JPS61292301A - 巻磁心 - Google Patents
巻磁心Info
- Publication number
- JPS61292301A JPS61292301A JP60133006A JP13300685A JPS61292301A JP S61292301 A JPS61292301 A JP S61292301A JP 60133006 A JP60133006 A JP 60133006A JP 13300685 A JP13300685 A JP 13300685A JP S61292301 A JPS61292301 A JP S61292301A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic core
- iron loss
- wound
- flux density
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F1/00—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties
- H01F1/01—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
- H01F1/03—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
- H01F1/12—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials
- H01F1/14—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials metals or alloys
- H01F1/147—Alloys characterised by their composition
- H01F1/153—Amorphous metallic alloys, e.g. glassy metals
- H01F1/15316—Amorphous metallic alloys, e.g. glassy metals based on Co
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C45/00—Amorphous alloys
- C22C45/04—Amorphous alloys with nickel or cobalt as the major constituent
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F3/00—Cores, Yokes, or armatures
- H01F3/04—Cores, Yokes, or armatures made from strips or ribbons
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F29/00—Variable transformers or inductances not covered by group H01F21/00
- H01F29/14—Variable transformers or inductances not covered by group H01F21/00 with variable magnetic bias
- H01F2029/143—Variable transformers or inductances not covered by group H01F21/00 with variable magnetic bias with control winding for generating magnetic bias
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Soft Magnetic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、Co基7モル7アス合會の薄帯を巻回してな
る制御用磁心や高周波トランス等に好適な巻磁心の改良
に関するものであり、低角形比で低鉄損の特性を有し、
