JPH07299406A - 配管内面塗装装置 - Google Patents
配管内面塗装装置Info
- Publication number
- JPH07299406A JPH07299406A JP9596794A JP9596794A JPH07299406A JP H07299406 A JPH07299406 A JP H07299406A JP 9596794 A JP9596794 A JP 9596794A JP 9596794 A JP9596794 A JP 9596794A JP H07299406 A JPH07299406 A JP H07299406A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- coating
- paint
- coating material
- wall surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 配管の内側壁面に厚さの一定した塗膜による
防錆被膜を形成できる配管内面塗装装置を提供する。 【構成】 塗料供給ホース２から塗料３が塗料導入管４
の中空部に供給される。塗料３は分配口５を介してスポ
ンジ製の刷毛６に浸透して行く。塗料導入管４の先端に
滑り案内機構の要素部材としての支柱７が取り付けられ
る。この支柱７には伸縮する外リンク11および内リンク
12が装着されている。
防錆被膜を形成できる配管内面塗装装置を提供する。 【構成】 塗料供給ホース２から塗料３が塗料導入管４
の中空部に供給される。塗料３は分配口５を介してスポ
ンジ製の刷毛６に浸透して行く。塗料導入管４の先端に
滑り案内機構の要素部材としての支柱７が取り付けられ
る。この支柱７には伸縮する外リンク11および内リンク
12が装着されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は配管内側壁面に塗膜によ
る防錆被膜を形成する配管内面塗装装置に関する。
る防錆被膜を形成する配管内面塗装装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、各種製品の寿命延長に対する強い
要求から塗装法を用いた防錆対策が広く実施されてい
る。この塗装法で配管内面に防錆に塗膜を形成する方法
も既に実用化されている。
要求から塗装法を用いた防錆対策が広く実施されてい
る。この塗装法で配管内面に防錆に塗膜を形成する方法
も既に実用化されている。
【０００３】しかし、従来技術では曲がりのない配管、
すなわち直管を対象としたノズル回転式アエレス塗装
機、あるいは配管本体を高速回転をさせ、遠心力で塗装
を行う配管内面塗装機が実用化されているだけで、曲が
り部を有する配管つまり曲がり管の内面を塗装するため
に実用化されているものは限られている。
すなわち直管を対象としたノズル回転式アエレス塗装
機、あるいは配管本体を高速回転をさせ、遠心力で塗装
を行う配管内面塗装機が実用化されているだけで、曲が
り部を有する配管つまり曲がり管の内面を塗装するため
に実用化されているものは限られている。
【０００４】この曲がり管の内面を塗装する方法は、配
管の開口部から塗料を流し込み、内面に付着させる流し
塗り（フローコーティング）が主流であるが、形成され
た塗膜は塗りむらが目立ち、塗膜が全くない部分もある
など不均一な塗膜のため製品価値を著しく損ねてしまう
ことがある。
管の開口部から塗料を流し込み、内面に付着させる流し
塗り（フローコーティング）が主流であるが、形成され
た塗膜は塗りむらが目立ち、塗膜が全くない部分もある
など不均一な塗膜のため製品価値を著しく損ねてしまう
ことがある。
【０００５】また、塗料を流しながら塗膜を形成するに
は塗装面積から算定する塗料量よりも２〜３倍の量を必
要としており、回収できず無駄になる塗料が増加して経
済的にも不利が大きい。
は塗装面積から算定する塗料量よりも２〜３倍の量を必
要としており、回収できず無駄になる塗料が増加して経
済的にも不利が大きい。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記のように曲がり管
の内面を塗装する流し塗り方法は品質の向上が望めない
ばかりでなく、手直し作業のために多大な労力を費やす
難点がある。一方、使用する塗料の量も同等の面積を刷
毛塗りによって行う場合に比べて２〜３倍の量が必要で
あり経済的な面でも不利が大きく、改善が求められてい
る。本発明の目的は、配管の内側壁面に厚さの一定した
塗膜による防錆被膜を形成できる配管内面塗装装置を提
供することにある。
の内面を塗装する流し塗り方法は品質の向上が望めない
ばかりでなく、手直し作業のために多大な労力を費やす
難点がある。一方、使用する塗料の量も同等の面積を刷
毛塗りによって行う場合に比べて２〜３倍の量が必要で
あり経済的な面でも不利が大きく、改善が求められてい
る。本発明の目的は、配管の内側壁面に厚さの一定した
塗膜による防錆被膜を形成できる配管内面塗装装置を提
供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、曲がり管の内側壁面に倣いつつ管軸方向に
移動してその壁面に所定厚さの塗膜を形成する配管内面
塗装装置であって、外部から供給される塗料を受け入れ
る中空部および該中空部と通じた複数の分配口を備える
と共に、曲がり管の曲がり部に合わせてたわむように構
成される塗料導入体と、この塗料導入体の各分配口に設
けられ、多孔質材料からなる刷毛と、塗料導入体の先端
にあって配管内面塗装装置全体を曲がり管の壁面に沿っ
