JPS6129176A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPS6129176A JPS6129176A JP59150204A JP15020484A JPS6129176A JP S6129176 A JPS6129176 A JP S6129176A JP 59150204 A JP59150204 A JP 59150204A JP 15020484 A JP15020484 A JP 15020484A JP S6129176 A JPS6129176 A JP S6129176A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spacer
- region
- conductivity type
- forming
- semiconductor device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D30/00—Field-effect transistors [FET]
- H10D30/60—Insulated-gate field-effect transistors [IGFET]
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は半導体装置の製造方法に関し、特にMOS型半
導体装置の製造方法の改良に関する。
導体装置の製造方法の改良に関する。
近年、MOS型半導体集積回路にがいては高密度化、高
速化が急速に進んでいる。かかる集積回路では、ケ゛ー
ト長の微細化がなされているが、それに伴なってショー
トチャンネル効果やブレークダウン電圧が問題となる。
速化が急速に進んでいる。かかる集積回路では、ケ゛ー
ト長の微細化がなされているが、それに伴なってショー
トチャンネル効果やブレークダウン電圧が問題となる。
このような問題を改善するMOS型半導体装置の製造方
法として、Seiki Ogura etal ”AH
ALFMICRO MOSFET USING DUB
I,EIMPLANTED T,DD”IEDM’82
,PP718〜721が提案されている。
法として、Seiki Ogura etal ”AH
ALFMICRO MOSFET USING DUB
I,EIMPLANTED T,DD”IEDM’82
,PP718〜721が提案されている。
これを第4図(a) 、 (b)を参照して以下に説明
する。
する。
まず、p型シリコン基板1表面に素子分離領域としての
フィールド酸化膜2を選択的に形成した後、フィールド
酸化膜2で分離された基板1の島領域に熱酸化膜3を形
成する。つづいて、全面に不純物ドーグ多結晶シリコン
膜を形成し、・そターニングしてゲート電極4を形成し
た後、該ゲート電極4及びフィールド酸化膜2をマスク
としてp型不純物をイオン注入して島領域にp型領域5
1+52を形成し,更に同ゲート電極4等をマスクとし
て島領域に該p型頭域より接合深さが浅い低濃度のn型
領域61.62を形成する(第4図(、)図示)。
フィールド酸化膜2を選択的に形成した後、フィールド
酸化膜2で分離された基板1の島領域に熱酸化膜3を形
成する。つづいて、全面に不純物ドーグ多結晶シリコン
膜を形成し、・そターニングしてゲート電極4を形成し
た後、該ゲート電極4及びフィールド酸化膜2をマスク
としてp型不純物をイオン注入して島領域にp型領域5
1+52を形成し,更に同ゲート電極4等をマスクとし
て島領域に該p型頭域より接合深さが浅い低濃度のn型
領域61.62を形成する(第4図(、)図示)。
次いで、ケ゛ート電極4をマスクとして熱酸化膜3を選
択的にエツチングしてデート酸化膜7を形成し、更に全
面にCvD−SNO2膜を堆積した後、リアクティブイ
オンエツチング( RIE )法によりCvD−S 1
0 2膜をその膜厚程度エツチングしてゲート電極4の
側面にスペーサ8を形成する。つづいて、ゲート電極4
、スペーサ8及びフィールド酸化膜2をマスクとしてn
型不純物をイオン注入し、活性化してn”!領域91r
92を形成する。この工程によりn型領域6I とn+
型領領域9lからなるソース領域10,並びにn型領域
