
サチンホワイト、アルミナ等の一般顔料を用いることが
できる。
有する重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、非晶
質シリカ、水酸化アルミニウム、尿素ホルマリン縮合プ
ラスチックピグメント、合成けい酸アルミニウム、合成
けい酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、アルミノけい
酸ソーダ、タルク、カオリン・クレイ、硫酸バリウム、
サチンホワイト、アルミナ等の一般顔料を用いることが
できる。
また、バインダは、ポリビニルアコール(PVA)、カ
ゼイン等の蛋白接着剤、澱粉、合成ラテックス、セルロ
ース誘導体等を用いることができる。
ゼイン等の蛋白接着剤、澱粉、合成ラテックス、セルロ
ース誘導体等を用いることができる。
染料受容体としてはポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、
アセテート樹脂、ナイロン樹脂を用いることができる。
アセテート樹脂、ナイロン樹脂を用いることができる。
上述したように、本発明においては基材の作製に当って
、これにサイズ剤を内添し、これを硫酸バンドによって
定着したことによって基材内部がこれらで覆われ疎水性
が付与され素材繊維の吸着水に沿った染料の移動が阻止
されたものと思われる。
、これにサイズ剤を内添し、これを硫酸バンドによって
定着したことによって基材内部がこれらで覆われ疎水性
が付与され素材繊維の吸着水に沿った染料の移動が阻止
されたものと思われる。
実施例I
LBKP (広葉樹晒クラフトパルプ)80重量%とN
BKP (針葉樹晒クラフトパルプ)20重量%から成
るパルプ懸濁液を濃度10%で濾水度(本明細書におい
て濾水度とはカナダ標準濾水度を云う)300mlにな
るまでJIS P 8210によるPFIで叩解した。
BKP (針葉樹晒クラフトパルプ)20重量%から成
るパルプ懸濁液を濃度10%で濾水度(本明細書におい
て濾水度とはカナダ標準濾水度を云う)300mlにな
るまでJIS P 8210によるPFIで叩解した。
次いで、これにサイズ剤としてのロジンサイズのサイズ
バインN−700(荒用化学工業(株)製部品名)をパ
ルプ材に対して0.4重量%(固形分)、定着剤として
硫酸バンド(硫酸アルミニウム)をパルプ材に対して5
重量%(固形分)加えてサイズ剤を定着した。このよう
にして得た原料により、JIS P 8209に規定の
手抄シートマシンで絶乾相当量135g/ rtrの手
抄紙を作製した。このように手抄紙を基材としてすなわ
ち支持体として、これの一方の面に、PET (ポリ
エチレンテレフタレート)を含浸させて染料受容層を形
成して印画紙を得た。
バインN−700(荒用化学工業(株)製部品名)をパ
ルプ材に対して0.4重量%(固形分)、定着剤として
硫酸バンド(硫酸アルミニウム)をパルプ材に対して5
重量%(固形分)加えてサイズ剤を定着した。このよう
にして得た原料により、JIS P 8209に規定の
手抄シートマシンで絶乾相当量135g/ rtrの手
抄紙を作製した。このように手抄紙を基材としてすなわ
ち支持体として、これの一方の面に、PET (ポリ
エチレンテレフタレート)を含浸させて染料受容層を形
成して印画紙を得た。
実施例2
実施例1と同様の方法によって印画紙を作製したが実施
例1におけるサイズ剤のロジンサイズに代えて強化ロジ
ンサイズの荒用化学工業(株)製サイズパインEを用い
た。
例1におけるサイズ剤のロジンサイズに代えて強化ロジ
ンサイズの荒用化学工業(株)製サイズパインEを用い
た。
実施例3
実施例1と同様の方法によって印画紙を作製したが実施
例1におけるサイズ剤のロジンサイズに代えて合成樹脂
血けん型サイズの荒用化学工業(株)製サイズパイン5
−sooを用いた。
例1におけるサイズ剤のロジンサイズに代えて合成樹脂
血けん型サイズの荒用化学工業(株)製サイズパイン5
−sooを用いた。
実施例4
実施例1と同様の方法によって印画紙を作製したが実施
例1におけるサイズ剤のロジンサイズに代えて石油樹脂
系サイズの荒用化学工業(株)製サイズベトロンCを用
いた。
例1におけるサイズ剤のロジンサイズに代えて石油樹脂
系サイズの荒用化学工業(株)製サイズベトロンCを用
いた。
