JPS61293571A

JPS61293571A - 管内塗装装置

Info

Publication number: JPS61293571A
Application number: JP13666585A
Authority: JP
Inventors: Kiyoshi Hamamoto; 浜本　潔
Original assignee: Yano Giken Co Ltd
Current assignee: Yano Giken Co Ltd
Priority date: 1985-06-22
Filing date: 1985-06-22
Publication date: 1986-12-24
Also published as: JPH0368744B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、例えば、水道管更生工事において錆落しされ
た管内周面に防錆塗料を塗布する場合等に用いられるも
ので、詳しくは、管内をその管軸芯方向に沿って移動可
能な本体に、塗料を攪拌混合して半径方向外方に散布す
る攪拌部と、この攪拌部の外周に位置して撹拌部からの
塗料を移動方向に沿った回転軸芯周りの円錐状内周面で
受止めるとともに、前記回転軸芯周りに回転することに
より遠心力、で受止めた塗料を円錐状内周面に沿って拡
散する拡散筒とを取付け、かつ、前記拡散筒に、この拡
散筒の軸芯方向両端部間に亘る状態に位置して拡散塗料
を遠心力で拡散筒の外方に噴出させる複数の噴出部を周
方向に適宜間隔を隔てて形成してある管内塗料装置に関
する。

〔従来の技術〕

従来のこの種の管内塗装装置においては、前記の各噴出
部がそれぞれ円錐状内周面の母線に沿った姿勢で形成さ
れていた（例えば、特公昭５１−４１８９４号公報）。

しかしながら、前記の従来装置によるときは、円錐状内
周面の拡散塗料のうち、母線方向に流動する塗料が噴出
部に入らず、噴出部に入る塗料は、母線に対して傾斜す
る方向に流動する塗料であって、一端側（円錐状内周面
の径の大きい例）はど隣接噴出部の間隔が大きくなるこ
とも相俟って、噴出部の一端側はど塗料の入る確率が悪
くなり、かつ、入る塗料の量にバラツキが生じる。その
結果、特に、噴出部一端側から噴出される塗料の量に大
きなバラツキが生じて、塗料を一定厚さで管内周面に塗
布することができないのである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明は、かかる実情にかんがみて開発されたものであ
って、その目的は、噴出部から噴出させる塗料の量を平
均化する点にある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的達成のために講じた本発明による管内塗装装置
の特徴構成は、前記噴出部を円錐状内周面の母線に対し
て傾斜する姿勢に形成してある点にある。そして、それ
による作用・効果は次の通りである。

〔作　用〕

噴出部を円錐状内周面の母線に対して傾斜させであるか
ら、噴出部の各部に、それら各部を通る母線に沿って流
動してきた塗料を入れることができ、噴出部各部に入る
塗料の量を平均化できる。

〔発明の効果〕

従って、本発明は、噴出部各部から噴出する塗料の量を
平均化させて、塗膜の厚さが一定となるように塗料を管
内周面に塗布できる管内塗装′Ａ置を提供し得るに至っ
た。

〔実施例〕

以■、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

内周面が錆落しされた水道管等の管（Δ）の内周面（ａ
）に防錆塗料等の塗料を塗布するための装置であって、
この管内塗布装置（１）は、第１図に示すように、管（
Ａ）内をその管軸芯方向に沿ってワイヤ（２）を介して
引張り移動させながら、管内周面（ａ）に塗料を噴射し
て塗装するものであり、具体的には、次のように構成さ
れている。

つまり、第２図にも示すように、管内周面（ａ）に摺接
する周方向３つの板バネ製の足（３ａ）を介して管（八
）とほぼ同芯状に位置する状態で引張り移動される筒状
の本体（３）の後端部に、移動方向に沿った軸芯（Ｘ）
周りに回転することにより塗料を半径方向外方に噴射す
る塗布器（４）を取付けるとともに、前記本体（３）に
、塗布器（４）を駆動するエアーモータ（５）を内装し
て、構成されている。

前記本体（３）には、塗料供給管（６）からの塗料を塗
布器（４）に導く塗料供給路（７）と、塗料硬化剤供給
管（８）からの硬化剤を塗布器（４）に導く硬化剤供給
路（９）と、エアー供給管（１０）からのエアーをエア
ーモータ（５）に導くエアー供給路（１１）と、エアー
モータ（５）からの排気を管（Ａ）内に排出させる排気
口（１２）とが形成されている。