62 と層型領域9z とからなるドレイン領域11が
夫々形成される。また、n型領域6□。
択的にエツチングしてデート酸化膜7を形成し、更に全
面にCvD−SNO2膜を堆積した後、リアクティブイ
オンエツチング( RIE )法によりCvD−S 1
0 2膜をその膜厚程度エツチングしてゲート電極4の
側面にスペーサ8を形成する。つづいて、ゲート電極4
、スペーサ8及びフィールド酸化膜2をマスクとしてn
型不純物をイオン注入し、活性化してn”!領域91r
92を形成する。この工程によりn型領域6I とn+
型領領域9lからなるソース領域10,並びにn型領域
62 と層型領域9z とからなるドレイン領域11が
夫々形成される。また、n型領域6□。
62の下層にp型頭域(p&チケット域) 1 21
。
。
122が残存される。ひきつづき、全面に白金膜を蒸着
し、熱処理を施して基板1の露出した層型領域91+
92 に白金シリサイド層13l。
し、熱処理を施して基板1の露出した層型領域91+
92 に白金シリサイド層13l。
132を形成した後、未反応の白金膜を除去する(第4
図(b)図示)。この後図示しないが、常法に従ってC
VD−SiO□膜(層間絶縁膜)を堆積し、コンタクト
ホールの開口、金属配線のバター二/グを行なってMO
S型半導体装置を完成する。
図(b)図示)。この後図示しないが、常法に従ってC
VD−SiO□膜(層間絶縁膜)を堆積し、コンタクト
ホールの開口、金属配線のバター二/グを行なってMO
S型半導体装置を完成する。
上述した方法により製造されたMOS 型半導体装置に
あっては、ブレイクダウン電圧をLDD構造のn型領域
62により改善し、ショートチャ:/ネル効果をn型領
域61+62の下層に付加的に設けられたpポケット領
域121*122により改善できる。
あっては、ブレイクダウン電圧をLDD構造のn型領域
62により改善し、ショートチャ:/ネル効果をn型領
域61+62の下層に付加的に設けられたpポケット領
域121*122により改善できる。
しかしながら、上記従来方法では次のような問題点があ
る。
る。
(1)pポケット領域12□ 、122は、その目的よ
りドレイン領域11がら空乏層がチャンネル領域へ拡が
るのを抑え、ショートチャンネル効果を抑制するために
、濃度をよυ高くすることが望ましい。しかしながら、
pポケット領域12l 、122は第4図(b)に示す
ようにpポケット領域121,122 とn1型領域
91+ 92とが接しているため、pポケ,ト領域1
2l 。
りドレイン領域11がら空乏層がチャンネル領域へ拡が
るのを抑え、ショートチャンネル効果を抑制するために
、濃度をよυ高くすることが望ましい。しかしながら、
pポケット領域12l 、122は第4図(b)に示す
ようにpポケット領域121,122 とn1型領域
91+ 92とが接しているため、pポケ,ト領域1
2l 。
122の濃度を高くすると、それらの間の接合容量が大
きくなり、高速化の妨げとなる。したかって3シヨート
チヤンネル効果を抑制しようとすると、高速化が犠牲と
なシ、逆に高速化を維持しようとすると、ショートチャ
ンネル効果の抑制化が図れなくなる。
きくなり、高速化の妨げとなる。したかって3シヨート
チヤンネル効果を抑制しようとすると、高速化が犠牲と
なシ、逆に高速化を維持しようとすると、ショートチャ
ンネル効果の抑制化が図れなくなる。
(2)n+型領領域91.9.を形成する工程において
は、該n+[#域9! 、9.とその前工程で形成した
I)71?ケツト領域となるp型領域51 。
は、該n+[#域9! 、9.とその前工程で形成した
I)71?ケツト領域となるp型領域51 。
5、の間の全体に亘って接合容量が生じるのを防止する
ために、n+型領領域91+92接合深さくXj)をp
型領域51 +52の接合深さくXj’)より深くする
必要がある。その結果、n+m+域91892の接合深
場が深くなることに伴なう横方向の拡散によりn型領域
61,62.の幅が非常に狭くなったり、場合によって
は消滅する問題が生じる。
ために、n+型領領域91+92接合深さくXj)をp
型領域51 +52の接合深さくXj’)より深くする
必要がある。その結果、n+m+域91892の接合深
