JPS61294499A - 楽音信号発生装置 - Google Patents

楽音信号発生装置

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JPS61294499A
JPS61294499A JP60135793A JP13579385A JPS61294499A JP S61294499 A JPS61294499 A JP S61294499A JP 60135793 A JP60135793 A JP 60135793A JP 13579385 A JP13579385 A JP 13579385A JP S61294499 A JPS61294499 A JP S61294499A
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内山 泰次
茂 鈴木
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Nippon Gakki Co Ltd
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Nippon Gakki Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/18Selecting circuits
    • G10H1/183Channel-assigning means for polyphonic instruments
    • G10H1/188Channel-assigning means for polyphonic instruments with means to assign more than one channel to any single key

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は楽音信号発生装置に関し、特に、周波数変調
演算や振幅変調演算などの楽音発生演算により所望の音
色の楽音信号を発生するようにしたものに関し、詳しく
は、1楽音発生チャンネルにつき1又は複数の演算チャ
ンネルを使用し、かつそのような楽音発生チャンネルを
複数具備して複数音の同時発音を可能にする場合におい
て、同時最大音可能数を随時変更し得るようにしたこと
に関する。
〔従来の技術〕
可聴周波数帯域の周波数変調(以下FMと略称する)演
算を用いて楽音信号を発生する基本的な方式は特公昭5
4−33525号に開示されている。
また、可聴周波数帯域の振幅変調(以下AMと略称する
)演算を用いて楽音信号を発生する基本的な方式は特公
昭58−29519号に開示されている。また、限られ
た複数の楽音発生チャンネルを具備し、何れかのチャン
ネルに押圧鍵の発音を割当て、チャンネル数に対応する
数の異なる楽音を同時発音可能にした電子楽器は周知で
ある(例えば特開昭49−130213号参照)。
従って、複数の楽音発生チャンネルの各々における楽音
発生方式として上述のような演算方式を採用し、そのよ
うな演算方式によって発生する楽音を複数音同時発音可
能にするようにすることも従来から知られている。この
ような従来の電子楽器においては、楽音発生チャンネル
数は固定されており、これを随時増減することはできな
かった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上述のような演算による楽音発生方式におい
ては、1つの楽音発生チャンネルにおいて、基本的な演
算ユニット(演算チャンネル)を1乃至複数組合せ、か
つ、各演算ユニットにおける演算パラメータを適宜に設
定することにより、所望の音色の楽音信号を発生するよ
うにしている。
この場合、演算ユニット数が多い方が多様かつ複雑な音
色制御が可能であるため、得ようとする音色または楽音
の品質を重視するならば1チャンネル当りの演算ユニッ
ト数は多い方がよい。また、選択された音色あるいは演
奏形態によっては、十分な数の演算ユニットを使用する
ことが要求されることがある。他方、音色または演奏形
態によっては、1チャンネル当りの演算ユニット数はそ
れほど多くなくてもよく、それよりは同時発音可能数を
増したい場合がある。前者の要求を満たすには1チャン
ネル当りの演算ユニット数を十分多くしなければならず
、後者の要求を満たすには楽音発生チャンネル数を多く
しなければならない。従って、両方の要求を同時に満た
すには、装置の規模が大型化し、コスト高になってしま
うという問題が生じる。また、複数の演算ユニットは1
つの基本的演算回路を時分割共用することにより実現可
能であるが、その場合でも、ユニット数の増加は時分割
クロック速度の高速化を余儀なくするので、コスト高と
なる。また、そのような問題を度外視して多チャンネル
多演算ユニットの装置を構成したとしても、1チャンネ
ル当りの演算ユニット数がそれほど要求されない音色ま
たは演奏形態が選択された場合、使用されない多くの演
算ユニット(演算チャンネル)が無駄となってしまう。
この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、演算型の
楽音発生方式により複数の楽音発生チャンネルで同時に
複数音を発生し得るようにする場合において、限られた
数の演算チャンネル(演算ユニット)を無駄なく効率的
に使用して同時最大発音可能数を適宜増減し得るように
することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る楽音信号発生装置の基本構成につき第1
図に従って説明すると、楽音発生演算手段10は特定数
Xの演算チャンネルOPI〜OPxを含んでいる。各演
算チャンネルOPI〜OPxは所定の楽音発生演算の基
本的演算を実行するものであり、1つの楽音発生チャン
ネルにつき1又は複数の演算チャンネルOPI〜OPx
を使用して所定の楽音発生演算を行うことにより楽音信
号を発生する。1又は複数の演算チャンネルOPI〜O
Pxを用いたそのような楽音発生チャンネルを複数設定
し、これにより複数音の同時発生を可能にする。チャン
ネル設定手段11は、モード選択手段12によって選択
されるモード(第1のモード又は第2のモード)に応じ
て楽音発生演算手段10における楽音発生チャンネルを
異なる態様で設定するものである。すなわち、第1のモ
ードにおいては前記演算チャンネルOP1〜OPxを所
定の態様でN個のグループに分割し、各グループに対応
してN個の楽音発生チャンネルを設定する。また、第2
のモードにおいては前記演算チャンネルopt〜OPx
を所定の態様でM個(ただしN%M )のグループに分
割し、各グループに対応してM個の楽音発圧チャンネル
を設定する。こうして、選択されたモードに応じて楽音
発生演算手段10における楽音発生チャンネル数がN又
はMに切換えられる。
一例として、チャンネル設定手段11は点線で示すよう
に発音割当て手段11aとパラメータ供給手段11bを
含んでいる。発音割当て手段11aは、モード選択手段
12によって選択されたモードに応じて設定されるN又
はM個の楽音発生チャンネルに、発生すべき楽音を割当
てる処理を行う。
すなわち、発音割当て手段11aにおける割当ての対象
となる楽音発生チャンネル数がモードに応じて増減変化
する。各楽音発生チャンネルに割当てられた楽音の音高
を示す情報が、その楽音発生チャンネルに対応する演算
チャンネルグループに対応して楽音発生演算手段10に
与えられる。パラメータ供給手段11bは、選択された
モードに応じて設定されるN又はM個の楽音発生チャン
ネルにおける各演算チャンネルに対応して演算パラメー
タを供給するものである。楽音発生演算手段10では、
各演算チャンネルに供給された演算パラメータに基づき
演算アルゴリズム及び各種演算係数等を設定し、これと
各楽音発生チャンネルに割当てられた楽音の音高を示す
情報とに基づき楽音発生演算を実行し、各楽音発生チャ
ンネル毎に楽音信号を発生する。
〔作用〕
特定数Xの演算チャンネルOPI〜OPxがモードに応
じてN個のグループ又はM個のグループに分割され(但
し、グループ内の演算チャ、ンネル数は各グループ間で
等しいとは限らない)、そのグループに対応して楽音発
生チャンネルが設定される。従って、楽音発生チャンネ
ル数が可変であり、モード切換えにより同時最大発音可
能数を随時変更することができるようになる。高品質の
楽音を得ようとする場合または複雑な音色制御を行おう
とするような場合、っまり1楽音発生チャンネルにつき
比較的多くの演算チャンネルを使用したい場合、演算チ
ャンネルのグループ分けをそのように設定し、相対的に
楽音発生チャンネル数を減らすモードとする。他方、比
較的単純な音色制御でよい場合またはむしろ楽音発生チ
ャンネル数を相対的に増やしたいような場合、っまり1
楽音発生チャンネルにつき使用する演算チャンネル数は
比較的少数でもよい場合、演算チャンネルのグループ分
けをそのように設定し、相対的に楽音発生チャンネル数
を増やすモードとする。このように、限られた数の演算
チャンネルを無駄なく効率的に使用して同時最大発音可
能数を適宜増減することができ、音質の向上と発音可能
数の増加という2つの要求を限られた装置構成を用いて