次に本発明による印画紙の特徴を明確にするための比較
例を挙げる。
例を挙げる。
比較例1
実施例1と同様の方法によるが、実施例1におけるサイ
ズ剤と定着剤の添加を共に省略した。
ズ剤と定着剤の添加を共に省略した。
比較例2
実施例1と同様の方法によって印画紙を作製したが実施
例1におけるサイズ剤の添加のみを省略した。
例1におけるサイズ剤の添加のみを省略した。
比較例3
実施例1と同様の方法によって印画紙を作製したが定着
剤として硫酸を添加した。
剤として硫酸を添加した。
比較例4
実施例1と同様の方法によって印画紙を作製したがサイ
ズ剤として定着剤を不要とするアルキルケテンダイマー
系サイズのバーコンW(ディックバーキュレス(株)製
部品名)を用いた。
ズ剤として定着剤を不要とするアルキルケテンダイマー
系サイズのバーコンW(ディックバーキュレス(株)製
部品名)を用いた。
各実施例1〜4による各印画紙と、比較例1〜4による
各印画紙に対し、熱記録、すなわちプリ10 ” ントを行った。このプリントは、インクリボンを用い、
これを印画紙の記録層と接触させてインクリボンの裏側
より 200°Cに設定された感熱ヘッドにより3秒間
加圧加熱し各印画紙の記録層に染料を転写発色させた。
各印画紙に対し、熱記録、すなわちプリ10 ” ントを行った。このプリントは、インクリボンを用い、
これを印画紙の記録層と接触させてインクリボンの裏側
より 200°Cに設定された感熱ヘッドにより3秒間
加圧加熱し各印画紙の記録層に染料を転写発色させた。
このインクリボンはより成る組成物を混練してマゼンタ
Mのインク塗料を作製し、一方上記組成における分散染
料としてカヤセントイエロー−AG (日本化薬(株)
製部品名)染料を用いてイエローインク塗料を作製し、
上記組成において分散染料としてカヤセットブルー−F
R(日本化薬(株)!Ii!J商品名)染料を用いてシ
アンインク塗料を作製し、更に上記組成において、その
分散染料としてカヤセントブラック922(日本化薬(
株)製部品名)染料を用いてブランクインク塗料を作製
し、これら各マゼンタ。
Mのインク塗料を作製し、一方上記組成における分散染
料としてカヤセントイエロー−AG (日本化薬(株)
製部品名)染料を用いてイエローインク塗料を作製し、
上記組成において分散染料としてカヤセットブルー−F
R(日本化薬(株)!Ii!J商品名)染料を用いてシ
アンインク塗料を作製し、更に上記組成において、その
分散染料としてカヤセントブラック922(日本化薬(
株)製部品名)染料を用いてブランクインク塗料を作製
し、これら各マゼンタ。
イエロー、シアン、ブラックの各インク塗料を夫々3段
のグラビアコーターを用いて、厚さ20μmのコンデン
サペーパーに塗布して得た。
のグラビアコーターを用いて、厚さ20μmのコンデン
サペーパーに塗布して得た。
各実施例及び比較例による印画紙に対し上述したような
プリントを行って後、50’Cで相対湿度95%の環境
条件下で裏抜けが生じる迄の日数の測定を行った。その
結果を表1に示す。
プリントを行って後、50’Cで相対湿度95%の環境
条件下で裏抜けが生じる迄の日数の測定を行った。その
結果を表1に示す。
表 1
尚、本発明による印画紙に対して熱記録(熱転写)を行
って後、その転写層にこれを保護するカバーを被覆する
ことができる。このカバーは、例えばガラス転移温度が
40℃以上で吸水率(ASTM 0570 )2%以下
の層によって形成し得る。その例としては、例えば、厚
さ30μmのポリエチレンテレフタレートフィルム状基
村上に第1の層としてポリサルホン樹脂(日産化学製ポ
リサルホンP170ONT、ガラス転移温度190℃、
吸水率0.3%)を5μm厚に被着し、これの上に第2
の層として内部可塑化ボ1fエステル樹脂(東洋結語バ
イロン#300)を10μm厚に被着してカバーフィル
ムを作製し、このフィルムを、その樹脂層を印画紙上の
プリント面に約150℃に加熱したプレス板を用いて圧
着し、その後ポリエチレンテレフタレートフィルム基材
を剥離することによって、プリント面へのカバーを施す
。ここに吸水率ASTM D−570とは厚さ0.01
インチのフィルム状の被測定試料を23℃の水中に24
時間浸漬してその吸水率を測定する方法である。
って後、その転写層にこれを保護するカバーを被覆する
ことができる。このカバーは、例えばガラス転移温度が