場が深くなることに伴なう横方向の拡散によりn型領域
61,62.の幅が非常に狭くなったり、場合によって
は消滅する問題が生じる。
(3)pポケット領域12! 、122 となるp型領
域51.52 とnfJl領域61.62は二重イオン
打込みにより形成しているため、島領域へのダメージ発
生を招く。こうしたダメージは高温熱処理により回復さ
れるが、ソース、ドレイン領域のシャロー化に伴なう低
温プロセスへの移行により十分に回復し得ない問題が生
じる。
域51.52 とnfJl領域61.62は二重イオン
打込みにより形成しているため、島領域へのダメージ発
生を招く。こうしたダメージは高温熱処理により回復さ
れるが、ソース、ドレイン領域のシャロー化に伴なう低
温プロセスへの移行により十分に回復し得ない問題が生
じる。
本発明はIケラト領域と高濃度不純物拡散領域とを自己
整合的に形成してそれらの間の接合容量の発生を抑制し
、高速化を図ると同時に、微細化に伴なうショートチャ
ンネル効果を抑制することが可能なMO8型半導体集積
回路等を製造し得る方法を提供しようとするくのである
。
整合的に形成してそれらの間の接合容量の発生を抑制し
、高速化を図ると同時に、微細化に伴なうショートチャ
ンネル効果を抑制することが可能なMO8型半導体集積
回路等を製造し得る方法を提供しようとするくのである
。
本発明は第1導電型の半導体層表面に選択的に素子分離
領域を形成する工程と、この素子分離領域で分離された
半導体層の島領域にゲート絶縁膜を介してケ°−ト電極
を形成する工程と、このゲート電極をマスクとして第2
導電型の不純物を前記島領域にドーピングして互に分離
された低濃度の第2導電型不純物拡散′碩域を形成する
工程と、前記ゲート電極の周側面に第1のスペーサを形
成した後、該第1のスペーサの周側面にそのスペーサよ
り厚い第2のスペーサを形成する工程と、この第2のス
ペーサをマスクとして第2醇電型の不純物を前記島領域
にイオン注入して前記第2導電型不純物拡散領域より深
い比較的高濃度の第1導電型不純物拡散領域を形成する
工程と、前記第1及び第2のスペーサをマスクとして第
2導電型の不純物を前記島領域にドーピングして互に分
離された高濃度の第2導電型不純物拡散領域を形成する
工程とを具備したことを特徴とするものである。かかる
本発明の方法によれば、既述の如く高速化とショートチ
ャンネル効果の抑制とを同時に達成したMO8型半導体
集積回路等を得ることができる。
領域を形成する工程と、この素子分離領域で分離された
半導体層の島領域にゲート絶縁膜を介してケ°−ト電極
を形成する工程と、このゲート電極をマスクとして第2
導電型の不純物を前記島領域にドーピングして互に分離
された低濃度の第2導電型不純物拡散′碩域を形成する
工程と、前記ゲート電極の周側面に第1のスペーサを形
成した後、該第1のスペーサの周側面にそのスペーサよ
り厚い第2のスペーサを形成する工程と、この第2のス
ペーサをマスクとして第2醇電型の不純物を前記島領域
にイオン注入して前記第2導電型不純物拡散領域より深
い比較的高濃度の第1導電型不純物拡散領域を形成する
工程と、前記第1及び第2のスペーサをマスクとして第
2導電型の不純物を前記島領域にドーピングして互に分
離された高濃度の第2導電型不純物拡散領域を形成する
工程とを具備したことを特徴とするものである。かかる
本発明の方法によれば、既述の如く高速化とショートチ
ャンネル効果の抑制とを同時に達成したMO8型半導体
集積回路等を得ることができる。
上記半導体層とは、半導体基板、又は半導体基板上に直
接もしくは絶縁層を介して積層された半導体層、或いは
絶縁基板上に積1層された半導体層を意味するものであ
る。
接もしくは絶縁層を介して積層された半導体層、或いは
絶縁基板上に積1層された半導体層を意味するものであ
る。
以下、本発明をnチャンネルMOS−ICの製造に適用
した例について第1図(、)〜色)を参服して説明する
。
した例について第1図(、)〜色)を参服して説明する
。
捷ず、p型シリコン基板21表面に選択酸化技術により
素子分離領域としてのフィールド酸化膜22を形成した
。つづいて5熱酸化処理を施してフィールド酸化膜22