選択的に実現することができる・ 〔実施例〕 以下、添付図面を参照してこの発明の一実施例を詳細に
説明しよう。
第2図はこの発明の楽音信号発生装置の一実施例である
鍵盤式電子楽器の電気的ハード回路構成を略示するブロ
ック図である。ここにおいて、トーンジェネレータ13
は前記楽音発生演算手段10に対応するものであり、こ
の例では、トーンジェネレータ13の内部に1つのFM
基本演算回路13aを含んでおり、このFM基本演算回
路13aを時分割使用することにより特定数X(以下X
=32とする)の演算チャンネルを時分割タイムスロッ
トにより提供するようにしている。以下では、楽音発生
チャンネルとの混同を防ぐために、演算チャンネルを演
算タイムスロット若しくは演算スロッ1へとしばしば呼
ぶことにし、特にことわりのない限り単にrチャンネル
」というときは楽音発生チャンネルのことを指すものと
する。
この電子楽器は、CPU (中央処理ユニッ1−の略)
14.プログラムROM (リードオンリメモリの11
111)15.データ及びワーキングRAM (ランダ
ムアクセスメモリの略)16を含むマイクロコンピュー
タ部COMを具えており、!1!盤の各鍵に対応するキ
ースイッチから成るキースイッチ回路17.パネル操作
子部18及びボイスパラメータメモリ19がバス20を
介して該マイクロコンピュータ部COMに接続されてい
る。また、トーンジェネレータ13がインタフェース2
1及びバス20を介してマイクロコンピュータ部COM
に接続されている。このマイクロコンピュータ部COM
の制御により、キースイッチ回路17における各キース
イッチが走査され、これにより鍵押圧あるいはjlti
鍵が検出され、これに基づき押圧鍵の発音を複数の楽音
発生チャンネルのいずれかに割当てる処理が行われる。
また、マイクロコンピュータ部COMの制御により、パ
ネル操作子部18における各種スイッチや操作子の状態
が走査され、その走査結果に応じた種々の処理(第1図
のチャンネル設定手段11に該当する処理も含む)力て
実行される。
パネル操作子部18は、自動ベースコード演奏(以下、
ABCと略称することがある)選択スイッチ22、メロ
ディ音色選択スイッチ23、コード音色選択スイッチ2
4.ベース音色選択スイッチ25、その他音色、音量、
効果等の各種スイッチ、及びそれらに関連する表示器を
含んでいる。
ABC選択選択スイッチ22述のモード選択手段12に
該当し、このスイッチ22により自動ベースコード演奏
が選択されていないとき第1のモード(これをノーマル
モードともいう)とされ、選択されたとき第2のモード
(これをABCモードともいう)とされる。各音色選択
スイッチ23.24.25は、メロディ演奏用の音色を
夫々選択するためのものである。
この例では鍵盤は一段鍵盤から成るものとし、ノーマル
モードのときは全鍵がメロディ演奏のために使用される
が、ABCモードのときは鍵盤上の所定温より高音側の
鍵域がメロディ鍵域とされ、それより低音側の鍵域が伴
奏鍵域とされる。ノーマルモードのときの楽音発生態様
は、鍵盤で押圧された鍵に対応する楽音がメロディ音色
を付与されて押鍵操作に対応して発音される。ABCモ
ードのときの楽音発生態様は、メロディ鍵域で抑圧され
た鍵に対応する楽音がメロディ音色を付与されて押鍵操
作に対応して発音され、伴奏鍵域で抑圧された鍵に基づ
きベース音とコード音が形成され、夫々ベース音とコー
ド音が付与されて自動発音タイミングに従って発音され
る。
ボイスパラメータメモリ19は1例えばROMから成り
、各音色選択スイッチ23〜25によって選択可能な各
種音色に対応してその音色を実現するのに必要な各種パ
ラメータ(これをボイスパラメータという)を記憶して
おり、各スイッチ23〜25によって選択された音色に
対応するボイスパラメータが読み出される。読み出され
たボイスパラメータは演算パラメータの一部として1−
−ンジェネレータ13に与えられる。
第3図は、各モードにおけるチャンネル設定例を示すも
のであり、!!択されたモードに応じてチャンネル設定
内容が同図に示すようなものとなるようにマイクロコン
ピュータ部COMにおし1てプログラムされている。ノ
ーマルモードでは、32個の演算チャンネルつまり演算
タイムスロットが4個づつ8グループに分割され、各グ
ループに対応して8個の楽音発生チャンネルCHI〜C
H8が設定される。また、8個の楽音発生チャンネル全
てで共通のメロディ音色で楽音信号が発生されるように
する。ABCモードでは、4個づつの演算チャンネルか
ら成る6つのグループに対応して6個の楽音発生チャン
ネルCHI〜CIf 6が設定され、2個づつの演算チ
ャンネルから成る4つのグループに対応して4個の楽音
発生チャンネルCI−I 7〜CHIOが設定される。
この場合、5個の楽音発生チャンネルCHI〜CH5が
メロディ音色用とされ、1個の楽音発生チャンネルCI
−I Oがベース音色用とされ、4個の楽音発生チャン
ネルCH7〜CHIOがコード音色用とされる。このよ
うに、ノーマルモードでは楽音発生チャンネルが8個で
あるのに対してABCモードでは10個に増える。換言
すれば、ノーマルモードにおける楽音発生チャンネルC
H7、CH8の4演算チヤンネルから成るグループがA
BCモードにおいては夫々2演算チヤンネルから成るグ
ループに2分割され、2演算チヤンネルから成る各グル
ープに対応して4個の楽音発生チャンネルCH7〜CH
loが設定されることになる。
モードに応じた上述のようなチャンネル設定内容の違い
に応じて、マイクロコンピュータ部COMにおける発音
割当処理内容もモードに応じて異なるものとなり、また
、ボイスパラメータの供給の仕方もモードに応じて異な
るものとなる。このようにモードに応じて変動する各楽
音発生チャンネルCHI〜CH8又はCI−I 1〜C
H1’Oに割当てられた楽音の音高に対応するデータ及
びボイスパラメータがマイクロコンピュータ部COMか
らインタフェース21を介してトーンジェネレータ13
に与えられる。トーンジェネレータ13は、マイクロコ
ンピュータ部COMから与えられたデ−タに基づき8チ
ヤンネル型又は10チヤンネル型の楽音発生動作を行う
。発生された楽音信号はサウンドシステム26に与えら
れる。
第4図はデータ及びワーキングRAM16内のメモリ構
成の一例を部分的に示したもので、ABCレジスタはA
BCモードであるか否かを示す信号を記憶するものであ
り、01″のときはABCモードであり、“0”のとき
はノーマルモードである。このABCレジスタの内容は
ABC選択スイッチ22の操作に応じて切り換えられる
。UKTCレジスタはメロディ音色選択スイッチ23に
よって選択されたメロディ音色を示すデータ(メロディ
音色コードUKTC) を記憶する@LKTCレジスタ
はコード音色選択スイッチ24によって選択されたコー
ド音色を示すデータ(コード音色コードLKTC)を記
憶する。PKTCレジスタはベース音色選択スイッチ2
5によって選択されたベース音色を示すデータ(ベース
音色コードPKTC)を記憶する。LKKCメモリは伴
奏鍵域で押圧された鍵のキーコード(伴奏鍵域キーコー
ドLKKC)を記憶するものである。ノーマルモード発
音割当てメモリ27は、ノーマルモード時におけるメロ
ディ音色用の楽音発生チャンネルCHI〜CH8に割当
てられた鍵のキーコードKCとキーオン信号KONを夫
々記憶するものである。ABCモード発音割当てメモリ
28は、ABCモード時におけるメロディ音色用の楽音
発生チャンネルCHI〜CH5に割当てられた鍵のキー
コードKCとキーオン信号KONを夫々記憶するもので
ある。
次に、マイクロコンピュータ部COMによって実行され
るプログラムの一例につき説明する。
第5図はメインルーチンを略示したものであり、「パネ
ル操作子走査処理」ではパネル操作子部18における各
スイッチを走査し、その走査結果に応じて所定の処理を
行う。この処理では第6図に示すようなパネル走査サブ
ルーチンPSUBが実行される。「キー走査処理」では
、キースイッチ回路17の各キースイッチを走査し、こ
れに基づきメロディ音色用の各楽音発生チャンネルに対
する発音割当て処理を行う・この処理では第7図に示す
ようなキー走査サブルーチンKSUBが実行される。次
に、ステップ29では、Al3Gレジスタの内容がR1
11(つまりABCモード)であるかを調べ、Noなら
ば「パネル操作子走査処理」に戻るが、YESならばス
テップ3oに進む。ステップ30ではLKKCメモリに
記憶されている伴奏鍵域での押圧鍵のキーコードKCに
基づき自動ベース音のキーコードKCと自動コード音の
キーコードKCを作成し、自動ベース音のキーコードK
Cは自動ベース音用の楽音発生チャンネルCH6に割当
て、自動コード音のキーコードKCは自動コード音用の
楽音発生チャンネルCH7〜CHIOに割当てる。そし
て、各チャンネルcH6〜CHIOに割当てたキーコー
ドKCをキーオン信号KONと共に送出し、インタフェ
ース21を介してトーンジェネレータ13に与える。こ
の場合、キーコードKCはそれに対応するピッチデータ
PDに変換して送出される。ピッチデータPDは、例え
ば、周波数ナンバとして知られているような音高周波数
に対応する数値データである。また、キーオン信号KO