特に鉄損の経時安定性を改良した巻磁心に係るものであ
る。
る制御用磁心や高周波トランス等に好適な巻磁心の改良
に関するものであり、低角形比で低鉄損の特性を有し、
特に鉄損の経時安定性を改良した巻磁心に係るものであ
る。
スイッチング電源等における制御方式の一つとして可飽
和り7クトルを用いて制御を行なう磁気制御方式がある
。
和り7クトルを用いて制御を行なう磁気制御方式がある
。
従来、この方式においては、飽和磁束密度Bsが大であ
るとともに角形比(残留磁束密度Brと飽和磁束密度B
sとの比)Br/Bsの大きい50%Niパーマロイ、
80%NiパーマロイあるいはCo基アモルファス合金
の薄帯による巻磁心を用いた可飽和リアクトルによるレ
ーミ一方式が主流であった( P roceed:ng
of Powereon 9 y C1−1) aし
かし、一般に角形比の高い巻磁心は、高周波での損失が
大きく高周波化にも限界がある(昭和60年度電子通信
学会総合全国大会講演論文集;分冊7 、各2l−6)
。
るとともに角形比(残留磁束密度Brと飽和磁束密度B
sとの比)Br/Bsの大きい50%Niパーマロイ、
80%NiパーマロイあるいはCo基アモルファス合金
の薄帯による巻磁心を用いた可飽和リアクトルによるレ
ーミ一方式が主流であった( P roceed:ng
of Powereon 9 y C1−1) aし
かし、一般に角形比の高い巻磁心は、高周波での損失が
大きく高周波化にも限界がある(昭和60年度電子通信
学会総合全国大会講演論文集;分冊7 、各2l−6)
。
これに対して、最近角形比Br/Bsの低い7エライト
等の磁心を用いて制御を行なう方式の提案がなされてお
り、低角形比の磁心も制御用磁心として使用可能なこと
が明らかにされている(電子通信学会技術研究報告 P
E84−39)。
等の磁心を用いて制御を行なう方式の提案がなされてお
り、低角形比の磁心も制御用磁心として使用可能なこと
が明らかにされている(電子通信学会技術研究報告 P
E84−39)。
〔1発明が解決しようとする問題点〕
しかし、7エライト磁心は飽和磁束密度が低く温度特性
が悪い欠点や、透磁率が低いため制御電流を大さくしな
ければならず、制御回路の損失が増加するなどの欠点も
有しでいて、高周波で用いる場合必ずしも十分なもので
はない。
が悪い欠点や、透磁率が低いため制御電流を大さくしな
ければならず、制御回路の損失が増加するなどの欠点も
有しでいて、高周波で用いる場合必ずしも十分なもので
はない。
アモルファス合金、特にCo基アモルファス合金は優れ
た高周波特性を示すため、近年各種磁性部品への適用が
試みられでいる。しかし、経時変化があるため、これを
改善することが最も重要なことである。
た高周波特性を示すため、近年各種磁性部品への適用が
試みられでいる。しかし、経時変化があるため、これを
改善することが最も重要なことである。
上記アモルファス合金を用いた巻磁心を製造する際の熱
処理方法としては、キュリ一温度以上で所定時間保持後
急冷する方法が知られている。
処理方法としては、キュリ一温度以上で所定時間保持後
急冷する方法が知られている。
しかしながら、この方法により得られた巻磁心は、初期
の鉄損は小さいものの角形比Br/Bsが中程度であり
鉄損の経時変化が大きいため、上記の角形比の低いフェ
ライトを使用する制御方式に用いた場合には問題を有す
るものでへる・ また、角形比の低いCo基7モル7Tス合會巻磁心を得
るためには、磁路方向と直角に磁場をかけ熱処理を行な
えばよいが、通常の熱処理では十分に鉄損が小さくなら
ず、経時変化が大きいため好ましくない。
の鉄損は小さいものの角形比Br/Bsが中程度であり
鉄損の経時変化が大きいため、上記の角形比の低いフェ
ライトを使用する制御方式に用いた場合には問題を有す
るものでへる・ また、角形比の低いCo基7モル7Tス合會巻磁心を得
るためには、磁路方向と直角に磁場をかけ熱処理を行な
えばよいが、通常の熱処理では十分に鉄損が小さくなら
ず、経時変化が大きいため好ましくない。
本発明は、上記従来技術の欠点を改良し、角形比Br/
Bsが低(、鉄損も小さくかっ鉄損の経時安定性に優れ
た制御用磁心に適した巻磁心を提供することを目的とす
るものである。
Bsが低(、鉄損も小さくかっ鉄損の経時安定性に優れ
た制御用磁心に適した巻磁心を提供することを目的とす