で分離された基板2ノの島領域に例えば厚さ250Xの
酸化膜23を形成した後、閾値制御のためのボロンを島
領域にイオン注入してぎロンイオン注入層24を形成し
た。この後、全面に例えば厚さ4000Xの多結晶シリ
コン膜を堆積し、該多結晶シリコン膜にリンを拡散させ
てリンドーノ多結晶シリコン膜25を形成した(第1図
(a)図示)。
素子分離領域としてのフィールド酸化膜22を形成した
。つづいて5熱酸化処理を施してフィールド酸化膜22
で分離された基板2ノの島領域に例えば厚さ250Xの
酸化膜23を形成した後、閾値制御のためのボロンを島
領域にイオン注入してぎロンイオン注入層24を形成し
た。この後、全面に例えば厚さ4000Xの多結晶シリ
コン膜を堆積し、該多結晶シリコン膜にリンを拡散させ
てリンドーノ多結晶シリコン膜25を形成した(第1図
(a)図示)。
次いで、写真蝕刻法により形成されたレノスト・ダメー
ジ(図示せず)をマスクとして多結晶シリコン膜25を
選択的にエツチングしてゲート電極26f:形成し、更
に該レノスト・母ターンをマスクとして前記酸化膜23
を選択的にエツチングしてケ゛−ト酸化膜27を形成し
た。つづいて、レノスト・ぐターンを除去した後、前記
ゲート電極26及びフィールド酸化膜22をマスクとし
てn型不純物、例えばリンを加速電圧40 ke’!/
、ドーズ量2X10 crn の条件でイオン注入し
、活性化して互に分離された低濃度のn−型領域281
.282を形成した(第1図(b)図示)。
ジ(図示せず)をマスクとして多結晶シリコン膜25を
選択的にエツチングしてゲート電極26f:形成し、更
に該レノスト・母ターンをマスクとして前記酸化膜23
を選択的にエツチングしてケ゛−ト酸化膜27を形成し
た。つづいて、レノスト・ぐターンを除去した後、前記
ゲート電極26及びフィールド酸化膜22をマスクとし
てn型不純物、例えばリンを加速電圧40 ke’!/
、ドーズ量2X10 crn の条件でイオン注入し
、活性化して互に分離された低濃度のn−型領域281
.282を形成した(第1図(b)図示)。
次いで、全面にCVD法により厚さ約2000Xの窒化
シリコン膜29を堆積した(第1図(C)図示)。つづ
いて、リアクティブ・イオン・エツチング法(RIE法
)により窒化シリコン膜29をその膜厚程度エツチング
した。これにより第1図(d)に示すようにゲート電極
26の周側面に窒化シリコンからなる第1のスペーサ3
0が形成された。
シリコン膜29を堆積した(第1図(C)図示)。つづ
いて、リアクティブ・イオン・エツチング法(RIE法
)により窒化シリコン膜29をその膜厚程度エツチング
した。これにより第1図(d)に示すようにゲート電極
26の周側面に窒化シリコンからなる第1のスペーサ3
0が形成された。
次いで、全面にCVD法により厚さ:3000XのS
iO2膜3ノを堆積した(第1図(、)図示)。つづい
て、CCt4とH2の混合ガスを用いたRIE法により
S iO2膜3ノをその膜厚程度エツチングした。この
時L cct4とH2の混合ガスをエッチャントとする
RIB法ではH2の流量をそれ程多くしなければSiO
2に比べて窒化シリコンのエッチングレートが速くなる
ため、第1図(f)に示すように窒化シリコンからなる
第1のスペーサ30が2A程度膜減シすると共に、残存
した第1のスペーサ30′の周側面にそのスペーサ30
′より膜厚の厚い第2のスペーサ32が形成された。ひ
きつづき、前記第2のス被−ザ32をマスクとしてp型
不純物、例えばピロンを加速電圧120keV、ドーズ
量5×101 の条件で基板21の島領域にイオン注入
した。この時、同第1図(f)に示すように露出した島
領域及び第1のスペーサ30’下の島領域に表面から0
.25μ?nのピロンのピークをもつボロンイオン注入
層33が形成された。更に、前記第1及び第2のスペー
サ30’、32をマスクとしてn型不純物、例えば砒素
を加速電圧50keV、 ドーズ量5X10crnの
条件で前記島領域にイオン注入した後、熱処理した。こ
れにより、第1図(g)に示すようにピロンイオン注入
層33が活性化されてp−ポケット領域341 .3”
42が形成された。同時に、砒素イオン注入層が活性化
されて高濃度のn+洩領領域351.352が形成され