Nは自動ベース音、自動コード音の発音タイミングに従
って1′″にするようにするとよい。
第6図を参照してパネル走査サブルーチンP 5UI3
について説明すると、最初のステップ31ではABC選
択スイッチ22のオンイベン1へが有ったか否かを調べ
、YESならばABCレジスタの内容を反転する(ステ
ップ32)。ステップ33ではABCレジスタの内容が
1″′か否が(つまりABCモードが選択されたが否が
)を調べる。
Noつまりノーマルモードならば、ステップ34に進み
、ノーマルモードにおける各チャンネルCH1〜CH8
に対応してメロディ音色のボイスパラメータを送出する
。すなわち、UKTCレジスタに記憶されているメロデ
ィ音色コードに応じてボイスパラメータメモリ19から
ボイスパラメータを読み出し、これを各チャンネルCH
I〜CH8に対応して、または各チャンネルCHI〜C
H8の4つの演算チャンネルに対応して、送出する。
次のステップ35では、ノーマルモード発音割当てメモ
リ27に記憶されている各チャンネルCH1〜Cll8
の割当て内容(キーコードKCとキーオン信号KON)
を送出する。ただし、この場合も、キーコードKCは、
前述したように、それに対応するピッチデータPDに変
換して送出される。
次のステップ36では、ABCモード信号ABCMとし
て信号″′0″を送出する。ステップ34.35.36
で送出されたボイスパラメータ、ピッチデータPD、*
−オン信号KON、ABCモード信号ABCMはインタ
フェース21を介してトーンジェネレータ13に与えら
れる6ステツプ34〜36のルートを通るのは、ABC
モードからノーマルモードに切り換えられたとき(つま
りステップ31がYESで、ステップ33がNOのとき
)であり、このようなモード切換えに伴ってチャンネル
設定態様が変化し、トーンジェネレータ13における楽
音発生状態も変化させねばならないため、ステップ34
〜36の処理によりノーマルモードにおける必要なデー
タ類をトーンジェネレータ13に与えるようにしている
のである。
ノーマルモードからABCモードに切換えられたときは
、ABCレジスタの内容は“1″lであり。
ステップ33のYESからステップ37に進む。
ここでは、ABCモードにおけるチャンネルCH6に対
応してベース音色のボイスパラメータを送出し、該AB
CモードにおけるチャンネルCH7〜CHIOに対応し
てコード音色のボイスパラメータを送出する。すなわち
、LKTCレジスタに記憶されているコード音色コード
に応じてボイスパラメータメモリ19からボイスパラメ
ータを読み出し、これをチャンネルCH7〜CI−11
0に対応して、または各チャンネルCH7〜CHIOの
2つの演算チャンネルに対応して、送出する。同様に、
PKTCレジスタに記憶されているベース音色コードに
応じてボイスパラメータメモリ19からボイスパラメー
タを読み出し、これをチャンネルCH6に対応して、ま
たは該チャンネル内の4つの演算チャンネルに対応して
、送出する。ここで、メロディ音色のボイスパラメータ
をチャンネルCH1〜CH5に対応して送出しない理由
は。
これらのチャンネルCHI〜CH5はABCモードであ
ってもノーマルモードのときと同じメロディ音色である
から、変更を要しないためである。
次のステップ38では、ABCモード発音割当てメモリ
28に記憶されているABCモード時のメロディ音色用
チャンネルCtI 1〜CH5の割当て内容(キーコー
ドKCとキーオン信号KON)を送出する。この場合も
、キーコードKCはピッチデータPDに変換して送出さ
れる。ここで、自動ベースコード用のチャンネルCH6
〜CH10の割当て内容を送出しない理由は、これらの
割当て内容に関してはメインルーチンのステップ30(
第5図)で送出するようにしているためである。
次のステップ39では、ABCモード信号ABCMとし
て信号It 11jを送出する。
ステップ37〜39で送出されたデータは前述と同様に
インタフェース21を介して!−−ンジェネレータ13
に与えられる。ノーマルモードからABCモードに切換
えられたとき(つまりステップ31がYESで、ステッ
プ33がYESのとき)にこれらのステップ37〜39
を実行する理由は、前述と同様に。
モード切換えに伴ってチャンネル設定態様が変化し、ト
ーンジェネレータ13における楽音発生状態も変化させ
ねばならないためである。
ABC選択スイッチ22のオンイベン1−が検出されな
い場合は、スイング31はNoであり、前述のステップ
32〜39を飛び越して、ステップ40に進む。
ステップ40では、音色選択スイッチ23〜25の音色
選択状態が変化したかどうかを調べる。YESならば、
ステップ41に進み、変化したスイッチ23〜25に対
応する音色コードレジスタの内容(UKTC,LKTC
lPKTC)を書き換える。ステップ42ではABCレ
ジスタの内容が“1”であるかを調べ、Noならばステ
ップ43に進み、変化したのはメロディ音色かを調べる
ノーマルモードの場合、メロディ音色以外は使用されな
いため、変化したのがメロディ音色でなければ、ステッ
プ43のNOを通りステップ45にジャンプする。メロ
ディ音色が変化したのならばステップ44に進み、ノー
マルモードの各チャンネルCI(1〜CH8に対応して
、変化後の新たなメロディ音色のボイスパラメータを送
出する。ここでは前述のステップ34と同様の処理によ
りボイスパラメータの送出を行う。
ABCモードの中であれば、ステップ42はYESであ
り、ステップ46に進み、今回変化したのはメロディ音
色、ベース音色、コード音色のいずれであるかを調べる
。メロディ音色が変化したのならば、ABCモードのメ
ロディ音色用のチャンネルCH1〜CH5に対応して、
変化後の新たなメロディ音色のボイスパラメータを送出
する(ステップ47)。ベース音色が変化したのならば
、ABCモードのベース音色用のチャンネルC[1Gに
対応して、変化後の新たなベース音色のボイスパラメー
タを送出する(ステップ48)。コード音色が変化した
のならば、ABCモードのコード音色用のチャンネルC
I−I 7〜CHIOに対応して。
変化後の新たなコード音色のボイスパラメータを送出す
る(ステップ49)。ステップ44.47〜49で送出
されたボイスパラメータはインタフェース21を介して
トーンジェネレータ13に与えられる。
最後に、ステップ45では、パネル操作子部18におけ
るその他のスイッチ及び操作子(例えば音量操作子、効
果選択スイッチ、リズム選択スイッチなど)の操作状態
の変化(イベント)を検出し。
その検出に基づくデータをインタフェース21を介して
トーンジェネレータ13に送出する。なお、音色選択ス
イッチ23〜25における複数のスイッチのイベントが
同時に検出された場合はステップ41〜49の処理を繰
返し実行するものとする。
第7図を参照してキー走査サブルーチンKSUBにつき
説明すると、まずステップ50ではニューキーオンイベ
ント(新たに鍵が押圧されること)が有るか否かを調べ
、YESならばステップ51〜57から成るニューキー
オンイベン1〜処理を実行する。ニューキーオンイベン
ト処理の後、またはニューキーオンイベントが無かった
場合は、ステップ58に進み、ニューキーオフイベン1
へ(新たに離鍵されること)が有るか否かを調べ、YE
Sならばステップ59〜65から成るニューキーオンイ
ベン1−処理を実行する。
ニューキーオンイベント処理において、ステップ51で
は、ノーマルモード発音割当て処理を行う。これは、新
たに抑圧された鍵をノーマルモード用の8個の楽音発生
チャンネルCH1〜CH8のいずれかに割当てる処理で
あり、割当てるべきチャンネルを決定すると、そのチャ
ンネルに対応して、ノーマルモード発音割当てメモリ2
7に当該新押圧鍵に係るキーコードKCとキーオン信号
KONを記憶する。次のステップ52では当該新抑圧鍵
がメロディ鍵域に属するか否かを調べる。
YESならばステップ53に進み、ΔBGモード発音割
当て処理を行う。これは、メロディ鍵域で新たに押圧さ
れた鍵をABCモード時のメロディ音色用の5個の楽音
発生チャンネルCHI〜CH5のいずれかに割当てる処
理であり1割当てるべきチャンネルを決定すると、その
チャンネルに対応して、ABCモード発音割当てメモリ
28に当該新押圧鍵に係るキーコードKCとキーオン(
a号KONを記憶する。
次に、ステップ54では、ABCモードであるか否かを
調べ、No (ノーマルモード)であればステップ55
に進み、ステップ51で割当てたチャンネルに対応して
新たな押圧鍵のキーコードKCとキーオン信号KONを
送出する。YES(ABCモード)であればステップ5
6に進み、ステップ53で割当てたチャンネルに対応し
て新たな押圧鍵のキーコードKCとキーオン信号KON
を送出する。なお、前述のように、ステップ55゜56
でキーコードKCを送出する場合、これをピッチデータ
PDに変換して送出する。また、送出されるキーオン信
号KONの内容は押鍵を示す1′″である。なお、ステ
ップ55.56は、ステップ51.53の割当て処理の
結果、割当て内容に変化があった場合のみ行うようにし
てもよい。
例えば、ニューキーオンイベントが有っても、ステップ
51.53の割当て条件によっては、新押圧鍵がどのチ