るものである。
上記目的を達成するために本発明は、岨或式%式%
5ibBc(ただし、式中MはC「、Mo、W。
V、Nb%Ta、Ti、Zr、Hf%Cu%Ag%AU
%希土類元素のうちの1種または2種以上であり、as
bs (1% XS7% Zは0≦a≦6.8≦b≦
18.7≦C≦18.18≦b+c≦30.0≦X≦0
.1.0≦y≦0.2.0≦2≦0.13の条件を満足
するものである。〕で表わされる7モル7.7一ス合金
の薄帯を巻回して形成し、飽和磁束密度Bsを5−8K
G、角形比Br/Bsを30%未満とし、かつ応力緩和
度を75%以上とすることにより、鉄損を小さくしかつ
鉄損の経時変化率を改善したことを特徴とするものであ
る。
%希土類元素のうちの1種または2種以上であり、as
bs (1% XS7% Zは0≦a≦6.8≦b≦
18.7≦C≦18.18≦b+c≦30.0≦X≦0
.1.0≦y≦0.2.0≦2≦0.13の条件を満足
するものである。〕で表わされる7モル7.7一ス合金
の薄帯を巻回して形成し、飽和磁束密度Bsを5−8K
G、角形比Br/Bsを30%未満とし、かつ応力緩和
度を75%以上とすることにより、鉄損を小さくしかつ
鉄損の経時変化率を改善したことを特徴とするものであ
る。
本発明において、応力緩和度とは、7モル7アス合金の
薄帯を巻回して形成された巻磁心の最も外側の薄帯の曲
率半径をroとし、該最外層の薄帯をはがして自由状態
においた場合の曲率半径をrとしたとき、両者の比re
/rで表わされるものをいう。
薄帯を巻回して形成された巻磁心の最も外側の薄帯の曲
率半径をroとし、該最外層の薄帯をはがして自由状態
においた場合の曲率半径をrとしたとき、両者の比re
/rで表わされるものをいう。
また、鉄損の経時変化率とは、周波数100kHz、磁
束密度の波高値2KGの場合の鉄損の初期値をWoとし
、100℃、1000時間経過後の鉄損をW、。。。と
したとき、式(W+。。。
束密度の波高値2KGの場合の鉄損の初期値をWoとし
、100℃、1000時間経過後の鉄損をW、。。。と
したとき、式(W+。。。
−Wo)/Woで表わされるものをいう。
本発明におけるアモルファス合金は、非晶質形成元素で
あるSi とBの総和が18原子%(塙下車に%と記す
)未満ではアモルファス化が困難となり、30%を超え
ると磁束密度の低下をきたし実用に供し難くなるので1
8〜30%とする。
あるSi とBの総和が18原子%(塙下車に%と記す
)未満ではアモルファス化が困難となり、30%を超え
ると磁束密度の低下をきたし実用に供し難くなるので1
8〜30%とする。
また、Siの含有は鉄損を減少させる効果があるが他方
キュリ一温度を低下させる傾向にあるので、8〜18%
の範囲とするが、好ましくは13〜16%の範囲にする
と良好な結果が得られる。
キュリ一温度を低下させる傾向にあるので、8〜18%
の範囲とするが、好ましくは13〜16%の範囲にする
と良好な結果が得られる。
Bは7%未満では7モル7アス化が困難であり、18%
を超えると磁気特性を低下せしめるので7〜18%の範
囲とするが、特に7〜9゜5%の範囲にするのが経時変
化が小さく好まし塾1゜ また、本発明におけるアモルファス合金は、非晶質形成
元素として公知の他の半金属、例えばC,P、Ge%A
/などを5%以下添加しでも差し支えない。
を超えると磁気特性を低下せしめるので7〜18%の範
囲とするが、特に7〜9゜5%の範囲にするのが経時変
化が小さく好まし塾1゜ また、本発明におけるアモルファス合金は、非晶質形成
元素として公知の他の半金属、例えばC,P、Ge%A
/などを5%以下添加しでも差し支えない。
本発明におけるアモルファス合金のC01Fe・Ni
およV M nの総和は、68〜82%の範囲郊好まし
く、82%を超えるとアモルファス化が困難となり、6
8%未満では磁束密度の低下があり好ま°しくない。
およV M nの総和は、68〜82%の範囲郊好まし
く、82%を超えるとアモルファス化が困難となり、6
8%未満では磁束密度の低下があり好ま°しくない。
本発明においてCoは、FeおよびNi との相互作用
により磁場中熱処理および冷却により誘導磁気異方性を
発生させ、B−8曲線の角形比を低くする効果を有する
。
により磁場中熱処理および冷却により誘導磁気異方性を