て案内する滑り案内機構とを備えることを特徴とするも
のである。
に本発明は、曲がり管の内側壁面に倣いつつ管軸方向に
移動してその壁面に所定厚さの塗膜を形成する配管内面
塗装装置であって、外部から供給される塗料を受け入れ
る中空部および該中空部と通じた複数の分配口を備える
と共に、曲がり管の曲がり部に合わせてたわむように構
成される塗料導入体と、この塗料導入体の各分配口に設
けられ、多孔質材料からなる刷毛と、塗料導入体の先端
にあって配管内面塗装装置全体を曲がり管の壁面に沿っ
て案内する滑り案内機構とを備えることを特徴とするも
のである。
【０００８】
【作用】配管内面塗装装置全体は曲がり管の管軸方向に
移動可能に構成される。塗料導入体から供給された塗料
が配管の壁面に均一に塗装されるように塗料導入体の複
数の分配口にはそれぞれ多孔質材料からなる刷毛が設け
られている。この塗料導入体より連続的に刷毛へ塗疫が
供給される。塗料導入体は自在にたわむことができ、曲
がり管の曲がり部に倣って移動する。供給された塗料は
刷毛から配管の壁面に塗布されていく。
移動可能に構成される。塗料導入体から供給された塗料
が配管の壁面に均一に塗装されるように塗料導入体の複
数の分配口にはそれぞれ多孔質材料からなる刷毛が設け
られている。この塗料導入体より連続的に刷毛へ塗疫が
供給される。塗料導入体は自在にたわむことができ、曲
がり管の曲がり部に倣って移動する。供給された塗料は
刷毛から配管の壁面に塗布されていく。
【０００９】また、塗料導入体にはスプリングの作用に
よった伸縮し、塗料導入体を配管の中心に位置させる滑
り案内機構が備えられる。こうして刷毛が壁面に常に均
等に当たるようにしている。
よった伸縮し、塗料導入体を配管の中心に位置させる滑
り案内機構が備えられる。こうして刷毛が壁面に常に均
等に当たるようにしている。
【００１０】
【実施例】以下、本発明に係わる実施例を図１に基づい
て説明する。図１は本発明の配管内面塗装装置を用いて
曲がり管１の曲がり部を塗装している状態を示したもの
である。エアレス塗装機等の塗料供給装置に接続された
塗料供給ホース２から塗料３が塗料導入管４の中空部に
供給される。この塗料導入管４は可撓性材繭で作られ
る。
て説明する。図１は本発明の配管内面塗装装置を用いて
曲がり管１の曲がり部を塗装している状態を示したもの
である。エアレス塗装機等の塗料供給装置に接続された
塗料供給ホース２から塗料３が塗料導入管４の中空部に
供給される。この塗料導入管４は可撓性材繭で作られ
る。
【００１１】供給された塗料３は塗料導入管４に設けた
複数の塗料分配口５を介し、塗料導入管４の円周上に設
置したスポンジ製の刷毛６に浸透し、曲がり管１の壁面
に塗布される。
複数の塗料分配口５を介し、塗料導入管４の円周上に設
置したスポンジ製の刷毛６に浸透し、曲がり管１の壁面
に塗布される。
【００１２】塗料導入管４の先端には支柱７が取り付け
られ、この支柱７にはスプリング８の作用によって支柱
７内を矢印Ａの方向に移動する支えリング９が装着され
ている。
られ、この支柱７にはスプリング８の作用によって支柱
７内を矢印Ａの方向に移動する支えリング９が装着され
ている。
【００１３】この支えリング９はそれぞれ自由に動くこ
とができるようにピン10で支持された外リンク11、内リ
ンク12に接続されており、配管の口径に倣い外リンク11
が矢印Ｂの方向に開閉し、常に塗料導入管４を管軸方向
のセンターに位置するようになっている。
とができるようにピン10で支持された外リンク11、内リ
ンク12に接続されており、配管の口径に倣い外リンク11
が矢印Ｂの方向に開閉し、常に塗料導入管４を管軸方向
のセンターに位置するようになっている。
【００１４】この配管内面塗装装置は先端金具13を用い
て矢印Ｃの方向へ引っ張り、移動させることができる塗
料はスポンジ刷毛６から壁面に付着して塗膜14を形成す
る。本実施例においては、余分な塗料を吸収する吸引ス
ポンジ15と吸引した余分な塗料を吸引ホース16へ導く塗
料吸引口17を設けている。吸引された塗料は吸引ホース
16から外部の吸引装置を介して塗料供給装置であるエア
レス塗装機へ戻される。外リンク11の先端には車輪18が
設けられ、曲がり管１内で配管内面装置が滑らかに移動
できるようになっている。
て矢印Ｃの方向へ引っ張り、移動させることができる塗
料はスポンジ刷毛６から壁面に付着して塗膜14を形成す
る。本実施例においては、余分な塗料を吸収する吸引ス
ポンジ15と吸引した余分な塗料を吸引ホース16へ導く塗
料吸引口17を設けている。吸引された塗料は吸引ホース
16から外部の吸引装置を介して塗料供給装置であるエア
レス塗装機へ戻される。外リンク11の先端には車輪18が
設けられ、曲がり管１内で配管内面装置が滑らかに移動
できるようになっている。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように本発明は塗料導入体
の中空部に塗料を供給しつつ、分配口を通して多孔質材
料からなる刷毛に塗料を満たして曲がり管の内側壁面に
塗膜を形成するようにしたので、厚さの一定した塗膜を
曲がり管の曲がり部に形成することができ、配管の防錆
被膜の品質を高めることが可能である。また、流し塗り
方法によらないことから、無駄になる塗料が減少し、経
済性を向上させることが可能である。
の中空部に塗料を供給しつつ、分配口を通して多孔質材
料からなる刷毛に塗料を満たして曲がり管の内側壁面に
塗膜を形成するようにしたので、厚さの一定した塗膜を
曲がり管の曲がり部に形成することができ、配管の防錆
被膜の品質を高めることが可能である。また、流し塗り
方法によらないことから、無駄になる塗料が減少し、経