た。なお、露出した島領域のボロンイオン注入層33を
高濃度の砒素イオンにより打ち消すように形成しなけれ
ばならない。p′″ポケット領域341,34゜は第1
のスペーサ30’下の島領域に形成される。
iO2膜3ノを堆積した(第1図(、)図示)。つづい
て、CCt4とH2の混合ガスを用いたRIE法により
S iO2膜3ノをその膜厚程度エツチングした。この
時L cct4とH2の混合ガスをエッチャントとする
RIB法ではH2の流量をそれ程多くしなければSiO
2に比べて窒化シリコンのエッチングレートが速くなる
ため、第1図(f)に示すように窒化シリコンからなる
第1のスペーサ30が2A程度膜減シすると共に、残存
した第1のスペーサ30′の周側面にそのスペーサ30
′より膜厚の厚い第2のスペーサ32が形成された。ひ
きつづき、前記第2のス被−ザ32をマスクとしてp型
不純物、例えばピロンを加速電圧120keV、ドーズ
量5×101 の条件で基板21の島領域にイオン注入
した。この時、同第1図(f)に示すように露出した島
領域及び第1のスペーサ30’下の島領域に表面から0
.25μ?nのピロンのピークをもつボロンイオン注入
層33が形成された。更に、前記第1及び第2のスペー
サ30’、32をマスクとしてn型不純物、例えば砒素
を加速電圧50keV、 ドーズ量5X10crnの
条件で前記島領域にイオン注入した後、熱処理した。こ
れにより、第1図(g)に示すようにピロンイオン注入
層33が活性化されてp−ポケット領域341 .3”
42が形成された。同時に、砒素イオン注入層が活性化
されて高濃度のn+洩領領域351.352が形成され
た。なお、露出した島領域のボロンイオン注入層33を
高濃度の砒素イオンにより打ち消すように形成しなけれ
ばならない。p′″ポケット領域341,34゜は第1
のスペーサ30’下の島領域に形成される。
こうした工程により、n−型領域281とn型領域35
1 とからなるソース領域36、並びにn−型領域28
2と層型領域352とからなるドレイン領域37が夫々
形成される。
1 とからなるソース領域36、並びにn−型領域28
2と層型領域352とからなるドレイン領域37が夫々
形成される。
次いで、全面にCVD法によりSiO2膜38を堆積し
、平坦化のために900℃の熱処理を行なった後、コン
タクトホール39の開孔、A/、膜の蒸着、パター二/
グによるソース、ドレイン取出しA/、配線40.41
を形成してnチャンネルMO3−ICを製造した(第1
図灸)図示)。
、平坦化のために900℃の熱処理を行なった後、コン
タクトホール39の開孔、A/、膜の蒸着、パター二/
グによるソース、ドレイン取出しA/、配線40.41
を形成してnチャンネルMO3−ICを製造した(第1
図灸)図示)。
しかして、本発明方法によればゲート電極26をマスク
としてリンを基板21の島領域にイオン注入してn−型
領域281.28g を形成し、更にゲート電極26の
周側面に第1のス檀−サ30′、該スペーサ30′より
膜厚の厚い第2のスペーサ32を形成し、ひきつづき第
2のスペーサ32をマスクとしてピロンを前記島領域に
イオン注入して前記n−型領域281.28Q よυ深
い部分にがロンイオン注入層を形成した後、前記第1.
第2のスペーサをマスクとして砒素を前記島領域にイオ
ン注入し、熱処理してgロンイオン注入層及び砒素イオ
ン注入唐金夫々活性化する。こうした工程により、第1
図ω)に示す如くn−型領域28.とn+型領領域35
1とからなるソース領域36.並びにn−型領域282
とn+m+域35□ とからなるt゛レイン5領域37
を形成できると共に、第1のスペーサ30’下方に位置
するn−型領域2B1,282の直下にPポケット領域
341.342を形成できるため、以下に示す効果を有
する。
としてリンを基板21の島領域にイオン注入してn−型
領域281.28g を形成し、更にゲート電極26の
周側面に第1のス檀−サ30′、該スペーサ30′より
膜厚の厚い第2のスペーサ32を形成し、ひきつづき第
2のスペーサ32をマスクとしてピロンを前記島領域に
イオン注入して前記n−型領域281.28Q よυ深
い部分にがロンイオン注入層を形成した後、前記第1.