発生させ、B−8曲線の角形比を低くする効果を有する
。
Mnは鉄損の経時変化率を改善する効果を有し、その含
有量を増加することにより経時変化率を小さくすること
ができる。しかし、Mnはアモルファス合金薄帯を脆化
させるので、その含有量2は0.13%以下とする。
有量を増加することにより経時変化率を小さくすること
ができる。しかし、Mnはアモルファス合金薄帯を脆化
させるので、その含有量2は0.13%以下とする。
また、本発明におけるアモルファス合金は、添加合金と
して前記組成式中Mで示す各元素を総量で6%以下含有
してもよい、これらの元素のうち、特にCr%Mo、N
bは経時安定性を良くするとともに、磁気特性を改良す
る上でより効果が大きく有用である。しかし、前記各元
素の総和が6%を超えると飽和磁束密度が低下し、また
脆くなって製造困難となる。
して前記組成式中Mで示す各元素を総量で6%以下含有
してもよい、これらの元素のうち、特にCr%Mo、N
bは経時安定性を良くするとともに、磁気特性を改良す
る上でより効果が大きく有用である。しかし、前記各元
素の総和が6%を超えると飽和磁束密度が低下し、また
脆くなって製造困難となる。
1飽和磁束密度B3が5KG未満の前記組成りアモルフ
ァス合金薄帯を用いた巻磁心は、キュリ一温度が低く温
度特性も悪く実用的でない。
ァス合金薄帯を用いた巻磁心は、キュリ一温度が低く温
度特性も悪く実用的でない。
一方、飽和磁束密度Bsの増加とともに鉄損が増大し、
特に8KGを題えると急激に増加するので、飽和磁束密
度Bsの上限は8KGとする。
特に8KGを題えると急激に増加するので、飽和磁束密
度Bsの上限は8KGとする。
また、本発明において使用するアモルファス合金薄帯の
磁歪定数λsが 1λs1 ≦ 1×10 ′の範囲
であると、巻磁心の鉄損が小さくなるとともに、ばらつ
きも減少するので特に好ましい。
磁歪定数λsが 1λs1 ≦ 1×10 ′の範囲
であると、巻磁心の鉄損が小さくなるとともに、ばらつ
きも減少するので特に好ましい。
本発明において、角形比Br/Bsを30%未満とした
のは、角形比Br/Bsが30%以上になると鉄損が大
きくなるだけでなく、鉄損の経時変化率が大きくなるか
らである。しかしで、経時変化率を特に小さくするため
には、角形比Br/Bsを5%以下とするのが良い。
のは、角形比Br/Bsが30%以上になると鉄損が大
きくなるだけでなく、鉄損の経時変化率が大きくなるか
らである。しかしで、経時変化率を特に小さくするため
には、角形比Br/Bsを5%以下とするのが良い。
さらに、本発明において応力緩和度を75%以上とした
のは、75%未満では、経時変化率が大きく、鉄損も大
きいからである。
のは、75%未満では、経時変化率が大きく、鉄損も大
きいからである。
■
以下、本発明を実施例に基づいて詳述する。
(実施例1)
第1図は本発明による低角形比のGo基アモル77ス合
金薄帯を用いた巻磁心を、制御用磁心に用いたDC−D
Cコンバーターの回路の例を示した図、第2図は制御用
磁心のB−Hカーブ上の作動を示した概略図である。
金薄帯を用いた巻磁心を、制御用磁心に用いたDC−D
Cコンバーターの回路の例を示した図、第2図は制御用
磁心のB−Hカーブ上の作動を示した概略図である。
第1図において、スイッチ素子2がオンし可飽和リアク
トル6の負荷巻線20に電流が流れると、制御巻線21
にも可飽和り7クトル6の巻数比に応じた電流が流れる
。このため、制御回路23によりスイッチ素子2がオン
したときには電流を遮断し、スイッチ素子2がオフした
期間にのみ可飽和リアクトル6の制御巻線21にリセッ
ト電流を流すようにしている。
トル6の負荷巻線20に電流が流れると、制御巻線21
にも可飽和り7クトル6の巻数比に応じた電流が流れる
。このため、制御回路23によりスイッチ素子2がオン
したときには電流を遮断し、スイッチ素子2がオフした
期間にのみ可飽和リアクトル6の制御巻線21にリセッ
ト電流を流すようにしている。
スイッチ素子2がオフの期間にリセット電流λrが可飽
和リセット6の負荷巻線20に変圧器作用によって、黒
丸側を正極性とするように流入する電流を流すため、可
飽和リアクトル6JJ第2図に示す動作B−H曲線の磁
v#Hのプフ1ス側H1に磁化される。この時、スイッ