ャンネルにも割当てられないことが起ることがあり、そ
のような場合はステップ55゜56を実行しなくてもよ
い。
新たな押圧鍵が伴奏鍵域に属する場合は、ステップ52
はNOであり、ステップ57に進む。ここでは、新たな
押圧鍵のキーコードKCをLKKCメモリにス1へアす
る。LKKCメモリは複数キーコードをストアすること
ができるものであり。
ここにストアした伴奏鍵域のキーコードKCに基づき第
5図のステップ30の処理が実行される。
また、無制限に押圧鍵のキーコードKCをLKKCメモ
リにストアするのではなく、所定の優先選択処理により
所定数のキーコードKCだけがストアされるようにして
もよい。
ニューキーオフイベント処理におけるステップ59〜6
5の流れはニューキーオンイベント処理におけるステッ
プ51〜57の流れと同じであり、ステップ60.62
の判断はステップ52.54の判断と同じであるが、ス
テップ59.6−1.63.64.65の処理内容が対
応するステップ51.53,55,56,57とは幾分
異なる。つまり、ステップ59では、ニューキーオフイ
ベントに係る鍵が割当てられているチャンネルをノーマ
ルモード用のチャンネルCHI〜CH8の沖から検出し
、そのチャンネルに関するノーマルモード発音割当てメ
モリ27内のキーオン信号KONの記憶内容を“′0”
にクリアする。ステップ61では、ニューキーオフイベ
ントに係る鍵が割当てられているチャンネルをABCモ
ード時のメロディ音色用のチャンネルCHI〜CH5の
中から検出し、そのチャンネルに関するABCモード割
当てメモリ28内のキーオン信号KONをLd OPI
にクリアする。ステップ63.64では、先行するステ
ップ59.61でキーオン信号KONをl# OIIに
クリアしたチャンネル(つまり新たに離鍵された鍵が割
当てられているチャンネル)に対応して“0”のキーオ
ン信号KONを送出する。ステップ65では、ニューキ
ーオフイベントに係る鍵のキーコードKCをI、KKC
メモリにてクリアする。
次に第8図を参照してインタフェース21の一例につき
説明する。
インタフェース21は、バス20を介してマイクロコン
ピュータ部COMから与えられる各種データを記憶し、
記憶したデータをトーンジエネレーク13における各演
算チャンネルの時分割タイミングに対応するタイミング
で出力するメモリ66〜75を含んでいる。32個の各
演算チャンネル別に個別にデータを記憶する必要のある
メモリ69〜72は32個の記憶位置(アドレス)1r
:持っている。8個(又は10個)の各楽音発生チャン
ネルCH1〜CH8(CH1〜CH10)別に個別にデ
ータを記憶する必要のあるメモリ67.68゜73.7
4は8個の記憶位置(アドレス)を持っている。周知の
ように、バス20はデータバス20aとアドレスバス2
0bを含んでおり、データバス20;Iに送出されたデ
ータを取込むべきメモリ(66〜75の何れか)とその
メモリ内で記憶すべきアドレス(すなわち演算チャンネ
ル番号又は楽音発生チャンネル番号)とを示すアドレス
データがアドレスバス201) f介して与えられる。
各メモリ66〜75はアドレスバス20b’Q介して与
えられるアドレス信号をデコードし、自己のメモリ内に
記憶すべきときはデータバス20aのデータを取込み、
該アドレス信号によって指定された演算チャンネル又は
楽音発生チャンネルに対応する記憶位置に、取込んだデ
ータを記憶する。
AHCMメモリ66は、第6図のステップ66゜69で
送出されたABCモード信号ABCMを記憶するための
ものである。
メモリ67〜71は第6図のステップ64,37゜44
.47〜49で送出されてボイスパラメータを記憶する
ものであり、メモリ67は演算接続パラメータCON’
ii各楽音発生チャンネルCH1〜CH8(又はCH1
〜CHIO)に対応して記憶する。この演算接続パラメ
ータCONは、1楽音発生チャンネルにおける複数の演
算チャンネルの接続形態(いわば演算アルゴリズム)を
指定するものである。メモリ68はセルフフィードバッ
クレベルデータFLを各楽音発生チャンネルCHI〜C
H8(又はCH1〜CH10)に対応して記憶するもの
である。セルフフィードバックレベルデータELとは、
1つの演算チャンネルで実行される基本的FM演算にお
いて自己のチャンネルで変調された信号を変調信号とし
てフィードバックする場合のフィードバック量を設定す
る係数データである。
メモリ69はエンベロープ制御データECDを各演算チ
ャンネルに対応して記憶するものである。
エンベロープ制御データECDは、FM演算における変
調指数に該当するエンベロープ信号あるいは振幅係数に
該当するエンベロープ信号を設定・制御するためのデー
タである。
メモリ70は波形変更データWCを各演算チャンネルに
対応して記憶するものである。波形変更データWCは、
FM演算で用いる波形信号の波形形状を特定の位相区間
で変更することを指示するデータである。例えば、上記
波形信号が正弦波形の場合、180度〜360度の位相
区間で波形レベルを0レベルにカットし、半波整流され
た波形に変更する。こうすると、変更後の波形信号の高
調波成分が増すので、簡単なFM演算で複雑な音色制御
が可能となる。従って、このような波形変更データWC
による波形変更操作は、l楽音発生のための演算チャン
ネル数が少ない場合におい′C特に有利である。
メモリ71は周波数比設定データMULを各演算チャン
ネルに対応して記憶するものである。周波数比設定デー
タMULは、FM演算における搬送波又は変調波の周波
数をピッチデータPDによって指定された音高周波数の
整数倍(又は非整数倍でもよい)に設定するための係数
データである。
メモリ69〜71は、各演算チャンネル毎に独立にこれ
らのボイスパラメータを設定することができるようにす
るために、演算チャンネル数に対応する32アドレスを
持っている。一方、メモリ67.68のアドレス数がノ
ーマルモードにおける楽音発生チャンネル数に対応する
8であり、ABCモードにおける楽音発生チャンネル数
10でない理由は、該当するボイスパラメータをABC
モードの楽音発生チャンネルCH7とCH9で共用し、
また、CH8とCHloで共用しているためである。
メモリ72は第6図のステップ35.38、第7図のス
テップ55,56,63,64で送出されたキーオン信
号KONを各演算チャンネルに対応して記憶するもので
ある。キーオン信号KONは各楽音発生チャンネルに対
応して記憶すればよいのであるが、ABCモードのとき
の楽音発生チャンネル数が10であるため、この点を考
慮して32個の各演算チャンネルに対応してキーオン信
号KONを記憶するようにしている。従って各演算チャ
ンネル毎に独立にキーオン信号KONが記憶されるので
はなく、各楽音発生チャンネルCH1〜CH8又はCH
1〜CH10に対応する演算チャンネルグループ内では
同じ内容のキーオン信号KONが記憶される。
メモリ76はFM演算における搬送波のピッチデータP
Dを記憶するものである。メモリ74はFM演算におけ
る変調波のピッチデータPDを記憶するものである。こ
れらのピッチデータPDは第6図、第7図のステップ3
5 、38 、55.56で送出されるものである。ノ
ーマルモードの場合、メモ!773.74の同じ楽音発
生チャンネルに対応するアドレスには同じピッチデータ
PDが記憶される。しかし、搬送波と変調波のピッチを
幾分ずらして非調和を実現したい場合は、両メモリ73
.74の同じ楽音発生チャンネルに対応するアドレスに
記憶するピッチデータPDの値を幾分ずらしてもよい。
ABCモードの場合、チャアネ/l/CH1〜CH6に
対応するメモリ7.3 、74のアドレスには、それら
のチャンネルCHI〜CH6に割当てられた楽音のピッ
チデータPDが夫々記憶される。メモリ73の残りの2
アドレスにはチャンネルCH9に割当てられた楽音のピ
ッチデータPDとチャンネルCH10に割当てられた楽
音のピッチデータPDが記憶される。また、メモリ74
の残りの2アドレスにはチャンネルCH7とCH8に割
当てられた楽音のピッチデータPDが夫々記憶される。
メモリ75はその他のデータを記憶し、トーンジェネレ
ータ13に与えるものである。
各メモリ67〜74は、演算チャンネルの時分割タイム
スロットを設定するクロックパルスφに従って、各アド
レスに記憶したデータを時分割的に順次読み出す。メモ
リ66〜72.75の出力はトーンジェネレータ16に
供給される。また、メモリ76.74の出力はセレクタ
76を介してトーンジェネレータ16に供給される。セ
レクタ76は、タイミング信号発生器77から与えられ
る搬送波/変調波演算タイミング信号TM8に従ってメ
モリ76又は74の出力を選択し、トーンジェネレータ
16に与える。
第9図においては、クロックパルスφによって設定され
る32個の演算チャンネルの時分割タイムスロットが示
されている。ここに示されたタイムスロット番号1〜3
2は第3図に示した演算チャンネルの番号1〜32に対
応している。ノーマルチャンネルの欄にはノーマルモー
ドにおける各楽音発生チャンネルCH1〜CH8の番号
1〜8が、そのチャンネルを構成する演算チャンネルの
タイムスロットに対応して示されている。ABCチャン
ネルの欄には、ABCモードにおける各楽音発生チャン
