JPS6129184Y2 - - Google Patents

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JPS6129184Y2
JPS6129184Y2 JP1982042510U JP4251082U JPS6129184Y2 JP S6129184 Y2 JPS6129184 Y2 JP S6129184Y2 JP 1982042510 U JP1982042510 U JP 1982042510U JP 4251082 U JP4251082 U JP 4251082U JP S6129184 Y2 JPS6129184 Y2 JP S6129184Y2
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JP
Japan
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frequency oscillator
main body
body case
voltage transformer
cooling
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JP1982042510U
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JPS57173296U (ja
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  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は高周波加熱装置、特に冷却構造に関す
るものである。
従来例の構成とその問題点 現在実用化されている高周波加熱装置は、大型
で、しかもかなり重く、したがつて運搬が大変
で、しかも家庭での設置場所も大きくとつてしま
うという欠点があつた。
この原因は自己発熱して高温になる高周波発振
器や高圧トランス等を風量の少ない遠心フアンで
冷却してあるためである。つまり、この場合には
各部品の冷却効果が低くなつてどうしてもこれら
の部品が大型になつて、結果的にその高周波加熱
装置を大型で、しかも重くしてしまうのであつ
た。
そこで、これらの部品を風量の多い軸流フアン
で冷却することが考えられるが、この場合には次
のことに気を付けなければならない。
つまり、軸流フアンで高周波発振器や高圧トラ
ンスを冷却する場合にはその風路抵抗を小さくし
ないと上記遠心フアンよりも風量が少なくなつて
さらにその冷却効率を低くしてしまうのである。
このため高周波発振器や高圧トランス等の配置
構造を工夫してその風路抵抗を小さくすること等
が考えられるが、この場合には、その設計が大変
である。
考案の目的 本考案は上記従来の欠点を解消し、高周波発振
器や高圧トランスの冷却効率を高め、これによつ
て小型軽量の高周波加熱装置を提供することを目
的とするものである。
考案の構成 上記目的を達成するために本考案は吸気口と排
気口を備えた本体ケースと、この本体ケース内の
上方に位置して設けた高周波発振器と、本体ケー
ス内であつて上記高周波発振器の下方に位置して
設けた高圧トランスと、上記高周波発振器および
高圧トランスに冷却風を送風する軸流フアンと、
この軸流フアンを駆動する駆動モータとを有し、
上記吸気口は少くとも上記駆動モータに対応した
本体ケースに設けられ、上記排気口は少くとも2
個所設けられ、その1つの個所は上記軸流フアン
からの送風の上記高周波発振器の冷却部より下流
であつて上記冷却部より高位置の本体ケースに設
けられ、他の1つの個所は上記高圧トランスより
低位置の本体ケースに設けられた構成としたもの
である。
したがつて冷却風路の抵抗を小さくできるので
軸流フアンによる冷却効率を高めることができる
とともにフアンの停止後は下部の排気口が自然冷
却の吸気口に変わり、自然対流による冷却効果も
期待できるものである。
実施例の説明 以下、本考案の一実施例を添付図面にもとづい
て説明する。
図において、1は本体ケースで、この本体ケー
ス1の内部には加熱室2が設けられ、さらに加熱
室2の前面開口部にはドア3が開閉自在に設けら
れている。
また本体ケース1と加熱室2とで形成される空
間には、上方に高周波発振器4が設けられてお
り、高周波発振器4の下方に高周波発振器4に高
電圧を供給する高圧トランス5が両者に空間を持
つて設けられている。6は高周波発振器4等を制
御する制御器である。そして高周波発振器4と高
圧トランス5に対向して駆動モータ8により駆動
される軸流フアン9が設けられており、上記駆動
モータ8が対向する本体ケース1の後板1aには
吸気口Aが設けられている。
上記高周波発振器4から放射された高周波電磁
波は導波管7を介して加熱室2内に供給されるよ
うになつている。
また本体ケース1の高周波発振器4より下方に
位置する上板1bと高圧トランス5より下方に位
置する底板1cであつて、高周波発振器4の冷却
部より下流に位置する部分には排気口B,Cがそ
れぞれ設けられている。なお軸流フアン9の近傍
には加熱室2への通気口Dが設けられ、そして加
熱室2からの排気口Eは本体ケース1の後板1a
