JPS6129378Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本案は、化粧品容器に係る。

化粧液や化粧用乳液等は、パフを用いると塗布
に具合よく、一般に多々使用されている。

しかし、従来、化粧液や化粧用乳液等を収容し
たびんにはパフが備えられておらず、従つて、パ
フを別に用意しなければならない不便があり、携
帯において特に不便である。

本案は、斯る欠点を除去しようとするものであ
り、びんにパフを付帯させ、便利に使用できるよ
うにしようとするものである。

以下、図示の実施例について説明する。

図において、１は、化粧液、化粧用乳液等を収
容する合成樹脂製のびん、２は、該びんに着脱自
在に装備した合成樹脂製のパフ用ケース、３は、
該パフ用ケースに出入自在に収容したパフ、４
は、そのパフ用ケースに付設した鏡である。

びん１は、上端の口部にキヤツプ１１を着脱自
在に螺着し、胴部１２の中間に四角の吹貫窓１３
を形成すると共に、該吹貫窓の左右内壁面１４，
１４の中央部に対峙する一対の突子１５，１５を
突設している。

パフ用ケース２は、外周を上記吹貫窓１３に嵌
る上端開口の箱形に形成し、両側壁２１，２１の
外面に、中央部から下方へ開通し且つ上記突子１
５，１５へ回転可能に嵌る凹溝２２，２２を形成
し、上端の口部２３と底２４とを上記突子１５，
１５を軸に回転し得るよう円弧状に形成し、前壁
２５の前面に鏡用凹部２６を形成し、該鏡用凹部
に鏡４を接着固定しており、凹溝２２，２２を以
て突子１５，１５へ回転可能に嵌めて吹貫窓１３
内に装着し、内部にパフ３を出入自在に収容して
いる。

如上の構成であり、びん１内に化粧液、化粧用
乳液等を収容して使用するが、化粧に供する際
は、パフ用ケース２を回動させて或いは回動させ
た上で抜き取つて、該パフ用ケースの中からパフ
３を引き出し、該パフにその内容液を含ませて鏡
４を見ながら顔面等へ塗着する。その後は、逆操
作により元に戻す。

本案によれば、化粧液、化粧用乳液等を収容す
るびんを化粧用コンパクトの如く使用でき、パフ
３をびん１に常備できて別に用意する必要がな
く、しかも、パフ３を収納したパフ用ケース２が
びん胴部１２の吹貫窓１３内にあつて邪魔になる
ことなく、使用上携帯上頗る便利である。

【図面の簡単な説明】

図面は、本案実施例で、第１図は、截断正面
図、第２図は、截断側面図、第３図は、分解斜視
図である。 １……びん、２……パフ用ケース、３……パ
フ、４……鏡。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. びん１の胴部１２に吹貫窓１３を設け、該吹貫
   窓１３内にパフ用ケース２を装備し、該パフ用ケ
   ース２にパフ３を出入自在に収納したことを特徴
   とする化粧品容器。