ネルCH1〜CH10の番号1〜10が、そのチャンネ
ルを構成する演算チャンネルのタイムスロットに対応し
て示されている。演算周期は32タイムスロツトであり
、ノーマルモードにおいては同じ楽音発生チャンネルC
H1〜CH8の演算タイムスロットが8スロット周期で
到来する。最初の8スロット期間は各チャンネルで第1
の変調波に関する演算を行うようになっており、これを
第1モジユレーク演算スロツトM1というこ・とにする
。次の8スロット期間は各チャンネルで第1の搬送波に
関する演算を行うようになっており、これを第1キヤリ
ア演算スロツトC1ということにする。3番目の8スロ
ット期間は各チャンネルで第2の変調波に関する演算を
行うようになっており、これを第2モジユレーク演算ス
ロツトM2ということにする。最後の8スロット期間は
各チャンネルで第2の搬送波に関する演算を行うように
なっており、これを第2キヤリア演算スロツトC2とい
うことにする0このように、ノーマルモードにおいては
、1楽音発生チャンネルにつき8スロット周期で4つの
演算タイムスロットが割当てられており、この4つの演
算タイムスロットを使用したFM演算により1つの楽音
信号が発生される。
ABCモードにおいては、メロディ音色用の楽音発生チ
ャンネルCH1〜CH5及びベース音色用の楽音発生チ
ャンネルCH6の演算タイムスロットが夫々8スロット
周期で1演算周期につき4スロット割当てられている。
従って、メロディ音色及びベース音色に関しては、上述
と同様に4つの演算タイムスロットヲ使用したFM演算
により1つの楽音信号が発生される。一方、コード音色
用の楽音発生チャンネルCM 7〜CHIDに関しては
、夫々の演算タイムスロットが16スロツト周期で1演
算周期につき2スロット割当てられている。従って、コ
ード音色に関しては、2つの演算タイムスロットを使用
したFM演算により1つの楽音信号が発生される。
各メモリ67〜72からは1、ノーマルモード又はAB
Cモードのどちらが選択されているかに応じて第9図に
示したような所定のタイミングで、各楽音発生チャンネ
ル毎の各演算チャンネルに対応するボイスパラメータC
ON−MUL及びキーオン信号KONを時分割的に出力
する。
搬送波/変調波演算タイミング信号TMSは、前述の各
8スロット期間のタイミングに対応して夫々のスロット
M1 、CI 、M2 、C2を示す値となるものであ
る。セレクタ76では、信号TMSがスロットM1を示
すときメモリ74から読出された8チャンネル分(ノー
マルモードのときはCH2−CH2、ABCモードのと
きはCH2−CH2)ピッチデータPDを選択する。信
号TMSがスロットC1を示すときはメモリ73から読
み出された8チャンネル分(ノーマルモードのときはC
HI〜CH8、ABCモードのときはCH1〜CH6、
CH9、CHlo)のピッチデータPDを選択する。信
号TMSがスロットM2を示すときはメモリ74から読
み出されたピッチデータPDを選択し、スロツl−C2
を示すときはメモリ73から読み出されたピッチデータ
PDを選択する。従って、セレクタ76から出力される
ピッチデータ1) Dも、ノーマルモード又はABCモ
ードのどちらが選択されているかに応じて第9図に示す
ようなタイミングで、各楽音発生チャンネル毎の各演算
チャンネルに対応するものが時分割多重化されたものと
なる。
次に第10図に基づきトーンジェネレータ13の一例に
つき説明する。
FM基本演算回路13aはFMの基本演算を実行するも
のである。この基本演算は・例えば・時間tに従って変
化する位相データをωtとし、変調信号をf (t)と
し、振幅係数をE(t)とすると、E(t) sin 
(ωt −1−f (t) )  なる式によって表わ
されるようなものである。このFM基本演算回路13a
を1演算周期につき32タイムスロツトで時分割使用し
て32個分の演算チャンネルのFM演算を夫々行う。
第8図のセレクタ76から出力されたピッチデータP 
I)が位相データ発生器78に与えられ、これに基づき
位相データωtが発生される。位相データ発生器78で
は、例えば、時分割的に与えられる32スロット分の各
ピッチデータPDを夫々の時分割タイムスロットにおい
て時分割的にアキュムレートし、このアキュムレート結
果としての位相データωtを32スロット分時分割で出
力する。この位相データωtはF’M基本演算回路13
a内の乗算器79に与えられる。
乗算器79では、第8図のメモリ71から与えられた周
波数比設定データMUI、を位相データωtに乗算し、
搬送波又は変調波の周波数記制御する。
通常、データM U Lは1 、2、.4等の2のn乗
の数であり、乗算器79は簡単なシフト回路によって構
成することができる。
乗算器79から出力される周波数制御された位相データ
にωt(ここでkはデータMULの値に対応する係数で
あるとする)は加算器80に入力される。加算器80の
他の入力には変調信号r (t)としてセレクタ94の
出力信号が与えられる。こうして、変調信号「(t)に
応じて位相変調された位相データが加算器80から出力
され、その最上位ピッ)MSBを除く残りのビットのデ
ータが正弦波テーブル82のアドレス入力に与えられる
。正弦波テーブル82は正弦波の半周期波形のサンプル
点振幅データ全対数表現で記憶したものである。
アドレス入力された位相データは、本来の位相データの
最上位ビットMsB’1li7除いたものであるため、
本来の繰返し周期の半分の周期で変化するものである。
従って、半周期サイクルの位相データに基づき正弦波テ
ーブル82から正弦波半周期波形が繰返し読み出される
正弦波テーブル82から読み出された波形データは加算
器86に与えられ、振幅係数E (t)としてエンベロ
ープ発生器84から与えられるエンベロープレベルデー
タと加算される。このエンベロープレベルデータも対数
表現のデータであるとする。
対数同士の加算はその真数の乗算に相当するため、加算
器83では、実質的に波形サンプル点振幅デ一りに振幅
係数E (L) +乗算することを行っていることにな
る。エンベロープ発生器84は、第8図のメモリ69.
72から与えられるエンベロープ制御データE Cl)
及びキーオン信号KONに基づき、発音開始から終了に
至るまでの所定のエンベロープ特性を持つエンベロープ
レベルデータを各演算スロットに対応して時分割的に発
生する。このエンベロープレベルデータの機能は、演算
スロットによりて異なっており、変調波信号を発生する
ためのスロットでは変調指数として機能し、搬送波信号
を発生するためのスロットでは振幅係数として機能する
加算器86の出力はゲート85に与えられる。
第8図のメモリ70から出力された波形変更データWC
と加算器80から出力された位相データの最上位ビット
MSBがアンド回路86に入力されており、このアンド
回路86の出力をインバータ87で反転した信号が′f
−+、ssの制御入力に加わる。位相データにωtの最
上位ピッ)MSBは、0〜180度の位相区間で“0#
であり、180〜360度の位相区間で“1″であるO
波形変更デークWCは波形変更を指示するとき“1″で
あり、指示しないとき”Onである。波形変更データW
Cが@0”ならば、アンド回路86の出力は”Q Jl
、インバータ87の出力が”1″で、ゲート85は位相
区間に無関係に常に開いている。波形変更データWCが
′1”ならば、180〜360度の位相区間でアンド回
路86の出力が“1”となり、ゲート85が閉じられる
。従りて、180〜360度の位相区間で正弦波の出力
と禁止し、半波整流したような形状の波形信号がゲート
85の出力側に得られる。このようにして、波形変更入
力され、リニア表現のデータに変換される。加算器80
から出力された位相データの最上位ピットMSBのデー
タが、対数/リニア変換器8ilの出力信号に対して正
負極性のサインビットとして付加される。このMOBの
データは180〜360度の位相区間で”1″であり、
負極性を示す。このようなサインビットの付加により、
正り玄波テーブル82から読み出された2つの正弦波半
周期波形が完全な1周期波形に修正される。
対数/リニア変換器81の出力信号にサインビットを付
加した信号がFM、1本演算回路13aの出力信号であ
り。これが8タイムスロット分の遅延を行う遅延回路1
03に入力される。遅延回路103の出力はゲート88
を介してアキュムレータ89に与えられる一方、セレク
タ90の八人力に与えられる。
アキュムレータ89は、1演算周期(32タイムスロツ
ト)内における同一楽音発生チャンネルに関する演算タ
イムスロットの演算結果を制御(i号vSに応じてアキ
ュムレート(加算)してその楽音発生チャンネルの楽音
信号を求めると共に各楽音発生チャンネルの楽音信号を
加算するものである。換言すれば、多項型FM演算にお
ける各項の演算結果を加算して楽音信号を求めると共に
複数の楽音信号を合計するためのものである。加算制御
信号VSは、接続制御信号発生回路99から与えられる
もので、加算を行うべきタイムスロットで信号“1′″
となり、ゲート88を開いて信号をアキュムレータ89
に与えると共に該アキュムレータ89に加算命令を与え
る。
セレクタ90〜94及び8タイムスロット分の遅延を行
う遅延回路95〜98を含む回路は、1楽音発生チャン