チ素子2がオンすると、変圧器4の2次巻線5には、黒
丸側を正極性とする電圧v2が誘起し、この電圧が可飽
和リアクトル6に印加されるため、可飽和リアクトル6
の磁束密度は、第2図のB+から破線の矢印で示すよう
に上昇し、最大磁束密度Bsに達する。
和リセット6の負荷巻線20に変圧器作用によって、黒
丸側を正極性とするように流入する電流を流すため、可
飽和リアクトル6JJ第2図に示す動作B−H曲線の磁
v#Hのプフ1ス側H1に磁化される。この時、スイッ
チ素子2がオンすると、変圧器4の2次巻線5には、黒
丸側を正極性とする電圧v2が誘起し、この電圧が可飽
和リアクトル6に印加されるため、可飽和リアクトル6
の磁束密度は、第2図のB+から破線の矢印で示すよう
に上昇し、最大磁束密度Bsに達する。
ここで、無負荷時には、出力端の電圧の異常上昇を防止
するため可飽和リアクトルは最大時w5 td (mi
x)の間、v2を阻止する必要がある。
するため可飽和リアクトルは最大時w5 td (mi
x)の間、v2を阻止する必要がある。
tdの最大はB + = B rにて得られるから次式
で表わされる。
で表わされる。
従って、磁心の寸法Sを同一とすると、(Bs−B「)
が大きい磁心はと巻数nを小さくでき鉄損を減少するこ
とができることがわかる。
が大きい磁心はと巻数nを小さくでき鉄損を減少するこ
とができることがわかる。
また、本方式においては、可飽和リアクトル6のリセッ
ト電流により、変圧器4はスイッチ素子2のオンに先立
って第1図の黒丸側を負極性とする向きに磁化されるた
め、変圧器4をリセットして動作磁束密度を大きくでき
るという特徴も有する。
ト電流により、変圧器4はスイッチ素子2のオンに先立
って第1図の黒丸側を負極性とする向きに磁化されるた
め、変圧器4をリセットして動作磁束密度を大きくでき
るという特徴も有する。
なお、本発明の巻磁心は、多出力DC−DCコンバータ
ーあるいはブツシュ型DC−DCフンバーターにも適用
可能である。
ーあるいはブツシュ型DC−DCフンバーターにも適用
可能である。
(実施例2)
第3図(a)、(b)は本発明による(Coo、s+s
Fe O+OO’S Mn o、o*)ti S it
s Bsアモルファス合金巻磁心Aと従来の7エライ)
Bの直流B−Hカーブを比較のために示した図である。
Fe O+OO’S Mn o、o*)ti S it
s Bsアモルファス合金巻磁心Aと従来の7エライ)
Bの直流B−Hカーブを比較のために示した図である。
本発明による巻磁心はフェライトより飽和磁束密度が高
く、角形比が低いため、制御用磁心に用いた場合制御範
囲を7エライトより広く設定することができる。また、
B−Hカーブの傾斜角がフェライトに比べてはるかに大
さく、恒透磁率性に優れるため制御電流を小さくするこ
とができ、制御回路の損失の低減、発熱の低減力1可能
である。
く、角形比が低いため、制御用磁心に用いた場合制御範
囲を7エライトより広く設定することができる。また、
B−Hカーブの傾斜角がフェライトに比べてはるかに大
さく、恒透磁率性に優れるため制御電流を小さくするこ
とができ、制御回路の損失の低減、発熱の低減力1可能
である。
(実施例°3)
第1表は本発明による巻磁心と、従来の7エライトおよ
びCo基アモルファス合金巻磁心の直流の角形比Br/
Bs(%)、応力緩和度(%)、鉄損の経時変化率(W
lつ。−−W o )/ W oを比較した表である。
びCo基アモルファス合金巻磁心の直流の角形比Br/
Bs(%)、応力緩和度(%)、鉄損の経時変化率(W
lつ。−−W o )/ W oを比較した表である。
この表から本発゛明による巻磁心は、従来のCO基アモ
ルファス介會巻磁心より経時変化率が小さくかつ角形比
が低いため、動作磁束を大きくすることがでかるだけで
なく信頼性が高い。
ルファス介會巻磁心より経時変化率が小さくかつ角形比
が低いため、動作磁束を大きくすることがでかるだけで
なく信頼性が高い。
また7エライトに比べると透磁率が高いため制御電流を
はるかに小さくすることができで有利であることがわか
るお。
はるかに小さくすることができで有利であることがわか
るお。
(実施例4)
第4図は本発明による(Co On was−z F
e o。
e o。
oos Mn z N i O,ol)7@Is