第2のスペーサをマスクとして砒素を前記島領域にイオ
ン注入し、熱処理してgロンイオン注入層及び砒素イオ
ン注入唐金夫々活性化する。こうした工程により、第1
図ω)に示す如くn−型領域28.とn+型領領域35
1とからなるソース領域36.並びにn−型領域282
とn+m+域35□ とからなるt゛レイン5領域37
を形成できると共に、第1のスペーサ30’下方に位置
するn−型領域2B1,282の直下にPポケット領域
341.342を形成できるため、以下に示す効果を有
する。
(1)pJeケット領域341 + 342 とn+型
領領域351.352とを自己整合的に形成でき、それ
らの間隔を4第2のスペーサ32の幅により決定でき、
n+型領領域351.352の横方向拡散が生じてもそ
れらの接触を防止、乃至は接触部分を僅少に抑えること
かできる。このため、それらp、f!チケット域341
.34@ とn+型領領域35135.の間の接合容量
を考慮せずにpポケット領域”1+342の濃度を高く
することができる。その結果、前記接合容量による高速
化を阻害されることなく、トランジスタ寸法の微細化に
伴なうショートチャンネル効果を抑制できる@ (2)n+型領領域351.352の深さを、p4ケッ
ト領域341.34gにより深く形成する必要性からn
+型領領域351.352が横方向拡散して2n−型領
域281.2B、側に延びる。
領領域351.352とを自己整合的に形成でき、それ
らの間隔を4第2のスペーサ32の幅により決定でき、
n+型領領域351.352の横方向拡散が生じてもそ
れらの接触を防止、乃至は接触部分を僅少に抑えること
かできる。このため、それらp、f!チケット域341
.34@ とn+型領領域35135.の間の接合容量
を考慮せずにpポケット領域”1+342の濃度を高く
することができる。その結果、前記接合容量による高速
化を阻害されることなく、トランジスタ寸法の微細化に
伴なうショートチャンネル効果を抑制できる@ (2)n+型領領域351.352の深さを、p4ケッ
ト領域341.34gにより深く形成する必要性からn
+型領領域351.352が横方向拡散して2n−型領
域281.2B、側に延びる。
しかしながら5n+型領域35,352は第1゜第2の
スペーサ30’、32をマスクとし、てイオン注入する
ため、イオン注入後においては第1゜第2のスペーサ3
0’、32相当する十分な幅のn″″型領域281 +
282が残る。このため、活性化処理によりn+型領
領域35135□がn−型領域281.2B、側に拡散
して延びてもn−型領域が消滅する゛ことなく、十分な
幅のn−型領域281,282が残存する。その結果、
I、DD構造を確実に実現でき、それによるブレイクダ
ウン電圧の向上化やインノ母りトアイオニゼーシ目ンの
緩和を効果的に達成できる。
スペーサ30’、32をマスクとし、てイオン注入する
ため、イオン注入後においては第1゜第2のスペーサ3
0’、32相当する十分な幅のn″″型領域281 +
282が残る。このため、活性化処理によりn+型領
領域35135□がn−型領域281.2B、側に拡散
して延びてもn−型領域が消滅する゛ことなく、十分な
幅のn−型領域281,282が残存する。その結果、
I、DD構造を確実に実現でき、それによるブレイクダ
ウン電圧の向上化やインノ母りトアイオニゼーシ目ンの
緩和を効果的に達成できる。
なお、上記実施例ではソース、ドレイン領域の形成後、
第1.第2のスペーサを除去し2Slo2膜の堆積等を
行なってnチャンネルMO8−ICを製造したが、これ
に限定されない。例えば、第2図に示す如く、第1.第
2のスペーサ30′。
第1.第2のスペーサを除去し2Slo2膜の堆積等を
行なってnチャンネルMO8−ICを製造したが、これ
に限定されない。例えば、第2図に示す如く、第1.第
2のスペーサ30′。
32を残存させた状態で熱酸化処理を施し、多結晶シリ
コンからなるゲート電極26の露出面に酸化膜42を形
成して段差の緩和を行なった後SiO2膜38の堆積、
At配線40.41の形成等を行なってnチャンネルM
O8−ICを製造してもよい。
コンからなるゲート電極26の露出面に酸化膜42を形
成して段差の緩和を行なった後SiO2膜38の堆積、
At配線40.41の形成等を行なってnチャンネルM
O8−ICを製造してもよい。
また、実施例の第1図(ロ))に示す工程の後に、全面
に金属膜(例えば白金膜)を蒸着し、熱処理を施して露
出した島領域(n+型領領域351゜352)表面及び
ゲート電極26に大々白金シリサイド層43を形成し、
未反応の白金膜を除去し、ひきつづきSiO□膜38の
堆積、 At配線40.41の形成等を行なって第3図
に示すnチャンネルMO8−ICを製造してもよい。こ
うした方法によればゲート電極26に白金シリサイド層
43が形成されて、低抵抗化がなされると共に、ソース
、ドレイン領域36.37の層型領域351 1352
も白金シリサイド層43.43で被覆されて低抵抗化