ネル内の各演算チャンネルの接続形態(すなわち演算ア
ルゴリズム)を設定するためのものである。この接続形
態は接続制御信号発生回路99から発生される接続制御
4:”s JifF S O〜F’S3によって切換え
られる。該回路99には、第8図のメモリ66.67か
ら出力されたABCモード信号ABCMと演算接続パラ
メータCONが入力され、更にタイミング信号TMSと
クロックパルスφが入力される。この接続制御信号発生
回路99は、入力された信号ABCM、CON。
TMSに応じて後述するような所定のパターンで接続制
御信号FSO〜FS3及び加算制御信号VSを発生する
。また、信号TMSに基づき、第9図に示すようにスロ
ッ1−C1、M2で“1”となり、スロットC,2,M
Lで“01′となるタイミング信号TMを発生する・ 遅延回路103.95〜98及びセレクタ90.91は
基本演算回路13aの出力信号を種々なパターンで遅延
させる働きをする。セレクタ90の出力が遅延回路95
に加わり、遅延回路95の出力が遅延回路96に加わり
、遅延回路96の出力がセレクタ90のB入力とセレク
タ91の八人力に加わる。セレクタ91の出力は遅延回
路97.98で合計16スロツト遅延されて自己のB入
力に加わる。セレクタ90.91はタイミング信号TM
が1”のとき八人力を選択し、“O11のときB入力を
選択する。
セレクタ92の八人力には遅延回路103の出力信号X
が加わり。B入力には遅延回路95の出力信号Yが加わ
る。このセレクタ92は、接続制御信号FSOが1”の
とき八人力を選択し、信号FS3が11”のときB入力
を選択する。セレクタ93の八人力には遅延回路95の
出力信号Yが加わり、B入力には遅延回路96の出力信
号2が加わり、C入力には遅延回路97の出力信号Wが
加わる。このセレクタ93は、接続制御信号FS 1 
カ” 1”のときA入力を選択し、信号F S 2が′
″1″のときB入力を選択し、信号FS3が1″′のと
きC入力を選択する。
セレクタ92及び93の出力は加算器lOOで加算され
、その加算出力がセレクタ94のA入力に加わると共に
172シフト回路101に加わる。1/2シフト回路1
01の出力は乗算器102に与えられ。
第8図のメモリ68から与えられたフィードバックレベ
ルデータFLと乗算される。乗算器102の出力はセレ
クタ94のB入力に与えられる。セレクタ94は接続制
御信号FS3が“1”のときB入力を選択し、′O”の
とき六入力を選択する。
このセレクタ94の出力信号が変調信号f (t)とし
てFM基本演算回路13a内の加算器80に入力される
第11図(a)は、各出力信号x、y、z、wの演算ス
ロットの状態を例示したものであり、基準のタイミング
としてFM基本演算回路13aの入力信号である位相デ
ータωtの演算スロットが示されている。なお、第11
図では、図示の都合上1つの楽音発生チャンネルに関す
る演算スロットのみをそのスロット幅があたかも8スロ
ッ1−であるかの如く拡大して示している。1つの楽音
発生チャンネルにおける4つの演算スロワI〜に対応す
る信号をMl、C1,M2.C2なる符号で区別し、か
つ夫々の信号の演算周期を■、■・・・の符号を付加す
ることによって示している。例えばM1■は成る演算周
期における演算スロットM1の信号を示しており、Ml
■はその1演算周期後の同じ演算スロットM1の信号を
示している。また。
FM基本演算回路13aでは信号の時間遅れがないもの
とし、入力信号ωtと同じタイミングでその演算結果が
出力されるものと仮定する。
信号XはFM演算出力を遅延回路103で8スロツト遅
延したものなので、入力信号ωtのタイミングに対して
8スロツト遅れたものとなっており、4つの演算スロワ
1〜M1〜C2すべでの演算結果が現われる。タイミン
グ信号TMのu 1 +tに対応して信号Xには演算ス
ロワI−Ml、C1の演算結果が現われるので1.これ
がセレクタ90で選択され、遅延回路95で8スロツト
遅延されて信号Yとして現われる。この信号Yを遅延回
路96で更に8スロツト遅延したものが信号Zである。
タイミング信号TMが“0″のとき信号Zとして演算ス
ロワ1−M1.C1の演算結果が遅延されて現われるの
で、これがセレクタ90で選択されて遅延回路95に再
び与えられる。こうして、信号Yとして演算スロワ1〜
M1と01の演算結果が2度繰返して現われる。信号Z
には信号Yと同じ内容が8スロツ1〜遅れて呪われる。
セレクタ91と遅延回路97.98から成る回路も上述
のセレクタ90と遅延回路95.96から成る回路と同
様に動作し、遅延回路97からは、結果的に、信号2を
24スロツト遅延した信号Wが得られる。
第11図(a)において、入力信号ωtと信号Y及びW
のスロット内容を比較すれば明らかなように1例えばω
tがM1■のとき、YがM1■でWがM1■、というよ
うに、信号Yは入力信号ωLの1演算周期前の同じスロ
ワl−の演算結果を示し、信号Wは入力信号ωtの2演
算周期前の同じスロットの演算結果を示している。
第10図において、セレクタ92及び93では、制御信
号FS3が“1″のときに信号YとWが夫々選択される
。従って、制御信号FS3が111 IIのときに加算
器100で信号YとWが加算される。
また、制御信号FS3が“1”のときは、加算器100
の出力をシフト回路101及び乗算器102で演算した
結果がセレクタ94で選択され、加算器80に与えられ
る。この場合、1演算周期前のFM演算出力信号Yと2
演算周期前のFM演算出力信号Wとを加算器100で加
算し、これを1/2シフト回路101で172して雨量
力信号の平均値を求め、この平均値にフィードバックレ
ベルデータFLを乗算し、この乗算結果を同じ演算スロ
ットの新たな位相データにωtに加算することが行われ
る。これは、成る演算スロットのFM演算結果を次の演
算周期における同じ演算スロットにおいて変調信号とし
てフィードバックしていることを示し、この演算スロツ
]〜がセルフフィードバック型のFM演算チャンネルと
して機能することを意味する。このように、接続制御信
号FS3が111 IIのときは、セルフフィードバッ
ク型の演算接続とされる。なお、加算器100と1/2
シフト回路101は、セルフフィードバック演算の際に
ハンチング現象が起らないようにするために、2演算周
期分のFM演算結果の平均値を求めるためのものである
。なお、セルフフィードバック演算以外のときはセレク
タ94は六入力を介して加算器100の出力を選択する
。この場合、加算器100は異なる演算スロットの演算
結果を加算して変調信号f (t)を作るためのものと
して機能する。
次に、具体的な演算接続例について説明する。
接続制御信号発生回路99では、下記表に示すようなテ
ーブルに従って、各演算スロットMl。
C1,M2.C2に対応して、接続制御信号FSO−F
S3及び加算制御信号VSを発生する。
第1表 演算接続パラメータCONは「0」〜「7」のいずれか
の番号により8種の接続形態のいずれかを選択する。こ
れらの接続形態では、1楽音発生チャンネルにつき4個
の演算チャンネルを使用して楽音信号を発生する。さら
に、パラメータCONの内容がr4JでABC−Tニー
ド信号ABCMが“I IIのとき(これを「4′」で
示す)は特別の接続形態が選択される。この特別の接続
形態はコード音色の楽音発生チャンネルのためのもので
あり、1楽音発生チャンネルにつき2個の演算チャンネ
ルを使用して楽音信号を発生するものである。つまり、
後述するように、4個の演算スロッ!・M1〜C2から
成る1グループをスロットMl、M2とC1,C2の2
グループに分割し、夫々のグループに対応して2演算ス
ロツトから成る楽音発生チャンネルを設定している。
第1表に対応する接続形態を略図によって示すと第12
図のようになる。図において符号M1、C1、M2.C
2が記されたブロックはFM基本演算回路13aによっ
て時分割的に実行される演算スロットを示しており、「
+」なる符号が描かれた丸いブロックは加算器80又は
100によって実行される加算演算を示しているakl
ωt、に2ωt、に3ωt、に4ωtは各演算スロット
M1、C1、M2、C2における位相データにωしを示
す、また、出力側における丸で囲んだ接続点は加算制御
信号vSに基づきアキュームレータ89で加算動作が行
われることを示している。
−例として、演算パラメータCOHの値が「O」のとき
の動作について説明する。これは4つの演算スロットM
l、C1,M2.C2が縦続接続されており、多重FM
演算式によって楽音信号の合成演算が行われる。演算ス
ロッ1−M1とC1の縦続接続により単純FM演算式(
その式を略記すると、sin (k2ωt+5ink、
ωし)である)が実行される。その演算結果を変調信号
として用いて演算スロッ1へM2でFM演算を行うこと
により、略式 5in(k、ωし+5in(kzωt+
5ink工ω1))で示されるような2重FM演算が行
われる。その演算結果を変調信号として用いて更に演算
スロットC2でFM演算を行うことにより、略式sin
 (k、ωt+sin (k、ωt+sin  (k2
ωt+gink、ωt)))で示されるような3重FM
演算が行われる。なお、第12図において、出力が入力
端にフィードバックされている演算スロットM1はセル