Mo OnS S i+< Bs7モル7ア
ス合金巻磁心のMn含有fizと経時変化率(W+。。
Mo OnS S i+< Bs7モル7ア
ス合金巻磁心のMn含有fizと経時変化率(W+。。
。−W、)/W、の関係を示した図である。
図から、Mn含有fizが増加すると経時変化率が小さ
くなり、Mnが経時変化率改善に有効であることがわか
る。
くなり、Mnが経時変化率改善に有効であることがわか
る。
(実施例5)
第5図は(Co 、x−y −z Fe x Ni y
Mn z)+oo4−b−e M a S i b
B c 7モル7アス合金からなる30%未満の角形
比の巻磁心の飽和磁束密度Bsと100 kHz、2K
Gの鉄損W2 。
Mn z)+oo4−b−e M a S i b
B c 7モル7アス合金からなる30%未満の角形
比の巻磁心の飽和磁束密度Bsと100 kHz、2K
Gの鉄損W2 。
/ I Ookの関係を示した図である。
この図から、飽和磁束密度Bsが8KGを超えると鉄損
が増加するため、飽和磁束密度Bsは8KG以下が好ま
しいことがわかる。
が増加するため、飽和磁束密度Bsは8KG以下が好ま
しいことがわかる。
(実施例6)
第2表は応力緩和度の異なる角形比B r/ BlSが
0.4%の(Co o、s+s Fe OsO4Ni
o、olMn away)ts、s Nb Oe5 S
;+s Bsアモルファス合金巻磁心の100kHz
、2 KGの鉄損W2/+o−kを示した表である。
0.4%の(Co o、s+s Fe OsO4Ni
o、olMn away)ts、s Nb Oe5 S
;+s Bsアモルファス合金巻磁心の100kHz
、2 KGの鉄損W2/+o−kを示した表である。
応力緩和度が75%未満の巻磁心の鉄損は応力緩和度が
75%以上のものよりかなり大きく、鉄損を小さくする
には応力緩和度を75%以上にする必要があることがわ
かる。
75%以上のものよりかなり大きく、鉄損を小さくする
には応力緩和度を75%以上にする必要があることがわ
かる。
第2表
(yl施例7)
第3表は本発明による7モル7アス合金巻磁心を第1図
に示す回路のDC−DCコンバーターに実装した場合の
コアの温度上昇ΔTとコンバーターの効率ηを、フェラ
イトの場合と比較した表である。
に示す回路のDC−DCコンバーターに実装した場合の
コアの温度上昇ΔTとコンバーターの効率ηを、フェラ
イトの場合と比較した表である。
本発明による巻磁心の温度上昇はフェライトより小さく
、コンバーターの効率も改善されていることがわかる。
、コンバーターの効率も改善されていることがわかる。
上述のとおり本発明の巻磁心は、従来の7エライト磁心
より飽和磁束密度が高く、恒透磁率性に優れ、低損失で
あり透磁率も高いため、制御用磁心に用いた場合温度上
昇を低く抑えることができるものである。
より飽和磁束密度が高く、恒透磁率性に優れ、低損失で
あり透磁率も高いため、制御用磁心に用いた場合温度上
昇を低く抑えることができるものである。
また、従来のCo基アモルファス合金磁心より角形比が
小さく経時変化率が小さいため、制御範囲、信頼性の面
で有利である。
小さく経時変化率が小さいため、制御範囲、信頼性の面
で有利である。
従って、本発明の巻磁心は制御用磁心として好適なもの
でみる。
でみる。
第1図は本発明による低角形比の巻磁心を制御用磁心と
して用いたDC−DCコンバーターの回路例を示した図
、plS2図は第1図における本発明巻磁心のB−Hカ
ーブ上の動作を示した図、第3図(a)、(b)は本発
明による(Coo、i+sF e o、oos Mn
o、o*)yi SLs Bsアモルファス合金巻磁心
Aと従来の7エライ)Bの直流B−、Hカーブを比較の
ために示した図、第4図は本発明による(Co o、o
os −z Fe o、oos Mn zNi oao
+)ys、s Mo 6*5 Siz Bsアモル77
ス合金巻磁心のMn含有量2と経時変化率(Wl。。。 −W、)/W、の関係を示した図、第5図は(Co +
−x−y−z Fe x N i y Mn Z)+a
o−a−b−(!MaSibBeアモルファス合金から
なる30%未満の角形比の巻磁心の飽和磁束密度Bsと
100 kHz 、2KGの鉄損W2/、。。kの関係