がなされるため、高速動作が可能なMOS−ICを得る
ことができる。
に金属膜(例えば白金膜)を蒸着し、熱処理を施して露
出した島領域(n+型領領域351゜352)表面及び
ゲート電極26に大々白金シリサイド層43を形成し、
未反応の白金膜を除去し、ひきつづきSiO□膜38の
堆積、 At配線40.41の形成等を行なって第3図
に示すnチャンネルMO8−ICを製造してもよい。こ
うした方法によればゲート電極26に白金シリサイド層
43が形成されて、低抵抗化がなされると共に、ソース
、ドレイン領域36.37の層型領域351 1352
も白金シリサイド層43.43で被覆されて低抵抗化
がなされるため、高速動作が可能なMOS−ICを得る
ことができる。
上記実施例では第2のスペーサが第1のスペーサより厚
く形成するために、第2のスペーサの形成時のエツチン
グを第1のスペーサの材料に対してエツチングレートが
大きく、第2のスペーサの材料に対してエツチングレー
トが小さいエツチングレートいて行なったが、これに限
定されない。例えば、ゲート電極の周側面に予め膜厚の
薄い第1のスペーサを形成し、この後筒1のスペーサの
周側面にそのスペーサより厚い第2のスペーサを形成し
てもよい。
く形成するために、第2のスペーサの形成時のエツチン
グを第1のスペーサの材料に対してエツチングレートが
大きく、第2のスペーサの材料に対してエツチングレー
トが小さいエツチングレートいて行なったが、これに限
定されない。例えば、ゲート電極の周側面に予め膜厚の
薄い第1のスペーサを形成し、この後筒1のスペーサの
周側面にそのスペーサより厚い第2のスペーサを形成し
てもよい。
上記実施例では、バルクシリコン上のnチャンネルMO
8−ICの製造について説明したが、SO8やSOI等
のシリコン層上に製造する場合にも同様に適用できる。
8−ICの製造について説明したが、SO8やSOI等
のシリコン層上に製造する場合にも同様に適用できる。
以上詳述した如く5本発明によればポケット領域とソー
ス、ドレイン領域を構成する高濃度不純物拡散領域とを
自己整合的に形成してそれらの接合容量を抑制し、高速
化を図ると共に、ブレイクダウン電圧の向上、微細化に
伴なうショートチャンネル効果の抑制を達成でき、ひい
ては高集積度、高速性及び高信頼性のへiO8型半者°
体集積回路等の中心体装置の製造方法を提供できる。
ス、ドレイン領域を構成する高濃度不純物拡散領域とを
自己整合的に形成してそれらの接合容量を抑制し、高速
化を図ると共に、ブレイクダウン電圧の向上、微細化に
伴なうショートチャンネル効果の抑制を達成でき、ひい
ては高集積度、高速性及び高信頼性のへiO8型半者°
体集積回路等の中心体装置の製造方法を提供できる。
第1図(=)〜(h) l:、1本発明の実施例におけ
るnチャンネルMo5−ICの製造工程を示す1ルを面
図、第2図及び第3図は夫々本発明の他の実施例を示す
同MO8−ICの断面図%第4図(a) 、 (b)
ij従来の同MO8−ICの製造工程を示す断面図であ
る。 21・・・p型シリコン基板、22・・・フィールド酸
化膜、26・・・ゲート電極227・・・ケ゛−ト酸化
膜、281.282・・・n−型領域、30′・・・第
1のスペーサ、32・・・第2のスペーサ、341 。 342 ・・pポケット領域、351 、352−n
+型領領域36・・・ソース領域、37・・・ドレイン
領域、40.41・・・At配線、42・・・酸化膜、
43・・・白金シリサイド層。
るnチャンネルMo5−ICの製造工程を示す1ルを面
図、第2図及び第3図は夫々本発明の他の実施例を示す
同MO8−ICの断面図%第4図(a) 、 (b)
ij従来の同MO8−ICの製造工程を示す断面図であ
る。 21・・・p型シリコン基板、22・・・フィールド酸
化膜、26・・・ゲート電極227・・・ケ゛−ト酸化
膜、281.282・・・n−型領域、30′・・・第
1のスペーサ、32・・・第2のスペーサ、341 。 342 ・・pポケット領域、351 、352−n
+型領領域36・・・ソース領域、37・・・ドレイン
領域、40.41・・・At配線、42・・・酸化膜、
43・・・白金シリサイド層。
Claims (7)
- (1)第1導電型の半導体層の表面に選択的に素子分離
領域を形成する工程と、この素子分離領域で分離された
半導体層の島領域にゲート絶縁膜を介してゲート電極を
形成する工程と、このゲート電極をマスクとして第2導
電型の不純物を前記島領域にドーピングして互に分離さ
れた低濃度の第2導電型不純物拡散領域を形成する工程
と、前記ゲート電極の周側面に第1のスペーサを形成し
た後、該第1のスペーサの周側面にそのスペーサより厚
い第2のスペーサを形成する工程と、この第2のスペー
サをマスクとして第1導電型の不純物を前記島領域にイ
オン注入して前記第2導電型不純物拡散領域より深い高
濃度の第1導電型不純物拡散領域を形成する工程と、前
記第1及び第2のスペーサをマスクとして第2導電型の
不純物を前記島領域にドーピングして互に分離された高