フフィードバッり型の演算チャンネルであることを示す
このC0N= rOJの接続を実現するときの制御信号
FSO−FS3.VSの発生パターンは前記第1表の通
りであり、これをタイミングチャートによって示すと第
11図(b)のようになる。
同図には、これに対応するセレクタ92,93゜94の
出力信号の状態も、第11図(a)と同様の表示法によ
って、示されている。スロッ1−M1において、信号■
Sが“1”となり、ゲート88が開かれて、前回の演算
周期の最後のスロットC2で求められた演算結果がアキ
ュムレータ89に取込まれる。スロットC2の演算結果
は遅延回路103で8スロツト遅延されるため、j!準
タイミングのスロットM1のときにゲート88に与えら
れている(第11図(a)のX参照)。また、スロット
M1において信号FS3が“1”となり、セレクタ92
.93では信号YとWが選択される。
従って、その出力は図示のように、例えば基準タイミン
グがM1■のときはセレクタ92の出力がM1■、セレ
クタ93の出力がM1■、となる。
また、セレクタ94では乗算記102の出力、つまり同
じ演算スロットM1の前2演算周期の演算結果の平均値
、゛例えば基準タイミングがM1■のときはFLXI/
2 <Ml■十M l ■) 、 ヲ’M択する。こう
して、演算スロットM1がセルフフィードバック型の演
算チャンネルとされる。
C0N=rO」のときの残りの演算スロッ1−C1、M
2、C2では信号FSOが“1′″となる。これにより
、セレクタ92で演算出力信号Xが選択され、セレクタ
93では何も選択されない。また、セレクタ94はへ人
力を介して加算器100の出力つまりセレクタ92の出
力を選択する。これにより、基準タイミングのスロツ1
−C1、M2、C2では、その8タイムスロツト前のス
ロッ1−M1、C1、M2の演算結果(例えばJIi準
タイミングがC1■のときはM1■)がセレクタ94か
ら出力されてノχ本演算回路13aの加算器80に与え
られる。これにより、同じチャンネルの先行する演算ス
ロットで求めた演算結果が変調信号として用いられるこ
とになり、図示したような演算スロッ!−M1、C1,
M2.C2の縦続接続が実現される。
別の例として、演算接続パラメータCONの値が「4」
のときの動作について説明する。この接続形態は、第1
2図に示されるように、セルフフィードバック型の演算
スロッ1−M1とスロットM2を縦続接続し、演算スロ
ットC1と02”を縦続接続し、両者の出力を加算する
ことにより1楽音発生チャンネルの楽音信号を合成する
ものである。
従って、その演算式を略記すると、5in(k、ωt+
5ink、ω’t ) +sin (k、ωt +5i
nk2ωt )  という2項FM演算式となる。この
場合、位相データωtは共通であり、1つの楽音発生チ
ャンネルに割当てられた1つの楽音の音高に対応してい
る。
このC0N=r4Jの接続を実現するときの制御信号F
SO−FS3、vSの発生パターンは前記第1表の通り
であり、これをタイミングチャートで示すと、第11図
(c)のようになる。同図には、これに対応するセレク
タ92.93.94の出力信号の状態も示されている。
信号しr s 3とvSが“′1″になる演算スロッ1
〜M1のときの動作は耐述と同様であり、これにより該
スロッhM1がセルフフィードバック型の演算チャンネ
ルとなる。
演算スロットC1では制御信号FSO−FS31*何も
発生されない。従ってセレクタ92.93.94の出力
は“0″であり、基本演算回路13aに変調信号f(t
)は与えられない。これにより、演算スロットC1では
FM演算が事実上行われず、単に、sin k 2ωL
なる正弦波信号が発生される。
演算スロットM2では信号ドS1が111”であり、セ
レクタ93で信号Yが選択される。第11図(a)から
判かるように、このスロッ1−M2では同じ演算周期に
おけるスロットM1の演算結果が信号Yとして現われる
。従って、同じ演算周期のスロットM1の演算結果がス
ロットM2の変調信号f(t)として与えられ、結果的
に、スロットM1とM2の縦続接続したことになる。こ
のスロットM1とM2の縦続による演算結果は遅延回路
103で8タイムスロツト遅延され、スロツ1−C2の
ときに信号vSが′″1″となったとき、ゲート88を
介してアキュムレータ89に取込まれる。
演算スロットC2では信号FSIが1”であり、上述と
同様にセレクタ93で信号Yが選択される。第11図(
a)から判かるように、このスロットC2では同じ演算
周期におけるスロットC1の演算結果が信号Yとして現
われる。従って、同じ演算周期のスロットC1の演算結
果がスロットC2の変調信号f(t)として与えられ、
結果的に。
スロットC1とC2の縦続接続したことになる。
このスロットC1と02の縦続による演算結果は遅延回
路103で8タイムスロッ1−遅延され、次のスロッ1
−M1のときに信号vSがパ1”となったとき、ゲート
88を介してアキュムレータ89に取込まれる。こうし
て、図示したような2項p゛M演算の接続形態が実現さ
れる。
別の例として、演算接続パラメータCONの内容がr4
J  (つまりCONが「4」であり、かつABCMが
II 11# )のときの動作について説明する。この
接続形態は、第12図に示されるように、演算スロット
c1がセルフフィードバック型である点を除き、児がけ
上は、C0N= r4Jのときとほぼ同じであるが、演
算スロッ1−M1とH2から成る楽音発生チャンネルと
演算スロットC1と02から成る楽音発生チャンネルが
別チャンネルであり、2チャンネル分の楽音信号が合成
されるようになっている。すなわち、この接続形態はA
BCモードにおけるコード音色用の楽音発生チャンネル
CH7〜CHIOのためのものであり、第9図を参照す
れば明らかなように、チャンネルCH7の演算スロット
はMlとH2,詳しくは7と23、であり、CH8の演
算スロッ1−はMlとH2、詳しくは8と24.であり
、CH9の演算スロットはC1とC2,詳しくは15と
31、であり、CHIOの演算スロットはclとC2、
詳しくは16と32.である。このように、スロットM
1とH2の系列とスロットc1と02の系列は別チャン
ネルとなっている。そのため、スロットM11M2で使
用される位相データをω□tで示し、スロットCI、C
2で使用される位相データをu2tで示し、両者が異な
る音高に対応していることを明らかにする。
このC0N= r4’Jの接続を実現するときの制御信
号FSO−FS3.VSの発生パターンは前記第1表の
通りであり、これをタイミングチャー1、で示すと、第
11図(d)のようになる。同図には、これに対応する
セレクタ92,93.94の出力信号の状態も示されて
いる。前述のc。
N= r4」の場合と異なる点は、演算スロツ1−C1
のとき(i号FS3が′1″となり、これにより該演算
スロッ1−C1がセルフフィードバック型の演算チャン
ネルとされる点である。演算スロットC1と02から成
る系列を独立したコード音色用楽音発生チャンネルとし
ているので、演算スロットM1とH2から成るコード音
色用楽音発生チャンネルと同様に、最初の演算スロッ1
−01をセルフフィードバック型とするためである。そ
の他の動作は、前述したC0N= r4」の場合と同様
である。このように、C0N= r4Jの場合は、通常
では1つの楽音発生チャンネルに対応する4っの演算ス
ロットM1〜C2を2分割して、2つの演算スロットM
1とH2又はC1とC2から成る2つの独立した楽音発
生チャンネルを設定し、夫々のチャンネルで単純FM演
算による楽音信号の合成を行う。すなわち、スロットM
l、M2の楽音発生チャンネルでは、sin (k、 
(11,t +5inkLω11)なる略式で表わせる
[パM演算により楽音信号が合成され、スロットC1,
C2の楽音発生チャンネルでは、sin (k4(11
2t +5ink2(112L )なる略式で表わせる
FM演算により楽音信号が合成される。
第12図に示した他の接続形態も、1涌出の第1表に示
したパターンで所定の制御信号1・” S O〜l・’
S3.VSを発生することにより、上述の例と同様に確
実に実現することができる。勿論、ここに示した接続形
態はあくまでも一例にすぎず、その他任意の接続形態を
設定することができるようにしてよい。また、その数も
9種類に限らず、任意である。
上記実施例では自動ベースコード演奏が選択されたか否
かに応じてチャンネル設定態様を変更するためのモード
が切換えられるようになっているが、自動演奏の種類は
、自動ベースコードに限らず、自動アルペジョ、自動リ
ズム等であってもよい。また、専用のモード選択手段を
用いて、自動演奏に無関係にチャンネル設定態様を変更
することができるようにしてもよい。
また、チャンネル設定態様は、上記実施例に示したもの
に限らず、自由に定めることができる。
例えば、ABCモードにおいて、メロディ音色用の楽音
発生チャンネルも2演算スロツトから成るものとして、
チャンネルCHI〜CH5を夫々2分割して合計10個
のメロディ音色用の楽音発生チャンネルを設定するよう
にしてもよい。また、逆にABCモード(第2のモード
)において、1楽音発生チャンネルにおける演算スロッ
ト数を増やし、これに伴ない、楽音発生チャンネル数が