を示した図である。 代理人 弁理士 本 間 崇耀/コ に2記 β lk Jit! we7tmx (ww/csz>握崎
引(争(Nに〃−籾/w−(刈 手続補正書(II釦 昭和61年6月18日
して用いたDC−DCコンバーターの回路例を示した図
、plS2図は第1図における本発明巻磁心のB−Hカ
ーブ上の動作を示した図、第3図(a)、(b)は本発
明による(Coo、i+sF e o、oos Mn
o、o*)yi SLs Bsアモルファス合金巻磁心
Aと従来の7エライ)Bの直流B−、Hカーブを比較の
ために示した図、第4図は本発明による(Co o、o
os −z Fe o、oos Mn zNi oao
+)ys、s Mo 6*5 Siz Bsアモル77
ス合金巻磁心のMn含有量2と経時変化率(Wl。。。 −W、)/W、の関係を示した図、第5図は(Co +
−x−y−z Fe x N i y Mn Z)+a
o−a−b−(!MaSibBeアモルファス合金から
なる30%未満の角形比の巻磁心の飽和磁束密度Bsと
100 kHz 、2KGの鉄損W2/、。。kの関係
を示した図である。 代理人 弁理士 本 間 崇耀/コ に2記 β lk Jit! we7tmx (ww/csz>握崎
引(争(Nに〃−籾/w−(刈 手続補正書(II釦 昭和61年6月18日
Claims (4)
- (1)組成式 (Co_1_−_x_−_y_−_zFe_xNi_y
Mn_z)_1_0_0_−_a_−_b_−_cM_
aSi_bB_c ただし、MはCr、Mo、W、V、Nb、Ta、Ti、
Zr、Hf、Cu、Ag、Au、希 土類元素のうちの1種または2種以 上であり、0≦a≦6、8≦b≦18 7≦c≦18、18≦b+c≦30、 0≦x≦0.1、0≦y≦0.2、0≦ z≦0.13 で表わされるアモルファス合金の薄帯から形成され、飽
和磁束密度が5〜3KG、角形比が30%未満、応力緩
和度が75%以上であることを特徴とする巻磁心。 - (2)特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、上記
MがCr、Mo、Nbのうちの1種または2種以上であ
り、13≦b≦16、7≦c≦9.5を満足することを
特徴とする巻磁心。 - (3)特許請求の範囲第1項または第2項記載のものに
おいて、上記アモルファス合金の磁歪定数λsが|λs
|≦1×10^−^6の範囲であることを特徴とする巻
磁心。 - (4)特許請求の範囲第1項、第2項または第3項のい
ずれかに記載のものにおいて、上記薄帯が板厚5〜25
μmの範囲内であることを特徴とする巻磁心。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60133006A JPS61292301A (ja) | 1985-06-20 | 1985-06-20 | 巻磁心 |
DE19863620617 DE3620617A1 (de) | 1985-06-20 | 1986-06-20 | Wickelkern |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60133006A JPS61292301A (ja) | 1985-06-20 | 1985-06-20 | 巻磁心 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61292301A true JPS61292301A (ja) | 1986-12-23 |
Family
ID=15094579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60133006A Pending JPS61292301A (ja) | 1985-06-20 | 1985-06-20 | 巻磁心 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61292301A (ja) |
DE (1) | DE3620617A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04367201A (ja) * | 1991-06-14 | 1992-12-18 | Nippon Steel Corp | 非晶質薄帯可飽和磁心 |