40℃以上で吸水率(ASTM 0570 )2%以下
の層によって形成し得る。その例としては、例えば、厚
さ30μmのポリエチレンテレフタレートフィルム状基
村上に第1の層としてポリサルホン樹脂(日産化学製ポ
リサルホンP170ONT、ガラス転移温度190℃、
吸水率0.3%)を5μm厚に被着し、これの上に第2
の層として内部可塑化ボ1fエステル樹脂(東洋結語バ
イロン#300)を10μm厚に被着してカバーフィル
ムを作製し、このフィルムを、その樹脂層を印画紙上の
プリント面に約150℃に加熱したプレス板を用いて圧
着し、その後ポリエチレンテレフタレートフィルム基材
を剥離することによって、プリント面へのカバーを施す
。ここに吸水率ASTM D−570とは厚さ0.01
インチのフィルム状の被測定試料を23℃の水中に24
時間浸漬してその吸水率を測定する方法である。
上述したように本発明による印画紙によれば、表1をみ
て明らかなように過酷の環境下でも裏抜けの発生が効果
的に改善されるものであって、通常の状態ではより長期
に亘って安定した良質な画像を保持できるものである。
て明らかなように過酷の環境下でも裏抜けの発生が効果
的に改善されるものであって、通常の状態ではより長期
に亘って安定した良質な画像を保持できるものである。
図は本発明による印画紙に対する熱記録を行う熱プリン
タの構成図である。 (1,1は印画紙、(3)はインクリボン、(4)は加
熱ヘッドである。 り(光り
タの構成図である。 (1,1は印画紙、(3)はインクリボン、(4)は加
熱ヘッドである。 り(光り
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (a)基材の少くとも一方の面に昇華性染料を含有する
色材層と接触し熱によって上記染料の転移を受ける染料
受容層を有する熱記録用印画紙において、 (b)上記基材中に内添されたロジン系又は合成樹脂系
のサイズ剤が硫酸バンドにより定着されて成ることを特
徴とする熱記録用印画紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60138420A JPS61295072A (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 | 熱記録用印画紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60138420A JPS61295072A (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 | 熱記録用印画紙 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61295072A true JPS61295072A (ja) | 1986-12-25 |
Family
ID=15221545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60138420A Pending JPS61295072A (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 | 熱記録用印画紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61295072A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57107885A (en) * | 1980-12-25 | 1982-07-05 | Jujo Paper Co Ltd | Thermal recording sheet |
-
1985
- 1985-06-25 JP JP60138420A patent/JPS61295072A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57107885A (en) * | 1980-12-25 | 1982-07-05 | Jujo Paper Co Ltd | Thermal recording sheet |
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