減るようにしてもよい。また、実施例では楽音発生チャ
ンネル数が8又は1oであり、1チャンネル当りの演算
チャンネル数は2又は4であるが1.この数値はどのよ
うに定めてもよい。
更に、第2モードにおいて、1チャンネル当りの演算ス
ロット数を減らして相対的に楽音発生チャンネルを増や
す場合、増えたチャンネルで同−音高異音色の楽音信号
を発生するようにしてもよく、これにより同−音高異音
色の複数音が発生されるようにしてもよい。あるいは、
増えたチャンネルを利用して同一音高同音色でピッチが
わずかにずれた複数音を発生するようにしてもよい。ま
た、増えたチャンネルでドラムパーカッション等の効果
音を発生するようにしてもよく、あるいはソロ音(例え
ばメロディ音色用チャンネルに割当てられている音の中
から1音を選択し、ソロ用の音色を付与して発生する音
)のような特殊系列置の発生のために使用するようにし
てもよい。
波形変更データWCによる波形変更制御は搬送波用及び
変調波用のどちらの演算チャンネルで行ってもよく、ま
た、その波形変更方法は上記実施例で示したような方法
に限らず、特願昭58−190869号、特願昭59−
14−6039号、特願昭59−164.227号、特
願昭59 165574号等において示されたような種
々の方法を採用してよい。
FM基本演算回路で用いる波形テーブルは正弦波テーブ
ルに限らず、どのような波形テーブルでもよい。また、
波形テーブルに限らず1位相データをデータ変換又は演
算等によってデー久処理して波形信号を発生するように
してもよい。
第10図では省略したが、実際の回路では加算器等の出
力を安定させるために必要な箇所に適宜の遅延回路を挿
入する。その場合、制御信号FSO〜FS3、■Sの発
生タイミングを適宜調整する必要がある。
トーンジェネレータにおいて実行する楽音発生演算は上
述のようなFM演算に限らず、AM演算その他の演算で
あってもよい。また、各演算チャンネルは個別のハード
回路によって並列的に提供されるようになっていてもよ
い。
〔発明の効果〕
以上の通り、この発明によれば、限られた数の演算チャ
ンネルを分割使用して複数の楽音発生チャンネルを設定
し、複数音の同時発音を可能にする場合において、1楽
音発生チャンネルに使用する演算チャンネルの数を適宜
変更して楽音チャンネル数を増減することができるよう
にしたので、比較的多くの演算チャンネルを使用して複
雑な音色制御の可能な高品質の楽音信号を発生したい場
合あるいは比較的単純な音色制御ができればよくそれよ
りもむしろ同時発音可能数を増やしたい場合など、音色
あるいは演奏形態などによる要求に応じて適切なチャン
ネル設定を行うことができるという優れた利点を有し、
かつ、そのことを限られた演算チャンネルを無駄なく効
率的に使用することにより実現するようにしているので
、低コストであり、かつ装置規模も小型化することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のJ、’:;本構成を示す機能ブロッ
ク図、 第2図はこの発明の一実施例を示す電子楽器の電気的ハ
ード回路構成ブロック図、 第3図は同実施例における2つのモートの各々における
チャンネル設定例を示す図、 第4図は第2図のデータ及びワーキングRAM内のメモ
リ構成の一例を示す図。 第5図は第2図のマイクロコンピュータ部によって実行
されるプログラムのメインルーチンの一例を略示するフ
ローチャート、 第6図は第5図のパネル操作子走査処理において実行さ
れるパネル走査サブルーチンの一例を示すフローチャー
ト。 第7図は第5図のキー走査処理において実行されるキー
走査サブルーチンの一例を示すフローチャート、 第8図は第2図におけるインタフェースの一例を示すブ
ロック図。 第9図は732個の演算チャンネルに対応する時分割タ
イムスロノ1〜と各タイムスロットに対応するノーマル
モート時及びA 13 Cモード時の楽音発生チャンネ
ルとの関係の一例を示すと共にタイミング信号の一例を
示すタイミングチャート、第10図は第2図における1
−−ンジェネレータの内部構成の一例を示すブロック図
、 第11図は第10図の回路における演算動作例を示すタ
イミングチャー1−1 第12図は1楽音発生チャンネルにおける複数の演算チ
ャンネルの接続形態を例示する概略ブロック図、である
。 10・・・楽音発生演算手段、11・・・チャンネル設
定手段、12・・・モード選択手段、13・・・1−一
ンジェネレータ、13a・・・l” M基本演算回路、
COM・・・マイクロコンピュータ部、22・・・自動
ベースコード演奏選択スイッチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、特定数の演算チャンネルに対応する楽音発生演算手
    段を具備しており、1つの楽音発生チャンネルにつき1
    又は複数の前記演算チャンネルを用いて所定の楽音発生
    演算を行うことにより楽音信号を発生し、かつそのよう
    な楽音発生チャンネルを複数設定して複数音の同時発生
    を可能にした楽音信号発生装置において、 第1のモードにおいて前記演算チャンネルを所定の態様
    でN個のグループに分割し、各グループに対応してN個
    の楽音発生チャンネルを設定し、第2のモードにおいて
    前記演算チャンネルを所定の態様でM個(ただしN≠M
    )のグループに分割し、各グループに対応してM個の楽
    音発生チャンネルを設定するチャンネル設定手段と、 前記第1のモード又は第2のモードを選択するモード選
    択手段と を具え、選択されたモードに応じて前記楽音発生演算手
    段の楽音発生チャンネル数がN又はMに切換わるように
    したことを特徴とする楽音信号発生装置。 2、前記チャンネル設定手段は、前記モード選択手段に
    よって選択されたモードに応じて設定されるN又はM個
    の楽音発生チャンネルに対し、発生すべき楽音を割当て
    る発音割当て手段と、同様に設定されたN又はM個の楽
    音発生チャンネルにおける各演算チャンネルに対応して
    演算パラメータを供給するパラメータ供給手段とを含む
    ものである特許請求の範囲第1項記載の楽音信号発生装
    置。 3、前記第2のモードでは、前記第1のモードにおける
    N個の楽音発生チャンネルのうち少なくとも1つの楽音
    発生チャンネルに対応する前記演算チャンネルグループ
    を少なくとも2つに分割して分割された各グループに対
    応して別々の楽音発生チャンネルを設定し、これにより
    合計M個(ただしN<M)の楽音発生チャンネルが設定
    されるようにした特許請求の範囲第1項記載の楽音信号
    発生装置。 4、前記第1のモードにおいて、各楽音発生チャンネル
    に対応する演算チャンネル数は互いに等しく、各楽音発
    生チャンネルでは共通の音色で楽音信号が発生されるが
    、前記第2のモードにおいては演算チャンネル数が他と
    は異なっているチャンネルがあり、演算チャンネル数が
    異なる楽音発生チャンネル間では発生される楽音信号の
    音色が互いに異なるものとされる特許請求の範囲第1項
    記載の楽音信号発生装置。 5、前記楽音発生演算手段における演算チャンネルでは
    、そこでの演算に用いる波形信号の波形形状を制御信号
    に応じて特定の位相区間で変更することができるもので
    あり、前記第2のモードにおいて、演算チャンネル数が
    相対的に少ない楽音発生チャンネルでは、それに対応す
    る演算チャンネルに対して前記制御信号を与えて前記波
    形信号の波形形状を変更し、これにより演算に用いる波
    形信号の高調波成分を変更することができるようにした
    特許請求の範囲第4項記載の楽音信号発生装置。 6、前記楽音発生演算手段は、1つの基本的楽音発生演
    算回路を時分割使用することにより前記特定数の演算チ
    ャンネルを時分割的タイムスロットにより提供するもの
    である特許請求の範囲第1項記載の楽音信号発生装置。 7、前記楽音発生演算手段における各演算チャンネルは
    、周波数変調演算による楽音発生方式の基本的演算を実
    行するものである特許請求の範囲第1項又は第6項記載
    の楽音信号発生装置。 8、前記楽音発生演算手段における各演算チャンネルは
    、振幅変調演算による楽音発生方式の基本的演算を実行
    するものである特許請求の範囲第1項又は第6項記載の
    楽音信号発生装置。 9、前記モード選択手段は、自動演奏選択スイッチを含
    み、所定の自動演奏が選択されていないとき前記第1の
    モードを選択し、該スイッチにより所定の自動演奏が選
    択されたとき前記第2のモードを選択するものであり、
    第2のモードにおいて設定される前記M個の楽音発生チ
    ャンネルのうち一部を自動演奏用のチャンネルとして使
    用し、残りを通常演奏用のチャンネルとして使用するよ
    うにした特許請求の範囲第1項記載の楽音信号発生装置
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