濃度の第2導電型不純物拡散領域を形成する工程とを具
備したことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - (2)第2のスペーサの形成工程において、第2のスペ
ーサ材料よりも第1のスペーサ材料のエッチング速度が
速いエッチャントを用いて行なうことによって、第1の
スペーサより厚い第2のスペーサを形成することを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の半導体装置の製造方
法。 - (3)第1のスペーサが窒化物よりなり、第2のスペー
サがSiO_2よりなることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の半導体装置の製造方法。 - (4)高濃度の第2導電型不純物拡散領域を形成後、第
1及び第2のスペーサを残存させた状態でゲート電極を
熱酸化することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の半導体装置の製造方法。 - (5)ゲート電極が多結晶シリコンからなり、高濃度の
第2導電型不純物拡散領域を形成した後、第1及び第2
のスペーサを残存させた状態で金属膜を堆積させ、熱処
理を行なって露出した半導体層表面及びゲート電極に金
属シリサイド膜を形成し、ひきつづき未反応の金属膜を
除去することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
半導体装置の製造方法。 - (6)金属膜が白金からなることを特徴とする特許請求
の範囲第5項記載の半導体装置の製造方法。 - (7)第1及び第2のスペーサを除去した後、全面に絶
縁膜を堆積することを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59150204A JPS6129176A (ja) | 1984-07-19 | 1984-07-19 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59150204A JPS6129176A (ja) | 1984-07-19 | 1984-07-19 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6129176A true JPS6129176A (ja) | 1986-02-10 |
Family
ID=15491797
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59150204A Pending JPS6129176A (ja) | 1984-07-19 | 1984-07-19 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6129176A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5504024A (en) * | 1995-07-14 | 1996-04-02 | United Microelectronics Corp. | Method for fabricating MOS transistors |
EP0794577A3 (en) * | 1996-03-07 | 1998-09-30 | Nec Corporation | FET with a source/drain and gate structure and a method of producing the same |
-
1984
- 1984-07-19 JP JP59150204A patent/JPS6129176A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5504024A (en) * | 1995-07-14 | 1996-04-02 | United Microelectronics Corp. | Method for fabricating MOS transistors |
EP0794577A3 (en) * | 1996-03-07 | 1998-09-30 | Nec Corporation | FET with a source/drain and gate structure and a method of producing the same |
US6124176A (en) * | 1996-03-07 | 2000-09-26 | Nec Corporation | Method of producing a semiconductor device with reduced fringe capacitance and short channel effect |
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