前記塗布器（４）は、塗料と硬化剤との混合室（１４）
を形成するとともに、後半部分に硬化剤と混合した塗料
をそれの供給圧をもって半径方向外方に散布させるため
の複数のスリン）　（１５）が周方向に適宜間隔を隔て
て形成された混合筒（１６）内に、前記回転軸芯（Ｘ）
周りに回転することによって羽根（１７ａ）で塗料と硬
化剤とを攪拌混合する攪拌具（１７）を設けてなる攪拌
部（１８）を設け、かつ、前記混合筒（１６）の外周に
位置してスリット（１５）からの散布塗料を前記回転軸
芯（Ｘ）周りの円錐状内周面（１９ａ）で受止めるとと
もに、前記の回転軸芯（Ｘ）周りに回転することにより
遠心力で、受止めた塗料を円錐状内周面（１９ａ）に沿
って拡散する拡散筒（１９）とを設けるとともに、この
拡散筒（１９）に、拡散筒（１９）の軸芯方向両端部間
に亘る状態に位置して拡散塗料を遠心力で拡散筒（１９
）の外方に噴出させる複数の噴出部（２０）を周方向に
適宜間隔を隔てて形成して、構成されている。前記各噴
出部（２０）は、それぞれ拡散筒（１９）の軸芯方向両
端部間に亘って一連のスリット（２０ａ）を形成するこ
とによって構成されており、かつ、その一端側をそれの
一側に隣接する噴出部（２０）の他端側と同−母線上に
位置させるように母線（Ｎ）に対して傾斜する姿勢に形
成されている。なお、前記混合筒（１６）は、その前端
において本体（３）に嵌込み固定されており、攪拌具（
１７）は、エアーモータ（５）の軸端に取付けられてお
り、拡散筒（１９）は、攪拌具（１７）の後端にボルト
・ナラ）　（２１）を介して取付けられている。

前記ワイヤ（２）を介する本体（３）の引張り移動は、
ワイヤ（２）をウィンチで巻上げることにより行われる
のであって、前記各供給管（６）　、　（８）　。

（１０）は、ワイヤ（２）と−緒に１つに束ねられてウ
ィンチに巻取られるものである。

上記の構成によれば、円錐状内周面（１９ａ）に沿って
回転遠心力で母線方向に拡散流動する塗料は、必ず、ス
リット（２０ａ）内に入り、その結果、スリン）　（２
０ａ）に入る塗料の量を平均化できるのである。

なお、上記実施例では、噴出部（２０）をスリット（２
０ａ）をもって形成させたが、本発明は、第５図に示す
ように、拡散筒（１９）の軸芯方向両端部間に亘って適
宜間隔を隔てて複数の孔（２０ｂ）を形成することによ
って前記の噴出部（２０）を構成しても良い。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第４図は本発明に係る管内塗装装置の実施
例を示し、第１図は縦断側面図、第２図は第１図におけ
る■−■線断面図、第３図は要部の分解斜視図、第４図
は要部の側面図である。第５図は別実施例を示す要部の
側面図である。（Ａ）・・・・・・管、（３）・・・・・・本体、（１
８）・・・・・・攪拌部、（１９ａ）・・・・・・円錐
状内周面、（１９）・・・・・・拡散筒、（２０）・・
・・・・噴出部、（２０ａ）・・・・・・スリット、（
２０ｂ）・・・・・・孔。

Claims

【特許請求の範囲】［１］管（Ａ）内をその管軸芯方向に沿って移動可能な
本体（３）に、塗料を攪拌混合して半径方向外方に散布
する攪拌部（１８）と、この攪拌部（１８）の外周に位
置して攪拌部（１８）からの塗料を移動方向に沿った回
転軸芯（Ｘ）周りの円錐状内周面（１９ａ）で受止める
とともに、前記回転軸芯（Ｘ）周りに回転することによ
り遠心力で、受止めた塗料を円錐状内周面（１９ａ）に
沿って拡散する拡散筒（１９）とを取付け、かつ、前記
拡散筒（１９）に、この拡散筒（１９）の軸芯方向両端
部間に亘る状態に位置して拡散塗料を遠心力で拡散筒（
１９）の外方に噴出させる複数の噴出部（２０）を周方
向に適宜間隔を隔てて形成してある管内塗料装置におい
て、前記噴出部（２０）を円錐状内周面（１９ａ）の母
線（ｌ）に対して傾斜する姿勢に形成してある管内塗装
装置。［２］前記噴出部（２０）が、その一端側をそれの一側
に隣接する噴出部（２０）の他端側と同一母線（ｌ）上
に位置させる傾斜姿勢に形成されている特許請求の範囲
第［１］項に記載の管内塗装装置。［３］前記各噴出部（２０）が、それぞれ、拡散筒（１
９）の軸芯方向両端部間に亘って一連のスリット（２０
ａ）を形成することにより構成されたものである特許請
求の範囲第［１］項または第［２］項に記載の管内塗装
装置。［４］前記各噴出部（２０）が、それぞれ、拡散筒（１
９）の軸芯方向両端部間に亘って適宜間隔を隔てて複数
の孔（２０ｂ）を形成することによって構成されたもの
である特許請求の範囲第［１］項又は第［２］項に記載
の管内塗装装置。