に設けられている。
上記構成において、駆動モータ8に通電すると
軸流フアン9が回転駆動され、これにともなう風
は矢印のごとく高周波発振器4の冷却部4a、高
圧トランス5、および制御器6に吹付けられる。
ここで注目しなければならないのは高周波発振
器4の冷却部4aを冷却した後の風である。
つまり、高周波発振器4の冷却部4aは高温に
なるのでその冷却後の風もかなり高温になつて軽
くなり、したがつてこの風はドラフト力により自
ずから上昇流となつて排気口Bから排気される。
この結果、軸流フアン9の風路抵抗はこの上昇
流によつてかなり小さくなり、したがつてこの軸
流フアン9の風量は多くなる。このため、この風
によつて冷却される高周波発振器4や高圧トラン
ス5や制御器6等の冷却効率は非常に高くなる。
また、本体ケース1の上板1bに排気口Bを設
けた結果、次の点からもこれらの冷却効率を高く
することができる。
つまり、駆動モータ8を停止すると軸流フアン
9も停止し、この結果各部品に風が吹付けられな
くなるが、各部品の残留熱によつて本体ケース1
内で排気口Bに向う上昇流がおこり、これにとも
なう自然対流によつて各部品がスムーズに冷却さ
れるのである。
考案の効果 本考案は軸流フアンからの送風の高周波発振器
の冷却部より下流で同冷却部より高位置の本体ケ
ース部分に排気口を設けたものであるので、上記
冷却部を冷却後の風が高温となつてドラフト力が
働き、排気口からスムーズに流出して行くことに
より、軸流フアンの風路抵抗が小さくなつてこの
フアンから大風量の風が上記冷却部に送られ、こ
れにより冷却部の冷却効率はきわめて高いものと
なる。
このため冷却部を小くでき、これにより高周波
発振器の小型化、軽量化が図れ、当然のこととし
て高周波加熱装置も運搬等の行いやすい小型、軽
量のものとなる。また軸流フアンの停止後は下部
の排気口が自然冷却の吸気口に変わり、自然対流
による冷却効果も期待できる。
またそれ以上の効果を得るために排気口の設定
位置を変えるだけけで何ら別部品が不要となるの
で、上記各部の小型化とも相まつてコストを大幅
に下げることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例にかかる高周波加熱装
置の断面図である。 1……本体ケース、4……高周波発振器、5…
…高圧トランス、8……駆動モータ、9……軸流
フアン、A……吸気口、B……排気口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吸気口と排気口を備えた本体ケースと、この本
    体ケース内の上方に位置して設けた高周波発振器
    と、本体ケース内であつて上記高周波発振器の下
    方に位置して設けた高圧トランスと、上記高周波
    発振器および高圧トランスに冷却風を送風する軸
    流フアンと、この軸流フアンを駆動する駆動モー
    タとを有し、上記吸気口は少くとも上記駆動モー
    タに対応した本体ケースに設けられ、上記排気口
    は少くとも2個所設けられ、その1つの個所は上
    記軸流フアンからの送風の上記高周波発振器の冷
    却部より下流であつて上記冷却部より高位置の本
    体ケースに設けられ、他の1つの個所は上記高圧
    トランスより低位置の本体ケースに設けられた高
    周波加熱装置。
JP1982042510U 1982-03-25 1982-03-25 Expired JPS6129184Y2 (ja)

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JP1982042510U JPS6129184Y2 (ja) 1982-03-25 1982-03-25

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JP1982042510U JPS6129184Y2 (ja) 1982-03-25 1982-03-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57173296U JPS57173296U (ja) 1982-11-01
JPS6129184Y2 true JPS6129184Y2 (ja) 1986-08-28

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ID=29839542

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS494242A (ja) * 1972-04-27 1974-01-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS494242A (ja) * 1972-04-27 1974-01-16

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Publication number Publication date
JPS57173296U (ja) 1982-11-01

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