済性を向上させることが可能である。
【図１】本発明による配管内面塗装装置の一実施例を示
す断面図。
す断面図。
４…塗料導入管、５…分配口、６…刷毛、７…支柱、８
…スプリング、11…外リンク、12…内リンク。
…スプリング、11…外リンク、12…内リンク。
Claims (1)
- 【請求項１】 曲がり管の内側壁面に倣いつつ管軸方向
に移動してその壁面に所定厚さの塗膜を形成する配管内
面塗装装置であって、外部から供給される塗料を受け入
れる中空部および該中空部と通じた複数の分配口を備え
ると共に、前記曲がり管の曲がり部に合わせてたわむよ
うに構成される塗料導入体と、この塗料導入体の各分配
口に設けられ、多孔質材料からなる刷毛と、前記塗料導
入体の先端にあって該配管内面塗装装置全体を前記曲が
り管の壁面に沿って案内する滑り案内機構とを備えるこ
とを特徴とする配管内面塗装装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9596794A JPH07299406A (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | 配管内面塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9596794A JPH07299406A (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | 配管内面塗装装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07299406A true JPH07299406A (ja) | 1995-11-14 |
Family
ID=14151974
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9596794A Pending JPH07299406A (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | 配管内面塗装装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07299406A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102205298A (zh) * | 2011-05-31 | 2011-10-05 | 中国一冶集团有限公司 | 管道内壁喷涂料厚度检测控制方法 |
| CN105944887A (zh) * | 2016-06-16 | 2016-09-21 | 贵州盛红科技有限责任公司 | 一种管道内壁刷漆设备及刷漆方法 |
| CN112371447A (zh) * | 2020-11-12 | 2021-02-19 | 钱晨 | 一种能自动调节大小的led灯管加工用智能涂抹装置 |
| CN114247712A (zh) * | 2020-09-23 | 2022-03-29 | 东方思创应急装备科技无锡有限公司 | 用于清洗管道的清洗机器人 |
| CN114653546A (zh) * | 2022-03-26 | 2022-06-24 | 曹文迪 | 一种金属细长管道内壁刷漆装置 |
| CN115025939A (zh) * | 2022-06-16 | 2022-09-09 | 包头市军达管业有限公司 | 一种涂塑钢管涂刷装置 |
-
1994
- 1994-05-10 JP JP9596794A patent/JPH07299406A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102205298A (zh) * | 2011-05-31 | 2011-10-05 | 中国一冶集团有限公司 | 管道内壁喷涂料厚度检测控制方法 |
| CN105944887A (zh) * | 2016-06-16 | 2016-09-21 | 贵州盛红科技有限责任公司 | 一种管道内壁刷漆设备及刷漆方法 |
| CN114247712A (zh) * | 2020-09-23 | 2022-03-29 | 东方思创应急装备科技无锡有限公司 | 用于清洗管道的清洗机器人 |
| CN114247712B (zh) * | 2020-09-23 | 2023-10-27 | 东方思创应急装备科技无锡有限公司 | 用于清洗管道的清洗机器人 |
| CN112371447A (zh) * | 2020-11-12 | 2021-02-19 | 钱晨 | 一种能自动调节大小的led灯管加工用智能涂抹装置 |
| CN112371447B (zh) * | 2020-11-12 | 2021-12-17 | 台州市挺夏亭水暖配件厂(普通合伙) | 一种能自动调节大小的led灯管加工用智能涂抹装置 |
| CN114653546A (zh) * | 2022-03-26 | 2022-06-24 | 曹文迪 | 一种金属细长管道内壁刷漆装置 |
| CN114653546B (zh) * | 2022-03-26 | 2024-05-17 | 沧州华盾管道科技有限公司 | 一种金属细长管道内壁刷漆装置 |
| CN115025939A (zh) * | 2022-06-16 | 2022-09-09 | 包头市军达管业有限公司 | 一种涂塑钢管涂刷装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040302 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |