JPS61291066A - 横型エナメル線塗装機の焼付炉 - Google Patents

横型エナメル線塗装機の焼付炉

Info

Publication number
JPS61291066A
JPS61291066A JP13277785A JP13277785A JPS61291066A JP S61291066 A JPS61291066 A JP S61291066A JP 13277785 A JP13277785 A JP 13277785A JP 13277785 A JP13277785 A JP 13277785A JP S61291066 A JPS61291066 A JP S61291066A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solvent
temperature
furnace
temp
solvent evaporation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13277785A
Other languages
English (en)
Inventor
Kishirou Miura
三浦 樹四郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP13277785A priority Critical patent/JPS61291066A/ja
Publication of JPS61291066A publication Critical patent/JPS61291066A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の背景と目的] 本発明は、横型エナメル線塗装機の焼付炉の改良に関す
るものである。
従来の横型エナメル線塗装機の焼付炉は、電熱ヒータ直
熱型、もしくは熱風循環型の2種類である。これら焼付
炉でポリイミドエナメルワニス、ポリアミドイミドエナ
メルワニス等の耐熱型ワニ・スの焼付を行なう場合に、
エナメル線表面に、いわゆる「粒、発泡、波」等の外観
上の凹凸が発生し易い。そのため、対策として、ワニス
塗布回数の増加、焼付炉温を低下させる等のために作業
能率を落して作業を行なっている。その理由としては、
従来の横型エナメル線焼付炉は、焼付炉長が相対的に短
いため、溶剤蒸発部と樹脂硬化部との温度差が大きくと
れないので、円滑で効率的なりニス中の溶剤の蒸発が行
えなかった。また、炉内温度制御点が2点程度と少なく
、ワニス中の溶剤蒸発に適したゆるやかな炉内温度勾配
を確保できなかったことである。以上の結果より耐熱型
エナメルワニスの焼付においては、1粒、発泡、波」等
の外観対策としては、焼付炉入口側、即ち、溶剤蒸発部
の炉内温度勾配をゆるやかにし、かつ、生産能率(焼付
速度〉面からは樹脂硬化部の炉内温度を高めることが重
要である。
本発明は上記の状況に鑑みなされたものであり、外観不
良を低減できると共に焼付速度を高め作業能率を向上で
きる横型エナメル線塗装機の焼付炉を提供することを目
的としたものである。
[発明の概要] 本発明の横型エナメル線塗装機の焼付炉は、断熱材で形
成されワニス塗布部で絶縁材を塗布された走行線が、水
平位置で案内される内部に電熱ヒータが配設された通路
を内蔵する焼付炉本体が形成され、該焼付炉本体の炉長
方向の上記通路の上記走行線入口側に溶剤蒸発部が形成
され、出口側に該溶剤蒸発部に隣接し樹脂硬化部が設け
られてなり、上記溶剤蒸発部の上記走行線入[]部であ
る溶剤蒸発開始位置が最低温度で、最高温度が上記樹脂
硬化部に移る該溶剤蒸発部の終了位置でワニス溶剤最高
沸点温度よりは低い温度からなる温度勾配を有し、かつ
、炉長が上記焼付炉本体の炉長の1/4以上に形成され
ている上記溶剤蒸発部と、上記ワニス溶剤最高沸点温度
より高温に保持されている上記樹脂硬化部とを設けたも
のである。
[実施例] Jス下木発明の横型エブメル線塗装機の焼付炉を実施例
を第1図により説明する。第1図は断面図、第2図は横
軸に焼付炉長をとり縦軸に炉内温度をとって示した第1
図の炉内温石説明図である。図においで、1は走行線の
細線の導体、2はワニス塗布装置、5個所にそれぞれ配
置された温度制御用の測温体、4は電熱モータ、5は触
媒、6は循環用ブロワ−17は熱風循環経路矢印である
。ま・た、Δは電熱ヒータ3の直熱溶剤蒸発部、Bは熱
風循環の樹脂硬化部、8は焼付炉長1方向に溶剤蒸発部
△及び樹脂硬化部Bを有する断熱材で形成された焼付炉
本体である。そして、溶剤蒸発部への焼付炉長1方向の
長さは、1/41以上に形成されている。溶剤蒸発部A
の温度勾配は、溶剤蒸発部への溶剤蒸発開始位置、即ち
、走行線の導体1の入口9位置が室温の最低温度で、樹
脂硬化部Bに移る溶剤蒸発部Aの終了位置がワニス溶剤
最高沸点温度Cより低温で最高温度となる曲線aのよう
に形成されている。樹脂硬化部Bの温度はワニス溶剤最
高沸点温度Cより高温に制御し曲線すの如く加熱される
ようになっており、10は導体1の絶縁材が加熱されて
樹脂硬化部Bから走行線が出る出口である。
そして、ワニス塗布装置2においてワニスを塗布された
導体1の走行線は矢印のように焼付炉8内へ導かれ焼付
炉8内において、まず、複数本の温度制御用の測温体3
を有する電熱ヒータ4の直接加熱による溶剤蒸発部Aを
通過しここで、ワニス溶剤が蒸発された後、側路部分に
電熱ヒータ4、測温体3、媒体5及び熱風循環用ブロワ
−6を有する熱風循環樹脂硬化部Bに入り絶縁被膜が形
成される。溶剤蒸発部Aは、複数本の温度ffi制御用
測゛温体3のそれぞれが各部分の電熱ヒータ4による加
熱温度を制御しているので、エナメルワニス中の溶剤蒸
発を安定して行なわせるゆるやかな温度:・乙 勾配を得るJ)できる。また、樹脂硬化部Bは熱風循環
を行なっており、溶剤蒸発部Δでワニス中の溶剤がほぼ
完全に蒸発しているため、樹脂硬化部Bの炉内温度を高
く設定しても、エナメル線の「粒、発泡、波」等の発生
は少ない。そのため、樹脂硬化部Bで樹脂の硬化速度を
早めることができ走行線を増速できる。
このように本実施例の横型エナメル線塗装機の焼付炉は
、ワニス塗布された導体の走行線を、焼付炉本体炉長の
1/4以上の炉長を有し入口が室温の最低温度で樹脂硬
化部に移る前の位置でワニス溶剤最高沸点温度よりは低
温の最高温度の温度勾配を有する溶剤蒸発部で溶剤を蒸
発させ(熱風循環樹脂硬化部でワニス溶剤最高沸点温度
以上で樹脂を硬化させるように構成したので、ワニス中
の溶剤が、ゆるやかな温度勾配で逐次連続的に安定して
残留することなく十分に蒸発されるため、[粒、発泡、
波J等の外観不良を著しく低減でき、ワニス塗布回数の
減少が図れるため、暦本数の増加を行なうことができ作
業能率を向上できる。また、樹脂硬化部は、ワニスが溶
剤蒸発部で蒸発されてしまっているので溶剤蒸発部との
温度差を高くとることができるワニス溶剤最高沸点温度
より高温にできるため焼付’Itemを向上でき作業能
率を向上できる。
また、溶剤蒸発部と熱風循環樹脂硬化部との間に、樹脂
予備硬化部(図示せず)を設けてもよい。
その場合、樹脂予備硬化部の設定炉内温度は、エナメル
ワニス中の最高沸点温度付近とする必要がある。
[発明の効果] 以上記述した如く本発明の横型エナメル線塗装機の焼付
炉は、外観不良を低減できると共に焼付速磨を高め作業
能率を向上できる効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(は本発明の横型エナメル線#装機の焼(q炉の
実施例の縦断面図、第2図は第1図の炉内温度説明図で
ある。 1・・・導体、 2・・・ワニス塗布装置、 4・・・電熱r−タ、 8・・・焼付炉本体、 9・・・入[1, 10・・・出口、 Δ・・・溶剤蒸発部、 B・・・樹脂硬化部、 C・・・ワニス溶剤最高沸点温度。 代理人  弁理士  佐 藤 不二雄 −〇 −

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)断熱材から形成されワニス塗布部で絶縁材を塗布
    された走行線が水平位置で案内される内部に電熱ヒータ
    が配設された通路を内蔵する焼付炉本体が形成され、該
    焼付炉本体の炉長方向の上記通路の上記走行線入口側に
    溶剤蒸発部が形成され、出口側に該溶剤蒸発部に隣接し
    樹脂硬化部が設けられたものにおいて、上記溶剤蒸発部
    の上記走行線入口部である溶剤蒸発開始位置が最低温度
    で、最高温度が上記樹脂硬化部に移る該溶剤蒸発部の終
    了位置でワニス溶剤最高沸点温度よりは低い温度からな
    る温度勾配を有し、かつ、炉長が上記焼付炉本体の炉長
    の1/4以上の形成されている上記溶剤蒸発部と、上記
    ワニス溶剤最高沸点温度より高温に保持されている上記
    樹脂硬化部とを設けたことを特徴とする横型エナメル線
    塗装機の焼付炉。
JP13277785A 1985-06-18 1985-06-18 横型エナメル線塗装機の焼付炉 Pending JPS61291066A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13277785A JPS61291066A (ja) 1985-06-18 1985-06-18 横型エナメル線塗装機の焼付炉

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13277785A JPS61291066A (ja) 1985-06-18 1985-06-18 横型エナメル線塗装機の焼付炉

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61291066A true JPS61291066A (ja) 1986-12-20

Family

ID=15089305

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13277785A Pending JPS61291066A (ja) 1985-06-18 1985-06-18 横型エナメル線塗装機の焼付炉

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61291066A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3183604A (en) Apparatus and process for removing solvents from coatings on metal
US3183605A (en) Apparatus for coating metals
JPH10312719A (ja) 導線エナメル引き装置
JPS61291066A (ja) 横型エナメル線塗装機の焼付炉
JP2011048956A (ja) 絶縁電線の製造方法および加熱装置
JPH03127662A (ja) 粉体塗装用焼付炉
JP2011049072A (ja) エナメル線の焼付方法及び焼付装置
JP2654903B2 (ja) マイクロ波焼結方法及びマイクロ波焼結炉
JP2003304671A (ja) コイル巻装体含浸樹脂硬化方法
JPH10289625A (ja) エナメル線焼付炉
JPS6123608B2 (ja)
CN211782632U (zh) 一种喷射式回风装置
US6288377B1 (en) Varnish oven for manufacturing process
JPS6124770B2 (ja)
JPH05250941A (ja) エナメル線焼付炉
JPH0643611B2 (ja) 連続ラインにおける高珪素鋼帯の製造方法
JPH0684415A (ja) エナメル線の製造方法
JPH01139178A (ja) 塗装金属板の高速焼付方法
SU1460741A1 (ru) Способ изготовлени эмалированных проводов
JP2004006329A (ja) 導体ワイヤを被覆するための装置
JPS60633Y2 (ja) 連続加熱炉
JPH09256053A (ja) 高効率で且つ均一性の良い鋼材の熱処理方法
JPS6116574Y2 (ja)
KR100522743B1 (ko) 선재진동을 저감한 권선 에나멜 코팅용 오븐장치
JP2003187657A (ja) エナメル線焼付け装置