JPH08229642A (ja) * | 1996-03-11 | 1996-09-10 | Toshiba Corp | 高透磁率、低鉄損の極薄アモルファス合金 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1129459B1 (de) * | 1998-11-13 | 2004-06-02 | Vacuumschmelze GmbH | Verwendung eines magnetkerns für einen stromwandler, verfahren zur herstellung eines magnetkerns und stromwandler mit einem magnetkern |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4451876A (en) * | 1981-06-19 | 1984-05-29 | Hitachi Metals, Ltd. | Switching regulator |
JPS58139408A (ja) * | 1982-02-15 | 1983-08-18 | Hitachi Metals Ltd | 巻鉄心の製造方法 |
-
1985
- 1985-06-20 JP JP60133006A patent/JPS61292301A/ja active Pending
-
1986
- 1986-06-20 DE DE19863620617 patent/DE3620617A1/de not_active Ceased
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04367201A (ja) * | 1991-06-14 | 1992-12-18 | Nippon Steel Corp | 非晶質薄帯可飽和磁心 |
JPH08229642A (ja) * | 1996-03-11 | 1996-09-10 | Toshiba Corp | 高透磁率、低鉄損の極薄アモルファス合金 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3620617A1 (de) | 1987-01-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR910002375B1 (ko) | 자성코어 및 그 제조방법 | |
EP0086485B1 (en) | Wound iron core | |
JPS61292301A (ja) | 巻磁心 | |
JPH0427797B2 (ja) | ||
JPH01290744A (ja) | Fe基軟磁性合金 | |
JP2778697B2 (ja) | Fe基軟磁性合金 | |
JPS61261451A (ja) | 磁性材料とその製造方法 | |
US4745536A (en) | Reactor for circuit containing semiconductor device | |
JPH0257683B2 (ja) | ||
JP2835127B2 (ja) | 磁心およびその製造方法 | |
JPS6075563A (ja) | 非晶質磁性合金の熱処理方法 | |
JP2501859B2 (ja) | スイッチングレギュレ―タ | |
JP3121641B2 (ja) | スイッチング電源 | |
JPH079862B2 (ja) | アモルファス磁心の製造方法 | |
JPS62167840A (ja) | 磁性材料とその製造方法 | |
JP2693453B2 (ja) | 巻磁心 | |
JPH06200357A (ja) | 非晶質合金 | |
JPS6229105A (ja) | Co基アモルフアス巻磁心 | |
JPS6059708A (ja) | 磁心 | |
JP3372049B2 (ja) | スイッチング電源 | |
JPH0323619B2 (ja) | ||
JPS60165705A (ja) | 巻磁心 | |
JPH0323614B2 (ja) | ||
JPH0760770B2 (ja) | 発振トランス用磁心 | |
JPH04249301A (ja) | コンバータ |